JP2008163833A - カムシャフトの組み付け方法及びその装置 - Google Patents

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    • F01L1/047Camshafts
    • F01L2001/0475Hollow camshafts

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Abstract

【課題】 カムロブやジャーナル等の装着物と中空シャフトとを高い結合力で、簡易に組み付けると共に、中空シャフト拡径装置のコストを削減する。
【解決手段】複数の装着物2,3の装着孔2a,3aに中空シャフト4を挿入し、所定の間隔を置いて配置する第一工程と、複数の装着物2,3が所定の間隔を置いて配置された中空シャフト4の、中空孔4aを拡径して、複数の装着物2,3間の中空シャフト外周に装着孔2a,3aの内径よりも大径の大径部4bを成形する第二工程と、中空シャフト4及び/又は装着物2,3を軸線方向に移動することにより、中空シャフト4の大径部4bを装着物2,3の装着孔2a,3aに圧入し、複数の装着物2,3と中空シャフト4とを結合する第三工程と、からなる。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車等のエンジンに使用されるカムシャフトの組み付け方法及びその装置に関する。
従来、カムロブ装着孔を有するカムロブ、及びジャーナル装着孔を有するジャーナル等の装着物と軸部材とを組み付ける第一のカムシャフトの組み付け方法として、バルジ成形が知られている。すなわち、軸部材を、中空孔を有する中空シャフトとし、カムロブ装着孔及びジャーナル装着孔に中空シャフトを挿入後、中空シャフト拡径装置により、中空シャフトの中空孔に高圧で液体を供給し、中空シャフト外周を拡径させる。これにより、カムロブ装着孔及びジャーナル装着孔に中空シャフト外周が圧接されて結合し、複数のカムロブ及びジャーナルと軸部材とを組み付けている(特許文献1参照)。
また、カムロブ装着孔を有する複数のカムロブと軸部材とを組み付ける第二のカムシャフトの組み付け方法として、軸部材の第一のカムロブの装着箇所にカムロブ装着孔の内径よりも大径の第一の大径部を成形し、この第一の大径部に第一のカムロブを圧入後、軸部材の第二のカムロブの装着箇所にカムロブ装着孔の内径よりも大径の第二の大径部を成形し、この第二の大径部に第二のカムロブを圧入し、この組み付け作業を繰り返して、複数のカムロブと軸部材とを組み付けている(特許文献2参照)。
特開昭62−97722号公報 特開昭63−297707号公報
しかし、上記第一のカムシャフトの組み付け方法においては、中空シャフト外周を拡径させ、カムロブのカムロブ装着孔、及びジャーナルのジャーナル装着孔に中空シャフト外周が圧接されて結合し、複数のカムロブ及びジャーナルと中空シャフト外周とを組み付けるため、結合時のカムロブ装着孔及びジャーナル装着孔に対する中空シャフトの押圧力が不十分であると、カムロブ及びジャーナルと中空シャフトの結合力が低くなるという問題があった。そこで、カムロブ及びジャーナルと中空シャフトの結合力を高めるため、中空シャフト拡径装置は、高圧で液体を供給し、カムロブのカムロブ装着孔、及びジャーナルのジャーナル装着孔に対する中空シャフトの押圧力を高めて、カムロブ及びジャーナルと中空シャフトの結合力を高くするという方法がある。しかし、中空シャフト拡径装置が、高圧で液体を供給しようとすると、中空シャフト拡径装置の性能を高めなければならず、中空シャフト拡径装置がコスト高となるという問題もあった。
また、上記第二のカムシャフトの組み付け方法においては、カムロブ装着孔を有する一個のカムロブと軸部材とを組み付ける毎に、軸部材にカムロブ装着孔の内径よりも大径の大径部を成形しなければならず、複数のカムロブと軸部材とを組み付ける製造工程が複雑となるという問題があった。
そこで、本発明は、上記事情により鑑みなされたもので、カムロブやジャーナル等の装着物と中空シャフトとを高い結合力で、簡易に組み付けると共に、中空シャフトを拡径する中空シャフト拡径装置のコストを削減するカムシャフトの組み付け方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明のカムシャフトの組み付け方法は、装着孔を有する複数の装着物と軸線方向に延びる中空孔を有する中空シャフトとを組み付けるカムシャフトの組み付け方法において、複数の装着物の装着孔に中空シャフトを挿入し、所定の間隔を置いて配置する第一工程と、複数の装着物が所定の間隔を置いて配置された中空シャフトの、中空孔を拡径して、複数の装着物間の中空シャフト外周に装着孔の内径よりも大径の大径部を成形する第二工程と、中空シャフト及び/又は装着物を軸線方向に移動することにより、中空シャフトの大径部を装着物の装着孔に圧入し、複数の装着物と中空シャフトとを結合する第三工程と、からなることを第1の特徴とする。
本発明のカムシャフトの組み付け装置は、装着孔を有する複数の装着物を、所定の間隔を置いて配置する配置装置と、複数の装着物の装着孔に挿入された中空シャフトの、軸線方向に延びる中空孔を拡径して、中空シャフト外周に装着孔の内径よりも大径の大径部を成形する中空シャフト拡径装置と、大径部を有する中空シャフト及び/又は複数の装着物を軸線方向に移動し、中空シャフトの大径部を装着物の装着孔に圧入する移動装置と、を備えることを第2の特徴とする。
本発明の第1の特徴のカムシャフトの組み付け方法によれば、装着孔を有する複数の装着物と軸線方向に延びる中空孔を有する中空シャフトとを組み付けるカムシャフトの組み付け方法において、複数の装着物の装着孔に中空シャフトを挿入し、所定の間隔を置いて配置する第一工程と、複数の装着物が所定の間隔を置いて配置された中空シャフトの、中空孔を拡径して、複数の装着物間の中空シャフト外周に装着孔の内径よりも大径の大径部を成形する第二工程と、中空シャフト及び/又は装着物を軸線方向に移動することにより、中空シャフトの大径部を装着物の装着孔に圧入し、複数の装着物と中空シャフトとを結合する第三工程と、からなるため、中空シャフトを複数の装着物の装着孔に圧入することにより、複数の装着物と中空シャフトとを高い結合力で組み付けることができる。しかも、中空シャフト及び/又は装着物を軸線方向に移動するのみでよいので、複数の装着物と中空シャフトとを簡易に組み付けることができる。
本発明の第2の特徴のカムシャフトの組み付け装置によれば、装着孔を有する複数の装着物を、所定の間隔を置いて配置する配置装置と、複数の装着物の装着孔に挿入された中空シャフトの、軸線方向に延びる中空孔を拡径して、中空シャフト外周に装着孔の内径よりも大径の大径部を成形する中空シャフト拡径装置と、大径部を有する中空シャフト及び/又は複数の装着物を軸線方向に移動し、中空シャフトの大径部を装着物の装着孔に圧入する移動装置と、を備えるため、本発明のカムシャフトの組み付け方法を実現することができる。また、中空シャフト外周に装着孔の内径よりも大径の大径部を成形するのみでよいので、中空シャフト拡径装置が、必要以上に高圧で液体を供給する必要が無く、中空シャフト拡径装置のコストを抑えることができる。
図1乃至図7は本発明の実施例を示すもので、図1は、カムシャフトの部分断面正面図、図2は、装着物を配置する前の状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図、図3は、装着物を配置した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図、図4は、装着物と中空シャフトとを配置した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図、図5は、中空シャフトを拡径した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図、図6は、移動装置により装着物を移動した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図、図7は、移動装置により装着物の移動が完了した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。
まず、図1に基づいてカムシャフト1を説明する。カムシャフト1は、軸線方向に延びる中空シャフト4と、軸線方向に所定の間隔をおいて中空シャフト4上に組み付けられた装着物としての複数のカムロブ2、及び複数のジャーナル3を備える。複数のカムロブ2の各々には、軸線方向に中空シャフト4が挿入される装着孔として、内径が他のカムロブ2と同径のカムロブ装着孔2aが成形されている。同様に、複数のジャーナル3の各々には、軸線方向に中空シャフト4が挿入される装着孔として、内径が他のジャーナル3及びカムロブ2と同径のジャーナル装着孔3aが成形されている。また、中空シャフト4は、内部に軸線方向に延びる中空孔4aが貫通形成されている。
上記カムロブ2のカムロブ装着孔2a及びジャーナル3のジャーナル装着孔3aについて図2に基づいて説明する。カムロブ装着孔2aの軸線方向の端部には、後述する中空シャフト4の大径部4bをカムロブ装着孔2aに圧入する時に、大径部4bを案内するカムロブ傾斜部2bが成形されている。同様に、ジャーナル装着孔3aの軸線方向端部に、後述する中空シャフト4の大径部4bをジャーナル装着孔3aに圧入する時に、大径部4bを案内するジャーナル傾斜部3bが成形されている。
続いて、図2に基づいてカムロブ2及びジャーナル3と中空シャフト4とを組み付けるカムシャフト組み付け装置31について説明する。カムシャフト組み付け装置31は、中央に、カムロブ2を所定の間隔を置いて配置するカムロブ型彫空間22、ジャーナル3を所定の間隔を置いて配置するジャーナル型彫空間23、中空シャフト4を所定の間隔を置いて配置する中空シャフト型彫空間24、中空シャフト4の拡径量を規制する大径部型彫空間25が成形された上型10及び下型11(配置装置)を、軸線方向に複数備えている。12は、移動装置で、複数の上型10の各々の上部には、各上型10を軸線方向に移動する上型移動装置13を備え、複数の下型11の下部には、各下型11を軸線方向に移動する下型移動装置14を備える。また、図4に示すようにカムシャフト組み付け装置31の中央には、第一栓15及び第二栓16により中空シャフト4の両端を封止し、第一栓15の液体注入孔17から高圧で液体を供給して、中空シャフト4の中空孔4aを拡径する中空シャフト拡径装置19を備える。
次に、図2乃至図7に基づいてカムロブ2及びジャーナル3を中空シャフト4に組み付ける組み付け方法について説明する。まず、図2に示すように、複数のカムロブ2を下型11のカムロブ型彫空間22に取り付けると共に、複数のジャーナル3を下型11のジャーナル型彫空間23に取り付ける。続いて、図3に示すように、上型10を下降させ、上型10と下型11の間に複数のカムロブ2及びジャーナル3を軸線に対し所定の回転角で配置する。そして、図4に示すように、第一工程として、カムロブ装着孔2a及びジャーナル軸孔3aに中空シャフト4を挿入し、中空シャフト4上にカムロブ2及びジャーナル3を所定の間隔を置いて配置し、中空シャフト4の両端を第一栓15及び第二栓16によって封止する。
図5に示すように、第二工程として、中空シャフト拡径装置19の液体注入孔17から中空シャフト4の中空孔4aに高圧で液体を供給し、中空孔4aを拡径する。この時、中空シャフト4の外周は、上型10及び下型11に成形された大径部型彫空間25まで拡径し、軸線方向に隣接する2つのカムロブ2の間、軸線方向に隣接するカムロブ2とジャーナル3の間、中空シャフト4の端部と端部のカムロブ2若しくはジャーナル3の間に、カムロブ装着孔2a及びジャーナル装着孔3aの内径よりも若干大径の大径部4bを成形する。
中空シャフト4の大径部4bの成形が終了すると、図6に示すように、中空シャフト4の両端の第一栓15及び第二栓16を取り外し、中空シャフト4の中の液体を放出する。その後、軸線方向の一端部に位置する上型10及び下型11を上型移動装置13及び下型移動装置14によって同時に中空シャフト4の軸線方向の一端部に移動する。続いて第三工程として、移動した上型10及び下型11に隣接する上型10及び下型11を型内にカムロブ2若しくはジャーナル3を保持した状態で同方向に隣接する大径部4bまで移動する。このカムロブ2若しくはジャーナル3の移動により、カムロブ装着孔2a若しくはジャーナル装着孔3aに中空シャフト4の大径部4bを圧入し、カムロブ2若しくはジャーナル3と中空シャフト4が結合される。さらに、同様の方法で隣接するカムロブ2若しくはジャーナル3を順番に隣接する大径部4bへ同方向に移動し、図7に示すように、中空シャフト4と複数のカムロブ2、及び複数のジャーナル3とが結合する。その後、上型10が上昇して、複数のカムロブ2、及び複数のジャーナル3と中空シャフト4が結合されたカムシャフト1を図示しない搬送装置によって、カムシャフト組み付け装置31から取り外し、カムシャフト1の組み付けが完了する。
以上のように、カムロブ装着孔2aを有する複数のカムロブ2、及びジャーナル装着孔3aを有する複数のジャーナル3と軸線方向に延びる中空孔4aを有する中空シャフト4とを組み付けるカムシャフト1の組み付け方法において、複数のカムロブ2のカムロブ装着孔2a、及び複数のジャーナル3のジャーナル装着孔3aに中空シャフト4を挿入し、所定の間隔を置いて配置する第一工程と、複数のカムロブ2及び複数のジャーナル3が所定の間隔を置いて配置された中空シャフト4の、中空孔4aを拡径して、2つのカムロブ2間、又はカムロブ2とジャーナル3間の中空シャフト外周にカムロブ装着孔2a及びジャーナル装着孔3aの内径よりも大径の大径部4bを成形する第二工程と、中空シャフト4及び/又はカムロブ2及びジャーナル3を軸線方向に移動することにより、中空シャフト4の大径部4bをカムロブ2のカムロブ装着孔2a、及びジャーナル3のジャーナル装着孔3aに圧入し、複数のカムロブ2及び複数のジャーナル3と中空シャフト4とを結合する第三工程と、からなるため、中空シャフト4を複数のカムロブ2のカムロブ装着孔2a、及び複数のジャーナル3のジャーナル装着孔3aに圧入することにより、複数のカムロブ2及び複数のジャーナル3と中空シャフト4とを高い結合力で組み付けることができる。しかも、中空シャフト4及び/又は複数のカムロブ2及び複数のジャーナル3を軸線方向に移動するのみでよいので、複数のカムロブ2及び複数のジャーナル3と中空シャフト4とを簡易に組み付けることができる。
また、カムシャフト1のカムシャフト組み付け装置31は、カムロブ装着孔2aを有する複数のカムロブ2、及びジャーナル装着孔3aを有する複数のジャーナル3を、所定の間隔を置いて配置する配置装置10,11と、複数のカムロブ2のカムロブ装着孔2a、及び複数のジャーナル3のジャーナル装着孔3aに挿入された中空シャフト4の、軸線方向に延びる中空孔4aを拡径して、中空シャフト外周にカムロブ装着孔2a、及びジャーナル装着孔3aの内径よりも大径の大径部4bを成形する中空シャフト拡径装置19と、大径部4bを有する中空シャフト4及び/又は複数のカムロブ2及び複数のジャーナル3を軸線方向に移動し、中空シャフト4の大径部4bを複数のカムロブ2のカムロブ装着孔2a、及び複数のジャーナル3のジャーナル装着孔3aに圧入する移動装置12と、を備えるため、本発明のカムシャフト1の組み付け方法を実現することができる。また、中空シャフト外周にカムロブ装着孔2a、及びジャーナル装着孔3aの内径よりも大径の大径部14を成形するのみでよいので、中空シャフト拡径装置19が、必要以上に高圧で液体を供給する必要が無く、中空シャフト拡径装置19のコストを抑えることができる。
尚、本発明の実施例では、中空シャフト4を固定し、カムロブ2及びジャーナル3を軸線方向に移動して、中空シャフト4の大径部4bをカムロブ装着孔2a及びジャーナル装着孔3aに圧入し、カムロブ2及びジャーナル3と中空シャフト4とを結合しているが、カムロブ2及びジャーナル3を固定し、大径部4bを有する中空シャフト4を軸線方向に移動して、中空シャフト4の大径部4bをカムロブ装着孔2a及びジャーナル装着孔3aに圧入し、カムロブ2及びジャーナル3と中空シャフト4とを結合する、或いは、中空シャフト4とカムロブ2及びジャーナル3の双方を移動して、中空シャフト4の大径部4bをカムロブ装着孔2a及びジャーナル装着孔3aに圧入し、カムロブ2及びジャーナル3と中空シャフト4とを結合する方法を用いてもよい。また、本発明の実施例では、中空シャフト4の中空孔4aを液体により拡径しているが、中空孔4aの内径よりも大径の押圧部材を中空シャフト4の中空孔4aに圧入して、中空シャフト4の中空孔4aを拡径してもよい。
本発明のカムシャフトの部分断面正面図である。 本発明の装着物を配置する前の状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。 本発明の装着物を配置した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。 本発明の装着物と中空シャフトとを配置した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。 本発明の中空シャフトを拡径した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。 本発明の移動装置により装着物を移動した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。 本発明の移動装置により装着物の移動が完了した状態のカムシャフト組み付け装置の部分断面正面図である。
符号の説明
1 カムシャフト
2 カムロブ(装着物)
3 ジャーナル(装着物)
2a カムロブ装着孔(装着孔)
3a ジャーナル装着孔(装着孔)
4 中空シャフト
4a 中空孔
4b 大径部
10 上型(配置装置)
11 下型(配置装置)
12 移動装置
19 中空シャフト拡径装置

Claims (2)

  1. 装着孔(2a,3a)を有する複数の装着物(2,3)と軸線方向に延びる中空孔(4a)を有する中空シャフト(4)とを組み付けるカムシャフトの組み付け方法において、
    前記複数の装着物(2,3)の装着孔(2a,3a)に前記中空シャフト(4)を挿入し、所定の間隔を置いて配置する第一工程と、
    該複数の装着物(2,3)が所定の間隔を置いて配置された中空シャフト(4)の、中空孔(4a)を拡径して、複数の装着物(2,3)間の中空シャフト外周に装着孔(2a,3a)の内径よりも大径の大径部(4b)を成形する第二工程と、
    前記中空シャフト(4)及び/又は前記装着物(2,3)を軸線方向に移動することにより、中空シャフト(4)の大径部(4b)を装着物(2,3)の装着孔(2a,3a)に圧入し、複数の装着物(2,3)と中空シャフト(4)とを結合する第三工程と、からなるカムシャフトの組み付け方法。
  2. 装着孔(2a,3a)を有する複数の装着物(2,3)を、所定の間隔を置いて配置する配置装置(10,11)と、
    該複数の装着物(2,3)の装着孔(2a,3a)に挿入された中空シャフト(4)の、軸線方向に延びる中空孔(4a)を拡径して、中空シャフト外周に装着孔(2a,3a)の内径よりも大径の大径部(4b)を成形する中空シャフト拡径装置(19)と、
    該大径部(4b)を有する中空シャフト(4)及び/又は前記複数の装着物(2,3)を軸線方向に移動し、中空シャフト(4)の大径部(4b)を装着物(2,3)の装着孔(2a,3a)に圧入する移動装置(12)と、を備えるカムシャフトの組み付け装置。
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