JP2009043569A - 照明制御システム - Google Patents

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一宏 青木
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Abstract

【課題】監視制御機器側で、簡素な構成で制御も容易に例えば工場等内の多数の照明負荷を1つずつ制御可能とした照明制御システムを提供する。
【解決手段】プログラマブル表示器19aを監視制御機器としてこれに複数のPLC17bをシリアル接続し、各PLCbそれぞれごとに複数の蛍光灯15を個別に識別番号を付けてレイアウト配線し、プログラマブル表示器19aの照明チェック画面25に、上記レイアウトに従い各蛍光灯15に個別に対応するHMI蛍光灯画像31を表示し該HMI蛍光灯画像31のタッチ操作でそれに対応する蛍光灯15を個別に制御可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光灯や電球やその他の各種の照明負荷の点灯(調光、等を含む)や消灯を制御する照明制御システムに関するものである。本発明においては、照明制御システムにプログラマブルコントローラを用いるが、本明細書中のPLCは、このプログラマブルコントローラのことである。
従来から工場等内の多数の照明負荷を画像でレイアウト表示しこれら照明負荷をその画像で監視制御する監視制御機器を有し、監視制御機器にはそのレイアウト表示と共に照明負荷画像をタッチ操作することにより所望の照明負荷の運転制御を可能とした照明制御システムが提案されている(特許文献1参照)。
そして、この種の照明制御システムでは、1台の監視制御機器で多数の照明負荷を制御することは難しく、そのため、所要数の照明負荷ごとに制御端末を配置し、各制御端末と監視制御機器とで照明負荷の制御を行うようになっているものもある。
しかしながら、従来では、監視制御機器側で、照明負荷を簡素な構成で制御も容易に1つずつ制御することはできず、制御端末に接続された照明負荷全体が制御できるのみであった。また、監視制御機器側で、照明負荷を1つずつ個別制御したり、あるいは照明目的ごとにグループ別にし、グループ制御したりすると共にその制御も簡素で容易で構築コストが安価で使用上の便利さを備えたシステムを提供したものはなかった。
特開2000−286071号公報
したがって、本発明においては、1つの監視制御機器側で、簡素な構成で制御も容易に、例えば工場等内の多数の照明負荷を1つずつ制御可能とした照明制御システムを提供するものであり、さらには、工場等内の多数の照明負荷を1つずつ個別制御したり、あるいは照明目的ごとにグループ別にし、グループ制御したりすることができる照明制御システムを提供するものである。
本発明第1による照明制御システムは、プログラマブル表示器を監視制御機器としてこれに複数のPLC(プログラマブルコントローラ)をリレーターミナル局としてシリアル接続し、これらPLCそれぞれに1ないし複数の照明負荷を個別に識別番号を付けてレイアウト配線し、プログラマブル表示器は、その照明チェック画面上に上記レイアウトに従い各照明負荷に個別対応するHMI(ヒューマン・マシーン・インターフェース)照明負荷画像を非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示すると共に、タッチ操作によりそれに対応する照明負荷の識別番号と制御情報とを含む制御信号を各PLCにシリアル伝送する一方、各PLCは、プログラマブル表示器からの制御信号から自己のグループ内に上記任意のHMI照明負荷画像に対応する識別番号をもつ照明負荷があればその照明負荷を制御情報に基づいて制御するようになっていることを特徴とするものである。
本発明第1によると、ユーザは照明チェック画面に画像表示されているHMI照明負荷画像がその表示色から点灯か消灯を認識し、点灯または消灯していれば、タッチ操作するだけで対応する照明負荷を1つずつ個別に消灯または点灯に制御できる一方、システムの構築では、監視制御機器であるプログラマブル表示器側から各PLCをフィールドネットワーク等でシリアル接続するだけでよく、また照明負荷の識別番号を含む制御信号をシリアル伝送するソフト等も簡単であるから構築コストが安価に済む。
本発明第2による照明制御システムは、プログラマブル表示器を監視制御機器としてこれに対して初段のPLCをメインコントロール局とし次段以降の複数のPLCをリレーターミナル局としてこれらをシリアル接続し、各リレーターミナル局であるPLCそれぞれに複数の照明負荷を個別に識別番号を付けてレイアウト配線し、プログラマブル表示器は、上記照明負荷を照明目的別にグループ分けしたHMIグループ画像を非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示すると共に、タッチ操作によりそれに対応するグループ内照明負荷を一括制御するための照明負荷制御画面と、上記レイアウトに従い各照明負荷に個別対応するHMI照明負荷画像を、非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示すると共にタッチ操作でそれに対応する照明負荷を制御するための照明チェック画面と、を少なくとも、ユーザ操作により切替表示することが可能になっている。
上記照明負荷制御画面において任意のHMIグループ画像をタッチ操作するとそのタッチ操作に対応したグループ識別番号とグループ制御情報とを含む制御信号を各PLCにシリアル伝送する一方、上記照明負荷チェック画面において任意のHMI照明負荷画像をタッチ操作するとそのタッチ操作に対応する照明負荷の識別番号と個別制御情報とを含む制御信号を各PLCにシリアル伝送する。
各PLCは、上記プログラマブル表示器からの制御信号からHMIグループ画像に対応したグループ識別番号およびグループ制御情報、または、HMI照明負荷画像に対応する照明負荷識別番号および個別制御情報に基づいて照明負荷をグループ一括または個別に制御するようになっていることを特徴とするものである。
本発明第2によると、照明負荷制御画面において照明目的でグループ化されそのグループに属する照明負荷をグループ照明負荷として点灯や消灯制御をしたり、照明負荷チェック画面において多数の照明負荷から任意の1つの照明負荷を特定して1つずつ個別に点灯または消灯制御したりすることができるので、ユーザは照明負荷の制御が極めて便利になる一方、システムの構築では、監視制御機器であるプログラマブル表示器側から各PLCをフィールドネットワーク等でシリアル接続するだけでよく、また照明負荷の識別番号を含む制御信号をシリアル伝送するソフト等も簡単であるから構築コストが安価に済む。
本発明第1、第2で好ましい態様は、プログラマブル表示器を複数備え、一方をメインの監視制御機器用のプログラマブル表示器、他方を1つまたは複数のサブの監視制御機器用のプログラマブル表示器とし、メインとサブいずれのプログラマブル表示器も上記PLCに接続すると共に、メインとサブのプログラマブル表示器をイーサネット(登録商標)で接続して任意の位置に配置可能とし、メイン、サブいずれのプログラマブル表示器からも照明負荷を監視制御可能とすることである。
この態様では、多数の蛍光灯等の照明負荷を工場等の広い敷地内にレイアウトする場合、その敷地内にメインのプログラマブル表示器1台と1台ないしは複数台のサブのプログラマブル表示器をユーザは照明負荷の制御が容易な任意位置に配置することが可能となるので、照明制御システムを、蛍光灯のグループ制御あるいは個別制御をより容易に行うことができ、使い勝手に優れたシステムに構築することができるようになる。
本発明第1によれば、1つの監視制御機器側で、簡素な構成で制御も容易に、例えば工場等内の多数の照明負荷を1つずつ制御可能とした照明制御システムを提供することができ、また、本発明第2によれば、工場等内の多数の照明負荷を1つずつ個別制御したり、あるいは照明目的ごとにグループ別にし、グループ制御したりすることができる照明制御システムを提供することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る照明制御システムを詳細に説明すると、図1は、実施の形態の照明制御システム10が適用される工場敷地内の照明負荷である蛍光灯15のレイアウトと、これらを制御する複数のPLC17a、17b…と、監視制御機器としてのメインとサブのプログラマブル表示器19a,19bとを示す。各PLC17a、17b…は、フィールドネットワーク21でシリアルに接続されている。メインとサブいずれのプログラマブル表示器19a,19bも互いにイーサネット(登録商標)で23接続されると共に初段の上記PLC17aにイーサネット(登録商標)で23接続されている。メイン、サブの両プログラマブル表示器19a,19bは、工場敷地内のユーザが操作し易い任意の位置に配置可能となっている。イーサネット(登録商標)で23の規格は好ましくは10BASE−Tであるが、これに限定されず、産業用ネットワークであればよい。また、フィールドネットワーク21はFA(ファクトリー・オートメーション)用のネットワークである。このフィールドネットワーク21には、例えば、FL−net,MODBUS,PROFIBUS,DeviceNet,等のオープンネットワークがある。
上記PLC17a,17bは、CPUモジュール、IOモジュール、その他のモジュールを備えたビルディングブロックタイプであってもよいし、これらが一体化されたものであってもよい。例えばビルディングブロックタイプのPLCでは、一般に、CPUモジュールは、ラダープログラムをシステム制御プログラムに従い実行するCPUと、システム制御プログラム、ラダープログラム、等の各種プログラムを格納し、また、CPUの演算結果などのデータを格納する各種メモリとから構成される。IOモジュールは、入力モジュール、出力モジュール、入出力モジュール、通信、位置決め、カウンタなどの高機能モジュール等から構成されている。CPUモジュール内のCPUは、ラダープログラムに対応して、入力モジュールからのデータをメモリに取り込む入力リフレッシュ処理を行い、その後ラダープログラムを1回実行し、演算後のメモリの内容を出力モジュールに出力する出力リフレッシュ処理を行う。
初段のPLC17aはメインコントロール局とされ、次段以降の複数のPLC17bはリレーターミナル局とされて上記フィールドネットワーク21でもってシリアル接続されていると共に各リレーターミナル局のPLC17bそれぞれごとに所定数の蛍光灯15を1つのグループとし、かつグループ内の蛍光灯15に個別に識別番号を付け個別制御可能に所定のレイアウトでもって配線接続されている。
メインコントロール局であるPLC17aは、リレーターミナル局である各PLC17bそれぞれのデバイス情報、例えば、点灯か、消灯か、表示色、点灯数、消灯数、積算電力、エリア位置、等の情報を一括して当該PLC17a内のデバイスメモリにアドレスを割り付けて書込み、書換えたりして監視制御機器であるプログラマブル表示器19a,19bに一括して渡したり、プログラマブル表示器19a,19bからの制御指令を一括して受け取ると共に、リレーターミナル局である各PLC17bを個別に制御するための局である。
リレーターミナル局は、プログラマブル表示器19a,19bと蛍光灯15との間のインターフェースとして、プログラマブル表示器19a,19bからの制御信号に従って蛍光灯15の点灯、消灯を制御する局である。
リレーターミナル局である各PLC17bごとにレイアウト配線される複数の蛍光灯15は個別に点灯電圧供給線24に接続されて点灯電源の供給が制御される。PLC17bでは自己のグループに属する蛍光灯15に個別にメモリ内で識別番号を割り振っており、その識別番号に対応するアドレス位置に蛍光灯15の点灯、消灯の状態をビットデータで格納している。そして、プログラマブル表示器19a,19bからの蛍光灯15に対する点灯や消灯の制御指令に応答して蛍光灯15に点灯電源の供給や遮断を行い、メモリに対してそのときの蛍光灯15の点灯、消灯の状態を示すビットデータを書き換える。
メインコントロール局のPLC17aや、リレーターミナル局のPLC17bはシーケンスプログラムを格納するメモリやこのシーケンスプログラムに従い、フィールドネットワーク21を通じて入力されるメインまたはサブのプログラマブル表示器19a,19bからの制御信号により個別に点灯電圧供給線24から蛍光灯15に対する点灯電圧の供給、供給停止を制御して蛍光灯15の点灯、消灯を制御するCPU、等を含む。このCPUは、蛍光灯15個々の点灯時間、蛍光灯15の点灯数、蛍光灯15点灯による積算消費電力、等を演算すると共に、演算したデータをメモリに記憶する。このCPUは、プログラマブル表示器19a,19bからのデータ収集指令により上記メモリに記憶した演算データをプログラマブル表示器19a,19bにフィールドネットワーク21を通じて送信する。
プログラマブル表示器19a,19bは、CPU、メモリ、ディスプレイ、タッチパネル、操作部、インターフェース等のごとく一般に周知な構成を備えていて、その図示や詳細を略するが、デバイスの稼働状況を表示したり、デバイスへの制御指示を与えるための操作入力を表示画面から受け付けたりする機能を備えた操作型表示器である。実施の形態のプログラマブル表示器19a,19bでは、表示画面を、図2で示す照明制御システム構成を示す画面と、図3ないし図7でそれぞれ示す複数の操作画面とにユーザによるタッチパネル操作で切替表示可能になっている。実施の形態のプログラマブル表示器 19a,19bの上記表示画面は、照明制御システムの仕様に応じて、画面作成ソフトウェア(画面エディタ)をインストールしたコンピュータである画面エディタを用いてユーザ独自で作成できるようになっている。画面作成に際しては、ユーザは、パーソナルコンピュータ等において画面エディタによって提供される部品、描画機能等を用いて所望の画面を構成する。実施の形態での画像は、蛍光灯15や、プログラマブル表示器19a,19b、PLC17a,17b等をそれぞれ表す画像である。実施の形態のプログラマブル表示器19aでは、図2ないし図7で示す表示画面を蛍光灯15の配置変更等に対応して、画面エディタを用いてユーザが任意に変更することができるようになっている。したがって、実施の形態で説明する図2ないし図7の表示画面は一例にすぎない。
図2で示すシステム構成は図1で示す工場内のシステム構成と対応する。図解の都合のため図1と図2で対応する部分には同一の符号で示す。図2に示すシステム構成表示画面20上の切替スイッチ16を操作することにより図3の蛍光灯制御画面25に切り替わる。なお、非点灯時と点灯時とで異なる表示色で表示されている。この場合の表示色の相違は図解の都合で「ハッチング有り」と「ハッチング無し」、とで示す。以下、同様である。
図3を参照してこの蛍光灯制御画面25では単に蛍光灯15を制御するだけでなく工場内のエコロジー管理にも用いるものであり、蛍光灯点灯数表示エリア25a、蛍光灯消灯数表示エリア25b、積算電力表示エリア25c、現在時刻表示エリア25d、ブロック別ランプ付き操作エリア25e、工場内の第1部門全体の蛍光灯点灯操作エリア25f、上記第1部門全体の蛍光灯消灯操作エリア25g、上記第1部門全体休憩時間中の蛍光灯操作エリア25h,工場内第2部門全体の蛍光灯点灯操作エリア25i、上記第2部門全体の蛍光灯消灯操作エリア25j、上記第2部門の全体休憩時間中の蛍光灯消灯操作エリア25k、その他から構成されている。上記操作エリアはHMI画像として表示されたものであり、複数の蛍光灯をグループ化し、各グループに属する蛍光灯を一斉にタッチパネル操作で点灯、消灯操作することができるエリアである。
これらエリアに表示する画像はHMI(ヒューマン・マシーン・インターフェース)画像であり、特に操作エリア25e−25kはタッチ操作によりPLC17a,17bに制御指令することができるものである。この操作エリア25e−25kの画像はHMIグループ画像である。HMIグループ画像は、制御とプログラムとを画像化したものであり、タッチ操作でその画像に対応したプログラムと制御とを実行することができるものである。このHMIグループ画像は、例えば、PLC17a内のメモリに登録されたエリア25a−25kに対応するメモリアドレス内のデバイス情報(例えば、点灯か、消灯か、表示色、点灯数、消灯数、積算電力、エリア位置、等)を読み込む制御と、この読み込みのためのプログラムとを実行することができるものである。
ブロック別ランプ付き操作エリア25eではランプの表示色相違によりブロック内蛍光灯が点灯か消灯かをユーザが判別できるようになっている。ブロック別ランプ付き操作エリア25eには名称が「評価設備」,「コーティング」,「部材置場」,「高温槽」,…の文字が表示されている。各ブロック別ランプ付き操作エリア25e内の蛍光灯15はブロック別識別番号が割り振られていて、プログラマブル表示器19a,19b内のメモリにこのブロック別識別番号と共にその点灯や消灯のグループ(ブロック)識別制御情報等が登録されている。ユーザが例えば「評価設備」のブロック別ランプ付き操作エリア25eをタッチ操作すると、「評価設備」に配置されている蛍光灯15が点灯あるいは消灯することができるようになっている。
以上のブロック別ランプ付き操作エリア25eは工場内を機能別あるいは製造工程別等に分けたエリアである。
第1部門、第2部門全体の蛍光灯点灯操作エリア25f,25iはそれぞれ第1部門、第2部門内全ての蛍光灯を点灯するときに操作されるエリアであり、第1部門、第2部門全体の蛍光灯消灯操作エリア25g,25jはそれぞれ第1部門、第2部門内全ての蛍光灯を消灯するときに操作されるエリアであり、それぞれ、「第1部門全点灯」,「第2部門全点灯」、「第1部門全消灯」、「第2部門全消灯」の文字が表示されている。これら操作エリア25f−k内の蛍光灯15は工場内すべて上記操作エリアごとに対応した識別番号が割り振られていて、プログラマブル表示器19a,19b内のメモリにこのグループ(部門)識別番号と共にその点灯や消灯の制御情報等が登録されている。ユーザがこれら操作エリア25f−25kをタッチ操作すると、工場内の第1部門、第2部門すべての蛍光灯15が点灯したり、消灯したりするようになっている。
プログラマブル表示器19a,19bにおいては、上記蛍光灯制御画面25においてユーザが上記操作エリアをタッチパネル操作することにより、その操作に対応したグループの識別情報と、そのグループに属する蛍光灯それぞれの識別番号と、グループ全体の制御情報とを含む制御信号をメインコントロール局である初段のPLC17aに伝送する。PLC17aは、上記制御信号に応答して、リレーターミナル局である次段以降の複数のPLC17bに順次にその制御信号を伝送する。リレーターミナル局である各PLC17bにおいては、伝送されてきた制御信号が含む上記情報に従い、グループ内の蛍光灯15を点灯または消灯側に一括制御する。
上記蛍光灯制御画面25の右下側には各画面への切替スイッチ27a−27dがHMI画像表示されている。
図4を参照して上記図3の蛍光灯制御画面25の切替スイッチ27aのタッチパネル操作により表示切替した蛍光灯チェック画面29(照明負荷チェック画面)を説明すると、この図4で示す蛍光灯チェック画面29においては、図1で示すレイアウト内の蛍光灯配置に対応して画面内にHMI蛍光灯画像31が非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示されている。HMI蛍光灯画像31のうち制御を所望する任意のHMI蛍光灯画像31をタッチ操作すると、メインのプログラマブル表示器19aは、そのタッチ操作にかかる蛍光灯の識別番号と、制御情報と、を含む制御信号をPLC17aに伝送するようになっている。この制御信号に応答して、PLC17aはフィールドネットワーク21に接続されている各PLC17bに伝送する。リレーターミナル局としての各PLC17bでは、プログラマブル表示器19aからの制御信号からHMI蛍光灯画像31に対応する蛍光灯識別番号および個別制御情報に基づいて蛍光灯15を点灯制御するようになっている。この蛍光灯が点灯すると図4の画面においてもその蛍光灯15に対応するHMI蛍光灯画像31の表示色が変化する。これによりユーザは容易に上記蛍光灯15の制御を認識することができる。
なお、上記HMI蛍光灯画像31は、制御とプログラムとを画像化したものであり、タッチ操作でその画像に対応したプログラムと制御とを実行することができるものである。このHMI蛍光灯画像31の制御とプログラムは、例えば、メモリ内に個別に対応付けしてアドレスに書き込まれていて、HMI蛍光灯画像31は、タッチ操作でそのアドレス内の情報を読み込む制御と、この読み込みのためのプログラムとを実行することができるものである。
図4では蛍光灯点灯数と蛍光灯消灯数と現在時刻とがそれぞれ表示エリア29a−29cに表示されていると共にHMI蛍光灯画像31が表示色により点灯では例えば緑色、消灯では例えば赤色に表示されている。
上記蛍光灯チェック画面29の右下側には蛍光灯制御画面25への切替スイッチ29dがHMI画像表示されている。この切替スイッチ29dの操作によりプログラマブル表示器19a,19bの表示画面は図3の蛍光灯制御画面25に表示切替する。
図5を参照して上記蛍光灯制御画面25の切替スイッチ27bのタッチパネル操作により表示切替した点灯時間監視画面33を説明すると、この点灯時間監視画面33においては、蛍光灯15の配置に対応して各蛍光灯15それぞれの点灯時間が図示のごとく画像表示されている。この場合、各蛍光灯15を工場内の各部門に属する蛍光灯ごとに表示色を変えて表示するようにしてもよい。図5の点灯時間監視画面33の左下には蛍光灯15すべての点灯時間をリセットすることができるスイッチ33aが画像表示されている。このスイッチを例えば長押しするなどして上記リセットが可能としてもよい。上記点灯時間監視画面33の右下側には蛍光灯制御画面25への切替スイッチ33bがHMI画像表示されている。この切替スイッチ33b操作によりプログラマブル表示器19a,19bの表示画面は図3の蛍光灯制御画面25に表示切替する。
図6を参照して上記蛍光灯制御画面25の切替スイッチ27cのタッチパネル操作により表示切替した点灯数グラフ画面35を説明すると、この点灯数グラフ画面35においては、横軸に時間、縦軸に点灯数を示すグラフ35aが表示される。この点灯数グラフ画面35からユーザは、蛍光灯15の点灯数の時間的推移を確認することができ、これによって、蛍光灯15をより適確に制御することができるようになる。なお、スクロールバーにより上記時間をスクロールすることができるので、長時間にわたり蛍光灯15の点灯数の推移を把握することができ、工場内の管理に役立てることができるようになる。点灯数グラフ画面35の右下側には蛍光灯制御画面25への切替スイッチ35bがHMI画像表示されている。この切替スイッチ35bの操作によりプログラマブル表示器19a,19bの表示画面は図3の蛍光灯制御画面25に表示切替する。
図7を参照して上記蛍光灯制御画面25の切替スイッチ27dのタッチパネル操作により表示切替した月別積算電力画面37を説明すると、この月別積算電力画面37においては、月別の蛍光灯の使用に伴う積算電力一覧37aをユーザは確認することができ、これによって、工場内の蛍光灯の制御やその他の管理に役立てることができるようになる。月別積算電力画面37の右下側には蛍光灯制御画面25への切替スイッチ37bがHMI画像表示されている。この切替スイッチ37bの操作によりプログラマブル表示器19a,19bの表示画面は図3の蛍光灯制御画面25に表示切替する。同じく月別積算電力画面37の右下側には前月の積算電力実績を画面37上に表示させるためのスイッチ37cがHMI表示されている。
以上説明したように本実施の形態では、ユーザは蛍光灯15の制御が極めて便利になり、照明制御システムを、メインのプログラマブル表示器19aまたはサブのプログラマブル表示器19bにPLC17a、17bをフィールドネットワーク21でシリアル接続するだけでよく、また蛍光灯15の識別番号を含む制御信号をシリアル伝送するソフト等も簡単であるからシステムの構築コストが安価に済む。
図1は本発明の実施の形態に係る照明制御システムの構成を示す図である。 図2はプログラマブル表示器における、照明制御システムの構成を示す表示画面を示す図である。 図3はプログラマブル表示器における、蛍光灯制御画面を示す図である。 図4はプログラマブル表示器における、蛍光灯チェック画面を示す図である。 図5はプログラマブル表示器における、蛍光灯点灯時間監視画面を示す図である。 図6はプログラマブル表示器における、点灯数グラフ画面を示す図である。 図7はプログラマブル表示器における、月別積算電力画面を示す図である。
符号の説明
15…蛍光灯
17a…PLC(メインコントロール局)
17b…PLC(リレーターミナル局)
19a…メインのプログラマブル表示器
19b…サブのプログラマブル表示器

Claims (3)

  1. プログラマブル表示器を監視制御機器としてこれに複数のPLCをリレーターミナル局としてシリアル接続し、これらPLCそれぞれに1ないし複数の照明負荷を個別に識別番号を付けてレイアウト配線し、
    プログラマブル表示器は、
    その照明チェック画面上に上記レイアウトに従い各照明負荷に個別対応するHMI照明負荷画像を非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示すると共にタッチ操作によりそれに対応する照明負荷の識別番号と制御情報とを含む制御信号を各PLCにシリアル伝送する一方、
    各PLCは、
    プログラマブル表示器からの制御信号から自己のグループ内に上記任意のHMI照明負荷画像に対応する識別番号をもつ照明負荷があればその照明負荷を制御情報に基づいて制御するようになっている、ことを特徴とする照明制御システム。
  2. プログラマブル表示器を監視制御機器としてこれに対して初段のPLCをメインコントロール局とし次段以降の複数のPLCをリレーターミナル局としてこれらをシリアル接続し、各リレーターミナル局であるPLCそれぞれに複数の照明負荷を個別に識別番号を付けてレイアウト配線し、
    プログラマブル表示器は、
    上記照明負荷を照明目的別にグループ分けしたHMIグループ画像を非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示すると共にタッチ操作によりそれに対応するグループ内照明負荷を一括制御するための照明負荷制御画面と、上記レイアウトに従い各照明負荷に個別対応するHMI照明負荷画像を、非点灯時と点灯時とで相違する表示色で表示すると共にタッチ操作でそれに対応する照明負荷を制御するための照明チェック画面と、を少なくとも、ユーザ操作により切替表示することが可能になっているとともに、
    上記照明負荷制御画面において任意のHMIグループ画像をタッチ操作するとそのタッチ操作に対応したグループ識別番号とグループ制御情報とを含む制御信号を各PLCにシリアル伝送する一方、
    上記照明負荷チェック画面において任意のHMI照明負荷画像をタッチ操作するとそのタッチ操作に対応する照明負荷の識別番号と個別制御情報とを含む制御信号を各PLCにシリアル伝送する一方、
    各PLCは、
    上記プログラマブル表示器からの制御信号からHMIグループ画像に対応したグループ識別番号およびグループ制御情報、または、HMI照明負荷画像に対応する照明負荷識別番号および個別制御情報に基づいて照明負荷をグループ一括または個別に制御するようになっている、ことを特徴とする照明制御システム。
  3. プログラマブル表示器を複数備え、一方をメインの監視制御機器用のプログラマブル表示器、他方を1つまたは複数のサブの監視制御機器用のプログラマブル表示器とし、メインとサブいずれのプログラマブル表示器も上記PLCに接続すると共に、メインとサブのプログラマブル表示器をイーサネット(登録商標)でで接続して任意の位置に配置可能とし、メイン、サブいずれのプログラマブル表示器からも照明負荷を監視制御可能とした、ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
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