JP2009043279A - パッケージ産業におけるリードタイムを低減する方法とコンピュータシステム - Google Patents

パッケージ産業におけるリードタイムを低減する方法とコンピュータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】包装におけるリードタイムを削減するシステムを提供する。
【解決手段】エンドユーザに完成したパッケージ材料を納入することを介してデジタル契約書名入り校正刷りが可能であるという観点からパッケージサプライチェーンを統合するシステムであって、サプライチェーンのエンドユーザメンバに関する機能性とデータを記憶する第1記憶領域と、サプライチェーンのコンバータメンバに関する機能性とデータを記憶する第2記憶領域と、サプライチェーンの他のメンバに関する機能性とデータを記憶する第3記憶領域とを含んでなるシステム。
【選択図】図1

Description

本発明はパッケージ産業におけるリードタイムを低減する方法とシステムに関する。この発明は短期間で移動する消費財を生産する製造業(すなわち、スナック、クッキー、クラッカー、キャンディ、健康及び美容補助品等の製造業)に関連する軟包装工業にとって特に有益である。現在、これらの会社にとって、パッケージは最も長いリードタイムアイテムであり、システム全体のボトルネックである。パッケージのリードタイムを減少させれば、浪費を減らして収益を高めることが可能である。
ここで開示される方法は、インターネットによって可能にすることができ、他の経営プロセスと情報を交換することができる経営プロセスの具体化を含む。
米国特許第6,067,406号は、出力媒体上に電子イメージをレンダリングするための出力装置の出力モードが紙のタイプ、インクのタイプ等のユーザが選択可能な異なる設定によって特徴付けられる方法及び装置を開示している。スクリーンのルール、周波数、および角度などのスクリーン特性は別として、各色成分に関して、ページ記述言語(例えば、ポストスクリプトLevel2)を通してキャリブレーション・カーブを伝達可能である。特定のタイプのレンダリングに関してキャリブレーション・カーブのセットを準備することができ、それを名前によって参照することができる。この名前指示と、出力モード又は選別パラメータに基づく命名規約によって、高速に、一貫してキャリブレーション変化を導入することができる。米国特許第6,067,406号は参照のためにここに取り入れられる。
米国特許第5,991,783号は、以前にグラフとしてコード化された少なくとも1つのグラフィックイメージに関連するグラフィックデータを含むレイアウトページを完全なフルカラーイメージ又は個々の色分解プレートのいずれか一方として印刷することができるように、該レイアウトページを創成し、記憶し、伝達するシステムと方法を開示している。このシステムと方法は、グラフィックイメージの完全なRGB(赤、緑、青)カラーデータを記憶する1つの主マスタファイルと、関連セットの複数のCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)マスタファイルであって、それぞれのファイルがグラフィックイメージの単一色分解プレートに関するグラフィックデータを含むマスタファイルを持つ1セットの複数の基本データファイルを創成する。主マスタファイルはそれぞれのCMYKマスタファイルに対するポインタを含んでいる。システムと方法はまた、1セットのプレビューデータファイル、即ち、対応するCMYKマスタファイルに対するポインタを本質的に含むだけの1セットのCMYKプレビューファイルと、主マスタファイルに対するポインタと各CMYKプレビューファイルに対するポインタを本質的に含むだけのメインプレビューファイルとを創成する。米国特許第5,991,783号は参照のためにここに取り入れられる。
米国特許第5,982,996号はコンピュータネットワーク環境で作動する情報分配装置を開示する。情報分配装置はオペレーティングシステムを持つコンピュータを含み、コンピュータネットワーク環境の中で作動するように構成されている。装置は、オペレーティングシステムを介してコンピュータ上で作動するように構成されたアプリケーションを含む。アプリケーションは、出力命令ファイルを含む中間ファイルフォーマットの形式のソースジョブを作り出すように構成されている。装置は、出力命令ファイルに対して作動する中間的実行可能コード形式の印刷プロセッサを含んでいる。装置はまた、少なくとも1個の出力装置であって、出力命令ファイルを、出力を作り出すために該出力装置で使用される出力命令に変換するように構成された出力装置ドライバーを有する少なくとも1個の出力装置を含んでいる。印刷プロセッサは出力命令ファイルに対して作動し少なくとも1個の出力装置のうちの1つの出力装置のデバイスドライバを選択して出力命令ファイルを与え、そして、この出力命令ファイルを少なくとも1個の出力装置のうちの1つの出力装置の出力装置ドライバーに送る。相応する方法もまた開示されている。米国特許第5,982,996号は参照のためにここに取り入れられる。
米国特許第5,960,164号は、また、第1の場所において、第1の場所から離れた第2の場所で作られたデータベース情報からドキュメントを作成する方法とシステムを開示する。この方法は、システムの柔軟性とデータ処理応力を高めた。システムの柔軟性とデータ処理応力の高揚は、すべての必要なデータコードを作り出すのに必要な情報と、第1の場所で利用されるストリームフォーマット情報とをコンピュータが第2の場所で得ることができるようにする標準のプログラミングインタフェイス又はデータベーステーブルを採用することによって達成される。オブジェクト結合テーブル(これはドキュメント生産ジョブを特定のドキュメント及び適切な記述に結合させる)が第1の場所で提供され、それは第2の場所において、例えば、オンライン通信ネットワークを介してアクセス可能である。オブジェクト結合テーブルは実質的にその中のファイル名だけがわかるように第2の場所でアクセスされ、第2の場所でデータベース情報が作り出される。データベース情報が第2の場所から第1の場所に供給され、この場所で翻訳されるので、特定の印刷エンジンは、1又は2以上の印刷エンジンのためのエンジン特定印刷ストリームを創出するジョブフォーマットテーブルを利用して、翻訳されたデータベース情報を第1の場所において利用することができる。利用される特定の印刷エンジンに対して仕立てられたエンジン特定印刷ストリームは次に、第1の場所において特定の印刷エンジンを電子的に制御して、第2の場所から供給されるデータベース情報からの可変情報を持つドキュメントのイメージを作る。米国特許第5,960,164号は参照のためにここに取り入れられる。
パッケージは消費財メーカーにとって最も長いリードタイム要因である。メーカーが使用するほとんどの要素は数時間又は数日のリードタイムを持つ商品である。しかしながら、パッケージは、再オーダーでは2-4週間のリードタイム、新設計では8-12週間以上のリードタイムを持つ注文製品である。この比較的長いリードタイムはシステム全体のボトルネック、非効率性と浪費、パッケージのキャンセル、エンドユーザ側における生産に対する障害、さらには新製品を市場に出す場合の4〜8週間の遅延を生じさせる。長いリードタイムは成功している販売促進が完全には活用されないことの第一の理由である。
パッケージの長いリードタイムは、サプライチェーンの複雑性、当事者間の距離、製造プロセスと消費財メーカーへのパッケージの納入に起因している。インターネットを使用してパーティ間の見かけの距離をなくし、インターネットを使用してニュービジネスプロセスを実行することによって、リードタイムを大きく低減することができる。従って、本発明の目的は、軟包装工業におけるリードタイムを低減する方法とシステムを供給することである。
本明細書において言及した全ての特許及び刊行物の全内容は参照のためにここで取り入れられる。
本発明はパッケージ(ラベルを含む)サプライチェーンの様々なメンバをリンクする方法とシステムに関する。発明は、集積されたオーダー(注文)、生産計画、スケジューリング、およびパッケージサプライチェーンの様々なメンバのための材料必要条件計画環境を提供する。軟包装サプライチェーンにおけるメンバには、エンドユーザ、コンバータ(加工工程作業者)、及びパッケージの創成に必要な商品と役務を提供する供給者がある。本発明の方法とシステムは、サプライチェーンのメンバがその活動を集約しリードタイムを低減するのに必要な追加データにアクセスできるようにしている。さらに、システムは、コンバータの発注管理と、インベントリ(在庫)と、生産計画(例えば、在庫水準)、注文処理及びその他の機能に関するデータを取得するための購入システムとインタフェースを持つように設計されている。システムは、デジタルファイルを含んだデジタルパッケージ及びイメージとのインタフェースを持つように設計され、アイテム創成、生産計画、およびスケジューリングのための情報を提供する。
発明の実施形態
概観
本発明はパッケージサプライチェーンにおけるリードタイム及び浪費を低減すると共に、オーダー(発注)し、生産計画し、スケジューリング(スケジュール作成)し、そして、オーダーされたパッケージの生産に必要である材料が利用可能であることを確かめてスケジュールをサポートするための統合電算化されたプラットフォームを供給する。用語「パッケージ」は、商品や製品を入れ、出荷し、販売するための容器はもちろん、そのような容器に関連して使用されるラベルを意味する。効率的かつ経済的に作動するために、本発明の方法はコンピュータシステムを含む。従って、本発明は方法とそれを可能にするコンピュータシステムの両方を含む。
本願において、用語「パッケージデザイン」は、パッケージ上に表示したグラフィックデザイン(イメージ)を意味する。「パッケージ製品デザイン」は、パッケージを作るために使用された少なくとも何らかの材料を含むパッケージ構造と、パッケージデザインの組合せを意味する。「パッケージアイテム」はパッケージ製品デザイン(ただ一つのパッケージのデザイン)とそれに結合される以下のカテゴリ情報の少なくとも1つとの組合せを意味する。
生産構成(一緒に作成された多重パッケージ)、
特定の材料明細書、および
ルーティング(アイテムを生産するために使用されるマシンの順番)
アイテムのスケルトンはエンドユーザによって作成され(エンドユーザアイテム)、コンバータによって完成(コンバータアイテム)させることができる。「オーダー」はパッケージアイテムと、指定納入日及び指定数量の組合せを意味する。
パッケージサプライチェーンを管理する現在の方法と比べて、本発明は、発明にリードタイムと浪費を低減する目的を達成させる以下の革新を構成する。
完全情報 − パッケージサプライチェーンの能力を向上させるための最初の必要条件は不完全情報での計画によって引き起こされるエラーを排除することである。一般に、今日、多くの情報、特にイメージに関する情報が立案者にとって入手できない。本発明は、イメージ自体と、サプライチェーンのすべてのレベルにおいて立案者にとって利用可能なイメージ(スケジューリングメタデータ)から抽出される重要なスケジュール情報の両方を作る能力を持っている。
販売及び生産アイテム − サプライチェーンの観点から言えば、すべてのパッケージアイテムには重要度の等しいの2つの見方がある。1番目は、アイテムは販売ユニットであり、中に物が入れられて販売される単一パッケージである。同時に、パッケージは生産ユニットであり、例えば、4個の板紙箱が描かれている1枚の厚紙(あるいは段ボール紙)である。これまで、計画システムは生産ユニットを強調してきたので、その結果、多重サプライヤ(しばしば異なったサイズの設備を備える)に渡る計画はほとんど不可能であった。本発明は、2つのアイテム、即ち、販売ユニットに対応するエンドユーザアイテムと、コンバータの生産ユニットに対応する(各コンバータの)コンバータアイテムを導入することによってこの問題を解決する。
ネットワークでつながれた環境 − 典型的なパッケージサプライチェーンは6〜10社の遠くにある別の会社から成り、そしてサプライチェーンのメンバは50に登ることも珍しくない。コンピュータネットワークを利用し、特にインターネットの容易さと有用性を利用することによって、サプライチェーンのメンバは会社間の見かけ距離を縮めることができ、距離に関連した遅延を大幅に短縮することができる。ネットワークでつながれた環境のサプライチェーンを加速する潜在能力はネットワーク上で通信する情報の品質に依存する(さもなければ、サプライチェーンをネットワークでつなぐ唯一の効果は誤りが行われる速度を早くすることである)。本発明は、完全情報と意義あるアイテム定義を提供することよってデータ品質の問題を解決する。それは、次に、リードタイムをなくすためにネットワークでつながれた環境の能力を完全に利用する一組の経営プロセスを導入する。
信頼できるリードタイム − 効率的なネットワークでつながれた環境はリードタイムを減少させるための重要な1要素である。しかしながら、信頼度のないスピードはブレークスルーをもたらさないだろう(明確な理由はなくしてプロセスが時として速く、時として遅ければ、賢明なビジネスは、プロセスがまるで絶えず遅いものとして計画されるでだろう。本発明は、見込まれるリードタイムが満たされる可能性を最大にする1セットの統合されたビジネス方法とシステムツールを導入するものであり、その結果、サプライチェーンがその操作のすべての段階においてリードタイムを利用することが可能になる。
スケジュールの最適化 − 短くて、信頼できるリードタイムによって、パッケージサプライチェーンにおける会社はパッケージを決定する前により長い時間を持つことができる。より長い時間を持つことができることで、情況が変化する可能性がより少なくなり、換言すれば、スケジュールの安定性が増す。この環境において、完全情報の有用性に結びつけられる強力かつ使用が容易であるケジューリングツールはサプライチェーンにおける浪費を大いに減少させることができる。従って、本発明はそのようなツールと共に、その有効利用を可能にするのに必要であるビジネス方法を提供する。
パッケージ環境のネットワーク接続
パッケージ工業サプライチェーンにかかわるメンバは多くいるが、このサプライチェーンの主要なメンバはエンドユーザと、コンバータと、パッケージの生産に必要な商品と役務を提供する供給者がある。エンドユーザはその製品を保管し、出荷し、販売促進(のために広告)し及び/又は販売するためにパッケージを使用する。一般に、パッケージの創成と納入のためのオーダー入れを行うのはエンドユーザである。一般に、コンバータは、中に物を入れる準備ができている完成パッケージ、あるいは、取り付けられるように準備された完成ラベルの生産に責任がある。コンバータは、エンドユーザによって選択されたパッケージデザインを適当な下地に印刷することをコーディネートする。コンバータは、しばしば実際にパッケージデザインを印刷する役務を行い、さらには、エンドユーザのために、印刷された下地を処理して完成したパッケージ材料を生産する。パッケージサプライチェーンのメンバの3番目の一般的なカテゴリは、パッケージを生産するためにコンバータによって必要とされる商品及び役務の供給者である。これらの供給者は、パッケージを作るための材料であるプラスチックフィルムなどの材料と、シリンダ製版のような役務を供給する。
本発明は、パッケージサプライチェーンをネットワークでつないで統合するための方法とコンピュータシステムを提供する。本発明の方法とコンピュータシステムはインターネットに接続して使用するのに特に適している。インターネットは、通信リンクを介して相互接続されたおびただしい数のコンピュータとコンピュータネットワークを含んでいる。相互接続されたコンピュータは、電子メール、ゴーファー(Gopher)、およびWorld Wide Web(“www”)などの様々なサービスを利用することで情報を交換する。wwwサービスにより、サーバコンピュータシステム(すなわち、ウェブサーバ又はウェブサイト)はグラフィックウェブページの情報をリモートコンピュータシステムに送ることができ、そのため、リモートコンピュータシステムはウェブページを表示することができる。wwwのそれぞれのリソース(例えば、コンピュータ又はウェブページ)はUniform Resource Locator(「URL」)によって一意に識別可能である。特定のウェブページを見るために、コンピュータシステムは、リクエスト(例えば、ハイパーテキスト・トランスファ・プロトコル(「HTTP」)リクエスト)されているウェブページのURLを指定する。リクエストはそのウェブページをサポートするウェブサーバに転送される。そのウェブサーバがそのリクエストを受け取ると、そのウェブページをリモートコンピュータシステムに送る。リモートコンピュータシステムがそのウェブページを受けると、ブラウザを使用してウェブページを通常表示する。ブラウザはウェブページのリクエストとウェブページの表示を行う特殊目的の応用プログラムである。Hyper Text Markup Language(“HTML”)又はExtended Markup Language(“XML”)を使用してウェブページを作ることができる。HTMLは、ウェブページがどのように表示されるかを定義するタグの標準的セットを与える。ユーザがブラウザにウェブページを表示するように指示するならば、ブラウザはサーバコンピュータシステムに対してそのウェブページを定義するHTMLドキュメントをクライアントコンピュータシステムに転送するように要求を送る。要求されたHTMLドキュメントがクライアントコンピュータシステムによって受け取られると、ブラウザはHTMLドキュメントによって定義されるウェブページを表示する。HTMLドキュメントはテキスト、図形、制御、および他の特徴の表示を制御する様々なタグを含んでいる。HTMLドキュメントはそのサーバコンピュータシステムあるいは他のサーバコンピュータシステムで利用可能な他のウェブページのURLを含むことができる。
本発明のシステムは、インターネットを介して本発明のシステムに接続されたパッケージサプライチェーンメンバのコンピュータのモニタ上に表示されたメンバのサプライチェーンでのポジションに適したシステムホームページを介してメンバをシステムにアクセスさせる。安全なIDを使用することで各メンバはこのホームページを通してシステムにログインすることができる。本発明のシステムはまた、専用広域ネットワーク、フレームリレーネットワーク、ローカルエリアネットワーク、他の商業ネットワーク技術のような通信リンクを介して各メンバをシステムに接続させるようにすることができる。本発明のシステムに接続できる各メンバは、パッケージサプライチェーンにおけるその役割を実現させるためにメンバにとって役立つデータをシステムに送信し、また、システムから受け取ることができる。
本発明の方法
方法のための出発点は、デジタル契約署名入校正刷(digital contract proof)(例えば、一般に「PDF」ファイルと呼ばれるPortable Data Formatファイルか他の適当なファイルフォーマット)となるように開発されているデザインと、このデザインを付したパッケージに関するエンドユーザ必要条件である。この出発点から、発明は以下の方法の1つ以上を可能にする。
配付されたアイテム創成、オーダー、キャパシティプランニングとオーダー承認、材料必要条件計画、原料及び役務の調達、スケジューリング、オーダー状態の追跡、およびアクセス制御。
配付されたアイテムの創成は、イメージにアクセスする方法と、アイテムデータ(例えば、インクカバレッジのパーセント)を計算するアルゴリズムと、このアイテムデータを用いて協働するアイテム創成プロセス(これは、エンドユーザのアイテムスケルトン(イメージと基本的なパッケージ構造)の創成と、コンバータのアイテム詳細(材料明細書、プレート/シリンダ識別番号、ルーティング等)の追加を含む)を含んでなる。
キャパシティプランニングとオーダー承認は、キャパシティプランニング(販売管理計画、主生産スケジューリング)、キャパシティチェック(約束を有効にする(available to promise;「ATP」)ための生産ラインへのオーダーの順位付け、及び割り当てチェック)及び材料の有用性チェックに関する方法を含む。
原料及び役務の調達は、材料/役務必要条件の緊急の通知を材料必要条件計画プロセスから直接供給者に提供する方法と、必要条件を購入システムに搬送し、供給者に材料/役務をオーダーし、オーダーされた材料及び役務の状態を追跡する機構とを含む。
スケジューリングは、完全情報を使用して加工作業(プレス、ラミネート、金属被膜、コーティング、スリット入れ等の加工)スケジュールを組む方法と、イメージファイル及びこれらのイメージファイルからスケジュール情報(例えばプロセス印刷困難度、色分解デザインに関連するバウンスの度合い等)を抽出するアルゴリズムにアクセスすることと、生産性を高める直感的に理解される(ドラッグアンドドロップ)スケジューリング方法と、多数の「what if(もしそうなったらという推測)」シナリオを維持することと、ATP/割り当てプロセスに適合するように設計されたスケジューリング方法(即ち、ATP/割り当てプロセスでなされた約定を実現させるためにスケジュールが開発されることを保証する方法)とを含む。
アクセス制御及び安全管理方法は、各データ要素のための定義された所有者であって、アクセス権を他のユーザに付与する権限を備える所有者(例えば、コンバータは、コンバータのオーダー状態情報に対するエンドユーザアクセスを与えることができる)を持つことと、その当事者によって所有されていない、またはアクセスする権限が与えられていない情報にアクセスすることを防止する安全管理とを含む。
本発明のコンピュータシステム
軟包装サプライチェーンを統合するためのコンピュータシステムは、ネットワーク(インターネットを使用するオンライン通信とすることもできる)でつながれユーザと双方向通信するためにアクセス可能なコンピュータシステムを含む。このコンピュータシステムは、サプライチェーンのエンドユーザメンバに関する機能性及びデータを記憶する第1メモリ領域と、サプライチェーンのコンバータメンバに関する機能性及びデータを記憶する第2メモリ領域と、サプライチェーンの他のメンバ(フィルム供給者、シリンダ供給者、インク供給者、接着剤供給者などを含むが、これらに限定されるものではない)に関する機能性及びデータを記憶する第3メモリ領域とを有する。
システムの1実施の形態では、コンピュータシステムは以下の(1)から(3)のステップを実行するようにプログラムされている。
(1)前記第1メモリ領域にリンクしているエンドユーザホームページへのネットワークによるアクセスをエンドユーザに提供して、エンドユーザがアイテムを作成し、該アイテムのオーダーをし、約束日の確認を受信し、オーダー状態を追跡することができるようにする、
(2)前記第2メモリ領域にリンクしているコンバータホームページへのネットワークによるアクセスをコンバータに提供し、コンバータがオーダーを受信し、アイテム詳細を加え、生産を計画し、これらの計画に対して「約束を有効にする(ATP)」チェックを行い、材料の必要条件を計画し、材料のオーダーを開始し、生産を追跡し、そして生産が約束の納入日を満たすことを保証できるようにする、
(3)前記第3メモリ領域にリンクされている他ユーザホームページへのネットワークによるアクセスを他のユーザに提供し、サプライチェーンを同時進行させ統合するために必要なオーダー、予測、スケジュール等の情報を送受することを可能にする。
システムの別の実施の形態において、コンピュータシステムはさらに、以下の(1)から(3)を含んでなる協働計画環境において、配付されたアイテム創成を支持するようにプログラムされている。
(1)協働アイテム創成のためのツール(アイテム情報、例えば、材料の構造、説明文、多階層目録(例えば、構造、インク、ルーティングなど)を作成し記憶するための設備)と、
(2)イメージにアクセスしメタデータ(生産プラン及びスケジュールを準備するのに不可欠のデジタルイメージから抽出される情報、例えば、印刷の困難度、イメージをプリントするのに用いる特定のカラー、カラーによるカバレッジのパーセント等)を抽出するツールと、
(3)これらのツールを使用した協働アイテム創成プロセス、アイテムスケルトン(イメージと基本的なパッケージ構造)のエンドユーザによる創成、アイテム詳細(材料明細書、プレート/シリンダ識別番号、ルーティングなど)のコンバータによる付加。
システムの別の実施の形態において、コンピュータシステムはさらに、エンドユーザによる電子オーダーと、元の期日と数量(または、新しい期日と数量のプロポーザル)に関するコンバータによる電子確認とをサポートするようにプログラムされている。
本発明のシステムの別の実施の形態では、コンピュータシステムはさらに、以下の(1)ないし(6)を含んでなる協働計画環境においてキャパシティプランニングとオーダー承認をサポートするようにプログラムされている。
(1)キャパシティプランニングツール(販売管理計画、マスタ生産スケジューリング)、キャパシティ検査ツール(ATP、割り当て)、および材料有用性検査ツール、
(2)これらのツールによって可能にされるキャパシティプランニングとマネジメントプロセス、
(3)これらのツールによって可能にされる承認プロセス、
(4)インベントリ及びオーダー状態を把握するメカニズム、
(5)オーダー順位を生産ラインに割り当てるメカニズム、
(6)ジョブ間で材料をダイナミックに「再割り当て」するメカニズム。
システムの1実施の形態では、コンピュータシステムはさらに協働計画環境における材料必要条件計画を支持するようにプログラムされている。
システムの別の実施の形態では、コンピュータシステムはさらに、材料必要条件計画から直接的に緊急の材料/役務必要条件の即座の通知を供給者に提供するツールと、必要条件を購入システムに移送し、供給者から提供される材料/役務をオーダーし、オーダーされた材料/役務の状態を追跡するメカニズムとを含んでなる協働計画環境における材料及び役務の調達をサポートするようにプログラムされている。
システムの別の実施の形態では、コンピュータシステムはさらに、以下の(1)ないし(6)を含んでなる協働計画環境において、イメージ情報の有用性によって質が高められるラインスケジューリングをサポートするようにプログラムされている。
(1)加工作業(印刷、ラミネート、金属被膜、コーティング、スリット等の加工)のためのスケジューリングツール、
(2)これらのファイルから抽出されるスケジュール情報(例えば、プロセスの印刷の困難度、色分解デザインに関連するバウンスの度合い等)を利用するイメージファイルとアルゴリズムへのアクセス、
(3)完全情報に基づく直感的操作(ドラッグアンドドロップ操作)のスケジューリング、
(4)多数の「もしかしたら(what if)」シナリオを維持する能力
(5)これらのツールによって可能にされるスケジューリングプロセス、
(6)スケジューリングプロセスとツールはATP/割り当てプロセスと適合するように設計されている(すなわち、これらのプロセスとツールは、スケジュールがATP/割り当てでなされる約束を実現させるように開発されることを確実にする)。
システムの別の実施の形態では、コンピュータシステムはオーダー状態追跡(パッケージ命令の状態を追跡する能力を提供するインターネットサイト)を含む。
システムの別の実施の形態では、コンピュータシステムは、各データ要素に関して定義された所有者であって、他のユーザにアクセスを与える権限を持つ所有者(例えば、コンバータは、エンドユーザのコンバータオーダー状態情報へのアクセスを許可することができる)と、アクセス権がない、又は権限を有する者によってアクセス権が認められていない情報へのアクセスを防ぐ安全管理とを含むアクセス制御と安全管理を含んでなる。
システムの別の実施の形態では、コンピュータシステムは出力互換性(既知のすべてにデジタル出力技術−モニタ、シリンダ/プレート製版機、インクジェットプリンタ、トナー溶融プリンタ、感熱式プリンタなど−とインタフェース接続されるように設計されたシステム)を含む。
イメージメタデータ
生産計画スケジューリングシステムは、高品質のプランとスケジュールを準備するためにスケジュールが組まれるジョブに関する完全情報に依存する。パッケージの場合では、この情報の多くは、パッケージ上の図形が印刷操作の際に付けられるというディマンドに関連する。今日、事実上すべての場合において、この情報は生産プラン又はスケジュールの立案者にすぐには利用可能でない。その結果、生産プランとスケジュールはしばしば台無しにされ、ときには完全に使用不能であるほどである。
欠けている情報はイメージ(グラフィックデザイン)に関するデータである。一般的に、イメージに関するデータは「メタデータ」と呼ばれる。パッケージ生産プランニング及びスケジューリングシステムをピーク効率と有効性をもって作動させるために、新しいクラスのメタデータ、即ち、アイテム創成、生産計画、およびスケジューリングのためのメタデータが作成されなければならない。本発明は、特定のメタデータ要素を定義し、イメージからこれらの要素を抽出するアルゴリズムを提供し、これらの要素をそれらに使用可能なコンピュータシステムに組み入れて使用することによって、この必要条件を満たす。本節は識別される個々のメタデータ要素と各要素を抽出するアルゴリズムを説明する。メタデータ要素がより多く作成され使用されるほど、本発明の方法とシステムはより効果的になるであろう。しかしながら、個々のメタデータ要素の1つ、あるいは、それらのどのなうな組合せも本発明において役に立つことが理解される。
1. 印刷カラー − 説明
デジタル契約署名入校正刷(PDFファイルその他の適当なフォーマット)がいったん承認されると、次段階はこのファイルを色分離することある。このステップの結果は、印刷機で印刷される各カラーのための1つの色分解されたファイル(白黒のTIFFその他の適当なフォーマット)を創成することである。このアルゴリズムはジョブを印刷するのに使用されるカラーを検索して、それらを(それらをモニタ上で表示するのに必要なRGB値と共に)メタデータファイルに記憶する。
印刷カラー − アルゴリズム
各色分解されたファイルに関し、関連する印刷ステーションで使用されるインクの色名(例えば、キンダ・オレンジ(Kinder Orange))または色番号(例えば、Pantone色番号)を検索して、メタデータファイルに記憶する。メタデータファイル内の対応するRGB値(モニタで表示される3バイト表示のカラー)を照合し記憶する。これらのカラーが印刷機で印刷される順序が知られているならば、印刷ステーション順序に関するこの情報(すなわち、ステーション1色名又は色番号、ステーション1RGB値、ステーション2色名又は色番号、ステーション2RGB値等)を記憶する。
2. インクカバレッジ − 説明
イメージを印刷するのに使用されるインクの量は、インクのコーティング重量とインクでカバーされているイメージのパーセントから計算することができる。このアルゴリズムは各カラーのインクカバレッジパーセントを計算して、結果をメタデータファイルに記憶する。
インクカバレッジ − アルゴリズム
各色分解されたファイルに関して、以下のようにカバレッジパーセントを計算し、そして色名と同じ順番でメタデータファイルに結果のパーセントを記憶する。
(イメージカバレッジ)=(イメージの各バイトのグレースケール値の合計)
(合計カバレッジ)=(イメージのバイト数)*(最大グレースケール値)
(カバレッジパーセント)=(イメージカバレッジ/合計カバレッジ)*100
ドットゲインエミュレーションソフトウェアが利用可能であるならば、上に示されたアルゴリズムを使用することで、カバレッジパーセントを計算する前に、イメージを前処理して目標印刷機でのドットゲインをエミュレートすることによって、この見積りの精度を改善することができる。
3. プロセス困難度 − 説明
パッケージはさまざまなイメージタイプを含んでいる。最も古くて、最も不十分に維持された印刷機によってさえ、単純な線画(無地イメージ)を印刷することができる。一方、高品質の写真イメージは4色プロセスを使用することで印刷され、許容できるイメージを表すためには高品質のよく維持された印刷機を必要とする。ビネット(高い飽和度のカラーから連続的に白まで色あせるイメージ)は、従来の印刷テクニックを使用して印刷するのが最も難しいイメージである。なぜならば、ドットサイズを連続して減少させることは印刷機能力を試す最も過酷なテストであるからである。このアルゴリズムはイメージファイルを調べてイメージの印刷に関するプロセス困難度を決定する。
プロセス困難度 − アルゴリズム
CMYKイメージファイル(PDFか他の適当なフォーマット)を以下のように分析する。
イメージの100%が黒のバイト(線画(ラインアート))しか持っていないか、または一定のグレースケールでベクトルアートから成るならば、プロセス困難度は「1」に等しい。
イメージの100%が1バイト(線画)又は2バイト(ダブルトーン)の「on」しか持たないが、イメージの何らかの部分が2バイトの「on」を持っているならば、プロセス困難度は「2」に等しい。
イメージの何らかの部分が3バイト(3色プロセス)又は4バイト(4色プロセス)の“on"を持つならば、プロセス困難度は「3」に等しい。
イメージの5%以上が何らかの正値からゼロ(ビネット)までグレースケールが減少するモノトーンであるならば、プロセス困難度は「4」に等しい。
最終的に、最大の結果のプロセス困難レベル(1、2、3、または4)をメタデータファイルに記憶する。
4. バウンス − 説明
色分解されたイメージがフレキソ又は凸版印刷プレートとして表されるとき、該プレートは印刷するところが高くされている領域と、印刷されない部分である空白領域とから成る。印刷プロセスの間に、高くされた領域はプレートを印象シリンダに押しつけるように支持する。空白領域がプレートの全幅に渡って延伸すると、プレートはシリンダに向かって垂れ下がり、プレートが回転し続けるときに次の高くなった領域がシリンダに接触すると、はね返るようになる。それぞれの印刷機はそのようなイメージを印刷する際の印刷品質を維持する能力においてかなり異なる。このアルゴリズムは全イメージに渡って空白領域が存在するかどうかを調べる。測定結果を次に個々の印刷機の能力と関連付けして、ジョブのラインでの予定が組まれ、ラインはイメージを印刷するときに印刷品質を維持することができることが保証される。
バウンス − アルゴリズム
各別ファイルに関し、空隙領域を以下のように計算する。
目標印刷機に対応する最小空隙幅(V)を検索する(印刷機の特定のVがないとき、デフォルトV値を使用する)。
ファイルの最初から開始して、Vユニット高のファイル完全な幅の部分集合を抽出する。その部分集合における各バイトのグレースケール値を合計する。
グレースケールの合計が0(又は印刷機の特定のしきい値より小さい)ならば、部分集合の第1バイトの位置をメタデータファイルに書き込む。
1ライン毎に索引を付け、完全な幅の部分集合がファイルの最終バイトを含むようになるまで、プロセスを繰り返す。部分集合に最終バイトが最初に現れるとき、この部分集合を処理し、ストップする。
メタデータファイルは今、バウンス問題を引き起こす可能性を持つファイルの各セグメントのスタート位置を含む。このファイルをさらに処理して、オーバーラップする空隙領域を1セットの離散した空隙バーに結合する。最も大きい空隙バーの高さは、目標印刷機で印刷されるときに、最大空隙高さ(Hvmax)をイメージ品質にリンクさせる経験的に得られたテーブルと比較される。イメージがプレート幅に1回以上渡って印刷されるならば、先のアルゴリズムは完全にステップ化され繰り返されるイメージに適用される。代わりに、空隙領域の位置をステップ化され繰り返されるイメージに関してHvmaxを最小にするような方法でイメージを相殺する最適化アルゴリズムに渡すことができる。次に、最適化アルゴリズムから結果のHvmaxを採ることができる。Hvmaxをメタデータファイルに記憶する。
5.イメージの寸法 − 説明
パッケージはしばしば複数の完成パッケージとして印刷される(例えば、一枚の厚紙に4つのパッケージが印刷され、この厚紙が切断され折り曲げられて4つの箱が作られる)。パッケージ(または、ラベル)に印刷するための最も効率的な印刷機を選ぶために、イメージの寸法を知る必要である。
イメージの寸法 − アルゴリズム
イメージファイルからイメージ幅とイメージの長さ(カットオフ)を検索する。これらの値をメタデータファイルに記憶する。コンバータが特定の印刷機にアイテムを割り当てたならば、プレート又はシリンダの横方向及び下側(回り)に渡るイメージ数を検索する。これらの値をメタデータファイルに記憶する。
発明のプロセスの概観
図lは本発明の方法にかかわるプロセスの概要を提供する。この図に言及し、本発明の生産計画プロセス(プロセス1.0)は2つの水平時間線、即ち、長期計画及び短期計画で管理できる。販売管理計画(Sales & Operations Planning:「S&OP」)は、ディマンド(需要)予測と生産能力の予測を結び付けて生産ラインの負荷(ロード)の長期的展望を与え需給のアンバランスを強調表示する。この長期的展望は12カ月又はそれ以上とすることができる。マスタ生産スケジューリング(Master Production Scheduling:「MPS」)は1週間ベースの次の6-8週間といった短期間に渡る短期S&OP観(展望)を調整する。MPSプロセスの一部として、システムの総キャパシティはいくつかのキャパシティバケット(例えば、ラインによって1週毎に有効なキャパシティ)に分割される。MPSはこれらのバケットを維持する。これらのバケットの中に残っているキャパシティはオーダーを検査して、オーダーされたパッケージを生産するのに有効な生産キャパシティを保証するための基礎である。このプロセスは図1のプロセス2.0に示される。
本発明のオーダー管理プロセス(プロセス2.0)はエンドユーザとコンバータによって共同で管理される共有アクティビティである。オーダー管理プロセスはエンドユーザによるアイテム創成(すなわち、パッケージイメージに関連するデジタルデータをパッケージデザインの構造仕様とリンクさせて、パッケージストック保持ユニット又はパッケージデザインのための他のユニークな指示を創成すること)で始まる。アイテムがいったん創成されると、エンドユーザは、そのアイテムに数量と期日の必要条件を結合することによってオーダーをすることができる。エンドユーザからオーダーを受けると、コンバータは必要なら、コンバータ特定のデータ(例えば、印刷シリンダ番号、印刷インクの仕様等)をそのアイテムに追加して、オーダーを作るために材料とライン時間の有用性をチェックする。オーダーが既存のアイテムに関する反復オーダーであるならば、本発明によって自動的に全体のプロセスを実行することができる。コンバータによっていったん受け入れられると、エンドユーザはコンバータから約束の納入日の承認を受ける。
本発明のオーダーのスケジュール組みプロセス(プロセス3.0)は、複数の決定支援ツールを使用することでシステムによって承認された、その後のスケジューリングのためのオーダーを記憶する。これらのツールにより、コンバータは、印刷機、ラミネート機、スリッタ、及びその他の加工設備アイテムのための有限スケジュール(特定のラインでの生産のために順番付けられた個々のジョブ)を準備することができる。
本発明の材料必要条件計画(Material Requirements Planning:「MRP」)プロセス(プロセス4.0)は、承認されたオーダーに基づいて、印刷のためのシリンダ、下地(基板)、インク、および接着剤の必要条件を計算する。オーダーのスケジュールが組まれると、材料の必要時期がさらに正確にされる。時間の段階的な必要数量は在庫から調達できる数量及びオーダー数量と比較され、購買が必要なネット数量を発生させる。
図2は、資産運用ビジネスの収益性を最大にすると同時に製品を受け取るカスタマの信頼を最大にするために、上述の生産計画及びオーダー管理プロセスがどのように協働するかを示す。
本発明における生産計画は図2に表現されるように次の12カ月といったやがて来る期間にわたるビジネスオプションの分析で始まる。このプロセスにおける第1ステップは月サイクルのS&OPである。予測ディマンド及び予測キャパシティを用いた生産操作をモデリングすることよって、S&OPプロセスは生産ライン(例えば、印刷機、ラミネート機等)に負荷を与え解析して需要と供給の不均衡を強調表示する。このプロセスは以下の2つの結果を有する。
(1)3-12カ月のタイムフレームのビジネス管理に影響する長期決定(例えば、メジャーキャピタルの供給停止、ニュービジネスの立ち上げ計画、既存のビジネスの取りやめ計画等のタイミング)と、
(2)1-2カ月のタイムフレームの管理に影響する短期決定(例えば、供給停止の維持、インベントリを増やしたり削減したりすること、及び実行期日が1−2カ月の水平時間ライン内にある長期決定)。
これら短期S&OP決定は第2生産計画プロセス、即ち、マスタ生産スケジューリング(MPS)に入力される主入力である。MPSは、1週間ベースで次の6-8週間に渡る、これらの実行される短期S&OP決定について微調整する。この目標を達成するために、MPSは、実需と有効な実際のキャパシティに関して短期間S&OP決定を評価する。結果は、イベント(例えば、供給停止)の実行時期を設定するため、及び(以下に機能を議論するATPを介して)オーダーの流れを制御するために使用される。S&OP、およびMPSは共にコンピュータモデルに依存して操作の代替方針の影響を予測する。これらのモデルは一連のテーブル(例えば、生産ライン特性、以下に説明される予測、およびモデルをサポートするのに必要である他のデータ)を介して入力され維持される多くのパラメータに依存する。
S&OPプロセスを使用するために、ユーザが準備した需要予測は、本発明に従って、デジタルデータとしてシステムの電子メモリ領域に入力される。その予測は、簡単な販売見積りから市場情報機関のために調整される統計的予測まで及ぶビジネスに適合するどのような方法でも準備されうる。
同様に、ユーザが準備した生産予測もまた、本発明に従って、デジタルデータとしてシステムの電子メモリ領域に入力される。生産予測は典型的に、製品とラインによる出力速度、製品とラインによる材料効率、およびラインによる利用可能な生産時間等のような情報を含んでいる。
ディマンド(需要)と生産予測がいったんロードされると、S&OPモデルは、上で説明された長期及び短期決定をサポートするために実行される。
また、本発明の1実施の形態はMPS機能性とATPチェックとの間のインタフェースを提供する。MPSの機能性はキャパシティバケット(例えば、ラインと週による有効なキャパシティ)を維持する。各オーダーが受けられるとき、ATPチェックは、対象のバケットがその有効なキャパシティを超えることなくそのオーダーを受けることができるかどうかを決定する。
上で説明されたプロセスは以下に詳細に説明される。
発明の機能性の詳細
このセクションにおいて、本発明の方法とコンピュータシステムを詳細に説明する。一般に、方法は番号で識別されるプロセスダイヤグラム(例えば、図3)によって表される。この方法を可能にするコンピュータシステムは次に、方法番号で始まる数字の後に文字を付けたもので示す図(例えば、図3A−3G)において説明される。
図3は本発明に従うS&OPプロセスを示す。図3とそれに関する説明文は1月ベースのS&OPについて言及しているが、本発明に従ったS&OPプロセスがユーザによって選択されるどんな時間間隔にも適用できること理解される。同様に、示した全てのプロセスステップ実施することなく、S&OPプロセス及び本発明のその他のプロセスを実施することは本発明の範囲である。
各毎月のサイクル又は他の選択された時間間隔サイクルの始めにおいて、ユーザは、図3のプロセスステップ1.1.1に表現されるディマンド予測テーブルをアップデートすることによって、デジタルディマンドデータをS&OPモデルにロードする。図3AはこのS&OPステップに関するトランザクション概要を提供する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。図3のプロセスステップ1.1.2に表現されるように、休日、機械の停止、または他のソースによる予定された休止時間のためにラインが生産に利用可能でないとき、システムのユーザは、生産ライン有用性データをアップデートして期間(ピリオド)に反映させることができる。図3BはこのS&OPステップに関するトランザクション概要を提供する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。ユーザは、図3のプロセスステップ1.1.3に表現されるようにシステムにロードを与える際に考慮されるそれぞれの製品ラインの組合せに関する出力速度と材料効率をロードすることによってキャパシティ予測を完成する。図3CはこのS&OPステップに関するトランザクション概要を提供する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。
図3のプロセスステップ1.1.4に表現されるように、ディマンドとキャパシティがアップデートされている状態でユーザはS&OPモデルを実行する。初めに、モデルは前のS&OPサイクルに使用された最終的なローディングに基づいてディマンドを生産ユニットに代入する。ユーザは、結果として起こるライン使用率を見直し、ラインローディングの調整をすることによって不均衡を解消することを試みる。ライン間でディマンドを動かすことによって不均衡を解消することができないときは、仮定に変更を必要とする(すなわち、これらの仮定を保持するテーブル内のデータを変更することにより)。図3DはこのS&OPステップに関するトランザクション概要を提供する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。
仮定を変えることができる1つのデータ入力領域は図3のプロセスステップ1.1.5に表現されるインベントリ調整テーブルである。このプロセスは、ユーザがキャパシティを、システムが十分に活用されないピリオドから前のピリオドにおいてインベントリを作成して後のピリオドにおいてそれを消費するというシステムが売り越し状態であるピリオドまで移動させることを可能にする。図3EはこのS&OPステップに関するトランザクション概要を許容する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。
仮定を変えることができるもう1データ入力ステップは図3のプロセスステップ1.1.6として示されるキャパシティグループ指定テーブルである。S&OPモデルはキャパシティグループ(すなわち、同様の生産機能を持つ物理的ラインからの時間で構成される仮想ラインは)にディマンドをロードする。このプロセスは、ユーザが供給のアンバランスを解消するために、負荷状態のキャパシティグループからオーバーロードのキャパシティグループに時間を移行させることを許容する。図3FはこのS&OPステップに関するトランザクション概要を提供する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。
複数のキャパシティグループが利用されるとき、各キャパシティグループの生産速度と効率は、前記複数のキャパシティグループを含む複数のラインのそれぞれの速度と効率を平均することによって創成されなければならない、図3GはS&OPステップ1.1.7に関するトランザクション概要を提供する。概要はこの機能性を模範的モニタ画面として示すことを含んでいて、それは機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によってなされる。
本発明に従ったシステムの実施の形態は、ユーザが元々プロセスステップ1.1.2でロードされたライン有用性仮定を変えるのによって、供給アンバランスを解消することを可能にする。例えば、ユーザは、予定されているメンテナンスのための機械停止を遅らせるか、または休日に作業を組むことができる。ユーザはまた、プロセスステップ1.1.3で元々ロードされた生産速度と効率を調整することによって供給アンバランスを解消することができる。例えば、ユーザは、以前に計画された生産性プログラムの実施を加速することを決定することができるであろう。
ユーザが本発明の実施の形態に従ってアンバランスを解消することができる別の方法は、プロセスステップ1.1.1で元々ロードされた需要予測を変えることである。例えば、ユーザは新利用その他のニュービジネスの立ち上げを遅らせることができる。
図4は、本発明に従うMPSプロセスの一部であるステップを示す。図4及びその説明は1週間のMPSについて言及しているが、本発明に従ったMPSプロセスはユーザによって選択されるどんな時間間隔にも適用できることが理解される。同様に、示したプロセスステップのすべてを実行することなくMPSプロセスおよび本発明の他のプロセスを実行することは本発明の範囲内である。
図4を参照すると、プロセスステップ1.2.1に表現されるように、本発明は、それぞれのMPSサイクルの始めにおいて、キャパシティグループによる利用可能で残っているキャパシティを示すMPS概要(モニタ表示)を提供する。図4Aはこの機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むこのMPSステップに関するトランザクション概要を提供する。コンピュータはさらに、プロセスステップ1.2.2で表現されるように、計画されたインベントリの取り下げ又は作成を変更できるようにプログラムされている。図4Bはこの機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むこのMPSステップに関するトランザクション概要を提供する。
図4のプロセスステップ1.2.3は、本発明により仮定を変更することができる第2テーブルを示す。このデータはキャパシティグループ指定テーブルと呼ばれる。MPSモデルはディマンドをキャパシティグループ(すなわち、同様の生産機能を持っている物理的ラインからの時間で構成されている仮想ライン)にロードするようにプログラムされている。プロセス1.2.3は、供給アンバランスを解消するために、ユーザが時間をロード状態キャパシティグループからオーバーロード状態のキャパシティグループに移動させることができるようにしている。例えば、10Sキャパシティグループ(10個のステーション印刷ラインのキャパシティグループ)がロードされた状態にあるならば、10Sキャパシティのうちのいくつかを8S(8ステーション印刷ライン)ディマンドを生産するのに使用することができるであろう。なぜならば、10個のステーションがあるラインは8つのステーションがあるラインの代わりをすることができるためである。図4Cはこの機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むこのMPSステップに関するトランザクション概要を提供する。
また、本発明の1実施の形態では、コンピュータはオーダーが1個の生産バケットから別のバケットまで動かされるようにプログラムされている。典型的に、これが完了されたならば、オーダーは「引き寄せられ」て早く生産される。ユーザ要求期日をまだ満たすことができるか、またはユーザが新しい要求期日に同意するならば、オーダーを単に「押し出し」て後に発生させることができる。このプロセス能力は図4のプロセスステップ1.2.6によって表されている。この機能性をサポートするために、どのオーダーを「引き寄せ」あるいは「押し出す」ことができるかを選択することを支援するオーダーの実行時期の必要条件と共にすべてのオーダーをバケット内に表示するようにコンピュータをプログラムすることができる。この機能性は図4のプロセスステップ1.2.9に表現されている(プロセス1.2.6と1.2.9で識別されるオーダーは図7Aに示すプロセス2.1.1を使用することで移動される。)。
1実施の形態において、コンピュータはまた、実需がカスタマ予約と異なっているとき、これらのカスタマ時間予約を変更でき、そして、カスタマはこの変更に同意することができるようにプログラムされている。このプロセスは、図4のプロセスステップ1.2.7に示され、図5Aに示すプロセス1.2.4を使用して実行される。
MPSは、それぞれの生産ラインの計画された有用性、操作性、および能力に関する多くの支持仮定に依存する。これらの仮定は時間がたつにつれて変化するし、またこれらの仮定を定期的にアップデートする必要がある。図5は、本発明がどのようにしてこれらのアップデートを実行するかを示す。プロセスステップ1.2.4はシステムの生産ライン有用性仮定のアップデートを表す。図5Aはこの機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むこのMPSステップに関するトランザクション概要を提供する。図5のプロセスステップ1.2.5によって表されるように、ユーザは最近の生産性能に基づく生産速度と効率を調整することができる。図5Bはこの機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むこのMPSステップに関するトランザクション概要を提供する。ユーザはまた、順番割り当てアルゴリズムを調整して、オーダーの順位がキャパシティグループに割り当てられる方法を変えることができる。図5のプロセスステップ6.1.8はこのプロセスを示す。図5Cはこの機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むこのMPSステップに関するトランザクション概要を提供する。既にシステムにあるオーダーに関するこれらのアップデートを行うことの影響は、選択されたオーダーに関して修正仮定を使用してATPプロセスを再実行することで確かめられる。この能力は図5のプロセスステップ1.2.8に表現される。再処理することがこのステップで選択されたオーダーは、図7Aに示すプロセス2.1.1を用いて再度ATP処理される。
本発明に従ったシステムは、生産計画(プロセス1.0)、スケジューリング(プロセス3.0)、および材料必要条件(プロセス4.0)に必要であるオーダーデータを得るように発注管理システムでプログラムされる。図6は本発明のシステムにプログラムすることができる発注管理機能性の概要を示すグラフである。
図6に示すように、オーダー管理はデジタル契約署名入り校正刷りの有用性で始まる。以前に言及したように、デジタル契約署名入り校正刷りをPDFフォーマットその他の適当なファイル形式とすることができる。契約署名入り校正刷り及びその関連アートワークはデジタルデータとして記憶され、エンドユーザ(または、エンドユーザのために行動するエンティティ)によってアイテム創成プロセスの一部として提供される。このファイルは本発明(プロセス2.3)によって取得され分析される。このプロセスは、イメージの低解像度コピーの提供(検証目的のため)に加えて、さらにイメージからスケジューリングメタデータを抽出する。スケジューリングメタデータは、より正確に生産を計画しジョブのスケジュールを組むために使用することができるイメージのある特性に関するデータである。例えば、スケジューリングメタデータは、スケジュールを組むものが様々な技術を使用してイメージの印刷に関する困難度を予想してジョブをそのジョブを技術的に実行することができる印刷機に割り当てることができるようにすることができる。スケジューリングメタデータを抽出するアルゴリズムは先にした発明の詳細な説明で説明されている。
イメージがいったん得られると、ユーザはそれをパッケージ構造にリンクさせてエンドユーザアイテム(プロセス2.2)を創成する。アイテムが完成すると、エンドユーザは、エンドユーザのレガシー購買システムにおいて発注書を作成する。ここ時点において、このアイテムに関するオーダーは本発明を用いて入力され、インターネットを介して本発明(プロセス2.1)の電子ストレージ領域に伝えられる。本発明に従うシステムは、自動的にオーダーを処理し(プロセス2.4)、または、コンバータによる設定と選択された好みに依存してオーダーを手動処理のために「ペンディング」状態にするようにプログラムされることができる。
コンバータが自動オーダー処理(プロセス2.4)と、既に存在するエンドユーザアイテムに対応するコンバータアイテムを選択するならば、オーダーが入力されるとすぐに、ATP及び割り当てはシステムによって自動的にチェックされる。このステップは以下の4つのチェックを含む。
1. 要求された納入日を満たすことが可能な(ATP)生産能力があるか?
2. ユーザは利用可能な十分に割り当てられた(割り当て)キャパシティを有するか?
3. 必要な生産材料は生産時点で利用可能になるだろうか?
4. 印刷シリンダは生産時点で利用可能になるだろうか?
オーダーがこれらのチェックを通るならば、それは承認されてレガシーオーダー管理システム(プロセス2.7)に転送される。オーダーがいずれかのチェックに引っかかるか、またはコンバータアイテムが存在しないならば、それは、コンバータによって手動処理されなければならない保留オーダーキューに入れられる(プロセス2.5)。
コンバータが手動オーダー処理を選択するならば、エンドユーザによって入力されるすべてのオーダーは保留オーダーキューに置かれる(このキューはまた、自動プロセスから送られてくる失敗したオーダーを保持する)。このキューを手動処理する(プロセス2.5)ために、コンバータは、1つのオーダー又は1グループのオーダーを選択して、ATP/割り当てチェックを実行する。オーダーがこのチェックを通るならば、コンバータはオーダーを受け付けてデータをレガシーオーダー管理システムに送ることができる(プロセス2.7)。オーダーがATP又は割り当てに因り失敗するならば、コンバータはエンドユーザと協働してオーダー数量又は要求された納入日を調整し、オーダーがATP及び割り当てを通過するようにする。オーダーが生産材料又は印刷シリンダの有用性を欠くことに因り失敗するならば、コンバータは、生産材料の納入を速めること又は要求される期間にオーダーを実現させる印刷能力を再割り当てすることを選ぶことができる。コンバータアイテムが既に存在していないならば、プロセス2.6を使用することでそれを創成することができる。
図6で説明されるオーダー管理の機能性は本発明における一連の方法として実行される。図7〜10はオーダー管理機能を実行するのに必要である個々の方法を詳細に説明する。
図7は本発明に従ったオーダー及びATP/割り当て(プロセス2.1とプロセス2.4)のグラフィカルに示す図である。図7A-7Cは、本発明に従うオーダーステップとATP割り当てのプロセスの実施の形態の詳細な説明を与える。これらの図に含まれているものは、この機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むオーダーステップに関するトランザクション概要である。
図8はエンドユーザアイテムを作成するプロセス(プロセス2.1)をグラフィカルに示すものである。図8はまた、パッケージデザイン(イメージ)を取得してエンドユーザメタデータを抽出するプロセス(プロセス2.3.1)がどのようにしてアイテム創成プロセスにリンクするかを示す。図8A−8Eは、本発明の実施の形態に従って、図8で表されるプロセスステップの詳細な説明を与える。これらの図に含まれているものは、コンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含んでいる、この機能性を実現するパッケージアイテム創成ステップに関するトランザクション概要である。
図9は、本発明に従って、保留されたオーダーを処理し(プロセス2.5)、既存のOMSシステムに接続する(プロセス2.7)オーダー発注管理プロセスの詳細をグラフィカルに示すものである。図9A-9Fは、本発明の実施の形態に従って、図9に示したプロセスステップの詳細な説明を与えるものである。これらの図に含まれているものは、この機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含む保留オーダーを扱うためのステップに関するトランザクション概要である。
図10は、コンバータがパッケージアイテムを完成するプロセスステップ(プロセス2.6)であって、このプロセスをサポートするためにイメージを取得し、メタデータを抽出するプロセス(プロセス2.3.3)を含むものを詳細にグラフィカルに示す図である。図10A-10Eは、本発明の実施の形態に従って、図10で表されるプロセスステップの詳細な説明を与えるものである。これらの図に含まれるものは、この機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むコンバータによるパッケージアイテム創成のためのステップに関するアークトランザクション概要である。
受け付けられたオーダーに応じるために、その生産スケジュールを組まなければならない。スケジューリングプロセスの目的は、生産資産の有効性を最適化すると共にカスタマ納入要求にこたえるような方法で、オーダーの順位付けをすることである。図11は、本発明に従うスケジューリングプロセスの詳細なグラフィカルな概要を示す。
スケジューリングは、オーダー管理プロセスでATP/割り当てを通った1セットの新しい又は変更されたオーダーで始まる。これらのオーダーは、約束期日を守るるために特定の生産バケット(日又は週)におけるキャパシティと資源利用性に基づいて承認されている。スケジューリングプロセスはオーダーが実行される特定のラインと時を定義し、その結果、キャパシティの約束を生産のために実行可能な指示に変換する。
1オーダーの予定が組まれるとき(印刷機のためのプロセス3.1、ラミネート機のためのプロセス3.2、およびスリッタのためのプロセス3.3)、インベントリと購買データは既存のシステム(プロセス3.4)から検索される。このデータは在庫水準を映し出すためと、オーダーが生産のために実行される特定の日と時間にパッケージフィルムとシリンダ(プレート)の有用性を決定するために使用される。パッケージフィルムとシリンダ(プレート)のこのチェックは、原料不足を防止することによりスケジュールの順応性を改良する。この情報を手中に入れて、オーダーは既存のスケジュールに(スケジュールの始め、終わり又は中間に)追加される。
スケジューリングプロセスは、オーダーがスケジュールに加えられたとき、またはスケジュールから取り除かれたときはいつでも自動的に全体のスケジュールを再計算する。この「再計算」は、始めと終わりの時を正確に定量化するために、詳細な切り替え及びライン速度の計算にかかわる。この瞬時の「再計算」はスケジューラにとって強力な意思決定ツールである。印刷機、ラミネート機、およびスリッタのスケジュールは、切り替え及びライン速度の計算に異なった法式を使用して、同様に組まれる。
完成したスケジュールは実行のために生産側に送られる。遅いあるいは不完全であることが反映されたオーダーのリストがカスタマサービスに送られて適切な行動が取られる。スケジュールが実行されるとき、生産側のアップデートは、オーダー状態とスケジュールの順応性の反映をサポートするために本発明のシステムに追加される(プロセス3.5)。このデータは、次のピリオドの開始時刻を調整するのに使用される(予定より早めに、あるいは、予定より遅れて生産を実行することとしてもよい)。
図11A−11Lは、本発明の実施の形態に従い、図11で表されるスケジューリングプロセスステップの詳細な説明を提供する。これらの図に含まれているものは、この機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むコンバータのパッケージアイテム創成のためのステップに関するトランザクション概要である。
パッケージアイテムを生産して、それらの生産のスケジュールを組むために、パッケージアイテムの生産に必要な材料が必要時に利用可能であることを確実にすることが必要である。このプロセスは材料必要条件計画と呼ばれる。図12は、本発明の実施の形態に従い、材料必要条件計画プロセス(Material Requirements Planning Process:「MRP」)の詳細なグラフィカルな概要を提供する。材料必要条件計画の目的は、原料が注文されて生産時に準備された状態になるように、必要条件リストを作成することである。材料必要条件計画プロセスは、インベントリ及び購買オーダーデータを本発明のシステムにロードすること(プロセス4.1と4.2)に始まる。このインベントリ及び購買オーダーデータは、その日その日ベースの原料のストックレベルを計算するのに使用される。このデータを生産必要条件と比較することで、ネットの毎日の材料の必要条件を作り出すこと(プロセス4.3)ができる。そして、このネットの毎日の必要条件は購買要求(purchase requisitions)に「呼び込まれ」、購買オーダーを作成するためにレガシーシステムに転送され戻される(プロセス4.4)。
図12A−12Gは、本発明の実施の形態に従って、図12で表されるMRPステップの詳細な説明を提供する。これらの図に含まれているものは、この機能性を達成するコンピュータプログラミング仕様によって伴われたこの機能性の模範的モニタ画面を含むコンバータのパッケージアイテム創成のためのステップに関するトランザクション概要である。
発明の以上の開示及び説明は発明の説明及び例であり、それについての変形は当業者にとって明らかであり、そういった変形は特許請求の範囲に記載された発明の技術的思想及び範囲内であることが考慮される。
図1から図12は本願発明の実施例を示す物である。

Claims (18)

  1. 消費財を素早く移動させるための、ラベルを含みプリントされたパッケージ製品の注文及びその履行を管理する方法であって、
    (a)印刷されたパッケージ項目に対する複数の注文に関連するデジタルデータをデジタルコンピュータシステムに記憶するステップと、
    (b)前記パッケージ項目上にイメージを印刷することに関する技術的困難度を含むスケジューリングメタデータを創成するために前記デジタルデータを処理するステップと、
    (c)複数の注文に関する前記パッケージ項目の制作のための多重スケジューリングオプションに関連するデジタルデータをデジタルコンピュータシステムに記憶するステップと、
    (d)該デジタルコンピュータシステムによって前記デジタルデータを解析するステップと、
    (e)前記多重スケジューリングオプションのうちの複数の注文に関連する前記パッケージ項目の制作のためのスケジュールを発生させるステップと、
    (f)前記スケジュールにしたがって前記印刷されたパッケージ製品を製造するステップと、
    を含んでなる方法。
  2. 前記イメージに関する前記スケジューリングメタデータを前記デジタルコンピュータシステムにより解析して前記パッケージ項目上に前記イメージを印刷することが技術的に可能である制作リソースの有用性を確認する請求項1の方法。
  3. 前記複数の注文に関連する前記デジタルデータは、パッケージデザイン、パッケージ製品デザイン、パッケージ項目と、注文を含み、該注文は、指定日の配送のための指定数量のパッケージ項目を含む請求項1の方法。
  4. 前記デジタルデータは、前記パッケージ項目を製造するために必要な制作リソースをさらに含む請求項1の方法。
  5. 前記デジタルデータは、ATP/アロケーションのために前記デジタルコンピュータシステムによって解析される請求項1の方法。
  6. 前記ATP/アロケーションは、制作能力リソースの有用性及び前記パッケージ注文を履行する制作材料の確認を含む請求項5の方法。
  7. 前記注文は、ATP/アロケーションに続いて、前記デジタルコンピュータシステムによってスケジューリングのために受諾される請求項5の方法。
  8. 前記受諾された注文は、指定日に間に合わせるために、特定の制作キャパシティバケットにおける能力とリソースの有用性の確認を含む請求項7の方法。
  9. 前記デジタルコンピュータシステムは、製造資産の有効性を最適化する順番で前記受諾された注文のスケジューリングをサポートするため、かつ、パッケージ項目の配送のためのエンドユーザ指定日に間に合わせるために前記デジタルデータを解析する請求項1の方法。
  10. 前記スケジュールは、
    (a)前記パッケージ項目の製造プロセスにおける連続ステップのスケジューリングと、
    (b)プレス機スケジュール、ラミネータスケジュール、スリッタースケジュール、コータースケジュール、真空蒸着機スケジュール及びその他のコンバータオペレーションを含むコンバータオペレーションスケジュールと、
    (c)前記複数の注文に関連する前記パッケージ項目の制作のために、特定の制作ラインリソースと時間リソースの利用と、
    を含む請求項1の方法。
  11. 前記スケジュールは、スケジュールに注文を加え、スケジュール内で注文を移動し、又はスケジュールから注文を削除する影響に直ちにフィートバックを与える決定支援ツールを用いて前記デジタルコンピュータシステムによって発生させる請求項1の方法。
  12. 前記決定支援ツールは特定のコンバータオペレーションライン上での制作のための順序付けた注文の最終スケジュールを発生させる請求項11の方法。
  13. 前記決定支援ツールは、前記複数の注文のための制作開示時間及び終了時間を定量化するために、前記コンバータオペレーションのための切替及びライン速度計算を含む請求項12の方法。
  14. 前記決定支援ツールは、プレス機スケジュール、ラミネータスケジュール、スリッタースケジュール、コータースケジュール、真空蒸着機スケジュール及びその他のコンバータオペレーションのためのスケジュールを含むコンバータオペレーションのための切替及びライン速度計算のために異なる式を使用する請求項12の方法。
  15. 前記スケジュールに注文を加え、移動し、又は前記スケジュールから削除する手段はドラッグ・アンド・ドロップ機能である請求項11の方法。
  16. 前記デジタルコンピュータシステムは、前記複数の受諾された注文に関連する前記パッケージ項目のための多重代替スケジュールを維持する請求項1の方法。
  17. 請求項10の方法であって、動作不良プロセスでの継続的なオペレーションのための前記コンバータオペレーションスケジュールは互いにリンクされ、注文を加え、移動し、又は削除する影響への直ちのフィートバックは、注文を加え、移動し、又は削除することが制作プロセスでの次のステップのためのスケジュールに関する影響を含む方法。
  18. 消費財を素早く移動させるための、ラベルを含みプリントされたパッケージ製品の注文及びその履行を管理するコンピュータシステムであって、前記管理は請求項1乃至17のいずれか1つに記載の方法を含むコンピュータシステム。
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