JP2009043053A - 売買注文入力装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文内容の入力欄の売買注文データを注文銘柄の株価チャート上の操作により修正することができる売買注文入力装置を提供する。
【解決手段】売買注文入力装置は、入力された売買注文データを注文内容記憶部に記憶し、入力された売買注文データと注文銘柄の株価チャートをディスプレイ16の注文入力画面に表示する。株価チャート上には売買注文データの注文単価を示す水平線122であってマウスのドラッグ操作によって縦方向に移動可能な水平線122が表示される。売買注文入力装置は、株価チャート上の水平線122が移動した場合に、注文内容記憶部100の売買注文データの注文単価を、移動した水平線122が示す株価に更新する。
【選択図】図6

Description

本発明は、有価証券の売買注文が入力される売買注文入力装置及びプログラムに関する。
投資家が自己の端末を用いて株式などの有価証券の売買注文を発注する場合、投資家は、まず自己の端末からインターネットを通じて証券会社の売買注文処理装置にアクセスし、自己の端末に売買注文情報を入力するための注文入力画面を表示させる。売買注文情報には、注文銘柄を示す銘柄識別情報、売買区分、注文数量、注文単価及び注文有効期限が含まれる。そして投資家は、表示された注文入力画面に売買注文情報を入力し、入力した売買注文情報を証券会社の売買注文処理装置に送信する。証券会社の売買注文処理装置は、投資家の端末から受信した売買注文情報が示す売買注文を証券取引所の売買システム等の有価証券の取引市場システムに発注する(例えば、非特許文献1参照)。
株価チャート上にスライドバーを表示させてスライドバーを移動させる操作を行うことができる携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、株価チャート上にマウス操作により移動可能な水平線と垂直線を表示し、株価チャート上の水平線の表示位置に対応する株価チャートの縦軸上の株価(即ち株価チャート上の水平線が示す株価)を表示するとともに株価チャート上の垂直線の表示位置に対応する株価チャートの横軸上の日付(即ち垂直線が示す日付)と当該日付の4本値等を表示し、また株価チャート上にトレンドラインを示す線分を記入して当該線分をマウスのドラッグ操作により移動可能としたシステムが知られている(例えば、非特許文献2参照)。
特開2003−58716号公報 大和証券株式会社、オンライントレードデモ画面、[online]、[平成19年7月31日検索]、インターネット<URL:http://www.daiwa.jp/ja/olt_demo/index.html> ケン・ミレニアム株式会社、デモチャート、[online]、[平成19年7月31日検索]、インターネット<URL:http://www.miller.co.jp/kmp00/visitor/apps/cgi-bin/cv0dch04c.cgi>
投資家が注文銘柄の注文単価を決める際に参考にする情報の一つに、当該銘柄の価格の推移を示す株価チャートを挙げることができる。株価チャートを見ることにより、投資家は当該銘柄の価格の推移を視覚的に把握することができる。しかし従来は、注文内容の入力欄に入力された注文単価を注文銘柄の株価チャート上の操作により修正することができなかった。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、注文内容の入力欄の入力情報を注文銘柄の株価チャート上の操作により修正することができる売買注文入力装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の形態は、有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報、売買区分、注文数量及び注文単価を含む売買注文情報を入力するための入力欄を含む注文入力画面を表示部に表示し、前記注文入力画面に入力された前記売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を前記有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
操作者が入力操作を行う入力部から前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に入力された銘柄識別情報を記憶する第1の記憶手段、前記注文入力画面の売買区分の入力欄に入力された売買区分を記憶する第2の記憶手段、前記注文入力画面の注文数量の入力欄に入力された注文数量を記憶する第3の記憶手段、及び、前記注文入力画面の注文単価の入力欄に入力された注文単価を記憶する第4の記憶手段を有する注文内容記憶部と、前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報を前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に表示させ、前記第2の記憶手段に記憶された売買区分を前記注文入力画面の売買区分の入力欄に表示させ、前記第3の記憶手段に記憶された注文数量を前記注文入力画面の注文数量の入力欄に表示させ、前記第4の記憶手段に記憶された注文単価を前記注文入力画面の注文単価の入力欄に表示させ、有価証券の銘柄を示す銘柄識別情報に対応つけて当該銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを記憶する記憶装置で前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報に対応付けて記憶された株価チャートデータが示す株価チャートをさらに前記注文入力画面に表示させ、前記第4の記憶手段に記憶された注文単価を示す水平線であって前記入力部の操作により縦方向に移動可能な水平線を前記注文入力画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部とを具備し、
前記情報処理部は、前記水平線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記水平線を縦方向に移動させ、移動した前記水平線の表示位置に対応する前記株価チャートの縦軸上の株価を検出し、前記第4の記憶手段の前記注文単価を当該検出した株価に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行うことを特徴とする売買注文入力装置である。
本発明の第2の形態は、有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報及び注文単価を含む売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を前記有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
前記売買注文の内容を示す売買注文情報を記憶する注文内容記憶部であって前記売買注文の注文単価を記憶する注文単価記憶手段を有する注文内容記憶部と、前記売買注文の注文銘柄の株価チャートと、前記売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報と、前記売買注文の注文単価の入力欄とを注文画面に表示するための注文画面データを記憶する記憶装置に記憶された前記注文画面データが示す前記注文画面を表示させ、前記注文単価記憶手段に記憶された注文単価を前記注文画面の前記注文単価の入力欄に表示させ、前記注文単価記憶手段に記憶された注文単価を示す水平線であって入力部の操作により縦方向に移動可能な水平線を前記注文画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部とを具備し、
前記情報処理部は、前記水平線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記水平線を縦方向に移動させ、移動した前記水平線の表示位置に対応する前記株価チャートの縦軸上の株価を検出し、前記注文単価記憶手段の前記注文単価を当該検出した株価に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行うことを特徴とする売買注文入力装置である。
本発明の第3の形態は、有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報、売買区分、注文数量、注文単価及び注文有効期限を含む売買注文情報を入力するための入力欄を含む注文入力画面を表示部に表示し、前記注文入力画面に入力された前記売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を前記有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
操作者が入力操作を行う入力部から前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に入力された銘柄識別情報を記憶する第1の記憶手段、前記注文入力画面の売買区分の入力欄に入力された売買区分を記憶する第2の記憶手段、前記注文入力画面の注文数量の入力欄に入力された注文数量を記憶する第3の記憶手段、前記注文入力画面の注文単価の入力欄に入力された注文単価を記憶する第4の記憶手段、及び、前記注文入力画面の注文有効期限の入力欄に入力された注文有効期限を記憶する第5の記憶手段を有する注文内容記憶部と、前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報を前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に表示させ、前記第2の記憶手段に記憶された売買区分を前記注文入力画面の売買区分の入力欄に表示させ、前記第3の記憶手段に記憶された注文数量を前記注文入力画面の注文数量の入力欄に表示させ、前記第4の記憶手段に記憶された注文単価を前記注文入力画面の注文単価の入力欄に表示させ、前記第5の記憶手段に記憶された注文有効期限を前記注文入力画面の注文有効期限の入力欄に表示させ、有価証券の銘柄を示す銘柄識別情報に対応つけて当該銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを記憶する記憶装置で前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報に対応付けて記憶された株価チャートデータが示す株価チャートをさらに前記注文入力画面に表示させ、前記第5の記憶手段に記憶された注文有効期限を示す垂直線であって前記入力部の操作により横方向に移動可能な垂直線を前記注文入力画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部とを具備し、
前記情報処理部は、前記垂直線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記垂直線を横方向に移動させ、移動した前記垂直線の表示位置に対応する前記株価チャートの横軸上の日付を検出し、前記第5の記憶手段の前記注文有効期限を当該検出した日付を示す情報に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行うことを特徴とする売買注文入力装置である。
本発明の第4の形態は、有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報及び注文有効期限を含む売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を当該有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
前記売買注文の内容を示す売買注文情報を記憶する注文内容記憶部であって前記売買注文の注文有効期限を記憶する注文有効期限記憶手段を有する注文内容記憶部と、前記売買注文の注文銘柄の株価チャートと、前記売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報と、前記売買注文の注文有効期限の入力欄とを注文画面に表示するための注文画面データを記憶する記憶装置に記憶された前記注文画面データが示す前記注文画面を表示させ、前記注文有効期限記憶手段に記憶された注文有効期限を前記注文画面の前記注文有効期限の入力欄に表示させ、前記注文有効期限記憶手段に記憶された注文有効期限を示す垂直線であって入力部の操作により横方向に移動可能な垂直線を前記注文画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部とを具備し、
前記情報処理部は、前記垂直線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記垂直線を横方向に移動させ、移動した前記垂直線の表示位置に対応する前記株価チャートの横軸上の日付を検出し、前記注文有効期限記憶手段の前記注文有効期限を当該検出した日付を示す情報に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行うことを特徴とする売買注文入力装置である。
本発明の第3又は第4の形態の売買注文入力装置において、前記株価チャートを一目均衡表のチャートとし、前記情報処理部は、前記垂直線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記垂直線を横方向に移動させ、移動した前記垂直線の表示位置に対応する前記一目均衡表のチャートの横軸上における日付を検出し、検出した日付が当日以降の日付である場合に前記注文有効期限記憶手段の前記注文有効期限を当該検出した日付を示す情報に更新する更新処理を行う構成としてもよい。
本発明の第5の形態は、コンピュータを、上記本発明の第1から第4の形態の何れかの売買注文入力装置として機能させるためのプログラムである。
本発明の第1又は第2の形態の売買注文入力装置によれば、注文単価の入力欄の注文単価を示す水平線を注文銘柄の株価チャート上に表示し、株価チャート上の当該水平線を移動させる操作により注文単価を修正することができ、株価チャートが示す価格変動の傾向と注文単価の関係を視覚的に把握しつつ注文単価を修正することが可能である。
本発明の第3又は第4の形態の売買注文入力装置によれば、注文有効期限の入力欄の注文有効期限を示す垂直線を注文銘柄の株価チャート上に表示し、株価チャート上の当該垂直線を移動させる操作により注文有効期限を修正することができ、株価チャートが示す価格変動の傾向と注文有効期限の関係を視覚的に把握しつつ注文有効期限を修正することが可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る売買注文入力装置10の使用環境を説明するための概略図である。売買注文入力装置10は、インターネット等の通信回線1を通じて売買注文処理装置20に接続することができるようになっている。売買注文処理装置20は、例えば証券会社などの金融機関に設置され、注文入力画面を表示するための注文入力画面データ、株価チャートを表示するための株価チャートデータ等を売買注文入力装置10に送信するサーバとしての機能を備えている。売買注文処理装置20は、株式等の有価証券の売買取引処理を行う取引市場システムである売買システム30に通信回線を通じて接続されており、この通信回線は専用回線又は専用線としてもよい。
売買注文入力装置10は個人投資家が操作する端末装置であり、この端末装置の操作者である個人投資家は上記金融機関の顧客であり、通信回線1には複数の売買注文入力装置10が接続されている。売買注文入力装置10は、キーボード12、マウス等のポインティングデバイス14、表示部であるディスプレイ16、及び処理部18を有している。売買注文入力装置10は売買注文処理装置20にアクセスして、有価証券(例えば、株式、債券、上場投信等)の売買注文データ(売買注文情報)を入力するための注文入力画面をディスプレイ16に表示する。売買注文データには、注文銘柄の銘柄コード、売買区分を示す売買区分情報、注文数量、注文単価、及び注文有効期限を示す注文有効期限情報が含まれる。売買注文入力装置10の処理部18は、当該売買注文入力装置10を操作する投資家を識別するための識別情報である顧客IDを予め記憶しており、注文入力画面に入力された売買注文データを、投資家を識別するための識別情報である顧客IDとともに売買注文処理装置20に送信する。売買注文処理装置20は、売買注文入力装置10から受信した売買注文データが示す売買注文の発注処理を行い、一例として銘柄コード、売買区分、注文数量、注文単価等を含む売買注文データを有価証券の取引市場の売買システム30に送信する。
売買注文入力装置10は、売買注文の注文内容の表示欄である注文内容表示欄と株価チャートの表示欄であるチャート表示欄を有する注文入力画面をディスプレイ16に表示し、注文入力画面の注文内容表示欄には売買注文の注文内容が入力される注文入力欄が表示され、注文入力画面のチャート表示欄には注文銘柄の株価チャートが表示される。株価チャートを表示するための株価チャートデータは、売買注文処理装置20の株価チャート用記憶装置に有価証券の銘柄を示す銘柄コードに対応付けて記憶されており、売買注文処理装置20は売買注文入力装置10からの注文銘柄の株価チャートデータの要求に応じて当該銘柄の株価チャートデータを売買注文入力装置10に送る。注文入力画面のチャート表示欄の株価チャート上には、注文入力画面の注文単価の注文入力欄に入力された注文単価が水平線で表示され、株価チャート上の当該水平線を移動させる操作をキーボード12又はポインティングデバイス14から行うことにより注文入力欄の注文単価を株価チャート上の水平線が示す株価に更新して修正することができるようになっている。このため、操作者は株価チャートが示す価格変動の傾向と注文単価の関係を視覚的に把握しつつ注文単価を修正することが可能となっている。またチャート表示欄の株価チャート上には、注文入力画面の注文有効期限の注文入力欄に入力された注文有効期限が垂直線で表示され、株価チャート上の当該垂直線を移動させる操作をキーボード12又はポインティングデバイス14から行うことにより注文入力欄の注文有効期限を株価チャート上の垂直線が示す日付に更新して修正することができるようになっており、操作者は注文有効期限を株価チャート上で視覚的に把握しつつ修正することが可能となっている。
図2は、売買注文入力装置10の構成の一例を説明するためのブロック図である。この売買注文入力装置10は、端末装置を用いて構成されており、キーボード12と、ポインティングデバイス14と、ディスプレイ16と、処理部18を有する。処理部18は、例えば上記端末装置のコンピュータ本体により構成され、情報処理部100と注文内容記憶部110を有しており、通信回線1を通じて売買注文処理装置20と通信することができるようになっている。有価証券の売買注文の内容を示す売買注文データを記憶する注文内容記憶部110は、第1から第5の記憶手段111〜115を有しており、第1の記憶手段(注文銘柄記憶手段)111は売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報の一例である銘柄コードを記憶し、第2の記憶手段(注文区分記憶手段)112は売買注文の売買区分を示す売買区分情報を記憶し、第3の記憶手段(注文数量記憶手段)113は売買注文の注文数量を記憶し、第4の記憶手段(注文単価記憶手段)114は売買注文の注文単価を記憶し、第5の記憶手段(注文有効期限記憶手段)115は売買注文の注文有効期限を示す注文有効期限情報を記憶する。キーボード12とポインティングデバイス14から入力された情報は情報処理部100に送られるようになっており、情報処理部100は例えばCPU(中央処理装置)を用いて構成してもよい。
情報処理部100は、キーボード12又はポインティングデバイス14から注文入力画面の銘柄コードの入力欄に有価証券の銘柄を示す銘柄コードが入力されると、入力された銘柄コードを第1の記憶手段111に記憶する。そして、第1の記憶手段111に記憶された銘柄コードが示す注文銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを売買注文処理装置20の株価チャート用記憶装置から通信回線1を通じて取得し、チャート表示欄と注文内容表示欄を有する注文入力画面をディスプレイ16に表示し、チャート表示欄には当該注文銘柄の株価チャートを表示するとともに注文内容表示欄には第1の記憶手段111の銘柄コードが入力された状態の注文入力欄を表示させる処理を行う。
情報処理部100は、キーボード12又はポインティングデバイス14から注文入力画面の注文単価の入力欄に注文単価が入力されると、当該注文単価を示す水平線であってキーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって縦方向(上下方向)に移動可能な水平線をチャート表示欄の株価チャート上に表示させる。そして、キーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって株価チャート上の水平線が移動した場合に、移動した水平線が株価チャート上で示す株価を検出し、検出した株価を第4の記憶手段114に記憶して注文入力画面の注文単価の入力欄の注文単価を当該検出した株価に更新して表示する。また、情報処理部100は、キーボード12又はポインティングデバイス14から注文入力画面の注文有効期限の入力欄に注文有効期限を示す情報が入力されると、当該注文有効期限を示す垂直線であってキーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって横方向(左右方向)に移動可能な垂直線をチャート表示欄の株価チャート上に表示させる。そして、キーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって株価チャート上の垂直線が移動した場合に、移動した垂直線が株価チャート上で示す日付を検出し、検出した日付を示す情報を第5の記憶手段115に記憶して注文入力画面の注文有効期限の入力欄の注文有効期限情報を当該検出した日付を示す情報に更新して表示する。
また、情報処理部100は、キーボード12又はポインティングデバイス14から売買注文データを送信すべき旨の送信指示情報が入力された場合に、送信指示情報に基づき、注文内容記憶部110の第1から第5の記憶手段111〜115に記憶された売買注文データを読み出して売買注文処理装置20に送信することにより、注文入力画面に入力された売買注文データを売買注文処理装置20に送信する処理を行う。
図3は、注文内容記憶部110に記憶される売買注文データの構成の一例をテーブル形式で示す説明図であり、図3(A)の注文内容記憶部110は修正前の売買注文データを記憶しており、図3(B)の注文内容記憶部110は修正後の売買注文データを記憶している。
図3(A)の注文内容記憶部110では、第1の記憶手段111には銘柄コード「1000」が記憶されており、第2の記憶手段112には「買」を示す売買区分情報が記憶されており、第3の記憶手段113には注文数量「2000」株が記憶されており、第4の記憶手段114には注文単価「1300」円が記憶されており、第5の記憶手段115には注文有効期限「当日限り」を示す注文有効期限情報が記憶されている。
図3(B)の注文内容記憶部110では、第1の記憶手段111には銘柄コード「1000」が記憶されており、第2の記憶手段112には「買」を示す売買区分情報が記憶されており、第3の記憶手段113には注文数量「2000」株が記憶されており、第4の記憶手段114には注文単価「1300」円から注文単価「1350」円に更新されて記憶されており、第5の記憶手段115には「当日限り」を示す注文有効期限情報から「○月×日」を示す注文有効期限情報に更新されて記憶されている。なお、本実施形態では当日の翌日が○月×日となっている。
図4は、有価証券の売買注文を発注する際に、売買注文入力装置10及び売買注文処理装置20が行う処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。
まず売買注文入力装置10は、操作者がキーボード12又はポインティングデバイス14を介して入力した注文入力画面の表示指示情報に従って、注文入力画面データを要求する要求情報と当該操作者を識別する顧客IDを売買注文処理装置20に送信する(S2)。売買注文処理装置20は、注文入力画面を表示するための注文入力画面データを注文入力画面用記憶装置に記憶しており、売買注文入力装置10から注文入力画面データの要求情報と顧客IDを受信すると、注文入力画面データを注文入力画面用記憶装置から読み出して売買注文入力装置10に送信する(S4)。
売買注文入力装置10の情報処理部100は、売買注文処理装置20から注文入力画面データを受信し、受信した注文入力画面データを情報処理部100の注文入力画面表示用の記憶手段に記憶し、売買注文処理装置20からの注文入力画面データに基づいて注文入力画面をディスプレイ16に表示させる(S6)。
図5は、図4のフローチャートのS6で売買注文入力装置10のディスプレイ16に表示される注文入力画面の一例を示す説明図である。図5に示す画面例において、注文入力画面の注文入力欄は、銘柄コードが入力されるコード入力欄211と、売買区分情報が入力される売買区分入力欄212と、注文数量が入力される注文数量入力欄213と、指値注文の注文単価又は成行注文を示す情報が入力される注文単価入力欄214と、注文有効期限情報が入力される注文有効期限入力欄215を有しており、注文入力画面の注文内容表示欄200には注文内容を確認する注文確認画面を表示させるための確認ボタン216であって売買注文データの送信指示情報を入力するための確認ボタン216と、銘柄コードの銘柄の株価チャートを表示させるためのチャート表示ボタン211aと、注文単価を示す水平線を株価チャート上に表示させるための記入ボタン214aと、注文有効期限を示す垂直線を株価チャート上に表示させるための記入ボタン215aと、注文入力欄211〜215が表示されている。
銘柄コードを入力するためのコード入力欄211はテキストボックスとなっており、操作者が当該テキストボックスをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100は第1の記憶手段111を選択するとともに当該テキストボックス内にカーソル又はキャレットを表示させ、続いて操作者がキーボード12から数字を入力すると当該入力された数字を情報処理部100が第1の記憶手段111に書き込んで記憶し、第1の記憶手段111に記憶された数字を当該テキストボックス内に表示させることで当該テキストボックスに銘柄コードを入力した状態で表示させるようになっている。
売買区分情報を入力するための売買区分入力欄212は「買」のラジオボタンと「売」のラジオボタンからなり、操作者が「買」のラジオボタンをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100は第2の記憶手段112を選択して「買」を示す売買区分情報を第2の記憶手段112に書き込んで記憶し、第2の記憶手段112に記憶された「買」を示す売買区分情報に基づいて「買」のラジオボタンにドットを表示させるようになっており、「売」のラジオボタンをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100は第2の記憶手段112を選択して「売」を示す売買区分情報を第2の記憶手段112に書き込んで記憶し、第2の記憶手段112に記憶された「売」を示す売買区分情報に基づいて「売」のラジオボタンにドットを表示させるようになっている。
注文数量を入力するための注文数量入力欄213はテキストボックスとなっており、当該テキストボックスをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100は第3の記憶手段113を選択するとともに当該テキストボックス内にカーソル又はキャレットを表示させ、続いて操作者がキーボード12から数字を入力すると当該入力された数字を情報処理部100は第3の記憶手段113に書き込んで記憶し、第3の記憶手段113に記憶された数字を当該テキストボックス内に表示させることで当該テキストボックスに注文数量を入力した状態で表示させるようになっている。
注文単価を入力するための注文単価入力欄214は指値注文を示す「指値」のラジオボタンと指値注文の注文単価を入力するためのテキストボックスと成行注文を示す「成行」のラジオボタンからなり、操作者が「指値」のラジオボタンをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100が第4の記憶手段114を選択して指値注文を示す情報を第4の記憶手段114に記憶し、第4の記憶手段114に記憶された情報に基づいて「指値」のラジオボタンにドットを表示させ、次に操作者が当該テキストボックスをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100が第4の記憶手段114を選択するとともに当該テキストボックス内にカーソル又はキャレットを表示させ、続いて操作者がキーボード12から数字を入力すると入力された数字を情報処理部100が第4の記憶手段114に書き込んで記憶し、第4の記憶手段114に記憶された数字を当該テキストボックス内に表示させることで当該テキストボックスに注文単価を入力した状態で表示させるようになっており、操作者が「成行」のラジオボタンをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて第4の記憶手段114を選択して成行注文を示す情報を第4の記憶手段114に書き込んで記憶し、第4の記憶手段114に記憶された成行注文を示す情報に基づいて「成行」のラジオボタンにドットを表示させるようになっている。
注文有効期限情報を入力するための注文有効期限入力欄215は「当日限り」のラジオボタンと「期間指定」のラジオボタンと日付を入力するための入力ボックス(テキストボックス、コンボボックス又はリストボックス)からなり、操作者が「当日限り」のラジオボタンをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100は第5の記憶手段115を選択して注文有効期限が当日限りであることを示す情報を第5の記憶手段115に書き込んで記憶し、第5の記憶手段115に記憶された注文有効期限が当日限りであることを示す情報に基づいて「当日限り」のラジオボタンにドットを表示させるようになっており、操作者が「期間指定」のラジオボタンをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて第5の記憶手段115を選択して「期間指定」を示す情報を第5の記憶手段115に書き込んで記憶し、第5の記憶手段115に記憶された「期間指定」を示す情報に基づいて「期間指定」のラジオボタンにドットを表示させるようになっており、次に操作者が当該入力ボックスをポインティングデバイス14からポインタで指定してクリック操作することで、ポインティングデバイス14の当該操作入力に基づいて情報処理部100は第5の記憶手段115を選択するとともに当該入力ボックス内にカーソル又はキャレットを表示させ、続いて操作者がキーボード12又はポインティングデバイス14から注文有効期限情報を入力すると、入力された注文有効期限情報を第5の記憶手段115に書き込んで記憶し、第5の記憶手段115に記憶された注文有効期限情報を当該入力ボックスに表示させることで当該入力ボックスに注文有効期限情報を入力した状態で表示させるようになっている。
図4に戻る。注文入力画面がディスプレイ16に表示されると、売買注文入力装置10の操作者は、キーボード12又はポインティングデバイス14を介して注文入力画面のコード入力欄211に銘柄コードを入力し(S8)、入力された銘柄コードを情報処理部100は第1の記憶手段111に書き込んで記憶し、第1の記憶手段111に記憶された銘柄コードをコード入力欄211内に表示させ、第1の記憶手段111に記憶された銘柄コードと株価チャートデータを要求する要求情報と顧客IDを売買注文処理装置20に送信する(S10)。この情報処理部100は、一例として、注文入力画面のコード入力欄211に注文銘柄の銘柄コードが入力されてチャート表示ボタン211aがポインティングデバイス14によりクリック操作等されて押された場合に、チャート表示ボタン211aが操作されることにより入力されたチャート表示要求情報に基づき、第1の記憶手段111に書き込まれて記憶された銘柄コードと株価チャートデータを要求する要求情報と顧客IDを売買注文処理装置20に送信し、コード入力欄211に入力された銘柄コードが示す銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを売買注文処理装置20の記憶装置から取得するようにしてもよい。
売買注文処理装置20は、売買注文入力装置10から銘柄コードと株価チャートデータの要求情報と顧客IDを受信すると、受信した銘柄コードに対応する株価チャートデータを株価チャート用記憶装置から検索して読み出し、読み出した当該銘柄コードの銘柄の株価チャートデータを売買注文入力装置10に送信する(S14)。売買注文入力装置10の情報処理部100は、売買注文処理装置20から株価チャートデータを受信し、売買注文処理装置20から受信した株価チャートデータと注文入力画面用の記憶手段に記憶された注文入力画面データに基づいて注文銘柄の株価チャートのチャート表示欄と注文内容表示欄を有する注文入力画面をディスプレイ16に表示させる(S16)。なお、情報処理部100は、一例として、注文入力画面のコード入力欄211に注文銘柄の銘柄コードが入力されてチャート表示ボタン211aがポインティングデバイス14によりクリック操作等されて押された場合に、チャート表示ボタン211aが操作されることにより入力されたチャート表示要求情報に基づき、第1の記憶手段111に書き込まれて記憶された銘柄コードが示す銘柄の株価チャートのチャート表示欄と注文入力欄211〜215とボタン211a,214a,215aを含む注文内容表示欄を有する注文入力画面を表示するための注文入力画面データを要求する要求情報と第1の記憶手段111に記憶された注文銘柄の銘柄コードと顧客IDを売買注文処理装置20に送信し(S10)、有価証券の銘柄コードに対応付けて当該銘柄コードが示す銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを記憶する株価チャート用記憶装置及び注文入力画面用記憶装置を有する売買注文処理装置20で注文銘柄の株価チャートデータと注文入力画面データから売買注文処理装置20で生成された注文銘柄の株価チャートのチャート表示欄と注文入力欄211〜215とボタン211a,214a,215a,216を含む注文内容表示欄とを有する注文入力画面を表示するための注文入力画面データであって注文銘柄の株価チャートデータを含む注文入力画面データを取得し(S14)、取得した注文入力画面データを注文入力画面表示用の記憶手段に記憶し、売買注文処理装置20からの注文入力画面データに基づいて注文入力画面をディスプレイ16に表示させるようにしてもよい(S16)。
売買注文入力装置10の操作者は、キーボード12又はポインティングデバイス14を介して注文入力画面の注文入力欄212〜215に売買注文データの構成要素である売買区分、注文数量、注文単価のデータ入力を行い、入力された情報が情報処理部100に送られる(S18)。情報処理部100は、キーボード12又はポインティングデバイス14からチャート表示欄を有する注文入力画面の注文単価入力欄214のテキストボックスに注文単価が入力されて注文入力画面内の記入ボタン214aがポインティングデバイス14によりクリック操作等されて押された場合に、記入ボタン214aの操作より入力された株価チャート上への注文単価の記入指示を示す記入指示情報に基づき、注文単価入力欄214の注文単価を示す水平線であってキーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって縦方向に移動可能な水平線をチャート表示欄の株価チャート上に表示させる。そして、キーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって株価チャート上の水平線が移動した場合に移動した水平線が株価チャート上で示す株価を検出し、注文単価入力欄214の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行う。一例として、ポインティングデバイス14のポインタで水平線を指定して株価チャートの縦方向にドラッグ操作された場合に、当該ポインティングデバイス14のドラッグ操作に基づいて情報処理部100は水平線を縦方向に移動させ、移動した水平線の表示位置に対応する株価チャートの縦軸上の株価を検出し、検出した株価を第4の記憶手段114に上書きして記憶することにより第4の記憶手段114の注文単価を当該検出した株価に更新し、第4の記憶手段114で更新された注文単価を注文単価入力欄214のテキストボックス内に表示させることで、注文単価入力欄214の注文単価を当該検出した株価に更新して表示させるようにしてもよい。
また、情報処理部100は、キーボード12又はポインティングデバイス14からチャート表示欄を有する注文入力画面の注文有効期限入力欄215の入力ボックスに注文有効期限が入力されて注文入力画面内の記入ボタン215aがポインティングデバイス14によりクリック操作等されて押された場合に、記入ボタン215aの操作より入力された株価チャート上への注文有効期限の記入指示を示す記入指示情報に基づき、注文単価入力欄215の注文有効期限を示す垂直線であってキーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって横方向に移動可能な垂直線をチャート表示欄の株価チャート上に表示させる。そして、キーボード12又はポインティングデバイス14の操作によって株価チャート上の垂直線が移動した場合に移動した垂直線が株価チャート上で示す日付を検出し、注文有効期限入力欄215の注文有効期限を当該検出した日付に更新する処理を行う。一例として、ポインティングデバイス14のポインタで垂直線を指定して株価チャートの横方向にドラッグ操作された場合に、当該ポインティングデバイス14のドラッグ操作に基づいて情報処理部100は垂直線を横方向に移動させ、移動した垂直線の表示位置に対応する株価チャートの横軸上の日付を検出し、検出した日付を示す情報を第5の記憶手段115に上書きして記憶することにより第5の記憶手段115の注文有効期限情報を当該検出した日付を示す情報に更新し、第5の記憶手段115で更新された注文有効期限を注文有効期限入力欄215の入力ボックス内に表示させることで、注文有効期限入力欄215の注文有効期限を当該検出した日付に更新して表示させるようにしてもよい。
図6は、チャート表示欄120と注文内容表示欄200を有する注文入力画面の表示例を示す説明図である。図6(A)及び図6(B)に示す画面例では、チャート表示欄120の株価チャート上に注文単価を示す水平線122及び注文有効期限を示す垂直線124が表示されており、注文内容表示欄200には注文入力欄211〜215、確認ボタン216、チャート表示ボタン211a、記入ボタン214a,215aが表示されており、図6(A)の注文入力画面のチャート表示欄120で水平線122と垂直線124が移動した場合の注文入力画面を図6(B)に例示している。この注文入力画面において、チャート表示欄120と注文内容表示欄200は同一画面上に表示されており、チャート表示欄120の株価チャートの縦軸である垂直軸は株価を示しており、横軸である水平軸は日付を示している。
図6(A),(B)の注文入力画面の注文内容表示欄200に関する表示処理は、図5の注文入力画面に関する表示処理と同様であり、コード入力欄211には銘柄コード「1000」が表示されており、情報処理部100は第1の記憶手段111の記憶情報をコード入力欄211のテキストボックスに表示させている。売買区分入力欄212には「買」のラジオボタンにドットが表示されており、情報処理部100は第2の記憶手段112の記憶情報を売買区分入力欄212のラジオボタンにドットで表示させている。注文数量入力欄213には注文数量「2000」株が表示されており、情報処理部100は第3の記憶手段113の記憶情報を注文数量入力欄213のテキストボックスに表示させている。
図6(A),(B)の注文入力画面において、チャート表示欄120の株価チャート上には、ポインタ14aすなわちポインティングデバイス14の操作によって縦方向に移動可能な水平線122が表示されており、一例としてポインタ14aで水平線122を指定してポインティングデバイス14で株価チャートの縦方向にドラッグ操作することで水平線122が縦方向に移動可能となっている。情報処理部100は、チャート表示欄120の株価チャート上における水平線122の表示位置(例えばディスプレイ16の表示画面内における垂直軸であるy軸上の座標)を監視しており、また水平線122の表示位置と株価チャートの縦軸上の株価の対応関係を示す株価対応データ(例えばディスプレイ16のチャート表示欄120内におけるy軸上の座標(y座標)を株価に変換するための変換式又はデータテーブル)を有している。そしてポインタ14aを用いてポインティングデバイス14により水平線122が株価チャートの縦方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した水平線122の表示位置に対応する株価を株価対応データから検出し、注文単価入力欄214の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行い、これにより注文単価入力欄214の注文単価の修正を行う。一例として、ポインタ14aを用いて水平線122が縦方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した水平線122の位置に対応する株価を株価対応データから検出し、検出した株価を第4の記憶手段114に書き込んで記憶し、第4の記憶手段114に記憶された株価を注文単価入力欄214のテキストボックス内に表示させることにより、注文単価入力欄214の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行うようにしてもよい。
図6(A)の注文入力画面では、チャート表示欄120の株価チャート上において水平線122は「1300」円を示しており、注文内容表示欄200の注文単価入力欄214の注文単価は「1300」円となっている。図6(A)の注文入力画面のチャート表示欄120上で水平線122を縦方向(縦軸方向であって株価の増大方向)に移動させた図6(B)の注文入力画面では、チャート表示欄120の株価チャート上において水平線122は「1350」円を示しており、注文内容表示欄200の注文単価入力欄214の注文単価は「1300」円から更新されて「1350」円に修正されている。なお、図6(A)の注文内容表示欄200の売買注文データは図3(A)の注文内容記憶部110の売買注文データに対応しており、図6(B)の注文内容表示欄200の売買注文データは図3(B)の注文内容記憶部110の売買注文データに対応しており、第4の記憶手段114の注文単価は「1300」円から「1350」円に更新されている。
また、図6(A),(B)の注文入力画面において、チャート表示欄120の株価チャート上には、ポインタ14aすなわちポインティングデバイス14の操作によって横方向に移動可能な垂直線124が表示されており、一例としてポインタ14aで垂直線124を指定してポインティングデバイス14で株価チャートの横方向にドラッグ操作することで垂直線124が横方向に移動可能となっている。情報処理部100は、チャート表示欄120の株価チャート上における垂直線124の表示位置(例えばディスプレイ16の表示画面内における水平軸であるx軸上の座標)を監視しており、また垂直線124の表示位置と株価チャートの横軸上の日付の対応関係を示す日付対応データ(例えばディスプレイ16のチャート表示欄120内におけるx軸上の座標(x座標)を日付に変換するための変換式又はデータテーブル)を有している。そしてポインタ14aを用いてポインティングデバイス14により垂直線124が株価チャートの横方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した垂直線124の表示位置に対応する日付を日付対応データから検出し、注文有効期限入力欄215の注文有効期限情報を当該検出した日付を示す情報に更新する処理を行い、これにより注文有効期限入力欄215の注文有効期限の修正を行う。一例として、ポインタ14aを用いて垂直線124が横方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した垂直線124の位置に対応する日付を日付対応データから検出し、検出した日付を示す情報を第5の記憶手段115に書き込んで記憶し、第5の記憶手段115に記憶された日付を注文有効期限入力欄215の入力ボックスに表示させることにより、注文有効期限入力欄215の注文有効期限を当該検出した日付に更新する処理を行うようにしてもよい。
図6(A)の注文入力画面では、チャート表示欄120の株価チャート上において垂直線124は当日を示しており、注文内容表示欄200の注文有効期限入力欄215の注文有効期限は「当日限り」となっている。図6(A)の注文入力画面のチャート表示欄120上で垂直線124を横方向(横軸方向であって将来の日付の方向)に移動させた図6(B)の注文入力画面では、チャート表示欄120の株価チャート上において垂直線124は翌日の「○月×日」を示しているものであり、注文内容表示欄200の注文有効期限入力欄215の注文有効期限は「当日限り」から更新されて「○月×日」に修正されている。なお、図6(A)の注文内容表示欄200の売買注文データは図3(A)の注文内容記憶部110の売買注文データに対応しており、図6(B)の注文内容表示欄200の売買注文データは図3(B)の注文内容記憶部110の売買注文データに対応しており、第5の記憶手段115の注文有効期限情報は「当日限り」から「○月×日」に更新されている。また、情報処理部100に当日の月日と当日限りを示す情報を対応付けて記憶する当日日付記憶手段を備えておき、株価チャート上において垂直線が当日の日付を示す場合に当日日付記憶手段を参照して当日限りを示す情報として検出するようにしてもよく、第5の記憶手段115に記憶された当日限りを示す情報を当日日付記憶手段を参照して当日の月日を示す情報として認識するようにしてもよい。
このように本実施形態では、チャート表示欄120と注文内容表示欄200を有する注文入力画面において、チャート表示欄120の株価チャート上の水平線122をポインタ14a及びポインティングデバイス14を用いて縦方向に移動させることにより、注文内容表示欄200の注文入力欄214の注文単価を修正することができる。このため、株価チャートが示す価格変動の傾向を確認しながら注文単価を修正することが可能である。またチャート表示欄120の株価チャート上の垂直線124をポインタ14a及びポインティングデバイス14を用いて移動させることにより、注文内容表示欄200の注文入力欄215の注文有効期限を修正することができる。このため、株価チャートが示す価格変動の傾向を確認しながら注文有効期限を修正することが可能である。
図4に戻る。売買注文入力装置10の操作者は、注文入力画面への売買注文データの入力を終了すると(S18)、注文入力画面の確認ボタン216をポインティングデバイス14でクリック操作等して押すことで注文確認画面の表示指示を示す表示指示情報と売買注文データの送信指示情報を入力する。情報処理部100は、注文確認画面の表示指示情報と売買注文データの送信指示情報に基づき、注文内容記憶部110の第1から第5の記憶手段111〜115に記憶された銘柄コード、売買区分情報、注文数量、注文単価及び注文有効期限情報を読み出し、読み出した銘柄コード、売買区分情報、注文数量、注文単価及び注文有効期限情報を含む売買注文データと注文確認画面データの要求情報と顧客IDを売買注文処理装置20に送信する(S20)。
売買注文処理装置20は、注文確認画面を表示するための注文確認画面データを注文確認画面用記憶装置に記憶しており、売買注文入力装置10から売買注文データと注文確認画面データの要求情報と顧客IDを受信すると、注文確認画面データを注文確認画面用記憶装置から読み出すとともに売買注文データの銘柄コードに対応する注文銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを株価チャート用記憶装置から読み出して注文銘柄の株価チャートのチャート表示欄と売買注文データの注文内容表示欄を有する注文確認画面を表示するための注文確認画面データを生成し(S22)、生成した注文確認画面データを売買注文入力装置10に送信する(S24)。売買注文入力装置10の情報処理部100は、売買注文処理装置20から注文確認画面データを受信して注文確認画面表示用の記憶手段に記憶し、売買注文処理装置20からの注文確認画面データに基づいて注文確認画面をディスプレイ16に表示させる(S26)。
図7は、図4のフローチャートのS26で売買注文入力装置10のディスプレイ16に表示される注文確認画面の一例を示す説明図であり、注文内容表示欄300とチャート表示欄320を有する注文確認画面の表示例を説明するための説明図である。図7に示す画面例では、チャート表示欄320の株価チャート上に注文単価を示す水平線322及び注文有効期限を示す垂直線324が表示されており、注文内容表示欄300には注文表示欄311〜313、注文入力欄314〜315、注文確定ボタン316が表示されている。この注文確認画面において、チャート表示欄320と注文内容表示欄300は同一画面上に表示されており、チャート表示欄320の株価チャートの縦軸である垂直軸は株価を示しており、横軸である水平軸は日付を示している。
図7の注文確認画面の注文内容表示欄300は、銘柄コードが表示されるコード表示欄311と、売買区分情報が表示される売買区分表示欄312と、注文数量が表示される注文数量表示欄313と、指値注文の注文単価又は成行注文を示す情報が入力される注文単価入力欄314と、注文有効期限情報が入力される注文有効期限入力欄315と、注文内容を確認した旨を入力するための注文確定ボタン316であって売買注文データを売買注文処理装置20へ送信させる送信指示を入力するためのボタン316を有している。
図7の注文確認画面において、銘柄コードを表示するコード表示欄311は注文入力画面のコード入力欄211に入力された銘柄コードが表示されており、すなわち注文入力画面の確認ボタン216の操作時に第1の記憶手段111に記憶されていた銘柄コード「1000」がコード表示欄311に表示されている。売買区分を表示する売買区分表示欄312は注文入力画面の売買区分入力欄212に入力された売買区分情報が表示されており、すなわち注文入力画面の確認ボタン216の操作時に第2の記憶手段112に記憶されていた「買」を示す売買区分情報が売買区分表示欄312の「買」のラジオボタンのドットにより表示されている。注文数量を表示する注文数量表示欄313は注文入力画面の注文数量入力欄213に入力された注文数量が表示されており、すなわち注文入力画面の確認ボタン216の操作時に第3の記憶手段113に記憶されていた注文数量「2000」株が注文数量表示欄313に表示されている。
図7の注文確認画面において、チャート表示欄320の株価チャート上には、ポインタ14aすなわちポインティングデバイス14の操作によって縦方向に移動可能な水平線322が表示されており、一例としてポインタ14aで水平線322を指定してポインティングデバイス14で株価チャートの縦方向にドラッグ操作することで水平線322が縦方向に移動可能となっている。情報処理部100は、チャート表示欄320の株価チャート上における水平線322の表示位置(例えばディスプレイ16の表示画面内における垂直軸であるy軸上の座標)を監視しており、また水平線322の表示位置と株価チャートの縦軸上の株価の対応関係を示す株価対応データ(例えばディスプレイ16のチャート表示欄320内におけるy軸上の座標(y座標)を株価に変換するための変換式又はデータテーブル)を有している。そしてポインタ14aを用いてポインティングデバイス14により水平線322が株価チャートの縦方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した水平線322の表示位置に対応する株価を株価対応データから検出し、注文単価入力欄314の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行い、これにより注文単価入力欄314の注文単価の修正を行う。一例として、ポインタ14aを用いて水平線322が縦方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した水平線322の位置に対応する株価を株価対応データから検出し、検出した株価を第4の記憶手段114に上書きして記憶し、第4の記憶手段114に記憶された株価を注文単価入力欄314のテキストボックスに表示させることにより、注文単価入力欄314の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行うようにしてもよい。
図7の注文確認画面では、チャート表示欄320の株価チャート上において水平線322は「1350」円を示しており、注文内容表示欄300の注文単価入力欄314の注文単価は「1350」円となっている。なお、図7の注文単価入力欄314では、注文入力画面のコード入力欄211の注文単価が初期値として表示されており、すなわち注文入力画面の確認ボタン216の操作時に第4の記憶手段114に記憶されていた注文単価「1350」円が注文単価入力欄314に表示されている。
また、図7の注文確認画面において、チャート表示欄320の株価チャート上には、ポインタ14aすなわちポインティングデバイス14の操作によって横方向に移動可能な垂直線324が表示されており、一例としてポインタ14aで垂直線324を指定してポインティングデバイス14で株価チャートの横方向にドラッグ操作することで垂直線324が横方向に移動可能となっている。情報処理部100は、チャート表示欄320の株価チャート上における垂直線324の表示位置(例えばディスプレイ16の表示画面内における水平軸であるx軸上の座標)を監視しており、また垂直線324の表示位置と株価チャートの横軸上の日付の対応関係を示す日付対応データ(例えばディスプレイ16のチャート表示欄320内におけるx軸上の座標(x座標)を日付に変換するための変換式又はデータテーブル)を有している。そしてポインタ14aを用いてポインティングデバイス14により垂直線324が株価チャートの横方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した垂直線324の表示位置に対応する日付を日付対応データから検出し、注文有効期限入力欄315の注文有効期限を当該検出した日付に更新する処理を行い、これにより注文有効期限入力欄315の注文有効期限の修正を行う。一例として、ポインタ14aを用いて垂直線324が横方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した垂直線324の位置に対応する日付を日付対応データから検出し、検出した日付を示す情報を第5の記憶手段115に上書きして記憶し、第5の記憶手段115に記憶された日付を注文有効期限入力欄315の入力ボックスに表示させることにより、注文有効期限入力欄315の注文有効期限を当該検出した日付に更新する処理を行うようにしてもよい。
図7の注文確認画面では、チャート表示欄320の株価チャート上において垂直線324は○月×日を示しており、注文内容表示欄300の注文有効期限入力欄315の注文有効期限は「○月×日」となっている。なお、図7の注文有効期限入力欄315では、注文入力画面の注文有効期限入力欄211の注文有効期限が初期値として表示されており、すなわち注文入力画面の確認ボタン216の操作時に第5の記憶手段115に記憶されていた「○月×日」の注文有効期限情報が注文有効期限入力欄315に表示されている。
このように本実施形態では、チャート表示欄320及び注文内容表示欄300を有する注文確認画面において、チャート表示欄320の株価チャート上の水平線322をポインタ14a及びポインティングデバイス14を用いて縦方向に移動させることにより、注文内容表示欄300の注文入力欄314の注文単価を修正することができる。このため、株価チャートが示す価格変動の傾向を確認しながら注文単価を修正することが可能である。また、チャート表示欄320の株価チャート上の垂直線324をポインタ14a及びポインティングデバイス14を用いて移動させることにより、注文内容表示欄300の注文入力欄315の注文有効期限を修正することができる。このため、株価チャートが示す価格変動の傾向を確認しながら注文有効期限を修正することが可能である。
図4に戻る。売買注文入力装置10の操作者は、注文確認画面に表示された売買注文データを修正する場合はチャート表示欄320の株価チャート上の水平線322及び/又は垂直線324をポインティングデバイス14により移動させて修正を行った後に注文確定ボタン316をクリック操作等して押下し(S28)、注文確認画面に表示された売買注文データを修正しない場合は注文確定ボタン316をクリック操作等して押下する( S28)。情報処理部100は、注文内容表示欄300の注文確定ボタン316がポインティングデバイス14から操作されることにより注文確認画面の売買注文データの送信指示情報が入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、注文内容記憶部110の第1から第5の記憶手段111〜115に記憶された銘柄コード、売買区分情報、注文数量、注文単価及び注文有効期限情報を読み出し、読み出した銘柄コード、売買区分情報、注文数量、注文単価及び注文有効期限情報を含む売買注文データと発注処理要求情報と顧客IDを売買注文処理装置20に送信する(S30)。
売買注文処理装置20は、売買注文入力装置10から注文確定データとしての売買注文データと発注処理要求情報と顧客IDを受信すると、売買注文を識別するための注文識別番号を採番し、当該注文識別番号と売買注文データと顧客IDと未発注を示す注文状況フラグを対応付けて売買注文処理装置20の注文データベースに格納する。そして、売買注文データと注文識別番号を含む注文電文(注文入力電文)を売買システム30に送信することにより売買注文の発注処理を行い(S32)、当該注文識別番号に対応付けされた注文状況フラグを未発注から発注済を示すフラグに更新する。売買注文処理装置20は、売買システム30から注文識別番号を含む約定成立通知を受け取ると、約定成立通知に含まれる注文識別番号に対応付けされた注文状況フラグを発注済から約定済を示すフラグに更新する。
図8は、発注済の有価証券の売買注文を訂正する際に、売買注文入力装置10及び売買注文処理装置20が行う処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。
まず売買注文入力装置10は、操作者がキーボード12又はポインティングデバイス14を介して入力した注文訂正画面の表示指示情報に従って、注文訂正画面データを要求する要求情報と当該操作者を識別する顧客IDを売買注文処理装置20に送信する(S42)。
売買注文処理装置20は、注文訂正画面を表示するための注文訂正画面データを注文訂正画面用記憶装置に記憶しており、売買注文入力装置10から注文訂正画面データの要求情報と顧客IDを受信すると、注文訂正画面データを注文訂正画面用記憶装置から読み出すとともに注文データベースから当該顧客ID及び発注済の注文状況フラグに対応付けされた売買注文データを読み出し、読み出した売買注文データの銘柄コードに対応する注文銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを株価チャート用記憶装置から読み出し、当該注文銘柄の株価チャートのチャート表示欄と当該売買注文データの注文内容表示欄を有する注文訂正画面を表示するための注文訂正画面データを生成し、生成した注文訂正画面データと売買注文データを売買注文入力装置10に送信する(S44)。売買注文入力装置10の情報処理部100は、売買注文処理装置20から注文訂正画面データと売買注文データを受信して注文訂正画面データを注文訂正画面表示用の記憶手段に記憶するとともに売買注文データを注文内容記憶部110に記憶し、売買注文処理装置20からの注文訂正画面データに基づいて注文訂正画面をディスプレイ16に表示させる(S46)。なお、S46において表示される注文訂正画面は、図7に示した注文確認画面と同様の画面を用いてもよく、以下では図7の注文確認画面を注文訂正画面として用いた場合の注文訂正画面について説明する。
図7は、図8のフローチャートのS66で売買注文入力装置10のディスプレイ16に表示される注文訂正画面の一例を示す説明図であり、注文内容表示欄300とチャート表示欄320を有する注文訂正画面の表示例を説明するための説明図である。図7に示す画面例では、チャート表示欄320の株価チャート上に注文単価を示す水平線322及び注文有効期限を示す垂直線324が表示されており、注文内容表示欄300には注文表示欄311〜313、注文入力欄314〜315、注文確定ボタン316が表示されている。この注文訂正画面において、チャート表示欄320と注文内容表示欄300は同一画面上に表示されており、チャート表示欄320の株価チャートの縦軸である垂直軸は株価を示しており、横軸である水平軸は日付を示している。
図7の注文訂正画面の注文内容表示欄300は、銘柄コードが表示されるコード表示欄311と、売買区分情報が表示される売買区分表示欄312と、注文数量が表示される注文数量表示欄313と、指値注文の注文単価又は成行注文を示す情報が入力される注文単価入力欄314と、注文有効期限情報が入力される注文有効期限入力欄315と、注文内容を確認した旨を入力するための注文確定ボタン316であって売買注文データを売買注文処理装置20へ送信させる送信指示を入力するためのボタン316を有している。
図7の注文訂正画面において、銘柄コードを表示するコード表示欄311は操作者が注文主である発注済の売買注文データの銘柄コードが表示されており、すなわち注文データベースで操作者を識別する顧客IDと発注済の注文状況フラグに対応付けされた売買注文データの銘柄コード「1000」がコード表示欄311に表示されている。売買区分を表示する売買区分表示欄312は操作者が注文主である発注済の売買注文データの売買区分情報が表示されており、すなわち注文データベースで操作者を識別する顧客IDと発注済の注文状況フラグに対応付けされた売買注文データの「買」を示す売買区分情報が売買区分表示欄312の「買」のラジオボタンのドットにより表示されている。注文数量を表示する注文数量表示欄313は操作者が注文主である発注済の売買注文データの注文数量が表示されており、すなわち注文データベースで操作者を識別する顧客IDと発注済の注文状況フラグに対応付けされた売買注文データの注文数量「2000」株が注文数量表示欄313に表示されている。
図7の注文訂正画面において、チャート表示欄320の株価チャート上には、ポインタ14aすなわちポインティングデバイス14の操作によって縦方向に移動可能な水平線322が表示されており、一例としてポインタ14aで水平線322を指定してポインティングデバイス14で株価チャートの縦方向にドラッグ操作することで水平線322が縦方向に移動可能となっている。情報処理部100は、チャート表示欄320の株価チャート上における水平線322の表示位置(例えばディスプレイ16の表示画面内における垂直軸であるy軸上の座標)を監視しており、また水平線322の表示位置と株価チャートの縦軸上の株価の対応関係を示す株価対応データ(例えばディスプレイ16のチャート表示欄320内におけるy軸上の座標(y座標)を株価に変換するための変換式又はデータテーブル)を有している。そしてポインタ14aを用いてポインティングデバイス14により水平線322が株価チャートの縦方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した水平線322の表示位置に対応する株価を株価対応データから検出し、注文単価入力欄314の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行い、これにより注文単価入力欄314の注文単価の修正を行う。一例として、ポインタ14aを用いて水平線322が縦方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した水平線322の位置に対応する株価を株価対応データから検出し、検出した株価を第4の記憶手段114に上書きして記憶し、第4の記憶手段114に記憶された株価を注文単価入力欄314のテキストボックスに表示させることにより、注文単価入力欄314の注文単価を当該検出した株価に更新する処理を行うようにしてもよい。
図7の注文訂正画面では、チャート表示欄320の株価チャート上において水平線322は「1350」円を示しており、注文内容表示欄300の注文単価入力欄314の注文単価は「1350」円となっている。なお、図7の注文単価入力欄314では、操作者が注文主である発注済の売買注文データの注文単価が初期値として表示されており、すなわち注文データベースで操作者を識別する顧客IDと発注済の注文状況フラグに対応付けされた売買注文データの注文単価「1350」が注文単価入力欄314に表示されている。
また、図7の注文訂正画面において、チャート表示欄320の株価チャート上には、ポインタ14aすなわちポインティングデバイス14の操作によって横方向に移動可能な垂直線324が表示されており、一例としてポインタ14aで垂直線324を指定してポインティングデバイス14で株価チャートの横方向にドラッグ操作することで垂直線324が横方向に移動可能となっている。情報処理部100は、チャート表示欄320の株価チャート上における垂直線324の表示位置(例えばディスプレイ16の表示画面内における水平軸であるx軸上の座標)を監視しており、また垂直線324の表示位置と株価チャートの横軸上の日付の対応関係を示す日付対応データ(例えばディスプレイ16のチャート表示欄320内におけるx軸上の座標(x座標)を日付に変換するための変換式又はデータテーブル)を有している。そしてポインタ14aを用いてポインティングデバイス14により垂直線324が株価チャートの横方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した垂直線324の表示位置に対応する日付を日付対応データから検出し、注文有効期限入力欄315の注文有効期限を当該検出した日付に更新する処理を行い、これにより注文有効期限入力欄315の注文有効期限の修正を行う。一例として、ポインタ14aを用いて垂直線324が横方向に移動させられた場合に、情報処理部100は、移動した垂直線324の位置に対応する日付を日付対応データから検出し、検出した日付を示す情報を第5の記憶手段115に上書きして記憶し、第5の記憶手段115に記憶された日付を注文有効期限入力欄315の入力ボックスに表示させることにより、注文有効期限入力欄315の注文有効期限を当該検出した日付に更新する処理を行うようにしてもよい。
図7の注文確認画面では、チャート表示欄320の株価チャート上において垂直線324は○月×日を示しており、注文内容表示欄300の注文有効期限入力欄315の注文有効期限は「○月×日」となっている。なお、図7の注文有効期限入力欄315では、操作者が注文主である発注済の売買注文データの注文有効期限が初期値として表示されており、すなわち注文データベースで操作者を識別する顧客IDと発注済の注文状況フラグに対応付けされた売買注文データの注文有効期限「○月×日」が注文有効期限入力欄314に表示されている。
このように本実施形態では、チャート表示欄320及び注文内容表示欄300を有する注文訂正画面において、チャート表示欄320の株価チャート上の水平線322をポインタ14a及びポインティングデバイス14を用いて縦方向に移動させることにより、注文内容表示欄300の注文入力欄314の注文単価を訂正することができる。このため、株価チャートが示す価格変動の傾向を確認しながら注文単価を修正することが可能である。またチャート表示欄320の株価チャート上の垂直線324をポインタ14a及びポインティングデバイス14を用いて移動させることにより、注文内容表示欄300の注文入力欄315の注文有効期限を訂正することができる。このため、株価チャートが示す価格変動の傾向を確認しながら注文有効期限を修正することが可能である。
図8に戻る。売買注文入力装置10の操作者は、注文訂正画面に表示された売買注文データを修正する場合はチャート表示欄320の株価チャート上の水平線322及び/又は垂直線324をポインティングデバイス14により移動させて修正を行った後に注文確定ボタン316をクリック操作等して押下し(S48)、注文訂正画面に表示された売買注文データを修正しない場合は注文確定ボタン316をクリック操作等して押下する( S48)。情報処理部100は、注文内容表示欄300の注文確定ボタン316がポインティングデバイス14から操作されることにより注文訂正画面の売買注文データの送信指示情報が入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、注文内容記憶部110の第1から第5の記憶手段111〜115に記憶された銘柄コード、売買区分情報、注文数量、注文単価及び注文有効期限情報を読み出し、読み出した銘柄コード、売買区分情報、注文数量、注文単価及び注文有効期限情報を含む売買注文データと訂正発注処理要求情報と顧客IDを売買注文処理装置20に送信する(S50)。
売買注文処理装置20は、売買注文入力装置10から訂正注文確定データとしての訂正注文の内容を示す売買注文データと訂正発注処理要求情報と顧客IDを受信すると、受信した売買注文データを売買システム30に送信することにより訂正発注処理を行い、一例として操作者の顧客ID及び発注済の注文状況フラグに対応付けされた訂正対象の売買注文の注文識別番号を読み出して一時保持し、訂正後の売買注文(訂正注文)を識別するための注文識別番号を採番し、当該訂正注文の注文識別番号と売買注文データと顧客IDと未発注を示す注文状況フラグを対応付けて売買注文処理装置20の注文データベースに格納し、訂正対象の売買注文を取り消すための注文電文(注文取消電文)であって一時保持した訂正対象の売買注文の注文識別番号を含む注文電文を売買システム30に送信して訂正対象の売買注文を取り消すための処理を行って訂正対象の売買注文の注文識別番号に対応付けされた注文状況フラグを発注済から取消を示すフラグに更新し、さらに訂正注文の売買注文データと訂正注文の注文識別番号を含む注文電文(注文入力電文)を売買システム30に送信することにより売買注文の訂正発注処理を行い(S32)、当該訂正注文の注文識別番号に対応付けされた注文状況フラグを未発注から発注済を示すフラグに更新するようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。株価チャートとして一目均衡表のチャートを用いてもよく、情報処理部100は、チャート表示欄及び注文内容表示欄を有する注文入力画面、注文確認画面及び注文訂正画面において、チャート表示欄の一目均衡表のチャート上の垂直線を移動させるポインティングデバイス14の操作入力に基づいて垂直線を横方向に移動させ、移動した垂直線の表示位置に対応する一目均衡表のチャートの横軸上における日付を検出し、検出した日付が当日以降の日付である場合に第5の記憶手段115の注文有効期限情報を当該検出した日付を示す情報に更新する処理を行うようにしてもよく、検出した日付が当日以降であるか否かを当日日付記憶手段に記憶された当日日付(例えば当日の月日)と比較して判定するようにしてもよい。株価チャートは例えば週足チャート又は日足チャートを選択可能な構成としてもよく、一例として日足チャートを自動的に用いるようにしてもよい。また、コンピュータを情報処理部100及び注文内容記憶部110として機能させるためのプログラムを端末装置又は端末装置のコンピュータ本体にインストールすることにより、端末装置を売買注文入力装置10として機能させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る売買注文入力装置10の使用環境を説明するための概略図である。 売買注文入力装置10の構成の一例を説明するためのブロック図である。 注文内容記憶部110に記憶された売買注文データの一例をテーブル形式で示す説明図であり、図3(A)は注文単価と注文有効期限の修正前の売買注文データを例示する説明図であり、図3(B)は注文単価と注文有効期限の修正後の売買注文データを例示する説明図である。 有価証券の売買注文を発注する際に、売買注文入力装置10及び売買注文処理装置20が行う処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図4のフローチャートのS6でディスプレイ16に表示される注文入力画面の一例を示す説明図である。 チャート表示欄120と注文内容表示欄200を有する注文入力画面の一例を示す説明図であり、図6(A)は注文単価と注文有効期限の修正前の注文入力画面を例示する説明図であり、図6(B)は注文単価と注文有効期限の修正後の注文入力画面を例示する説明図である。 図4のフローチャートのS26でディスプレイ16に表示される注文確認画面の一例を示す説明図である。 発注済の有価証券の売買注文を訂正する際に、売買注文入力装置10及び売買注文処理装置20が行う処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10・・・売買注文入力装置、12・・・キーボード、14・・・ポインティングデバイス、14a・・・ポインタ、16・・・ディスプレイ、18・・・処理部、20・・・売買注文処理装置、30・・・売買システム、100・・・情報処理部、110・・・注文内容記憶部、111・・・第1の記憶手段(銘柄コード記憶手段)、112・・・第2の記憶手段(売買区分記憶手段)、113・・・第3の記憶手段(注文数量記憶手段)、114・・・第4の記憶手段(注文単価記憶手段)、115・・・第5の記憶手段(注文有効期限記憶手段)、120,320・・・チャート表示欄、122,322…水平線、124,324…垂直線、200,300・・・注文内容表示欄

Claims (6)

  1. 有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報、売買区分、注文数量及び注文単価を含む売買注文情報を入力するための入力欄を含む注文入力画面を表示部に表示し、前記注文入力画面に入力された前記売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を前記有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
    操作者が入力操作を行う入力部から前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に入力された銘柄識別情報を記憶する第1の記憶手段、前記注文入力画面の売買区分の入力欄に入力された売買区分を記憶する第2の記憶手段、前記注文入力画面の注文数量の入力欄に入力された注文数量を記憶する第3の記憶手段、及び、前記注文入力画面の注文単価の入力欄に入力された注文単価を記憶する第4の記憶手段を有する注文内容記憶部と、
    前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報を前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に表示させ、前記第2の記憶手段に記憶された売買区分を前記注文入力画面の売買区分の入力欄に表示させ、前記第3の記憶手段に記憶された注文数量を前記注文入力画面の注文数量の入力欄に表示させ、前記第4の記憶手段に記憶された注文単価を前記注文入力画面の注文単価の入力欄に表示させ、有価証券の銘柄を示す銘柄識別情報に対応つけて当該銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを記憶する記憶装置で前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報に対応付けて記憶された株価チャートデータが示す株価チャートをさらに前記注文入力画面に表示させ、前記第4の記憶手段に記憶された注文単価を示す水平線であって前記入力部の操作により縦方向に移動可能な水平線を前記注文入力画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部と
    を具備し、
    前記情報処理部は、前記水平線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記水平線を縦方向に移動させ、移動した前記水平線の表示位置に対応する前記株価チャートの縦軸上の株価を検出し、前記第4の記憶手段の前記注文単価を当該検出した株価に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行う
    ことを特徴とする売買注文入力装置。
  2. 有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報及び注文単価を含む売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を前記有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
    前記売買注文の内容を示す売買注文情報を記憶する注文内容記憶部であって前記売買注文の注文単価を記憶する注文単価記憶手段を有する注文内容記憶部と、
    前記売買注文の注文銘柄の株価チャートと、前記売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報と、前記売買注文の注文単価の入力欄とを注文画面に表示するための注文画面データを記憶する記憶装置に記憶された前記注文画面データが示す前記注文画面を表示させ、前記注文単価記憶手段に記憶された注文単価を前記注文画面の前記注文単価の入力欄に表示させ、前記注文単価記憶手段に記憶された注文単価を示す水平線であって入力部の操作により縦方向に移動可能な水平線を前記注文画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部と
    を具備し、
    前記情報処理部は、前記水平線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記水平線を縦方向に移動させ、移動した前記水平線の表示位置に対応する前記株価チャートの縦軸上の株価を検出し、前記注文単価記憶手段の前記注文単価を当該検出した株価に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行う
    ことを特徴とする売買注文入力装置。
  3. 有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報、売買区分、注文数量、注文単価及び注文有効期限を含む売買注文情報を入力するための入力欄を含む注文入力画面を表示部に表示し、前記注文入力画面に入力された前記売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を前記有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
    操作者が入力操作を行う入力部から前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に入力された銘柄識別情報を記憶する第1の記憶手段、前記注文入力画面の売買区分の入力欄に入力された売買区分を記憶する第2の記憶手段、前記注文入力画面の注文数量の入力欄に入力された注文数量を記憶する第3の記憶手段、前記注文入力画面の注文単価の入力欄に入力された注文単価を記憶する第4の記憶手段、及び、前記注文入力画面の注文有効期限の入力欄に入力された注文有効期限を記憶する第5の記憶手段を有する注文内容記憶部と、
    前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報を前記注文入力画面の注文銘柄の入力欄に表示させ、前記第2の記憶手段に記憶された売買区分を前記注文入力画面の売買区分の入力欄に表示させ、前記第3の記憶手段に記憶された注文数量を前記注文入力画面の注文数量の入力欄に表示させ、前記第4の記憶手段に記憶された注文単価を前記注文入力画面の注文単価の入力欄に表示させ、前記第5の記憶手段に記憶された注文有効期限を前記注文入力画面の注文有効期限の入力欄に表示させ、有価証券の銘柄を示す銘柄識別情報に対応つけて当該銘柄の株価チャートを表示するための株価チャートデータを記憶する記憶装置で前記第1の記憶手段に記憶された銘柄識別情報に対応付けて記憶された株価チャートデータが示す株価チャートをさらに前記注文入力画面に表示させ、前記第5の記憶手段に記憶された注文有効期限を示す垂直線であって前記入力部の操作により横方向に移動可能な垂直線を前記注文入力画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部と
    を具備し、
    前記情報処理部は、前記垂直線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記垂直線を横方向に移動させ、移動した前記垂直線の表示位置に対応する前記株価チャートの横軸上の日付を検出し、前記第5の記憶手段の前記注文有効期限を当該検出した日付を示す情報に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行う
    ことを特徴とする売買注文入力装置。
  4. 有価証券の売買注文の内容を示す売買注文情報であって当該売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報及び注文有効期限を含む売買注文情報を、前記売買注文情報が示す前記有価証券の売買注文を当該有価証券の取引市場システムに発注するための処理を行う売買注文処理装置に対して送信する売買注文入力装置において、
    前記売買注文の内容を示す売買注文情報を記憶する注文内容記憶部であって前記売買注文の注文有効期限を記憶する注文有効期限記憶手段を有する注文内容記憶部と、
    前記売買注文の注文銘柄の株価チャートと、前記売買注文の注文銘柄を示す銘柄識別情報と、前記売買注文の注文有効期限の入力欄とを注文画面に表示するための注文画面データを記憶する記憶装置に記憶された前記注文画面データが示す前記注文画面を表示させ、前記注文有効期限記憶手段に記憶された注文有効期限を前記注文画面の前記注文有効期限の入力欄に表示させ、前記注文有効期限記憶手段に記憶された注文有効期限を示す垂直線であって入力部の操作により横方向に移動可能な垂直線を前記注文画面の前記株価チャート上に表示させる表示処理を行う情報処理部と
    を具備し、
    前記情報処理部は、前記垂直線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記垂直線を横方向に移動させ、移動した前記垂直線の表示位置に対応する前記株価チャートの横軸上の日付を検出し、前記注文有効期限記憶手段の前記注文有効期限を当該検出した日付を示す情報に更新する更新処理を行い、前記売買注文情報を送信すべき旨の送信指示情報が前記入力部から入力された場合に、当該送信指示情報に基づき、前記注文内容記憶部に記憶された前記売買注文情報を前記売買注文処理装置に送信する送信処理を行う
    ことを特徴とする売買注文入力装置。
  5. 前記株価チャートは、一目均衡表のチャートであり、
    前記情報処理部は、前記垂直線を移動させる前記入力部の操作入力に基づいて前記垂直線を横方向に移動させ、移動した前記垂直線の表示位置に対応する前記一目均衡表のチャートの横軸上における日付を検出し、検出した日付が当日以降の日付である場合に前記注文有効期限記憶手段の前記注文有効期限を当該検出した日付を示す情報に更新する更新処理を行う
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の売買注文入力装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜5の何れか一項に記載の売買注文入力装置として機能させるためのプログラム。
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