JP4376237B2 - 金融商品売買発注装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、金融商品売買発注装置及びプログラムに関する。特に、本発明は、顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置及びプログラムに関する。
第1の売買注文の約定が成立したときに、第1の売買注文の次に発注すべきものとして予め決められていた第2の売買注文の発注処理を行う金融商品売買発注装置が知られている(特許文献1参照)。
特許第3572014号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の金融商品売買発注装置では、第2の売買注文は第1の売買注文の約定成立後に発注すべきものとされており、注文者にとって、上記第2の売買注文の発注がなされるには第1の売買注文の約定成立を待つ必要がある。本発明は上記観点に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1の売買注文の約定が成立したときに、第1の売買注文の次に発注すべきものとして顧客により予め決められていた第2の売買注文の発注処理を行う金融商品売買発注装置において、顧客が第2の売買注文を強制発注できる機能を付加することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして顧客により予め決められた第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、第1の売買注文の発注処理を行う発注手段と、第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文が発注手段から送信されることにより発注処理が行われた第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報を含む約定成立通知を証券取引所から受信する約定成立通知受信手段と、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、約定成立通知受信手段により第1の注文識別情報を含む約定成立通知が受信されるまで、第2の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を受け付ける強制発注受付手段と、第2の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の注文識別情報と当該第2の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から発注指示を受けた第2の売買注文の発注処理を行う強制発注手段とを有する。
記憶手段は、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報とを対応付けて記憶し、発注手段は、第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を送信することにより第1の売買注文の発注処理を行った場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新し、約定成立通知受信手段は、第1の注文識別情報を含む約定成立通知を受信した場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新し、強制発注受付手段は、記憶手段に記憶されている第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報とを顧客の端末に送信し、記憶手段に記憶されている第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて顧客の端末の表示画面に表示するとともに、記憶手段に記憶されている第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報とを対応付けて表示画面に表示し、さらに、第1の注文状況フラグが「未発注」又は「注文中」を示す情報である場合に、第2の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を受け付けるための強制発注受付用ボタンを表示画面に表示し、強制発注受付用ボタンが操作されることにより第2の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を顧客の端末から受け付ける構成としてもよい。
記憶手段は、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、第2の売買注文の状況を示す第2の注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第2の注文状況フラグとを対応付けて記憶し、強制発注手段は、顧客からの第2の売買注文の発注指示を強制発注受付手段が受けた場合に、第2の注文内容情報と第2の注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から発注指示を受けた第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグが「未発注」の状況を示すものである場合に、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行う構成としてもよい。
約定成立通知受信手段は、第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所から受信し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグが「未発注」の状況を示すものであるとき、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新し、強制発注受付手段は、約定成立通知受信手段により第1の注文識別情報と注文残数量とを含む約定成立通知であって当該注文残数量が0である約定成立通知が受信されるまで、顧客からの第2の売買注文の発注指示を受け付ける構成としてもよい。
約定成立通知受信手段は、第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行う構成としてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態においては、顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして顧客により予め決められた第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、第1の売買注文の発注処理を行う発注手段と、第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文が発注手段から送信されることにより発注処理が行われた第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報を含む約定成立通知を証券取引所から受信する約定成立通知受信手段と、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、約定成立通知受信手段により第1の注文識別情報を含む約定成立通知が受信されるまで、顧客からの第2の売買注文の発注指示を受け付ける強制発注受付手段と、顧客からの第2の売買注文の発注指示を強制発注受付手段が受けた場合に、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文内容情報と第2の注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から発注指示を受けた第2の売買注文の発注処理を行う強制発注手段とを有する。
記憶手段は、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報とを対応付けて記憶し、発注手段は、第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を送信することにより第1の売買注文の発注処理を行った場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新し、約定成立通知受信手段は、第1の注文識別情報を含む約定成立通知を受信した場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新し、強制発注受付手段は、記憶手段に記憶されている第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報とを顧客の端末に送信し、記憶手段に記憶されている第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて顧客の端末の表示画面に表示するとともに、記憶手段に記憶されている第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報とを表示画面に表示し、さらに、第1の注文状況フラグが「未発注」又は「注文中」を示す情報である場合に、第1の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を受け付けるための強制発注受付用ボタンを表示画面に表示し、強制発注受付用ボタンが操作されることにより第1の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を顧客の端末から受け付け、強制発注手段は、第1の注文識別情報を含む顧客からの第2の売買注文の発注指示を強制発注受付手段が受けた場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から発注指示を受けた第2の売買注文の発注処理を行う構成としてもよい。
記憶手段は、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、第2の売買注文の状況を示す第2の注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第2の注文状況フラグとを対応付けて記憶し、強制発注手段は、顧客からの第2の売買注文の発注指示を強制発注受付手段が受けた場合に、第2の注文内容情報と第2の注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から発注指示を受けた第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグが「未発注」の状況を示すものである場合に、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行う構成としてもよい。
約定成立通知受信手段は、第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所から受信し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグが「未発注」の状況を示すものであるとき、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新し、強制発注受付手段は、約定成立通知受信手段により第1の注文識別情報と注文残数量とを含む約定成立通知であって当該注文残数量が0である約定成立通知が受信されるまで、顧客からの第2の売買注文の発注指示を受け付ける構成としてもよい。
約定成立通知受信手段は、第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の注文識別情報と第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の売買注文の発注処理を行う構成としてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第3の形態においては、顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして顧客により予め決められた複数の第2の個別売買注文の各々を識別するための複数の第2の個別注文識別情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第2の個別注文状況フラグとを第2の個別注文識別情報別に対応付けて記憶する記憶手段と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、第1の売買注文の発注処理を行い、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する発注手段と、第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文が発注手段から送信されることにより発注処理が行われた第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報を含む約定成立通知を証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新する約定成立通知受信手段と、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、顧客からの第2の個別売買注文の個別発注指示を受け付ける個別強制発注受付手段と、顧客からの第2の個別売買注文の個別発注指示を個別強制発注受付手段が受けた場合に、記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報と第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から個別発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行う個別強制発注手段と、第1の売買注文の注文内容と複数の第2の個別売買注文の注文内容を顧客の端末の表示画面に表示する注文情報提供手段とを有し、注文情報提供手段は、記憶手段に記憶されている第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて表示画面に表示するとともに、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを第2の個別注文識別情報別に対応付けて表示画面に表示し、さらに、記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグが「未発注」又は「注文中」を示す情報である場合に、第2の個別売買注文についての個別発注指示を顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンを、複数の第2の個別注文内容情報のうち記憶手段で「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグに対応付けて記憶されている第2の個別注文内容情報に対応付けて表示画面に表示し、個別強制発注受付手段は、表示画面に表示された個別強制発注受付用ボタンが操作されることにより当該個別強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文についての個別発注指示を顧客から受け付け、個別強制発注手段は、個別強制発注受付ボタンに対応付けて表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文についての個別発注指示を個別強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から個別発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する。
注文情報提供手段は、記憶手段に記憶された第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、複数の第2の個別売買注文の各々を識別するための複数の第2の個別注文識別情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを顧客の端末に送信し、記憶手段に記憶されている第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて表示画面に表示するとともに、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを第2の個別注文識別情報別に対応付けて表示画面に表示し、さらに、記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグが「未発注」又は「注文中」を示す情報である場合に、第2の個別売買注文についての個別発注指示であって当該第2の個別売買注文を識別するための第2の個別注文識別情報を含む個別発注指示を顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンを、記憶手段で「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグに対応付けて記憶されている第2の個別注文内容情報に対応付けて表示画面に表示し、注文情報提供手段により第2の個別注文内容情報に対応付けて表示された、第2の個別売買注文についての個別発注指示を顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンは、当該個別強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文を識別するための第2の個別注文識別情報を含む個別発注指示を個別強制発注受付手段に送信するための送信ボタンであり、個別強制発注手段は、第2の個別注文識別情報を含む個別発注指示を個別強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から個別発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する構成としてもよい。
関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされた第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがある場合に、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する構成としてもよい。
関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされた第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがある場合に、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の「注文中」を示す情報に更新し、個別強制発注手段は、個別強制発注受付ボタンに対応付けて表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文についての個別発注指示を個別強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から個別発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」を示す情報に更新し、注文情報提供手段は、記憶手段に対応付けて記憶されている第2の個別注文内容情報と第2の順序情報と第2の個別注文状況フラグとを表示画面に対応付けて表示する場合に、第2の個別注文状況フラグが第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の「注文中」を示す情報である場合と顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」を示す情報である場合とで当該第2の個別注文状況フラグの表示を異なる表示とする構成としてもよい。
約定成立通知受信手段は、第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがあるとき、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する構成としてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第4の形態においては、顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして顧客により予め決められた複数の第2の個別売買注文の各々を識別するための複数の第2の個別注文識別情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグであって「未発注」の状況を示す第2の個別注文状況フラグとを第2の個別注文識別情報別に対応付けて記憶する記憶手段と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、第1の売買注文の発注処理を行い、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する発注手段と、第1の注文識別情報と第1の注文内容情報とを含む注文入力電文が発注手段から送信されることにより発注処理が行われた第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報を含む約定成立通知を証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新する約定成立通知受信手段と、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、顧客からの第2の個別売買注文の一括発注指示を受け付ける一括強制発注受付手段と、顧客からの第2の個別売買注文の一括発注指示を一括強制発注受付手段が受けた場合に、記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報と第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行う一括強制発注手段と、第1の売買注文の注文内容と複数の第2の個別売買注文の注文内容を顧客の端末の表示画面に表示する注文情報提供手段とを有し、注文情報提供手段は、記憶手段に記憶されている第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて表示画面に表示するとともに、記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを第2の個別注文識別情報別に対応付けて表示画面に表示し、さらに、記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグが「未発注」又は「注文中」を示す情報である場合に、記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがあるときに、第2の個別売買注文についての一括発注指示を顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンを第1の注文内容情報に対応付けて表示画面に表示し、一括強制発注受付手段は、表示画面に表示された一括強制発注受付用ボタンが操作されることにより表示画面に表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文についての一括発注指示を顧客から受け付け、一括強制発注手段は、表示画面に表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文についての一括発注指示を一括強制発注受付手段が受けた場合に、一括発注指示を受けた当該第2の個別売買注文の内容を示す第2の個別注文内容情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する。
注文情報提供手段は、記憶手段に記憶されている第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを顧客の端末に送信し、記憶手段に記憶されている第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて表示画面に表示するとともに、記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報と、複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを第2の個別注文識別情報別に対応付けて表示画面に表示し、さらに、記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグが「未発注」又は「注文中」を示す情報である場合に、記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがあるときに、第2の個別売買注文についての一括発注指示であって第1の注文識別情報を含む一括発注指示を顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンを第1の注文内容情報に対応付けて表示画面に表示し、注文情報提供手段により第1の注文内容情報に対応付けて表示された、第2の個別売買注文についての一括発注指示を顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンは、当該一括強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された第1の注文内容情報が示す第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報を含む一括発注指示を一括強制発注受付手段に送信するための送信ボタンであり、一括強制発注手段は、第1の注文識別情報を含む一括発注指示を一括強制発注受付手段が受けた場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがあるとき、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する構成としてもよい。
関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされた第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがある場合に、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する構成としてもよい。
関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされた第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがある場合に、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の「注文中」を示す情報に更新し、一括強制発注手段は、表示画面に表示された第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文についての一括発注指示を一括強制発注受付手段が受けた場合に、一括発注指示を受けた当該第2の個別売買注文の内容を示す第2の個別注文内容情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」を示す情報に更新し、注文情報提供手段は、記憶手段に対応付けて記憶されている第2の個別注文内容情報と第2の順序情報と第2の個別注文状況フラグとを表示画面に対応付けて表示する場合に、第2の個別注文状況フラグが第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の「注文中」を示す情報である場合と顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」を示す情報である場合とで当該第2の個別注文状況フラグの表示を異なる表示とする構成としてもよい。
約定成立通知受信手段は、第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該第1の注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第1の注文状況フラグを「注文中」を示す情報から「約定成立」を示す情報に更新し、関連発注手段は、約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる第1の注文識別情報に対して記憶手段で対応付けされている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている複数の第2の個別注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示すものがあるとき、当該「未発注」を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、顧客により予め定められた第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する第2の個別注文識別情報の各々に対して記憶手段で対応付けて記憶されている第2の個別注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する構成としてもよい。
本発明の第5の形態は、コンピュータを、上記本発明の第1から第4の何れかの金融商品売買発注装置として機能させるためのプログラムである。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本発明によれば、第1の売買注文の約定が成立する前であっても、顧客からの発注指示に基づき、第1の売買注文の次に発注すべきものとして顧客により予め決められていた第2の売買注文の発注処理を行うことができる金融商品売買発注装置及びプログラムを提供することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、サーバ10を含むシステムの概要を例示するシステム概要図である。サーバ10は、顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置の一例であり、例えば証券会社により管理される。金融商品の一例は株式であるが、これに限らず、他の有価証券等であってもよい。このサーバ10は、ネットワーク40を介して顧客の端末20と通信し、ネットワーク42を介して証券取引所のコンピュータ30と通信する。ここで、ネットワーク40は例えばインターネットであってもよく、ネットワーク42は例えば専用線又は専用回線であってもよい。
金融商品の売買注文を発注する処理を行うため、サーバ10は、顧客からの株式売買注文に関する注文内容情報の入力を受け付ける入力用ウェブページを格納し、当該ウェブページをネットワーク40上に公開する。例えば、顧客は端末20によりネットワーク40を通じて証券会社のホームページにアクセスしてユーザIDを入力することで、注文内容情報の入力を受け付けるウェブページや注文状況画面のウェブページを端末20に表示することができるようになっている。端末20は、ブラウザにより表示された入力用ウェブページにおいて顧客によって入力された株式売買注文に関する注文内容情報をサーバ10に送信する。なお、ユーザIDをアクセス毎に入力する顧客負担を軽減するため、ブラウザのクッキーを用いて端末20によるサーバ10へのアクセス時にユーザIDを自動的にサーバ10に送信するようにしてもよい。サーバ10は、端末20から受信した株式売買注文に関する注文内容情報を含む注文入力電文を所定の形式で作成し、この注文入力電文をネットワーク42を通じて証券取引所の証券取引の処理を行うコンピュータ30に送信することで売買注文の発注処理を行う。
図2は、サーバ10のブロック構成の一例を示すブロック図である。サーバ10は金融商品の連続注文を取り扱う。このサーバ10は、記憶手段100と、発注手段110と、約定成立通知受信手段120と、関連発注手段130と、強制発注受付手段140と、強制発注手段150と、注文情報提供手段160と、これらの手段110〜160を制御する不図示の制御手段とを備える。強制発注受付手段140は、個別強制発注受付手段142および一括強制発注受付手段144を有する。強制発注手段150は、個別強制発注手段152および一括強制発注手段154を有する。なお、連続注文の発注における「親注文」は第1の売買注文の一例であり、「子注文」は第2の売買注文の一例であり、連続注文では親注文の約定成立により子注文の発注処理が行われる。
記憶手段100は、親注文および子注文に関する情報を記憶する。この記憶手段100は、親注文を識別するための親注文IDと、親注文の内容を示す親注文内容情報と、親注文の発注順序を示す親発注順序情報と、親注文の状況を示す親注文状況フラグとを対応付けて記憶する。また、記憶手段100は、親注文の約定が成立したときに発注すべきものとして顧客により予め決められた複数の子注文の各々を識別するための複数の子注文IDと、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の内容を示す複数の子注文内容情報と、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の発注順序を示す発注順序情報であって親注文の発注順序に次ぐ順序を示す子発注順序情報と、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の状況を示す複数の子注文状況フラグとを対応付けて記憶する。記憶手段100に記憶される情報については、図3を用いてさらに説明する。
発注手段110は、記憶手段100に対応付けて記憶されている親注文IDと親注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、親注文の発注処理を行う。発注手段110は上記発注処理を行った場合に、当該親注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている親注文状況フラグを「未発注」(0)を示す情報から「注文中」(4)を示す情報に更新する。
約定成立通知受信手段120は、親注文IDと親注文内容情報とを含む注文入力電文が発注手段110から送信されることにより発注処理が行われた親注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって、親注文IDと当該親注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所のコンピュータ30から受信する。そして、約定成立通知受信手段120は、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該約定成立通知に含まれる親注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている親注文状況フラグを、「注文中」(4)を示す情報から「約定成立」(3)を示す情報に更新する。
関連発注手段130は、約定成立通知受信手段120が受信した約定成立通知に含まれる注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる親注文IDに対して記憶手段100で対応付けされた親発注順序情報「1」を検出し、当該親発注順序情報が示す発注順序1に次ぐ順序2を示す子発注順序情報「2」に対応付けて記憶手段100に記憶されている複数の子注文状況フラグの中に「未発注」(9)(即ち「予約」)の状況を示すものがあるかどうかを検知する。「未発注」(9)の状況を示すものを検知した場合に、関連発注手段130は、当該「未発注」(9)を示す子注文状況フラグ及び当該子発注順序情報「2」に対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文IDの各々に対応する注文入力電文であって当該子注文IDと当該子注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、顧客により予め定められた子注文の発注処理を行う。これにより連続注文が行われる。そして、関連発注手段130は、当該注文入力電文に対応する子注文IDの各々に対して記憶手段100で対応付けて記憶されている子注文状況フラグを「未発注」(9)を示す情報から親注文の約定成立に基づく発注に対応する「注文中」(2)を示す情報に更新する。
注文情報提供手段160は、親注文の注文内容と複数の子注文の注文内容を顧客の端末20の表示画面に表示する。具体的には、注文情報提供手段160は、記憶手段100に記憶された親注文を識別するための親注文IDと、親注文の内容を示す親注文内容情報と、親注文の発注順序1を示す親発注順序情報「1」と、親注文の状況を示す親注文状況フラグとを顧客の端末20に送信する。また、注文情報提供手段160は、上記親注文に対応付けられた複数の子注文の各々を識別するための複数の子注文IDと、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の内容を示す複数の子注文内容情報と、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の発注順序2を示す子発注順序情報「2」と、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の状況を示す複数の子注文状況フラグとを顧客の端末20に送信する。そして、注文情報提供手段160は、記憶手段100に記憶されている親注文の内容を示す親注文内容情報と、親注文の発注順序1を示す親発注順序情報「1」と、親注文の状況を示す親注文状況フラグとを対応付けて端末20の表示画面に表示するとともに、複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の内容を示す複数の子注文内容情報と、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の発注順序2を示す子発注順序情報「2」と、当該複数の子注文IDの各々に対応する複数の子注文の状況を示す複数の子注文状況フラグとを子注文ID別に対応付けて端末20の表示画面に表示する。
さらに、注文情報提供手段160は、記憶手段100に記憶されている親注文状況フラグが「未発注」(0)又は「注文中」(4)を示す情報である場合に、子注文についての個別発注指示を顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンを、複数の子注文内容情報のうち記憶手段100で「未発注」(9)を示す子注文状況フラグに対応付けて記憶されている子注文内容情報に対応付けて端末20の表示画面に表示する。例えば、注文情報提供手段160は、記憶手段100に記憶されている親注文状況フラグが「未発注」(0)又は「注文中」(4)を示す情報である場合に、子注文についての個別発注指示であって当該子注文を識別するための子注文IDを含む個別発注指示を顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンを、記憶手段100で「未発注」(9)を示す子注文状況フラグに対応付けて記憶されている子注文内容情報に対応付けて端末20の表示画面に表示する。ここで、注文情報提供手段160により子注文内容情報に対応付けて表示された、子注文についての個別発注指示を顧客から受け付けるための当該個別強制発注受付用ボタンは、当該個別強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された子注文内容情報が示す子注文を識別するための子注文IDを含む個別発注指示を個別強制発注受付手段142に送信するための送信ボタンである。
さらに、注文情報提供手段160は、記憶手段100に記憶されている親注文状況フラグが「未発注」(0)又は「注文中」(4)を示す情報である場合に、記憶手段100に記憶されている子注文状況フラグの中に「未発注」(9)の状況を示すものがあるときに、子注文についての一括発注指示を顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンを親注文内容情報に対応付けて端末20の表示画面に表示する。例えば、注文情報提供手段160は、記憶手段100に記憶されている親注文状況フラグが「未発注」(0)又は「注文中」(4)を示す情報である場合に、記憶手段100に記憶されている複数の子注文状況フラグの中に「未発注」(9)の状況を示すものがあるときに、子注文についての一括発注指示であって親注文IDを含む一括発注指示を顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンを親注文内容情報に対応付けて端末20の表示画面に表示する。ここで、注文情報提供手段160により親注文内容情報に対応付けて表示された、子注文についての一括発注指示を顧客から受け付けるための当該一括強制発注受付用ボタンは、当該一括強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された親注文内容情報が示す親注文を識別するための親注文IDを含む一括発注指示を一括強制発注受付手段144に送信するための送信ボタンである。このように子注文の一括発注指示を行う場合に親注文の注文IDを送信することで、当該親注文に係る複数の子注文の各注文IDを送信する場合に比べて送信データ量を減らすことができ、これにより一括発注指示から注文発注処理までの時間を短縮することができるようになっている。
また、注文情報提供手段160は、記憶手段100に対応付けて記憶されている子注文内容情報と子発注順序情報と子注文状況フラグとを端末20の表示画面に対応付けて表示する場合に、子注文状況フラグが親注文の約定成立に基づく発注に対応する第1の「注文中」(2)を示す情報である場合と顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」(1,5)を示す情報である場合とで当該子注文状況フラグの表示を異なる表示とする。例えば、注文情報提供手段160は、子注文状況フラグが親注文の約定成立に基づく発注に対応する第1の「注文中」(2)を示す情報である場合には当該子注文の状況として「連続中」と表示し、顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」(1,5)を示す情報である場合には当該子注文の状況として「注文中」と表示してもよい。
個別強制発注受付手段142は、子注文IDを含む顧客からの子注文の個別発注指示を受け付ける。例えば、個別強制発注受付手段142は、端末20の表示画面に子注文の注文内容情報に対応付けて表示された個別強制発注受付用ボタンが操作されることにより、一例としてマウス等のポインティングデバイスでクリック操作されることにより、当該個別強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された子注文内容情報が示す子注文についての顧客からの個別発注指示であって当該子注文の注文IDを含む個別発注指示を顧客の端末20からネットワーク40を通じて受け付ける。
一括強制発注受付手段144は、顧客から子注文の一括発注指示を受け付ける。例えば、一括強制発注受付手段144は、端末20の表示画面に親注文の注文内容情報に対応付けて表示された一括強制発注受付用ボタンが操作されることにより、一例としてマウス等のポインティングデバイスでクリック操作されることにより、当該親注文に係る子注文についての顧客からの一括発注指示であって親注文の注文IDを含む一括発注指示を顧客の端末20からネットワーク40を通じて受け付ける。
なお、個別強制発注受付手段142および一括強制発注受付手段144は、約定成立通知受信手段120により親注文IDを含む約定成立通知が受信されるまで、顧客から子注文の発注指示を受け付ける。具体的には、個別強制発注受付手段142および一括強制発注受付手段144は、約定成立通知受信手段120により親注文IDと注文残数量とを含む約定成立通知であって当該注文残数量が0である約定成立通知が受信されるまで、顧客から子注文の発注指示を受け付けることが好ましい。
個別強制発注手段152は、親注文の約定成立通知の受信前に個別強制発注受付手段142が顧客から子注文の個別発注指示を受けた場合に、当該子注文を発注する処理を行う。すなわち、個別強制発注手段152は、個別強制発注受付手段142が個別強制発注受付ボタンに対応付けて表示された子注文内容情報が示す子注文についての個別発注指示であって当該子注文の注文IDを含む個別発注指示を顧客から受けた場合に、当該子注文の注文IDと当該注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文内容情報とを含む注文入力電文を作成し、証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、顧客から個別発注指示を受けた子注文の発注処理を行う。
そして、個別強制発注手段152は、当該子注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文状況フラグを「未発注」(即ち「予約」)を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する。この場合、個別強制発注手段152は、当該子注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文状況フラグを「未発注」(9)を示す情報から顧客の個別発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」(5)を示す情報に更新する。
一括強制発注手段154は、親注文の約定成立通知の受信前に顧客から子注文の一括発注指示を一括強制発注受付手段144が受けた場合に、当該子注文を一括して発注する処理を行う。すなわち、一括強制発注手段154は、一括強制発注受付手段144が端末20の表示画面に表示された親注文に対応する子注文について、顧客から親注文IDを含む一括発注指示を受けた場合に、記憶手段100に記憶されている子注文内容情報と子注文IDとを含む注文入力電文を証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた子注文の発注処理を行う。この場合に、一括強制発注手段154は、顧客からの一括発注指示に含まれる当該親注文の注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている親発注順序情報「1」を検出し、当該親発注順序情報「1」が示す発注順序1に次ぐ順序2を示す子発注順序情報「2」に対応付けて記憶手段100に記憶されている複数の子注文状況フラグの中に「未発注」(9)の状況を示すものがあるか否かを検索する。その結果、複数の子注文状況フラグの中に「未発注」(9)の状況を示すものがあるとき、一括強制発注手段154は、当該「未発注」(9)を示す子注文状況フラグ及び当該子発注順序情報「2」に対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文IDの各々に対応する注文入力電文であって当該子注文IDと当該子注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文内容情報とを含む注文入力電文を作成し、証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた子注文の発注処理を行う。
そして、一括強制発注手段154は、当該注文入力電文に対応する子注文IDの各々に対して記憶手段100で対応付けて記憶されている子注文状況フラグを「未発注」を示す情報から「注文中」を示す情報に更新する。この場合、一括強制発注手段154は、当該注文入力電文に対応する子注文IDの各々に対して記憶手段100で対応付けて記憶されている子注文状況フラグを、「未発注」(9)を示す情報から顧客の一括発注指示に基づく発注に対応する第2の「注文中」(1)を示す情報に更新する。
なお、記憶媒体50は、記憶手段100、発注手段110、約定成立通知受信手段120、関連発注手段130、強制発注受付手段140、強制発注手段150、注文情報提供手段160及び制御手段の処理動作をコンピュータに行わせるためのプログラムを格納する。コンピュータを有するサーバ10は、記憶媒体50に格納された上記プログラムをインストールすることにより、上記手段100〜160及び制御手段の処理動作をコンピュータに行わせるようにしてもよい。さらに他の方法として、サーバ10は、そのようなプログラムをネットワークを介して取得してもよい。
図3は、記憶手段100に記憶される情報の一例を示す説明図である。記憶手段100は、注文IDに対応付けて、ユーザID、親子情報、注文内容情報、注文状況FLG(注文状況フラグ)および発注順序情報を記憶する。例えば、記憶手段100は、リレーショナル・データベース(RDB)を用いて構成してもよく、注文IDを記憶するための注文IDフィールドと、ユーザIDを記憶するためのユーザIDフィールドと、親子情報を記憶するための親子情報フィールドと、注文内容情報を記憶するための注文内容情報フィールドと、注文状況FLGを記憶するための注文状況FLGフィールドと、発注順序情報を記憶するための発注順序情報フィールドをレコード毎に設け、同一レコードに記憶された注文ID、ユーザID、親子情報、注文内容情報、注文状況FLG及び発注順序情報を互いに対応付けるようにしてもよい。
記憶手段100は、売買注文の注文IDとして、当該売買注文が親注文であるときは当該親注文の注文IDを記憶し、当該売買注文が子注文であるときは当該子注文の注文IDを記憶する。例えば、顧客の端末20から売買注文の入力用ウェブページを通じて注文内容情報を受信した場合に、サーバ10は顧客からの注文を計数するためのカウンタをカウントアップしてそのカウント値を当該注文を識別するための注文IDとして用いる構成としてもよい。なお、注文IDの値は、親注文IDであるか子注文IDであるか区別可能な値を用いるようにしてもよい。
記憶手段100は、親子情報として、連続注文における親注文と子注文の関係を示す情報を格納する。この場合に、記憶手段100は、当該売買注文が子注文であるときは、その親注文の注文ID(発注順序が1つだけ上位の注文の注文ID)を親子情報として記憶する。一方、記憶手段100は、当該注文が親注文であるときは、親子情報としてNULL(ヌル)を記憶する。図3に示す例において、記憶手段100は、注文ID「A0001」に対応付けて、当該注文が親注文であることを示す親子情報「NULL」を記憶している。また、記憶手段100は、注文ID「A0002」に対応付けて親子情報「A0001」を記憶しており、注文ID「A0003」に対応付けて親子情報「A0001」を記憶しており、これにより、当該注文ID「A0002」および「A0003」の注文が、それぞれ注文IDが「A0001」である親注文に係る子注文であることを示している。
記憶手段100は、注文内容情報として、親注文内容情報または子注文内容情報を記憶する。それぞれの注文内容情報には、銘柄識別情報、売買区分、数量および注文値段が含まれている。注文値段としては、指値注文のときは指値を用い、成行注文のときは成行を示す情報を用いる。銘柄識別情報としては銘柄コードを用いてもよく、銘柄コードと銘柄名とを対応付けた銘柄テーブルを参照して顧客が入力した銘柄コードから銘柄名を検出して銘柄コードと銘柄名を銘柄識別情報として用いてもよい。なお、図3では注文内容情報を簡略化して示している。ユーザIDについては、例えば顧客が端末20に入力した注文内容情報を端末20から送信する際に顧客認証用にユーザIDを入力するようにしてユーザIDと注文内容情報を受信したサーバ10がユーザIDと注文内容情報を記憶手段100の同一レコードに記憶するようにしてもよく、顧客が証券会社のホームページ上で入力したユーザIDを端末20からサーバ10が受け取ると端末20のブラウザのクッキーにユーザIDを書き込んで保存し、サーバ10へのアクセス毎にクッキーを用いてユーザIDをサーバ10に送信するようにし、ユーザIDと注文内容情報を受信したサーバ10がユーザIDと注文内容情報を記憶手段100の同一レコードに記憶するようにしてもよい。
記憶手段100は、注文状況FLGとして、親注文状況フラグまたは子注文状況フラグを記憶する。図3において、注文状況フラグ「0」は親注文が「未発注」の状況であることを示すフラグである。また、注文状況フラグ「1」は当該注文(子注文)が顧客からの一括発注指示により強制発注されて「注文中」の状況であることを示すフラグである。さらに、注文状況フラグ「2」は当該注文(子注文)が連続注文の発注により「注文中」(即ち「連続中」)の状況であることを示すフラグであり、注文状況フラグ「3」は当該注文が「約定成立」の状況であることを示すフラグであり、注文状況フラグ「4」は当該注文(親注文)が「注文中」の状況であることを示すフラグであり、注文状況フラグ「5」は当該注文(子注文)が顧客からの個別発注指示により強制発注されて「注文中」の状況であることを示すフラグであり、注文状況フラグ「9」は当該注文(子注文)が「未発注」(即ち「予約」)の状況であることを示すフラグである。この場合に、記憶手段100は、顧客から親注文の注文内容情報を受け取って記憶するときの未発注の当該親注文に対するデフォルト値として注文状況フラグ「0」を記憶し、顧客から子注文の注文内容情報を受け取って記憶するときの未発注の当該子注文に対するデフォルト値として注文状況フラグ「9」を記憶する。
記憶手段100は、発注順序情報として、親発注順序情報または子発注順序情報を記憶する。発注順序情報の値は、親発注順序情報であるか子発注順序情報であるかを区別可能な値を用いてもよい。図3において、記憶手段100は、親注文に対する発注順序情報として「1」を記憶し、子注文に対する発注順序情報として「2」を記憶しており、注文IDが「A0001」の注文はその発注順序情報が「1」であることから親注文であることを示しており、注文IDが「A0002」の注文はその発注順序情報が「2」であることから子注文であることを示しており、注文IDが「A0003」の注文はその発注順序情報が「2」であることから子注文であることを示している。
図4は、サーバ10の処理動作の一例を示すフローチャートである。図5、図6、図7、図8および図9は、端末20に表示される注文状況画面を例示する図である。本フローチャートは、端末20に表示された売買注文の入力用ウェブページにユーザID「U001」で識別される顧客により入力された注文内容情報をサーバ10が受け取ることにより開始する。なお、記憶手段100は、本フローチャートのスタート時において、当該顧客からの売買注文の注文内容情報を記憶していないものとする。
端末20は、当該顧客が売買注文の入力用ウェブページに入力した注文内容情報とユーザIDとをサーバ10に送信し、これをサーバ10が受信し、サーバ10の制御手段は、受信した注文内容情報とユーザIDに基づいて、注文ID、ユーザID、親子情報、注文内容情報、注文状況FLG、発注順序情報を記憶手段100に記憶するようになっている(ステップS100)。例えば端末20は、親注文の注文内容情報の入力用ウェブページに入力された注文内容情報を送信する場合に、ユーザIDと、親子情報「NULL」と、親注文の注文内容情報と、注文状況フラグ「0」と、発注順序情報「1」とをサーバ10に送信する構成とし、親注文に係る子注文の入力用ウェブページに入力された注文内容情報を送信する場合に、ユーザIDと、当該親注文の注文IDからなる親子情報と、子注文の注文内容情報と、注文状況フラグ「9」と、発注順序情報「2」とをサーバ10に送信する構成としてもよく、この親注文に係る子注文の注文内容情報の入力用ウェブページは親注文の注文内容情報に対応付けて注文状況画面に表示された連続ボタンを操作することで表示されるようにしてもよく、制御手段にカウンタを備えて入力用ウェブページからの売買注文の注文内容情報を受信毎にカウンタをカウントアップしてカウント値を当該売買注文の注文IDとして用いる構成としてもよい。記憶手段100は、例えば、図3に示すように、親注文として、注文ID「A0001」、ユーザID「U001」、親子情報「NULL」、注文内容情報「○○○○」、注文状況FLG「0」および発注順序情報「1」を対応付けて記憶し、当該親注文に係る1つ目の子注文として、注文ID「A0002」、ユーザID「U001」、親子情報「A0001」、注文内容情報「○○△△」、注文状況FLG「9」および発注順序情報「2」を対応付けて記憶し、当該親注文に係る2つ目の子注文として、注文ID「A0003」、ユーザID「U001」、親子情報「A0001」、注文内容情報「□□○○」、注文状況FLG「9」および発注順序情報「2」を対応付けて記憶する(同ステップ)。制御手段は、親注文の注文ID、ユーザID、親子情報「NULL」、注文内容情報、注文状況FLG「0」および発注順序情報「1」を記憶手段100に記憶すると、当該親注文の注文IDとユーザIDを含む親注文発注指示を発注手段110に送って当該親注文の発注処理を発注手段110に行わせるようにしてもよく、親注文と子注文の注文内容情報を記憶手段100に記憶した後に当該親注文の注文IDとユーザIDを含む親注文発注指示を発注手段110に送って当該親注文の発注処理を発注手段110に行わせるようにしてもよく、親注文の注文内容情報が記憶手段100に記憶された後に親注文発注指示を出すか親注文及び子注文の注文内容情報が記憶手段100に記憶された後に親注文発注指示を出すか顧客が端末20から選択できるようにしてもよい。
なお、以下のステップにおいて、図3に示す注文ID「A0001」により識別される親注文、並びに、注文ID「A0002」および「A0003」により識別される子注文の情報が記憶手段100に記憶されたものとして説明する。
制御手段は、顧客からの注文に係る情報を記憶手段100に記憶すると当該注文の注文IDを含む注文状況画面の更新指示(画面更新指示)を注文情報提供手段160に送る。注文IDを含む画面更新指示を受けた注文情報提供手段160は、当該注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID、親子情報、注文内容情報、注文状況FLGおよび発注順序情報を取得し、注文ID、ユーザID、親子情報、注文内容情報、注文状況FLGおよび発注順序情報を端末20に送信し、これらの情報により端末20の表示画面に表示を行う。具体的には、注文情報提供手段160は、図5に示す、階層、状況、銘柄、売買区分、数量、注文値段および操作ボタンを表示するための表示欄を有する注文状況画面を端末20に表示し、ユーザIDについては注文状況画面の左上側に下線付きで表示し、記憶手段100で注文IDに対応付けられた発注順序情報については階層用表示欄の対応階層に「→」を表示し、当該注文IDに対応付けられた注文状況FLGについては状況用表示欄に対応状況を表示し、当該注文IDに対応付けられた注文内容情報の注文の銘柄識別情報については銘柄用表示欄に表示し、当該注文IDに対応付けられた注文内容情報の注文の売買区分については売買区分用表示欄に表示し、当該注文IDに対応付けられた注文内容情報の注文の数量については数量用表示欄に表示し、当該注文IDに対応付けられた注文内容情報の注文の注文値段については注文値段用表示欄に表示するようになっている。
例えば、注文情報提供手段160は端末20の注文状況画面において、発注順序情報が「1」である場合は階層用表示欄の「1」に対応する表示欄に「→」を表示し、発注順序情報が「2」である場合は階層用表示欄の「2」に対応する表示欄に「→」を表示する。また、注文状況FLGが「0」である場合は親注文が未発注の状況であることを示す「未発注」を状況用表示欄に表示し、注文状況FLGが「1」又は「5」である場合は顧客からの強制発注指示により発注された子注文が注文中の状況であることを示す「注文中」を状況用表示欄に表示し、注文状況FLGが「2」である場合は連続注文により子注文が注文中の状況であることを示す「連続中」を状況用表示欄に表示し、注文状況FLGが「3」である場合は注文が約定成立した状況であることを示す「約定」を状況用表示欄に表示し、注文状況FLGが「4」である場合は親注文が注文中の状況であることを示す「注文中」を状況用表示欄に表示し、注文状況FLGが「9」である場合は子注文が未発注の状態であることを示す「予約」を状況用表示欄に表示する。このように子注文が注文中の状況であっても、顧客からの強制発注指示により発注された子注文が注文中の状況である場合には「注文中」を状況用表示欄に表示し、親注文の約定成立により発注処理された子注文が注文中の状況である場合には「連続中」を状況用表示欄に表示することで、顧客指示に係る強制発注により子注文が注文中であるのか連続注文により子注文が注文中であるのか子注文の詳細な状況を顧客に判り易く提示することができるようになっている。
図5に示す例において、注文情報提供手段160は、ステップS100において記憶手段100に記憶された注文ID「A0001」に対応付けられたユーザID「U001」、親子情報「NULL」、注文内容情報「○○○○」、注文状況FLG「0」および発注順序情報「1」に基づき、第1の階層用表示欄「→」、第2の階層用表示欄「 」、状況用表示欄「未発注」、銘柄用表示欄「×××1 ○○」、売買区分用表示欄「買付」、数量用表示欄「5000株」および注文値段用表示欄「751円」を、ユーザID「U001」の顧客の端末20で注文状況画面に表示する。なお、注文ID「A0001」の注文内容情報「○○○○」として、銘柄識別情報「×××1 ○○」、売買区分「買付」、数量「5000株」および注文値段「751円」が記憶手段100に記憶されているものとする。
同様に注文情報提供手段160は、ステップS100において記憶手段100に記憶された注文ID「A0002」に対応付けられたユーザID「U001」、親子情報「A0001」、注文内容情報「○○△△」、注文状況FLG「9」および発注順序情報「2」に基づき、第1の階層用表示欄「 」、第2の階層用表示欄「→」、状況用表示欄「予約」、銘柄用表示欄「×××2 △△」、売買区分用表示欄「買付」、数量用表示欄「2000株」および注文値段用表示欄「成行」を、ユーザID「U001」の顧客の端末20で注文状況画面に注文ID「A0001」の親注文の子注文として当該親注文の表示欄の下側に位置する表示欄であって当該親注文の表示欄に隣接する表示欄に表示する。なお、注文ID「A0002」の注文内容情報「○○△△」として、銘柄識別情報「×××2 △△」、売買区分「買付」、数量「2000株」および注文値段「成行」が記憶手段100に記憶されているものとする。
同様に注文情報提供手段160は、ステップS100において記憶手段100に記憶された注文ID「A0003」に対応付けられたユーザID「U001」、親子情報「A0001」、注文内容情報「□□○○」、注文状況FLG「9」および発注順序情報「2」に基づき、第1の階層用表示欄「 」、第2の階層用表示欄「→」、状況用表示欄「予約」、銘柄用表示欄「×××1 ○○」、売買区分用表示欄「売付」、数量用表示欄「2000株」および注文値段用表示欄「800円」を、ユーザID「U001」の顧客の端末で注文状況画面に注文ID「A0001」の親注文の子注文として当該親注文の表示欄の下側に位置する表示欄に表示する。例えば、親子情報「A0001」に基づいて注文ID「A0001」の親注文の表示欄の下側に位置する表示欄を用い、注文ID「A0001」の親注文に係る子注文が複数ある場合は当該複数の子注文の注文IDが「A0001」に近い注文IDの子注文から順に親注文の表示欄に近い表示欄に注文状況の表示を行うようにしてもよく、注文IDの低いものから順に注文状況画面の上側の表示欄に表示するようにしてもよい。なお、注文ID「A0003」の注文内容情報「□□○○」として、銘柄識別情報「×××1 ○○」、売買区分「売付」、数量「2000株」および注文値段「800円」が記憶手段100に記憶されているものとする。
また、注文情報提供手段160は、図5に示すように、注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶された親注文の注文状況FLGが「0」又は「4」(即ち親注文が未発注又は注文中である状況)であって親子情報が「A0001」であり発注順序情報が「2」である当該親注文に係る子注文「A0002」,「A0003」の何れかの注文状況FLGが「9」(即ち未発注の子注文がある状況)であることに基づき、注文ID「A0001」により識別される親注文の操作用表示欄に「一括強制発注」ボタン(一括強制発注用ボタン)を表示する。さらに、注文ID「A0002」に対応付けて記憶手段100に記憶された子注文の注文状況FLGが「9」(即ち当該子注文が未発注である状況)であることに基づき、当該注文ID「A0002」により識別される子注文の操作用表示欄に「強制発注」ボタン(個別強制発注用ボタン)を表示するとともに、注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶された子注文の注文状況FLGが「9」(即ち当該子注文が未発注である状況)であることに基づき、当該注文ID「A0003」により識別される子注文の操作用表示欄に「強制発注」ボタン(個別強制発注用ボタン)を表示するようにしてもよい。また、注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶された親注文の注文状況FLGが「0」又は「4」(即ち親注文が未発注又は注文中である状況)であることに基づき、当該注文ID「A0001」により識別される親注文の操作用表示欄に「連続」ボタンを表示し、この連続ボタンを操作することにより子注文の入力画面を表示する入力用ウェブページに遷移して顧客は子注文の注文内容情報を入力することで当該親注文に係る子注文の追加を行うことができるようになっている。
発注手段110は、記憶手段100に記憶されている注文ID「A0001」と親注文内容情報「○○○○」とを含む注文入力電文を証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、注文ID「A0001」により識別される親注文の発注処理を行う(ステップS110)。注文入力電文に含まれる注文内容情報は、当該注文の銘柄コード、売買区分、数量及び注文値段を示す情報を含むようになっている。続いて、発注手段110は、注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグを「未発注」を示す情報「0」から「注文中」を示す情報「4」に更新する(同ステップ)。そして、発注手段110は親注文の注文ID「A0001」と当該注文IDに記憶手段100で対応付けられたユーザID「U001」とを含む親注文発注終了情報を制御手段に送り、制御手段は親注文の注文ID「A0001」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送る。続いて注文情報提供手段160は、端末20に表示する注文状況画面を更新する。具体的には、注文情報提供手段160は、親注文の注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」及び注文状況フラグ「4」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20において、図6に示すように、注文ID「A0001」により識別される親注文の状況用表示欄を「未発注」の表示から「注文中」の表示に更新する。
次に制御手段は、ステップS110で発注処理された親注文についての約定成立通知であって当該親注文の注文ID「A0001」と当該親注文の売買注文の注文残数量「0」とを含む約定成立通知を証券取引所のコンピュータ30から約定成立通知受信手段120が受信したか否かを判断する(ステップS120)。
ここで、ステップS110で発注処理された親注文が証券取引所のコンピュータ30において約定した場合には、約定成立通知受信手段120は、当該約定が成立したことを示す約定成立通知であって当該親注文の注文ID「A0001」と当該親注文の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を証券取引所のコンピュータ30から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該約定成立通知に含まれる親注文の注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグを「注文中」を示す情報「4」から「約定成立」を示す情報「3」に更新する。そして、約定成立通知受信手段120は、当該親注文の注文ID「A0001」を含む約定成立通知受信情報を制御手段に送り、制御手段は注文ID「A0001」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送るとともに、注文ID「A0001」を含む連続発注指示を関連発注手段130に送る。続いて注文情報提供手段160は、端末20に表示する注文状況画面を更新する。具体的には、注文情報提供手段160は、注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」及び注文状況フラグ「3」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20において、注文ID「A0001」により識別される親注文の状況用表示欄を「注文中」の表示から「約定」の表示に更新し、また、注文ID「A0001」により識別される親注文の操作用表示欄に表示されていた「一括強制発注」ボタンと「連続」ボタンを消去し、「連続」ボタンからの子注文の追加入力ができないようにする。すなわち、親注文が約定してしまったのであるから、親注文の操作用表示欄の「連続」ボタンを消去することで、当該親注文の約定により発注する子注文の追加設定をできないようにするものである。なお、注文情報提供手段160は、注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」、注文状況フラグ「3」、発注順序情報「1」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20の注文状況画面について、発注順序情報「1」が示す発注順序1に次ぐ順序2を示す発注順序情報「2」及び親子情報「A0001」に対応付けられた子注文ID「A0002」,「A0003」を検出し、当該子注文ID「A0002」,「A0003」により識別される子注文の操作用表示欄にそれぞれ表示されていた「強制発注」ボタンを消去するようにしてもよい。ステップS120において、制御手段は、親注文の約定成立通知を約定成立通知受信手段120が受信したか否かを、例えば約定成立通知受信手段120からの約定成立通知受信情報に含まれる注文IDと親注文発注指示又は親注文発注終了情報に含まれる親注文ID「A0001」とが一致するか否かに基づいて判断するようにしてもよい。
ステップS120において、制御手段はステップS110で発注処理された親注文についての約定成立通知であって当該親注文の注文ID「A0001」と当該親注文の売買注文の注文残数量「0」とを含む約定成立通知を約定成立通知受信手段120が受信していないと判断した場合に(ステップS120:No)、例えば約定成立通知受信手段120から注文ID「A0001」を含む約定成立通知受信情報を受け取っていないことによりそのように判断した場合に、制御手段は、ユーザID「U001」の顧客から注文ID「A0001」により識別される親注文に係る子注文の一括発注指示を一括強制発注受付手段144が受け付けたか否かを判断する(ステップS130)。なお、一括強制発注受付手段144は、顧客の端末20から子注文の一括発注指示とユーザIDを受けた場合に、当該一括発注指示とユーザIDを制御手段に送り、制御手段は一括強制発注受付手段144からの一括発注指示により、例えば当該一括発注指示に含まれる親注文の注文IDとユーザIDが親注文発注指示又は親注文発注終了情報に含まれる注文ID「A0001」とユーザID「U001」に一致するか否かに基づき、顧客から注文ID「A0001」により識別される親注文に係る子注文の一括発注指示を一括強制発注受付手段144が受け付けたか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS130において、制御手段は、ユーザID「U001」の顧客から注文ID「A0001」により識別される親注文に係る子注文の一括発注指示を一括強制発注受付手段144が受け付けたと判断した場合に(ステップS130:Yes)、親注文の注文ID「A0001」及びユーザID「U001」を含む一括発注指示を一括強制発注手段154に送り、一括強制発注手段154は当該親注文に係る子注文の一括発注処理を行う(ステップS140)。なお、端末20において、注文状況画面の「一括強制発注」ボタンには親注文の注文IDが対応付けられており、「一括強制発注」ボタンが操作されることで親注文ID「A0001」を含む一括発注指示とユーザID「U001」が送信されるようになっており、一括強制発注受付手段144は、顧客が操作した当該ボタンに対応付けられている注文ID「A0001」を含む一括発注指示とユーザID「U001」を端末20から取得して制御手段と一括強制発注手段154に送るようにしてもよい。次に、一括強制発注手段154は、記憶手段100を参照し、当該一括発注指示に含まれる注文ID「A0001」の発注順序情報「1」が示す発注順序1に次ぐ発注順序2を示す発注順序情報「2」、親子情報「A0001」及びユーザID「U001」に対応する子注文IDであって、注文状況フラグが「未発注」(即ち「予約」)を示す「9」であるものを検索する。これによって、例えば、注文ID「A0002」および「A0003」が検出された場合に、一括強制発注手段154は、注文ID「A0002」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文内容情報および当該注文ID「A0002」を含む注文入力電文と、注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文内容情報および当該注文ID「A0003」を含む注文入力電文を作成し、これらの注文入力電文を証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、顧客から一括発注指示を受けた子注文の発注処理を行う。
続いて、一括強制発注手段154は、注文ID「A0002」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグと注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグとを「未発注」(即ち「予約」)を示す情報「9」から一括強制発注による「注文中」を示す情報「1」に更新する。そして、一括強制発注手段154は、子注文の注文ID「A0002」,「A0003」及びユーザID「U001」を含む一括発注終了情報を制御手段に送り、制御手段は注文ID「A0002」,「A0003」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送る。続いて注文情報提供手段160は、端末20に表示する注文状況画面を更新する。具体的には、図9に示すように、注文情報提供手段160は、注文ID「A0002」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」及び注文状況フラグ「1」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20において、注文ID「A0002」により識別される子注文の状況用表示欄を「予約」の表示から「注文中」の表示に更新し、また、注文ID「A0002」により識別される子注文の操作用表示欄に表示されていた「強制発注」ボタンを消去するとともに、注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」及び注文状況フラグ「1」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20において、注文ID「A0003」により識別される子注文の状況用表示欄を「予約」の表示から「注文中」の表示に更新し、また、注文ID「A0003」により識別される子注文の操作用表示欄に表示されていた「強制発注」ボタンを消去する。制御手段は、注文ID「A0002」,「A0003」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送るとステップS120の処理に戻る構成としてもよく、好ましくは注文ID「A0002」,「A0003」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送ったことに対する注文情報提供手段160からの画面更新終了情報を受けると、ステップS120の処理に戻る構成とする。
一方、ステップS130において、制御手段は、ユーザID「U001」の顧客から注文ID「A0001」により識別される親注文に係る子注文の一括発注指示を一括強制発注受付手段144が受け付けていないと判断した場合には(ステップS130:No)、制御手段は、ユーザID「U001」の顧客から子注文IDを含む子注文の個別発注指示を個別強制発注受付手段142が受け付けたか否かを判断する(ステップS150)。なお、個別強制発注受付手段142は、顧客の端末20から送信された顧客からの子注文の一括発注指示とユーザIDを受け付けた場合に、当該個別発注指示とユーザIDを制御手段に送り、制御手段は個別強制発注受付手段142からの個別発注指示により、例えば当該個別発注指示に含まれる親子情報とユーザIDが親注文発注指示又は親注文発注終了情報に含まれる注文ID「A0001」とユーザID「U001」に一致するか否かに基づき、ユーザID「U001」の顧客から注文ID「A0001」により識別される親注文に係る子注文の個別発注指示を個別強制発注受付手段142が受け付けたか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS150において、制御手段は、ユーザID「U001」の顧客から子注文IDを含む子注文の個別発注指示を個別強制発注受付手段142が受け付けたと判断した場合に(ステップS150:Yes)、子注文の個別発注指示とユーザIDを個別強制発注手段152に送り、個別強制発注手段152は当該子注文の個別発注処理を行う(ステップS160)。なお、端末20において、「強制発注」ボタンにはそれぞれ子注文IDと親子情報(当該子注文IDに対応付けて記憶手段100に記憶されている親子情報)が対応付けられており、当該ボタンの操作により対応する子注文ID及び親子情報を含む個別発注指示とユーザID「U001」が送信されるようになっており、個別強制発注受付手段142は、顧客が操作した当該ボタンに対応付けられている注文ID及び親子情報、例えば注文ID「A0002」及び親子情報「A0001」を含む個別発注指示とユーザID「U001」を取得して制御手段と個別強制発注手段152に送るようにしてもよい。次に、個別強制発注手段152は、個別発注指示に含まれる当該注文ID「A0002」及びユーザID「U001」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文内容情報を取得し、この注文内容情報および注文ID「A0002」を含む注文入力電文を作成し、証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、当該子注文の発注処理を行う。
続いて、個別強制発注手段152は、注文ID「A0002」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグを「未発注」(即ち「予約」)を示す情報「9」から個別強制発注による「注文中」を示す情報「5」に更新する。そして、個別強制発注手段152は、子注文の注文ID「A0002」とユーザIDを含む個別発注終了情報を制御手段に送り、制御手段は注文ID「A0002」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送る。続いて注文情報提供手段160は、端末20に表示する注文状況画面を更新する。具体的には、図7に示すように、注文情報提供手段160は、注文ID「A0002」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」及び注文状況フラグ「5」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20において、注文ID「A0002」により識別される子注文の状況用表示欄を「予約」の表示から「注文中」の表示に更新し、また、操作用表示欄に表示されていた「強制発注」ボタンを消去する。制御手段は、注文ID「A0002」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送るとステップS120の処理に戻る構成としてもよく、好ましくは注文ID「A0002」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送ったことに対する注文情報提供手段160からの画面更新終了情報を受けると、ステップS120の処理に戻る構成とする。一方、ステップS150において、制御手段はユーザID「U001」の顧客から注文IDを含む子注文の個別発注指示を個別強制発注受付手段142が受け付けていないと判断した場合には(ステップS150:No)、ステップS120に戻る。
なお、ステップS120〜S160の繰り返し処理において、一括強制発注に係る処理ステップS130,S140を個別強制発注に係る処理ステップS150,S160よりも先に配置してステップS130を経てステップS140の処理後にステップS120に戻る構成とし、すなわちステップS140で子注文の一括強制発注が行われたときは個別強制発注すべき子注文がないことから個別強制発注に係る処理ステップを飛ばしてステップS120に戻る構成とすることで、繰り返し処理を早く実行して子注文の発注タイミングを早めることができるようになっている。
ステップS120において、制御手段は、ステップS110で発注処理された親注文についての約定成立通知であって当該親注文の注文ID「A0001」と当該親注文の売買注文の注文残数量「0」とを含む約定成立通知が約定成立通知受信手段120で受信されたと判断した場合に(ステップS120:Yes)、例えば約定成立通知受信手段120から受け取った約定成立通知受信情報に含まれる注文IDと親注文発注指示又は親注文発注終了情報に含まれる注文ID「A0001」とが一致することに基づいてそのように判断した場合に、親注文の注文ID「A0001」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送るとともに、親注文の注文ID「A0001」を含む連続発注指示を関連発注手段130に送る。なお、約定成立通知受信手段120は、約定成立通知受信情報を制御手段と関連発注手段130に送るようにしてもよい。続いて関連発注手段130は、制御手段からの連続発注指示又は約定成立通知受信手段120からの約定成立通知受信情報に含まれる注文ID「A0001」に対して記憶手段100で対応付けされた発注順序情報「1」を検出し、発注順序情報「1」が示す発注順序1に次ぐ順序2を示す発注順序情報「2」及び親子情報「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されている子注文状況フラグの中に「未発注」(即ち「予約」)の状況を示す「9」のものがあるか否かを判断する(ステップS170)。関連発注手段130は、発注順序情報「2」及び親子情報「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示す「9」のものがないと判断した場合(ステップS170:No)、連続発注すべき子注文が無い旨を示す情報を制御手段に送る。
ステップS170において、関連発注手段130は、発注順序情報「2」及び親子情報「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグの中に「未発注」の状況を示す「9」のものがあると判断した場合(ステップS170:Yes)、例えば注文ID「A0003」に対応付けられた注文状況フラグが「9」である場合、関連発注手段130は、当該子注文の注文ID「A0003」および当該注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文内容情報を含む注文入力電文を作成し、証券取引所のコンピュータ30に送信することにより、顧客により予め定められた子注文の発注処理を行う(ステップS180)。これにより連続発注が行われる。続いて、関連発注手段130は、注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶されている注文状況フラグを「未発注」(即ち「予約」)を示す情報「9」から連続発注により「注文中」(即ち「連続中」)の状況であることを示す情報「2」に更新する。そして、関連発注手段130は、子注文の注文ID「A0003」を含む連続発注終了情報を制御手段に送り、制御手段は注文ID「A0003」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送る。続いて注文情報提供手段160は、端末20に表示する注文状況画面を更新する。具体的には、図8に示すように、注文情報提供手段160は、注文ID「A0003」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」及び注文状況フラグ「2」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20において、注文ID「A0003」により識別される子注文の状況用表示欄を「予約」の表示から「連続中」の表示に更新し、また、注文ID「A0003」により識別される子注文の操作用表示欄に表示されていた「強制発注」ボタンを消去して非表示とする。なお、ステップS120で制御手段が親注文ID「A0001」を含む画面更新指示を注文情報提供手段160に送り、注文情報提供手段160は、注文ID「A0001」に対応付けて記憶手段100に記憶されたユーザID「U001」、注文状況フラグ「3」、発注順序情報「1」等を参照して、ユーザID「U001」の顧客の端末20の注文状況画面について、発注順序情報「1」が示す発注順序1に次ぐ順序2を示す発注順序情報「2」及び親子情報「A0001」に対応付けられた子注文IDであって注文状況フラグが「未発注」(即ち「予約」)の状態を示す情報「9」であるものを検出し、検出した当該子注文IDにより識別される子注文の操作用表示欄にそれぞれ表示されていた「強制発注」ボタンを消去する構成とし、又は発注順序情報「1」が示す発注順序1に次ぐ順序2を示す発注順序情報「2」及び親子情報「A0001」に対応付けられた各子注文IDを検出し、検出した当該各子注文IDにより識別される各子注文の操作用表示欄の「強制発注」ボタンの表示領域に空白(空白文字)を上書表示して「強制発注」ボタンを消去する構成とし、ステップS180で注文状況提供手段160が注文ID「A0003」により識別される子注文の操作用表示欄における「強制発注」ボタンを消去する処理を不要としてもよい。
上記実施形態の金融商品売買発注装置によれば、親注文の約定成立前であっても、親注文の次に発注すべきものとして顧客により予め決められていた子注文の発注処理を行う強制発注機能を設けることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、例えば注文情報提供手段160を強制発注受付手段140に含める構成としてもよく、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
サーバ10を含むシステム概要の一例を示す概要図である。 サーバ10のブロック構成の一例を示すブロック図である。 記憶手段100に記憶される情報の一例を示す説明図である。 サーバ10の処理動作の一例を示すフローチャートである。 端末20に表示される注文状況画面の第1の例を示す図である。 端末20に表示される注文状況画面の第2の例を示す図である。 端末20に表示される注文状況画面の第3の例を示す図である。 端末20に表示される注文状況画面の第4の例を示す図である。 端末20に表示される注文状況画面の第5の例を示す図である。
符号の説明
10 サーバ
20 端末
30 コンピュータ
40,42 ネットワーク
50 記憶媒体
100 記憶手段
110 発注手段
120 約定成立通知受信手段
130 関連発注手段
140 強制発注受付手段
142 個別強制発注受付手段
144 一括強制発注受付手段
150 強制発注手段
152 個別強制発注手段
154 一括強制発注手段
160 注文情報提供手段

Claims (14)

  1. 顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、
    第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、前記第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして前記顧客により予め決められた第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって前記第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第1の売買注文の発注順序を示す前記第1の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記第1の売買注文の発注処理を行う発注手段と、
    前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む前記注文入力電文が前記発注手段から送信されることにより発注処理が行われた前記第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報を含む約定成立通知を前記証券取引所から受信する約定成立通知受信手段と、
    前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、
    前記約定成立通知受信手段により前記第1の注文識別情報を含む約定成立通知が受信されるまで、前記第2の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を受け付ける強制発注受付手段と、
    前記第2の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の注文識別情報と当該第2の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から発注指示を受けた前記第2の売買注文の発注処理を行う強制発注手段と
    を有し、
    前記記憶手段は、
    前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、
    前記第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記第2の売買注文の状況を示す第2の注文状況フラグであって未発注の状況を示す第2の注文状況フラグとを対応付けて記憶し、
    前記強制発注手段は、前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記強制発注受付手段が受けた場合に、前記第2の注文内容情報と前記第2の注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から発注指示を受けた前記第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文状況フラグが未発注の状況を示すものである場合に、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の売買注文の発注処理を行う
    ことを特徴とする金融商品売買発注装置。
  2. 前記記憶手段は、
    前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって未発注の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、
    前記第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報とを対応付けて記憶し、
    前記発注手段は、前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む前記注文入力電文を送信することにより前記第1の売買注文の発注処理を行った場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記約定成立通知受信手段は、前記第1の注文識別情報を含む前記約定成立通知を受信した場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを注文中を示す情報から約定成立を示す情報に更新し、
    前記強制発注受付手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、前記第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報とを前記顧客の端末に送信し、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて前記顧客の端末の表示画面に表示するとともに、前記記憶手段に記憶されている前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報とを対応付けて前記表示画面に表示し、さらに、
    前記第1の注文状況フラグが未発注又は注文中を示す情報である場合に、前記第2の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を受け付けるための強制発注受付用ボタンを前記表示画面に表示し、前記強制発注受付用ボタンが操作されることにより前記第2の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記顧客の端末から受け付ける
    ことを特徴とする請求項1記載の金融商品売買発注装置。
  3. 顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、
    第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、前記第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして前記顧客により予め決められた第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって前記第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第1の売買注文の発注順序を示す前記第1の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記第1の売買注文の発注処理を行う発注手段と、
    前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む前記注文入力電文が前記発注手段から送信されることにより発注処理が行われた前記第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報を含む約定成立通知を前記証券取引所から受信する約定成立通知受信手段と、
    前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、
    前記約定成立通知受信手段により前記第1の注文識別情報を含む約定成立通知が受信されるまで、前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を受け付ける強制発注受付手段と、
    前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記強制発注受付手段が受けた場合に、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文内容情報と前記第2の注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から発注指示を受けた前記第2の売買注文の発注処理を行う強制発注手段と
    を有し、
    前記記憶手段は、
    前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報とを対応付けて記憶するとともに、
    記第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記第2の売買注文の状況を示す第2の注文状況フラグであって未発注の状況を示す第2の注文状況フラグとを対応付けて記憶し、
    前記強制発注手段は、前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記強制発注受付手段が受けた場合に、前記第2の注文内容情報と前記第2の注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から発注指示を受けた前記第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文状況フラグが未発注の状況を示すものである場合に、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の売買注文の発注処理を行う
    ことを特徴とする金融商品売買発注装置。
  4. 前記記憶手段は、
    前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって未発注の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、
    前記第2の売買注文を識別するための第2の注文識別情報と、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報とを対応付けて記憶し、
    前記発注手段は、前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む前記注文入力電文を送信することにより前記第1の売買注文の発注処理を行った場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記約定成立通知受信手段は、前記第1の注文識別情報を含む前記約定成立通知を受信した場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを注文中を示す情報から約定成立を示す情報に更新し、
    前記強制発注受付手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報とを前記顧客の端末に送信し、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて前記顧客の端末の表示画面に表示するとともに、前記記憶手段に記憶されている前記第2の売買注文の内容を示す第2の注文内容情報と、前記第2の売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報とを前記表示画面に表示し、さらに、
    前記第1の注文状況フラグが未発注又は注文中を示す情報である場合に、前記第1の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を受け付けるための強制発注受付用ボタンを前記表示画面に表示し、前記強制発注受付用ボタンが操作されることにより前記第1の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記顧客の端末から受け付け、
    前記強制発注手段は、前記第1の注文識別情報を含む前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を前記強制発注受付手段が受けた場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から発注指示を受けた前記第2の売買注文の発注処理を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の金融商品売買発注装置。
  5. 顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、
    第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって未発注の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、前記第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして前記顧客により予め決められた複数の第2の個別売買注文の各々を識別するための複数の第2の個別注文識別情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって前記第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグであって未発注の状況を示す第2の個別注文状況フラグとを前記第2の個別注文識別情報別に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第1の売買注文の発注順序を示す前記第1の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記第1の売買注文の発注処理を行い、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する発注手段と、
    前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む前記注文入力電文が前記発注手段から送信されることにより発注処理が行われた前記第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報を含む約定成立通知を前記証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを注文中を示す情報から約定成立を示す情報に更新する約定成立通知受信手段と、
    前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、
    前記顧客からの前記第2の個別売買注文の個別発注指示を受け付ける個別強制発注受付手段と、
    前記顧客からの前記第2の個別売買注文の個別発注指示を前記個別強制発注受付手段が受けた場合に、前記記憶手段に記憶されている前記第2の個別注文内容情報と前記第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から個別発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行う個別強制発注手段と、
    前記第1の売買注文の注文内容と前記複数の第2の個別売買注文の注文内容を前記顧客の端末の表示画面に表示する注文情報提供手段と
    を有し、
    前記注文情報提供手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて前記表示画面に表示するとともに、
    前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを前記第2の個別注文識別情報別に対応付けて前記表示画面に表示し、さらに、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグが未発注又は注文中を示す情報である場合に、前記第2の個別売買注文についての個別発注指示を前記顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンを、前記複数の第2の個別注文内容情報のうち前記記憶手段で未発注を示す第2の個別注文状況フラグに対応付けて記憶されている第2の個別注文内容情報に対応付けて前記表示画面に表示し、
    前記個別強制発注受付手段は、前記表示画面に表示された前記個別強制発注受付用ボタンが操作されることにより当該個別強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された前記第2の個別注文内容情報が示す前記第2の個別売買注文についての個別発注指示を前記顧客から受け付け、
    前記個別強制発注手段は、前記個別強制発注受付ボタンに対応付けて表示された前記第2の個別注文内容情報が示す前記第2の個別売買注文についての個別発注指示を前記個別強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から個別発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされた前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがある場合に、当該未発注を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する
    ことを特徴とする金融商品売買発注装置。
  6. 前記注文情報提供手段は、
    前記記憶手段に記憶された前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、前記複数の第2の個別売買注文の各々を識別するための複数の第2の個別注文識別情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを前記顧客の端末に送信し、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて前記表示画面に表示するとともに、
    前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを前記第2の個別注文識別情報別に対応付けて前記表示画面に表示し、さらに、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグが未発注又は注文中を示す情報である場合に、前記第2の個別売買注文についての個別発注指示であって当該第2の個別売買注文を識別するための第2の個別注文識別情報を含む個別発注指示を前記顧客から受け付けるための個別強制発注受付用ボタンを、前記記憶手段で未発注を示す第2の個別注文状況フラグに対応付けて記憶されている第2の個別注文内容情報に対応付けて前記表示画面に表示し、
    前記注文情報提供手段により前記第2の個別注文内容情報に対応付けて表示された、前記第2の個別売買注文についての個別発注指示を前記顧客から受け付けるための前記個別強制発注受付用ボタンは、当該個別強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された前記第2の個別注文内容情報が示す第2の個別売買注文を識別するための第2の個別注文識別情報を含む個別発注指示を前記個別強制発注受付手段に送信するための送信ボタンであり、
    前記個別強制発注手段は、前記第2の個別注文識別情報を含む個別発注指示を前記個別強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から個別発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する
    ことを特徴とする請求項記載の金融商品売買発注装置。
  7. 顧客からの金融商品の売買注文を発注する処理を行う金融商品売買発注装置において、
    第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグであって未発注の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて記憶するとともに、前記第1の売買注文の約定が成立したときに発注すべきものとして前記顧客により予め決められた複数の第2の個別売買注文の各々を識別するための複数の第2の個別注文識別情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す第2の順序情報であって前記第1の売買注文の発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグであって未発注の状況を示す第2の個別注文状況フラグとを前記第2の個別注文識別情報別に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第1の売買注文の発注順序を示す前記第1の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記第1の売買注文の発注処理を行い、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する発注手段と、
    前記第1の注文識別情報と前記第1の注文内容情報とを含む前記注文入力電文が前記発注手段から送信されることにより発注処理が行われた前記第1の売買注文についての約定が成立したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報を含む約定成立通知を前記証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを注文中を示す情報から約定成立を示す情報に更新する約定成立通知受信手段と、
    前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行う関連発注手段と、
    前記顧客からの前記第2の個別売買注文の一括発注指示を受け付ける一括強制発注受付手段と、
    前記顧客からの前記第2の個別売買注文の一括発注指示を前記一括強制発注受付手段が受けた場合に、前記記憶手段に記憶されている前記第2の個別注文内容情報と前記第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から一括発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行う一括強制発注手段と、
    前記第1の売買注文の注文内容と前記複数の第2の個別売買注文の注文内容を前記顧客の端末の表示画面に表示する注文情報提供手段と
    を有し、
    前記注文情報提供手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて前記表示画面に表示するとともに、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを前記第2の個別注文識別情報別に対応付けて前記表示画面に表示し、さらに、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグが未発注又は注文中を示す情報である場合に、前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがあるときに、前記第2の個別売買注文についての一括発注指示を前記顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンを前記第1の注文内容情報に対応付けて前記表示画面に表示し、
    前記一括強制発注受付手段は、前記表示画面に表示された前記一括強制発注受付用ボタンが操作されることにより前記表示画面に表示された前記第2の個別注文内容情報が示す前記第2の個別売買注文についての一括発注指示を前記顧客から受け付け、
    前記一括強制発注手段は、前記表示画面に表示された前記第2の個別注文内容情報が示す前記第2の個別売買注文についての一括発注指示を前記一括強制発注受付手段が受けた場合に、一括発注指示を受けた当該第2の個別売買注文の内容を示す前記第2の個別注文内容情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から一括発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされた前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがある場合に、当該未発注を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する
    ことを特徴とする金融商品売買発注装置。
  8. 前記注文情報提供手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報と、前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグと、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを前記顧客の端末に送信し、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の売買注文の内容を示す第1の注文内容情報と、前記第1の売買注文の発注順序を示す第1の順序情報と、前記第1の売買注文の状況を示す第1の注文状況フラグとを対応付けて前記表示画面に表示するとともに、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の内容を示す複数の第2の個別注文内容情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の発注順序を示す前記第2の順序情報と、前記複数の第2の個別注文識別情報の各々に対応する前記複数の第2の個別売買注文の状況を示す複数の第2の個別注文状況フラグとを前記第2の個別注文識別情報別に対応付けて前記表示画面に表示し、さらに、
    前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグが未発注又は注文中を示す情報である場合に、前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがあるときに、前記第2の個別売買注文についての一括発注指示であって前記第1の注文識別情報を含む一括発注指示を前記顧客から受け付けるための一括強制発注受付用ボタンを前記第1の注文内容情報に対応付けて前記表示画面に表示し、
    前記注文情報提供手段により前記第1の注文内容情報に対応付けて表示された、前記第2の個別売買注文についての一括発注指示を前記顧客から受け付けるための前記一括強制発注受付用ボタンは、当該一括強制発注受付用ボタンに対応付けて表示された前記第1の注文内容情報が示す第1の売買注文を識別するための第1の注文識別情報を含む一括発注指示を前記一括強制発注受付手段に送信するための送信ボタンであり、
    前記一括強制発注手段は、前記第1の注文識別情報を含む一括発注指示を前記一括強制発注受付手段が受けた場合に、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがあるとき、当該未発注を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から一括発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する
    ことを特徴とする請求項記載の金融商品売買発注装置。
  9. 前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされた前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがある場合に、当該未発注を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から前記第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の注文中を示す情報に更新し、
    前記個別強制発注手段は、前記個別強制発注受付ボタンに対応付けて表示された前記第2の個別注文内容情報が示す前記第2の個別売買注文についての個別発注指示を前記個別強制発注受付手段が受けた場合に、当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から個別発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から前記顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の注文中を示す情報に更新し、
    前記注文情報提供手段は、前記記憶手段に対応付けて記憶されている前記第2の個別注文内容情報と前記第2の順序情報と前記第2の個別注文状況フラグとを前記表示画面に対応付けて表示する場合に、前記第2の個別注文状況フラグが前記第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の注文中を示す情報である場合と前記顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の注文中を示す情報である場合とで当該第2の個別注文状況フラグの表示を異なる表示とする
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の金融商品売買発注装置。
  10. 前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされた前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがある場合に、当該未発注を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から前記第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の注文中を示す情報に更新し、
    前記一括強制発注手段は、前記表示画面に表示された前記第2の個別注文内容情報が示す前記第2の個別売買注文についての一括発注指示を前記一括強制発注受付手段が受けた場合に、一括発注指示を受けた当該第2の個別売買注文の内容を示す前記第2の個別注文内容情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文内容情報と当該第2の個別注文内容情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客から一括発注指示を受けた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から前記顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の注文中を示す情報に更新し、
    前記注文情報提供手段は、前記記憶手段に対応付けて記憶されている前記第2の個別注文内容情報と前記第2の順序情報と前記第2の個別注文状況フラグとを前記表示画面に対応付けて表示する場合に、前記第2の個別注文状況フラグが前記第1の売買注文の約定に基づく発注に対応する第1の注文中を示す情報である場合と前記顧客からの発注指示に基づく発注に対応する第2の注文中を示す情報である場合とで当該第2の個別注文状況フラグの表示を異なる表示とする
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の金融商品売買発注装置。
  11. 前記約定成立通知受信手段は、前記第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を前記証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを注文中を示す情報から約定成立を示す情報に更新し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した前記約定成立通知に含まれる前記注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記複数の第2の個別注文状況フラグの中に未発注の状況を示すものがあるとき、当該未発注を示す第2の個別注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文識別情報の各々に対応する注文入力電文であって当該第2の個別注文識別情報と当該第2の個別注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている第2の個別注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の個別売買注文の発注処理を行い、当該注文入力電文に対応する前記第2の個別注文識別情報の各々に対して前記記憶手段で対応付けて記憶されている前記第2の個別注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新する
    ことを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載の金融商品売買発注装置。
  12. 前記約定成立通知受信手段は、前記第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を前記証券取引所から受信し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した前記約定成立通知に含まれる前記注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文状況フラグが未発注の状況を示すものであるとき、当該第2の注文状況フラグ及び当該第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の売買注文の発注処理を行い、当該第2の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文状況フラグを未発注を示す情報から注文中を示す情報に更新し、
    前記強制発注受付手段は、前記約定成立通知受信手段により前記第1の注文識別情報と前記注文残数量とを含む約定成立通知であって当該注文残数量が0である約定成立通知が受信されるまで、前記顧客からの前記第2の売買注文の発注指示を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の金融商品売買発注装置。
  13. 前記約定成立通知受信手段は、前記第1の売買注文が約定したことを示す約定成立通知であって前記第1の注文識別情報と当該第1の売買注文の注文残数量とを含む約定成立通知を前記証券取引所から受信し、当該約定成立通知に含まれる注文残数量が0であるとき、当該第1の注文識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第1の注文状況フラグを注文中を示す情報から約定成立を示す情報に更新し、
    前記関連発注手段は、前記約定成立通知受信手段が受信した前記約定成立通知に含まれる前記注文残数量が0である場合に、当該約定成立通知に含まれる前記第1の注文識別情報に対して前記記憶手段で対応付けされている前記第1の順序情報を検出し、当該第1の順序情報が示す発注順序に次ぐ順序を示す第2の順序情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記第2の注文識別情報と前記第2の注文内容情報とを含む注文入力電文を証券取引所に送信することにより、前記顧客により予め定められた前記第2の売買注文の発注処理を行う
    ことを特徴とする請求項2又は4記載の金融商品売買発注装置。
  14. コンピュータを、請求項1〜13の何れかに記載の金融商品売買発注装置として機能させるためのプログラム。
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