JP2009041688A - ガスケットロールの巻き崩れ防止構造 - Google Patents

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厚志 諸岡
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Abstract

【課題】 空調ダクト等に用いられるガスケットロールにおいて、竹の子状の巻き崩れを有効に防止しつつ、加工工数と材料点数とを削減して低コストで製作できるようにする。
【解決手段】 剥離紙10の一側面に粘着層11を塗布し、剥離紙10の他側面に粘着層11よりも低接着力の微粘着層11を塗布する。粘着層11をガスケット13に貼着する。ガスケット13を剥離紙10の内側にして、これらを一体にロール巻きし、このロール巻きによってガスケット13の他側面に微粘着層11を貼着し、ガスケットロール14を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば空調用ダクトを接続する際に、接続部間に気密シール材として介装されるロール状のガスケットに係り、詳しくはこのガスケットロールが竹の子状に巻き崩れるのを防止する構造に関する。
ビル等の屋内外に配設される空調ダクトを接続する場合に、接続部双方の端部外周に設けられたフランジ間にガスケットを介装し、両フランジをボルトやクリップで連結してガスケットを圧縮することにより、空調ダクトの接側部を気密にシールしている。ガスケットはフランジの接合面に連続して周設されるため、ロール状に巻いたガスケットロールが用いられる。
図3は、空調ダクトの接続に用いられるガスケットロールの一例を、図4は図3のA部拡大図をそれぞれ示しており、ガスケット1を、ロックウール繊維やグラスウール繊維を始めとする帯状の基材で形成し、同じく帯状に形成した剥離紙2の一側面に粘着層3を塗布して、該粘着層3をガスケット1の一側面に貼着し、該ガスケット1を剥離紙2よりも内側となるようにこれらをロール状に巻回してガスケットロール4を構成している。
そして、施工時には、ロール巻き外端の剥離紙2を剥がすことにより、ガスケット1の一側面(外側面)に粘着層3が転写して残され、ガスケット1と一体の粘着層3を図示しない空調ダクトの一方のフランジの接合面に貼着することにより、ガスケット1を一方のフランジの接合面に取り付けていく。
このようにガスケットをロール状に巻いたガスケットロールでは、施工時やその他取り扱いの際に、内周側が側方へ竹の子状に突出するといういわゆる巻き崩れを生じることがある。このように、一旦巻き崩れを生じた場合には巻き直し作業が必要であり、あるいはガスケット同士が絡まったり、粘着層が不必要な貼り付け箇所に貼り付いてガスケットが使用できなくなることがある。
このため、ガスケットの無機繊維フェルトの全表面を難燃性の合成樹脂フィルムで被覆するとともに、該合成樹脂フィルムの表面に多数の凹凸を形成し、該凹凸の摩擦力で巻き崩れを防止するガスケットロールが提案されている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3065723号公報
しかしながら、上述の特許文献1は、ガスケットと被覆用の合成樹脂フィルムの材料を、それぞれ無機繊維フェルトと難燃性との特殊なものに限定し、さらに難燃性合成樹脂フィルムの表面全体に多数の凹凸加工を要する上、この合成樹脂フィルムを無機繊維フェルトの全周に被覆する加工が必要であり、しかもこの被覆ガスケットを空調ダクト等の接続用シール材として用いるには、難燃性合成樹脂フィルムの一側面に粘着層を塗布し、この粘着層の外面を剥離紙で覆ってこれらを一体にロール状に巻く必要があり、材料点数や加工工数,製作コストのいずれにおいても不利なものであった。
本発明は、かかる実情を背景にしてなされたもので、その目的とするところは、竹の子状の巻き崩れを有効に防止しつつ、加工工数と材料点数とを削減して低コストで製作することのできるガスケットロールの巻き崩れ防止構造を提供することにある。
上述の目的にしたがって、本発明は、一側面に塗布した粘着層を前記ガスケットの一側面に貼着し、該ガスケットを前記剥離紙よりも内側にして、これらを一体にロール巻きして構成されるガスケットロールにおいて、前記剥離紙の他側面に、前記剥離紙の他側面に前記粘着層よりも接着力の低い微粘着層を塗布し、該微粘着層を前記ロール巻きによって前記ガスケットの他側面に貼着したことを特徴としている。
剥離紙の他側面に塗布した微粘着層は、ガスケットと剥離紙とを一体にロール巻きした際に、ガスケット外周の他側面に低粘度で貼り付いてガスケットを仮止めする。これにより、ロール巻き状態の内周側が側方へ突出して竹の子状となる巻き崩れが有効に防止される。
また施工時には、従来と同様にロール巻き外端の剥離紙を引き剥がすことにより、該剥離紙の他側面(外周面)に位置する微粘着層が剥離紙と一体に剥がされ、剥離紙の一側面(内周面)に位置する粘着層は従来通りガスケットに転写し、該粘着層を空調ダクトの一方のフランジの接合面に貼着することにより、ガスケットが一方のフランジの接合面に取り付けられる。
本発明のガスケットロールによれば、竹の子状の巻き崩れを有効に防止することができ、しかも構成がシンプルであるから、加工工数と材料点数とを削減して従来よりも極めて低コストで製作することができる。また、巻き崩れ防止用の微粘着層を剥離紙の一側面に設けるも、この微粘着層は剥離紙と一体に引き剥がされるので、ガスケットの施工に何ら支障とならず、施工時の作業性にも優れている。
以下本発明を、空調用ダクト接続用のガスケットロールに適用した一実施例を、図面に基づいて説明する。
図1は、ロール状に巻回した図2のB部を拡大して直線状に伸ばした状態を示しており、剥離紙10の一側面には粘着層11が、該剥離紙10の他側面に微粘着層12がそれぞれ塗布されており、一側面側の粘着層11にガスケット13が貼着されている。図2は、ガスケット12を剥離紙10の内側にして、これらを一体にロール巻きしたガスケットロール14を示しており、このロール巻きによって、微粘着層11がガスケット12の他側面(外周側面)に貼着する。
剥離紙10には、例えば幅25mm,30mm,40mm,50mmといった帯状の紙や合成樹脂シートが用いられ、シリコンプライマ処理を施した一側面に粘着層11が塗布されるとともに、無処理または一側面と同様にシリコンプライマ処理を施した他側面に微粘着層12が塗布される。
一方の粘着層11は、ガスケット13を図示しない空調用ダクトの接続用フランジに貼着するためのもので、従来からのものと同程度の接着強度が設定される。また、他方の微粘着層12は、粘着層11よりも低い粘着力に設定され、詳しくは、上述のようにガスケットロール14を構成した際に、微粘着層11がガスケット12の他側面(外周側面)に貼着し、この状態において上下や左右方向の外力が作用してもロール巻き状態を維持できる程度の粘着力に設定されている。
ガスケット13には、剥離紙10と同幅のロックウール繊維やグラスウール繊維を始め、空調用ダクト内部を流通する調和空気の条件に合わせてスポンジ系や樹脂系の基材が帯状に用いられる。
前記ガスケットロール14は、例えば10m,20m,30mといった長さで、その巻き径はガスケット13の材質によって、例えば直径30cm〜50m程度に巻回される。
このように構成される本実施例のガスケットロール14は、ビル等の屋内外に配設される空調ダクトを接続する場合に、ロール巻きした外端の剥離紙10を引き剥がすことにより、剥離紙10の他側面(外周面)に位置する微粘着層12が剥離紙10と一体に剥がされ、剥離紙10の一側面(内周面)に位置する粘着層11は従来通りガスケット13に転写する。
そして、ガスケットロール14から解きほぐしたガスケット13と一体の粘着層11を、空調ダクトの一方のフランジの接合面全周に貼着することにより、該一方のフランジの接合面外周をガスケット13が囲繞して取り付けられ、該ガスケット13を挟んで他方のフランジを接合し、両フランジをボルトやクリップで連結してガスケット13を圧縮することにより、空調ダクトの接側部が気密にシールされる。
本実施例は、ロール状に巻回した際に外側となる剥離紙10の他側面に微粘着層12を塗布し、ガスケットロール14として巻回した際には、この微粘着層12がガスケット13の他側面である外周に微粘着力で貼り付くので、上下左右方向の外力にもロール巻き状態をよく保ち、竹の子状の巻き崩れを有効に防止する。
したがって、巻き崩れを直す作業が不要であり、絡まったガスケットを廃棄するという無駄がなくなる。さらに、施工時の微粘着層12は剥離紙10と一体に剥がされるので、施工作業に何ら支障を及ぼさない。
このように本実施例は、極めて簡単な構成でありながら利便性が高く、しかも加工工数と材料点数とを削減して低コストで製作することができる。
本発明の一実施例を示す図2のB部拡大図である。 本発明の一実施例を示すガスケットロールの断面図である。 従来のガスケットロールの断面図である。 図3のA部拡大図である。
符号の説明
10…剥離紙
11…粘着層
12…微粘着層
13…ガスケット
14…ガスケットロール

Claims (1)

  1. 帯状のガスケットと剥離紙とを備え、
    該剥離紙の一側面に塗布した粘着層を前記ガスケットの一側面に貼着し、該ガスケットを前記剥離紙の内側に位置させて、これらを一体にロール巻きして構成されるガスケットロールにおいて、
    前記剥離紙の他側面に、前記剥離紙の他側面に前記粘着層よりも接着力の低い微粘着層を塗布し、該微粘着層を前記ロール巻きによって前記ガスケットの他側面に貼着した
    ことを特徴とするガスケットロールの巻き崩れ防止構造。
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