JP2009040758A - 2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピラン化合物の製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液 - Google Patents

2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピラン化合物の製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液 Download PDF

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Abstract

【課題】有機EL、半導体材料などの高分子用のモノマー原料として有用な、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを工業的に安全且つ効率良く製造する方法の提供。
【解決手段】1)4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドを還元剤と酸の存在下反応して4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールとし、2)酸の存在下、2,3−ジヒドロピランと反応して2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランとし、3)塩基を加え反応させて、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得る。
【選択図】なし

Description

本発明は、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液に関する。さらに詳しくは、レドックスポリマーの原料として有用な2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液に関する。
2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランは、レドックスポリマーの原料として有用であることが知られている。更にレドックスポリマーは、有機EL、半導体材料などとして有用であることは公知である。
当該化合物の中で、2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランは、下記反応式に示すルートで合成されることが開示されている(非特許文献1参照)。
Figure 2009040758
しかしながら、上記の合成法には以下に示す問題点が挙げられる。
・工程1(収率81%)
取り扱いが困難な塩酸ガスを使用しており、空気酸化または加熱によりジスルフィド体に分解する可能性があるベンゼンチオール化合物を蒸留精製している。ゆえに、工業規模の生産を行った場合、熱履歴・経時変化により生成物が分解する可能性がある。
・工程2(収率記載無し)
特殊引火物であるジエチルエーテルを使用している。
・工程3(収率記載無し)
反応性の高いアルコール(エタノール)を強アルカリ存在下で使用していることから、エタノールが臭素原子の根元の炭素に付加反応した副生成物が生成する可能性が高い。
すなわち、公知の2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法は、不安定な化合物の単離・特殊引火物の使用・副反応が生じるなどの問題点があり、必ずしも工業的に適した方法であるとは言えない。
カナディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリー、1961年、39巻、2529頁(Can.J.Chem.1961、39、2529.)
本発明の課題は、有機EL、半導体材料などの高分子用のモノマー原料として有用な、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを工業的に安全且つ効率良く製造する方法を提供することにある。
本発明者は、上記課題に対して鋭意検討した結果、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造において、中間体を単離することなく工業的に安全且つ効率よく製造する方法を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記に示すとおりの2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法を提供するものである。
項1.
工程(a):一般式(1);
Figure 2009040758
(式中、AおよびBは、同一または相異なるハロゲン原子を表し、Rは水素原子またはアルキル基を表す。)
で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドと還元剤を酸の存在下、芳香族炭化水素溶媒中において反応させ、
下記一般式(2);
Figure 2009040758
(式中、A、B、およびRは前記と同義。)
で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
工程(b):上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液に、
下記一般式(3);
Figure 2009040758
で表される2,3−ジヒドロピラン、および酸を加え反応させ、
下記一般式(4);
Figure 2009040758
(式中、A、B、およびRは前記と同義。)
で表される、2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
工程(c):
上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液に塩基を加え反応させて、
下記一般式(5);
Figure 2009040758
(式中、A、B、およびRは前記と同義。)
で表される、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得る工程、を含有する2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法。
項2.
工程(a):一般式(1);
Figure 2009040758
(式中、AおよびBは、同一または相異なるハロゲン原子を表し、Rは水素原子またはアルキル基を表す。)
で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドと還元剤を酸の存在下、芳香族炭化水素溶媒中において反応させ、
下記一般式(2);
Figure 2009040758
(式中、A、B、およびRは前記と同義。)
で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
工程(b):上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液に、
下記一般式(3);
Figure 2009040758
で表される2,3−ジヒドロピラン、および酸を加え反応させ、
下記一般式(4);
Figure 2009040758
(式中、A、B、およびRは前記と同義。)
で表される、2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
工程(c):
上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液に塩基を加え反応させて、
下記一般式(5);
Figure 2009040758
(式中、A、B、およびRは前記と同義。)
で表される、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得る工程、を含有する製造方法により得られた安定な2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液。
項3.
芳香族炭化水素溶媒がトルエンまたはキシレンであることを特徴とする項1または2に記載の2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液。
項4.
上記一般式(1)が4−(2−クロロエチル)アリールスルホニルクロライド、または4−(2−ブロモエチル)アリールスルホニルクロライドであることを特徴とする項.1〜3に記載の2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、出発原料である4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドはどのような方法で製造されたものでもよい。
一般式(1)、(2)、(4)および(5)におけるRについて説明する。Rは水素原子またはアルキル基であるが、アルキル基は直鎖状のものでも分岐鎖状のものでも良い。分岐鎖状の場合、分岐位置や分岐数は特に限定されず、炭素数1〜10のものが好ましく、炭素数1〜4のものがより好ましい。アルキル基の好適な具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、ブト−2−イル基、2−メチルプロプ−1−イル基、2−メチルプロプ−2−イル基などが挙げられ、メチル基が特に好ましい。
次いで、上記一般式(1)、(2)および(4)におけるAおよびBについて説明する。AおよびBは同一または相異なるハロゲン原子であるが、特に制限はない。具体的には、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられ、汎用性、入手容易性などから塩素、臭素が特に好ましい。
以下に、項1.に示されている工程(a)、(b)、および(c)を詳細に説明する。
[工程(a)]
この工程は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドを還元剤を用いて、上記一般式(2)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液を得る工程である。本工程で用いる還元剤としては、鉄、亜鉛、錫、マグネシウム、二塩化錫(SnCl)およびその水和物が挙げられ、これらの中でも特に亜鉛、二塩化錫およびその水和物が好ましい。還元剤の使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1モルに対して、3モルから10モルが好ましく、より好ましくは4モル〜6モルである。本工程では酸も必要であるが、特に制限はない。好適な具体例として、塩酸、臭化水素、硫酸、硝酸、リン酸、ホウ酸、アジ化水素、塩素酸、炭酸、硫化水素等の無機酸、蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などの有機酸が挙げられ、これらの中でも塩酸が好ましい。酸の使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1モルに対して5〜20モルが好ましく、より好ましくは8モル〜15モルである。酸は、そのまま使用しても水溶液として使用しても問題はなく、水溶液の酸濃度も問わない。反応溶媒としては、反応に不活性な芳香族炭化水素溶媒が好ましい。特に工業的且つ反応的に好適な芳香族炭化水素溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、クロロベンゼン、ニトロベンゼン、クメン、クロロトルエン等が挙げられ、特にトルエン、キシレンが好ましい。また、これらの芳香族炭化水素を2種類以上混合して反応溶媒として用いることも可能である。芳香族炭化水素の使用量は、反応が進行するのに必要な最低限度でよいが、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1gに対して1〜20mlが好ましく、より好ましくは1〜10mlである。この反応においては、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド、還元剤、酸を加え溶媒中で反応させる。反応温度は、20℃〜150℃が好ましく、より好ましくは40℃〜120℃である。反応温度が高いと副生成物が多く生成し、反応温度が低いと反応速度が遅い。反応時間は2〜40時間が好ましく、より好ましくは3〜25時間である。反応終了後、室温まで冷却して上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液が得られる。使用する酸が水溶液の場合は、水層を分液除去する。
[工程b]
この工程は、上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液を上記一般式(3)で表される2,3−ジヒドロピランと酸存在下で反応させて、上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液を得る工程である。上記一般式(3)で表される2,3−ジヒドロピランの使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1モルに対して、1モル〜3モルが好ましく、より好ましくは1モル〜2モルである。本工程では酸も必要であるが、特に制限はない。好適な具体例として、塩酸、臭化水素、硫酸、硝酸、リン酸、ホウ酸、アジ化水素、塩素酸、炭酸、硫化水素等の無機酸、蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などの有機酸が挙げられ、これらの中でも塩酸、硫酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸が好ましく、とりわけメタンスルホン酸が特に好ましい。当該酸の使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1モルに対して、0.001モルから0.5モルが好ましく、より好ましくは0.001モルから0.1モルである。この反応においては、上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液、上記一般式(3)で表される2,3−ジヒドロピラン、酸を加え反応させる。反応温度は、0℃〜100℃が好ましく、より好ましくは0℃〜30℃である。反応温度が高いと副生成物が多く生成し、反応温度が低いと反応速度が遅い。反応時間は0.1〜10時間が好ましく、より好ましくは0.1〜5時間である。反応終了後、水または水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどの塩基性水溶液で洗浄を行う。水または水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどの塩基性水溶液の使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1gに対して、1〜20mlが好ましく、より好ましくは1〜10mlである。また、塩基性水溶液の塩基濃度は、溶解してさえいれば特に問わない。洗浄後、水層を分液除去することで上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液が得られる。
[工程c]
この工程は、上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液と塩基を反応させて、上記一般式(5)で表される、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得る工程である。本工程で使用する塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリオクチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、トリエタノールアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピロリジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルピペラジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1.8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセンなどの3級アミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化ベリリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、t−ブチルカリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミドなどのアルカリ金属、またはアルカリ土類金属塩が挙げられ、水酸化カリウム、t−ブチルカリウムが特に好ましい。当該塩基の使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1モルに対して、1モル〜3モルが好ましく、より好ましくは1モル〜2モルである。本工程では、必要に応じて副溶媒を加えるが、副溶媒としては、テトラヒドロフラン、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の非プロトン系溶媒、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノールなどのアルコール溶媒が挙げられ、これらの中で特にイソプロパノール、t−ブタノールが好ましい。当該副溶媒の使用量は、上記一般式(1)で表される、4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライド1gに対して1ml〜10mlが好ましく、より好ましくは1〜5mlである。反応温度は、0℃〜100℃が好ましく、より好ましくは0℃〜30℃である。反応温度が高いと副生成物が多く生成し、反応温度が低いと反応速度が遅い。反応時間は1〜30時間が好ましく、より好ましくは2〜20時間である。反応終了後、水洗、脱湿、カラムクロマトグラフィー、蒸留などの定法を用いることで上記一般式(5)で表される、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得ることができる。
また、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランは、正味の状態では室温で容易に重合し分解するが、芳香族炭化水素溶液は安定であり保存性も良い。
本発明によれば、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造において、中間体を単離することなく工業的に安全且つ効率よく製造することができる。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1 2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランの合成
100mLフラスコに4−(2−ブロモエチル)フェニルスルホニルクロライド(5.0g、17.6mmol)、二塩化錫(16.8g、88.0mmol)、35%塩酸水溶液(20.3g、193.6mmol)、トルエン(25ml)を加え、60℃で18時間反応した(工程a)。その後、室温まで冷却した後に水層を分液除去し得られたトルエン層にメタンスルホン酸(0.09g、0.88mmol)を加え、2,3−ジヒドロピラン(1.78g、21.1mmol)を20℃〜30℃で滴下し、同様の温度で3時間反応した(工程b)。次いで、95%水酸化カリウム(1.57g、26.4mmol)、イソプロパノール(15ml)を加え20℃〜30℃で15時間反応した(工程c)。反応終了後、水(30ml×2回)で洗浄、無水硫酸マグネシウムで脱湿、次いで濃縮することで得られた粗品をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=2/8)で精製することで、2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランが2.96g(収率76.2%)で薄褐色油状物質として得られた。また、反応終了後のトルエン溶液は安定であり保存性も良いものであった。
IR(KCl,neat):2940,2860,1628,1491,1186,1103,1076,1036,1005,906,835,810,716,579cm―1
H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.41(d,J=8.5Hz,2H),7.31(d,J=8.5Hz,2H),6.65(dd,J=17.6,11.0Hz,1H),5.70(dd,J=17.6,1.0Hz,1H),5.19(dd,J=11.0,1.0Hz,1H),4.13(m,1H),3.57(m,1H),1.99(m,1H),1.87−1.77(m,2H),1.67−1.55(m,4H)
13C NMR(100MHz,CDCl):δ 136.15,136.02,134.77,130.81,126.50,113.75,85.14,64.45,31.43,25.41,21.55.
実施例2 2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランの合成
50mLフラスコに4−(2−ブロモエチル)フェニルスルホニルクロライド(2.0g、7.0mmol)、二塩化錫(6.7g、35.2mmol)、35%塩酸水溶液(81g、77.4mmol)、キシレン(10ml)を加え、60℃で16時間反応した(工程a)。その後、室温まで冷却した後に水層を分液除去し得られたキシレン層にメタンスルホン酸(0.036g、0.35mmol)を加え、2,3−ジヒドロピラン(0.71g、8.4mmol)を20℃〜30℃で滴下し、同様の温度で3時間反応した(工程b)。次いで、95%水酸化カリウム(0.63g、10.6mmol)、イソプロパノール(6ml)を加え20℃〜30℃で15時間反応した(工程c)。反応終了後、水(12ml×2回)で洗浄、無水硫酸マグネシウムで脱湿、次いで濃縮することで得られた粗品をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=2/8)で精製することで、2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランが1.10g(収率71.0%)で薄褐色油状物質として得られた。また、反応終了後のキシレン溶液は安定であり保存性も良いものであった。
IR(KCl,neat):2940,2860,1628,1491,1186,1103,1076,1036,1005,906,835,810,716,579cm―1
H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.41(d,J=8.5Hz,2H),7.31(d,J=8.5Hz,2H),6.65(dd,J=17.6,11.0Hz,1H),5.70(dd,J=17.6,1.0Hz,1H),5.19(dd,J=11.0,1.0Hz,1H),4.13(m,1H),3.57(m,1H),1.99(m,1H),1.87−1.77(m,2H),1.67−1.55(m,4H)
13C NMR(100MHz,CDCl):δ 136.15,136.02,134.77,130.81,126.50,113.75,85.14,64.45,31.43,25.41,21.55.
実施例3 2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランの合成
100mLフラスコに4−(2−クロロエチル)フェニルスルホニルクロライド(5.0g、20.9mmol)、二塩化錫(19.8g、104.5mmol)、35%塩酸水溶液(23.3g、209.0mmol)、トルエン(25ml)を加え、60℃で18時間反応した(工程a)。その後、室温まで冷却した後に水層を分液除去し得られたトルエン層にメタンスルホン酸(0.10g、1.05mmol)を加え、2,3−ジヒドロピラン(2.11g、25.1mmol)を20℃〜30℃で滴下し、同様の温度で3時間反応した(工程b)。次いで、95%水酸化カリウム(1.86g、31.4mmol)、イソプロパノール(15ml)を加え20℃〜30℃で15時間反応した(工程c)。反応終了後、水(30ml×2回)で洗浄、無水硫酸マグネシウムで脱湿、次いで濃縮することで得られた粗品をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=2/8)で精製することで、2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランが2.45g(収率63.1%)で薄褐色油状物質として得られた。また、反応終了後のトルエン溶液は安定であり保存性も良いものであった。
IR(KCl,neat):2940,2860,1628,1491,1186,1103,1076,1036,1005,906,835,810,716,579cm―1
H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.41(d,J=8.5Hz,2H),7.31(d,J=8.5Hz,2H),6.65(dd,J=17.6,11.0Hz,1H),5.70(dd,J=17.6,1.0Hz,1H),5.19(dd,J=11.0,1.0Hz,1H),4.13(m,1H),3.57(m,1H),1.99(m,1H),1.87−1.77(m,2H),1.67−1.55(m,4H)
13C NMR(100MHz,CDCl):δ 136.15,136.02,134.77,130.81,126.50,113.75,85.14,64.45,31.43,25.41,21.55.
実施例4 2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランの合成
100mLフラスコに4−(2−ブロモエチル)フェニルスルホニルクロライド(5.0g、17.6mmol)、亜鉛(5.8g、88.0mmol)、35%塩酸水溶液(20.3g、193.6mmol)、トルエン(25ml)を加え、60℃で13時間反応した(工程a)。その後、室温まで冷却した後に水層を分液除去し得られたトルエン層にメタンスルホン酸(0.09g、0.88mmol)を加え、2,3−ジヒドロピラン(1.78g、21.1mmol)を20℃〜30℃で滴下し、同様の温度で3時間反応した(工程b)。次いで、95%水酸化カリウム(1.59g、26.4mmol)、イソプロパノール(15ml)を加え20℃〜30℃で15時間反応した(工程c)。反応終了後、水(30ml×2回)で洗浄、無水硫酸マグネシウムで脱湿、次いで濃縮することで得られた粗品をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=2/8)で精製することで、2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランが2.75g(収率70.8%)で薄褐色油状物質として得られた。また、反応終了後のトルエン溶液は安定であり保存性も良いものであった。
IR(KCl,neat):2940,2860,1628,1491,1186,1103,1076,1036,1005,906,835,810,716,579cm―1
H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.41(d,J=8.5Hz,2H),7.31(d,J=8.5Hz,2H),6.65(dd,J=17.6,11.0 Hz,1H),5.70(dd,J=17.6,1.0Hz,1H),5.19(dd,J=11.0,1.0Hz,1H),4.13(m,1H),3.57(m,1H),1.99(m,1H),1.87−1.77(m,2H),1.67−1.55(m,4H)
13C NMR(100MHz,CDCl):δ 136.15,136.02,134.77,130.81,126.50,113.75,85.14,64.45,31.43,25.41,21.55.
実施例5 2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランの合成
100mLフラスコに4−(2−ブロモエチル)フェニルスルホニルクロライド(5.0g、17.6mmol)、二塩化錫(16.8g、88.0mmol)、35%塩酸水溶液(20.4g、193.6mmol)、トルエン(25ml)を加え、60℃で18時間反応した(工程a)。その後、室温まで冷却した後に水層を分液除去し得られたトルエン層にメタンスルホン酸(0.09g、0.88mmol)を加え、2,3−ジヒドロピラン(1.78g、21.1mmol)を20℃〜30℃で滴下し、同様の温度で3時間反応した(工程b)。次いで、t−ブトキシカリウム(2.97g、26.4mmol)、t−ブタノール(15ml)を加え20℃〜30℃で15時間反応した(工程c)。反応終了後、水(30ml×2回)で洗浄、無水硫酸マグネシウムで脱湿、次いで濃縮することで得られた粗品をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=2/8)で精製することで、2−(4−ビニルフェニルスルファニル)テトラヒドロピランが3.14g(収率80.8%)で薄褐色油状物質として得られた。また、反応終了後のトルエン溶液は安定であり保存性も良いものであった。
IR(KCl,neat):2940,2860,1628,1491,1186,1103,1076,1036,1005,906,835,810,716,579cm―1
H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.41(d,J=8.5Hz,2H),7.31(d,J=8.5Hz,2H),6.65(dd,J=17.6,11.0Hz,1H),5.70(dd,J=17.6,1.0Hz,1H),5.19(dd,J=11.0,1.0Hz,1H),4.13(m,1H),3.57(m,1H),1.99(m,1H),1.87−1.77(m,2H),1.67−1.55(m,4H)
13C NMR(100MHz,CDCl):δ 136.15,136.02,134.77,130.81,126.50,113.75,85.14,64.45,31.43,25.41,21.55.

Claims (4)

  1. 工程(a):一般式(1);
    Figure 2009040758
    (式中、AおよびBは、同一または相異なるハロゲン原子を表し、Rは水素原子またはアルキル基を表す。)
    で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドと還元剤を酸の存在下、芳香族炭化水素溶媒中において反応させ、
    下記一般式(2);
    Figure 2009040758
    (式中、A、B、およびRは前記と同義。)
    で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
    工程(b):上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液に、
    下記一般式(3);
    Figure 2009040758
    で表される2,3−ジヒドロピラン、および酸を加え反応させ、
    下記一般式(4);
    Figure 2009040758
    (式中、A、B、およびRは前記と同義。)
    で表される、2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
    工程(c):
    上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液に塩基を加え反応させて、
    下記一般式(5);
    Figure 2009040758
    (式中、A、B、およびRは前記と同義。)
    で表される、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得る工程、を含有する2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法。
  2. 工程(a):一般式(1);
    Figure 2009040758
    (式中、AおよびBは、同一または相異なるハロゲン原子を表し、Rは水素原子またはアルキル基を表す。)
    で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルホニルハライドと還元剤を酸の存在下、芳香族炭化水素溶媒中において反応させ、
    下記一般式(2);
    Figure 2009040758
    (式中、A、B、およびRは前記と同義。)
    で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
    工程(b):上記一般式(2)で表される4−(2−ハロゲノエチル)アリールチオールの芳香族炭化水素溶液に、
    下記一般式(3);
    Figure 2009040758
    で表される2,3−ジヒドロピラン、および酸を加え反応させ、
    下記一般式(4);
    Figure 2009040758
    (式中、A、B、およびRは前記と同義。)
    で表される、2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液を得る工程、
    工程(c):
    上記一般式(4)で表される2−[4−(2−ハロゲノエチル)アリールスルファニル]テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液に塩基を加え反応させて、
    下記一般式(5);
    Figure 2009040758
    (式中、A、B、およびRは前記と同義。)
    で表される、2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランを得る工程、を含有する製造方法により得られた安定な2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの芳香族炭化水素溶液。
  3. 芳香族炭化水素溶媒がトルエンまたはキシレンであることを特徴とする請求項1または2に記載の2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液。
  4. 上記一般式(1)が4−(2−クロロエチル)アリールスルホニルクロライド、または4−(2−ブロモエチル)アリールスルホニルクロライドであることを特徴とする請求項1〜3に記載の2−(4−ビニルアリールスルファニル)テトラヒドロピランの製造方法、及びその芳香族炭化水素溶液。
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