JP2009040063A - インク容器およびそれを用いる印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インクカートリッジ107K、107Fに搭載の記憶素子80のメモリセル81において、インクカートリッジ107K、107Fのインク残量が書き換えられる第2の記憶領域については、読み出し専用データが記憶される第1の記憶領域よりも先にアクセスされる領域に配置する。また、第2の記憶領域は第1および第2インク残量記憶領域を有し、各インク残量記憶領域は書込完了フラグを有する。
【選択図】 図8
Description
[第1実施例]
(インクジェット印刷装置の全体構成)
(インクカートリッジおよびカートリッジ搭載部の構成)
(記憶素子80の構成)
(インクジェットプリンタ1の動作)
(第1実施例の効果)
[第2実施例]
(記憶素子800のデータ構造)
(第2実施例の効果)
[その他の実施例]
(インクジェット印刷装置の全体構成)
図1は、以下の各実施例で用いられる本発明を適用したインクジェットプリンタ(印刷装置)の構成を示す斜視図である。図1において、本実施例のプリンタ1は、スキャナSCなどとともにコンピュータPCに対して接続された状態で使用される。コンピュータPCに、オペレーティングシステムや所定のプログラムがロードされ、実行されることにより、これらの装置全体が一体で印刷装置として機能する。コンピュータPCでは、所定のオペレーティングシステム上でアプリケーションプログラムが動作し、スキャナSCから読み込んだ画像などに対して所定の処理を行いつつCRTディスプレイMTに画像を表示する。使用者は、ディスプレイMT上の画像をレタッチするといった処理を行なったのち、印刷を指示すると、オペレーティングシステムに組み込まれたプリンタドライバが起動し、画像データをプリンタ1に転送する。
このように構成したインクジェットプリンタ1において、インクカートリッジ107K、107Fの基本的な構造は共通する。そこで、図4および図5を参照して、黒用のインクカートリッジ107Kを例にインクカートリッジの構造、およびこのカートリッジをプリンタ本体に装着するための構造を説明する。
図6は、本形態のインクジェットプリンタに用いたインクカートリッジ107K、107Fに内蔵の記憶素子80の構成を示すブロック図である。図7は本形態のインクジェットプリンタに用いた黒用のインクカートリッジ107Kに内蔵の記憶素子のデータ配列を示す説明図である。
次に図12〜図15を参照して電源オンから電源オフまでに本実施例に係るインクジェットプリンタ1が実行する基本動作について説明する。図12は電源投入時に実行される処理を示すフローチャートである。図13はインク残量を算出するために実行される処理を示すフローチャートである。図14は本形態のインクジェットプリンタ1において電源オフまでに実行される処理を示すフローチャートである。図15(A)、(B)はそれぞれ、本形態のインクジェットプリンタ1において、プリンタ本体からインクカートリッジ107K、107Fに内蔵の記憶素子80にインク残量を書き込む際の処理を示すフローチャート、およびこの処理を行う際のタイミングチャートである。
続いて、第1黒インク残量記憶領域701に記憶されている黒インク残量データAと第2黒インク残量記憶領域702に記憶されている黒インク残量データBのいずれのインク残量データを現在インク残量データとして用いるかを決定する処理について図8および図16を参照して説明する。図16は黒インク残量データ決定処理を実現するためのフローチャートである。
このように、本実施例では、同一のインク残量データを2つのインク残量記憶領域(601、603、605、607、609)、(602、604、606、608、610)、701、702に書き込み、また、各インク残量記憶領域に書込完了フラグ670、671、770、771を備えるので、いずれのインク残量記憶領域に格納されているインク残量データが正常であるかを容易且つ迅速に判断することができる。この結果、インク残量データの書き込み処理が不完全な場合であっても、正常なインク残量データを常に用いることができる。この利点は、特に、図2で説明した補償電源装置の電源プラグがコンセントから抜かれ、電力供給が書き込み処理時間より短い場合、インク残量データの書き込み処理中に停電、または、電源プラグがコンセントから抜かれる等して書き込みが未了となるような状態において有効である。また、正常なインク残量データは、古くとも前回書き込まれたデータであり、破壊されたインク残量データを用いる場合とは比べものにならない正確さを有する。
次に本発明に係る第2実施例について図19〜図21を参照して説明する。なお、本実施例を適用し得るインクジェットプリンタの構成は第1実施例のインクジェットプリンタ1の構成と同一なので同一の符号を付してその説明を省略する。図19は本実施例に係るカラー・インクカートリッジ107Fに内蔵の記憶素子800のデータ配列を示す説明図である。図20は本実施例に係る記憶素子800の第1カラー・インク残量記憶領域および第2カラー・インク残量記憶領域のデータ構造を模式的に示す説明図である。図21はカラー・インク残量データ決定処理を実現するためのフローチャートである。
カラー用のインクカートリッジ107Fに備えられている記憶素子800のメモリセル810について図19を参照して説明する。メモリセル810は、読み出し専用データを記憶する第1の記憶領域850と、書き換え可能なデータを記憶する第2の記憶領域860とを備えている。プリンタ本体100は、第1の記憶領域850に格納されているデータに対しては読み出しのみが可能であり、第2の記憶領域860に格納されているデータに対しては読み出しおよび書き込みの双方を実行し得る。第2の記憶領域860は、アクセス時に第1の記憶領域850よりも先にアクセスされるアドレスに配置されている。すなわち、第2の記憶領域860は、第1の記憶領域850よりも低いアドレス(先頭側アドレス)に配置されている。
本ルーチンが開始すると、先ず第1シアンインク残量記憶領域801に記憶されているシアンインク残量データAと第2シアンインク残量記憶領域806に記憶されているシアンインク残量データBとが一致するか否かを判定する(ステップS400)。例えば、図20(A)に示すように、シアンインク残量データAとシアンインク残量データBとが一致する場合には(ステップS400:Yes)、第1マゼンタインク残量記憶領域802に記憶されているマゼンタインク残量データAと第2マゼンタインク残量記憶領域807に記憶されているマゼンタインク残量データBとが一致するか否かを判定する(ステップS410)。マゼンタインク残量データAとマゼンタインク残量データBとが一致する場合には(ステップS410:Yes)、第1イエローインク残量記憶領域803に記憶されているイエローインク残量データAと第2イエローインク残量記憶領域808に記憶されているイエローインク残量データBとが一致するか否かを判定する(ステップS420)。
このように、第2実施例に係るカラー・インクカートリッジ107Fにおいても、同一のインク残量データを2つのインク残量記憶領域に書き込み、また、各インク残量記憶領域に書込完了フラグを備えるので、いずれのインク残量記憶領域に格納されているインク残量データが正常であるかを容易且つ迅速に判断することができる。この結果、インク残量データの書き込み処理が不完全な場合であっても、正常なインク残量データを常に用いることができる。この利点は、特に、インク残量データの書き込み処理中に停電が発生、プラグがコンセントから抜かれる等して書き込みが未了となるような状態において有効である。また、正常なインク残量データは、古くとも前回書き込まれたデータであり、破壊されたインク残量データを用いる場合とは比べものにならない正確さを有する。
上記各実施例ではインク残量情報の書き込みが完了したか否かを示す書込完了情報記憶領域として反転フラグ形式で書込完了情報の書き込みを行う記憶領域を用いて説明した。しかしながら、例えば、2ビット値以上のフラグ形式、あるいは、カウンタ形式で書込完了情報を書き込んでも良い。このような形式の情報も、各インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了したか否かの指標として利用し得る。
5…プリントエンジン
10…印刷ヘッド
17…圧電振動子
23…ノズル開口部
40…プリントコントローラ
46…制御部
80、800…記憶素子
81、810…メモリセル
82…リード・ライト制御部
83…アドレスカウンタ
107K、107F…インクカートリッジ(インク容器)
107C、107LC、107M、107LM、107Y…インク収容部
650、750、850…第1の記憶領域
660、760、860…第2の記憶領域
COM…駆動信号
Claims (38)
- 印刷装置に装着されるインク容器であって、
印刷用インクを収容するインク収容部と、
少なくとも前記インク収容部内のインク量に関連する複数の情報を含む所定情報を読み書き可能且つ不揮発的に記憶する記憶部とを備えると共に、
前記記憶部は前記インク量に関連する情報を記憶する複数のインク量情報記憶領域と、
前記各インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了すると書込完了情報が記憶される書込完了情報記憶領域とを備えるインク容器。 - 請求項1に記載のインク容器において、
複数の前記インク収容部を有し、
その複数のインク収容部のそれぞれについて複数のインク量情報記憶領域および書込完了情報記憶領域を有するインク容器。 - 請求項1または請求項2に記載のインク容器において、
前記記憶部は2つの前記インク量情報記憶領域を有し、
前記書込完了情報記憶領域はそれぞれ前記各インク量情報記憶領域の書き込み終了位置に続いて配置されているインク容器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかの請求項に記載のインク容器において、
前記書込完了情報記憶領域は前記インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了すると所定値のフラグが書き込まれる領域であり、
その所定値の初期値はそれぞれ異なる値であるインク容器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかの請求項に記載のインク容器において、
前記書込完了情報記憶領域は前記インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了すると所定値のフラグが書き込まれる領域であり、
その所定値の初期値はそれぞれ同一値であるインク容器。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記載のインク容器において、
前記インク量情報記憶領域は、それぞれ前記記憶部において前記印刷装置によって最初に書き込みされる領域であるインク容器。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかの請求項に記載のインク容器において、
前記記憶部はクロック信号に同期してシーケンシャルにアクセスされる記憶部であるインク容器。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかの請求項に記載のインク容器において、
前記インク量に関連する情報はインク残量であるインク容器。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかの請求項に記載のインク容器において、
前記インク量に関連する情報は前記インク容器に関する累積的なインク消費量であるインク容器。 - 印刷装置に装着されると共に記憶素子を有するインク容器に所定情報を書き込む方法であって、
生成されたインク容器内のインク量に関連する情報を、前記記憶素子が有する複数のインク量情報記憶領域に書き込み、
各インク量情報記憶領域に対する前記インク量関連情報の書き込み完了時に前記記憶素子が有する書込完了記憶領域に書込完了情報を書き込むインク容器に所定情報を書き込む方法。 - 請求項10に記載の方法はさらに、
前記インク量情報記憶領域に書き込まれたインク量関連情報および前記フラグの値に基づいて、前記インク量情報記憶領域に記憶されているインク量関連情報が正しく書き込まれたか否かを判断する方法。 - 印刷装置に装着されると共に記憶素子を有するインク容器に所定情報を書き込む方法であって、
生成されたインク容器内のインク量に関連する情報を、前記記憶素子が有する第1インク量情報記憶領域に書き込み、
その第1インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了した際に前記記憶素子が有する第1書込完了記憶領域に第1書込完了情報を書き込み、
前記第1書込完了情報記憶領域に対する書き込みが完了した後、前記インク量に関連する情報を前記記憶素子が有する第2インク量情報記憶領域に書き込み、
その第2インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了した際に前記記憶素子が有する第2書込完了記憶領域に第2書込完了情報を書き込む方法。 - 請求項12に記載の方法はさらに、
前記第1および第2インク量情報記憶領域に書き込まれたインク量関連情報および前記第1および第2書込完了情報に基づいて、前記インク量情報記憶領域に記憶されているインク量関連情報が正しく書き込まれているか否かを判断する方法。 - 請求項13に記載の方法において、
前記判断は、前記第1インク量情報記憶領域に記憶されている第1インク量情報と前記第2インク量情報記憶領域に記憶されている第2インク量情報とが一致する場合には、前記第1インク量情報および前記第2インク量情報が前記第1インク量情報記憶領域および前記第2インク量情報記憶領域にそれぞれ正しく書込まれたものと判断する方法。 - 請求項14に記載の方法において、
前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報とはそれぞれ所定値を初期値として備え、
前記判断は、前記第1インク量情報記憶領域に記憶されている第1インク量情報と前記第2インク量情報記憶領域に記憶されている第2インク量情報とが一致しないと判断した場合、前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報との組み合わせを判別し、その所定値の組み合わせが前記第1インク量情報記憶領域に対する書込み前における所定値の組み合わせと異なる場合には、前記第1インク量情報が前記第1インク量情報記憶領域に正しく書込まれたものと判断する方法。 - 請求項14に記載の方法において、
前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報とはそれぞれ所定値を初期値として備え、
前記判断は、前記第1インク量情報記憶領域に記憶されている第1インク量情報と前記第2インク量情報記憶領域に記憶されている第2インク量情報とが一致しないと判断した場合、前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報との組み合わせを判別し、その所定値の組み合わせが前記第1インク量情報記憶領域に対する書込み前における所定値の組み合わせと同一の場合には、前記第1書込完了情報が前記第1インク量情報記憶領域に正しく書込まれなかったものと判断する方法。 - 請求項15に記載の方法において、さらに、
前記第1インク量情報記憶領域に書き込まれた前記第1インク量情報を前記第2インク量情報記憶領域に書き込む方法。 - 請求項12ないし請求項17いずれかの請求項に記載の方法において、
前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報はそれぞれフラグ形式で記憶される方法。 - 印刷装置に装着されるインク容器に備えられる記憶装置であって、
少なくとも前記インク容器内のインク量に関連する複数の情報を含む所定情報を読み書き可能且つ不揮発的に記憶する記憶素子を備えると共に、
その記憶素子は、
前記インク量に関連する情報を記憶する複数のインク量情報記憶領域と、
前記各インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了すると書込完了情報が記憶される書込完了情報記憶領域とを備える記憶装置。 - 請求項19に記載の記憶装置において、
前記インク容器は複数の前記インク収容部を有し、
前記記憶装置はその複数のインク収容部のそれぞれについて複数のインク量情報記憶領域および書込完了情報記憶領域を有する記憶装置。 - 請求項19または請求項20に記載の記憶装置において、
2つの前記インク量情報記憶領域を有し、
前記書込完了情報記憶領域はそれぞれ前記各インク量情報記憶領域の書き込み終了位置に続いて配置されている記憶装置。 - 請求項21に記載の記憶装置において、
前記書込完了情報記憶領域は前記インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了すると所定値のフラグが書き込まれる領域であり、
その所定値の初期値はそれぞれ異なる値である記憶装置。 - 請求項21に記載の記憶装置において、
前記書込完了情報記憶領域は前記インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了すると所定値のフラグが書き込まれる領域であり、
その所定値の初期値はそれぞれ同一値である記憶装置。 - 請求項19ないし請求項23のいずれかの請求項に記載の記憶装置において、
前記インク量情報記憶領域は、前記記憶素子において前記印刷装置によって最初に書き込みされる領域である記憶装置。 - 請求項19ないし請求項24のいずれかの請求項に記載の記憶装置はさらに、
前記印刷装置から出力されるクロック信号に基づきカウント値を出力するアドレスカウンタを備え、
前記記憶素子は出力された前記カウント値に基づいてシーケンシャルにアクセスされる記憶装置。 - 請求項19ないし請求項25のいずれかの請求項に記載の記憶装置において、
前記インク量に関連する情報はインク残量である記憶装置。 - 請求項19ないし請求項25のいずれかの請求項に記載の記憶装置において、
前記インク量に関連する情報は前記インク容器に関する累積的なインク消費量である記憶装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかの請求項に記載のインク容器が装着されて用いられる印刷装置であって、
前記インク容器に対して書き込むべき情報であって前記インク容器内のインク量に関連する情報を含む所定情報を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶された前記所定情報のうち前記インク量に関連する情報を、前記記憶素子が有する複数のインク量情報記憶領域に書き込む書き込み手段と、
各インク量情報記憶領域に対する前記インク量関連情報の書き込み完了時に前記記憶素子が有する書込完了記憶領域に書込完了情報を書き込むインク容器に所定情報を書き込む所定情報書込手段とを備える印刷装置。 - 請求項28に記載の印刷装置はさらに、
前記インク量情報記憶領域に書き込まれたインク量関連情報および前記書込完了情報に基づいて、前記インク量情報記憶領域に記憶されているインク量関連情報が正しく書き込まれたか否かを判断する判断手段を備える印刷装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかの請求項に記載のインク容器が装着されて用いられる印刷装置であって、
前記インク容器に対して書き込むべき情報であって前記インク容器内のインク量に関連する情報を含む所定情報を記憶する記憶装置と、
生成された前記所定情報のうち前記インク量に関連する情報を、前記記憶素子が有する第1インク量情報記憶領域に書き込む第1書き込み手段と、
その第1インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了した際に前記記憶素子が有する第1書込完了記憶領域に第1書込完了情報を書き込む第1書込完了情報書込手段と、
その第1書込完了情報書込手段による第1書込完了情報の書き込み後に、前記インク量に関連する情報を前記記憶素子が有する第2インク量情報記憶領域に書き込む第2書き込み手段と、
その第2インク量情報記憶領域に対する書き込みが完了した際に前記記憶素子が有する第2書込完了記憶領域に第2書込完了情報を書き込む第2書込完了情報書込手段とを備える印刷装置。 - 請求項30に記載の印刷装置はさらに、
前記第1および第2インク量情報記憶領域に書き込まれたインク量関連情報および前記第1および第2書込完了情報に基づいて、前記インク量情報記憶領域に記憶されているインク量関連情報が正しく書き込まれているか否かを判断する判断手段を備える印刷装置。 - 請求項31に記載の印刷装置において、
前記判断手段は、前記第1インク量情報記憶領域に記憶されている第1インク量情報と前記第2インク量情報記憶領域に記憶されている第2インク量情報とが一致する場合には、前記第1インク量情報および前記第2インク量情報が前記第1インク量情報記憶領域および前記第2インク量情報記憶領域にそれぞれ正しく書込まれたものと判断する方法。 - 請求項32に記載の印刷装置において、
前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報とはそれぞれ所定値を初期値として備え、
前記判断手段は、前記第1インク量情報記憶領域に記憶されている第1インク量情報と前記第2インク量情報記憶領域に記憶されている第2インク量情報とが一致しないと判断した場合、前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報との組み合わせを判別し、その所定値の組み合わせが前記第1インク量情報記憶領域に対する書込み前における所定値の組み合わせと異なる場合には、前記第1インク量情報が前記第1インク量情報記憶領域に正しく書込まれたものと判断する印刷装置。 - 請求項32に記載の印刷装置において、
前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報とはそれぞれ所定値を初期値として備え、
前記判断手段は、前記第1インク量情報記憶領域に記憶されている第1インク量情報と前記第2インク量情報記憶領域に記憶されている第2インク量情報とが一致しないと判断した場合、前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報との組み合わせを判別し、その所定値の組み合わせが前記第1インク量情報記憶領域に対する書込み前における所定値の組み合わせと同一の場合には、前記第1インク量情報が前記第1インク量情報記憶領域に正しく書込まれなかったものと判断する印刷装置。 - 請求項30ないし請求項34のいずれかの請求項に記載の印刷装置において、
前記第1書き込み手段および第2書き込み手段は、前記記憶部の中で前記第1インク量情報記憶領域および第2インク量情報記憶領域に対して最初に書き込みを行う印刷装置。 - 請求項30ないし請求項35いずれかの請求項に記載の印刷装置において、
前記第1書込完了情報と前記第2書込完了情報はそれぞれフラグ形式で記憶される印刷装置。 - 記憶素子を有するインク容器に所定情報を書き込むプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムは、
生成されたインク容器内のインク量に関連する情報を、前記記憶素子が有する複数のインク量情報記憶領域に書き込み、
各インク量情報記憶領域に対する前記インク量関連情報の書き込み完了時に前記記憶素子が有する書込完了記憶領域に書込完了情報を書き込むインク容器に所定情報を書き込むことを備えるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 請求項37に記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記プログラムはさらに、
前記インク量情報記憶領域に書き込まれたインク量関連情報および前記フラグの値に基づいて、前記インク量情報記憶領域に記憶されているインク量関連情報が正しく書き込まれたか否かを判断することを備えるコンピュータ読み取り可能媒体。
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