JP2009039494A - 物干し竿補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】つるっとした普通の物干し竿にハンガーを掛けて洗濯物を干すと、少しの風でもハンガーが横に移動し、洗濯物がくっついて乾きにくく、乾きにむらが出来る。又、物干し竿に波状の針金を取り付けたもの等、現在市販されているものは、使用できるハンガーも限られたり、ハンガーの掛けはずしが面倒等、使いずらいものであった。
【解決手段】物干し竿8の上に、補助装置として発明品の本体1を載せ、その本体には端から端まで、ハンガーが横に移動しない程度の、深い溝2を掘る。更に、ハンガーを掛けた上から、鋼線3で押さえることが出来る装置とする。尚、物干し竿とこの補助装置の接面部分は、卵型の凹面状5にすることにより、物干し竿とのすわりを良くする。物干し竿とこの補助装置を鋼線6で束ねるようにして、錘7を下げることにより、物干し竿8の上で左右のバランスにより落下を防ぐ。
【選択図】図1

Description

この発明は、洗濯物などの物干し竿の形状に関する。
従来の物干し竿の形状は、丸い棒状のつるっとした物か、それに波状の針金を取り付けたり、穴のあいた板を吊り下げる等のものである。
しかしながら、以上の技術によれば、掛けたハンガーが少しの風でも横にずれて、洗濯物がくっついて乾きにくく、乾きにむらが出来る。又、物干し竿に波状の針金を取り付けたもの等については、ハンガーの掛け外しが面倒で、その上、使用できるハンガーが限られていた。
そこで、この発明は、既存の物干し竿を利用して、大凡どの種類のハンガーでも使用出来、掛け外しが簡単で、横ずれを防ぐ補助装置を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、物干し竿の上に載せる板にハンガーを掛けた時、掛けたハンガーが横にずれない程度の深い溝を、端から端まで、一定の間隔に設けたことを特徴とする物干し竿補助装置である。
また、第二発明は、物干し竿の上に載せる板に深い溝を、端から端まで、一定の間隔に設けた第一発明に、更にその溝と直角に中心部分に沿って、ハンガーを掛けた上から鋼線で押さえることを特徴とする物干し竿補助装置である。
また、第三発明は、物干し竿の上に載せる板の接面部分を卵形の凹面状にしたことを特徴とする補助装置である。
また、第四発明は、物干し竿の上に載せる板の両端部分に、鋼線で物干し竿を束ねるように錘を下げ、物干し竿の上で左右のバランスにより、落下を防ぐことを特徴とする補助装置である。
第一発明によれば、物干し竿の上に載せる板にハンガーを掛けた部分が横にずれない程度の深い溝を設けたことにより、少しぐらいの風が吹いてもハンガーの横ずれがしない上、ハンガーの掛け外しが簡単である。
また、第二発明によれば、ハンガーをかけた上から鋼線で押さえるようにしたことにより、強い風が吹いてもハンガーの横ずれがしない上、鋼線を外せばハンガーの掛け外しが簡単である。
また、第三発明によれば、物干し竿の上に載せる板の接面部分を卵形の凹面状にしたことにより、物干し竿の上に載せたとき、物干し竿の太さに関係なく安定する。
また、第四発明によれば、物干し竿の上に載せる板の両端部分に、物干し竿を鋼線で束ねるように、錘を下げるだけで、物干し竿の上で左右のバランスにより、この板の落下を防ぐことが出来、この補助装置の設置及び取り外しが非常に簡単である。
この発明の一実施形態を、図1に示す。
物干し竿補助装置の本体は木製であり、この本体1の上部には各種ハンガーが掛けられるように、ハンガーの厚みより広めの巾で、深めの溝2が一定の間隔で端から端まで設けられている。
この本体1の上部両端には、鋼線3をはさむ、止め金4が設けられており、この止め金は錆びにくい鋼の入った弾力性のある材質の金属で設けられている。
この本体1の下部内側は、卵型の凹面状のトンネル状5に設けられている。
この本体1のハンガー押さえに使用する鋼線3は、鋼の入った弾力性のある材質で錆びにくい金属で設けられている。
この本体1の両端には、物干し竿8の上に本体1を載せ、物干し竿8と本体1を鋼線6で束ねるようにして、錘7を下げるように設けられている。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、物干し竿の上に載せた補助装置の溝にハンガーを掛けたことにより、少しぐらいの風が吹いても、ハンガーの横ずれがしない。又ハンガーの厚みより、広めの巾で溝を設けたことにより、使用するハンガーの種類を考えなくてよい。
尚、薄物の洗濯物は、溝毎にハンガーを掛け、厚物の洗濯物は、溝に1つおきに掛けると、効果的です。
更に、ハンガーを掛けた上から鋼線で押さえておくことにより、強い風が吹いてもハンガーの横ずれがしない。
物干し竿に物干し竿補助装置を設置するには、物干し竿の上に物干し竿補助装置を載せ、両端に、物干し竿を鋼線で束ねるように錘を下げるだけで、簡単に設置できます。
この実施形態によれば接面部分を卵型の凹面状のトンネル状に設けたことと、物干し竿補助装置と物干し竿を、鋼線で束ねるようにして、錘を下げるようにしたことにより、物干しロープの上にのせても同じ効果が得られます。
他の実施形態
図1の実施形態では、本体1の上部両端には、鋼線3をはさむ、止め金4が設けられていますが、止め金4はこの補助装置の長さにより中間地点に複数設けたものでも良い。
又、補助装置の本体は、合成樹脂製でもよい。
この発明の一実施形態を示す斜視図である。 この発明の本体部分のみを示す斜視図である。 この発明の鋼線及び止め金のみを示す斜視図である。 この発明品を物干し竿の上に載せ、錘を下げた状態を真横からみた図である。 従来技術による物干し竿に波状の針金を付けたものの斜視図である。 従来技術による物干し竿に穴のあいた板を吊り下げたものの斜視図である。
符号の説明
1 物干し竿補助装置本体 2 ハンガーを掛ける溝
3 ハンガーを押さえる鋼線 4 鋼線をはさむ止め金
5 本体下部は卵型の凹面状 6 錘を下げる鋼線
7 錘 8 物干し竿
以上の課題を解決するために、第一発明は、物干し竿の上に載せる板にハンガーを掛けた時、掛けたハンガーが横にずれない程度の深い溝を、端から端まで、一定の間隔に設けたことを特徴とする物干し竿補助装置で、物干し竿の上に載せる板の両端部分に、鋼線で物干し竿を束ねるように錘を下げ、物干し竿の上で左右のバランスにより、物干し竿からの落下を防ぐことを特徴とする物干し竿補助装置である。
また、第二発明は、物干し竿の上に載せる板に深い溝を、端から端まで、一定の間隔に設けた第一発明に、更にその溝と直角に中心部分に沿って、ハンガーを掛けた上から鋼線で押さえることを特徴とする物干し竿補助装置である。
また、第三発明は、物干し竿の上に載せる板の接面部分を卵形の凹面状にしたことを特徴とする物干し竿補助装置である。
第一発明によれば、物干し竿の上に載せる板にハンガーを掛けた部分が横にずれない程度の深い溝を設けたことにより、少しぐらいの風が吹いてもハンガーの横ずれがしない上、ハンガーの掛け外しが簡単である。尚、物干し竿の上に載せる板の両端部分に、物干し竿を鋼線で束ねるように、錘を下げるだけで、物干し竿の上で左右のバランスにより、物干し竿からこの板の落下を防ぐことが出来、この物干し竿補助装置の設置及び取り外しが非常に簡単である。
また、第二発明によれば、ハンガーをかけた上から鋼線で押さえるようにしたことにより、強い風が吹いてもハンガーの横ずれがしない上、鋼線を外せばハンガーの掛け外しが簡単である。
また、第三発明によれば、物干し竿の上に載せる板の接面部分を卵形の凹面状にしたことにより、物干し竿の上に載せたとき、物干し竿の太さに関係なく安定する。
以上の課題を解決するために、第一発明は、物干し竿の上に載せる板は、物干し竿の太さ程度の幅で厚みのある一枚の長い板に、ハンガーを掛ける箇所を、物干し竿の丸みに似させて、中心を山とした山形で、幅はハンガーの厚みより広め、さはハンガーが横にずれない程度の溝を掘り、端から端まで一定の間隔で多数設け両端には錘を下げる箇所として、鋼線が入る程度の細い溝を水平に削って設け、この板の幅で角を直角に形作った鋼線を、物干し竿の上に載せた上から両端に夫々吊り下げ、夫々の鋼線は各々角から左右同じ長さの位置で接合させ、その接合箇所に錘を一個下げることにより、錘が物干し竿を起点とした重力の中心線を維持しようとする働きで、物干し竿からの落下及び傾きを防ぐと共に、物干し竿と一緒に回転して、宙吊りになることを防ぐことを特徴とする物干し竿補助装置である。
また、第二発明は、物干し竿の上に載せる板に深い溝を、端から端まで、一定の間隔に設けた第一発明に、更にその溝と直角に中心部分に沿って、ハンガーを掛けた上から掛けたハンガー全数を、一本の細い鋼線で両端表面の鋼線を挟む止め金に掛けて、端から端まで押さえることを特徴とする物干し竿補助装置である。
また、第三発明は、物干し竿の上に載せる板の接面部分を、円の一辺より奥行きの深い卵形の凹面状に削り、物干し竿との接面箇所が物干し竿の太さに関係なく左右二箇所となり、物干し竿の上での座りを良くするようにしたことを特徴とする物干し竿補助装置である。
第一発明によれば、物干し竿の上に載せる板は、物干し竿の太さ程度の幅で厚みのある一枚の長い板に、ハンガーを掛ける箇所を、物干し竿の丸みに似させて、中心を山とした山形で、幅はハンガーの厚みより広め、さはハンガーが横にずれない程度の溝を掘り、端から端まで一定の間隔で多数設けたことによりハンガーの掛けはずしは、物干し竿に直接掛けるように簡単な上、ハンガーの横ずれはしないことを特徴とし、両端には錘を下げる箇所として、鋼線が入る程度の細い溝を水平に削って設け、この板の幅で角を直角に形作った鋼線を、物干し竿の上に載せた上から、両端に夫々吊り下げ、夫々の鋼線は各々角から左右同じ長さの位置で接合させ、その接合箇所に錘を一個下げることにより、錘の重力が鋼線から物干し竿補助装置に大きく影響するようになり、物干し竿の上で物干し竿補助装置が物干し竿の右側か左側に少しでも傾くと、傾いた側の鋼線は引っ張りが緩くなり、反対側の鋼線は上に引き上がり、引っ張りが強くなると錘が物干し竿を起点とした重力の中心線から、傾いた反対側に少しずれることになり、今度は錘が物干し竿を起点とした重力の中心線に戻ろうとする力が発生し、引き上げられた側の鋼線を引っ張り、反対側の鋼線は緩むため、物干し竿補助装置を元に戻そうとする力となり、左右の傾きがおきにくくなり、物干し竿からの落下及び傾きを防ぐと共に、物干し竿と一緒に回転して,宙吊りになることを防ぐことを特徴とする物干し竿補助装置設置及び取り外しが非常に簡単である。
また、第二発明によれば、ハンガーを掛けた上から、ハンガーを掛ける溝と直角に中心線に沿って、掛けたハンガー全数を一本の細い鋼線で両端表面の鋼線を挟む止め金に掛けて端から端まで、押さえるようにしたことにより、強い風が吹いてもハンガーの横ずれがしない上、鋼線を外せばハンガーの掛けはずしが簡単である。
また、第三発明によれば、物干し竿の上に載せる板の接面部分を、円の一辺より奥行きの深い卵形の凹面状にしたことにより、物干し竿との接面箇所が物干し竿の太さに関係なく左右二箇所となり、物干し竿の上での座りが良くなり安定する。

Claims (4)

  1. 洗濯物をハンガーに掛けて物干し竿に干した時、風が吹いてもハンガーの横ずれを防ぐことを特徴とする物干し竿補助装置で、既存の物干し竿の上に設置し、ハンガーの横ずれ防止は、ハンガーを掛ける箇所に一定の間隔で深い溝を設けることを特徴とする物干し竿補助装置。
  2. 前記ハンガーの横ずれを防ぐ補助装置は、既存の物干し竿の上に設置する装置で、ハンガーの横ずれ防止は、ハンガーを請求項1に記載の溝に掛けた上から、掛けたハンガー全数を鋼線で押さえることを特徴とする補助装置。
  3. 前記ハンガーの横ずれを防ぐ補助装置は、既存の物干し竿との接面部分を卵形の凹面状にしたことを特徴とする補助装置。
  4. 前記ハンガーの横ずれを防ぐ補助装置は、既存の物干し竿の上に設置する装置で、物干し竿の上に載せた上から、両端に物干し竿を鋼線で束ねるように錘を下げることにより、簡単に設置又は、取り外しが出来ることを特徴とする補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017212536A1 (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 エコビズ株式会社 通い箱

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