JP2005334198A - ハンガ - Google Patents
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Abstract
【課題】 線状支持体に簡単に着脱することができ、物品を吊り下げたとき線状支持体から抜け落ちることがないハンガを提供すること。
【解決手段】 ハンガ1は、単一シート状素材のハンガ本体10からなる。ハンガ本体の中央部に所定の横幅Cおよび深Dさの中央溝11が設けられる。中央溝の両側でハンガ本体の上部に相互に逆向きに湾曲した左右フック部分12、13が設けられる。ハンガ本体の下部に複数の装着穴14が設けられる。左右フック部分12、13が線状支持体2に滑動自在に掛止し、複数の装着穴14に物品4が懸架される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハンガ1は、単一シート状素材のハンガ本体10からなる。ハンガ本体の中央部に所定の横幅Cおよび深Dさの中央溝11が設けられる。中央溝の両側でハンガ本体の上部に相互に逆向きに湾曲した左右フック部分12、13が設けられる。ハンガ本体の下部に複数の装着穴14が設けられる。左右フック部分12、13が線状支持体2に滑動自在に掛止し、複数の装着穴14に物品4が懸架される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紐、ロープ、ワイヤ、チェーン、棒等の線状支持体に家庭用品、照明器具、工具、看板等の物品を吊り下げるさいに使用するハンガに関する。
従来、紐、ロープ、ワイヤ、チェーン、棒等の線状支持体に家庭用品(炊事器具、洗濯物、カーテン等)、照明器具、工具、看板等の物品を吊り下げるためには、物品を直接に線状支持体に取り付けるかまたは専用のハンガを用いて取り付けている。専用のハンガは、形状、寸法、機能の点で多種多様であり、使用目的に応じて各種のハンガを取り揃えなければならない。また、従来のハンガには、外れ易く、破損し易いものも多数あり、さらに、線状支持体上を簡易に滑らせることができないものもある。
特許文献1は、ハンガ本体と、本体上方に設けたフックと、フック自由端に回動自在に取り付けられた弧状閉塞自在片とからなるハンガを開示している。弧状閉塞自在片がフックの開口部を閉塞したとき、リング状のフック部分が形成される。このハンガは脱落を防止するように構成されているが、吊下げ対象物は、専ら衣類等に限られる。
特許文献2は、1対のクランプアームの一端に1対のハンドルをそれぞれ設け、弾性体によってクランプアームを常態で閉じるように付勢し、ハンドルの枢結部に吊部材を連結した構成のハンガ掛けを開示している。クランプアームが上敷居に懸架され、吊部材の角穴にハンガ等の棒体が保持される。このハンガ掛けでは、クランプアームを上敷居に容易に滑らせることはできない。
特許文献3は、フック本体の基部にロープ外れ止めケースの一端を回動自在に取り付け、ケース先端からばね作用により常態で突出するロッドの先端をフック本体自由端に設けた穴に着脱自在に係合させ、フック本体開口部を閉鎖する構成のフックを開示している。フック本体は慣用の形体をしており、フック本体の開口部を開閉自在に閉鎖して、ロープの外れを防止する構成に特徴がある。フックとフック吊下げ部材とは固定関係にあり、着脱自在に係合する構成ではない。
特開平08−052057号公報
特開平08−066294号公報
特開平09−042264号公報
本発明の課題は、線状支持体に簡単に着脱することができ、物品を吊り下げたとき線状支持体から抜け落ちることがないハンガを提供することにある。
本発明にもとづくハンガは、単一シート状素材のハンガ本体からなる。ハンガ本体の中央部に所定の横幅および深さの中央溝が設けられる。中央溝の両側でハンガ本体の上部に相互に逆向きに湾曲した左右フック部分が設けられる。ハンガ本体の下部に複数の装着穴が設けられる。左右フック部分が線状支持体に滑動自在に掛止し、複数の装着穴に物品が懸架される。
各左右フック部分は、ハンガ本体の平面に関して表面および裏面において互いに逆向きにそれぞれ湾曲しているが、各左右フック部分は長手方向に関して同一直線状に配置される。
中央溝の深さDおよび横幅Cをそれぞれ線状支持体の太さGの200−300%および140−200%に設定し、左右フック部分の各横幅Fを中央溝の横幅Cの150−250%に設定し、左右フック部分の開口間隔Bを線状支持体の太さ(直径または幅)Gの110−130%に設定し、左右フック部分の垂下長さEを線状支持体の太さGの150−200%に設定することが好ましい。
左右フック部分が線状支持体の長手方向にそって互いに逆向きに湾曲しているので、左右フック部分を線状支持体に掛止した後は、ハンガが横揺れすることはあっても、ハンガは線状支持体から簡単には外れない。ハンガに物品を懸架していないかまたは懸架しているいずれの状態でも、ハンガを線状支持体上で自由にスライドさせることができる。さらに、無負荷状態ハンガを線状支持体に簡単に着脱できる。
本発明にもとづくハンガの実施例について、図面を参照して説明する。図1−図3に示すように、本発明にもとづくハンガ1は、単一シート状素材(例えば、金属シート、プラスチックシート、合板シート等)のハンガ本体10からなる。ハンガ本体10の中央部に所定の横幅Cおよび深さDの中央溝11が設けられる。中央溝11の両側でハンガ本体10の上部に相互に逆向きに湾曲した左右フック部分12、13が設けられる。ハンガ本体10の下部に複数の装着穴14(図示例では5箇)が設けられる。
各左右フック部分12、13は、図1に最もよく示すように、ハンガ本体10の平面に関して表面および裏面において互いに逆向きにそれぞれ湾曲しているが、各左右フック部分12、13は長手方向に関して同一直線状に配置される。
例えば、図4に示すように、ハンガ1の左右フック部分12、13が線状支持体2(例えば、紐、ロープ、ワイヤ、チェーン、棒等)に滑動自在に掛止し、複数の装着穴14に物品4(例えば、家庭用品(炊事器具、洗濯物、カーテン等)、照明器具、工具、看板等)が連結部材5(例えば、紐、ロープ、ワイヤ、チェーン等)をかいして懸架される。
中央溝11の深さDを線状支持体2の太さ(直径または幅)Gの200−300%に、中央溝11の横幅Cを線状支持体2の太さ(直径または幅)Gの140−200%に設定することが好ましい。中央溝11の深さDが200%未満ではハンガ1を線状支持体2に取り付ける作業がし難くなり、300%を超えるとハンガ1の強度が低下し、懸架状態が不安定になる。中央溝11の横幅Cが140%未満ではハンガ1を線状支持体2に取り付ける作業がし難くなり、200%を超えるとハンガ1の強度が低下し、懸架状態が不安定になる。
左右フック部分12、13の各横幅Fを中央溝11の横幅Cの150−250%に設定することが好ましい。横幅Fが150%未満ではハンガ1の懸架強度が得られず、250%を超えると線状支持体2に取り付ける作業がし難くなる。
左右フック部分12、13の開口間隔Bを線状支持体2の太さ(直径または幅)Gの110−130%に設定することが好ましい。開口間隔Bが110%未満ではハンガ1を線状支持体2に取り付ける作業がし難くなり、130%を超えるとハンガ1が線状支持体2から滑落する可能性がある。
左右フック部分12、13の垂下長さEを線状支持体2の太さ(直径または幅)Gの150−200%に設定することが好ましい。垂下長さEが150%未満ではハンガ1が線状支持体2から滑落する可能性があり、200%を超えるとハンガ1を線状支持体2に取り付ける作業がし難くなる。
次に、図4および図5を参照して、本発明にもとづくハンガ1の使用例を説明する。まず、ハンガ本体10の長手方向を線状支持体2の長手方向に対して直交する方向に向け、中央溝11内に線状支持体2を挿入し、線状支持体2が中央溝11の底付近に達したときにハンガ本体10を約90度回転し、ハンガ本体10を引き下げ、ハンガ1を線状支持体2に掛止する。ハンガ本体10の装着穴14に取り付けた連結部材5をかいして、物品4をハンガ1に懸架する。
ハンガ1を線状支持体2から取り外すときは、上述した手順を逆に行えばよい。
物品4が軽量または小型の場合には、図4に示すように、1箇のハンガ1を使用するだけで十分であるが、物品4が重量または大型の場合には、図5に示すように、複数箇のハンガ1を使用することもできる。
物品4が軽量または小型の場合には、図4に示すように、1箇のハンガ1を使用するだけで十分であるが、物品4が重量または大型の場合には、図5に示すように、複数箇のハンガ1を使用することもできる。
いずれの場合でも、ハンガ1に物品4を懸架した後、ハンガ1を線状支持体2上で任意の位置まで滑動できる。
照明用ライトのアームに本発明のハンガ1を取り付け、ライトに付属しているスタンド等に差し込むダボをハンガ本体10の中央溝11に挿入した。これにより、ハンガ1がアーム上を左右にずれることもなく、照明用ライトを安定して保持することができた。照明用ライトの種類にかかわらず、ハンガ1を利用することができる。
ハンガ1で照明用ライトを保持すると共に、別のハンガ1を別の線状支持体2に取り付け、空間演出用の光源拡散または着色するためのフレームをそのハンガ1に懸架した。ハンガ1の位置を光源に対して調節することによって、優れた光源拡散効果が得られた。
本発明のハンガは、一般家庭のみならず、工場、展示場、病院、劇場、撮影場等にも広く利用することができる。
1:ハンガ 2:線状支持体
4:物品 5:連結部材
10:ハンガ本体 11:中央溝
12、13:左右フック部分 14:装着穴
B:開口間隔 C:中央溝の横幅
D:中央溝の深さ E:左右フック部分の垂下長さ
F:左右フック部分の横幅 G:線状支持体の太さ(直径または幅)
4:物品 5:連結部材
10:ハンガ本体 11:中央溝
12、13:左右フック部分 14:装着穴
B:開口間隔 C:中央溝の横幅
D:中央溝の深さ E:左右フック部分の垂下長さ
F:左右フック部分の横幅 G:線状支持体の太さ(直径または幅)
Claims (2)
- 単一シート状素材からハンガ本体を形成し、該ハンガ本体の中央部に所定の横幅および深さの中央溝を設け、該中央溝の両側で前記ハンガ本体の上部に相互に逆向きに湾曲した左右フック部分を設け、前記ハンガ本体の下部に複数の装着穴を設け、前記左右フック部分を線状支持体に滑動自在に掛止し、前記複数の装着穴に物品を懸架する、ハンガ。
- 前記中央溝の深さDおよび横幅Cをそれぞれ前記線状支持体の太さGの200−300%および140−200%に設定し、前記左右フック部分の各横幅Fを前記中央溝の横幅Cの150−250%に設定し、前記左右フック部分の開口間隔Bを前記線状支持体の太さGの110−130%に設定し、前記左右フック部分の垂下長さEを前記線状支持体の太さGの150−200%に設定した、請求項1に記載のハンガ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004155660A JP2005334198A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | ハンガ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004155660A JP2005334198A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | ハンガ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005334198A true JP2005334198A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35488406
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004155660A Pending JP2005334198A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | ハンガ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005334198A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007268248A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-10-18 | Shirokuma Co Ltd | 吊下フック |
JP2014205535A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | トヨタ自動車株式会社 | 搬送装置 |
JP2015036092A (ja) * | 2013-08-16 | 2015-02-23 | 進 中谷 | フックおよび洗濯干し具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4990328U (ja) * | 1972-11-25 | 1974-08-06 | ||
JPH08289995A (ja) * | 1995-02-21 | 1996-11-05 | Miya Kagaku Kk | ハンガー掛け |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004155660A patent/JP2005334198A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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