JP3181552U - 掛け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能な掛け具を提供する。
【解決手段】互いに平行に設置された2本のカーテンレール2に着脱される掛け具1であって、第一のカーテンレール21と第二のカーテンレール22との間に上方から下方に向かって挿入されると、当該挿入方向の挿入先側となる一端部11の上側面11Sが前記第一のカーテンレール21の下面21Sに当接するとともに、挿入元側となる他端部12の下側面12Sが前記第二のカーテンレール22の上面22Sに当接する、略S字状の湾曲部13と、前記湾曲部13の他端部12から、前記挿入方向と逆方向に延出された引っ掛け部14とを備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、掛け具に関し、詳しくは、簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能な掛け具に関する。
通常、アパートやマンション等の部屋数の少ない家屋では、ブラウスやハンカチ等の衣類を室内で乾かしたり花等を室内で飾ったりする場合、ユーザは、前記衣類を洋服ハンガーに掛けたり前記花等を花籠等の容器に入れたりして、前記家屋の壁面の適当な位置に吊り下げる。
ここで、前記家屋の壁面の大部分は、通常、絵画やカレンダー等が設置される場合が多く、しかも、タンス、戸棚、テレビ、ステレオ等は、前記壁面に沿って設置される場合が多い。そのため、前記洋服ハンガーや花籠を吊り下げる場所が殆ど無いという問題がある。
又、前記家屋の壁面が表面加工し難い漆喰やモルタル等で仕上げられている場合、前記洋服ハンガー等を掛けるための掛け具を前記壁面に取り付けることが出来ないため、前記洋服ハンガー等を室内で容易に吊り下げる(吊り掛ける)ことが出来ないという問題がある。
前記問題を解決するために、例えば、特開平5−211934号公報(特許文献1)には、装着部材とアームとによって構成した、洋服ハンガー等の掛け具が開示されている。前記掛け具の装着部材は、本体部分と竪部分、係合部分及び脱落防止部分とから成り、竪部分と係合部分及び脱落防止部分とが上向きの鉤状をなしていて、カーテンレールの取付金具の吊部材の基端部に係合するように形成されたものであることを特徴とする。これにより、前記掛け具をカーテンレールの取付金具に簡単に取り付ければ、それを洋服ハンガー等の掛け具に出来るため、簡単に掛け具を設けることが可能となるとしている。
又、特開平8−196794号公報(特許文献2)には、2本のカーテンレールに着脱可能な室内物干しハンガーが開示されている。前記室内物干しハンガーは、ハンガーアーム(1)の根元を、カーテンレールに引っ掛かるような形に折り曲げ、当該折り曲げたハンガーアーム(1)の根元を、平行に設置された2本のカーテンレールの一方(3)に引っ掛けて、ハンガーアームの支持部(2)とする。これにより、ハンガー支持部をネジや釘等で固定できる木製の柱又は鴨居、長押等がない室内でも、平行に設置された2本のカーテンレールがあれば、この2本のカーテンレールを支持部として室内に簡単に物干しハンガーを形成することが出来るとしている。又、前記室内物干しハンガーは、着脱可能であるため、当該室内物干しハンガーを使用しない時には簡単に取り外しが出来て、室内の美感を損なうこともないとしている。
又、特開平10−328491号公報(特許文献3)には、フックを既存のカーテンレールに引っかけ、本体を窓のある方向に、当該本体が水平になるまでスライドさせ、水平になった状態において固定ネジで位置を固定し、前記フックにハンガーを掛けることを特徴とするハンガー及び物干し竿を吊すフックが開示されている。これにより、取り付けネジや接着剤をいっさい使用することがなく、取り付け取り外しが容易で、更に、前記本体をスライドさせることで、カーテンレールと窓との奥行に関係なく、既存の全てのカーテンレールに対応することが出来るとしている。
又、特開2008−307201号公報(特許文献4)には、カーテンレールを利用した掛け金具が開示されている。前記掛け金具では、上腕部(7)の一端挟み部(2)でカーテンレールを挟むことで固定でき、他端部がハンガーや物干しなどを掛けることが出来るフック部(3)を構成している。又、支持部(4)は上腕部中間から壁面へ支えをとることで安定させる構造になっており、更に、壁面側は雌ネジになっており、アジャスターの雄ネジ部をねじ込み壁面とカーテンレールとの距離を調整できる。これにより、取り付けに工具を要さず、簡単に取り付け出来、更に、壁面等にビスで取り付けないため、穴を開けることも無く、アパートや借家などの取り付けも気軽に出来るとしている。又、空間を利用することで、限られた室内スペースを有効利用出来るとしている。
特開平5−211934号公報 特開平8−196794号公報 特開平10−328491号公報 特開2008−307201号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜4に記載の技術では、構成が複雑で、大量生産し難いという問題がある。又、上述した特許文献1〜4に記載の技術では、未だすぐにカーテンレールへ装着することが出来ず、取扱いが不便であるという問題がある。
そこで、本考案は、前記問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能な掛け具を提供することを目的とする。
本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、本考案に係る新規な掛け具を完成させた。
即ち、本考案に係る掛け具は、互いに平行に設置された2本のカーテンレールに着脱される掛け具であって、第一のカーテンレールと第二のカーテンレールとの間に上方から下方に向かって挿入されると、当該挿入方向の挿入先側となる一端部の上側面が前記第一のカーテンレールの下面に当接するとともに、挿入元側となる他端部の下側面が前記第二のカーテンレールの上面に当接する、略S字状の湾曲部と、前記湾曲部の他端部から、前記挿入方向と逆方向に延出された引っ掛け部とを備えることを特徴とする。
又、前記湾曲部の他端部の下側面は、当該湾曲部の一端部の上側面に対して45度以下の鋭角を有する構成とすることが出来る。
又、前記引っ掛け部の上面の所定の位置に上方を向いた突起部を更に備える構成とすることが出来る。
本考案に係る掛け具によれば、簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能となる。
本考案に係る掛け具の左側面図である。 本考案に係る掛け具をカーテンレールに装着した場合の斜視図である。 本考案に係る掛け具を様々なカーテンレールに装着した場合の左側面図である。 本考案に係る掛け具を地面に立てた場合の正面図である。
以下に、添付図面を参照して、本考案に係る掛け具の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<掛け具>
本考案に係る掛け具は、互いに平行に設置された2本のカーテンレール2に着脱される掛け具1であって、図1、図2に示すように、第一のカーテンレール21と第二のカーテンレール22との間に上方から下方に向かって挿入されると、当該挿入方向の挿入先側となる一端部11の上側面11Sが前記第一のカーテンレール21の下面21Sに当接するとともに、挿入元側となる他端部12の下側面12Sが前記第二のカーテンレール22の上面22Sに当接する、略S字状の湾曲部13と、前記湾曲部13の他端部12から、前記挿入方向と逆方向に延出された引っ掛け部14とを備えることを特徴とする。
これにより、簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能となる。
即ち、ユーザが、本考案に係る掛け具1の湾曲部13を2本のカーテンレール2(21、22)の間に上方から下方に向かって挿入すれば(上方から下方に向かって潜らせれば)、当該湾曲部13の一端部11の上側面11Sが挿入先側の第一のカーテンレール21の下面21Sに当接して引っ掛かるとともに、当該湾曲部13の他端部12の下側面12Sが挿入元側の第二のカーテンレール22の上面22Sに当接して配置されて、掛け具1全体として固定される。
そのため、本考案に係る掛け具1を既存の2本のカーテンレール2に即時に(瞬時に)固定することが可能であり、取り付け作業が極めて簡単で、特別な工具を用意したり連結ピンを締結したりする必要が無い。一方、本考案に係る掛け具1を取り外す場合は、ユーザが、当該掛け具1の湾曲部13を2本のカーテンレール2の間から引き抜けば良いため、取り外し作業も極めて簡単である。上述した取り付け作業、取り外し作業に要する時間は、本考案に係る掛け具1の構成から、数秒程度である。
又、本考案に係る掛け具1が2本のカーテンレール2に装着された状態で、ユーザが、湾曲部13の挿入方向とは逆方向に位置する引っ掛け部14にハンガー16のフック部16aを引っ掛けると、当該引っ掛け部14に所定の重量が加えられることになる。ここで、本考案に係る掛け具1では、前記重量が加わる引っ掛け部14の箇所Aを力点とすると、てこの原理が適用され、前記湾曲部13の他端部12の下側面12Sと第二のカーテンレール22の上面22Sとの当接箇所Bが支点となり、当該湾曲部13の一端部11の上側面11Sと第一のカーテンレール21の下面21Sとの当接箇所Cが作用点となる。そのため、前記引っ掛け部14の箇所Aには、てこの原理が働き、前記重量を上方へ押し上げる力が作用して、前記ハンガー16が引っ掛け部14から脱落することは無い。つまり、本考案に係る掛け具1では、洋服を掛けたハンガー16を引っ掛け部14に掛けたとしても、上述したてこの原理により、バランスを崩すこと無く、当該ハンガー16を安定して引っ掛けた状態にすることが可能となる。もちろん、前記ハンガー16だけでなく、物干竿、花籠等でも構わない。
更に、本考案に係る掛け具1は、基本的構成要素が前記湾曲部13と引っ掛け部14とよりなり、その構成が極めて簡単であるため、従来技術と比較して、作製し易いとともに金型を起こし易く、大量生産に向いている。そのため、本考案に係る掛け具1は、コストパフォーマンスに優れるという顕著な効果を有している。
ここで、本考案に係る掛け具1の形状、具体的には、前記湾曲部13の形状と前記引っ掛け部14の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような形状でも良く、例えば、底面が真円である円筒形状、底面が楕円である楕円筒形状、底面が三角、四角、五角、六角、七角、八角、九角、十角、十二角、十四角、十六角、十八角などの多角である多角柱形状と構成しても構わない。又、前記湾曲部13の形状と前記引っ掛け部14の形状は、上述した構成であれば、両者が一致していても不一致でも構わない。
又、本考案に係る掛け具1の全体構成は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような構成でも良く、例えば、図1、図2に示すように、前記湾曲部13と前記引っ掛け部14とを一本の棒材で一体的に構成しても良いし、前記湾曲部13と前記引っ掛け部14とを別部材として製造して、後から両者を合体(接合、接着等)させるよう構成しても構わない。
尚、本考案に係る掛け具1の湾曲部13と引っ掛け部14とを一体的に構成する場合、当該湾曲部13の他端部12の軸中心と前記引っ掛け部14の軸中心とが一致するように両者が一体的に連続した構成であると好ましい。このように構成すると、金型を起こし易く、製造コストを抑えることが可能となるとともに、後述するように「木の枝」のような外観を出し易くなる。
又、本考案に係る掛け具1の全長の(軸方向の)外径(外周り)は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような外径でも良く、例えば、図1、図2に示すように、前記湾曲部13と引っ掛け部14とを一本の棒材で一体的に構成する場合、当該引っ掛け部14の延出方向の先端部から前記湾曲部13の他端部12を通り当該湾曲部13の一端部11まで緩やかに漸近して拡径するよう構成すると好ましい。このように構成すると、前記湾曲部13における2本のカーテンレール2への固定が確実になるとともに、外観上、極めて「木の枝」に類似するため、機能面でも外観面でも付加価値を高めることが可能となる。又、本考案に係る掛け具1の全長の(軸方向の)外径を、前記引っ掛け部14の延出方向の先端部から前記湾曲部13の一端部11まで均等にしても構わない。
又、本考案に係る湾曲部13の略S字状は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような略S字状でも良く、例えば、図1、図2に示すように、下方から上方に(上方から下方に)緩やかに(滑らかに)蛇行する略S字状でも、下方から上方に急に(傾斜して)蛇行する略S字状でも構わない。尚、前記湾曲部13の略S字状は、2本のカーテンレール2の間の距離に対応して適宜設計変更され得る。
又、本考案に係る湾曲部13の一端部11の上側面11Sは、本考案の目的を阻害しない限り、どのような面でも良いが、例えば、図1に示すように、本考案に係る掛け具1を2本のカーテンレール2に取り付けた際に、前記湾曲部13の一端部11の上側面11Sが第一のカーテンレール21の下面21Sに対して水平(平行)となる、言い換えると、ぴったりと当接するように当該一端部11の上側面11Sを平面(フラット面)に構成すると好ましい。このように構成すると、前記湾曲部13の一端部11の上側面11Sを第一のカーテンレール21の下面21Sに安定して引っ掛ける(固定する)ことが可能となる。
又、本考案に係る湾曲部13の他端部12の下側面12Sは、本考案の目的を阻害しない限り、前記湾曲部13の一端部11の上側面11S(面方向)に対してどのような角度を有しても良いが、例えば、図1に示すように、前記湾曲部13の一端部11の上側面11Sに対して45度以下の鋭角α、例えば、30度以下の鋭角α(の面方向)を有すると好ましい。このように構成すると、前記湾曲部13の他端部12の下側面12Sを第二のカーテンレール22の上面22Sに当接した際に、両者の当接箇所Bが一部(図1の側面視では一点)となり、てこの原理の支点として十分に機能を発揮させることが可能となる。
又、上述した構成では、前記第二のカーテンレール22の上面22Sの角部(図1の左角部)が前記他端部12の下側面12Sのいずれかの箇所に当接すれば、全体として固定されるため、図3に示すように、2本のカーテンレール2の間の距離Dが、例えば、10mmから20mmの範囲内で多少異なる様々なカーテンレール2であっても、前記他端部12の下側面12Sを第二のカーテンレール22の上面22Sに確実に当接させることが可能となる。そのため、本考案に係る掛け具1をどのような種類のカーテンレール2でも適用させることが可能となり、当該掛け具1の適用範囲を大きく広げて、様々な家屋のカーテンレール2に適用させることが可能となる。尚、図1に示す掛け具であれば、前記湾曲部13の他端部12の下側面12Sは、当該湾曲部13の一端部11の上側面11Sに対して約10度を有する。
又、本考案に係る引っ掛け部14の軸方向は、本考案の目的を阻害しない限り、前記湾曲部13の一端部11の上側面11S(面方向)に対してどのような角度を有しても良いが、例えば、図1に示すように、前記湾曲部13の一端部11の上側面11Sに対して45度以下の鋭角β、例えば、30度以下の鋭角β(の面方向)を有すると好ましい。このように構成すると、前記引っ掛け部14にハンガー16のフック部16aを引っ掛けた際に、当該フック部16aが挿入方向、言い換えると、カーテンレール2側の方向に向かって傾斜して転がるため、前記ハンガー16の脱落を確実に防止することが可能となる。
尚、図1に示す掛け具であれば、前記引っ掛け部14の軸方向は、前記湾曲部13の一端部11の上側面11Sに対して約10度を有する。又、図1に示す掛け具1では、前記引っ掛け部14の延出方向の先端から前記湾曲部13の一端部11まで緩やかに漸近して拡径するよう構成しているため、前記角度αと前記角度βとは厳密には異なる値となる。
又、本考案に係る引っ掛け部14の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような形状でも良いが、例えば、図1に示すように、長尺の棒状でも蛇行した波状でもハンバー16のフック部16aが入り込むための凹部を一又は複数備えた形状でも構わない。
又、本考案に係る湾曲部13の一端部11の底面11B(図1では、湾曲部13の挿入方向の先端面)は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような面でも良いが、例えば、図1に示すように、平面(フラット面)に構成すると好ましい。このように構成すると、本考案に係る掛け具1を2本のカーテンレール2から取り外した際に、前記湾曲部13の一端部11の底面11Bを下方に向けて地面に置けば、本考案に係る掛け具1を立てて設置することが可能となり、場所を取らずに収納することが可能となる。
更に、図1に示すように、前記湾曲部13の一端部11の底面11Bを、前記湾曲部13の一端部11の上側面11S(面方向)に対して45度以下の鋭角γ、例えば、30度以下の鋭角γ(の面方向)を有すると更に好ましい。このように構成すると、図4に示すように、前記湾曲部13の一端部11の底面11Bを地面に設置すると、本考案に係る掛け具1全体が、まさに「木の枝」のような外観となり、オブジェとして利用出来て、デザイン的に優れた構成とすることが可能となる。
又、本考案に係る掛け具1は、原理的には、前記湾曲部13と前記引っ掛け部14のみでも構わないが、例えば、図1、図2に示すように、前記引っ掛け部14の上面の所定の位置に上方を向いた突起部15を更に備えると好ましい。このように構成すると、ユーザが、ハンガー16のフック部16aを前記引っ掛け部14に引っ掛けた際に、当該引っ掛け部14の突起部15が前記フック部16aのストッパーとして機能し、当該フック部16aを前記突起部15の位置(一側面)に安定して引っ掛けた状態とすることが可能となる。尚、前記突起部15が設けられる所定の位置は、例えば、前記引っ掛け部14の延出方向の先端近傍、中央近傍等と適宜設計変更され得る。
又、本考案に係る突起部15の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような形状でも良いが、例えば、図1、図2に示すように、先端から基端まで緩やかに漸近して拡径する円柱形状でも良いし、円筒形状でも楕円筒形状でも多角柱形状でも構わない。
又、本考案に係る突起部15の軸方向は、本考案の目的を阻害しない限り、前記引っ掛け部14の軸方向に対してどのような角度を有しても良いが、例えば、図1に示すように、前記引っ掛け部14の軸方向に対して90度以下の鋭角δ、例えば、45度以下の鋭角δを有すると好ましい。このように構成すると、ユーザが、ハンガー16のフック部16aを前記引っ掛け部14に引っ掛けた際に、当該フック部16aが前記引っ掛け部14と前記突起部15との間の鋭角δに入り込み固定され、前記ハンガー16の脱落を確実に防止することが可能となる。又、本考案に係る掛け具1全体が、更に「木の枝」のような外観となり、外観面の付加価値を高めることが可能となる。
又、本考案に係る突起部15の数は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような数でも良く、例えば、図1、図2に示すように、一つでも良いし、二つ以上の複数でも構わない。
又、本考案に係る掛け具1の材質は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような材質でも良く、例えば、合成樹脂、エラストマー、木材、セラミックス、金属等を適宜選択することが可能である。
又、本考案に係る掛け具1の寸法は、本考案の目的を阻害しない限り、どのような材質でも良く、例えば、図1に示すように、側面視における湾曲部13の一端部11から他端部12までの寸法は、15mmから30mmまでの範囲内で、又、側面視における引っ掛け部14の延出方向の先端部から基端部(湾曲部13の他端部12との接続部)までの寸法は、15mmから100mmまでの範囲内で、適宜設計され得る。更に、前記湾曲部13の(軸方向の)外径の寸法は、5mmから10mmまでの範囲内で、前記引っ掛け部14の(軸方向の)外径の寸法は、5mmから10mmまでの範囲内で、適宜設計され得る。
このように、本考案に係る掛け具1は、互いに平行に設置された2本のカーテンレール2に着脱される掛け具1であって、第一のカーテンレール21と第二のカーテンレール22との間に上方から下方に向かって挿入されると、当該挿入方向の挿入先側となる一端部11の上側面11Sが前記第一のカーテンレール21の下面21Sに当接するとともに、挿入元側となる他端部12の下側面12Sが前記第二のカーテンレール22の上面22Sに当接する、略S字状の湾曲部13と、前記湾曲部13の他端部12から、前記挿入方向と逆方向に延出された引っ掛け部14とを備えることを特徴とする。
これにより、簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能となる。
尚、本考案に係る掛け具1は、前記突起部15の他に、更に、カーテンレール2の材質である金属に付く磁石を当該カーテンレール2と当接する湾曲部13の位置に設置したり内蔵したりしても構わない。
以上のように、本考案に係る掛け具は、カーテンレールに着脱可能な掛け具として有用であり、簡単な構成で、且つ、既存のカーテンレールにすぐに装着してハンガー等を引っ掛けることが可能な掛け具として有効である。
1 掛け具
11 湾曲部の一端部
11S 一端部の上側面
12 湾曲部の他端部
12 他端部の下側面
13 湾曲部
14 引っ掛け部
15 突起部
16 ハンガー
2 カーテンレール
21 第一のカーテンレール
22 第二のカーテンレール

Claims (3)

  1. 互いに平行に設置された2本のカーテンレールに着脱される掛け具であって、
    第一のカーテンレールと第二のカーテンレールとの間に上方から下方に向かって挿入されと、当該挿入方向の挿入先側となる一端部の上側面が前記第一のカーテンレールの下面に当接するとともに、挿入元側となる他端部の下側面が前記第二のカーテンレールの上面に当接する、略S字状の湾曲部と、
    前記湾曲部の他端部から、前記挿入方向と逆方向に延出された引っ掛け部と
    を備えることを特徴とする掛け具。
  2. 前記湾曲部の他端部の下側面は、当該湾曲部の一端部の上側面に対して45度以下の鋭角を有する
    請求項1に記載の掛け具。
  3. 前記引っ掛け部の上面の所定の位置に上方を向いた突起部を更に備える
    請求項1又は2に記載の掛け具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018046979A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 淳一 八鍬 室内掛架装置

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