JP2009254717A - 可変ピッチハンガー - Google Patents

Abstract

【課題】 複数連ハンガーの一度に移動が可能な長所を持ちつつ、ハンガーの間隔を容易に等間隔で変更することを可能にし、ハンガーの取り外しが出来るようにする。
【解決手段】 ハンガーを連結する部分をレージ・トングといわれる機構（玩具のマジックハンドや家の門戸扉などに使われている）で構成する事で、間隔の変更が両端を動かすことによって、安易に等間隔で出来て、ハンガー挿入穴を設けて、別のハンガー等も使用出来るようにした。
【選択図】 図１

Description

本発明は、ハンガーの間隔を容易に等間隔で変えることが出来る、物干し具及びハンガースタンドに関するものである。

物干し竿にハンガーで衣服を干す場合、竿にハンガーを直に掛けると風に飛ばされたり、洗濯物同士がくっついて、乾きにくいといった点があった。

その改善策として、ハンガーが、物干し竿を掴む形状のハンガーとか、ハンガーと物干し竿を洗濯バサミで固定するように、しているが、この方法だと移動する時や、間隔を広げたり狭めたりする場合に、一つ一つのハンガーを移動する必要がある。

移動が、一度に出来る複数連のハンガーの場合は、ハンガーの間隔が一定で、天気が悪い時とか冬とかは、極力間隔を広く取って、干すことが望ましいのに、それが出来ない。

解決しようとする問題点は、一度に複数のハンガーを移動でき、なおかつ間隔の変更が、等間隔で安易に出来るようにすること。

本発明は、ハンガーを連結する部分にレージ・トングといわれる機構（玩具のマジックハンドや家の門戸扉などに使われている）で構成する。

本発明の可変ピッチハンガーは、可変ピッチハンガー自体を飛ばすぐらいの強風で無い限り風による影響は、少なく、ハンガー部分を別のハンガーに変更して使用した場合も、ハンガーを入れる穴（図４）を小さくした事によって、少しぐらいの風では、飛ばされにくい、複数連ハンガーと同じに、移動は、一度で出来、なおかつ間隔を等間隔で変える事が出来るので、移動時は、間隔を狭く持ち、干すときは、間隔を広げることが安易に出来るという利点がある。

以下この発明である可変ピッチハンガーの実施形態について、図面に基づいて説明いたします。

図１は、本発明装置の各部の名称を記した図で、符号２：リンクAと符号３:リンクBで、レージ・トング機構を構成し、符号５:ハンガー取付部に符号4：ハンガーが取り付いていて、両端の符号１:フックで物干し竿に掛けて使用する。

図２は、本発明装置の間隔を縮めた図で、この状態で、移動が出来るので、突然の雨などの時、すばやく取り込むことが出来、収納するのにもコンパクトになるので便利である。

図３は、本発明装置の間隔を広げた図で、この状態で、洗濯物を干すので、洗濯物同士の間隔が広くなるから、風通しや日当たりが良くなることで、洗濯物が乾きやすくなる利点がある。

両端の符号1：フックをキャスター付のスタンドにする事によって、自立出来る複数連ハンガーになるので、たとえば、洋服屋のディスプレイ用として、店では、間隔を広げて洋服を見え易くし、閉店時等に収納する時は、縮めてコンパクトになるので便利である。
登録実用新案第３１１０８３６号

図４は、ハンガーを取り外した図で、取り外しが出来ることで、別の様々なハンガー（針金ハンガー、肩幅が変更できるハンガー、バスタオル用のハンガー、等）を使用することが出来る。

各部の名称を記した図 装置を縮めた状態 装置を広げた状態 ハンガーを取り外した状態

符号の説明

１ フック
２ リンクA
３ リンクB
４ ハンガー
５ ハンガー取付部
６ ハンガー挿入穴

Claims (3)

1. 左右の取手を動かす事によって、複数の物の間隔を広くしたり、狭くしたり、出来る機構をもった道具である。
2. 左右の取手を車輪付のスタンドに変えると自立できる道具になる。
3. 間隔を変える複数の物は、取り外しが出来る。

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