JP2009038724A - 固体撮像装置 - Google Patents

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    • H04N1/486Picture signal generators with separate detectors, each detector being used for one specific colour component

Abstract

【課題】従来と同等の性能を維持しながら従来と比較して低消費電力で小面積の固体撮像装置を提供する。
【解決手段】複数の色成分を読み取るための複数の画素1、各画素からの信号を保持する複数の保持手段2、各色成分に対応する複数の各保持手段が接続された複数の共通出力線12、複数の共通出力線と接続された複数の出力回路13を具備する。そして少なくとも2つの複数の共通出力線12を選択手段15を介して一つの出力回路13に接続する。また、基本セル10の複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が接続された保持手段2の出力を選択手段4を介して一つの共通出力線12に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やスキャナ等の画像読取装置に用いられる固体撮像装置に関するものである。
複写機等の画像読取装置として、モノクロ画像とカラー画像の双方の読取を行うものが普及している。近年、これら画像読取装置に搭載される固体撮像装置として、R(赤色)G(緑色)B(青色)の各色成分に対応した3ライン分の画素(カラー画素)列に加えて、モノクロ画像読取用を1ライン有するセンサがある。即ち、モノクロ画像読取用に更に1ライン分の画素(モノクロ画素)列を有する4ライン構成のセンサが利用されつつある。これらのセンサとしては、例えば、特許文献1の図2や特許文献2の図6に示されている構成が挙げられる。
また、MOS型に代表される光電変換素子の後段で画素毎に電荷−電圧変換を行うタイプの4ラインセンサの例として、特許文献3の図13に示された構成がある。即ち、光電変換素子と電荷−電圧変換部の他、画素毎の信号保持容量と信号保持容量への容量書き込みスイッチ、色毎の共通出力線と共通出力線への画素毎の出力転送スイッチを備えている。更に、1画素毎に走査して水平出力線への各転送スイッチを開閉するシフトレジスタ、色毎の出力部で構成されている。
更に、S/N比向上といった性能向上が必要な場合には、特許文献4に示されているようなセンサの回路構成を取ることもある。特許文献4の図1の回路構成では、上記構成の信号保持容量の他にもう1系統の保持容量を持ち、この保持容量で画素毎の光電変換素子と電荷−電圧変換部で生じるノイズ成分を保持する。
差動アンプを含む出力部において、各保持容量で保持された信号成分とノイズ成分の差分を取ることで、ノイズ成分の除去を行う。更なるS/N比向上の為に、特許文献5の図1に示されているように上述した2つの保持容量の前段にゲインアンプを持たせた構成を取ることもある。
特開2003−087503号公報 特開2003−007996号公報 特開平06−204445号公報 特開2006−211363号公報 特開2003−051989号公報
従来の画像読取装置では、特許文献1に記載されているようにカラー画像読取時はカラー画素信号のみを使用するため、4ライン構成の固体撮像装置においてモノクロ画素列に接続されている出力部や保持容量、ゲインアンプ等の構成素子は使用されていない。つまり、カラー画像読取時にはモノクロ画素列に接続されている各構成素子の電力を無駄に消費している。
同様に、モノクロ画像読取時にもカラー画素列に接続されている各構成素子の電力を無駄に消費している。また、それぞれの画像読取時に必要としていない各構成素子が配置されているため、無駄な面積を消費する要因となっており、センサのコストアップの要因となっていた。
本発明の目的は、従来と同等の性能を維持しながら従来と比較して低消費電力で小面積の固体撮像装置を提供することにある。
本発明は、複数の色成分を読み取るための複数の画素と、前記各画素からの信号を保持するための複数の保持手段と、各色成分に対応する前記複数の各保持手段が接続された複数の共通出力線と、前記複数の共通出力線と接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、少なくとも2つの前記複数の共通出力線が、選択手段を介して一つの前記出力回路に接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、複数の色成分を読み取るための複数の画素と前記複数の画素からの各々の信号を保持するための複数の保持手段とを有する複数の基本セルと、前記複数の基本セルの各色成分に対応する前記複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、前記複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、前記基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が接続された前記保持手段の出力が選択手段を介して一つの前記共通出力線に接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、複数の色成分を読み取るための複数の画素と前記複数の画素からの信号を保持する複数の保持手段とを有する複数の基本セルと、前記複数の基本セルの各色成分に対応する前記複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、前記複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、前記基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が選択手段を介して一つの前記保持手段に接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、異なる色成分を読み取るための複数の画素と前記複数の画素からの信号を保持するための複数の保持手段とを有する複数の基本セルと、前記複数の基本セルの各色成分に対応する前記複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、前記複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、前記画素内に画素の信号を出力するか出力しないかを切り替えるための切替トランジスタを有し、前記基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が一つの前記保持手段に接続されており、前記少なくとも2つの異なる色成分の画素間で前記切替トランジスタを制御することによって画素の信号の出力を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、モノクロ画素に対応する回路構成素子と、少なくとも一つの色成分に対応するカラー画素に対応する回路構成素子を選択手段を介して共有化することにより、低消費電力化と、小面積化を実現できる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る固体撮像装置の第1の実施形態を示す構成図である。図1では赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、モノクロ(M)成分の4成分を読み取るNビット×4ラインセンサを示す。図中1は画素であり、末尾記号のR、G、B、Mはそれぞれ、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、モノクロ(M)の各画素を意味する。即ち、画素は1−R、1−G、1−B、1−Mとして示すように赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、モノクロ(M)に対応して設けられている。また、その場合、複数の色成分を読み取るための複数の画素1−R、1−G、1−B、1−Mは、図1に示すように一方向にその複数の画素毎に列状に配置されている。
2は各画素に接続されている保持手段、3は後述するシフトレジスタからの制御信号を受けてスイッチを開閉する出力転送スイッチである。10は画素1、保持手段2、出力転送スイッチ3で構成され、1ビットと定義する基本セルである。11は1ビット毎に基本セルに順次アクセスしていくシフトレジスタ(SR)、12は色毎の保持手段2が出力転送スイッチ3を介して接続されている共通出力線である。
基本セルは10−1、10−2、…、10−Nとして示すように複数の基本セルが列状に配置されている。シフトレジスタは11−1、11−2、…、11−Nとして示すように各基本セルに対応して配置されている。
ここで、保持手段2は画素1と同様に赤色(R)に対応するものを2−R、緑色(G)に対応するものを2−G、青色(B)に対応するものを2−B、モノクロ(M)に対応するものを2−Mとして示す。出力転送スイッチ3の場合も同様である。更に、共通出力線12或いは後述する出力回路13や共通出力線リセットトランジスタ14の場合も同様である。
13は共通出力線12に接続されている出力回路、14は共通出力線12をリセットする共通出力線リセットトランジスタである。15はB成分の共通出力線12−Bと、M成分の共通出力線12−Mのうちいずれかを選択し、出力回路13−Bに出力する第1の選択手段である。
図1ではB成分とM成分で出力回路13−Bを共有しているが、B成分が他のカラー成分(R、G)であっても構わないし、必要であれば3つ以上の出力回路を共有しても構わない。また共通出力線リセットトランジスタ14は第1の選択手段15よりも前段に接続し、R、G、B、Mの4成分各々の共通出力線12に接続しても構わない。
画素1の一例を図2に示す。図2において、21は光電変換素子、22は光電変換素子21をリセットするためのリセットトランジスタ、23は光電変換素子21の信号を受けるソースフォロワの入力トランジスタ、24はソースフォロワの定電流回路である。定電流回路24は、例えば、ゲート電極が一定電圧に固定され、ドレイン電極がソースフォロワ入力トランジスタのソース電極に接続され、ソース電極が電源に接続されたMOSトランジスタで実現できる。
保持手段2としては、例えば、図3に示すように信号保持容量31と第1の容量書き込みスイッチ32とで構成できる。出力回路13としては、通常、あるゲインを持ったゲインアンプを用いる場合が殆どである。
第1の選択手段15としては、例えば、図4に示すように第1の選択トランジスタ16と、第2の選択トランジスタ17で構成できる。例えば、両トランジスタがNMOSトランジスタの場合には、両トランジスタのドレイン電極を接続し、出力として出力回路13−Bに接続し、両トランジスタの各ソース電極をそれぞれ共通出力線12−Bと12−Mに接続する。
更に、両トランジスタの各ゲート電極にそれぞれ制御信号線を接続する。そうすれば、Highレベルにある制御信号線が接続された選択トランジスタのソース電極に接続されている共通出力線を、第1の選択手段15の後段に接続されている出力回路13と接続することができる。この例では、NMOSトランジスタとして説明したが、PMOSトランジスタやCMOSスイッチ(NMOSとPMOSトランジスタの組み合わせ)であっても構わない。その場合、制御信号線を介してそれぞれに適した電圧レベルを各ゲート電極に入力すればよい。
次に、本実施形態の動作を図5を用いて説明する。ここで、カラー画像読取時は第1の選択手段15がB成分の共通出力線12−Bを選択し、モノクロ画像読取時はM成分の共通出力線12−Mを選択し、出力回路13−Bと接続するものとする。カラー画像読取の場合において、φRESはリセットトランジスタ22の制御信号(図2参照)、φCTは第1の容量書き込みスイッチ32の制御信号である(図3参照)。φSR1〜φSRNはシフトレジスタ11の1〜Nビットまでの出力信号であり、各基本セル10の出力転送スイッチ3の開閉を制御する。
また、図2や図3等の回路における各トランジスタ或いはスイッチは図5の制御信号がHighレベルの時に導通し、Lowレベルの時に遮断することとする。更に、図5の13−R、13−G、13−Bは各出力回路13−R、13−G、13−Bの出力信号波形を示す。
φRESがHigh期間中は、各色成分の光電変換素子21をリセットトランジスタ22を介して電圧VRESにリセットする。φRESが立ち下がると光電変換素子21において、入射してきた光信号が信号電荷に変換された形で蓄積される。蓄積された信号電荷はソースフォロワによって電荷増幅され、画素1から電圧信号として出力されていく。φCTがHigh期間中に画素1から出力されている各色成分の電気信号が、第1の容量書き込みスイッチ32を介して信号保持容量31にサンプリングされ、φCTの立ち下りでその値がホールドされる。
φCHRがHigh期間中は、共通出力線リセットトランジスタ14を介して各共通出力線12を電圧VCHRにリセットする(図1参照)。φCHRの立ち下り後にφSR1が立ち上がり、1ビット目の基本セル10−1内の出力転送スイッチ3を介して信号保持容量31に保持された各色成分の信号が各共通出力線12に出力される。この時、共通出力線12に出力される信号は信号保持容量31に保持された信号振幅に対して、下記式で決まるゲインGをかけた振幅となる。
G=CT/(CT+CH) …式(1)
式(1)のCTは信号保持容量31の容量値、CHは各共通出力線12の容量値である。以降、共通出力線12のリセット後に順次各基本セル10から各色成分の信号を各共通出力線12に出力していく。出力回路13は共通出力線12に出力された各色成分の信号に対して任意のゲインをかけて出力端子から出力する。
ここで、カラー画像読取時には第1の選択手段15においてB成分の共通出力線12−Bが出力回路13−Bに接続されているため、出力回路13−BからはB成分の信号が出力される。同様に出力回路13−R、13−GからはそれぞれR成分、G成分の信号が出力される。
一方、モノクロ画像読取時には、M成分の共通出力線12−Mが第1の選択手段15によって出力回路13−Bに接続されるため、出力回路13−Bからは、M成分の信号が出力される。
ここまでは画素1として図2の構成で説明したが、これとは別に図6に示す構成でも構わない。図6では図2と共通する構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図6において、25は光電変換素子21からの信号を転送する転送トランジスタである。また、図示していないが、リセットトランジスタ22のソース電極、ソースフォロワ入力トランジスタ23のゲート電極、転送トランジスタ25のドレイン電極及びこれら3電極を接続する配線に存在する寄生容量を浮遊拡散領域という。(浮遊拡散領域:フローティングディフュージョン部、FD部)。
次に、その場合の動作を図7を用いて説明する。図7において、φTXは転送トランジスタ25の制御信号である。図7に示すようにφRESとφTXがHigh期間中は、光電変換素子21は電圧VRESにリセットされる。またφRESがHigh期間中は、図6では不図示のFD部がリセットされる。
φTXが立ち下がると光電変換素子21において蓄積が始まる。この時、光電変換素子21において入射してきた光信号が信号電荷に変換されて蓄積される。φRESが立ち下がった後、φTXが立ち上がると、光電変換素子21において蓄積された信号電荷がFD部に転送される。転送された信号電荷はソースフォロワによって電荷増幅され、画素1から電圧信号として出力される。
この時、φCTも立ち上げておくことで、画素1から出力された電圧信号が第1の容量書き込みスイッチ32を介して信号保持容量31にサンプリングされる。以降の動作については図5で説明した動作と同様のため説明を省略する。
保持手段2には、例えば、図8に示す構成を用いてもよい。図8では図3と共通する構成要素には同一符号を付して説明を省略する。33は画素のノイズ成分を保持するためのノイズ保持容量、34はノイズ成分をノイズ保持容量33に書き込むための第2の容量書き込みスイッチである。
この構成を取る場合、ここでは図示しないが、各信号保持容量31に保持された信号成分用と、各ノイズ成分保持容量33に保持されたノイズ成分用で出力転送スイッチを2個必要とする。同様に各共通出力線12も2本を一組とする構成を取る。更に各出力回路13は差動入力回路となり、共通出力線に出力された信号成分とノイズ成分の差分に任意のゲインをかけた信号を出力する。
次に、図8に示す保持手段2を持つ固体撮像装置の動作を図9を用いて説明する。画素は図2に示す構成とする。図9において、φCTNは第2の容量書き込みスイッチ34の制御信号である。φRESで光電変換素子21をリセットした後にφCTNがHigh期間中に各色画素のリセットレベルをノイズ成分として各ノイズ保持容量33に第2の容量書き込みスイッチ34を介して書き込む(図8参照)。
次に蓄積された各色成分の信号が、φCTSのHigh期間中に容量書き込みスイッチ32を介して信号保持容量31にサンプリングされ、φCTSの立ち下りでその値が信号成分としてホールドされる。
φCHRがHigh期間中は、共通出力線リセットトランジスタ14を介して各共通出力線12が電圧VCHRにリセットされる(図1参照)。φCHRの立下り後にφSR1が立ち上がり、1ビット目の基本セル10−1内の出力転送スイッチを介して各信号保持容量31に保持された各色成分の信号成分及び各ノイズ保持容量33に保持された各色成分のノイズ成分を各共通出力線12に出力する。
上述の式(1)で決まるゲインがかかって共通出力線12に出力された各色成分の信号成分及びノイズ成分は、出力回路13に入力されて差分が取られ、且つ、任意のゲインをかけて出力端子から出力される。このように保持手段2として図8の構成を用いることによって、各画素で発生するノイズ成分を除去することが可能となり、よりS/N比の高い性能を実現できる。
モノクロ画像読取時に関しては先に説明した動作と同様のため説明を省略する。また画素1は図6に示す構成であっても構わない。この場合、ノイズ成分としてはFD部のリセットレベルが、ソースフォロワを介してノイズ保持容量33に保持され、出力回路13で信号成分との差分が取られて出力される。
更に、保持手段2は、例えば、図10に示す構成でも構わない。図10では図8と共通する構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図中35はクランプ容量、36はクランプスイッチ、37はゲインアンプである。
次に、図10に示す構成の保持手段を持つ固体撮像装置の動作を図11を用いて説明する。画素1は図6の構成のものを用いるものとする。φCRはクランプスイッチ36の制御信号である。φRESとφTXがHigh期間中に、光電変換素子21がリセットされる。また、φRESがHigh期間中はフローティングディフュージョン部がリセットされている。
φCRがHigh期間中に、クランプ容量35のゲインアンプ37側端子とゲインアンプ37の入力端子をVCRに固定し、クランプ容量35の他端でフローティングディフュージョン部のリセットレベルをクランプする。次に、φCTNをHighとし、ゲインアンプ37の入力電圧がVCRに固定されている時の出力電圧を、ノイズ保持容量33に保持する。
次にφTXをHighとすることで光電変換素子21に蓄積された信号を画素1から出力する。そして、クランプ容量35でフローティングディフュージョン部のリセットレベルとの差分を取り、画素1の信号成分の変化分だけをゲインアンプ37にクランプ容量35を介して入力する。この時、φCTSもHighとすることで、ゲインアンプ37を介した信号成分が信号保持容量31に保持される。
この後、出力回路13で信号保持容量31とノイズ保持容量33に保持された信号の差分を取ることで、ゲインアンプのオフセット成分を除去することが出来る。この時、ゲインアンプ37に任意の1以上のゲインをかければ、オフセットを発生させること無くゲインをかけることが出来、更にS/N比の高い性能を実現できる。モノクロ画像読取時に関しては先に説明した動作と同様のため説明を省略する。画素1は図2の構成であっても構わない。
なお、カラー画像読取時にモノクロ画素のソースフォロワ回路の動作を停止する手段を設けることで省電力化を図ることも可能である。更に、モノクロ画像読取時にカラー画素のソースフォロワ回路、保持手段にゲインアンプを用いる場合のモノクロ画素が接続されていないゲインアンプ及びM成分が出力されない出力回路の動作を停止する手段を設けることで省電力化を図ることも可能である。
また、第1の選択手段15は共通出力線12−B、12−Mにのみ挿入されているため、第1の選択手段15が挿入されていないR、G成分の共通出力線12−R及び12−GとB、M成分の共通出力線12−B、12−Mとで容量値が異なる。そのため、B、M成分とR、G成分の式(1)で決まるゲインが異なり、色成分毎でS/N比等の性能に差異を生じる可能性がある。
これを回避するため、例えば、図12に示すように共通出力線12−R及び12−Gに第1の選択手段15を構成するトランジスタと同サイズ、同極性の第1のダミートランジスタ18−R、18−Gを挿入しておく。また、常時、そのダミートランジスタを導通状態とするようにゲート電極を固定することで、色成分間での差異を除去することが可能となる。
図12の例では、第1の選択トランジスタ16及び第2の選択トランジスタ17、第1のダミートランジスタ18をNMOSトランジスタとし、第1のダミートランジスタ18のゲート電極に電源電圧であるVDDを印加している。図12ではダミートランジスタ18を追加した以外は図1と同様である。
以上のように本実施形態に係る固体撮像装置は、複数の色成分を読み取るための複数の画素と、各画素からの信号を保持するための複数の保持手段と、各色成分に対応する複数の各保持手段が接続された複数の共通出力線とを具備する。また、複数の共通出力線と接続された複数の出力回路とを具備する。そして、少なくとも2つの複数の共通出力線が、選択手段を介して一つの出力回路に接続されている。
また、選択手段が接続されていない色成分の共通出力線と出力回路との間に選択手段を構成する素子と同構成のダミー素子が接続されている。更に、複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成されている。そして、モノクロ画素に対応する共通出力線と、複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素に対応する共通出力線とが、選択手段を介して一つの出力回路に接続されている。
第1の実施形態では、第1の選択手段15を用いてモノクロ成分とカラー成分のうち1色成分のそれぞれの共通出力線とで、同一の出力回路を共有している。そうすることで、従来と同機能を有しつつ従来と比較して回路点数、つまり電力を消費する回路点数が少ないため低消費電力化が実現でき、また、小面積の固体撮像装置を実現できる。更に上述した回路停止手段を設けることで一層の低消費電力化を実現できる。
(第2の実施形態)
図13は本発明に係る固体撮像装置の第2の実施形態を示す。図13では図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図1との違いは選択手段を各基本セル内に設けた点である。図1と同様に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、モノクロ(M)成分の4成分を読み取るNビット×4ラインセンサを示す。
図13において、4はB成分の出力転送スイッチ3−Bと、M成分の出力転送スイッチ3−Mのいずれかを選択し、共通出力線12−Bに接続する第2の選択手段であり、各基本セル10内にある。図13ではB成分とM成分で共通出力線12−B及び出力回路13−Bを共有しているが、B成分が他のカラー成分(R、G)であっても構わない。ここで画素1は、例えば、図2、図5等に示す構成を用いるものとする。保持手段2は、例えば、図3、図7、図9等に示す構成を用いるものとする。更に、第2の選択手段4は図4の構成を用いるものとする。
次に、動作を説明する。一例として、画素1は図2、保持手段2は図3の構成を用いた場合について説明する。またカラー画像読取時は第2の選択手段4はB成分の出力転送スイッチ3−Bを選択し、モノクロ画像読取時はM成分の出力転送スイッチ3−Mを選択し、共通出力線12−Bと接続するものとする。動作タイミングチャートは図5と同様であり、詳細な説明は省略する。
カラー画像読取時には各保持手段2はR、G、Bの各成分の信号を保持している。上述のように第2の選択手段4はB成分の出力転送スイッチ3−Bを選択しているため、各基本セルの出力において共通出力線12−BにはB成分の保持手段2−Bに保持されている信号が出力される。同様に共通出力線12−R、12−GにはそれぞれR、G成分の保持容量に保持されている信号が出力される。各出力回路13からはR、G、Bの各色成分の信号が任意のゲインをかけて出力される。
一方、モノクロ画像読取時には、第2の選択手段4はM成分の出力転送スイッチ3−Mを選択しているため、各基本セルの出力において共通出力線12−BにはM成分の保持手段2−Mに保持されている信号が出力される。
図14は別の形態を示す。図14では図13と同一部分には同一符号を付している。本構成では、奇数ビットの基本セル10−(2L−1)(Lは1…N/2の整数)では、第2の選択手段4−(2L−1)が図13と同様に出力転送スイッチ3−Bと3−Mのいずれかを選択する構成となっている。一方、偶数ビットの基本セル10−(2L)では、第2の選択手段4−(2L)が出力転送スイッチ3−Gと3−Mのいずれかを選択する構成となっている。
この構成の場合、モノクロ画像読取時には2つの出力回路13−B及び13−Gから並列で出力されるため、カラー画像読取時と比較して2倍の速度で読取を行うことが可能となる。図14では奇数ビットのB成分及び偶数ビットのG成分とM成分で出力回路を共有しているが、偶奇ビットが逆であっても、共有するカラー成分の組み合わせが(R、G)や(R、B)であっても構わない。
次に、図14の固体撮像装置の動作を説明する。ここで、カラー画像読取時には奇数ビットの第2の選択手段4―(2L−1)はB成分の出力転送スイッチ3−Bを選択する。また、偶数ビットの第2の選択手段4−(2L)はG成分の出力転送スイッチ3−Gを選択し、共通出力線12−Bと接続するものとする。更に、モノクロ画像読取時には、M成分の出力転送スイッチ3−Mを選択し、それぞれ共通出力線12−B及び12−Gと接続するものとする。以降の動作については図5、図9、図11で説明した動作と同様のため、説明を省略する。
モノクロ画像読取時の動作を図15を用いて説明する。図15に示すようにモノクロ画像読取時はシフトレジスタ11の各出力を2ビットずつ同時に出力する(φSR1とφSR2、φSR3とφSR4)。そうすることで、2本の共通出力線12−G、12−Bを介して並列に2つの出力回路13−G、13−Bから信号が出力される。ここでは2並列出力について説明したが、同様の考え方でモノクロ画像読取時に3並列出力構成を取ることも可能である。
また、カラー画像読取時にモノクロ画素のソースフォロワ回路の動作を停止する手段を設けることで省電力化を図ることも可能である。更にモノクロ画像読取時にカラー画素のソースフォロワ回路、保持手段にゲインアンプを用いる場合のモノクロ画素が接続されていないゲインアンプ及びM成分が出力されない出力回路の動作を停止する手段を設けることで省電力化を図ることも可能である。
更に、図13の構成では第2の選択手段4はB、M成分にのみ挿入されているため、第2の選択手段4が挿入されていないR、G成分の共通出力線12−R及び12−Gと、B、M成分の共通出力線12−B、12−Mとの寄生容量が異なる。そのため、B、M成分とR、G成分の式(1)で決まるゲインが異なり、色成分毎にS/N比等の性能に差異を生じる可能性がある。
これを回避するため図12の構成と同様に各基本セル10内のR、G成分の出力転送スイッチ3−R、3−Gと共通出力線12−R、12−Gの間に第2の選択手段4を構成するトランジスタと同サイズ、同極性の第2のダミートランジスタを挿入する。そして、常時、そのダミートランジタを導通状態とするようにゲート電極を固定することで色成分間での差異を除去しても構わない。
また、図14の構成においても図16に示すように第2の選択手段4の挿入されていない出力転送スイッチ3と共通出力線12の間のノードに第2のダミートランジスタ19を挿入すればよい。図16では、例えば、基本セル10−1において出力転送スイッチ3−Rと共通出力線12−Rの間に第2のダミートランジスタ19−R−1、出力転送スイッチ3−Gと共通出力線12−Gの間にダミートランジスタ19−G−1が接続されている。第2のダミートランジスタ19は同様に第2の選択手段4を構成するトランジスタと同サイズ、同極性のトランジスタとする。図16では第2のダミートランジスタ19を設けた以外は図14と同様である。
更に、本例では第2の選択手段4は出力転送スイッチ3と共通出力線12との間に配置しているが、保持手段2と出力転送スイッチ3との間に配置しても構わない。この場合、第2のダミートランジスタ19も同様に保持手段2と出力転送スイッチ3の間に挿入すればよい。
以上のように本実施形態に係る固体撮像装置は、複数の色成分を読み取るための複数の画素と複数の画素からの各々の信号を保持するための複数の保持手段とを有する複数の基本セルを具備している。また、複数の基本セルの各色成分に対応する複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを具備している。そして、基本セルの複数の画素のうち、少なくとも2つの異なる色成分の画素が接続された保持手段の出力が、選択手段を介して一つの共通出力線に接続されている。
また、選択手段が接続されていない色成分の保持手段と共通出力線との間に選択手段を構成する素子と同構成のダミー素子が接続されている。更に、基本セルの複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成されている。そして、モノクロ画素が接続された保持手段の出力と、複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素が接続された保持手段の出力とが、選択手段を介して一つの共通出力線に接続されている。
第2の実施形態においては、第2の選択手段を用いてM成分とカラー成分のうち少なくとも1色成分の保持手段及び出力転送スイッチとで、同一の共通出力線と出力回路を共有している。そうすることで、従来と同機能を有しつつ第1の実施形態と比較して回路点数、つまり電力を消費する回路点数が更に少ないため、第1の実施形態以上の低消費電力、小面積の固体撮像装置を実現できる。更に上述した回路停止手段を設けることで一層の低消費電力化を実現できる。
(第3の実施形態)
図17は本発明の第3の実施形態を示す。図17では図1や図13等と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図1と同様に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、モノクロ(M)成分の4成分を読み取るNビット×4ラインセンサを示す。図17において、5はB成分の画素1−Bと、M成分の画素1−Mのいずれかを選択し、保持手段2−Bに接続する第3の選択手段であり、各基本セル10内にある。
図17ではB成分とM成分で保持手段2−B、共通出力線12−B及び出力回路13−Bを共有しているが、B成分が他のカラー成分(R、G)であっても構わない。ここで、画素1としては、例えば、図2、図5等に示す構成を用いる。保持手段2は、例えば、図3、図8、図10等に示すものを用いる。更に、第3の選択手段5は図4の構成のものを用いるものとする。
動作は基本的に図13の場合と同様である。図13の実施形態では、カラー画像読取時には第2の選択手段4がB成分の出力転送スイッチ3−Bを選択し、モノクロ画像読取時にはM成分の出力転送スイッチ3−Mを選択し、共通出力線12−Bと接続する。本実施形態では、カラー画像読取時には第3の選択手段5はB成分の画素1−Bを選択し、モノクロ画像読取時にはM成分の画素1−Mを選択し、保持手段2−Bに接続する点が異なる。また、図14、図16と同様に本実施形態においてもモノクロ画像読取時の出力を2或いは3並列とすることも可能である。
更に、同様にカラー画像読取時にモノクロ画素のソースフォロワ回路の動作を停止する手段を設けても良い。また、モノクロ画像読取時にカラー画素のソースフォロワ回路、保持手段にゲインアンプを用いる場合のモノクロ画素が接続されていないゲインアンプ及びM成分を出力しない出力回路の動作を停止する手段を設けても良い。
また、第3の選択手段5はB、M成分にのみ挿入されているため、第3の選択手段5が挿入されていないR、G成分の画素出力と、B、M成分の画素出力との寄生容量及び寄生抵抗が異なる。そのため、色成分毎の画素出力波形の時定数が異なることで、保持手段2で信号成分及び構成によってはノイズ成分をホールドするためのタイミングマージンに色成分毎の差が生じ、色成分毎のゲインが異なる可能性がある。また、色成分毎の画素出力に色成分毎に異なるオフセットが重畳する可能性がある。
これらを回避するため図12の構成と同様の考え方で各基本セル10内のR、G成分の画素1−R、1−Gと保持手段2−R、2−Gとの間に第3の選択手段5を構成するトランジスタと同サイズ、同極性の第3のダミートランジスタを挿入する。そして、常時、そのダミートランジスタが導通状態となるようにゲート電極を固定することで色成分間での差異を除去しても構わない。
また、M成分を2並列或いは3並列で出力する構成の場合には、図16の構成と同様の考え方で、第3の選択手段5が挿入されていない画素1と保持手段2の間のノードに第3のダミートランジスタを挿入すればよい。
以上のように本実施形態に係る固体撮像装置は、複数の色成分を読み取るための複数の画素と複数の画素からの信号を保持する複数の保持手段とを有する複数の基本セルを具備する。また、複数の基本セルの各色成分に対応する複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを具備する。そして、基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が選択手段を介して一つの保持手段に接続されている。
また、選択手段が接続されていない色成分の画素と保持手段との間に選択手段を構成する素子と同構成のダミー素子が接続されている。更に、基本セルの複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成されている。そして、モノクロ画素と複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素とが、選択手段を介して一つの保持手段に接続されている。
第3の実施形態においては、第3の選択手段を用いてM成分とカラー成分のうち少なくとも1色成分の画素とで、同一の保持手段、共通出力線及び出力回路を共有している。そうすることで、従来と同機能を有しつつ第1及び第2の実施形態と比較して回路点数、つまり電力を消費する回路点数が更に少ないため、第1及び第2の実施形態以上の低消費電力、小面積の固体撮像装置を実現できる。更に、上述した回路停止手段を設けることで一層の低消費電力化を実現できる。
(第4の実施形態)
図18は本発明の第4の実施形態の構成を示す。図17と同様に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、モノクロ(M)成分の4成分を読み取るNビット×4ラインセンサを示す。図18では図17と共通の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図18ではB成分の画素1−BとM成分の画素1−Mが同一の保持手段2−Bを共有している例を示す。もちろん、B成分が他のカラー成分(R、G)であっても構わない。
図19は本実施形態で用いる画素の例を示す。図2の構成に対して切替トランジスタ26が新たに追加され、ソースフォロワ入力トランジスタ23のソース電極側に接続されている。画素1は図20に示す構成でも構わない。図20では図6と同様に転送トランジスタ25が追加されている。本例では、切替トランジスタ26はNMOSとして説明するが、PMOSやCMOSであっても構わない。保持手段2は、例えば、図3、図8、図10等のものを用いるものとする。
次に、動作を説明する。カラー画像読取時にはR、G、B成分の画素1−R、1−G、1−Bの各切替トランジスタ26のゲート電極をHighレベルとして、各切替トランジスタ26を導通状態とする。同時にM成分の画素1−Mの切替トランジスタ26のゲート電極をLowレベルとして、切替トランジスタ26を非導通状態とする。
この状態において図17の説明と同様の動作を行うことで、R、G、Bの各成分を出力することが出来、且つ、M成分のソースフォロワ回路の動作を停止することで、省電力化を実現できる。
同様にモノクロ画像読取時にはR、G、B成分の画素1−R、1−G、1−Bの各切替トランジスタ26のゲート電極をLowレベルとして、各切替トランジスタ26を非導通状態とする。同時にM成分の画素1−Mの切替トランジスタ26のゲート電極をHighレベルとして、切替トランジスタ26を導通状態とする。この状態においては、M成分のみ出力され、且つ、R、G、B成分のソースフォロワ回路の動作と電流を停止することで、省電力化を実現できる。
図18においては、B成分の画素1−BとM成分の画素1−Mで保持手段2−Bを共有しているが、図14、図16と同様にモノクロ画像読取時に2或いは3並列で出力することも可能である。この場合、M成分の画素と保持手段2を共有していない画素のソースフォロワ回路の動作と電流を停止する。
以上のように本実施形態に係る固体撮像装置は、異なる色成分を読み取るための複数の画素と複数の画素からの信号を保持するための複数の保持手段とを有する複数の基本セルを具備する。また、複数の基本セルの各色成分に対応する複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを具備する。
そして、画素内に画素の信号を出力するか出力しないかを切り替えるための切替トランジスタを有し、基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が一つの保持手段に接続されている。また、少なくとも2つの異なる色成分の画素間で切替トランジスタを制御することによって画素の信号の出力を切り替えるものである。更に、基本セルの複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成されている。そして、モノクロ画素と複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素とが、一つの保持手段に接続されている。
一般的に固体撮像装置の画素ピッチ及び開口サイズは、より狭ピッチ化、小開口化の傾向にある。こうした傾向の中で、これまで説明してきた保持手段やゲインアンプという、おおよそ画素毎に必要とされる回路素子を配置する間隔を確保する必要がある。そのため、画素列に対して、例えば、特開2003−259227号公報に開示されているように上下2方向に分けて配置するといった手法が取られるようになってきている(同公報の図1参照)。
図21は図18に示す固体撮像装置においてR、G、B、Mの各色成分の画素1が列状に並び、保持手段2を画素列の上下2方向に分けて配置した例を示す。図18と同様にB成分とM成分の画素で保持手段を共有化している。各画素1の下方向から出力線が画素間を通って配線され、各保持手段2に接続されている。また、一つの基本セル内の保持手段は全て画素列に対して同一側に配置されており、隣り合う基本セルの保持手段は画素列に対して逆側に配置されている。
つまり、図21の固体撮像装置では、複数の画素が色成分毎に列状に配置された基本セルが当該基本セルの画素の並び方向に対して垂直方向に複数配置され、同一の基本セルの複数の保持手段が複数の基本セルの画素列に対して一方向側に配置されている。また、基本セルと隣り合う基本セルの複数の保持手段が複数の基本セルの画素列に対して他方側に配置されている。
また、基本セルの少なくとも2つの色成分の画素が同一の保持手段に接続され、同一の保持手段に接続された少なくとも2つの色成分の画素同士が、基本セルの並び方向において隣り合って配置されている。
図22は保持手段を異なる色成分の画素で共有していない場合(例えば、第1〜第3の実施形態や特許文献4の図2に示す従来例)の画素と保持手段の配置例を示す。図22から明らかなように図21の構成に対して画素間を通る出力線の本数が多いことが分かる。従って、図21と図22が同一の画素ピッチ仕様で構成された場合、図21の構成の方が画素の横方向の開口をより広く確保することができる。
図21の場合には切替トランジスタ26を追加することによって画素自体の回路素子数は大きくなるため、その分、画素開口を圧迫することが考えられる。但し、複写機等で用いられる固体撮像装置の場合、副走査方向(図21の縦方向)の画素ピッチ仕様(ライン間隔ともいう)は2画素ピッチ以上(2ライン以上)である場合が多い。
そのため、追加された切替トランジスタ26はこの間隔の中であれば、画素開口面積を減らすことなく配置することは容易である。結果として、図21の構成においては画素間を通る出力配線が少ないため、画素開口をより広く取ることが可能であり、より高い感度を確保することができる。
図23は図21に対してモノクロ画素と保持手段を共有化する画素を入れ替えた配置例を示す。保持手段は省略している。図23に示すように保持手段を共有する2つの画素列が上下に隣り合っていない場合、図21と比較して出力線の密集する箇所が発生してしまい、開口面積を圧迫する恐れがある。従って、常に同一の色成分同士で保持手段を共有する場合(モノクロ画像読取時に並列出力としない場合)、その2つの色成分の画素列は上下方向で隣り合っていることが望ましい。
また、モノクロ画像読み取り時に2並列出力をする場合には、全ビット(基本セル)において保持手段を共有する画素同士を上下方向で隣り合わせることは不可能である。その際、少なくとも一方のカラー成分をモノクロ画素と隣り合わせることで、出力線の密集する箇所を最小限に抑えることが望ましい。
第4の実施形態においては、画素内に配置した切替トランジスタを用いてM成分とカラー成分のうち少なくとも1色成分の画素とで、同一の保持手段、共通出力線及び出力回路を共有している。そうすることで、従来と同機能を有しつつ第1及び第2の実施形態以上の低消費電力、小面積の固体撮像装置を実現できる。
また、画素内に切替トランジスタを設けることで、第3の実施形態と比較して更に保持手段等が配置される周辺領域の面積を縮小することが可能となる。更に、画素間を通る出力線の本数を削減できるため、画素の開口面積を広く取ることができ、第1〜第3の実施形態と比較して高感度化を実現できる。
本発明の固体撮像装置の第1の実施形態を示す構成図である。 画素の一例を示す回路図である。 保持手段の一例を示す回路図である。 第1〜第3の選択手段の一例を示す回路図である。 第1の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 画素の他の例を示す回路図である。 図6の画素の動作を説明するタイミングチャートである。 保持手段の他の例を示す回路図である。 図8の保持手段を用いた場合の動作を説明するタイミングチャートである。 保持手段の更に他の例を示す回路図である。 図10の保持手段を用いた場合の動作を説明するタイミングチャートである。 図1の実施形態に第1のダミートランジスタを挿入した実施形態を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態を示す構成図である。 図13においてモノクロ画像読取時に出力回路から並列出力する実施形態を示す構成図である。 図14の実施形態においてモノクロ画像読取時の動作を説明するタイミングチャートである。 図13の実施形態において第2のダミートランジスタを挿入した実施形態を示す構成図である。 本発明の第3の実施形態を示す構成図である。 本発明の第4の実施形態を示す構成図である。 図18の実施形態に用いる画素の例を示す回路図である。 図18の実施形態に用いる画素の他の例を示す回路図である。 図18の実施形態において保持手段を画素の上下2方向に分けて配置した例を示す図である。 第1〜第3実施形態において画素と保持手段の配置例を示す図である。 第4の実施形態において望ましくない配置例を示す図である。
符号の説明
1 画素
2 保持手段
3 出力転送スイッチ
4 第2の選択手段
5 第3の選択手段
11 シフトレジスタ(SR)
12 共通出力線
13 出力回路
14 共通出力線リセットトランジスタ
15 第1の選択手段
16 第1の選択トランジスタ
17 第2の選択トランジスタ
18 第1のダミートランジスタ
19 第2のダミートランジスタ
21 光電変換素子
22 リセットトランジスタ
23 ソースフォロワ入力トランジスタ
24 定電流源
25 転送トランジスタ
26 切替トランジスタ
31 信号保持容量
32 第1の容量書き込みスイッチ
33 ノイズ保持容量
34 第2の容量書き込みスイッチ
35 クランプ容量
36 クランプスイッチ
37 ゲインアンプ

Claims (21)

  1. 複数の色成分を読み取るための複数の画素と、
    前記各画素からの信号を保持するための複数の保持手段と、
    各色成分に対応する前記複数の各保持手段が接続された複数の共通出力線と、
    前記複数の共通出力線と接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、
    少なくとも2つの前記複数の共通出力線が、選択手段を介して一つの前記出力回路に接続されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記選択手段が接続されていない色成分の前記共通出力線と前記出力回路との間に前記選択手段を構成する素子と同構成のダミー素子が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成され、前記モノクロ画素に対応する共通出力線と、前記複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素に対応する共通出力線とが、前記選択手段を介して一つの前記出力回路に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 複数の色成分を読み取るための複数の画素と前記複数の画素からの各々の信号を保持するための複数の保持手段とを有する複数の基本セルと、
    前記複数の基本セルの各色成分に対応する前記複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、
    前記複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、
    前記基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が接続された前記保持手段の出力が選択手段を介して一つの前記共通出力線に接続されていることを特徴とする固体撮像装置。
  5. 前記選択手段が接続されていない色成分の前記保持手段と前記共通出力線との間に前記選択手段を構成する素子と同構成のダミー素子が接続されていることを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 前記基本セルの複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成され、前記モノクロ画素が接続された前記保持手段の出力と、前記複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素が接続された前記保持手段の出力とが、前記選択手段を介して一つの前記共通出力線に接続されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の固体撮像装置。
  7. 複数の色成分を読み取るための複数の画素と前記複数の画素からの信号を保持する複数の保持手段とを有する複数の基本セルと、
    前記複数の基本セルの各色成分に対応する前記複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、
    前記複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、
    前記基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が選択手段を介して一つの前記保持手段に接続されていることを特徴とする固体撮像装置。
  8. 前記選択手段が接続されていない色成分の前記画素と前記保持手段との間に前記選択手段を構成する素子と同構成のダミー素子が接続されていることを特徴とする請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記基本セルの複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成され、前記モノクロ画素と前記複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素とが、前記選択手段を介して一つの前記保持手段に接続されていることを特徴とする請求項7又8に記載の固体撮像装置。
  10. 異なる色成分を読み取るための複数の画素と前記複数の画素からの信号を保持するための複数の保持手段とを有する複数の基本セルと、
    前記複数の基本セルの各色成分に対応する前記複数の保持手段の出力が接続された複数の共通出力線と、
    前記複数の共通出力線とそれぞれ接続された複数の出力回路とを有する固体撮像装置において、
    前記画素内に画素の信号を出力するか出力しないかを切り替えるための切替トランジスタを有し、前記基本セルの複数の画素のうち少なくとも2つの異なる色成分の画素が一つの前記保持手段に接続されており、前記少なくとも2つの異なる色成分の画素間で前記切替トランジスタを制御することによって画素の信号の出力を切り替えることを特徴とする固体撮像装置。
  11. 前記基本セルの複数の色成分を読み取るための複数の画素が、カラー画像を読み取る複数のカラー画素とモノクロ画素とで構成され、前記モノクロ画素と前記複数のカラー画素のうち少なくとも一つの色成分のカラー画素とが、一つの前記保持手段に接続されていることを特徴とする請求項10に記載の固体撮像装置。
  12. 前記画素は、光電変換素子と、前記光電変換素子をリセットするリセットトランジスタと、前記光電変換素子からの信号を受けるソースフォロワの入力トランジスタとを備えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  13. 前記画素は、光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号を転送する転送トランジスタと、前記転送トランジスタからの信号を受けるフローティングディフュージョン部と、前記光電変換素子と前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセットトランジスタと、前記フローティングディフュージョン部と接続されたソースフォロワの入力トランジスタとを備えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  14. 前記複数の色成分を読み取る複数のカラー画素が、赤色、緑色、青色の各成分を読み取る画素であることを特徴とする請求項3、6、9又は11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  15. 前記保持手段は、前記画素からの信号成分を保持する信号保持容量と、前記画素からのノイズ成分を保持するノイズ保持容量とを備え、前記信号保持容量に保持された信号と前記ノイズ保持容量に保持された信号との差分をとることによって前記画素で発生するノイズ成分を除去することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  16. 前記保持手段は、クランプ容量と、前記クランプ容量に接続されたゲインアンプと、前記ゲインアンプの入力に接続されたクランプスイッチとを有し、且つ、前記ゲインアンプで増幅された信号を保持する信号保持容量と、前記ゲインアンプのオフセット成分を保持するノイズ保持容量から構成され、前記信号保持容量に保持された信号と前記ノイズ保持容量に保持された信号との差分をとることによって前記ゲインアンプのオフセット成分を除去することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  17. カラー画像の読取時に前記モノクロ画素の前記ソースフォロワの動作を停止し、且つ、モノクロ画像の読取時には前記カラー画素の前記ソースフォロワと、前記モノクロ画素から信号が出力されない前記出力回路の動作を停止する手段を有することを特徴とする請求項3、6、9、11、12又は13のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  18. カラー画像の読取時に前記モノクロ画素の前記ソースフォロワの動作を停止し、且つ、モノクロ画像の読取時には前記カラー画素の前記ソースフォロワと、前記保持手段における前記モノクロ画素から信号が入力されない前記ゲインアンプと、前記モノクロ画素から信号が出力されない前記出力回路との動作を停止する手段を有することを特徴とする請求項3、6、9、11、12、13又は16のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  19. 前記複数の画素が色成分毎に列状に配置された基本セルが当該基本セルの画素の並び方向に対して垂直方向に複数配置され、同一の前記基本セルの前記複数の保持手段が前記複数の基本セルの画素列に対して一方向側に配置され、且つ、前記基本セルと隣り合う基本セルの前記複数の保持手段が前記複数の基本セルの画素列に対して他方側に配置されていることを特徴とする請求項4〜18のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  20. 前記基本セルの少なくとも2つの色成分の画素が同一の前記保持手段に接続され、前記同一の保持手段に接続された少なくとも2つの色成分の画素同士が、前記基本セルの並び方向において隣り合って配置されていることを特徴とする請求項19に記載の固体撮像装置。
  21. 前記複数の色成分を読み取るための複数の画素は、一方向にその複数の画素毎に列状に配置されていることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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