JPH08223356A - カラーリニアイメージセンサ及び画像処理装置 - Google Patents

カラーリニアイメージセンサ及び画像処理装置

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JPH08223356A
JPH08223356A JP7298070A JP29807095A JPH08223356A JP H08223356 A JPH08223356 A JP H08223356A JP 7298070 A JP7298070 A JP 7298070A JP 29807095 A JP29807095 A JP 29807095A JP H08223356 A JPH08223356 A JP H08223356A
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JP
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sensor
output
color
colors
linear image
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JP7298070A
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Izumi Takashima
泉 高島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学系の倍率収差(色収差)による画像歪み
を軽減する。 【構成】 センサ画素列を複数の色のセンサで所定の繰
り返し順に配列して各色に分解した原稿読み取り信号を
取り出すカラーリニアイメージセンサにおいて、センサ
画素列1の色の配列順を左右対称にする。また、配列順
が同一のセンサチップを180度回転させ端部で付き合
わせて色の配列順を左右対称にする。この構成により、
光学系の倍率収差(色収差)による画像歪みを軽減する
ことができ、しかも、従来のセンサチップを使って簡単
に色の配列順を左右対称にしたカラーリニアイメージセ
ンサを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ画素列を複数の
色のセンサ画素で所定の繰り返し順に配列して各色に分
解した原稿読み取り信号を取り出すカラーリニアイメー
ジセンサ及びこのセンサを用いた画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図24は従来の点順次1ラインカラーリ
ニアイメージセンサの構成例を示す図、図25は従来の
点順次1ラインカラーリニアイメージセンサの他の構成
例を示す図、図26は図25に示す点順次1ラインカラ
ーリニアイメージセンサのチップ内部構成図、図27は
図26に示すチップ内部構成図の動作を説明するための
図、図28は3ラインカラーリニアイメージセンサのビ
デオ信号処理回路の構成例を示す図である。
【0003】複写機やファクシミリ、OA機器のスキャ
ナー等の原稿画像を読み取る画像読取装置にはCCDリ
ニアセンサが用いられている。このCCDリニアセンサ
を用いてカラー原稿画像を読み取る場合には、R
(赤)、G(緑)、B(青)の分光感度を有するカラー
フィルタをCCDリニアセンサにオンチップしたカラー
リニアイメージセンサが用いられている。
【0004】従来は、等倍の密着センサとロッドレンズ
アレイを組み合わせて1ライン方式の点順次カラーリニ
アイメージセンサによりカラー画像の読み取りを行って
いた。この場合には、センサの画素が大きいためS/N
は良好であるが、例えばA3サイズの400spiの読
取となると、等倍系なので30cm長の長尺センサが必
要となるので、1チップでは実現が難しく多チップ構
成、例えば60mm長のチップを5チップ使った構成と
ならざるを得なかった。そのため、センサ自体や駆動/
信号処理回路が高価になり、チップ間色差が生じるだけ
でなく、ロッドレンズアレイとの組み合わせなので焦点
深度がとれない等の欠点があった。
【0005】そこで、チップサイズが小さく、しかも1
チップ構成のためチップ間差がなく安価な縮小型の3ラ
イン方式の線順次センサを球面レンズと組み合わせた方
式が採用されるようになった。しかし、この方式の場合
には、図28に示したように副走査方向にギャップ補正
が必要になり、しかも、スキャンモータその他から発生
する振動の影響によりギャップ補正の精度が維持できな
いという問題が生じている。このような副走査方向の補
正の問題を解消するものとして、1ライン方式の点順次
カラーリニアイメージセンサが提案されている。
【0006】上記前者の3ラインカラーセンサの場合に
は、RGB間にラインギャップがあるため、ライン補正
が必要になるのに対し、後者の点順次1ラインカラーセ
ンサの場合には、ライン間ギャップがなくその点では前
者の3ラインカラーセンサより有利であるが、RGB間
で主走査方向に色ズレが生ずる。そこで、この色ズレを
補正するために、移動平均化処理を行うこともあるが、
その演算処理によりMTFが劣化するという2次障害が
ある。
【0007】このように従来よりカラーリニアイメージ
センサとしては、それぞれR、G、Bの分光感度を有す
るカラーフィルタを用いたセンサ画素列を副走査方向に
平行に並べてなる3ラインカラーリニアイメージセンサ
や、図24に示すRGBRGB……のようにセンサ画素
列91が3色の順次繰り返し配列で構成され、読み取り
信号がCCDレジスタ93を介してそのままの順序でシ
リアルに取り出される点順次1ラインカラーリニアイメ
ージセンサ、図25に示すRGBRGB……のようにセ
ンサ画素列91が3色の順次繰り返し配列で構成され、
センサ画素列91から読み取り信号が色別にCCDレジ
スタ93R、93G、93Bに転送されそれぞれがシリ
アル転送に取り出される点順次1ラインカラーリニアイ
メージセンサ等がある。
【0008】図24に示す点順次1ラインカラーリニア
イメージセンサは、(b)に示すようにパルスφROG
に基づきドライバ95によりリードアウトゲート92を
制御してセンサ画素列91の信号をCCDレジスタ93
にパラレルで一括転送して保持し、クロックφ1とφ
2、リセットパルスφRSにより出力アンプ94を通し
てVOUT でシリアルに読み出している。また、図25に
示す点順次1ラインカラーリニアイメージセンサは、例
えばその具体的なチップ内部構成(例えばテレビジョン
学会誌「高速駆動点順次カラー方式CCDリニアセン
サ」Vol.47,No.9,pp1162〜1167
参照)を示したのが図26、その動作パルス波形図を示
したのが図27である。図27に示すようにパルスφR
OG(R)、(G)、(B)に基づきドライバ95によ
りリードアウトゲート92を制御してセンサ画素列91
の信号をそれぞれCCDレジスタ93R、93G、93
Bに転送して保持し、クロックφ1、φ2、φ3、φ4
に基づきタイミングジェネレータ99、クロックドライ
バ96を介してCCDレジスタ93R、93G、93B
を駆動し出力アンプ94を通してVOUT (R、G、B)
を読み出している。
【0009】一方、3ラインカラーリニアイメージセン
サでは、例えば図28に示すようにカラー原稿からの反
射光をR、G、Bに色分解して電気信号に変換したビデ
オ信号が奇数番目の画素(Odd)と偶数番目の画素(E
ven)に分けて出力される。そして、ビデオ信号処理回路
は、サンプルホールド回路202、ゲイン調整回路AG
C(AUTOMATIC GAIN CONTROL)203、オフセット調整
回路AOC(AUTOMATIC OFFSET CONTROL) 204、A/
D変換回路205、マルチプレクサー206、ギャップ
補正メモリ207、207′、シェーディング補正回路
208を有し、3ラインカラーリニアイメージセンサ2
01から出力されたアナログのビデオ信号をサンプルホ
ールドし、ゲイン調整、オフセット調整してデジタル信
号に変換した後、偶数番目の画素と奇数番目の画素をミ
キシングしてギャップ補正、シェーディング補正を行っ
ている。ギャップ補正メモリ207、207′は、画素
列R、G、Bのセンサ間のギャップ分を補正するための
ものであり、例えばFIFO構成のラインメモリからな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図29は縮小型原稿読
み取り装置の光学系の概要を示す図である。しかし、上
記の縮小型原稿読み取り装置では、図29に示すように
原稿251とセンサ241との間に球面レンズ252を
用いているため、球面レンズ252の材料であるガラス
やプラスチックの屈折率が光の色(波長)によって違う
ことから色収差が起こるという問題がある。このような
球面レンズ252が原理的に有する倍率色収差により、
センサ上に投影されるイメージには主走査方向に色ズレ
が生じる。そして、この色ズレは、光軸を挟んで対称に
なり、例えば図2に示すように±35.000mの両側
でRの像がGの像より3μm内側に結像し、Bの像がG
の像より5μm外側に結像する。B,G,Rの順で波長
が短く、屈折率が高いので、結像位置は、外側からB,
G,Rとなるのが一般的と考える。ところが、上記点順
次1ラインカラーセンサの場合には、色ズレが一方向に
固定になるので、図4に示すように右と左の両方でセン
サとレンズ間の色ズレを小さくすることはできないとい
う問題がある。
【0011】すなわち、点順次1ラインカラーセンサで
は、RGB間に1/3画素分の位置ズレが発生するの
で、球面レンズによる色収差の色並び順とセンサの色並
び順が同じであるとすると、色ズレ量は両者の差分が残
る。しかし、センサの端から端までの色並び順が同じで
あるので、光軸を挟んだ反対側では、球面レンズによる
色収差とセンサの色並び順が逆方向になるため、色ズレ
量は両者の和が残ることになる。センサの画素間が例え
ば14μmピッチの場合には14/3≒4.7μmの位
置ズレが発生するので、色ズレ量は、図4に示すように
一方の端ではRの像が+1.7μm、Bの像が−0.3
μmのように僅かであるのに対し、他方の端ではRの像
が−7.7μm、Bの像が+9.7μmのように大きく
なるという問題がある。つまり、一方の側から他方の側
に色ズレ量が徐々に大きくなってしまう。
【0012】従来のカラーセンサーにおける色ズレ補正
を行う装置として、色ズレ補正の中心色成分と色ズレ補
正をした色成分とについて位相とMTF特性が合うよう
に補正する装置が提案(例えば特開平2−254865
号公報参照)されている。しかし、いずれにしても、従
来の方式では、処理回路が複雑になるという問題があ
る。
【0013】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、光学系の倍率収差(色収差)による色ズレ量を軽
減することができるカラーリニアイメージセンサ及び画
像処理装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、カ
ラーリニアイメージセンサとして、複数の色のカラーフ
ィルタを所定の繰り返し順でセンサにオンチップしたセ
ンサ画素を配列し、前記複数の色の配列順を中心位置か
ら左右対称にしたセンサ画素列と、該センサ画素列から
1ライン分ずつ信号を読み出す読み出し回路と、該読み
出し回路の出力を前記複数の色の出力信号に分配して出
力する出力処理回路とを備え、該出力処理回路から前記
複数の色に分解した原稿の読み取り信号を出力すること
を特徴とする。
【0015】さらに、前記センサ画素列は、前記複数の
色の配列順をレンズの倍率色収差の特性にマッチングさ
せ、主走査方向の色ズレの量を最小にし、前記複数の色
を中心位置から外側に向かってR(赤)、G(緑)、B
(青)の配列順に、前記R、G、BのうちGを画素の中
心にしたことを特徴とする。
【0016】前記センサ画素列は、前記複数の色のカラ
ーフィルタの配列順のみを左右対称にし、前記複数の色
の配列順が同一のセンサチップを180度回転させ端部
で付き合わせて色の配列順を左右対称にしたことを特徴
とし、前記出力処理回路は、前記読み出し回路の出力を
フィルタ色の配列順に合わせて分配する出力分配回路を
備えたことを特徴とする。
【0017】また、画像処理装置としては、上記カラー
リニアイメージセンサを用い、さらに前記中心位置を原
稿の画像を投影する光学系のレンズの光軸と一致させる
ことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明のカラーリニアイメージセンサでは、色
の配列順を左右対称にしたので、光学系の倍率収差(色
収差)による画像歪みを軽減することができる。さら
に、配列順が同一のセンサチップを180度回転させ端
部で付き合わせて色の配列順を左右対称にすることによ
り、従来のセンサチップを使って簡単に色の配列順を左
右対称にしたカラーリニアイメージセンサを実現でき
る。また、前記カラーフィルタの色の配列順のみを左右
対称にし、出力分配回路により前記読み出し回路の出力
をフィルタ色の配列順に合わせて分配することにより、
容易にカラーリニアイメージセンサを実現できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係るカラーリニアイメージセン
サの1実施例を示す図であり、1はセンサ画素列、2は
リードアウトゲート、3はCCDレジスタ、4は出力ア
ンプ、5は出力分配回路、6はRGB切替制御回路を示
す。
【0020】図1において、センサ画素列1は、CCD
センサ部にR(赤)、G(緑)、B(青)の分光感度を
有するカラーフィルターをオンチップして色分解したカ
ラー原稿の読み取り信号を取り出すものであり、左から
右へ順次BGRの画素列の繰り返しで配列し、中心位置
から画素列の繰り返し順序を逆のRGBに変えて、つま
りセンサ画素列の中心位置から左右に色順が対称になる
ようにしてセンサ画素列を配列したものである。CCD
レジスタ3は、センサ画素列1による読み取り信号をパ
ラレルに転送して保持した後、シリアルに読み出してR
GB点順次出力を得るものであり、センサ画素列1によ
る読み取り信号のパラレル転送を制御するのがリードア
ウトゲート2である。出力アンプ4は、CCDレジスタ
3のRGB点順次出力を増幅するものである。出力分配
回路5は、RGB点順次出力をR出力、G出力、B出力
の色別にそれぞれ分配するものである。RGB切替制御
回路6は、出力分配回路5における分配のための切り換
え順序を制御するものであり、センサ画素列1が中心か
ら左右で対称の色順になるようにして配列しているため
センサ画素列中心で切り換え順序を逆にしている。つま
り、出力分配回路5に入力されるRGB点順次出力は、
始めからの前半がRGBの順に繰り返すと、センサ画素
列中心から後半が逆のBGRの順の繰り返しになるの
で、RGB切替制御回路6では、この繰り返し順に合わ
せてR出力、G出力、B出力の色別に分配されるように
制御する。
【0021】図2は球面レンズの倍率色収差を説明する
ための図、図3は球面レンズと点順次センサの位置ズレ
との関係を説明するための図、図4は球面レンズと従来
の点順次センサとの組み合わせによる色ズレ量の例を説
明するための図、図5は球面レンズと本発明のカラーリ
ニアイメージセンサとの組み合わせによる色ズレ量の例
を説明するための図である。
【0022】縮小型のカラーリニアイメージセンサを採
用した原稿読み取り装置では、原稿とセンサとの間に球
面レンズを用いているが、この球面レンズが原理的に有
する倍率色収差により、センサ上に投影されるイメージ
には主走査方向に色ズレが生じる。この色ズレは、図2
に示すように光軸を挟んで対称になり、±35.000
mmの両側でRの像がGの像より3μm内側に結像し、
Bの像がGの像より5μm外側に結像する。そのため、
図3(a)に示すように球面レンズの倍率色収差を簡略
化して直線で表し、図3(b)に示す従来の縮小型のカ
ラーリニアイメージセンサのように画素列BGRの順に
一様に並んでいるとすると、右と左の両方でセンサとレ
ンズ間の色ズレを小さくすることはできないことがわか
る。
【0023】すなわち、点順次1ラインカラーセンサで
は、RGB間に1/3画素分の位置ズレが発生するの
で、球面レンズによる色収差の色並び順に対しセンサの
色並び順を左から逆方向にすると、色ズレ量は図4の光
軸より左側に示すように両者の差分が残る。しかし、セ
ンサの色並び順が左端から右端まで同じであるので、光
軸を挟んだ反対側では球面レンズによる色収差とセンサ
の色並び順が同じ方向になるため、色ズレ量は図4の光
軸より右側に示すように両者の和が残ることになる。例
えばセンサの画素間が14μmピッチの場合には14/
3≒4.7μmの位置ズレが発生するので、色ズレ量
は、図4に示すように一方の端ではRの像が+1.7μ
m、Bの像が−0.3μmのように僅かであるのに対
し、他方の端ではRの像が−7.7μm、Bの像が+
9.7μmのように大きくなる。つまり、一方の側から
他方の側に色ズレ量が徐々に大きくなってしまう。しか
し、本発明に係るカラーリニアイメージセンサを採用し
た場合には、図5に示すように光軸を挟んで両側が対称
に、しかも図4の光軸より左側に示すように両者の差分
が残るようにして、色ズレ量が少なくなるようにするこ
とができる。
【0024】図6は本発明に係るカラーリニアイメージ
センサの他の実施例を示す図であり、センサ画素列1は
主走査方向に1画素区間を3等分したサイズにし、副走
査方向に1画素区間のサイズにして、各色別にCCDレ
ジスタ3R、3G、3Bを備えそれぞれに読み取り信号
をパラレル転送し、シリアルに変換して出力アンプ4
R、4G、4Bで増幅しR出力、G出力、B出力を得る
ようにしたものである。したがって、図1に示す実施例
で用いた出力分配回路5やRGB切替制御回路6は不要
になるので省いて構成されている。
【0025】図7は図1に示すカラーリニアイメージセ
ンサを構成が対称である2種のチップの付き合わせによ
り構成した例を示す図、図8は図1に示すカラーリニア
イメージセンサを同一のチップの付き合わせにより構成
した例を示す図、図9は図6に示すカラーリニアイメー
ジセンサを同一のチップの付き合わせにより構成した例
を示す図、図10は図1に示すカラーリニアイメージセ
ンサを同一のチップの付き合わせにより構成した他の例
を示す図である。
【0026】例えばA3サイズの400spi読取で
は、白黒で5000画素、カラーでその3倍の1500
0画素になるが、さらに600spiのような広域・高
解像読取の場合には、白黒で7500画素、カラーで2
2500画素になり、1画素当たりのサイズを5μmと
してもかなりの長尺になるため、1チップでの構成は難
しくなる。そこで、図7に示す実施例は、長方形画素
で、構成が対称である2種のチップ11−1と11−2
とを付き合わせるようにしセンサパッケージ12に収納
して異種2チップ対称型センサを構成したものである。
この場合には、2種のチップ11−1と11−2を必要
とするが、このうちのチップ11−1のみを用いて18
0°回転して付き合わせ、センサ画素列1−1と1−
1′が一直線になるように配置しセンサパッケージ12
に収納して同種2チップ対称型センサを構成した実施例
が図8である。また、BGR各々のCCDを有する同種
2チップ対称型センサを構成した実施例が図9であり、
斜め画素による同種2チップ対称型センサを構成した実
施例が図10である。この場合、各センサチップのセン
サ画素列が一直線になるように配置することは勿論、2
チップの付き合わせ間隔は極力狭くすることが望ましい
ことはいうまでもない。
【0027】図11はセンサ出力処理回路の構成例を示
す図、図12は図11に示すセンサ出力処理回路の動作
を説明するための波形図、図13は鏡像出力作成回路の
構成例を示す図、図14は図13に示す鏡像出力作成回
路の動作を説明するための波形図、図15は出力合成回
路の構成例を示す図、図16は図15に示す出力合成回
路の動作を説明するための波形図である。
【0028】センサ出力処理回路として、図8に示す同
種2チップ対称型センサを採用した場合の構成例を示し
たのが図11である。図11において、センサ21が逆
方向の読み出し、センサ22が順方向の読み出しで最終
的な出力方向を図示のようにすると、まず、センサ22
の出力は、図12(a)に示すようにアナログアンプ2
3を通してA/Dコンバータ25からA→Bの順方向に
RGB点順次信号が出力されるのに対し、センサ21の
出力は、図12(b)に示すようにアナログアンプ24
を通してA/Dコンバータ26からD→Cと逆方向にR
GB点順次信号が出力される。なお、この1区間A→
B、D→C内のデータ数は、A3、400spi読取の
場合で各色5000画素/ラインになるので、RGB点
順次信号の1チップ分の5000×3×1/2=750
0画素となる。メモリ27は、図12(c)に示すよう
にA→BのRGB点順次信号をそのまま1ライン(チッ
プ)分遅延させ、鏡像出力作成回路28は、図12
(d)に示すようにD→CのRGB点順次信号をC→D
に反転させて1ライン分遅延させる。そして、出力合成
回路29により次のラインで図12(e)に示すように
A→B→C→Dに合成される。したがって、出力合成回
路29の出力は、RGB点順次信号のままであり、この
後段にRGB分配回路が必要となる。また、シェーディ
ング補正回路もこの後段に設けられる。
【0029】鏡像出力作成回路28は、例えば図13に
示すようにRGB点順次信号を保持するメモリ32、3
3、このメモリ32、33の入力、出力を切り換える切
り換え器31、34、メモリ32、33のアドレスを切
り換える切り換え器35、メモリ32、33のアドレス
及び切り換え器31、34、35を制御するアドレスコ
ントロール回路36からなり、切り換え器31から入力
したRGB点順次信号の鏡像信号を切り換え器34から
出力する。この鏡像出力作成回路28では、図14
(c)、(d)に示すようにアドレスコントロール回路
36により書き込みアドレスWAに対し逆方向(後入れ
先出し;LIFO)の読み出しアドレスRAを生成する
と共に、これに同期して図14(b)に示すように切り
換え信号ALTを「H」、「L」反転させて切り換え器
31、34、35を切り換え、交互にメモリ32、33
の書き込み/読み出しを行うようにすることによって、
図14(a)に示す原信号から図14(e)に示す鏡像
の出力信号を得ている。なお、図13において、nは例
えば8、mは例えば13、メモリ32、33には、例え
ば8k×8ビットの64kSRAMが用いられる。
【0030】出力合成回路29は、例えば図15に示す
ようにメモリ(FIFO)41、42、FIFOコント
ロール回路44、合成回路43からなる。そして、FI
FOコントロール回路44により図16に示すタイミン
グで(c)のライトイネーブルWE、リードイネーブル
RE1、RE2を生成してメモリ41、42の書き込み
/読み出しをコントロールすることにより、(a)、
(b)に示すそれぞれのセンサ出力を合成回路で(f)
に示すような合成している。なお、センサからの読み出
し速度を図16(g)、(h)に示すように2倍にすれ
ば、上記のようなデータレートアップ手段を使うことな
く、簡単に図16(i)に示すデータ連結が可能とな
る。
【0031】上記の各実施例は、基本的に色フィルタと
その下地となる白黒CCDセンサの両者を共に左右対称
の構造にしている。この場合、図6に示す実施例のよう
に下地となる白黒CCDセンサの構造を、その中心位置
で対称に切り換えることは、微細加工技術的に非常に困
難を伴う。このような困難を解消するには、下地となる
白黒CCDセンサの構造を従来のままで採用することで
ある。次に、その実施例を説明する。
【0032】図17及び図18は下地となる白黒センサ
に従来の構成を採用した本発明に係るカラーリニアイメ
ージセンサの他の実施例を示す図、図19は出力分配回
路の動作タイミングを説明するための図であり、1′、
1″はセンサ画素列、2はリードアウトゲート、3B/
R、3G、3R/BはCCDレジスタ、4B/R、4
G、4R/Bは出力アンプ、5′は出力分配回路、6′
はRGB切替制御回路を示す。
【0033】図17に示す例は、センサ画素列1′にお
いて、下地の白黒センサを図25で説明した従来のセン
サ画素列91の下地の白黒センサと同じ、つまり非対称
の白黒センサにし、その上の色フィルタのみを左右対称
にしたものである。また、その出力を取り出すリードア
ウトゲート2、CCDレジスタ3R/B、3G、3B/
R、出力アンプ4R/B、4G、4B/Rも、図25で
説明した従来のリードアウトゲート92、CCDレジス
タ93B、93G、93R、出力アンプ94B、94
G、94Rと同じにしている。出力分配回路5′は、出
力アンプ4R/B、4B/Rの出力をR出力とB出力に
分配するものである。RGB切替制御回路6′は、出力
分配回路5′におけるR出力とB出力の分配のための切
り換え順序を制御するものである。また、図18に示す
例は、センサ画素列1″を斜め画素にしたものである。
【0034】次に、出力アンプ4R/B、4G、4B/
Rの出力と出力分配回路5′の切り換え動作を説明す
る。まず、1ライン分のセンサ出力をみると、図19に
示すように、出力アンプ4B/Rの出力は、前半がB出
力で、画素列中心の光軸位置から後半がR出力に切り換
わる。これに対し、出力アンプ4R/Bの出力は、逆に
前半がR出力で、中心の光軸位置から後半がB出力に切
り換わる。したがって、RGB切替制御回路6′では、
図19に示すように、画素列中心の光軸位置で切り換え
信号を発生することにより、出力分配回路5′で出力ア
ンプ4B/Rの出力をB出力側からR出力側に切り換
え、出力アンプ4R/Bの出力をR出力側からB出力側
に切り換える。このように1ライン分の出力を画素列中
心の光軸位置で出力アンプ4B/R、4R/Bの出力と
B出力側、R出力側との接続を切り換えるだけで、簡単
にR出力、G出力、B出力に分配することができる。
【0035】図20は画像処理装置の全体システム構成
を示す図、図21は画像処理装置の概略構成を示す図、
図22は画像読取部の構成例を示す図、図23は画像読
取部による原稿読み取り信号の読み出し方向を説明する
ための図である。
【0036】上記本発明に係るカラーリニアイメージセ
ンサを搭載する画像処理装置の全体システム構成は、例
えば図20に示すように画像を読み取り、電気信号に変
換する画像入力部(スキャナー部、IIT)51、読み
取られた原稿の画像信号を補正・変換・調整処理を施す
画像処理部(IPS)52、画像信号(電気信号)を光
信号に変換して静電潜像による画像形成を行う画像出力
部(IOT)53とに分けられ、画像処理部(IPS)
52に編集処理を施す画像編集部55が接続される。そ
して、スキャナーを有するパソコンやワークステーショ
ン、ファックス等の外部機器54の画像信号が画像処理
部52に入力され、また、画像処理部52から出力され
る画像信号が外部機器54に入力される。このような画
像処理装置の概略構成を示したのが図21であり、画像
読取部の構成例を示したのが図22である。
【0037】画像入力部51では、蛍光灯やハロゲンラ
ンプ等の照明装置82、反射ミラー83、84、および
光学レンズ85を用いた縮小光学系を採用し、各色50
00画素のRGB3ライン型のCCDセンサ61を搭載
している。このCCDセンサ61で読み取られた信号
は、アナログアンプで増幅され、A/D変換器でデジタ
ル信号に変換される。制御基板72には、画像処理部5
2と画像出力部53の電気回路が搭載されている。画像
処理部52では、スキャナーから取り出される例えば8
ビットのRGBデジタル信号に種々の処理を施し、画像
出力部53の特性に見合ったCMYBk 信号を生成す
る。画像出力部53では、まず画像処理部52から順次
送られてくるCMYBk 信号を半導体レーザーの点灯を
制御するドライバーへ入力して光信号に変換する。RO
S(Raster Output Scanner:レーザービーム走査装置)
部65は、赤外半導体レーザー、レンズ、ポリゴンミラ
ーにより構成され、例えば60μmのスポット光となっ
て感光体ドラム63を走査する。感光体ドラム63は、
帯電器により帯電されており、光信号により静電潜像が
形成される。潜像は、ロータリー現像器66上の2成分
磁気ブラシ現象によりトナー像となり、転写ドラム上に
吸着させた用紙上に転写される。感光体ドラム63は、
クリーナー64で余分なトナーがクリーニングされる。
この工程をBk 、Y、M、Cの順に繰り返し、用紙上に
多重転写する。転写ドラムより用紙を剥離し定着器でト
ナーを定着する。
【0038】画像入力部51では、図22に示すように
原稿台81上に下向きに原稿88が載置されると、照明
装置82で原稿88を照明し、反射ミラー83、84、
光学レンズ85を介して直線状のCCDセンサ86上に
原稿像を結像し、原稿の主走査方向の読み取りを行う。
CCDセンサ86では、原稿像を電気信号に変換する。
また、照明装置82、反射ミラー83、84は、モータ
駆動系(図示せず)により、図示矢印方向に移動して原
稿台81を走査し、副走査方向の読み取りを行う。この
ようにしてCCDセンサ86からは、原稿像に対応した
電気信号、すなわち画像信号が得られる。
【0039】また、図22に示す画像読み取り装置にお
いては、照明装置82の発光ムラ、反射ミラー83、8
4の汚れ等による濃度ムラ、光学レンズ85の光度分布
のムラ等のいわゆるシェーディングを除去する手段を設
けている。すなわち、シェーディング補正用の白色基準
板87を原稿台81の副走査方向の走査開始端部に設け
ている。この白色基準板87は、画像信号を補正する際
の基準となる信号を発生させるための濃度基準板として
機能する板状体であって、前面を例えば白く均一に塗っ
たものであり、図23に示すように主走査方向に伸延し
ている。なお、図23では、原稿台81の下から原稿8
8を見た状態を示しており、右側が装置の正面、すなわ
ち操作者側、左側が背面、上側が装置正面からみて左側
である。また、図23において、原稿88は、左から右
に主走査され、上から下に副走査される。原稿を読み取
るに際しては、原稿88の走査に先立ってこの白色基準
板87を読み取る。そして、その後に原稿を走査して白
色基準板87の読取信号に基づき画像信号補正を行う。
89は白色基準板87のカバー兼原稿位置規定用の突き
当てガイドである。
【0040】画像処理部52では、画像入力部51から
のBGR信号について、それぞれ8ビットデータ(25
6階調)を入力し、CMYBk 信号(トナー信号)に変
換した後、プロセスカラーのトナー信号Xをセレクト
し、これを2値化してプロセスカラーのトナー信号のオ
ン/オフデータにして画像出力部53に出力し、この間
に色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を高め
るために種々のデータ処理を行っている。例えばカラー
原稿の読み取り信号をグレーバランスしたカラー信号に
調整(変換)するための等価中性濃度変換や、BGR信
号をYMC信号に変換するマトリクス変換、特定の領域
において指定された色による変換処理を行うカラー変
換、色の濁りが生じないように適量のBk を生成し、そ
の量に応じてYMCを等量減ずる(下色除去)処理を行
うUCR(Under Color Removal;下色除去)&黒
生成、デジタルフィルタ、モジュレーションテーブルに
より網点除去情報及びエッジ強調情報を生成し、写真や
網点印刷の原稿の場合には平滑化し、文字や線画の原稿
の場合にはエッジ強調等を行っている。さらには、再現
性の向上を図るためのものであり、エリア信号に従った
濃度調整、コントラスト調整、ネガポジ反転、カラーバ
ランス調整、文字モード、すかし合成等の編集機能を持
っている。また、画像処理部52は、システムバリュー
として明度と色相情報を持つL* * * 信号を採用
し、BGR→L* * * →CMYの色変換を行うよう
に構成したものであってもよい。
【0041】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、RGB3色のカラーリニアイメージセン
サを示したが、例えばレッドとシアンのような2色セン
サやRGB+IRセンサにも同様に適用可能である。ま
た、画素形状も矩形だけでなく、平行四辺形その他の形
状であってもよい。センサ画素列の色の配列順におい
て、実施例では、基本的なレンズの特性上、外側からB
→G→Rとなる配列について説明したが、レンズの特
性、その他の事情に合わせ、色の配列順を変更してもよ
い。センサ画素列の色の配列順を左右対称にしたとき、
その配列順が反転する部分では、BGRRGBのように
Gのピッチは変わらないのに対し、Rは並んでしまい、
Bは倍のピッチになってしまう。この場合、RGB信号
から輝度信号を得る時には、R:G:B=2:7:1程
度の信号を合成するのが一般的であり、黒細線の精細度
情報はGが主になるので、不連続が発生しないようにす
るには、上記のように3色セットの中央にGを配置する
のがより望ましい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るカラーリニアイメージセンサによれば、センサ画
素列中心から左右で色順が対称になるようにしてセンサ
画素列を配列するので、センサ構造によるRGB間の色
ズレとレンズが原理的に有する倍率色収差とのマッチン
グによりトータルの色ズレ量を軽減することができる。
しかも、カラーリニアイメージセンサにおいて、下地の
白黒CCDセンサを従来のセンサと同様に非対称形のま
まとし、その上の色フィルタのみを左右対称にしても、
後続の出力分配回路により簡単にRGB出力に分配する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラーリニアイメージセンサの
1実施例を示す図である。
【図2】 球面レンズの倍率色収差を説明するための図
である。
【図3】 球面レンズと点順次センサの位置ズレとの関
係を説明するための図である。
【図4】 球面レンズと従来の点順次センサとの組み合
わせによる色ズレ量の例を説明するための図である。
【図5】 球面レンズと本発明のカラーリニアイメージ
センサとの組み合わせによる色ズレ量の例を説明するた
めの図である。
【図6】 本発明に係るカラーリニアイメージセンサの
他の実施例を示す図である。
【図7】 図1に示すカラーリニアイメージセンサを構
成が対称である2種のチップの付き合わせにより構成し
た例を示す図である。
【図8】 図1に示すカラーリニアイメージセンサを同
一のチップの付き合わせにより構成した例を示す図であ
る。
【図9】 図6に示すカラーリニアイメージセンサを同
一のチップの付き合わせにより構成した例を示す図であ
る。
【図10】 図1に示すカラーリニアイメージセンサを
同一のチップの付き合わせにより構成した他の例を示す
図である。
【図11】 センサ出力処理回路の構成例を示す図であ
る。
【図12】 図11に示すセンサ出力処理回路の動作を
説明するための波形図である。
【図13】 鏡像出力作成回路の構成例を示す図であ
る。
【図14】 図13に示す鏡像出力作成回路の動作を説
明するための波形図である。
【図15】 出力合成回路の構成例を示す図である。
【図16】 図15に示す出力合成回路の動作を説明す
るための波形図である。
【図17】 下地となる白黒センサに従来の構成を採用
した本発明に係るカラーリニアイメージセンサの他の実
施例を示す図である。
【図18】 下地となる白黒センサに従来の構成を採用
した本発明に係るカラーリニアイメージセンサの他の実
施例を示す図である。
【図19】 出力分配回路の動作タイミングを説明する
ための図である。
【図20】 画像処理装置の全体システム構成を示す図
である。
【図21】 画像処理装置の概略構成を示す図である。
【図22】 画像読取部の構成例を示す図である。
【図23】 画像読取部による原稿読み取り信号の読み
出し方向を説明するための図である。
【図24】 従来の点順次1ラインカラーリニアイメー
ジセンサの構成例を示す図である。
【図25】 従来の点順次1ラインカラーリニアイメー
ジセンサの他の構成例を示す図である。
【図26】 図22に示す点順次1ラインカラーリニア
イメージセンサのチップ内部構成図である。
【図27】 図23に示すチップ内部構成図の動作を説
明するための図である。
【図28】 3ラインカラーリニアイメージセンサのビ
デオ信号処理回路の構成例を示す図である。
【図29】 縮小型原稿読み取り装置の光学系の概要を
示す図である。
【符号の説明】
1…センサ画素列、2…リードアウトゲート、3…CC
Dレジスタ、4…出力アンプ、5…出力分配回路、6…
RGB切替制御回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色のカラーフィルタを所定の繰り
    返し順でセンサにオンチップしたセンサ画素を配列し、
    前記複数の色の配列順を中心位置から左右対称にしたセ
    ンサ画素列と、 該センサ画素列から1ライン分ずつ信号を読み出す読み
    出し回路と、 該読み出し回路の出力を前記複数の色の出力信号に分配
    して出力する出力処理回路とを備え、該出力処理回路か
    ら前記複数の色に分解した原稿の読み取り信号を出力す
    ることを特徴とするカラーリニアイメージセンサ。
  2. 【請求項2】 前記センサ画素列は、前記複数の色の配
    列順をレンズの倍率色収差の特性にマッチングさせ、主
    走査方向の色ズレの量を最小にしたことを特徴とする請
    求項1記載のカラーリニアイメージセンサ。
  3. 【請求項3】 前記センサ画素列は、前記複数の色を中
    心位置から外側に向かってR(赤)、G(緑)、B
    (青)の配列順にしたことを特徴とする請求項1記載の
    カラーリニアイメージセンサ。
  4. 【請求項4】 前記センサ画素列は、前記R、G、Bの
    うちGを画素の中心にしたことを特徴とする請求項3記
    載のカラーリニアイメージセンサ。
  5. 【請求項5】 前記センサ画素列は、前記複数の色のカ
    ラーフィルタの配列順のみを左右対称にしたことを特徴
    とする請求項1記載のカラーリニアイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 前記センサ画素列は、前記複数の色の配
    列順が同一のセンサチップを180度回転させ端部で付
    き合わせて色の配列順を左右対称にしたことを特徴とす
    る請求項1記載のカラーリニアイメージセンサ。
  7. 【請求項7】 前記出力処理回路は、前記読み出し回路
    の出力をフィルタ色の配列順に合わせて分配する出力分
    配回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のカラー
    リニアイメージセンサ。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を投影する光学系と、該光学
    系により投影された原稿の画像を複数の色に分解して読
    み取るカラーリニアイメージセンサと、該カラーリニア
    イメージセンサから出力される前記複数の色に分解した
    原稿読み取り信号を処理する信号処理回路とを備えた画
    像処理装置において、 前記カラーリニアイメージセンサは、 複数の色のカラーフィルタを所定の繰り返し順でセンサ
    にオンチップしたセンサ画素を配列し、前記複数の色の
    配列順を中心位置から左右対称にしたセンサ画素列と、 該センサ画素列から1ライン分ずつ信号を読み出す読み
    出し回路と、 該読み出し回路の出力を前記複数の色の出力信号に分配
    して出力する出力処理回路とを備えたことを特徴とする
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記カラーリニアイメージセンサは、前
    記中心位置を前記光学系のレンズの光軸と一致させるこ
    とを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記センサ画素列は、前記複数の色の
    配列順をレンズの倍率色収差の特性にマッチングさせ、
    主走査方向の色ズレの量を最小にしたことを特徴とする
    請求項8記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記センサ画素列は、前記複数の色を
    中心位置から外側に向かってR(赤)、G(緑)、B
    (青)の配列順にしたことを特徴とする請求項8記載の
    画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記センサ画素列は、前記R、G、B
    のうちGを画素の中心にしたことを特徴とする請求項1
    1記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記センサ画素列は、前記複数の色の
    カラーフィルタの配列順のみを左右対称にしたことを特
    徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記センサ画素列は、前記複数の色の
    配列順が同一のセンサチップを180度回転させ端部で
    付き合わせて色の配列順を左右対称にしたことを特徴と
    する請求項8記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記出力処理回路は、前記読み出し回
    路の出力をフィルタ色の配列順に合わせて分配する出力
    分配回路を備えたことを特徴とする請求項8記載の画像
    処理装置。
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