JPH11164088A - 固体撮像素子およびこれを備えた画像読取装置 - Google Patents

固体撮像素子およびこれを備えた画像読取装置

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JPH11164088A
JPH11164088A JP9322645A JP32264597A JPH11164088A JP H11164088 A JPH11164088 A JP H11164088A JP 9322645 A JP9322645 A JP 9322645A JP 32264597 A JP32264597 A JP 32264597A JP H11164088 A JPH11164088 A JP H11164088A
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JP
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photoelectric conversion
solid
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imaging device
state imaging
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JP9322645A
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Izumi Takashima
泉 高島
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーの低速高階調読み取りを実現しつつ、
白黒の高解像度読み取りと白黒の高速読み取りとの両立
を可能とする固体撮像素子を提供する。 【解決手段】 複数の色成分からなる光学像を各色成分
毎の電荷に変換する第1光電変換素子列11R,11
G,11Bと、これらによって変換された電荷を各色成
分毎に転送する第1出力手段12a〜12fと、前記第
1光電変換素子列11R,11G,11Bよりも高い解
像度で光学像を所定色成分の電荷に変換する第2光電変
換素子列21と、前記第1出力手段12a〜12fにお
ける1つの色成分あたりの出力チャネル数よりも多くの
出力チャネルを有して前記第2光電変換素子列21が変
換した電荷を転送する第2出力手段22a〜22dとを
備えて、固体撮像素子を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿に描かれてい
る画像をイメージデータとして読み取る固体撮像素子お
よびこれを備えた画像読取装置に係わり、特に原稿上の
画像をカラーデータとして読み取る場合(以下、カラー
読み取りと称す)と白黒データとして読み取る場合(以
下、白黒読み取りと称す)との両方に対応可能なものに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やスキャナ装置等の画像読
取装置は、カラー読み取りと白黒読み取りとの両方に対
応可能なものが一般的になっている。このようなカラー
/白黒対応の画像読取装置では、原稿からイメージデー
タを読み取る固体撮像素子として、CCD(Charge Cou
pled Device)型あるいはMOS(Metal Oxide Semicond
uctor)型などのセンサにおいて直線状に複数配列されて
いる光電変換素子列上に、色フィルタをオンチップにて
形成するか若しくは貼り合わせた構造のものを多く用い
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
固体撮像素子を用いるのにあたって、画像読取装置で
は、原稿を照射する照明の光量やレンズの明るさ等に制
約があると、通常、読み取り速度を下げることで、高品
位の読み取り画質を実現するようになっている。これ
は、光電変換素子列上に色フィルタが設けられている
と、この色フィルタにおける分光/透過特性によって、
光電変換素子への入光エネルギーが色フィルタの無い場
合に比べて1/3〜1/10に減少してしまうので、読
み取り速度を下げることで十分なセンサ露光量を確保す
るためである。したがって、上述の固体撮像素子を用い
た場合には、カラー読み取りではなく白黒読み取りを行
う場合であっても低速で行われることとなり、結果とし
て、色フィルタの無い白黒専用の固体撮像素子を用いた
場合に比べて、読み取り生産性が低下してしまう。
【0004】また、白黒読み取りを行う場合には、一般
に、カラー読み取りに比べて高解像度が要求される。こ
れは、白黒画像は文字や線図等を表示するものが多く、
これらを明瞭に読み取るためには高解像度が必要となる
からである。ところが、上述の固体撮像素子では、白黒
読み取りをカラー読み取りと同等の解像度でしか行うこ
とができず、高解像度での白黒読み取りに対応すること
ができない。
【0005】これらの問題を解決するために、色フィル
タを有したカラー読み取り用の固体撮像素子とは別に、
色フィルタを有していない白黒読み取り用の固体撮像素
子を設けることも考えられるが、高速読み取りと高解像
度読み取りとは互いに相反する事項であるため、単にカ
ラー読み取り用の固体撮像素子とは別に白黒読み取り用
の固体撮像素子を設けただけでは、高速読み取りと高解
像度読み取りとを両立することはできない。
【0006】そこで、本発明は、「カラーの低速高階調
読み取り」を実現しつつ、「白黒の高解像度読み取り」
と「白黒の高速読み取り」との両立を可能とする固体撮
像素子およびこれを備えた画像読取装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された固体撮像素子で、原稿の光学像
を受光して電荷に変換する光電変換素子を複数有しこれ
ら光電変換素子により複数の色成分からなる光学像を各
色成分毎の電荷に変換する第1光電変換素子列と、前記
複数の色成分に対応して個別に設けられた出力チャネル
を有しその出力チャネルにより前記第1光電変換素子列
が変換した電荷を各色成分毎に出力する第1出力手段
と、前記第1光電変換素子列よりも細かいピッチで配置
された複数の光電変換素子を有しこれら光電変換素子に
より原稿からの光学像を所定色成分の電荷に変換する第
2光電変換素子列と、前記第1出力手段における1つの
色成分あたりの出力チャネル数よりも多くの出力チャネ
ルを有しその出力チャネルにより前記第2光電変換素子
列が変換した電荷を出力する第2出力手段とを備えるこ
とを特徴とするものである。
【0008】上記構成の固体撮像素子によれば、第1光
電変換素子列は原稿からの光学像を各色成分毎の電荷に
変換し、第2光電変換素子列は原稿からの光学像を所定
色成分の電荷に変換する。このとき、第2光電変換素子
列には、光電変換素子が第1光電変換素子列よりも細か
いピッチで配置されている。したがって、第2光電変換
素子列によって原稿の光学像を電荷に変換すると、第1
光電変換素子列による場合よりも高い解像度が得られ
る。また、第2光電変換素子列によって変換された電荷
は、第2出力手段によって出力される。この第2出力手
段は、第1出力手段での1つの色成分あたりの出力チャ
ネル数よりも多くの出力チャネルを有している。したが
って、第2光電変換素子列が第1光電変換素子列よりも
高い解像度で原稿の光学像を電荷に変換しても、多くの
出力チャネルにより出力されるので、その出力に多くの
時間を要することなく、高速出力への対応が可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る固体撮像素子および画像読取装置について説明する。
【0010】〔第1の実施の形態〕ここでは、請求項1
記載の発明に係わる固体撮像素子について説明する。本
実施の形態の固体撮像素子は、図1に示すように、カラ
ー読み取りを行うカラーセンサ10と、白黒読み取りを
行う白黒センサ20との両方を備えてなるものである。
【0011】カラーセンサ10は、R(赤),G
(緑),B(青)の各色成分に対応する3つの光電変換
素子列11R,11G,11Bを線順次に並べるととも
に、各光電変換素子列11R,11G,11Bの両側に
出力チャネル12a〜12fをそれぞれ配置して、並列
駆動で高速性を確保したことを特徴とする、3ライン構
成のものである。
【0012】各光電変換素子列11R,11G,11B
は、直線状に配列された複数の光電変換素子と、R,
G,Bのいずれかの色成分のみを通過させる色フィルタ
とからなるものであり、原稿への照射によって得られた
R,G,Bの各色成分からなる光学像を受光して、これ
をR,G,Bの各色成分毎の電荷に変換するものであ
る。すなわち、光電変換素子列11R,11G,11B
は、本発明における第1光電変換素子列として機能する
ものである。なお、各光電変換素子列11R,11G,
11Bは、例えばA3サイズで400spi(Scan Per Inch)
の読み取り解像度に相当するピッチ(よって各光電変換
素子数は5000弱となる)で、光電変換素子が配列されて
いるものとする。
【0013】出力チャネル12a〜12fは、各光電変
換素子列11R,11G,11Bが変換した電荷を各色
成分毎に転送するものである。すなわち、出力チャネル
12a〜12fは、本発明における第1出力手段として
機能するものである。なお、各出力チャネル12a〜1
2fに転送された電荷は、例えばフローティング・ディ
フュージョン・アンプ構成の電荷電圧変換部13によっ
て電圧変換や増幅等が行われた後に、カラーセンサ10
の後段に接続される図示しない処理回路に対して出力さ
れるようになっている。
【0014】一方、白黒センサ20は、1つの光電変換
素子列21と、この光電変換素子列21の両側に振り分
けて配置された4本の出力チャネル22a〜22dとを
有するものである。
【0015】光電変換素子列21は、原稿への照射によ
って得られる光学像を受光してこれを電荷に変換する光
電変換素子が複数配列されたものであるが、カラーセン
サ10の場合とは異なり、色フィルタが設けられておら
ず、また配列ピッチがA3サイズで600spiの読み取り解
像度相当(よって光電変換素子数は7500弱となる)とな
っている。すなわち、光電変換素子列21は、原稿から
の光学像を白黒成分の電荷に変換するもので、本発明に
おける第2光電変換素子列として機能するものである。
【0016】出力チャネル22a〜22dは、光電変換
素子列21が変換した電荷を転送するものであるととも
に、その数がカラーセンサ10における1色あたりの出
力チャネル数(2本)よりも多く、1つの光電変換素子
列21に対して4本のものが設けられているものであ
る。すなわち、出力チャネル22a〜22dは、本発明
における第2出力手段として機能するものである。な
お、各出力チャネル22a〜22dに転送された電荷
は、カラーセンサ10における場合と同様に、例えばフ
ローティング・ディフュージョン・アンプ構成の電荷電
圧変換部13を介して、白黒センサ20の後段の処理回
路に対して出力されるようになっている。
【0017】なお、カラーセンサ10および白黒センサ
20の後段に接続される処理回路では、カラーセンサ1
0の出力チャネル12a〜12fからの出力か、あるい
は白黒センサ20の出力チャネル22a〜22dからの
出力かに応じて、処理回路での処理速度を相違させるこ
とも可能であるが、この固体撮像素子を搭載する画像読
取装置全体の回路を簡素化するために、その処理速度を
同一に固定することが好ましい。
【0018】次に、このような構成の固体撮像素子を用
いて、カラー読み取りあるいは白黒読み取りを行う場合
について説明する。
【0019】カラー読み取りを行う場合に、カラーセン
サ10は、原稿からの光学像を各光電変換素子列11
R,11G,11Bで受光して電荷に変換する。そし
て、変換された電荷を各光電変換素子列11R,11
G,11Bに対応する出力チャネル12a〜12fで転
送し、電荷電圧変換部13で電圧信号に変換して処理回
路へ出力する。その後、処理回路は、出力された電圧信
号にシェーディング補正やギャップ補正等の処理を行っ
て、これをカラーイメージデータとする。
【0020】これに対し、白黒読み取りを行う場合に
は、カラーセンサ10ではなく、白黒センサ20により
行う。この切り替えは、固体撮像素子の上位回路、例え
ばこの固体撮像素子を搭載する画像読取装置の制御部か
らの指示に従って行えばよい。白黒センサ20では、原
稿からの光学像を受光すると、光電変換素子列21がこ
れを電荷に変換し、さらには出力チャネル22a〜22
dがその電荷の転送を行って電荷電圧変換部で電圧信号
に変換し、処理回路へ出力して、これを白黒イメージデ
ータとする。
【0021】このとき、光電変換素子列21は600spi相
当の解像度で電荷の変換を行うので、白黒センサ20で
は、カラーセンサ10による読み取りの場合(400spi相
当)に比べて、転送する電荷データの数が多くなる。そ
のため、カラーセンサ10の場合と同等の時間で電荷の
転送を完了しようとすると、白黒センサ20は、主走査
方向および副走査方向共にカラーセンサ10の場合の1.
5 倍、すなわち 1.5×1.5 =2.25倍の電荷転送能力が必
要となる。
【0022】ところが、白黒センサ20には、1つの光
電変換素子列21に対して4本の出力チャネル22a〜
22dが設けられており、その数がカラーセンサ10に
おける1色あたりの出力チャネル数よりも多くなってい
る。したがって、白黒センサ20は、カラーセンサ10
よりも高い電荷転送能力を有することとなり、電荷の高
速出力への対応が可能となる。すなわち、白黒画像の読
み取りを600spi相当の解像度で行った場合における読み
取り生産性の低下を回避する。
【0023】具体的には、白黒センサ20の1本の出力
チャネルあたりの電荷転送速度を最大15MHz とすると、
白黒センサ20全体における電荷転送速度は、4本の出
力チャネル22a〜22dのトータルで最大60MHz 相当
となり、A3サイズ原稿を600spiで読み取る場合であっ
ても300mm/s 以上の高速読み取りを実現することが可能
となる。
【0024】以上のように、本実施の形態の固体撮像素
子は、カラー読み取りを行うカラーセンサ10と白黒読
み取りを行う白黒センサ20との両方を備えてなるとと
もに、白黒センサ20の光電変換素子列21における光
電変換素子配列ピッチが、カラーセンサ10における場
合よりも細かくなっている。そのため、白黒センサ20
で白黒読み取りを行えば、カラーセンサ10の場合より
も高い解像度が得られる。また、白黒センサ20は、カ
ラーセンサ10での1つの色成分あたりの出力チャネル
数よりも多くの数(4本)の出力チャネル22a〜22
dを有しているので、高い解像度で原稿からの光学像を
電荷に変換しても、その出力に多くの時間を要してしま
うことなく、高速出力への対応が可能となる。
【0025】したがって、この固体撮像素子では、カラ
ーセンサ10でカラー読み取りを行い、白黒センサ20
で白黒読み取りを行うことで、「カラーの低速高階調読
み取り」を実現しつつ、「白黒の高解像度読み取り」と
「白黒の高速読み取り」とを両立することができるよう
になる。
【0026】〔第2の実施の形態〕次に、請求項2記載
の発明に係わる固体撮像素子について説明する。本実施
の形態の固体撮像素子は、図2に示すように、上述した
第1の実施の形態の場合に加えて、白黒センサ20に2
つの出力チャネル22e,22fが設けられており、結
果として白黒センサ20が6つの出力チャネル22a〜
22fを有しているものである。これにより、この固体
撮像素子では、カラーセンサ10における出力チャネル
12a〜12fの総数と、白黒センサ20における出力
チャネル22a〜22fの総数とが、同一となる。
【0027】したがって、本実施の形態の固体撮像素子
では、これら6つの出力チャネル22a〜22fによ
り、白黒センサ20における電荷の転送効率が第1の実
施の形態における場合の1.5 倍となるので、結果として
500mm/s 弱といった白黒画像の読み取り速度を実現する
ことができ、より一層の高速読み取りが可能となる。ま
た、カラーセンサ10と白黒センサ20との出力チャネ
ル総数が同一であるため、それぞれの後段に接続される
処理回路を同一構成のものとすることができる。すなわ
ち、カラーセンサ10または白黒センサ20からの出力
を、同一構成の処理回路で処理することが可能となり、
回路構成の複雑化を抑えることができるようになる。
【0028】〔第3の実施の形態〕次に、請求項3記載
の発明に係わる固体撮像素子について説明する。本実施
の形態の固体撮像素子は、図3に示すように、カラーセ
ンサ10aと白黒センサ20aとの両方を備えてなるも
のであるが、上述した第1および第2の実施の形態の場
合とは異なり、カラーセンサ10aにおける出力チャネ
ル12a〜12cの総数と、白黒センサ20aにおける
出力チャネル22a〜22cの総数とが、共に「3」と
なっている。
【0029】したがって、本実施の形態の固体撮像素子
では、第2の実施の形態の場合と同様に、処理回路の構
成の複雑化を抑えることができるのに加えて、カラーセ
ンサ10aの各光電変換素子列11R,11G,11B
の間の距離(ギャップ)が第2の実施の形態の場合より
も小さくなるので、カラー読み取りの際に副走査方向で
の色ずれの発生を軽減することが可能になるとともに、
ギャップ補正に必要なメモリ容量を低減することが可能
になる。
【0030】なお、このときの白黒センサ20aは、第
1または第2の実施の形態の場合のように4本あるいは
6本の出力チャネルを有するものであってもよい。この
場合には、カラー画像読み取り時の副走査方向の色ずれ
抑制や、ギャップ補正のためのメモリ容量低減を実現す
ることができるとともに、白黒画像のさらなる高速読み
取りに対応することが可能になる。
【0031】〔第4の実施の形態〕次に、請求項4記載
の発明に係わる固体撮像素子について説明する。本実施
の形態の固体撮像素子は、図4に示すように、カラーセ
ンサ10bと白黒センサ20bとの両方を備えてなるも
のであるが、上述した第1〜第3の実施の形態の場合と
は異なり、カラーセンサ10bが点順次センサからなる
ものである。
【0032】すなわち、カラーセンサ10bは、例えば
図の左側からR,G,Bの順で各光電変換素子14R,
14G,14Bが点順次に繰り返して配列されている1
つの光電変換素子列14を有しており、さらにはその光
電変換素子列14の両側に各色1本ずつ(図の上側に1
本、下側に2本)の出力チャネル12a〜12cが設け
られたものである。なお、光電変換素子列14は、例え
ばA3サイズで各色400spiの読み取り解像度に相当する
ピッチ(よって各色素子数は5000弱となる)で光電変換
素子が配列されているものとする。
【0033】一方、白黒センサ20bは、光電変換素子
列14よりも解像度の高い光電変換素子列21(光電変
換素子の配置ピッチが素子列14の2/3倍でA3サイ
ズ600spiに相当するものとする。素子数は7500弱とな
る)の両側に、カラーセンサ10bにおける1色あたり
の出力チャネル数(1本)よりも多い2本の出力チャネ
ル22a〜22bが振り分けて配置されたものである。
これにより、白黒センサ20bでは、高解像度読み取り
と高速読み取りとの両立が可能になる。
【0034】以上のように、本実施の形態の固体撮像素
子では、「カラーの低速高階調読み取り」を実現しつ
つ、「白黒の高解像度読み取り」と「白黒の高速読み取
り」とを両立できるのに加えて、カラーセンサ10bが
点順次センサからなるものであるため、第1〜第3の実
施の形態のような3ライン構成の場合に問題となる副走
査方向の色ずれ等が原理的に発生しない。したがって、
この固体撮像素子は、詳細を後述するように、原稿送り
の精度に限界があるCVT(Constant VelocityTransfe
r)方式の画像読取装置に用いて好適なものとなる。
【0035】なお、本実施の形態では、白黒センサ20
bに2本の出力チャネル22a〜22bが設けられてい
る場合について説明したが、例えば図5に示すように、
4本の出力チャネル22a〜22dを設けた場合であっ
ても実現可能であり、この場合には白黒読み取りのさら
なる高速化に対応することが可能になる。
【0036】また、例えば図6に示すように、3本の出
力チャネル22a〜22cを設けた場合であっても実現
可能であり、この場合にはカラーセンサ10bと白黒セ
ンサ20bとの出力チャネルの総数とを共に「3」とな
るので、処理回路の構成の複雑化を抑えることができる
ようになる。
【0037】〔第5の実施の形態〕次に、請求項5記載
の発明に係わる固体撮像素子について説明する。上述し
た第1〜第4の実施の形態における固体撮像素子は、カ
ラー読み取りの出力と白黒読み取りの出力とを同時に使
用する場合も、あるいは同時に使用しない場合もどちら
も実現可能である。ただし、後者の場合には、カラー読
み取りの出力と白黒読み取りの出力とを切り替えて使用
することにより、これらの出力を1系統の信号処理系、
すなわち同一の処理回路で処理することが可能となり、
回路構成やコストの面から見て好ましい。
【0038】そこで、本実施の形態においては、図7に
示すように、固体撮像素子と図示しない処理回路との間
に選択回路30a〜30dを接続している。ただし、図
中における固体撮像素子は、第1の実施の形態で説明し
たものであり、カラーセンサ10が全部で6本の出力チ
ャネル12a〜12fを有し、白黒センサ20が全部で
4本の出力チャネル22a〜22dを有している。した
がって、選択回路30a〜30dは、これらの間で重複
する4チャネル分について設けられている。
【0039】選択回路30a〜30dは、それぞれが、
2つの入力信号のうちのいずれか一方を出力信号とする
ものである。例えば、選択回路30aでは、カラーセン
サ10の出力チャネル12aから出力された Red出力
と、白黒センサ20の出力チャネル22aから出力され
た白黒出力とが入力されると、これらのうちのいずれ
か一方のみを処理回路へ出力する。
【0040】選択回路30a〜30dにおける出力信号
の切り替えは、固体撮像素子の上位回路、例えばこの固
体撮像素子を搭載する画像読取装置の制御部から与えら
れる選択信号に従って行えばよい。この選択信号として
は、「H」で白黒出力を選択、「L」でカラー出力を選
択といったものが考えられる。
【0041】選択回路30a〜30dを介さない2チャ
ネル分(例えば、Blue出力およびBlue出力)につい
てはそのまま処理回路へ出力されるが、これは、カラー
出力と白黒出力とを同時に使用するか否かに応じて、処
理回路においてその処理を切り替えればよい。
【0042】このような選択回路30a〜30dを設け
ることにより、本実施の形態の固体撮像素子では、カラ
ー読み取りの出力と白黒読み取りの出力とを同一の処理
回路で処理することが可能となり、回路構成の複雑化を
防ぎ、コストアップを抑えることができるようになる。
【0043】なお、ここでは、固体撮像素子が第1の実
施の形態で説明したものである場合を例に挙げて説明し
たが、例えば固体撮像素子が第4の実施の形態によるも
のであれば、図8に示すように構成すればよい。すなわ
ち、カラーセンサ10bおよび白黒センサ20bとの間
で重複する3チャネル分に対応して3つの選択回路30
a〜30cを接続すればよい。このように、固体撮像素
子が有するカラー/白黒両センサの出力チャネル数が同
一である場合には、選択回路30a〜30cやこれに続
く処理回路の構成をさらに簡素化することができる。
【0044】また、選択回路30a〜30cは、図9に
示すように、固体撮像素子に内蔵したものであってもよ
い。すなわち、選択回路30a〜30cは、請求項6記
載の発明に係わる固体撮像素子のように、カラーセンサ
10bおよび白黒センサ20bと一体に設けられている
ものであってもよい。この場合には、選択回路30a〜
30cによる切り替え後に信号が出力されるので、固体
撮像素子の出力ピンの数を削減できる。よって、固体撮
像素子と処理回路との間の配線処理等を削減でき、回路
構成の簡素化やコストアップの防止が確実に実現できる
ようになる。
【0045】〔第6の実施の形態〕次に、請求項7記載
の発明に係わる画像読取装置について説明する。本実施
の形態の画像読取装置は、上述した第1〜第5の実施の
形態で説明したうちのいずれか一つの固体撮像素子を備
えてなるものであり、図10に示すように、固体撮像素
子1を搭載したスキャナー部40と、このスキャナー部
40の上方に設けられたCVT原稿送り部50とから構
成されるものである。
【0046】スキャナー部40は、主走査方向に配置さ
れた固体撮像素子1の他に、副走査方向に所定速度で移
動するフルレートキャリッジ41と、フルレートキャリ
ッジ41の半分の速度で移動するハーフレートキャリッ
ジ42と、プラテンガラスP上の原稿を照射するランプ
43と、原稿からの反射光を固体撮像素子1に入射させ
るレンズ44と、固体撮像素子1からの出力信号にシェ
ーディング補正やギャップ補正等の処理を行う処理回路
45とを備えている。これにより、スキャナー部40で
は、プラテンガラスP上に原稿が載置されると、フルレ
ートキャリッジ41、ハーフレートキャリッジ42、ラ
ンプ43およびレンズ44からなる光学走査系によっ
て、プラテンガラスP上の原稿を走査(スキャン)し、
原稿からの光学像を固体撮像素子1の撮像面に入射させ
るようになっている。つまり、スキャナー部40におい
ては、固定された原稿を走査して画像の読み取りを行
う、プラテンスキャン方式による読み取りが行われる。
【0047】一方、CVT原稿送り部50は、自動原稿
送り装置(ADF;Automatic Document Feeder)等から
なるものであり、フルレートキャリッジ41、ハーフレ
ートキャリッジ42等の光学走査系を固定させた状態
で、プラテンガラスP上にて読み取り対象となる原稿を
一定速度で移動(図中、矢印F参照)させることによ
り、その原稿に描かれている画像をスキャナー部40内
の固体撮像素子1で読み取る、CVT方式による読み取
りを実現するためのものである。
【0048】このように構成された画像読取装置では、
原稿からの画像の読み取りを、プラテンスキャン方式あ
るいはCVT方式のいずれかによって行う。プラテンス
キャン方式とCVT方式との切り替えは、画像読取装置
と接続するユーザインタフェース部(例えば操作パネ
ル)等からの操作に従って行えばよい。また、読み取り
対象となる原稿に対して、カラー読み取りを行うかある
いは白黒読み取りを行うかの切り替えも、同様にすれば
よい。
【0049】ところで、この画像読取装置では、第1〜
第5の実施の形態で説明したうちのいずれか一つに該当
する固体撮像素子1を搭載している。したがって、この
画像読取装置において原稿からの画像の読み取りを行え
ば、プラテンスキャン方式であるかCVT方式であるか
に拘わらず、既に説明したように「カラーの低速高階調
読み取り」を実現しつつ「白黒の高解像度読み取り」と
「白黒の高速読み取り」との両立に対応することができ
るようになる。
【0050】そのため、カラー読み取りを行うか白黒読
み取りを行うかに応じて、フルレートキャリッジ41お
よびハーフレートキャリッジ42の移動速度やCVT原
稿送り部50による原稿の送り速度を任意に設定するこ
ともできる。すなわち、読み取り速度や露光時間をカラ
ー/白黒両モード毎に任意に設定できるようになる。し
たがって、この場合には「カラーの低速高階調読み取
り」と「白黒の高速高解像度読み取り」とを確実に両立
させることができ、従来は困難であった仕様の画像読取
装置の実現が可能となる。
【0051】また、この画像読取装置では、第4の実施
の形態のように、カラーセンサ10bが点順次センサで
ある固体撮像素子1を搭載した場合には、カラー読み取
りの際に副走査方向の色ずれ等が発生しないため、特
に、CVT方式での読み取りに好適なものとなる。これ
は、プラテンスキャン方式に比べて走査精度(原稿送り
の精度)が劣るCVT方式であっても、副走査方向の色
ずれが発生し難くなるからであり、この場合には「カラ
ーの低速高階調読み取り」と「白黒の高速高解像度読み
取り」とをより一層高い次元で両立させることができ
る。
【0052】しかも、CVT方式の場合はプラテンスキ
ャン方式に比べて走査速度の向上が容易であるため、上
述の固体撮像素子1を搭載した場合に、画像読取装置で
は、CVT方式の本来の長所である高速読み取り性を十
分に生かせるようになる。
【0053】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の固体撮
像素子は、第1光電変換素子列(カラーセンサ)と第2
光電変換素子列(白黒センサ)とを備えるとともに、第
2光電変換素子列の解像度が第1光電変換素子列よりも
高くなっている。そのために、第2光電変換素子列で白
黒読み取りを行えば、第1光電変換素子列による場合よ
りも高い解像度が得られる。また、第2光電変換素子列
に対応する第2出力手段は、第1光電変換素子列での1
つの色成分あたりの出力チャネル数よりも多くの数の出
力チャネルを有しているので、第2光電変換素子列が高
い解像度で原稿からの光学像を電荷に変換しても、その
出力に多くの時間を要してしまうことなく、高速出力へ
の対応が可能となる。したがって、この固体撮像素子で
は、第1光電変換素子列でカラー読み取りを行い、第2
光電変換素子列で白黒読み取りを行うことにより、「カ
ラーの低速高階調読み取り」を実現しつつ、「白黒の高
解像度読み取り」と「白黒の高速読み取り」とを両立す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる固体撮像素子の第1の実施の
形態を示す概略構成図である。
【図2】 本発明に係わる固体撮像素子の第2の実施の
形態を示す概略構成図である。
【図3】 本発明に係わる固体撮像素子の第3の実施の
形態を示す概略構成図である。
【図4】 本発明に係わる固体撮像素子の第4の実施の
形態を示す概略構成図である。
【図5】 本発明に係わる固体撮像素子の第4の実施の
形態の変形例を示す概略構成図(その1)である。
【図6】 本発明に係わる固体撮像素子の第4の実施の
形態の変形例を示す概略構成図(その2)である。
【図7】 本発明に係わる固体撮像素子の第5の実施の
形態を示す概略構成図である。
【図8】 本発明に係わる固体撮像素子の第5の実施の
形態の変形例を示す概略構成図(その1)である。
【図9】 本発明に係わる固体撮像素子の第5の実施の
形態の変形例を示す概略構成図(その2)である。
【図10】 本発明に係わる固体撮像素子を備えた画像
読取装置の実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…固体撮像素子、10,10a,10b…カラーセン
サ、11R,11G,11B…光電変換素子列、12
a,12b,12c,12d,12e,12f…出力チ
ャネル、14…光電変換素子列、14R,14G,14
B…光電変換素子、20,20a,20b…白黒セン
サ、21…光電変換素子列、22a,22b,22c,
22d,22e,22f…出力チャネル、30a,30
b,30c,30d…選択回路、40…スキャナ部、5
0…CVT原稿送り部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿からの光学像を受光して電荷に変換
    する光電変換素子を複数有し、該光電変換素子により複
    数の色成分からなる光学像を各色成分毎の電荷に変換す
    る第1光電変換素子列と、 前記複数の色成分に対応して個別に設けられた出力チャ
    ネルを有し、該出力チャネルにより前記第1光電変換素
    子列が変換した電荷を各色成分毎に転送する第1出力手
    段と、 前記第1光電変換素子列よりも細かいピッチで配置され
    た複数の光電変換素子を有し、該光電変換素子により原
    稿からの光学像を所定色成分の電荷に変換する第2光電
    変換素子列と、 前記第1出力手段における1つの色成分あたりの出力チ
    ャネル数よりも多くの出力チャネルを有し、該出力チャ
    ネルにより前記第2光電変換素子列が変換した電荷を転
    送する第2出力手段とを備えることを特徴とする固体撮
    像素子。
  2. 【請求項2】 前記第1出力手段が有する出力チャネル
    の総数と前記第2出力手段が有する出力チャネルの総数
    とが同一であることを特徴とする請求項1記載の固体撮
    像素子。
  3. 【請求項3】 前記第1出力手段が有する出力チャネル
    の総数と前記第2出力手段が有する出力チャネルの総数
    とが共に3であることを特徴とする請求項1記載の固体
    撮像素子。
  4. 【請求項4】 前記第1光電変換素子列は、点順次セン
    サからなるものであることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の固体撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記第1出力手段により転送される電荷
    と前記第2出力手段により転送される電荷とのいずれか
    一方を選択的に出力する選択回路に接続されていること
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載の固体撮像
    素子。
  6. 【請求項6】 前記選択回路は、前記第1光電変換素子
    列、前記第1出力手段、前記第2光電変換素子列、およ
    び前記第2出力手段と一体に設けられていることを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5記載の固体撮像素
    子。
  7. 【請求項7】 前記第1出力手段により転送された電荷
    または前記第2出力手段により転送された電荷に対して
    所定の処理を行い、かつ、前記第1出力手段からの電荷
    と前記第2出力手段からの電荷とをそれぞれ同一の処理
    速度で処理する処理回路に接続されていることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5または6記載の固体撮像
    素子。
  8. 【請求項8】 光電変換素子が主走査方向に配置された
    請求項1〜7のうちのいずれか1に記載の固体撮像素子
    と、 原稿を機械的に副走査方向に走査しつつその光学像を前
    記固体撮像素子の撮像面に入射させる光学走査系とを備
    えることを特徴とする画像読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067633A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Kyocera Mita Corp 画像読取装置
JP2008099338A (ja) * 2008-01-11 2008-04-24 Brother Ind Ltd 画像読取装置
US7911664B2 (en) 2003-01-08 2011-03-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reader

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