JP2009037527A - 光ビーコン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車載機から送信されたアップリンク情報を受信可能なアップリンク領域を道路の所定範囲に設定する受光部11を備えた光ビーコンであって、受光部11を、並列して配置された複数の受光素子171〜175により構成する。複数の受光素子171〜175のうち、少なくとも並列方向の端部側に配置された受光素子171,175を、使用の可否を選択的に切換え可能な調整用受光素子とする。
【選択図】 図7
Description
具体的には、車両の保持するビーコン間の旅行時間情報等を含むアップリンク情報が車載機からインフラ側の光ビーコンに送信され、逆に、渋滞情報、区間旅行時間情報、事象規制情報及び車線通知情報等を含むダウンリンク情報が光ビーコンから車載機に送信されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図5に示すように、光ビーコン4の投受光器8は、その直下よりも車両進行方向の上流側に通信領域Aを設定している。この通信領域Aは、アップリンク情報を受信可能なアップリンク領域UA(点線のハッチングで示す範囲)と、ダウンリンク情報を送信するダウンリンク領域DA(実線のハッチングで示す範囲)とからなる。このアップリンク領域UAやダウンリンク領域DAの車両進行方向の寸法や位置は、光ビーコン(光学式車両感知器)の「近赤外線式インタフェース規格」によって所定に規定されている。
例えば、通信領域Aを構成するアップリンク領域UAの調整作業は次のように行われていた。まず、高所作業車等を用いて道路Rから5〜6メートルの高さに架設された架設バー14に対して投受光器8を設置する。この際、水準器等を用いることによって投受光器8の姿勢や位置を大まかに設定しておく。道路R側では別の作業員がアップリンク光に相当する光を発光器により発光し、当該光を投受光器8の受光部11が受信できる範囲を測定することによってアップリンク領域UAの位置を確認する。アップリンク領域UAの位置が設計通りに設定されていない場合、高所作業車上の作業員は投受光器8の傾きや位置を変えることによってアップリンク領域UAの位置を調整する。そして、このようなアップリンク領域UAの確認作業と調整作業とを繰り返し行うことによって、アップリンク領域UAを正確に設定することができる投受光器8の姿勢や位置を特定し、投受光器8が位置ズレしてしまわないように当該投受光器8を架設バー14に強固に固定する。
以上のように、従来の通信領域Aの調整作業には、投受光器8側(高所側)と道路R側とに最低でも二人の作業員が必要である。また、各作業員は、離れた場所で互いに連携しながら作業を行わなければならないので、より多くの手間と作業時間とを要する。そのため、光ビーコン設置のための作業コストが増大する結果となっていた。
前記受光部を道路上方の所定位置に位置決めした状態で前記アップリンク領域を調整可能とする調整手段を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、道路上方の所定位置に受光部を位置決めした後、当該受光部の傾きや位置を変えることなく調整手段によってアップリンク領域の調整を行うことができる。つまり、受光部の傾きや位置を物理的に変えるという調整方法以外の調整手段を備えているため、当該調整手段による調整作業を道路側で行うことによって、受光部側(高所側)での作業員が不要となり、高所作業車を用いることなく少ない人手で簡単かつ短時間にアップリンク領域の調整を行うことが可能となる。
前記受光部が、並列して配置された複数の受光素子により構成され、
前記複数の受光素子のうち、少なくとも並列方向の端部側に配置された1又は複数の受光素子は、その使用の可否及び受光レベルのうち少なくとも1つの設定が変更可能に構成された調整用受光素子とされていることを特徴とする。
前記複数の受光素子が、車両進行方向に対応する方向に並列して配置され、
前記所定のダウンリンク情報が、前記アップリンク領域内の位置からその車両進行方向の下流側の所定位置までの距離に関する距離情報を含んでいることを特徴とする。
また、路車間通信は、通常アップリンク領域の上流端付近で完了するため、距離情報の起点位置をアップリンク領域の上流端とすることが多いが、このような場合に、本発明のようにアップリンク領域の車両進行方向の位置や寸法が正確に設定されると、当然にアップリンク領域の上流端も正確に設定されるため、車載機における距離認識精度を一層高めることができる。
前記複数の受光素子が、前記アップリンク領域を車両進行方向に複数の分割領域に区分けするように並列して配置され、
前記所定のダウンリンク情報が、前記アップリンク情報を受信した受光素子に対応する分割領域内の位置からその車両進行方向の下流側の所定位置までの距離に関する距離情報を含んでいることを特徴とする。
上記構成において、複数の受光素子のうち並列方向の中央側に配置された受光素子は、常時使用される常用受光素子とすることができる。並列方向の中央側に配置される受光素子は、アップリンク領域の中央側に対応するため、受光部が道路上方に大きく位置ずれした状態で設置されないかぎり必ず使用されるものとなる。したがって、このような受光素子については使用可否や受光レベルの設定の変更を不要とし、使用可否等を変更可能にする受光素子の数を減らすことによって、使用可否等の変更のための電気回路の構造や受光素子の制御構造等を簡素化することができる。
〔システムの全体構成〕
図1は、第1実施形態に係る路車間通信システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この路車間通信システムは、インフラ側の交通管制システム1と、道路を走行する各車両に搭載された車載機2とを備えて構成されている。
交通管制システム1は、管制室に設けられた中央装置3と、道路の各所に多数設置された光ビーコン(光学式車両感知器)4と、を有している。光ビーコン4は、近赤外線を通信媒体とした光通信によって車載機2との間で双方向通信を行う。なお、中央装置3は交通管制室に設けられている。
光ビーコン4は、電話回線等の通信回線5を介して中央装置3と接続された通信インタフェースである通信部6と、この通信部6が接続されたビーコン制御機7と、このビーコン制御機7のセンサ用インタフェースに接続された複数(図例では4つ)のビーコンヘッド(投受光器)8とを備えている。
図2(a)は、上記光ビーコン4の平面図である。同図に示すように、本実施形態の光ビーコン4は、複数(図例では4つ)の車線R1〜R4を有する道路Rに設置されており、各車線R1〜R4に対応して設けられた前記複数のビーコンヘッド8と、これらビーコンヘッド8を一括制御する制御部である一台の前記ビーコン制御機7とを備えている。
各ビーコンヘッド8は、支柱13から道路R側に水平に架設した架設バー14に取り付けられ、道路Rの各車線R1〜R4の直上に配置されている。そして、各ビーコンヘッド8は、車両進行方向の上流側に車載機2との間で通信を行うための通信領域Aを設定する。
LED16は、道路R上の通信領域A(図2(a))に近赤外線からなる光信号を送信する。受光素子17は、通信領域Aにおいて車載機2から送信された近赤外線からなる光信号を受信する。LED16から送信される光信号は、後述するダウンリンク情報を含むダウンリンク光DO(図2(a))であり、受光素子17が受信する光信号は、後述するアップリンク情報を含むアップリンク光UO(図2(a))である。
受光部11がアップリンク光UOを受光すると、その光信号に応じて発生した電気信号がアンプ15により増幅されて制御部9に出力される。制御部9は、この増幅された信号に対して信号処理を行うことによりアップリンク光UOに含まれるアップリンク情報を取得し、取得した情報をビーコン制御機7に出力する。ビーコン制御機7は、制御部9から出力された情報に応じて、発光部10に所定のダウンリンク情報を発信させるための指令を制御部9に与える。
図5は、光ビーコン4及び車載機の通信領域Aを示す側面図である。
図5に示すように、光ビーコン4と車載機2との通信領域Aは、車載機2の投受光器である車載ヘッド27がダウンリンク情報(ダウンリンク光DO)を受信することができるダウンリンク領域(図5において実線のハッチングを設けた領域)DAと、光ビーコン4のビーコンヘッド8が車載ヘッド27からのアップリンク情報(アップリンク光UO)を受信することができるアップリンク領域(図5において破線のハッチングを設けた領域)UAとからなる。
図8は、光ビーコン4と路車間通信する前記車載機2と、この車載機2が搭載された車両Cの概略構成図である。
図8に示すように、この車両Cは、ドライバの搭乗席(図示せず)を有する車体21と、この車体21に搭載された前記車載機2と、車両Cの各部を統合制御する電子制御装置(ECU)22と、車体21を駆動するエンジン23と、車体21を制動するブレーキ装置24と、車両Cの現時の速度を常時検出している速度検出器25とを備えている。ECU22は、ドライバのアクセル操作に基づくエンジン23の駆動制御や、ブレーキ操作に基づく制動制御等、車両Cに対する各種の制御を行う。
上記車載ヘッド27は、光ビーコンの投受光器8と同様に、LED等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子を備えている(図示せず)。このうち、LEDは、近赤外線よりなるアップリンク光UOを発光し、フォトダイオードは、通信領域Aに発光された近赤外線よりなるダウンリンク光DOを受信する。
また、車載コンピュータ26は、所定の機能を実行するプログラムを記憶装置に格納しており、このプログラムが実行する機能部として、距離認識部30及び支援制御部32を備えている。これらの各機能部30,32の処理内容については後述する。
図9は、通信領域Aにおいて、ビーコンヘッド8と車載ヘッド27との間で行われる双方向での路車間通信の手順を示している。以下、図9を参照しつつ、本実施形態の路車間通信の内容を説明する。
まず、光ビーコン4のビーコン制御機7は、各車線R1〜R4に対応するビーコンヘッド8から、ダウンリンクの切り替え前の第1情報として、車線通知情報を含む第1のダウンリンク情報34を、各車線R1〜R4のダウンリンク領域DAに所定の送信周期で常に送信し続けている(図9のF1)。なお、この段階では、車線通知情報には未だ車両IDや車線番号は格納されていない。
この際、車載機2の車載コンピュータ26は、当該車両Cが実際の通信領域A内に存在していることを認識する。その後、車載コンピュータ26は、アップリンク情報35の送信を開始し(図9のF2)、このアップリンク情報35をビーコンヘッド8に対して所定の送信周期(アップリンク送信周期)で送信する(図9のF3)。
以上のように、ビーコンヘッド8が車載ヘッド27からのアップリンク情報35を受信することができるアップリンク領域UAは、ビーコンヘッド8の受光部11によってその位置や大きさが設定されている。図6に示すように、受光部11は、基板19上に固定された受光素子17と、この受光素子17に対して間隔をあけて対向配置された集光レンズ18とを備えている。集光レンズ18の光軸FLは、後斜め下方に向くように設定されている。集光レンズ18の焦点FPは、光軸FL上で集光レンズ18の後斜め下方に位置するように配置されている。
図9を参照して説明したように、ビーコンヘッド8から送信される第2のダウンリンク情報36には、通信領域Aからその下流側の所定位置P0(図5)までの距離情報が含まれる。車載機2は、この第2のダウンリンク情報36を受信すると、所定位置P0までの距離を認識して位置標定を行い(図9のF8)、これに基づいてドライバに対する安全運転支援を行う。距離情報の起点となる地点は、アップリンク領域UAの上流端(図5の線分cd上の位置)とすることができる。通常、上述の路車間通信はアップリンク領域UAの上流端付近で完了し、車載機2は、たいていの場合、前記距離情報をアップリンク領域UAの上流端付近で受信するからである。
しかしながら、本実施形態では、受光素子17が複数の分割受光素子171〜174に応じてアップリンク領域UAが複数の分割領域UA1〜UA4に区分けされているので、これを有効に利用して以下のようにして距離情報を設定することもできる。
例えば、最上流側の分割領域UA1において、道路R上を走行している車両Cの車載ヘッド27がアップリンク情報35を送信し、この分割領域UA1に対応する分割受光素子171が当該アップリンク情報35を受信した場合、ビーコン制御機(ダウンリンク切り替え制御部)7は、アップリンク情報35を受信した分割受光素子171を特定し、それに対応する距離情報L1を選択するとともに、ダウンリンクを切換え、発光部10を介して距離L1についての距離情報を含む第2のダウンリンク情報36を送信する。
そして、車載コンピュータ26の支援制御部32は距離L1〜L4を利用して、ドライバに対する安全運転支援を行う。
この信号情報を受信した車載コンピュータ27の支援制御部32は、停止線40までの距離L1〜L4と車両Cの走行速度や加速度等から、停止線40に到着するまでの所要時間を推定した上で、当該所要時間経過後の信号灯色を推定することができる。そして、例えば、現在の信号灯色は青信号であるが、停止線40に到着する時点で信号灯色が赤信号と予測されるような場合には、安全に停止線40の手前で停止することができるように、車両Cを制動するための制御を行う。逆に、減速しなければ安全に交差点を通過できると判断できるような場合には、車両Cの速度を維持するための制御を行うことができる。
つまり、路車間通信の確実性が高い条件であれば、最初にアップリンク領域UA内で送信されたアップリンク情報35はビーコンヘッド8の受光素子17に正確に受信され、車載コンピュータ26がダウンリンクの切り替えを認識する(第2のダウンリンク情報を受信する)時点の車両Cの位置は、概ねアップリンク領域UAの最上流端位置P1付近になると考えられる。しかし、路車間通信の確実性が低い条件では、最初にアップリンク領域UA内で送信されたアップリンク情報35が受光素子17に正確に受信されない場合があり、車載コンピュータ26がダウンリンクの切り替えを認識できるまで、アップリンク送信周期ごとにアップリンク情報35を繰り返し送信することになる。このため、ダウンリンクの切り替えを認識した時点における車載機2の位置は、アップリンク領域UAの最上流端P1よりも、アップリンク情報35を繰り返し送信する間に走行した距離の分だけ下流側に離れた地点となる(例えば、図5に点線で示す車両C2の車載機2の位置P3)。
本実施形態の場合、アップリンク領域UAが分割領域UA1〜UA4に区分けされているので、最初のアップリンク情報35が、例えば最上流側の分割領域UA1で受信されなかったとしても、アップリンク情報を受信した他の分割領域UA2〜UA4内の位置P2〜P4を起点とした距離情報を第2のダウンリンク情報に含ませることができ、距離認識精度の低下を抑制することができる。
また、距離情報は、所定位置P0までの直接的な距離とするに限られず、所定位置P0までの距離を一意に決定しうる情報であれば、どのような形式であってもよい。例えば、分割領域UA1の上流端P1から下流側の所定位置P0までの距離L1にかかる第1の距離情報と、分割領域UA1の上流端P1から他の分割領域UA2〜UA4の上流端P2〜P4までの距離L2′〜L4′にかかる第2の距離情報とによって距離情報を構成することができる。この場合、距離L1にかかる第1の距離情報と、アップリンク情報を受信した分割受光素子に対応する分割領域UA2〜UA4についての距離L2′〜L4′にかかる第2の距離情報とを第2のダウンリンク情報36に含ませる。この第2のダウンリンク情報36を車載ヘッド27が受信したとき、車載コンピュータ26の距離認識部30によって、そのダウンリンク情報36に含まれる第1の距離情報と第2の距離情報とから実距離L2〜L4を演算させればよい。
距離情報にかかる距離L1〜L4の下流端については、停止線40のほか、信号機38の設置位置や車両感知器の位置としてもよい。
図10は、受光素子を構成する分割受光素子の他の実施形態を示す概略図である。図10(a)に示す受光素子17′は、第1実施形態と同様に5つの分割受光素子171′〜175′により構成されているが、並列方向(車両進行方向)の両端側に配置された第1,第2,第4,第5分割受光素子171′,172′,174′,175′の同方向の寸法が、並列方向の中央側の第3分割受光素子173′の寸法よりも狭く形成されている。図7に示した第1実施形態と比較すると、並列方向の中央側の第3分割受光素子173′が、第1実施形態における第2〜第4分割受光素子172〜174に相当し、並列方向の一端側の第1,第2分割受光素子171′,172′が、第1実施形態における第1分割受光素子171に、同他端側の第4,第5分割受光素子174′,175′が、第1実施形態における第5分割受光素子175に相当している。
各車線R1〜R4に設定されるアップリンク領域UAが隣の車線R1〜R4にまではみ出して設定されていると、ある車線を走行している車両Cの車載機2から送信されたアップリンク情報がその車線のビーコンヘッド8だけでなく隣の車線のビーコンヘッド8によっても受信されてしまう可能性が生じる。この場合、光ビーコン4は、車両が走行している車線の車線番号が対応づけられた車両IDと、隣接する車線の車線番号が対応づけられた同じ車両IDとを車線通知情報の中に格納し、第2のダウンリンク情報に含ませて送信する。そして、この第2のダウンリンク情報を車載機2が受信すると、当該車載機2は、車線通知情報内の自身の車両IDを確認することはできるが、自車両Cがどちらの車線を走行しているかを認識できなくなるという不都合が生じる。
したがって、本実施形態のように、アップリンク領域UAの道路幅方向の位置や寸法の調整を可能にすることは路車間通信を適切に行ううえで非常に有用である。
上記実施形態では、受光部11の受光素子17を複数の分割受光素子で構成し、分割受光素子の全て又は端部側の一部について使用可否を切換可能に構成しているが、この構成に加えて、発光部10を構成する多数のLED16(図3)の全て又は端部側の一部について、使用の可否を切換可能に構成したり、又は、発光レベルの設定値を変更(調整)可能に構成したりすることもできる。
この場合、アップリンク領域UAだけでなくダウンリンク領域UAの車両進行方向又は道路幅方向の位置調整や大きさの調整をすることができ、また、アップリンク領域UAとダウンリンク領域UAとの相対位置をも個別に調整することが可能となる。
4 光ビーコン
7 ビーコン制御機(通信制御部)
8 ビーコンヘッド(投受光器)
10 発光部
11 受光部
17 受光素子
30 距離認識部
35 アップリンク情報
36 第2のダウンリンク情報
A 通信領域
C 車両
R 道路
P0 所定位置(停止線)
DA ダウンリンク領域
UA アップリンク領域
UA1〜UA4 分割領域
Claims (6)
- 車載機から送信されたアップリンク情報を受信可能なアップリンク領域を道路の所定範囲に設定する受光部を備えている光ビーコンであって、
前記受光部を道路上方の所定位置に位置決めした状態で前記アップリンク領域を調整可能とする調整手段を備えていることを特徴とする光ビーコン。 - 車載機から送信されたアップリンク情報を受信可能なアップリンク領域を道路の所定範囲に設定する受光部を備えている光ビーコンであって、
前記受光部が、並列して配置された複数の受光素子により構成され、
前記複数の受光素子のうち、少なくとも並列方向の端部側に配置された1又は複数の受光素子は、その使用の可否及び受光レベルのうち少なくとも1つの設定が変更可能に構成された調整用受光素子とされていることを特徴とする光ビーコン。 - 前記調整用受光素子は、その他の受光素子に比べて並列方向の寸法が小さく形成されていることを特徴とする請求項2記載の光ビーコン。
- ダウンリンク情報を送信する発光部と、前記複数の受光素子のいずれかによってアップリンク情報を受信したあと前記発光部に所定のダウンリンク情報を送信させる通信制御部とを更に備えており、
前記複数の受光素子が、車両進行方向に対応する方向に並列して配置され、
前記所定のダウンリンク情報が、前記アップリンク領域内の位置からその車両進行方向の下流側の所定位置までの距離に関する距離情報を含んでいることを特徴とする請求項2又は3に記載の光ビーコン。 - ダウンリンク情報を送信する発光部と、前記複数の受光素子のいずれかによってアップリンク情報を受信したあと前記発光部に所定のダウンリンク情報を送信させる通信制御部とを更に備えており、
前記複数の受光素子が、前記アップリンク領域を車両進行方向に複数の分割領域に区分けするように並列して配置され、
前記所定のダウンリンク情報が、前記アップリンク情報を受信した受光素子に対応する分割領域内の位置からその車両進行方向の下流側の所定位置までの距離に関する距離情報を含んでいることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載の光ビーコン。 - 前記複数の受光素子のうち、並列方向の中央側に配置された受光素子が常時使用される常用受光素子とされている請求項2乃至5のいずれか1つに記載の光ビーコン。
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