JP2009036924A - 光導波路フィルム、光基板およびこれらの製造方法 - Google Patents

光導波路フィルム、光基板およびこれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位置決め時には、優れた位置決め精度を得ることができ、軽薄化および製造コストの低減を図ることのできる、光導波路フィルム、光基板およびこれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】アンダークラッド層2の上にコア層3を形成し、コア層3の表面に、接着機能を有し、コア層3の屈折率より低い屈折率を有するオーバークラッド層4を形成することにより、光導波路フィルム1を得る。光導波路フィルム1を支持基板に接触させながら、光導波路フィルム1を支持基板2に対して位置決めし、その後、オーバークラッド層4を加熱および加圧により硬化させて、光導波路フィルム1を支持基板に対して接着さて、光基板を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、光導波路フィルム、光基板およびこれらの製造方法、詳しくは、光導波路フィルム、その製造方法、光導波路フィルムを備える光基板、および、その製造方法に関する。
従来より、光基板の上に設けられる複数の光学素子間を、光導波路フィルムによって光学的に接続することが知られている。このような光導波路フィルムは、光基板に配置する時に、正確な光路を確保すべく、光基板に対する精密な位置決めが必要とされる。
例えば、複数の光配線層からなり、シリコン基板の上に硬化型接着剤層を介して形成される光配線フィルムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この提案では、位置合わせパターンを、光配線フィルムの表面および支持基板の表面に、厚み方向において互いに対向するように形成して、次いで、これら位置合わせパターンによって光配線フィルムをシリコン基板に対して位置合わせしている。
特開2002−116334号公報
しかし、特許文献1の提案では、硬化型接着剤層が、光配線フィルムとシリコン基板との間、より具体的には、厚み方向において互いに対向する位置合わせパターンの間に介在される。そのため、硬化型接着剤層が形成されている分、位置合わせにおいては位置合わせパターンを視認しにくくなる。その結果、光配線フィルムのシリコン基板に対する精度のよい位置合わせが困難となる。
また、この光配線フィルムは、硬化型接着剤層が形成されている分、厚みが増加して、軽薄化が困難となり、また、製造コストが増大するという不具合がある。
本発明の目的は、位置決め時には、優れた位置決め精度を得ることができ、軽薄化および製造コストの低減を図ることのできる、光導波路フィルム、光基板およびこれらの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の光導波路フィルムは、接着機能を有するクラッド層および前記クラッド層に被覆されるコア層を備えていることを特徴としている。
この光導波路フィルムは、クラッド層が接着機能を有するので、支持基板に対する位置決め時においては、クラッド層を支持基板の表面に直接接着させることができる。そのため、光導波路フィルムおよび支持基板の両方に位置決めマークを形成しても、位置決めマークを厚み方向から正確に視認することができる。その結果、光導波路フィルムは、支持基板に対する精度のよい位置決めを達成することができる。
また、この光導波路フィルムは、クラッド層が接着機能を有するので、支持基板に対する接着において、接着剤層を別途設ける必要がない。そのため、光導波路フィルムの軽薄化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明の光導波路フィルムでは、ラミネート圧400kPa、温度130℃でシリコンウエハに貼着した場合、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力が、0.1N/20mm以上であることが好適である。
この光導波路フィルムは、シリコンウエハに対して位置決めした後には、特定の抵抗力を有するので、確実にシリコンウエハに接着することができる。
また、本発明の光導波路フィルムでは、ラミネート圧0.1kPa、温度25℃でシリコンウエハに貼着した場合、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力が、0.5N/20mm以下であるが好適である。
この光導波路フィルムは、シリコンウエハに対して位置決めする時にシリコンウエハに貼着(仮接着)した場合、特定の抵抗力を有するので、光導波路フィルムがこの貼着により位置ずれしたときに、光導波路フィルムを容易に引き剥がして位置修正することができる。
また、本発明の光導波路フィルムでは、前記クラッド層がアクリル樹脂および/またはエポキシ樹脂を含んでいることが好適である。
また、本発明の光導波路フィルムでは、前記クラッド層は、凹凸構造を表面に有していることが好適である。
この光導波路フィルムは、支持基板への仮接着においては、クラッド層の凹凸構造の表面を支持基板と接触させるので、仮接着の接着力を低減させることができる。そのため、位置決め時における剥離を容易にして、仮接着および剥離(位置修正)を繰り返すことができるので、優れた位置決め精度を得ることができる。
また、本発明の光導波路フィルムの製造方法は、コア層を形成する工程と、前記コア層の表面に、樹脂からなるフィルムを積層することによって、接着機能を有し、前記コア層の屈折率より低い屈折率を有するクラッド層を形成する工程とを備えることを特徴としている。
また、本発明の光導波路フィルムの製造方法では、コア層を形成する工程と、前記コア層の表面に、液状の樹脂組成物を塗布し、次いで、前記樹脂組成物を乾燥させることによって、接着機能を有し、前記コア層の屈折率より低い屈折率を有するクラッド層を形成する工程とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の光基板は、支持基板と、前記支持基板に貼着される、上記した光導波路フィルムとを備えることを特徴としている。
この光基板は、精度のよい位置決めが達成された光導波路フィルムが支持基板に貼着されているので、優れた接続信頼性を確保することができる。
また、本発明の光基板は、支持基板に第1位置決めマークを形成し、上記した光導波路フィルムに前記第1位置決めマークと対応する第2位置決めマークを形成し、次いで、前記支持基板の表面と前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記第1位置決めマークおよび前記第2位置決めマークによって、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めし、その後、位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させることにより得られることを特徴としている。
この光基板は、支持基板の表面とクラッド層の表面とを接触させながら、第1位置決めマークおよび第2位置決めマークによって、光導波路フィルムを支持基板に対して位置決めすることにより形成されている。そのため、厚み方向における第1位置決めパターンおよび第2位置決めマーク間の距離を短くできながら、支持基板の表面において光導波路フィルムを円滑に滑らせることができるので、精密な位置決めを達成することができる。
また、この光基板は、位置決めされた光導波路フィルムを、接着剤層を用いることなく、支持基板にそのまま接着できるので、光基板の軽薄化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明の光基板は、支持基板の表面と上記した光導波路フィルムの前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記コア層が光学素子間の光軸により貫通されるように、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めし、その後、位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させることにより得られることを特徴としている。
この光基板は、支持基板の表面とクラッド層の表面とを接触させながら、光導波路フィルムを支持基板に対して位置決めすることにより形成されている。そのため、支持基板の表面において光導波路フィルムを円滑に滑らせることができるので、精密な位置決めを達成することができる。
また、この光基板は、位置決めされた光導波路フィルムを、接着剤層を用いることなく、支持基板にそのまま接着できるので、光基板の軽薄化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明の光基板の製造方法は、支持基板に第1位置決めマークを形成する工程と、上記した光導波路フィルムに、前記第1位置決めマークと対応する第2位置決めマークを形成する工程と、前記支持基板の表面と前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記第1位置決めマークおよび前記第2位置決めマークによって、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めする工程と、位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させる工程とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の光基板の製造方法は、支持基板の表面と上記した光導波路フィルムの前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記コア層が光学素子間の光軸により貫通されるように、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めする工程と、位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させる工程とを備えていることを特徴としている。
本発明の光導波路フィルムおよびその製造方法によれば、光導波路フィルムは、クラッド層が接着機能を有するので、支持基板に対する位置決め時においては、クラッド層を支持基板の表面に直接接着させることができる。そのため、光導波路フィルムおよび支持基板の両方に位置決めマークを形成しても、位置決めマークを厚み方向から正確に視認することができる。その結果、光導波路フィルムは、支持基板に対する精度のよい位置決めを達成することができる。
また、この光導波路フィルムは、クラッド層が接着機能を有するので、支持基板に対する接着において、接着剤層を別途設ける必要がない。そのため、光導波路フィルムの軽薄化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明の光基板およびその製造方法によれば、光基板は、精度のよい位置決めが達成された光導波路フィルムが支持基板に貼着されているので、優れた接続信頼性を確保することができる。
図1は、本発明の光導波路フィルムの一実施形態の幅方向(コア層が延びる方向に直交する方向、以下同様。)に沿う断面図、図2は、図1に示す光導波路フィルムの製造方法を示す工程図である。
図1において、この光導波路フィルム1は、平面視略矩形平帯状に形成されており、アンダークラッド層2と、アンダークラッド層2の上に形成されるコア層3と、アンダークラッド層2の上に、コア層3を被覆するように形成されるクラッド層としてのオーバークラッド層4とを備えている。
コア層3は、アンダークラッド層2およびオーバークラッド層4に被覆されている。また、コア層3は、アンダークラッド層2の上面において複数(4つ)設けられ、長手方向に延びるように形成され、幅方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。また、コア層3の長手方向両端部は、複数の光学素子と光学的に接続されるための接続部分とされている。各コア層3は、断面視略矩形状に形成されている。
オーバークラッド層4は、接着機能を有しており、後述する支持基板6と接着可能な接着層を兼ねている。また、オーバークラッド層4は、その表面、すなわち、オーバークラッド層4の上面が、凹凸構造に形成され、より具体的には、算術平均表面粗さが、例えば、0.05〜5μm、好ましくは、0.1〜3.0μmの凹凸構造に形成されている。なお、算術平均表面粗さは、レーザー顕微鏡を用いた表面観察から得られる表面粗さの算術平均Raとして求められる。また、この算術平均粗さは、JIS B0601−1994に準拠して求められる。
次に、この光導波路フィルム1の製造方法について、図2を参照して説明する。
まず、この方法では、図2(a)に示すように、まず、基材15を用意し、次いで、その基材15の上に、アンダークラッド層2を形成する。
基材15は、板状をなし、この基材15を形成する材料としては、例えば、シリコン、ガラスなどのセラミック材料、例えば、銅、アルミニウム、ステンレス、鉄合金などの金属材料、例えば、ポリイミド、ガラス−エポキシ、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂材料が挙げられる。好ましくは、セラミック材料が挙げられる。基材15の厚みは、例えば、10〜5000μm、好ましくは、10〜1500μmである。
アンダークラッド層2を形成する材料としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、またはこれらのフッ素化変性体や重水素化変性体、さらには、フルオレン変性体などの樹脂材料が挙げられる。これら樹脂材料は、好ましくは、感光剤を配合して、感光性樹脂として用いられる。
アンダークラッド層2を、基材15の上に形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を調製して、そのワニスを基材15の上に、例えば、キャスティング、スピンコータなどによって塗布した後、乾燥し、必要により加熱する。なお、感光性樹脂が用いられる場合には、ワニスの塗布および乾燥後に、フォトマスクを介して露光し、必要により、露光後加熱した後、現像し、次いで、加熱する。
このようにして形成されるアンダークラッド層2の厚みは、例えば、5〜100μmである。
次いで、この方法では、図2(b)に示すように、コア層3を、アンダークラッド層2の上に形成する。
コア層3を形成する材料としては、アンダークラッド層2の樹脂材料よりも、屈折率が高くなる樹脂材料が挙げられる。このような樹脂材料としては、例えば、上記と同様の樹脂材料が挙げられる。
コア層3を形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を調製して、そのワニスを、アンダークラッド層2の表面に塗布した後、乾燥し、必要により硬化させる。また、感光性樹脂が用いられる場合には、ワニスの塗布および乾燥後に、フォトマスクを介して露光し、必要により、露光後加熱した後、現像し、次いで、加熱する。
このようにして形成されるコア層3の厚みは、例えば、5〜100μmであり、幅は、例えば、5〜100μmであり、幅方向における間隔は、例えば、5〜500μmである。
次いで、この方法では、図2(c)に示すように、オーバークラッド層4を、アンダークラッド層2の上に、コア層3を被覆するように形成する。
オーバークラッド層4を形成する材料としては、コア層3の樹脂材料よりも、屈折率が低くなり、接着機能を発現できる材料であれば限定されず、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂を含有する樹脂組成物が挙げられる。
アクリル樹脂は、例えば、アクリル系粘着剤組成物から調製され、そのようなアクリル系粘着剤組成物は、例えば、アクリル系モノマー成分と重合開始剤とを含んでいる。
アクリル系モノマー成分は、主として、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを含有し、その他として、反応性官能基を有する反応性官能基含有ビニルモノマーおよび多官能性モノマー(反応性官能基含有ビニルモノマーを除く)を含有している。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、メタクリル酸アルキルエステルおよび/またはアクリル酸アルキルエステルであって、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸sec−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ネオペンチル、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸へプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸テトラデシル、(メタ)アクリル酸ペンタデシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メタ)アクリル酸ヘプタデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシル((メタ)アクリル酸ステアリル)、(メタ)アクリル酸イソオクタデシル((メタ)アクリル酸イソステアリル)などの(メタ)アクリル酸アルキル(炭素数1〜18の直鎖または分岐アルキル)エステルなどが挙げられる。これら(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、単独使用または2種以上併用することができる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルの配合割合は、アクリル系モノマー成分100重量部に対して、例えば、50〜99.5重量部である。
反応性官能基含有ビニルモノマーとしては、例えば、カルボキシル基含有ビニルモノマーが挙げられ、このようなカルボキシル基含有ビニルモノマーとして、例えば、(メタ)アクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸、ケイ皮酸などの不飽和カルボン酸、例えば、無水フマル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸などの不飽和ジカルボン酸無水物、例えば、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノブチル、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸などの不飽和ジカルボン酸モノエステル、例えば、2−メタクリロイルオキシエチルトリメリット酸、2−メタクリロイルオキシエチルピロメリット酸などの不飽和トリカルボン酸モノエステル、例えば、カルボキシエチルアクリレート、カルボキシペンチルアクリレートなどのカルボキシアルキルアクリレートなどが挙げられる。
反応性官能基含有ビニルモノマーの配合割合は、アクリル系モノマー成分100重量部に対して、例えば、0.5〜30重量部である。
多官能性モノマーとしては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどの(モノまたはポリ)アルキレンポリオールポリ(メタ)アクリレートや、ジビニルベンゼンなどが挙げられる。また、多官能性モノマーとして、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレートなども挙げられる。
これら多官能性モノマーは、単独使用または2種以上併用することができる。多官能性モノマーの配合割合は、アクリル系モノマー成分100重量部に対して、例えば、29重量部以下である。
重合開始剤としては、例えば、光重合開始剤、熱重合開始剤などが挙げられる。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オンなどのベンゾインエーテル、例えば、アニソールメチルエーテルなどの置換ベンゾインエーテル、例えば、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトンなどの置換アセトフェノン、例えば、2−メチル−2−ヒドロキシプロピオフェノンなどの置換アルファーケトール、例えば、2−ナフタレンスルフォニルクロライドなどの芳香族スルフォニルクロライド、例えば、1−フェニル−1,1−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)−オキシムなどの光活性オキシムなどが挙げられる。好ましくは、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトンが挙げられる。
光重合開始剤は、通常、一般の市販品が用いられ、例えば、イルガキュアシリーズ(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)が挙げられ、より具体的には、イルガキュア651(2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン)、イルガキュア184(1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン)などが挙げられる。
熱重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキシドなどの過酸化物系開始剤、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2−メチルブチロニトリル)などのアゾ系開始剤などが挙げられる。
これら重合開始剤は、単独使用または2種以上併用することができる。重合開始剤の配合割合は、アクリル系モノマー成分100重量部に対して、例えば、0.01〜5重量部、好ましくは、0.1〜3重量部である。
なお、アクリル系粘着剤組成物には、例えば、粘度調整剤などの添加剤を、適宜の割合で、添加することができる。
粘度調整剤として、例えば、スチレン系ブロックポリマーなどが挙げられる。
そして、アクリル系モノマー、重合開始剤および必要により添加剤を配合することにより、アクリル系粘着剤組成物を調製する。なお、アクリル系粘着剤組成物を、溶媒(例えば、メチルエチルケトン、プロピオンカーボネートなど)を適宜の割合で配合したアクリル系粘着剤組成物のワニスとして調製することもできる。
エポキシ樹脂は、例えば、エポキシ系粘着剤組成物から調製され、そのようなエポキシ系粘着剤組成物は、例えば、エポキシ系モノマー成分と重合開始剤とを含んでいる。
エポキシ系モノマー成分としては、例えば、脂環族系エポキシモノマー、芳香族系エポキシモノマー、含窒素環系エポキシモノマーなどが挙げられ、好ましくは、脂環族系エポキシモノマー、芳香族系エポキシモノマーが挙げられる。
脂環族系エポキシモノマーとしては、例えば、シクロヘキセンオキシド骨格を有する脂環族系エポキシモノマーが挙げられ、好ましくは、3,4−エポキシシクロヘキセニルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキセンカルボキシレートなどが挙げられる。
芳香族系エポキシモノマーとしては、例えば、フルオレン骨格を有するフルオレン変性体が挙げられ、好ましくは、ビスフェノキシエタノールフルオレンジグリシジルエーテル、ビスフェノールフルオレンジグリシジルエーテルなどが挙げられる。
重合開始剤としては、例えば、熱重合開始剤、光重合開始剤などが挙げられ、好ましくは、光重合開始剤が挙げられる。そのような光重合開始剤としては、例えば、光酸発生剤が挙げられ、より具体的には、ジアゾニウム塩、スルホニウム塩、ヨードニウム塩、ホスホニウム塩、セレニウム塩などのオニウム塩が挙げられる。また、これらの対イオンとしては、例えば、CF3SO3 -、BF4 -、PF6 -、AsF6 -、SbF6 -などのアニオンが挙げられる。光酸発生剤としては、スルホニウム塩とSbF6 -との塩として、より具体的には、4,4’-ビス[ジ(βヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ]フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートが挙げられる。これら重合開始剤は、単独使用または2種以上併用することができる。
重合開始剤の配合割合は、エポキシ系モノマー成分100重量部に対して、例えば、0.1〜10重量部である。
また、エポキシ系粘着剤組成物には、例えば、硬化触媒などの添加剤を、適宜の割合で、添加することができる。
硬化触媒として、例えば、イミダゾール系熱硬化触媒が挙げられる。
そして、エポキシ系モノマー成分、重合開始剤および必要により添加剤を配合することにより、エポキシ系粘着剤組成物を調製する。なお、エポキシ系粘着剤組成物を、溶媒(例えば、メチルエチルケトン、プロピオンカーボネートなど)を適宜の割合で配合したエポキシ系粘着剤組成物のワニスとして調製することもできる。
そして、オーバークラッド層4を形成するには、例えば、上記のように調整した樹脂組成物を型板の表面に塗布し、次いで、樹脂組成物を重合させて、フィルムに形成した後、フィルムをコア層3の表面に転写して積層する。あるいは、樹脂組成物をコア層3の表面に塗布した後、樹脂組成物を重合させる。
型板を形成する材料は、上記した基材と同様の材料が挙げられる。好ましくは、PETが挙げられる。型板の表面、より具体的には、型板の表面(塗布される樹脂組成物と接触する面)は、算術平均表面粗さが0.05〜5μmの凹凸構造に形成されている。型板の上面の算術平均表面粗さの好適な範囲は、上記したオーバークラッド層4の表面の好適な範囲と同様である。また、算術平均表面粗さは、上記と同様にして求められる。型板の表面の凹凸構造は、エンボス加工など公知の方法により形成することができる。
樹脂組成物を型板の表面に塗布する方法としては、キャスティング、スピンコータなどの塗布方法が挙げられる。なお、塗布後、樹脂組成物がワニスとして調製されている場合には、必要により、80〜120℃で5〜30分間加熱して乾燥させる。
樹脂組成物を重合させるには、樹脂組成物が、光重合開始剤を含んでいる場合には、例えば、紫外線などの光を、例えば、照射量、10〜10000mJ/cm2で照射する。また、樹脂組成物が熱重合開始剤を含んでいる場合には、例えば、60〜150℃で、5〜30分間加熱する。これにより、フィルムを型板の表面(上面)に形成する。
次いで、型板に積層されるフィルムを上下反転させ、フィルムをアンダークラッド層2の上に、コア層3を被覆するように積層した後、型板をフィルムから引き剥がす。なお、このフィルムの積層において、必要により、加熱および加圧することができ、例えば、0.1〜0.5MPa、60〜100℃で加熱および加圧することができる。
また、樹脂組成物(液状の樹脂組成物)をコア層3の表面に塗布する方法としては、例えば、キャスティング、スピンコータなどの塗布方法が挙げられる。なお、塗布後、樹脂組成物がワニスとして調製されている場合には、必要により、例えば、80〜120℃で5〜30分間加熱して乾燥させる。
その後、上記と同様の型板を、その凹凸構造の表面と、塗布された樹脂組成物の表面とが接触するように、樹脂組成物の表面に積層し、5〜30分間放置した後、型板を樹脂組成物から引き剥がす。
これにより、コア層3の表面に、接着機能を有し、コア層3の屈折率より低い屈折率を有するオーバークラッド層4を形成することができる。
このようにして形成されるオーバークラッド層4の厚みは、コア層3の厚みより少なくとも10μm以上厚く、例えば、15〜110μmである。
次いで、この方法では、図2(d)に示すように、基材15を除去する。基材15の除去として、例えば、エッチング、剥離などが用いられる。
このようにして、アンダークラッド層2、コア層3およびオーバークラッド層4を備える光導波路フィルム1を用意することができる。
なお、光導波路フィルム1では、オーバークラッド層4を、ラミネート圧400kPa、温度130℃でシリコンウエハに貼着した場合、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力(つまり、接着力であって、後の実施例で詳述する本接着ラミネート強度)が、例えば、0.1N/20mm以上、好ましくは、0.2N/20mm以上であり、通常、5N/20mm以下である。本接着ラミネート強度が上記した範囲内にあれば、シリコンウエハに対して位置決めした後には、確実にシリコンウエハに接着することができる。
また、オーバークラッド層4を、ラミネート圧0.1kPa、温度25℃でシリコンウエハに貼着した場合、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力(つまり、接着力であって、後の実施例で詳述する仮接着ラミネート強度)が、例えば、0.5N/20mm以下、好ましくは、0.4N/20mm以下であり、通常、0.1N/20mm以上である。仮接着ラミネート強度が上記した範囲内にあれば、シリコンウエハに対して位置決めする時にシリコンウエハに仮接着した場合、光導波路フィルム1が位置ずれしているときに、光導波路フィルム1を容易に引き剥がして位置修正することができる。
次に、この光導波路フィルム1を支持基板6に貼着して、本発明の光基板の一実施形態である光基板7を製造する方法について、図3を参照して説明する。
まず、この方法では、図3(a)が参照されるように、支持基板6を用意して、その支持基板6に第1位置決めマーク8を形成する。
支持基板6は、例えば、シリコンウエハなどの無機材料の薄板からなっている。支持基板6は、例えば、平面視において、光導波路フィルム1よりわずかに大きい略矩形平帯状に形成されている。支持基板6の厚みは、例えば、25〜5000μmである。
第1位置決めマーク8は、光導波路フィルム1の位置決めに用いられるマークであって、支持基板6の幅方向両端部の上面において、溝部として形成されている。また、第1位置決めマーク8は、例えば、平面視において、+字形状、円形状、矩形状などの適宜の形状に形成されている。なお、第1位置決めマーク8は、支持基板6にあらかじめ形成されていてもよい。
また、この方法では、図1の破線および図3(a)が参照されるように、光導波路フィルム1のアンダークラッド層2に第2位置決めマーク9を形成する。より具体的には、第2位置決めマーク9を、アンダークラッド層2の幅方向両端部の下面において、溝部として形成する。第2位置決めマーク9は、第1位置決めマーク8に対応して第1位置決めマーク8と平面視において同一形状に形成されており、光導波路フィルム1の位置決めに用いられるマークである。なお、第2位置決めマーク9は、アンダークラッド層2の形成と同時に、形成されていてもよい。
次いで、この方法では、図3(a)に示すように、支持基板6の表面とオーバークラッド層4の表面とを接触させながら、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9によって、光導波路フィルム1を支持基板6に対して位置決めする。
すなわち、まず、光導波路フィルム1を上下反転させて、光導波路フィルム1と支持基板6とを対向配置して、オーバークラッド層4の下面(上下反転前の上面であって、上下反転後の下面)を支持基板6の上面に当接させて接触させる。
次いで、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9を上方から視認する。この視認において、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9が平面視において重複していない場合、すなわち、光導波路フィルム1が支持基板6に対して位置決めされていない場合には、オーバークラッド層4の下面と支持基板6の上面とを接触させながら、図3(a)の矢印で示すように、光導波路フィルム1を支持基板6の上面で滑らせる。
その後、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9を上方から視認して、図3(b)に示すように、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9が平面視において重複している場合、すなわち、光導波路フィルム1が支持基板6に対して位置決めされた場合には、位置決めされた光導波路フィルム1を支持基板6に対して、仮接着させる。仮接着においては、図3(b)の仮想線の矢印で示すように、光導波路フィルム1を下方に向かって、例えば、0.1〜1KPaの圧力で貼着する。また、この仮接着後、再度、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9が平面視において重複している否かを確認する。この場合において、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9が平面視において重複していない場合(図3(a)参照)には、一旦、光導波路フィルム1を上方に引き上げて、光導波路フィルム1を支持基板6から引き剥がし、再度、上記した位置決め操作を繰り返す。
その後、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9が平面視において重複していれば、図3(c)に示すように、位置決めされた光導波路フィルム1のオーバークラッド層4を、加熱および加圧により硬化させて、光導波路フィルム1を支持基板6に対して接着させる。
加熱温度は、例えば、80〜150℃、好ましくは、100〜130℃に設定され、また、圧力は、例えば、1〜500KPa、好ましくは、100〜300KPaに設定される。
これにより、支持基板6と、支持基板6に貼着される光導波路フィルム1とを備える光基板7を得ることができる。
そして、この方法により得られる光導波路フィルム1は、オーバークラッド層4が接着機能を有するので、支持基板6に対する位置決め時においては、オーバークラッド層4を支持基板6の表面に直接接着させることができる。そのため、光導波路フィルム1に第2位置決めマーク9を形成し、支持基板6に第1位置決めマーク8をそれぞれ形成しても、第1位置決めマーク8および第2位置決めマーク9を厚み方向から正確に視認することができる。その結果、光導波路フィルム1は、支持基板6に対する精度のよい位置決めを達成することができる。
また、この光導波路フィルム1は、オーバークラッド層4が接着機能を有するので、支持基板6に対する接着において、接着剤層を別途設ける必要がない。そのため、光導波路フィルム1の軽薄化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
また、この光基板7は、精度のよい位置決めが達成された光導波路フィルム1が支持基板6に貼着されているので、優れた接続信頼性を確保することができる。
なお、上記した説明では、オーバークラッド層4に接着機能を持たせたが、オーバークラッド層4に加え、あるいは、オーバークラッド層4に代えて、アンダークラッド層2に接着機能を持たせることもできる。なお、オーバークラッド層4に代えて、アンダークラッド層2に接着機能を持たせる場合には、光基板7の製造において、光導波路フィルム1を上下反転させず、アンダークラッド層2の表面と光基板7の表面とを接触させる。
また、上記した説明では、オーバークラッド層4の表面を凹凸構造に形成したが、これに限定されず、例えば、平坦状に形成することもできる。好ましくは、オーバークラッド層4の表面を凹凸構造に形成する。オーバークラッド層4の表面を凹凸構造に形成すれば、支持基板6への仮接着においては、オーバークラッド層4の凹凸構造の表面を支持基板6と接触させるので、仮接着の接着力(仮接着ラミネート強度)を低減させることができる。そのため、位置決め時における剥離を容易にして、仮接着および剥離(位置修正)を繰り返すことができるので、優れた位置決め精度を得ることができる。
さらに、アンダークラッド層2に接着機能を持たせ、かつ、そのアンダークラッド層2の表面に凹凸構造を形成することもできる。
次に、本発明の光基板の他の実施形態を製造する方法について、図4および図5を参照して説明する。なお、上記した各部に対応する部材については、以降の各図において同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4において、支持基板6の長手方向一方には、光学素子としての発光素子10および発光素子10に接続される発光側光ファイバー18が設けられ、長手方向他方には、光学素子としての受光素子11および受光素子11に接続される受光側光ファイバー19が設けられている。
発光素子10は、面発光レーザー(VCSEL)や発光ダイオード(LED)などであって、発光素子10で発光した光を、発光側光ファイバー18から受光側光ファイバー19に向けて出射している。
受光素子11は、フォトダイオード(PD)などであって、受光側光ファイバー19から入射された光を受光しており、入射光の光量を検知している。
なお、発光側光ファイバー18および受光側光ファイバー19は、複数(4本)の光軸が配置されるマルチモードファイバーである。
これにより、図4の点線で示すように、発光素子10および受光素子11間、より具体的には、発光側光ファイバー18および受光側光ファイバー19間において、支持基板6の上に、複数(4本)の光軸20が配置される。なお、光軸20は、例えば、調芯ユニットなどを用いて、発光側光ファイバー18および受光側光ファイバー19の配置が調整されることにより、配置される。
そして、まず、この方法では、図5(a)に示すように、支持基板6の表面とオーバークラッド層4の表面とを接触させながら、コア層3が発光素子10および受光素子11間の光軸20により貫通されるように、光導波路フィルム1を支持基板6に対して位置決めする。
より具体的には、図4が参照されるように、受光素子11により、発光素子10から入射光を十分に検知しているか否か、すなわち、コア層3が光軸20により貫通されているか否かを判定する。この判定において、コア層3が光軸20により貫通されていない場合には、オーバークラッド層4の下面と支持基板6の上面とを接触させながら、図4および図5(a)の矢印で示すように、光導波路フィルム1を支持基板6の上面で滑らせる。
その後、再度、コア層3が光軸20により貫通されているか否かを判定して、図5(b)に示すように、受光素子11により、発光素子10からの入射光を十分に検知している場合、すなわち、コア層3が光軸20により貫通された場合には、位置決めされた光導波路フィルム1を支持基板6に対して、仮接着させる。また、この仮接着後、再度、コア層3が光軸20により貫通されている否かを確認する。この場合においてコア層3が光軸20により貫通されていない場合(図5(a)参照)には、一旦、光導波路フィルム1を上方に引き上げて、光導波路フィルム1を支持基板6から引き剥がし、再度、上記した位置決め操作を繰り返す。
その後、コア層3が光軸20により貫通されていれば、図5(c)に示すように、位置決めされた光導波路フィルム1のオーバークラッド層4を、加熱および加圧により硬化させて、光導波路フィルム1を支持基板6に対して接着する。
この方法では、光軸20を用いて光導波路フィルム1を支持基板6に対して位置決めするので、確実かつ簡便に、優れた信頼性が確保された光基板7を得ることができる。
以下に実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例および比較例に何ら制限されるものではない。なお、以下の説明において、「部」および「%」は、特に明記のない限り、重量基準である。
実施例1
(光導波路フィルムの作製)
140mm×140mmのガラス板の上に、表1の処方に従って調製したエポキシ系樹脂組成物Aをスピンコータで塗布し、その後、紫外線照射して、次いで、120℃で15分間、加熱して硬化(予備硬化)させることにより、厚み25μmのアンダークラッド層を形成した(図2(a)参照)。アンダークラッド層の波長830nmにおける屈折率は1.542であった。
次いで、アンダークラッド層の上に、表1の処方に従って調製したエポキシ系樹脂組成物Bをスピンコータで塗布し、その後、フォトマスクを介して紫外線露光して、次いで、γ−ブチルラクトン水溶液で現像した後、120℃で15分間、加熱して硬化(予備硬化)させることにより、厚み50μmのコア層を形成した(図2(b)参照)。このコア層の幅は50μm、各コア層間の間隔は200μmであり、波長830nmにおける屈折率は1.602であった。
次いで、上面を凹凸構造に加工処理(サンドマット処理)したPETフィルム(EMBLET SM−38、厚み38μm、ユニチカ社製)を用意し、次いで、このPETフィルムの上面に、表1の処方に従って調製したアクリル系粘着剤組成物Cを塗布し、その後、紫外線により光重合させて、アクリル樹脂からなるフィルムを作製した(図2(c)参照)。このフィルムの厚みは、40μmであった。続いて、PETフィルムの上に積層されたアクリル樹脂からなるフィルムを上下反転させた後、このアクリル樹脂のフィルムを、アンダークラッド層の上に、コア層を被覆するように、ラミネート圧400kPa、温度100〜130℃で積層した。その後、PETフィルムを樹脂フィルムから引き剥がした。なお、このオーバークラッド層の波長830nmにおける屈折率は1.602であり、オーバークラッド層の上面の算術平均表面粗さRaは0.1〜3.0μmであった。なお、算術平均表面粗さRaは、レーザー顕微鏡(1LM21H、Lasertec社製)を用いた表面観察から算出した。
その後、ガラス板をアンダークラッド層から剥離して、アンダークラッド層、コア層およびオーバークラッド層からなる光導波路フィルムを作製した。
(光基板の作製)
シリコンウエハに、波長780nmのフェムト秒レーザーを用いて第1位置決めマークを形成した。また、作製した光導波路フィルムのアンダークラッド層に、KrFエキシマレーザーを用いて第2位置決めマークを形成した。
次いで、光導波路フィルムをシリコンウエハの表面に配置し、シリコンウエハの表面で滑らせながら、光学顕微鏡で第1位置決めマークおよび第2位置決めマークを観察しながら、光導波路フィルムをシリコンウエハに対して位置決めした(図3(a)参照)。
そして、光導波路フィルムをシリコンウエハに、ラミネート圧0.1kPa、温度25℃で、仮接着した(図3(b)参照)。その後、光導波路フィルムをシリコンウエハに、ラミネート圧400kPa、温度130℃で、本接着した(図3(c)参照)。
これにより、シリコンウエハに光導波路フィルムが貼着された光基板を作製した。
また、本接着後の第1位置決めマークおよび第2位置決めマークとのずれの長さを測長顕微鏡にて測定して、本接着前後のずれ量を算出したところ、5μm以内であることを確認した。
さらに、本接着後の光導波路フィルムの厚みを測長顕微鏡にて測定して、本接着前後の厚みの変化量を算出したところ、5μm以内であることを確認した。
実施例2
実施例1のオーバークラッド層の形成において、アクリル樹脂からなるフィルムとして、NA590(アクリル樹脂のテープ、厚み25μm、日東電工社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして、オーバークラッド層を形成して、光導波路フィルムを作製し、続いて、光基板を作製した。なお、オーバークラッド層の厚みは25μmであった。
実施例3
実施例1のオーバークラッド層の形成において、凹凸構造に加工処理したPETに代えて、通常のPETフィルム(凹凸構造に加工処理していないPETフィルム)を用いた以外は、実施例1と同様にして、オーバークラッド層を形成して光導波路フィルムを作製し、続いて、光基板を作製した。なお、オーバークラッド層の上面は平坦状に形成された。
また、オーバークラッド層の厚みは40μmであった。
実施例4
実施例1のオーバークラッド層の形成において、表1の処方に従って調製したエポキシ系樹脂組成物Dを、コア層を含むアンダークラッド層の上に、スピンコータにより塗布した後、90℃で10分間乾燥(プリベーク)させることにより、オーバークラッド層を形成し、さらに、本接着後に、150℃で30分間エージングして、熱硬化(ポストベーク)させた以外は、実施例1と同様にして、オーバークラッド層を形成して、光導波路フィルムを作製し、続いて、光基板を作製した。なお、オーバークラッド層の厚みは50μmであった。
実施例5
実施例1と同様にして、光導波路フィルムを形成した。次いで、手動調芯ユニットを用いて、VCSEL(波長850nm)に接続されるVCSEL側光ファイバーと、PDに接続されるPD側光ファイバーとを、シリコンウエハの上で、光軸が配置されるように、設けた(図4参照)。
続いて、光導波路フィルムをシリコンウエハの表面に配置して、VCSELを発光させながら、シリコンウエハの表面で滑らせて、コア層が光軸に貫通されて、PDが最大受光量を検知したときに、光導波路フィルムをシリコンウエハに対して位置決めした(図5(a)参照)。
そして、光導波路フィルムをシリコンウエハに、ラミネート圧0.1kPa、温度25℃で、仮接着した(図5(b)参照)。その後、光導波路フィルムをシリコンウエハに、ラミネート圧400kPa、温度130℃で、本接着した(図5(c)参照)。
これにより、シリコンウエハに光導波路フィルムが貼着された光基板を作製した。この光基板は、光導波路フィルムがシリコンウエハに対して精度よく位置決めされた。
比較例1
実施例1のオーバークラッド層の形成において、エポキシ系樹脂組成物Aをスピンコータで塗布し、その後、紫外線照射し、次いで、120℃で15分間加熱して硬化させて、オーバークラッド層を形成して、光導波路フィルムを作製し、続いて、光基板を作製した。なお、このオーバークラッド層は、粘着性(表面タック性)が実質的にない樹脂として形成された。また、オーバークラッド層の厚みは75μmであった。
Figure 2009036924
(評価)
1)光損失量
実施例1〜4および比較例1の光導波路フィルムを、ダイサー(DAD522、ディスコ社製)にてコア層の長さが100mmとなるように切断した。これを、マルチモードファイバーによって波長850nmのVCSELと光学的に接続して、また、レンズで集光させてPDにて検知することで、光損失量を測定した。その結果を、表2に示す。
2)シリコンウエハに対する滑り性、仮接着機能、仮接着および本接着におけるラミネート強度
実施例1〜4および比較例1の位置決めにおいて、光導波路フィルムのシリコンウエハに対する滑り性および仮接着機能を評価した。滑り性の評価において、○は滑り性が良好であり、×は滑り性が不良であることを示す。また、仮接着機能の評価において、○は、仮接着できたことを示し、×は、仮接着できなかったことを示す。
また、仮接着ラミネート強度を、支持基板上に仮接着された光導波路フィルムに対する90°ピール試験によって測定した。90°ピール試験では、仮接着後の光導波路フィルムを、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力を算出した。
また、本接着ラミネート強度を、支持基板上に本接着された光導波路フィルムに対する90°ピール試験によって測定した。90°ピール試験では、本接着後の光導波路フィルムを、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力を算出した。これらの結果を表2に示す。
3)本接着前後におけるずれ量および厚みの変化量
実施例1〜4および比較例1における本接着前後のずれ量および厚みの変化量の結果を、表2に示す。
Figure 2009036924
本発明の光導波路フィルムの一実施形態の幅方向に沿う断面図である。 図1に示す光導波路フィルムの製造方法を示す工程図であって、(a)は、基材の上に、アンダークラッド層を形成する工程、(b)は、コア層を、アンダークラッド層の上に形成する工程、(c)は、オーバークラッド層を、アンダークラッド層の上に、コア層を被覆するように形成する工程。(d)は、基材を除去する工程を示す。 図1に示す光導波路フィルムを支持基板に貼着して、光基板を製造する方法の工程図であって、(a)は、第1位置決めマークおよび第2位置決めマークによって、光導波路フィルムを支持基板に対して位置決めする工程、(b)は、位置決めされた光導波路フィルムを支持基板に対して、仮接着させる工程、(c)は、オーバークラッド層を、加熱および加圧により硬化させて、光導波路フィルムを支持基板に対して接着させる工程を示す。 図1に示す光導波路フィルムを、支持基板に対して光軸を用いて位置決めして、光基板を製造する方法の説明図である。 図1に示す光導波路フィルムを支持基板に貼着して、光基板を製造する方法の工程図であって、(a)は、光軸によって、光導波路フィルムを支持基板に対して位置決めする工程、(b)は、位置決めされた光導波路フィルムを支持基板に対して仮接着させる工程、(c)は、オーバークラッド層を、加熱および加圧により硬化させて、光導波路フィルムを支持基板に対して接着させる工程を示す。
符号の説明
1 光導波路フィルム
2 アンダークラッド層
3 コア層
4 オーバークラッド層
6 支持基板
7 光基板
8 第1位置決めマーク
9 第2位置決めマーク
10 発光素子
11 受光素子

Claims (12)

  1. 接着機能を有するクラッド層および前記クラッド層に被覆されるコア層を備えていることを特徴とする、光導波路フィルム。
  2. ラミネート圧400kPa、温度130℃でシリコンウエハに貼着した場合、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力が、0.1N/20mm以上であることを特徴とする、請求項1に記載の光導波路フィルム。
  3. ラミネート圧0.1kPa、温度25℃でシリコンウエハに貼着した場合、剥離速度50mm/minでシリコンウエハの表面に対して90°の方向に剥離したときの抵抗力が、0.5N/20mm以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の光導波路フィルム。
  4. 前記クラッド層が、アクリル樹脂および/またはエポキシ樹脂を含んでいることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の光導波路フィルム。
  5. 前記クラッド層は、凹凸構造を表面に有していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の光導波路フィルム。
  6. コア層を形成する工程と、
    前記コア層の表面に、樹脂からなるフィルムを積層することによって、接着機能を有し、前記コア層の屈折率より低い屈折率を有するクラッド層を形成する工程と
    を備えることを特徴とする、光導波路フィルムの製造方法。
  7. コア層を形成する工程と、
    前記コア層の表面に、液状の樹脂組成物を塗布し、次いで、前記樹脂組成物を乾燥させることによって、接着機能を有し、前記コア層の屈折率より低い屈折率を有するクラッド層を形成する工程と
    を備えていることを特徴とする、光導波路フィルムの製造方法。
  8. 支持基板と、
    前記支持基板に貼着される、請求項1〜5のいずれかに記載の光導波路フィルムと
    を備えることを特徴とする、光基板。
  9. 支持基板に第1位置決めマークを形成し、請求項1〜5のいずれかに記載の光導波路フィルムに前記第1位置決めマークと対応する第2位置決めマークを形成し、次いで、前記支持基板の表面と前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記第1位置決めマークおよび前記第2位置決めマークによって、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めし、その後、位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させることにより得られることを特徴とする、光基板。
  10. 支持基板の表面と請求項1〜5のいずれかに記載の光導波路フィルムの前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記コア層が光学素子間の光軸により貫通されるように、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めし、その後、位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させることにより得られることを特徴とする、光基板。
  11. 支持基板に第1位置決めマークを形成する工程と、
    請求項1〜5のいずれかに記載の光導波路フィルムに、前記第1位置決めマークと対応する第2位置決めマークを形成する工程と、
    前記支持基板の表面と前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記第1位置決めマークおよび前記第2位置決めマークによって、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めする工程と、
    位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を、加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させる工程と
    を備えていることを特徴とする、光基板の製造方法。
  12. 支持基板の表面と請求項1〜5のいずれかに記載の光導波路フィルムの前記クラッド層の表面とを接触させながら、前記コア層が光学素子間の光軸により貫通されるように、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して位置決めする工程と、
    位置決めされた前記光導波路フィルムの前記クラッド層を、加熱および加圧により硬化させて、前記光導波路フィルムを前記支持基板に対して接着させる工程と
    を備えていることを特徴とする、光基板の製造方法。
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