JP2009036432A - 蒸気調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低酸素状態で良好な調理ができるとともに利便性を向上できる蒸気調理器を提供する。
【解決手段】加熱室20内に蒸気を供給して被加熱物Fを調理する蒸気調理器1において、加熱室20の底面20aに溜まる水を排水孔111aを介して排水する排水手段110を備え、排水手段110は環状に配される可撓性のチューブ112と、チューブ112の長手方向に沿って回転しながらチューブ112を順次押圧するローラー125とを有したチューブポンプ120から成り、流体を一方向に搬送するとともに逆方向の流体の流通を阻止する。チューブポンプ120は調理開始から所定期間が経過して調理終了前に駆動される。
【選択図】図5

Description

本発明は、加熱室内に蒸気を噴出して被加熱物の調理を行う蒸気調理器に関する。
従来の蒸気調理器は特許文献1に開示されている。この蒸気調理器は過熱蒸気を加熱媒体とし、加熱室内に配された受皿上に被加熱物が載置される。加熱室の側方には水タンクが配され、水タンクから給水路を介して蒸気発生装置に給水される。蒸気発生装置は供給された水によって蒸気を生成して蒸気昇温装置に送出する。蒸気昇温装置は蒸気を更に加熱して過熱蒸気を生成し、過熱蒸気を加熱室に噴出して低酸素状態で被加熱物の調理が行われる。これにより、被加熱物の酸化を防止し、脂質の酸化による臭いの発生や味の劣化を防止して良好な調理を行うことができる。
特開2005−61816号公報
しかしながら、上記従来の蒸気調理器によると、低酸素状態を維持するために大量の過熱蒸気を加熱室に噴出すると蒸気の結露による結露水が加熱室の底面に溜まる。このため、調理終了時に加熱室の底面に溜まった結露水を拭き取る作業が必要となり、蒸気調理器の利便性が悪い問題があった。
本発明は、低酸素状態で良好な調理ができるとともに利便性を向上できる蒸気調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、加熱室内に蒸気を供給して被加熱物を調理する蒸気調理器において、前記加熱室の底面に溜まる水を排水孔を介して排水する排水手段を備え、前記排水手段は流体を一方向に搬送するとともに逆方向の流体の流通を阻止し、調理開始から所定期間が経過して調理終了前に駆動されることを特徴としている。
この構成によると、加熱室には蒸気が供給され、低酸素状態で調理が行われる。調理開始から所定期間が経過すると加熱室の底面には蒸気の結露による結露水が溜まり、排水手段により排水される。排水手段は加熱室への外気の侵入を阻止し、加熱室内の低酸素状態が維持される。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記排水手段は、環状に配される可撓性のチューブと、前記チューブの長手方向に沿って回転しながら前記チューブを順次押圧するローラーとを有したチューブポンプを備えることを特徴としている。この構成によると、環状に配されたチューブに沿ってローラーが回転し、チューブ内の水が一方向に押し出される。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、複数の前記ローラーを周方向に並設したことを特徴としている。この構成によると、一のローラーがチューブから離れた際に他のローラーによってチューブが押圧される。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、蒸気発生用の水の消費量を検知し、所定量消費した際に前記排水手段を駆動したことを特徴としている。この構成によると、蒸気発生用の水を溜める水タンクや加熱容器の水位を検知し、所定量の水が消費されると排水手段により排水が開始される。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記排水孔が前記加熱室の底面から離れて下向きに開口するとともに前記加熱室の底面の液滴の状態を検知する液滴センサを設け、液滴が面状に繋がった際に前記排水手段を駆動したことを特徴としている。この構成によると、加熱室の底面に結露水が面状に繋がったことを液滴センサにより検知すると、排水手段により排水が開始される。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記加熱室の底面の離れた地点間の抵抗値により液滴の状態を検知することを特徴としている。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記排水孔が前記加熱室の底面から離れて下向きに開口することを特徴としている。この構成によると、排水孔は加熱室の底面から所定の隙間を介して離れた配管の開口部から成り、加熱室の底面に溜まる水が排水孔から吸引して排水される。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記排水手段は、前記加熱室の底面上の結露水が表面張力によって面状に繋がった状態が維持される速度で前記排水孔から吸引することを特徴としている。この構成によると、表面張力により面状に繋がる結露水は排水孔から徐々に吸い出され、排水孔から離れた位置の結露水が排水孔に引き寄せられる。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、調理終了後に前記排水手段を所定期間駆動したことを特徴としている。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記加熱室の底面に配される加熱ヒータを備え、前記排水手段の停止後に前記加熱ヒータを駆動したことを特徴としている。この構成によると、加熱室の底面に残留する結露水が加熱ヒータによって蒸発する。
また本発明は上記構成の蒸気調理器において、前記加熱室は気密性を有し、蒸気の供給によって酸素濃度が大気よりも低いことを特徴としている。
本発明によると、流体を一方向に搬送して逆方向の流体の流通を阻止する排水手段により加熱室の底面に溜まる水を排水するので、調理後に加熱室の底面を拭き取る作業を必要とせず蒸気調理器の利便性を向上することができる。また、加熱室への外気の流入が阻止され、加熱室を低酸素状態に維持して良好な調理を行うことができる。更に、調理開始から所定期間が経過して調理終了前に排水手段が駆動されるので、結露水が溜まるまで排水手段を停止して電力消費を抑制するとともに調理の終了後迅速に排水を終えることができる。
また本発明によると、排水手段がチューブポンプを備えるので、加熱室から結露水を排水して加熱室への外気の流入を阻止する排水手段を容易に実現することができる。
また本発明によると、チューブポンプは複数のローラーが周方向に並設されるので、チューブが常にローラーにより押圧される。従って、外気の流入を確実に阻止することができる。
また本発明によると、蒸気発生用の水の消費量を検知し、所定量消費した際に排水手段を駆動したので、結露水が溜まるまでの期間を正確に検知して電力消費を抑制することができる。
また本発明によると、液滴センサの検知により加熱室の底面の液滴が面状に繋がった際に排水手段を駆動したので、結露水が溜まるまでの期間を正確に検知して電力消費を抑制することができる。
また本発明によると、液滴センサは加熱室の底面の離れた地点間の抵抗値により液滴の状態を検知するので、液滴が面状に繋がった状態を容易に検知することができる。
また本発明によると、加熱室の底面から離れて下向きに開口するので、加熱室の底面に溜まる水に含まれた異物が排水手段に侵入することが防止される。従って、排水手段の異物による詰まりを防止することができる。
また本発明によると、排水手段が加熱室の底面上の結露水が表面張力によって面状に繋がった状態が維持される速度で排水孔から吸引するので、加熱室の底面に残留する結露水を低減することができる。
また本発明によると、調理終了後に排水手段を所定期間駆動したので、加熱室の底面に残留する結露水を低減することができる。
また本発明によると、排水手段の停止後に加熱室の底面に配される加熱ヒータを駆動したので、加熱室の底面に残留する結露水を低減することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は一実施形態の蒸気調理器を示す正面図及び側面図である。蒸気調理器1は過熱蒸気によって被加熱物を調理する。蒸気調理器1は直方体形状のキャビネット10を備えている。キャビネット10の正面には扉11が設けられる。
扉11は下端を中心に垂直面内で回動可能に枢支され、上部には扉11を開閉するためのハンドル12が設けられている。扉11の中央部11Cには耐熱ガラスをはめ込んで内部を視認できる透過部11a(図3参照)が設けられる。中央部11Cの左右には金属製装飾板を表面に設けた左側部11L及び右側部11Rが対称的に配置されている。扉11の右側部11Rには操作パネル13が設けられている。
図3は扉11を開いた状態の蒸気調理器1の正面図を示している。扉11はハンドル12を把持して手前に引くと回動し、垂直な閉鎖状態から水平な開放状態へと90゜姿勢を変えることができる。扉11を開くとキャビネット10の正面が露出する。
扉11の中央部11Cに対応する箇所には加熱室20が設けられる。扉11の左側部11Lに対応する箇所には水タンク室70が設けられ、蒸気発生用の水を貯溜する水タンク71が収納される。扉11の右側部11Rに対応する箇所には特に開口部は設けられていないが、内部に制御基板(不図示)が配置されている。
加熱室20は略直方体に形成され、扉11に面した正面側の全面が被加熱物F(図5参照)を出し入れするための開口部20dになっている。扉11の回動により開口部20dが開閉される。加熱室20の壁面はステンレス鋼板で形成され、加熱室20の外周面には断熱対策が施されている。
図4は加熱室20内の詳細を示す正面図である。加熱室20の側壁には複数の受皿支持部20b、20cが異なる高さに設けられる。上段の受皿支持部20bは反射部68よりも下方に設けられる。受皿支持部20b、20cの一方または両方にはステンレス鋼板製の受皿21が係止される。受皿21上には被加熱物Fを載置するステンレス鋼線製のラック22が設置される。
過熱蒸気により調理を行う場合は、上段の受皿支持部20bに受皿21が設置される。これにより、後述するように反射部68の反射によって被加熱物Fの下面に過熱蒸気を導くことができる。上段及び下段の受皿支持部20b、20cに受皿21を設置してもよい。これにより、一度に多くの被加熱物Fを調理することができる。
この時、受皿支持部20bに配される受皿21は通気性を有するように形成され、下段の受皿21上の被加熱部の上面に過熱蒸気が供給される。また、下段の受皿21上の被加熱部の下面は加熱室20の底面に配された加熱ヒータ101(図5参照)により加熱される。
加熱室20の奥側の背壁には左右方向の略中央部に吸気口28が設けられ、左方下部に排気口32aが設けられる。反射部68は加熱室20の両側壁に凹設され、表面が曲面により形成されている。後述する噴出カバー61から反射部68に向けて側方に噴き出された過熱蒸気は反射部68で反射して被加熱物F(図5参照)の下方に導かれるようになっている。
加熱室20の天面には、過熱蒸気を噴き出すステンレス鋼板から成る噴出カバー61が取り付けられる。噴出カバー61の右側部の手前側には加熱室20内を照明する照明装置69が設けられる。
噴出カバー61は平面視が矩形に対して前部の両コーナーが面取りされた略六角形に形成されている。噴出カバー61は上下両面とも塗装等の表面処理によって暗色に仕上げられている。これにより、蒸気加熱ヒータ41(図5参照)の輻射熱を吸収して噴出カバー61の下面から加熱室20に輻射される。
噴出カバー61の底面及び周面には複数の噴気口65、66(図5参照)が設けられる。各噴気口65、66の周縁は筒状に形成され、噴気口65、66の軸方向に気流を案内することができる。
図5は蒸気調理器1の内部の概略構造を示している。同図において、加熱室20は側面から見た図になっている。水タンク71は前述の図3に示すように加熱室20の左方に配され、ジョイント部58を介してタンク水位検出容器91と連通する。これにより、キャビネット10(図2参照)に対して水タンク71が着脱自在になっている。
タンク水位検出容器91には水位センサ56が設けられる。水位センサ56は複数の電極を有し、電極間の導通により水位を検知する。本実施形態ではGND電極と3本の検知電極によって水位を3段階に検知している。水位センサ56の検知によって水タンク71の水位が所定水位よりも低下すると、給水を促すように報知される。
タンク水位検出容器91には給水路55が底部まで延びて浸漬される。給水路55は経路途中に給水ポンプ57が設けられ、蒸気発生装置50に接続される。蒸気発生装置50は軸方向が垂直な筒型のポット51を有し、給水ポンプ57の駆動によって水タンク71からポット51に給水される。
ポット51は金属、合成樹脂、セラミック或いはこれらの異種材料の組み合わせ等により筒型に形成され、耐熱性を有している。ポット51内には螺旋状のシーズヒータから成る蒸気発生ヒータ52が浸漬される。蒸気発生ヒータ52の通電によってポット51内の水が昇温され、蒸気が発生する。
ポット51内には上面から螺旋状の蒸気発生ヒータ52内に延びた筒状の隔離壁51aが設けられる。隔離壁51aにより蒸気発生ヒータ52と隔離される水位検知室51bが形成される。隔離壁51aはポット51の底面に対して隙間を有するように形成され、水位検知室51bの内部と外部とが連通して同じ水位に維持される。
水位検知室51b内にはポット51内の水位を検知するポット水位検知部81が設けられる。ポット水位検知部81は複数の電極を有し、電極間の導通によりポット51内の水位を検知する。蒸気発生ヒータ52と水位検知室51bとが隔離壁51aで隔離されるため、蒸気発生ヒータ52に接した水の沸騰による発泡がポット水位検知部81に伝えられにい。これにより、発泡による電極の導通を回避し、ポット水位検知部81の検知精度を向上することができる。
尚、ポット51の外周面にヒータ等を密着してポット51内の水を昇温してもよい。この時、ポット51の周壁はポット51内の水を加熱する加熱手段を構成し、水位検知室51bはポット51の周壁に対して隔離して設けられる。また、蒸気発生ヒータ52をIHヒータにより形成してもよい。
ポット51の上面には後述する循環ダクト35に接続される蒸気供給ダクト34が導出される。ポット51の周面の上部にはタンク水位検出容器91に連結される溢水パイプ98が設けられる。これにより、ポット51の溢水が水タンク71に導かれる。溢水パイプ98の溢水レベルはポット51内の通常の水位レベルよりも高く、蒸気供給ダクト34よりも低い高さに設定されている。
ポット51の下端には排水パイプ53が導出される。排水パイプ53の経路途中には排水バルブ54が設けられている。排水パイプ53は水タンク71内に設けた排水貯溜部71aに向かって所定角度の勾配を有している。これにより、排水バルブ54を開いてポット51内の水を排水貯溜部71aに排水して貯溜し、水タンク71を取り外して廃棄することができる。
加熱室20の外壁には背面から上面に亙って循環ダクト35が設けられる。循環ダクト35は加熱室20の背壁に形成された吸気口28を開口し、加熱室20の上方に配された蒸気昇温装置40に接続される。蒸気昇温装置40の下面は噴出カバー61で覆われ、上面は上カバー47で覆われる。
循環ダクト35内には遠心ファンから成る送風ファン26が設置され、蒸気供給ダクト34は送風ファン26の上流側に接続される。送風ファン26の駆動によって蒸気発生装置50により発生した蒸気は蒸気供給ダクト34を介して循環ダクト35に流入する。また、加熱室20内の蒸気は吸気口28から吸引され、循環ダクト35を通って噴出カバー61の噴気口65、66から噴き出されて循環する。蒸気の噴出しと吸引とを共通の送風ファン26により行うので、蒸気調理器1のコスト増加を抑制することができる。
尚、通常の場合加熱室20内の気体は空気であるが、蒸気調理を始めると空気が蒸気で置き換えられる。以下の説明において、加熱室20内の気体が蒸気に置き換わっているものとする。
循環ダクト35の上部には電動式のダンパ48を介して分岐する排気ダクト33が設けられる。排気ダクト33は外部に臨む開放端を有し、ダンパ48を開いて送風ファン26を駆動することにより加熱室20内の蒸気を強制排気する。また、加熱室20の下部には排気口32aを介して連通する排気ダクト32が導出される。排気ダクト32はステンレス鋼等の金属から成り、外部に臨む開放端を有して加熱室20内の蒸気を自然排気する。
蒸気昇温装置40はシーズヒータから成る蒸気加熱ヒータ41を備え、蒸気発生装置50で発生した蒸気を更に加熱して過熱蒸気を生成する。蒸気昇温装置40は平面的に見て加熱室20の天井部の中央部に配置される。また、加熱室20の天面に対して面積が狭く、小さい容積に形成して高い加熱効率が得られるようになっている。
加熱室20の側方の下部には加熱室20の底面20aに溜まる結露水を排水する排水部110(排水手段)が設けられる。排水部110は排水トレイ114、配管111、113及びチューブポンプ120を備えている。排水トレイ114は扉11の下方に着脱自在に配され、排水部110で搬送された結露水を貯溜する。また、扉11の内面に付着した結露水が扉11を開いた際に流下して排水トレイ114に貯留されるようになっている。
配管111は加熱室20の側壁に突設して屈曲した樹脂製のパイプから成る(解りやすくするため図5では背壁に描いている)。配管111の先端は加熱室20の底面20aと隙間を介して離れ、下向きに開口した排水孔111aを形成する。排水孔111aには網状のフィルター(不図示)が設けられている。
配管113は樹脂製のパイプから成り、排水トレイ114に対向して開口する。チューブポンプ120はシリコンゴム等から成る可撓性のチューブ112を保持し、配管111、113の間がチューブ112により連結される。
図6は排水部110の平面図を示している。チューブポンプ120はモータ121及び流体搬送部122から成っている。図7は流体搬送部122の平面図を示している。流体搬送部122は樹脂成形品から成るハウジング123を有している。ハウジング123は有底筒状に形成され、円筒状の周壁の一部を開口してチューブ112を挿通する挿通部123aが設けられる。
ハウジング123内には樹脂成形品から成る円形の回転板124が配される。回転板124は軸部124aをモータ121に接続して回転する。回転板124には軸方向に延びた複数のローラー125が周方向に一定間隔で突設される。ローラー125は軸部125aを中心に回転自在になっている。
チューブ112は挿通部123aを介してハウジング123の内周壁に沿って環状に配される。ハウジング123とローラー125との間はチューブ112の外径よりも狭く形成され、チューブ112がローラー125により押圧される。尚、ハウジング123の軸方向の一端の開口部は蓋部(不図示)により覆われる。
モータ121の駆動によって回転板124が矢印Aの方向に回転すると、チューブ112の長手方向に沿ってローラー125が回転しながらチューブ112を順次押圧する。これにより、チューブ112内の流体が一方向に順次押し出されて搬送され、逆方向の流体の流通が阻止される。
複数のローラー125を周方向に並設したので、一のローラー125がチューブ112から離れた際に他のローラー125によってチューブ112が押圧される。従って、チューブ112が常にローラー125により押圧され、外気の流入を確実に阻止することができる。
これにより、加熱室20の底面20aに溜まる結露水は排水孔111aから吸引され、排水トレイ114に搬送される。排水トレイ114に溜まった水は排水トレイ114を脱着して廃棄される。尚、チューブポンプ120により結露水を水タンク71の排水貯溜部71aに搬送してもよい。これにより、排水貯溜部71a内の水を水タンク71の給水時に廃棄することができ、蒸気調理器1の利便性を向上することができる。
加熱室20は気密性の高い構造に形成され、外気の流入を防止して酸素濃度が大気よりも低い低酸素調理が可能になっている。上記したように加熱室20には必要最小限の排水孔111a、吸気口28、噴気口65、66及び排気口32aが開口している。排水孔111aを介した加熱室20への外気の流入は上記のチューブポンプ120により阻止される。
吸気口28及び噴気口65、66は循環ダクト35に接続される排気ダクト33を介して外部と連通する。加熱室20に蒸気が供給される間はダンパ48が閉じられるため、吸気口28及び噴気口65、66を介した外気の流入が阻止される。また、循環ダクト35内の送風ファン26の排気側に排気ダクト33が接続される。送風ファン26の吸気側に排気ダクト33が接続されないため、吸気口28及び噴気口65、66を介した外気の流入がより確実に阻止される。
排気口32aは排気ダクト32を介して外部に連通する。加熱室20の内部は調理中に蒸気が充満して内圧が大気圧よりも高くなっている。これにより、排気口32aを介した外気の流入が阻止される。また、蒸気は空気よりも軽いため加熱室20の上部から充満する。排気口32aは加熱室20の下部に配されるため、空気が容易に排出されて加熱室20に残存する空気が低減される。従って、加熱室20内を効率よく蒸気で充満し、酸素濃度をより低下させることができる。
図8は蒸気調理器1の制御構成を示すブロック図である。蒸気調理器1はマイクロプロセッサ及びメモリを有した制御装置80を備えている。制御装置80には送風ファン26、蒸気加熱ヒータ41、ダンパ48、蒸気発生ヒータ52、排水バルブ54、給水ポンプ57、操作パネル13、ポット水位検知部81、タンク水位検知部56、温度センサ82、湿度センサ83、チューブポンプ120が接続される。制御装置80によって所定のプログラムに従って各部を制御して、蒸気調理器1が駆動される。
操作パネル13は表示部(不図示)を有し、制御状況を表示部に表示する。また、操作パネル13に配置した各種操作キーを通じて動作指令の入力を行う。操作パネル13には各種の音を出す音発生装置(不図示)も設けられている。温度センサ82は加熱室20内の温度を検知する。湿度センサ83は加熱室20内の湿度を検知する。
上記構成の蒸気調理器1において、扉11を開けて水タンク71を水タンク室70から引き出して、水タンク71内に水が入れられる。満水状態にした水タンク71は水タンク室70に押し込まれ、ジョイント部58によりタンク水位検出容器91に連結される。被加熱物Fをラック22上に載置して扉11を閉じ、操作パネル13が操作される。操作パネル13に表示されるメニューを選択してスタートキー(不図示)を押下することにより調理シーケンスが開始する。これにより、給水ポンプ57が運転を開始し、蒸気発生装置50に給水される。この時、排水バルブ54は閉じられている。
給水ポンプ57の駆動により給水路55を介してポット51内に給水され、ポット51が所定の水位になるとポット水位検知部81の検知によって給水が停止される。この時、タンク水位検知部56により水タンク71の水位が監視され、水タンク71に調理に必要十分な水がない場合は警告が報知される。所定量の水がポット51に入れられると蒸気発生ヒータ52に通電され、蒸気発生ヒータ52はポット51内の水を直接加熱する。
蒸気発生ヒータ52の通電と同じ時期、またはポット51内の水が所定温度に到達する時期に、送風ファン26及び蒸気加熱ヒータ41が通電される。送風ファン26の駆動により吸気口28から加熱室20内の蒸気が循環ダクト35に吸い込まれる。また、ポット51内の水が沸騰すると100℃且つ1気圧の飽和蒸気が発生し、飽和蒸気が蒸気供給ダクト34を介して循環ダクト35に流入する。この時、ダンパ48は閉じられている。送風ファン26から圧送された蒸気は循環ダクト35を流通して蒸気昇温装置40に流入する。
蒸気昇温装置40に流入した蒸気は蒸気加熱ヒータ41により熱せられて100℃以上の過熱蒸気となる。通常、150℃から300℃にまで昇温した過熱蒸気が使用される。過熱蒸気の一部は噴気孔65から真下方向(矢印B)に噴き出される。これにより、被加熱物Fの上面が過熱蒸気と接触する。また、過熱蒸気の一部は噴気口66から側方の斜め下方向に向けて噴き出される。側方に噴き出された過熱蒸気は反射部68で反射し、被加熱物Fの下方に導かれる。これにより、被加熱物Fの下面が過熱蒸気と接触する。
被加熱物Fの表面が100℃以下の場合は、過熱蒸気が被加熱物Fの表面で凝縮する。この凝縮熱は、539cal/gと大きいため、対流伝熱に加えて被加熱物Fに大量の熱を与えることができる。
また、噴出カバー61の前部に形成される噴気口66から扉11に向けて斜め下方向に過熱蒸気の一部が噴き出される。加熱室20内の蒸気は送風ファン26によって吸気口28から吸引される。この吸引力によって前方に向けて噴き出された過熱蒸気の気流が曲げられて後方に導かれる。これにより、過熱蒸気は一部が被加熱物Fの上面の前部に衝突するとともに、一部が前方から被加熱物Fの下方に導かれる。その結果、過熱蒸気が加熱室20の前部に行き渡って被加熱物Fの前部の加熱不足を防止し、被加熱物Fを均一に調理することができる。
また、加熱室20内の過熱蒸気が吸気口28から吸引されるため、扉11に直接当たる高温の過熱蒸気を減らすことができる。従って、扉11の加熱を抑制して耐熱性の高い扉11を使用する必要がなく、蒸気調理器1のコスト増加を防止することができる。
送風ファン26の吸引力を小さくすると、前方に噴き出された過熱蒸気の気流が加熱室20の下部で曲げられる。これにより、被加熱物Fの下面により多くの過熱蒸気を導くことができる。送風ファン26の吸引力を大きくすると、前方に噴き出された過熱蒸気の気流が加熱室20の上部で曲げられる。これにより、被加熱物Fの上面により多くの過熱蒸気を導くことができる。
時間の経過に伴って加熱室20内の蒸気量が増加すると、余剰となった蒸気は排気ダクト32を通じて外部に放出される。
噴気口65、66から噴き出された過熱蒸気は被加熱物Fに熱を与えた後、吸気口28から循環ダクト35内に吸引され、蒸気昇温装置40に流入する。これにより、加熱室20内の蒸気は循環を繰り返して調理が行われる。
図9は排水部110による排水処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#11では調理を開始してから所定時間が経過するまで待機する。所定時間が経過すると加熱室20の底面20aに結露水が溜まったと判断し、ステップ#12でチューブポンプ120が駆動される。これにより、加熱室20の底面20aに溜まる結露水が排水トレイ114に排水される。
この時、チューブポンプ120は、底面20aに溜まる結露水が表面張力により面状に繋がった状態を維持して排水孔111aの方向に吸引されるように低回転数で駆動される。これにより、加熱室20の底面20aに残留する結露水を低減することができる。水タンク71またはポット51内の水の減少速度を監視し、チューブポンプ120を減少速度に応じた回転数に可変して駆動してもよい。
ステップ#13では調理終了まで待機する。調理が終了するとステップ#14に移行し、所定時間が経過するまで待機してチューブポンプ120が継続して駆動される。所定時間が経過するとステップ#15でチューブポンプ120が停止される。ステップ#16では加熱ヒータ101が駆動され、ステップ#17で所定時間が経過するまで待機する。これにより、加熱室20の底面20aに残留する結露水を蒸発させる。所定時間が経過するとステップ#18に移行して加熱ヒータ101が停止される。
そして、制御装置80によって操作パネル13の表示部に調理の終了を表示するとともに合図音が報知される。調理終了を知らされた使用者によって扉11が開かれると、ダンパ48が開いて加熱室20内の蒸気が排気ダクト33から急速に強制排気される。これにより、使用者は高温の蒸気に触れずに、安全に加熱室20内から被加熱物Fを取り出すことができる。
本実施形態によると、流体を一方向に搬送して逆方向の流体の流通を阻止するチューブポンプ120を有した排水部110(排水手段)により加熱室20の底面20aに溜まる水を排水するので、調理後に加熱室20の底面20aを拭き取る作業を必要とせず蒸気調理器1の利便性を向上することができる。また、加熱室20への外気の流入が阻止され、加熱室20を低酸素状態に維持して良好な調理を行うことができる。更に、調理開始から所定時間が経過して調理終了前に排水部110が駆動されるので、結露水が溜まるまで排水部110を停止して電力消費を抑制するとともに調理の終了後迅速に排水を終えることができる。
また、排水孔111aを加熱室20の底面20aに開口して設けてもよいが、本実施形態のように加熱室20の底面20aから離れて下向きに開口して設けるとより望ましい。これにより、加熱室20の底面20aに溜まる水に含まれた異物が排水部110に侵入することが防止される。従って、排水部110の異物による詰まりを防止することができる。また、排水孔111aにフィルターを設けたので、フィルターにより異物を捕集して排水部110の異物による詰まりをより確実に防止することができる。
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は前述の図1〜図9に示す第1実施形態と同様に構成され、排水部110の動作が異なっている。図10は本実施形態の排水部110の排水処理の動作を示すフローチャートである。同図において、前述の図9に示す第1実施形態の排水部110の動作に対してステップ#11の動作が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
ステップ#11ではタンク水位検知部56の監視により、調理を開始してから水タンク71の水位が所定位置まで低下するまで待機する。水タンク71の水位が低下すると蒸気発生用の水を所定量消費して加熱室20の底面20aに結露水が溜まったと判断し、ステップ#12でチューブポンプ120が駆動される。これにより、加熱室20の底面20aに溜まる結露水が排水トレイ114に排水される。ポット51の水位を監視して蒸気発生用の水を所定量消費したか否かを判断してもよい。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、蒸気発生用の水の消費量を検知し、所定量消費した際に排水部110を駆動したので、結露水が溜まるまでの期間を正確に検知して電力消費を抑制することができる。
次に、図11は第3実施形態の蒸気調理器の加熱室の底面を示す平面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図9に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。加熱室20の底面20aには配管111の排水孔111a(図5参照)近傍に電極104が設けられる。また、電極104から離れた地点の底面20aの中央部に電極105が設けられる。
加熱室20の底面20aに結露水Wが溜まってくると液滴が面状に繋がる。これにより、電極104、105が導通し、排水孔111a近傍と排水孔111aから離れた地点とが結露水で覆われていることを検知することができる。即ち、電極104、105は加熱室20の底面20aの液滴の状態を検知する液滴センサを構成する。排水部111は液滴センサの検知結果に基づいて駆動される。
図12は排水部110の排水処理の動作を示すフローチャートである。同図において、前述の図9に示す第1実施形態の排水部110の動作に対してステップ#11の動作が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
ステップ#11では電極104、105間の抵抗値を監視し、電極104、105が導通して結露水の液滴が繋がって面状になるまで待機する。電極104、105が導通して結露水の液滴が繋がって面状になったと判断すると、ステップ#12でチューブポンプ120が駆動される。これにより、加熱室20の底面20aに溜まる結露水が排水トレイ114に排水される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、電極104、105から成る液滴センサの検知により加熱室20の底面20aの液滴が面状に繋がった際に排水部110を駆動したので、結露水が溜まるまでの期間を正確に検知して電力消費を抑制することができる。尚、加熱室20の底面20aのイメージを監視することにより、液滴が繋がって面状になったことを検知する液滴センサを構成してもよい。
第1〜第3実施形態において、加熱室20の底面20aを排水孔111aに向かって下がるように傾斜してもよい。これにより、底面20aの結露水を排水孔111aに導き、加熱室20の底面20aに残留する結露水を低減することができる。
また、加熱室20の底面20aの傾斜状態を検出する水準器を設けるとより望ましい。これにより、加熱室20の底面20aが水平または排水孔111aに向かって下がるように水準器により監視して蒸気調理器1が設置される。従って、排水孔111aから離れる方向に結露水が流れることを防止し、確実に結露水を排水することができる。
また、第1〜第3実施形態はチューブポンプ120によって流体を一方向に搬送して逆方向の流体の流通を阻止しているが、他の構成にしてもよい。例えば、水を搬送するポンプと、該ポンプに接続される逆止弁とを設けてもよい。これにより、加熱室20の底面20aに溜まる水がポンプにより排水され、加熱室20への外気の侵入が逆止弁により阻止される。
本発明は、加熱室内に蒸気を噴出して被加熱物の調理を行う家庭用や業務用の蒸気調理器に利用することができる。
本発明の第1実施形態の蒸気調理器を示す正面図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器を示す側面図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の扉を開いた状態を示す正面図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の加熱室を示す正面図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の内部構造を示す図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の排水部を示す平面図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の排水部の流体搬送部を示す平面図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の蒸気調理器の排水部の動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の蒸気調理器の排水部の動作を示すフローチャート 本発明の第3実施形態の蒸気調理器の加熱室の底面を示す平面図 本発明の第3実施形態の蒸気調理器の排水部の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 蒸気調理器
11 扉
20 加熱室
21 受皿
26 送風ファン
28 吸気口
31 排気ファン
32、33 排気ダクト
34 蒸気供給ダクト
35 循環ダクト
40 蒸気昇温装置
41 蒸気加熱ヒータ
48 ダンパ
50 蒸気発生装置
51 ポット
52 蒸気発生ヒータ
54 排水バルブ
55 給水路
56 タンク水位検知部
57 給水ポンプ
61 噴出カバー
65、66 噴気口
68 反射部
71 水タンク
71a 排水貯溜部
81 ポット水位検知部
91 タンク水位検出容器
101 加熱ヒータ
104、105 電極
110 排水部
111、113 配管
111a 排水孔
112 チューブ
114 排水トレイ
120 チューブポンプ
121 モータ
122 流体搬送部
123 ハウジング
124 回転板
125 ローラー
F 被加熱物

Claims (11)

  1. 加熱室内に蒸気を供給して被加熱物を調理する蒸気調理器において、前記加熱室の底面に溜まる水を排水孔を介して排水する排水手段を備え、前記排水手段は流体を一方向に搬送するとともに逆方向の流体の流通を阻止し、調理開始から所定期間が経過して調理終了前に駆動されることを特徴とする蒸気調理器。
  2. 前記排水手段は、環状に配される可撓性のチューブと、前記チューブの長手方向に沿って回転しながら前記チューブを順次押圧するローラーとを有したチューブポンプを備えることを特徴とする請求項1に記載の蒸気調理器。
  3. 複数の前記ローラーを周方向に並設したことを特徴とする請求項2に記載の蒸気調理器。
  4. 蒸気発生用の水の消費量を検知し、所定量消費した際に前記排水手段を駆動したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蒸気調理器。
  5. 前記加熱室の底面の液滴の状態を検知する液滴センサを設け、液滴が面状に繋がった際に前記排水手段を駆動したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蒸気調理器。
  6. 前記液滴センサは、前記加熱室の底面の離れた地点間の抵抗値により液滴の状態を検知することを特徴とする請求項5に記載の蒸気調理器。
  7. 前記排水孔が前記加熱室の底面から離れて下向きに開口することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の蒸気調理器。
  8. 前記排水手段は、前記加熱室の底面上の結露水が表面張力によって面状に繋がった状態が維持される速度で前記排水孔から吸引することを特徴とする請求項7に記載の蒸気調理器。
  9. 調理終了後に前記排水手段を所定期間駆動したことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蒸気調理器。
  10. 前記加熱室の底面に配される加熱ヒータを備え、前記排水手段の停止後に前記加熱ヒータを駆動したことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の蒸気調理器。
  11. 前記加熱室は気密性を有し、蒸気の供給によって酸素濃度が大気よりも低いことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の蒸気調理器。
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