JP4545120B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱室内に加熱媒体を噴出して被加熱物の調理を行う加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器の一例としては特許文献1に開示されたものがある。この加熱調理器は過熱蒸気を加熱媒体とし、加熱室内に配された受皿上に被加熱物が載置される。加熱室の側方には水タンクが配され、水タンクから給水路を介して蒸気発生装置に給水される。蒸気発生装置は供給された水によって蒸気を生成して蒸気昇温装置に送出される。蒸気昇温装置は蒸気を更に加熱して過熱蒸気を生成し、過熱蒸気を加熱室に噴出して被加熱物の調理が行われるようになっている。
蒸気発生装置は水タンクから給水路を介して給水されるポットを有し、ポット内の水位を検知するポット水位検知部が設けられる。また、水タンク内の水位を検知するタンク水位検知部が設けられる。ポット水位検知部及びタンク水位検知部の検知結果によってポットまたは水タンクの水位に応じて運転停止等や報知等の処理が行われる。
ポット水位検知部やタンク水位検知部の構成は例えば特許文献2に詳細に開示されている。これらの水位検知部は容器内にGND電極及び検知電極が設けられる。容器内に給水するとGND電極と検知電極とが導通し、容器内の水位が所定水位になったことが検知される。
また、このような電極を用いて水位検知を行うものとして、本出願人が出願した特願2005-215305号(出願日2005年7月26日)の図5に示すようなものがある。図14は特願2005―215305号の図5とほぼ同じものである。図14に基づいて説明をすると、水タンク71はジョイント部58を介してタンク水位検出容器91と連通する。タンク水位検出容器91には給水路55が底部まで延びて浸漬される。給水路55は経路途中に給水ポンプ57が設けられ、蒸気発生装置50の検出容器59に接続される。これにより、検出容器59に連通するポット51に給水が行われる。
タンク水位検出容器91には水タンク71の水位を検知するタンク水位検知部56が設けられる。タンク水位検知部56にはタンク用GND電極56a及びタンク用検知電極56b、56c、56dが設けられている。タンク用検知電極56b、56c、56dとタンク用GND電極56aとの導通によって水タンク71内の水位が検知される。
蒸気発生装置50のポット51には水を加熱して蒸気を発生する蒸気発生ヒータ52が浸漬される。ポット51の上部には蒸気が流出する蒸気供給ダクト34が導出される。ポット51の下端には排水パイプ53が導出される。排水パイプ53の経路途中には排水バルブ54が設けられている。これにより、排水バルブ54を開いてポット51内の水を水タンク71内に排水し、水タンク71を取り外して廃棄することができる。
ポット51の側方にはポット水位検知部81が配された検出容器59が設けられる。検出容器59は下端から連結路59aが導出される。連結路59aは排水バルブ54の上流側で排水パイプ53に連結される。これにより、検出容器59はポット51と連通し、ポット51と同じ水位に維持される。検出容器59の周面の上部にはタンク水位検出容器91に連結される溢水パイプ98が設けられる。これにより、ポット51の溢水が水タンク71に導かれる。
ポット水位検知部81にはポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bが設けられる。タンク用GND電極56aとポット用GND電極81aとは破線Gで示すように導通し、所定の基準電極に維持されている。言い換えれば、タンク用GND電極56aとポット用GND電極81aとは同電位に維持されている。
ポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの導通によってポット51内の水位が検知される。ポット用検知電極81aの近傍には給水路55の給水口55aが設けられている。
ポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの間で通電が行われなくなってから所定時間が経過すると、給水ポンプ57が駆動される。これにより、水タンク71内の水が検出容器59に導かれ、ポット51に給水される。ポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの間で通電が行われるようになると給水が停止される。
一方、上記のような蒸気発生装置50を備え、蒸気調理を行うことができる家庭用の加熱調理器が昨今注目を浴びているが、家庭用の加熱調理器は小型化が求められる。例えば、筐体の大きさが同じであるならば、加熱室の大きさ(容量)を大きく確保できる方が好ましく、加熱室の大きさが同じならば、筐体の大きさは小さいほうが好ましい。このため、必要な部品類の小型化が必要となり、ポット水位検知部81も必然的に小型化が求められることとなる。
特開2005−61816号公報 特開2000−266302号公報
しかしながら、ポット水位検知部81の小型化は、ポット水位検知部81の構成要素間の距離が縮まることにつながる。例えば、ポット用検知電極81bと給水口55aとの距離も近くなる。そうすると、例えば、上記特願2005-215305号に記載の加熱調理器であれば、水タンク71から給水路55を介してポット51に給水した際に、給水口55aから吐出される水が振動や表面張力によってポット用検知電極81bに接触する場合がある。これにより、ポット用検知電極81bとタンク水位検知部56のタンク用GND電極56aとが導通し、ポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとが導通したのと同じ状態になる。このため、ポット51が所定水位に満たない状態で給水が停止されてしまい、正常に給水できないことがあった。
本発明は、ポットへの給水をより正常に行うことができる加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯水用の水タンクと、前記水タンクから導出される給水路と、前記給水路の開放端の給水口を介して給水されるポットを有して前記ポット内の水を加熱して蒸気を発生する蒸気発生装置とを備え、前記蒸気発生装置で発生した蒸気により被加熱物を調理する加熱調理器において、
基準電位に維持されるタンク用GND電極と、前記水タンク内の水を介して前記タンク用GND電極と導通するタンク用検知電極とを有し、前記タンク用GND電極と前記タンク用検知電極との導通により前記水タンクの水位を検知するタンク水位検知部と、
前記タンク用GND電極と導通するポット用GND電極と、前記ポットに供給される水を介して前記ポット用GND電極と導通するポット用検知電極とを有し、前記ポット用GND電極と前記ポット用検知電極との導通により前記ポットの水位を検知するポット水位検知部と、
を設け、前記給水口を前記ポット用検知電極下端よりも上方に配設するとともに、前記ポット用検知電極を前記ポット用GND電極よりも前記給水口から離れた側に配置したことを特徴としている。
この構成によると、水タンクに注水され、調理を開始すると水タンクから流出して給水路を流通する水は給水口を介してポット内に給水される。給水によりポット水位検知部のポット用GND電極とポット用検知電極とが導通すると給水が停止される。ポット内の水は加熱され、蒸気が発生する。発生した蒸気は加熱室に供給され、被加熱物が調理される。また、ポット用GND電極と同電位のタンク用GND電極とタンク用検知電極との導通が遮断されると、例えば給水を促すように報知される。
また本発明に従った加熱調理器においては、上記構成の加熱調理器において、前記ポット水位検知部を前記ポット内に配することが好ましい。
また本発明に従った加熱調理器においては、上記構成の加熱調理器において、前記蒸気発生装置は前記ポット内に配される螺旋状のヒータを有し、前記ポットの上面から螺旋状の前記ヒータ内に延びる筒状の隔離壁を設けるとともに、前記隔離壁内に前記ポット水位検知部を配置することが好ましい。この構成によると、隔離壁の外側に配されたヒータによりポット内の水が加熱され、隔離壁の内側に配されたポット用GND電極及びポット用検知電極によりポットの水位が検知される。
また本発明に従った加熱調理器においては、上記構成の加熱調理器において、前記ポットに連通して前記ポット水位検知部が配される検知容器を設けることが好ましい。
本発明によると、ポット用検知電極がポット用GND電極よりも給水口から離れた側に配置されるので、給水時に給水口から吐出される水とポット用検知電極との振動や表面張力による接触を回避することができる。これにより、ポット用GND電極と同電位のタンク用GND電極とポット用検知電極との給水による導通を回避してポットへの給水をより正常に行うことができる。従って、調理時の水不足による調理不良を防止することができる。
また、ポット水位検知部をポット内に配するようにすれば、蒸気発生装置の小型化を図ることができる。また、蒸気発生装置を小型化しても給水口とポット用検知電極とを離れて配置することができる。
また、ポットの上面から螺旋状のヒータ内に延びる筒状の隔離壁を設け、隔離壁内にポット水位検知部を配置すれば、沸騰によるポット水位検知部の誤検知を防止するとともに、蒸気発生装置の小型化を容易に実現することができる。
また、ポットに連通してポット水位検知部が配される検知容器を設ければ、沸騰によるポット水位検知部の誤検知を防止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は第1実施形態の加熱調理器を示す正面図及び側面図である。加熱調理器1は過熱蒸気から成る加熱媒体によって被加熱物を調理する。加熱調理器1は直方体形状のキャビネット10を備えている。キャビネット10の正面には扉11が設けられる。
扉11は下端を中心に垂直面内で回動可能に枢支され、上部には扉11を開閉するためのハンドル12が設けられている。扉11の中央部11Cには耐熱ガラスをはめ込んで内部を視認できる透過部11a(図3参照)が設けられる。中央部11Cの左右には金属製装飾板を表面に設けた左側部11L及び右側部11Rが対称的に配置されている。扉11の右側部11Rには操作パネル13が設けられている。
図3は扉11を開いた状態の加熱調理器1の正面図を示している。扉11はハンドル12を把持して手前に引くと回動し、垂直な閉鎖状態から水平な開放状態へと90゜姿勢を変えることができる。扉11を開くとキャビネット10の正面が露出する。
扉11の中央部11Cに対応する箇所には加熱室20が設けられる。扉11の左側部11Lに対応する箇所には水タンク室70が設けられ、蒸気発生用の水を貯溜する水タンク71が収納される。扉11の右側部11Rに対応する箇所には特に開口部は設けられていないが、内部に制御基板(不図示)が配置されている。
加熱室20は略直方体に形成され、扉11に面した正面側の全面が被加熱物F(図8参照)を出し入れするための開口部20dになっている。扉11の回動により開口部20dが開閉される。加熱室20の壁面はステンレス鋼板で形成され、加熱室20の外周面には断熱対策が施されている。
図4は加熱室20内の詳細を示す正面図である。加熱室20の側壁には複数の受皿支持部20b、20cが異なる高さに設けられる。上段の受皿支持部20bは反射部68よりも下方に設けられる。受皿支持部20b、20cの一または複数にはステンレス鋼板製の受皿21が係止される。受皿21上には被加熱物Fを載置するステンレス鋼線製のラック22が設置される。
過熱蒸気により調理を行う場合は、上段の受皿支持部20bに受皿21が設置される。これにより、後述するように反射部68の反射によって被加熱物Fの下面に過熱蒸気を導くことができる。上段及び下段の受皿支持部20b、20cに受皿21を設置してもよい。これにより、一度に多くの被加熱物Fを調理することができる。この時、受皿支持部20bに配される受皿21は通気性を有するように形成され、下段の受皿21に過熱蒸気が供給されるようになっている。
加熱室20の奥側の背壁には左右方向の略中央部に吸気口28が設けられ、左方下部に排気口32aが設けられる。反射部68は加熱室20の両側壁に凹設され、表面が曲面により形成されている。後述する噴出カバー61から反射部68に向けて側方に噴き出された過熱蒸気は反射部68で反射して被加熱物F(図8参照)の下方に導かれるようになっている。
加熱室20の天面には、過熱蒸気を噴き出すステンレス鋼板から成る噴出カバー61が取り付けられる。噴出カバー61の右側部の手前側には加熱室20内を照明する照明装置69が設けられる。
図5、図6、図7は噴出カバー61の斜視図、平面図及び要部の側面断面図を示している。噴出カバー61は平面視が矩形に対して前部の両コーナーが面取りされた略六角形に形成されている。噴出カバー61は上下両面とも塗装等の表面処理によって暗色に仕上げられている。これにより、蒸気加熱ヒータ41(図8参照)の輻射熱を吸収して噴出カバー61の下面から加熱室20に輻射される。
このため、蒸気昇温装置40(図8参照)及びその外面の温度上昇を抑制して安全性が向上するとともに、加熱室20の加熱効率が向上する。使用を重ねることにより暗色に変色する金属素材で噴出カバー61を形成してもよい。また、暗色のセラミック成形品で噴出カバー61を形成してもよい。
噴出カバー61の周部には加熱室20の天面に密着する取付部62が設けられる。取付部62には噴出カバー61をネジ止めするための複数のネジ孔62aが設けられる。噴出カバー61の中央部には、取付部62に対して傾斜した傾斜面64を介して連続する平面部63が設けられる。
傾斜面64は側面部64a、前面部64b、コーナー部64c及び背面部64dから成っている。側面部64aは加熱室20の側壁に平行な方向に延びて形成される。前面部64bは噴出カバー61の前面側に設けられ、扉11に平行な方向に延びて形成される。コーナー部64cは側面部64aと前面部64bとの間を斜めに連結する。背面部64dは噴出カバー61の背面側に設けられ、加熱室20の背壁に平行な方向に延びて形成される。
平面部63及び傾斜面64には複数の噴気口65、66、67が設けられる。平面部63に設けた噴気口65の周縁には平面部63に垂直な筒状の案内部65aが形成される。傾斜面64に設けた噴気口66、67の周縁には傾斜面64に垂直な筒状の案内部66a、67aが形成される。これにより、噴気口65、66、67の軸方向に気流を案内することができる。
傾斜面64の噴気口66、67は平面部63の噴気口65よりも直径が大きく、高い密度で設けられている。また、傾斜面64の側面部64aの噴気口66は前面部64b及びコーナー部64cの噴気口67よりも高い密度で設けられている。尚、傾斜面64の背面部64dには噴気口が設けられていない。
図8は加熱調理器1の内部の概略構造を示している。同図において、加熱室20は側面から見た図になっている。水タンク71は前述の図3に示すように加熱室20の左方に配され、ジョイント部58を介してタンク水位検出容器91と連通する。これにより、キャビネット10(図2参照)に対して水タンク71が着脱自在になっている。タンク水位検出容器91には給水路55が底部まで延びて浸漬される。給水路55は経路途中に給水ポンプ57が設けられ、蒸気発生装置50に接続される。
図9は水タンク71及び蒸気発生装置50の詳細を示す図である。タンク水位検出容器91には水タンク71の水位を検知するタンク水位検知部56が設けられる。タンク水位検知部56はタンク用GND電極56a及び複数のタンク用検知電極56b、56c、56dを有している。タンク用GND電極56aは基準電位(例えば、0V)に維持されている。タンク用検知電極56bはタンク用GND電極56aと同じ長さに形成され、タンク用検知電極56c、56dはタンク用検知電極56bよりも順に長さが短くなっている。
水タンク71に貯水されるとタンク用GND電極56aとタンク用検知電極56b、56c、56dとの間が水により導通する。従って、タンク用GND電極56aとタンク用検知電極56bとの導通によって水タンク71が水位L1よりも水が多いことを検知することができる。タンク用GND電極56aとタンク用検知電極56bとの導通が遮断されると、水位L1よりも水が少ないことを検知することができる。これにより、給水を促すように報知される。
また、タンク用GND電極56aとタンク用検知電極56cとの導通によって水タンク71が水位L2よりも水が多いことを検知することができる。タンク用GND電極56aとタンク用検知電極56cとの導通が遮断されると、水位L2よりも水が少ないことを検知することができる。
また、タンク用GND電極56aとタンク用検知電極56dとの導通によって水タンク71が水位L3よりも水が多いことを検知することができる。タンク用GND電極56aとタンク用検知電極56dとの導通が遮断されると、水位L3よりも水が少ないことを検知することができる。
蒸気発生装置50は軸方向が垂直な筒型のポット51を有し、給水ポンプ57の駆動によって水タンク71からポット51に給水される。
ポット51は金属、合成樹脂、セラミック或いはこれらの異種材料の組み合わせ等により筒型の形状に形成され、耐熱性を有している。ポット51内には螺旋状のシーズヒータから成る蒸気発生ヒータ52が浸漬される。蒸気発生ヒータ52の通電によってポット51内の水が昇温され、蒸気が発生する。このように、本実施形態でいうポットとは、その内部にて水を沸騰させて蒸気を発生させるための容器のことを指している。
ポット51内には上面から螺旋状の蒸気発生ヒータ52内に延びる筒状の隔離壁51aが形成され、隔離壁51a内にはポット内の水位を検知するポット水位検知部81が設けられる。ポット水位検知部81はポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bを有している。ポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bはポット51の上部(天面)から垂下するように設けられている。ポット用GND電極81aは破線Gで示すようにタンク用GND電極56aと導通し、基準電位(例えば、0V)に維持されている。言い換えれば、タンク用GND電極56aとポット用GND電極81aとは同電位に維持されている。
ポット51に給水されるとポット用GND電極81aとポット用検知電極81bとの間が水により導通する。従って、ポット用GND電極81aとポット用検知電極81bとの導通によってポット51が所定水位、または、所定水位よりも水が多いことを検知することができる。ポット用GND電極81aとポット用検知電極81bとの導通が遮断されると、所定水位よりも水が少ないことを検知することができる。ポット51の水位が所定水位に到達すると給水ポンプ57が停止されるようになっている。
また、給水路55はポット51の上部から水を吐出する給水口55aを開放端に有している。この給水口55aはポット用検知電極81bの下端よりも上方に配設されており、常時水面上に位置するようになっている。本実施形態においては、給水口55aはポット51の天面に設けられている。
ポット用検知電極81bはポット用GND電極81aよりも給水口55aから離れた側に配置される。このため、給水時に給水口55aから吐出される水とポット用検知電極81bとの振動や表面張力による接触を回避することができる。これにより、ポット用GND電極81aと同電位のタンク用GND電極56aとポット用検知電極81bとの給水による導通を回避して給水不足を防止することができる。
尚、本実施形態の調理中の給水動作は次のように行われる。ポット51での蒸気発生に伴ってポット51の水位が減少する。水位が減少してポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの間で導通が行われなくなってから所定時間が経過すると、給水ポンプ57が駆動される。これにより、水タンク71内からポット51に給水が行われる。ポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの間で導通が行われるようになると給水を停止する。
また、本実施形態においては、図9に示すように、給水口55a、ポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bがこの順番でほぼ直線状に配設されている。言い換えれば、ポット用GND電極81aがポット用検知電極81bと給水口55aとの間に配設されている。このように配設することにより、ポット用GND電極81aが、ポット用検知電極81bと給水口55aとの間を仕切るような状態となっている。
前述したように、給水時に給水口55aから吐出される水(以後、「吐出水」という場合がある)が振動や表面張力により電極と接触してしまう場合に、まず、ポット用GND電極81aと接触する。このため、ポット用検知電極81bへの吐出水の接触が起こりにくくなる。
また、ポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bがともに平板状の電極である場合、図12の上面図に示すように配置するとより望ましい。即ち、ポット51上方から見た場合に、給水口55a、ポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bが並ぶ方向とポット用GND電極81aの厚み方向とを一致させる。これにより、ポット用GND電極81aが給水口55aとポット用検知電極81bとを仕切る仕切板のように作用する。従って、ポット用検知電極81bへの吐出水の接触がより起こりにくくなる。
また、隔離壁51aを設けることにより、蒸気発生ヒータ52に接した水の沸騰による発泡をポット水位検知部81に伝えにくくすることができる。これにより、ポット水位検知部81の検知精度を向上することができる。尚、このようにした場合、この隔離壁51aで囲まれた隔離領域はなるべく小さくすることが好ましい。この隔離領域では沸騰が起こりにくい構成としているため、大きすぎるとポット51にて沸騰が生じる領域が小さくって調理に必要な蒸気を発生させられなくなる。隔離領域を小さくすることによって調理に必要な蒸気を充分発生させることができる。
ポット51の上面には、後述する循環ダクト35に接続される蒸気供給ダクト34が導出される。ポット51の周面の上部にはタンク水位検出容器91に連結される溢水パイプ98が設けられる。これにより、給水路55の溢水が水タンク71に導かれる。溢水パイプ98の溢水レベルはポット51内の通常の水位レベルよりも高く、蒸気供給ダクト34よりも低い高さに設定されている。
ポット51の底部は漏斗状に形成され、下端から排水パイプ53が導出される。排水パイプ53の経路途中には排水バルブ54が設けられている。排水パイプ53は水タンク71に向かって所定角度の勾配を有している。これにより、排水バルブ54を開いてポット51内の水を水タンク71内に排水し、水タンク71を取り外して廃棄することができる。
図8において、加熱室20の外壁には背面から上面に亙って循環ダクト35が設けられる。循環ダクト35は加熱室20の背壁に形成された吸気口28を開口し、加熱室20の上方に配された蒸気昇温装置40に接続される。蒸気昇温装置40の下面は噴出カバー61で覆われ、上面は上カバー47で覆われる。
循環ダクト35内には遠心ファンから成る送風ファン26が設置され、蒸気供給ダクト34は送風ファン26の上流側に接続される。送風ファン26の駆動によって蒸気発生装置50により発生した蒸気は蒸気供給ダクト34を介して循環ダクト35に流入する。また、加熱室20内の蒸気は吸気口28から吸引され、循環ダクト35を通って噴出カバー61の噴気口65、66、67から噴き出されて循環する。
従って、送風ファン26及び噴出カバー61の噴気口65、66、67は加熱室20に過熱蒸気を噴き出す噴出し手段を構成する。また、送風ファン26及び吸気口28は加熱室20から空気や蒸気を吸気する吸引手段を構成する。噴出し手段と吸引手段とを共通の送風ファン26により構成するので、加熱調理器1のコスト増加を抑制することができる。
尚、通常の場合加熱室20内の気体は空気であるが、蒸気調理を始めると空気が蒸気で置き換えられる。以下の説明において、加熱室20内の気体が蒸気に置き換わっているものとする。
循環ダクト35の上部には電動式のダンパ48を介して分岐する排気ダクト33が設けられる。排気ダクト33は外部に臨む開放端を有し、ダンパ48を開いて送風ファン26を駆動することにより加熱室20内の蒸気を強制排気する。また、加熱室20の下部には排気口32aを介して連通する排気ダクト32が導出される。排気ダクト32はステンレス鋼等の金属から成り、外部に臨む開放端を有して加熱室20内の蒸気を自然排気する。尚、加熱調理器1にマグネトロンを搭載してマイクロ波による調理を行う場合は、排気ダクト32を介して外気が吸気される。
蒸気昇温装置40はシーズヒータから成る蒸気加熱ヒータ41を備え、蒸気発生装置50で発生した蒸気を更に加熱して過熱蒸気を生成する。従って、蒸気発生装置50及び蒸気昇温装置40は過熱蒸気から成る加熱媒体を生成する加熱媒体生成手段を構成する。蒸気昇温装置40は平面的に見て加熱室20の天井部の中央部に配置される。また、加熱室20の天面に対して面積が狭く、小さい容積に形成して高い加熱効率が得られるようになっている。
図10は加熱調理器1の制御構成を示すブロック図である。加熱調理器1はマイクロプロセッサ及びメモリを有した制御装置80を備えている。制御装置80には送風ファン26、蒸気加熱ヒータ41、ダンパ48、蒸気発生ヒータ52、排水バルブ54、給水ポンプ57、操作パネル13、ポット水位検知部81、タンク水位検知部56、温度センサ82、湿度センサ83が接続される。制御装置80によって所定のプログラムに従って各部を制御して、加熱調理器1が駆動される。
操作パネル13は表示部(不図示)を有し、制御状況を表示部に表示する。また、操作パネル13に配置した各種操作キーを通じて動作指令の入力を行う。操作パネル13には各種の音を出す音発生装置(不図示)も設けられている。温度センサ82は加熱室20内の温度を検知する。湿度センサ83は加熱室20内の湿度を検知する。
上記構成の加熱調理器1において、扉11を開けて水タンク71を水タンク室70から引き出して、水タンク71内に水が入れられる。満水状態にした水タンク71は水タンク室70に押し込まれ、ジョイント部58によりタンク水位検出容器91に連結される。被加熱物Fをラック22上に載置して扉11を閉じ、操作パネル13を操作して、メニューを選択し、スタートキー(不図示)を押下することにより調理シーケンスが開始する。これにより、給水ポンプ57が運転を開始し、蒸気発生装置50に給水される。この時、排水バルブ54は閉じられている。
給水ポンプ57の駆動により給水路55を介してポット51内に給水され、ポット51が所定の水位になるとポット水位検知部81の検知によって給水が停止される。この時、タンク水位検知部56により水タンク71の水位が監視され、水タンク71に調理に必要十分な水がない場合は警告が報知される。所定量の水がポット51に入れられると蒸気発生ヒータ52に通電され、蒸気発生ヒータ52はポット51内の水を直接加熱する。
蒸気発生ヒータ52の通電と同じ時期、またはポット51内の水が所定温度に到達する時期に、送風ファン26及び蒸気加熱ヒータ41が通電される。送風ファン26の駆動により吸気口28から加熱室20内の蒸気が循環ダクト35に吸い込まれる。また、ポット51内の水が沸騰すると100℃且つ1気圧の飽和蒸気が発生し、飽和蒸気が蒸気供給ダクト34を介して循環ダクト35に流入する。この時、ダンパ48は閉じられている。送風ファン26から圧送された蒸気は循環ダクト35を流通して蒸気昇温装置40に流入する。
蒸気昇温装置40に流入した蒸気は蒸気加熱ヒータ41により熱せられて100℃以上の過熱蒸気となる。通常、150℃から300℃にまで昇温した過熱蒸気が使用される。過熱蒸気の一部は噴気孔65から真下方向(矢印A)に噴き出される。これにより、被加熱物Fの上面が過熱蒸気と接触する。また、図11の正面図に示すように、過熱蒸気の一部は噴気口66から側方の斜め下方向(矢印B)に向けて噴き出される。矢印Bの方向に噴き出された過熱蒸気は反射部68で反射し、被加熱物Fの下方に導かれる。これにより、被加熱物Fの下面が過熱蒸気と接触する。
被加熱物Fの表面が100℃以下の場合は、過熱蒸気が被加熱物Fの表面で凝縮する。この凝縮熱は、539cal/gと大きいため、対流伝熱に加えて被加熱物Fに大量の熱を与えることができる。
また、噴出カバー61の前面部64bに形成される噴気口67から扉11に向けて斜め下方向(矢印C)に過熱蒸気の一部が噴き出される。加熱室20内の蒸気は送風ファン26によって吸気口28から吸引される。この吸引力によって前方に向けて噴き出された過熱蒸気の気流が曲げられて後方に導かれる。これにより、過熱蒸気は一部が被加熱物Fの上面の前部に衝突するとともに、一部が前方から被加熱物Fの下方に導かれる。その結果、過熱蒸気が加熱室20の前部に行き渡って被加熱物Fの前部の加熱不足を防止し、被加熱物Fを均一に調理することができる。
更に、噴出カバー61のコーナー部64cに形成される噴気口67から扉11に向かう方向と加熱室20の側壁に向かう方向との間の方向に向けて斜め下方向に過熱蒸気の一部が噴き出される。これにより、過熱蒸気が加熱室20の前部のコーナーまで行き渡って被加熱物Fの前部の加熱不足を防止し、被加熱物Fをより均一に調理することができる。
また、加熱室20内の過熱蒸気が吸気口28から吸引されるため、扉11に直接当たる高温の過熱蒸気を減らすことができる。従って、扉11の加熱を抑制して耐熱性の高い扉11を使用する必要がなく、加熱調理器1のコスト増加を防止することができる。
送風ファン26の吸引力を小さくすると、前方に噴き出された過熱蒸気の気流が加熱室20の下部で曲げられる。これにより、被加熱物Fの下面により多くの過熱蒸気を導くことができる。送風ファン26の吸引力を大きくすると、前方に噴き出された過熱蒸気の気流が加熱室20の上部で曲げられる。これにより、被加熱物Fの上面により多くの過熱蒸気を導くことができる。
時間の経過に伴って加熱室20内の蒸気量が増加すると、余剰となった蒸気は排気ダクト32を通じて外部に放出される。
噴気口65、66、67から噴き出された過熱蒸気は被加熱物Fに熱を与えた後、吸気口28から循環ダクト35内に吸引され、蒸気昇温装置40に流入する。これにより、加熱室20内の蒸気は循環を繰り返して調理が行われる。
調理が終了すると制御装置80によって操作パネル13の表示部に調理の終了を表示するとともに合図音が報知される。調理終了を知らされた使用者によって扉11が開かれると、ダンパ48が開いて加熱室20内の蒸気が排気ダクト33から急速に強制排気される。これにより、使用者は高温の蒸気に触れずに、安全に加熱室20内から被加熱物Fを取り出すことができる。
本実施形態によると、ポット用検知電極81bがポット用GND電極81aよりも給水口55aから離れた側に配置されるので、給水時に給水口55aから吐出される水とポット用検知電極81bとの接触を回避することができる。これにより、タンク用GND電極56aとポット用検知電極81bとの給水による導通を回避してポットへの給水をより正常に行うことができる。従って、調理時の水不足による調理不良を防止することができる。
また、ポット水位検知部81をポット51内に配したので、蒸気発生装置50の小型化を図ることができる。この時、蒸気発生装置50を小型化しても給水口55aとポット用検知電極81bとを離れて配置することができる。
次に、図13は第2実施形態の加熱調理器の水タンク71及び蒸気発生装置50の詳細を示す図である。説明の便宜上、前述の図1〜図11に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、ポット51に連通する検出容器59が設けられ、検出容器59内にポット水位検知部81が配される。その他の部分は第1実施形態と同一である。
検出容器59は下端から連結路59aが導出される。連結路59aは排水バルブ54の上流側で排水パイプ53に連結される。これにより、検出容器59はポット51と同じ水位に維持される。給水路55は検出容器59の上面に開口する給水口55aを有し、給水ポンプ57の駆動により水タンク71から給水口55aを介して検出容器59に給水される。ポット用検知電極81bはポット用GND電極81aよりも給水口55aから離れた側に配置される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、ポット用検知電極81bがポット用GND電極81aよりも給水口55aから離れた側に配置されるので、給水時に給水口55aから吐出される水とポット用検知電極81bとの接触を回避し、タンク用GND電極56aとポット用検知電極81bとの給水による導通を回避して給水不足を防止することができる。従って、調理時の水不足による調理不良を防止することができる。
尚、本実施形態の調理中の給水動作は次のように行われる。ポット51での蒸気発生に伴ってポット51の水位が減少する。水位が減少してポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの間で導通が行われなくなってから所定時間が経過すると、給水ポンプ57が駆動される。これにより、水タンク71内から検知容器59に給水が行われる。ポット用検知電極81bとポット用GND電極81aとの間で導通が行われるようになると給水を停止する。
また、本実施形態においては、図13に示すように、給水口55a、ポット用GND電極81a及びポット用検知電極81bがこの順番で配設されている。これにより、ポット用GND電極81aが、ポット用検知電極81bと給水口55aとの間を仕切るような状態となっている。前述したように、吐出水が振動や表面張力により電極と接触してしまう場合に、まず、ポット用GND電極81aと接触する。このため、ポット用検知電極81bへの吐出水の接触が起こりにくくなる。
また、ポット51に連通してポット水位検知部81が配される検知容器59を設けたので、蒸気発生ヒータ52に接した水の沸騰による発泡がポット水位検知部81に伝えられない。これにより、ポット水位検知部81の検知精度を向上することができる。尚、このようにした場合、この検知容器59はなるべく小さくすることが好ましい。検知容器59が大きいと、同量の水を給水しても検知容器59とポット51とに分かれてしまうため水位上昇が小さくなってしまう。これにより、検知容器59とポット51とを同じ水位にしようとすると必要な水量が増えてしまう。検知容器59を小さくすることにより、必要な水量の増加を防止することができる。
以上の実施形態を用いて説明を行ったが、次のような条件(1から5)を満たす場合にも本発明を適用できる。
1:異なる2箇所の水位を、各箇所毎に電極センサ(基準電位となるGND電極と、水位を検知するための水位検知用電極とが少なくとも各1つずつある)を用いて検知する。
2:各箇所のGND電極が電気的に接続されており、同電位である。
3:異なる2箇所の一方から他方への水の移動(給水)が行われる。
4:給水される側の給水口と、給水される側の電極との間に、給水時に給水口から流れ出てくる水(吐出水)の流れとの接触が起こらないように十分な距離をとることができない。
5:給水される側の給水口は、常に水面上となる位置に設けられている。
以上の実施の形態は一例に過ぎず、すべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
本発明は、蒸気により調理を行う加熱調理器に利用することができる。
本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す正面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す側面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の扉を開いた状態を示す正面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の加熱室を示す正面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の噴出カバーを示す斜視図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の噴出カバーを示す平面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の噴出カバーを示す側面断面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の内部構造を示す図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の内部構造を示す要部詳細図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す正面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器のポット水位検知部の要部を示す上面図 本発明の第2実施形態の加熱調理器の内部構造を示す要部詳細図 従来の加熱調理器の内部構造を示す要部詳細図
符号の説明
1 加熱調理器
11 扉
20 加熱室
21 受皿
26 送風ファン
28 吸気口
31 排気ファン
32、33 排気ダクト
34 蒸気供給ダクト
35 循環ダクト
40 蒸気昇温装置
41 蒸気加熱ヒータ
47 外カバー
48 ダンパ
50 蒸気発生装置
51 ポット
52 蒸気発生ヒータ
54 排水バルブ
55 給水路
55a 給水口
56 タンク水位検知部
56a タンク用GND電極
56b、56c、56d タンク用検知電極
57 給水ポンプ
61 噴出カバー
63 平面部
64 傾斜面
64a 側面部
64b 前面部
64c コーナー部
65、66、67 噴気口
65a、66a、67a 案内部
68 反射部
71 水タンク
81 ポット水位検知部
81a ポット用GND電極
81b ポット用検知電極
91 タンク水位検出容器
F 被加熱物

Claims (4)

  1. 貯水用の水タンクと、前記水タンクから導出される給水路と、前記給水路の開放端の給水口を介して給水されるポットを有して前記ポット内の水を加熱して蒸気を発生する蒸気発生装置とを備え、前記蒸気発生装置で発生した蒸気により被加熱物を調理する加熱調理器において、
    基準電位に維持されるタンク用GND電極と、前記水タンク内の水を介して前記タンク用GND電極と導通するタンク用検知電極とを有し、前記タンク用GND電極と前記タンク用検知電極との導通により前記水タンクの水位を検知するタンク水位検知部と、
    前記タンク用GND電極と導通するポット用GND電極と、前記ポットに供給される水を介して前記ポット用GND電極と導通するポット用検知電極とを有し、前記ポット用GND電極と前記ポット用検知電極との導通により前記ポットの水位を検知するポット水位検知部と、
    を設け、前記給水口を前記ポット用検知電極下端よりも上方に配設するとともに、前記ポット用検知電極を前記ポット用GND電極よりも前記給水口から離れた側に配置したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記ポット水位検知部を前記ポット内に配したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記蒸気発生装置は前記ポット内に配される螺旋状のヒータを有し、前記ポットの上面から螺旋状の前記ヒータ内に延びる筒状の隔離壁を設けるとともに、前記隔離壁内に前記ポット水位検知部を配置したことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記ポットに連通して前記ポット水位検知部が配される検知容器を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
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