JP2009041813A - 蒸気吹出方向変更装置および蒸気調理器 - Google Patents

蒸気吹出方向変更装置および蒸気調理器 Download PDF

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祥裕 岡本
Kohei Ito
耕平 伊藤
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Abstract

【課題】使用者が扉を開いた際に正面の開口部から立ち上る蒸気を低減する。
【解決手段】オプションダクト91は、仕切り板98,99とファン収納部100とによって吸排気室96と排気室97とに仕切られており、排気室97には、第1排気口66を覆って設置されると共に、前方に開閉扉102が取り付けられた蒸気受入部101が設置されている。排気ファン95は、加熱調理時には排気方向に正転されて、第1排気口66から開閉扉102を押し開いて排気室97内に入り込んだ加熱室20内からの蒸気を、吸排口92から前方に排出する。また、扉12の解放時には吸気方向に逆転されて、加熱室20の開口部から立ち上る蒸気をオプションダクト91の吸排口92から吸い込み、前方両側の排出口93,94から排出する。したがって、扉12が開かれた際に、加熱室20の開口部から立ち上る蒸気を減少させることができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、蒸気吹出方向変更装置およびそれを用いた蒸気調理器に関する。
従来、蒸気を用いて食品等の被加熱物の加熱調理を行う蒸気調理器として、特開2006‐29695号公報(特許文献1)に開示された蒸気調理器がある。通常、蒸気調理器においては、調理の際に使用した蒸気を何らかの形で排気する必要がある。そこで、上記特許文献1に開示された蒸気調理器においては、図10に示すように、キャビネット111の天板111aの後方に、混合室112を設け、この混合室112によって、排気口113を介して放出されてくる蒸気とファン(図示せず)によって吸い込まれた外気とを、混合・撹拌する。こうして、蒸気と外気とを撹拌・混合することによって、蒸気温度を低下させると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量を低減する。そして、凝縮されない蒸気は、吹出口114から前方に吹き出すようにしている。その場合、吹出口114から吹き出される蒸気は、温度が低下されると共に、蒸気密度が低減されているため、白く見えることがないのである。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器においては、以下のような問題がある。すなわち、凝縮されない余剰蒸気は、吹出口114から前方に吹き出されるものの、その後は部屋の天井方向に上って上昇することになる。さらに、調理終了後に扉115を開けると、加熱室に溜まっている蒸気の一部が正面の開口部から立ち上ることになる。そのため、安全を確保するために、キャビネット111から部屋の天井までの間にある程度の距離が必要となる。
特開2006‐29695号公報
そこで、この発明の課題は、使用者が扉を開いた際に正面の開口部から排出される蒸気を低減でき、キャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能な蒸気吹出方向変更装置、および、それを用いた蒸気調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の蒸気吹出方向変更装置は、
前方の開口部を開閉する扉を有する蒸気調理器本体の上部に載置されると共に、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を受け入れる受入口と、前面に設けられた蒸気の吸排口と、蒸気の排出口とを有するケーシングと、
上記ケーシング内に形成されると共に、上記吸排口に連通する第1の室と、
上記ケーシング内に形成されると共に、上記排出口に連通する第2の室と、
上記第1の室あるいは上記第2の室に向けて選択的に送風する正逆回転可能なファンモータと、
上記ファンモータの駆動および制御のために上記蒸気調理器本体に接続される接続端子と
を備え、
上記蒸気調理器本体の扉が閉鎖している場合には、上記ファンモータが正転して、上記受入口から受け入れた蒸気を上記吸排口から前方に向けて排出する一方、上記蒸気調理器本体の扉が開放した場合には、上記ファンモータが逆転して、上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から吸引して上記排出口から排出するようにしている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記蒸気調理器本体の扉が閉鎖している場合には、上記ファンモータが正転して、上記受入口から受け入れた蒸気を上記吸排口から前方に向けて排出するようにしている。したがって、上記蒸気調理器本体が加熱調理を行っている際には、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を上記受入口から受け入れて上記吸排口から排出することができる。その場合、上記第2の室側は負圧になるため上記排出口から外気が吸い込まれる。そして、上記吸い込まれた外気と上記受け入れた蒸気とは混合・撹拌され、温度が低下されると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量が十分に低減される。したがって、上記吸排口から排出される蒸気量は上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器の場合に比して十分に減少されており、上記蒸気調理器本体のキャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
さらに、上記蒸気調理器本体の扉が開放した場合には、上記ファンモータが逆転して、上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から吸引して上記排出口から排出するようにしている。したがって、上記蒸気調理器本体が加熱調理を終了して所定時間が経過した後にあるいは調理中に、使用者によって上記扉が開かれた際には、上記蒸気調理器本体の上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から外気と共に吸引して混合・撹拌し、温度を低下させると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量を十分に低減させて上記排出口から排出することができる。したがって、上記蒸気調理器本体の上記扉が開かれた際に、上記蒸気調理器本体の開口部から立ち上る蒸気を減少させて、上記蒸気調理器本体のキャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
また、1実施の形態の蒸気吹出方向変更装置では、
上記排出口は、上記吸排口の側方に位置している。
この実施の形態によれば、上記排出口が上記吸排口の側方に位置しているので、上記ファンモータが逆転した際に、上記排出口から排出された蒸気の一部が上記吸排口から吸引されるため、上記排出口から排出される蒸気の量がさらに減少される。
また、1実施の形態の蒸気吹出方向変更装置では、
上記ファンモータが正転している場合には上記受入口を開放する一方、上記ファンモータが逆転している場合には上記受入口を閉鎖するチェック弁を備えている。
この実施の形態によれば、上記ファンモータが正転している場合には上記受入口が開放されている。したがって、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を、開放されている上記受入口から受け入れることができる。また、上記ファンモータが逆転している場合には上記受入口が閉鎖されている。したがって、上記吸排口から吸引された蒸気が上記受入口から上記蒸気調理器本体側に流れ込むのを防止することができる。
また、1実施の形態の蒸気吹出方向変更装置では、
上記チェック弁は、上記受入口を覆うと共に、閉鎖方向に付勢された開閉扉である。
この実施の形態によれば、上記チェック弁を、上記開閉扉と付勢部材とで簡単に構成することができる。
また、この発明の蒸気調理器は、
この発明の蒸気吹出方向変更装置と、
上記蒸気調理器本体と
を備え、
上記蒸気調理器本体は、
加熱調理用の蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置で発生された蒸気が供給されて、上記蒸気によって被加熱物を加熱調理する加熱室と、
少なくとも上記蒸気発生装置を制御する制御部と
を備え、
上記蒸気調理器本体の扉は、上記加熱室の前方の開口部を閉鎖する扉であり、
上記制御部は、加熱調理を行う際には、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を上記受入口から受け入れて上記吸排口から前方に向けて排出するように上記ファンモータを正転する一方、上記加熱室の上記扉が開放した場合には、上記加熱室の上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から吸引して上記排出口から排出するように上記ファンモータを逆転する信号を、上記蒸気発生装置に送出する
ことを特徴としている。
上記構成によれば、加熱調理を行う際には、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を上記受入口から受け入れ、上記排出口から吸い込まれた外気と混合・撹拌し、温度を低下させると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量を十分に低減させて上記吸排口から前方に向けて排出するようにしている。したがって、上記吸排口から排出される蒸気量を上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器の場合に比して十分に減少することができ、上記蒸気調理器本体のキャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
さらに、上記加熱室の扉が開放された場合には、上記加熱室の開口部から排出された蒸気を上記吸排口から外気と共に吸引して混合・撹拌し、温度を低下させると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量を十分に低減させて上記排出口から排出するようにしている。したがって、上記蒸気調理器本体が加熱調理を終了して所定時間が経過した後にまたは調理中に、使用者によって上記扉が開かれた際に、上記蒸気調理器本体の開口部から立ち上る蒸気を減少させて、上記蒸気調理器本体のキャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
以上より明らかなように、この発明の蒸気吹出方向変更装置および蒸気調理器は、蒸気調理器本体の扉が閉鎖している場合には、ファンモータが正転して、受入口から受け入れた蒸気を吸排口から前方に向けて排出するので、上記蒸気調理器本体が加熱調理を行っている際には、上記ファンモータの正転に伴って上記排出口から吸い込まれた外気と上記受け入れた蒸気とを混合・撹拌して、温度を低下すると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量を十分に低減することができる。したがって、上記吸排口から排出される蒸気量を上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器の場合に比して十分に減少でき、上記蒸気調理器本体のキャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
さらに、上記蒸気調理器本体の扉が開放した場合には、上記ファンモータが逆転して、上記蒸気調理器本体の開口部から排出された蒸気を上記吸排口から吸引して上記排出口から排出するので、上記蒸気調理器本体が加熱調理を終了して所定時間が経過した後にあるいは調理中に、使用者によって上記扉が開かれた際には、上記蒸気調理器本体の上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から外気と共に吸引して混合・撹拌し、温度を低下させると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量を十分に低減させて上記排出口から排出することができる。したがって、上記蒸気調理器本体の上記開口部から立ち上る蒸気を減少させて、上記蒸気調理器本体のキャビネットから部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の蒸気調理器における外観斜視図である。本蒸気調理器1は、直方体形状のキャビネット10の正面に、下端側の辺を中心に回動する扉12を設け、この扉12の右部に操作パネル11を設けて、概略構成されている。そして、扉12の上部にはハンドル13が設けられ、扉12には耐熱ガラス製の窓14が嵌め込まれている。
また、上記キャビネット10の天板10aには、上記蒸気吹出方向変更装置としてのオプションダクト91が載置されている。このオプションダクト91は、後に詳述するように、加熱調理時に、排気口を介して放出される余剰蒸気を凝縮させて蒸気量を低減すると共に、凝縮されない蒸気は前方中央の吸排口92から吹き出す。一方、加熱調理終了後等に扉12が開放された際には、前方中央の吸排口92から、キャビネット10の正面における開口部から噴き出す蒸気を吸い込み、前方両側の排出口93,94から吹き出すものである。
図2は、上記蒸気調理器1における部分断面図である。上記キャビネット10内に、直方体形状の加熱室20が設けられている。加熱室20は、扉12に面する正面側に開口部20aを有しており、加熱室20の側面,底面および天面がステンレス鋼板で形成されている。また、扉12は、加熱室20に面する側がステンレス鋼板で形成されている。加熱室20の周囲および扉12の内側に断熱材(図示せず)が載置されており、加熱室20内と外部とが断熱されている。また、加熱室20内にはステンレス製の受皿21が設置され、受皿21上には、被加熱物90を載置するためのステンレス鋼線製のラック24が設置される。
上記オプションダクト91は、中央部に排気ファン95を有し、この排気ファン95の回転によって、上述したように蒸気の吸い込みと吹き出しとを行うのである。尚、このオプションダクト91は、本実施の形態のごとくキャビネット10の天板10aに対して取り外し可能に載置されていても良いし、キャビネット10の天板10a上に据え付け固定されていても良い。
図3は、上記蒸気調理器1からオプションダクト91を外した状態の基本構成を示す概略構成図である。図3に示すように、本蒸気調理器1は、加熱室20と、蒸気発生用の水を給水する給水タンク30と、給水タンク30から供給された水を蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置40と、蒸気発生装置40からの蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成室50と、蒸気発生装置40や過熱蒸気生成室50等の動作を制御する制御装置80とを備えている。
上記加熱室20内に設置された受皿21上には格子状のラック24が載置され、そのラック24の略中央に被加熱物90が置かれる。
また、上記給水タンク30の下側に設けられた接続部30aは、第1給水パイプ31の一端に設けられた漏斗形状の受入口31aに接続可能になっている。そして、第1給水パイプ31には、給水タンク30内の水位を間接的に測定するための水位センサ36が設置された補助タンク39が接続されている。この水位センサ36は、1本の基準電極と夫々長さの異なる3本の電極とで構成されている。そして、上記3本の電極の何れが補助タンク39内で水に浸漬しているのかを、上記基準電極と各電極との導通で判断することによって、補助タンク39内の水位を検知するのである。
上記第1給水パイプ31には、ポンプ35が介設された上記給水経路としての第2給水パイプ32の一端が挿入されて取り付けられる一方、第2給水パイプ32の他端は、蒸気発生装置40の上蓋に挿入されて取り付けられている。また、蒸気発生装置40の上部と第1給水パイプ31とが、第3給水パイプ33によって連通されている。蒸気発生装置40の底部には、排水バルブ70が介設された排水パイプ71の一端が接続され、排水パイプ71の他端は給水タンク30の上蓋に挿入されている。
上記給水タンク30が第1給水パイプ31の受入口31aに接続されると、給水タンク30内の水は、給水タンク30と同水位になるまで補助タンク39内に供給される。その際に、水位センサ36によって検出用の3本の電極のうちの何れが補助タンク39内の水に浸漬しているのかを検出することによって、給水タンク30内の水位が検出される。
また、上記蒸気発生装置40は、下側に排水パイプ71の一端が接続されたポット41と、ポット41内に配置された蒸気発生ヒータ42と、ポット41の上蓋に挿入された水位センサ43と、を有している。また、加熱室20の側面上部に設けられた吸込口25の外側には、ファンケーシング26を配置している。そして、ファンケーシング26に設置された送風ファン28によって、加熱室20内の蒸気は、吸込口25から吸い込まれて蒸気供給装置44の入口側に送り込まれる。ファンケーシング26における送風ファン28の吸込側には蒸気吸引パイプ46の一端が接続されており、この蒸気吸引パイプ46の他端はポット41の上蓋に取り付けられて、ファンケーシング26における送風ファン28の吸込側とポット41の水面より上側とが連通されている。尚、上記水位センサ43は、基準電極と検出電極との同じ長さの2本の電極で構成されており、上記両電極の導通によって、ポット41内に蒸気発生ヒータ42が浸漬可能なだけの所定の水量があるか否かを検知するのである。
上記蒸気供給装置44は、一端がファンケーシング26の上部に接続される一方、他端が過熱蒸気生成室50に接続された蒸気供給パイプ63で構成されている。こうして、ファンケーシング26,蒸気供給パイプ63(蒸気供給装置44)および過熱蒸気生成室50で外部循環路60を形成している。
また、上記加熱室20の側面の下側に設けられた放出口27には放出通路64の一端が接続され、この放出通路64の他端には第1排気ダクト65の一端が接続されている。さらに、第1排気ダクト65の他端には第1排気口66が設けられている。また、外部循環路60を形成するファンケーシング26には、排気通路67を介して、第1排気ダクト65に隣接した第2排気ダクト61の一端が接続されている。さらに、第2排気ダクト61の他端には第2排気口62が設けられている。さらに、ファンケーシング26における排気通路67との接続部には、排気通路67を開閉するダンパ68が配置されている。
また、上記過熱蒸気生成室50は、加熱室20の天井側であって且つ略中央に、開口を下側にして配置された皿型ケース51と、この皿型ケース51内に配置された蒸気加熱ヒータ52を有している。皿型ケース51の底面は、加熱室20の天井面に設けられた金属製の天井パネル54で形成されている。天井パネル54には、複数の天井蒸気吹出口55,56が形成されている。ここで、天井パネル54は、上下両面が塗装等によって暗色に仕上げられている。尚、使用を重ねることにより暗色に変色する金属素材や暗色のセラミック成型品によって、天井パネル54を形成してもよい。
また、上記加熱室20の下部には、マグネトロン75が配置されている。そして、マグネトロン75で発生したマイクロ波は、導波管76によって加熱室20の下部中央に導かれ、モータ78によって駆動される回転アンテナ77によって回転されながら加熱室20内の上方に向かって放射されて被加熱物を加熱するようになっている。
次に、本蒸気調理器1の制御系について説明する。
制御装置80は、マイクロコンピュータおよび入出力回路等から構成され、図4に示すように、上記送風ファン28と、蒸気加熱ヒータ52と、ダンパ68と、排水バルブ70と、蒸気発生ヒータ42と、操作パネル11と、給水タンク用水位センサ36と、水位センサ43と、加熱室20(図3に示す)内の温度を検出する温度センサ81と、加熱室20内の湿度を検出する湿度センサ82と、ポンプ35と、マグネトロン75とが、接続されている。そして、給水タンク用水位センサ36,水位センサ43,温度センサ81および湿度センサ82からの検出信号に基づいて、送風ファン28,蒸気加熱ヒータ52,ダンパ68,排水バルブ70,蒸気発生ヒータ42,操作パネル11,ポンプ35およびマグネトロン75を所定のプログラムに従って制御する。
以下、上記構成を有する蒸気調理器1の蒸気加熱動作について、図3および図4に従って説明する。操作パネル11の電源スイッチ(図示せず)が押圧されると電源がオンし、操作パネル11の操作によって加熱調理の運転が開始される。そうすると、先ず、制御装置80は、排水バルブ70を閉鎖し、ダンパ68によって排気通路67を閉じる。そして、給水タンク用水位センサ36によって給水タンク30内に所定量以上の水が供給されていることが検知され、給水タンク30が正常に装着されていれば、ポンプ35の運転を開始する。そして、ポンプ35によって、給水タンク30から蒸気発生装置40のポット41内に第2給水パイプ32を介して給水される。尚、ポット41からオーバーフローした水は、第3給水パイプ33を介して第1給水パイプ31に戻される。その後、ポット41内の水位が所定水位に達したことを水位センサ43が検出すると、ポンプ35を停止して給水を止める。
次に、上記蒸気発生ヒータ42に通電し、ポット41内に溜まった所定量の水を蒸気発生ヒータ42によって加熱する。そして、蒸気発生ヒータ42の通電と同時に、または、ポット41内の水の温度が所定温度に達すると、送風ファン28をオンすると共に、過熱蒸気生成室50の蒸気加熱ヒータ52に通電する。そうすると、送風ファン28は、加熱室20内の気体(蒸気を含む)を吸込口25から吸い込み、外部循環路60に気体(蒸気を含む)を送り出す。その際に、送風ファン28に遠心ファンを用いているので、プロペラファンを用いる場合に比べて高圧を発生させることができる。さらに、送風ファン28に用いる遠心ファンを直流モータで高速回転させることによって、循環気流の流速を極めて速くすることができる。
次に、上記蒸気発生装置40のポット41内の水が沸騰すると飽和蒸気が発生し、発生した飽和蒸気は、送風ファン28の回転によって負圧となっているファンケーシング26における送風ファン28の吸込側に蒸気吸引パイプ46を介して吸い込まれ、外部循環路60を通る循環気流に合流する。そして、ファンケーシング26から出た蒸気は、蒸気供給パイプ63を介して高速で過熱蒸気生成室50に流入する。
そして、上記過熱蒸気生成室50に流入した蒸気は、蒸気加熱ヒータ52によって加熱されて、略300℃(調理内容により異なる)の過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の天井パネル54に設けられた複数の天井蒸気吹出口55から、加熱室20内の下方に向かって噴出される。また、過熱蒸気の他の一部は、天井パネル54の周囲部に斜め外側に向って設けられた天井蒸気吹出口56から、加熱室20内の斜め側方に向かって噴出される。
こうして、上記加熱室20の下方に向って噴出された過熱蒸気は、中央の被加熱物90側に向かって勢いよく供給されると共に、加熱室20の斜め側方に向って噴出された過熱蒸気は、加熱室20の側壁で反射されて被加熱物90の下方から被加熱物90を包むように上昇しながら供給される。その結果、加熱室20内において、中央部では吹き下ろし、その外側では上昇するという形の対流が生じる。そして、対流する蒸気は、順次吸込口25に吸い込まれて、外部循環路60を通って再び加熱室20内に戻るという循環を繰り返す。
このようにして、上記加熱室20内で過熱蒸気の対流を形成することによって、加熱室20内の温度・湿度分布を均一に維持しつつ、過熱蒸気生成室50からの過熱蒸気を天井蒸気吹出口55と側面吹出口22とから噴出して、ラック24上に載置された被加熱物90に効率よく衝突させることが可能になり、過熱蒸気の衝突によって被加熱物90が加熱される。その場合、被加熱物90の表面に接触した過熱蒸気は、被加熱物90の表面で結露する際に潜熱を放出することによっても被加熱物90を加熱する。これにより、過熱蒸気の大量の熱を確実に且つ速やかに被加熱物90全面に均等に与えることができる。したがって、斑がなくて仕上がりのよい加熱調理を実現することができるのである。
また、上記加熱調理運転時において、時間が経過すると、加熱室20内の蒸気量が増加し、量的に余剰となった分の蒸気は、放出口27から放出通路64および第1排気ダクト65を介して第1排気口66から排出される。
調理終了後、上記制御装置80によって操作パネル11に調理終了のメッセージが表示され、さらに操作パネル11に設けられたブザー(図示せず)によって合図の音を鳴らす。これらのメッセージやブザーによって調理終了を知った使用者が扉12を開けると、制御装置80は、センサ(図示せず)によって扉12が開いたことを検知して、排気通路67のダンパ68を瞬時に開く。そうすると、外部循環路60のファンケーシング26が排気通路67を介して第2排気ダクト61に連通し、加熱室20内の蒸気は、送風ファン28によって、吸込口25,ファンケーシング26,排気通路67および第2排気ダクト61を介して第2排気口62から排出される。このダンパ動作は、調理中に使用者が扉12を開いても同様に機能する。したがって、使用者は、蒸気にさらされることなく、安全に被加熱物90を加熱室20内から取り出すことができるのである。
以上の説明は、蒸気加熱動作の場合である。
これに対して、マイクロ波加熱動作の場合には、使用者によって上記操作パネル11が操作され、マイクロ波調理メニューが決定された後にスタートキー(図示せず)が押圧されると、マイクロ波加熱調理の運転が開始される。そうすると、制御装置80は、マグネトロン75を駆動して、導波管76および回転アンテナ77を介して被加熱物にマイクロ波を供給し、上記被加熱物90を加熱するのである。尚、その場合には、被加熱物90が載置されたマイクロ波を透過させる非金属の受皿が、例えば、加熱室20の底板上に敷設されるのである。
以下、本実施の形態の特徴である上記オプションダクト91の構造と動作について、詳細に説明する。
図5および図6は、上記オプションダクト91の概略構造を示す。但し、図5(a)および図6は、蒸気調理器本体1a上に載置されたオプションダクト91に対する蒸気流を示す。また、図5(b)は、オプションダクト91の天板を取り外した状態を示す。また、図5(c)は、図5(b)における蒸気受入部101の拡大図である。
図5(b)に示すように、上記オプションダクト91内には、前方に向って開いた形状に配置されると共に、オプションダクト91内を、前方中央の吸排口92に連通する上記第1の室である吸排気室96と、前方両側の排出口93,94および第1排気口66に連通する上記第2の室である排気室97と、に仕切る2枚の仕切り板98,99が配設されている。そして、仕切り板98と仕切り板99とをファン収納部100で連結し、ファン収納部100内には、遠心ファン等で成る排気ファン95が収納されている。ここで、この排気ファン95は、制御装置80によって回転が制御されるようになっており、回転のオン・オフおよび回転方向が制御されるようになっている。さらに、オプションダクト91内における排気室97の後方には、直方体の蒸気受入部101が設置されている。
この蒸気受入部101は、図5(c)に示すように、上記蒸気調理器本体1aにおけるキャビネット10の天板10aの後方に設けられた第1排気口66を覆うように設置されており、前方には受入口103を開閉する開閉扉102が取り付けられている。この開閉扉102は、閉鎖方向に付勢されており、その付勢力は、加熱調理運転時に第1排気口66から排出される余剰蒸気の圧力よりは弱く設定されている。したがって、加熱調理運転時には、第1排気口66から排出される余剰蒸気は、開閉扉102を押し開いて排気室97内に入ってくることができるのである。すなわち、本実施の形態においては、上記チェック弁を、開閉扉102とこの開閉扉102を閉鎖方向に付勢する付勢部材(図示せず)とで構成するのである。
ところで、図5および図6は、上記オプションダクト91を蒸気調理器本体1aとは別体に構成して、天板10a上に載置する場合について述べている。この場合には、オプションダクト91における排気ファン95用のファンモータ(図示せず)に電気的に接続された接続端子104と、蒸気調理器本体1aに設けられた接続端子105とを、接続配線106によって接続している。こうして、蒸気調理器本体1aから上記ファンモータに対して、電源と回転のオン・オフおよび回転方向の制御信号が供給されるのである。しかしながら、オプションダクト91を、蒸気調理器本体1aの天板10a上に蒸気調理器本体1aと一体に取り付け固定しても差し支えない。その場合には、蒸気調理器本体1a側の接続端子とオプションダクト91側の接続端子とを内部配線によって接続すればよい。
上記構成において、上記オプションダクト91は、制御装置80による制御の下に、以下のように動作する。図7は、制御装置80の制御の下に行われる排気処理動作のフローチャートである。また、図8および図9は、オプションダクト91の動作説明図である。以下、図7〜図9に従って、オプションダクト91の排気処理動作について説明する。加熱調理が開始されると、図7に示す排気処理動作がスタートする。
ステップS1で、上記オプションダクト91内における排気ファン95用の上記ファンモータが、排気室97から吸排気室96に向って気体を流す方向(以下、排気方向と言う)に正転される。こうして、加熱調理が進行し、加熱室20内の量的に余剰となった分の蒸気が第1排気口66から排出されると、ステップS2で、第1排気口66から排気室97に排出された蒸気が排気ファン95によって吸排口92から排出される。すなわち、図8に示すように、第1排気口66を覆う蒸気受入部101の開閉扉102が上記排出蒸気によって上記付勢力に抗して押し開かれ、上記排出蒸気が排気室97内に入り込む。そうすると、排気室97内に入り込んだ蒸気は、上記ファンモータによる排気ファン95の正転によって吸排気室96側に吹出され、図5(a)に矢印で示すように、吸排口92から前方に排出されるのである。
この場合、上記排気室97内に入り込んだ上記排出蒸気は、そのまま排気ファン95を介して吸排気室96側に吹出されるのではなく、排気室97内が負圧になるため排出口93,94から吸い込まれた外気と混合・撹拌され、温度が低下されると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量が低減されることによって、白く見えることはない。したがって、凝縮されない蒸気が、オプションダクト91における前方中央の吸排口92から排出されたとしても、使用者が白い蒸気の吹出しに驚くことはないのである。
また、上記第1排気口66からオプションダクト91の吸排口92までの距離は、上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器における排気口113から吹出口114までの距離よりも十分に長く、第1排気口66から入り込んだ上記排出蒸気の量は、上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器の場合に比して十分に減少されており、キャビネット10から部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。
ステップS3で、調理が終了して所定時間が経過した後にあるいは調理中に、使用者によって扉12が開かれたことが検知されると、排気ファン95用の上記ファンモータが、吸排気室96から排気室97に向って気体を流す方向(以下、吸気方向と言う)に逆転される。この場合、上述したように、排気通路67のダンパ68が瞬時に開かれて、加熱室20内の蒸気は、送風ファン28によって第2排気口62から排出される。したがって、使用者は、蒸気にさらされることなく安全に被加熱物90を取り出すことができる。しかしながら、加熱室20内の蒸気が総て排出されるには時間差があるために、扉12が開かれた瞬間には、加熱室20の開口部付近にある蒸気の一部は加熱室20の開口部から立ち上る。そのため、安全であるとは言え、やはり使用者にとっては、扉12を開いた瞬間に開口部から白い蒸気が立ち上るのはよい感じを与えない。
そこで、上記扉12が開かれた際には上記ファンモータを上記吸気方向に逆転させて、図9に示すように、加熱室20の開口部から立ち上る蒸気をオプションダクト91における前方中央の吸排口92から吸い込み、オプションダクト91の後壁で反射させて排出口93,94側に導き、図6に矢印で示すように前方両側の排出口93,94から排出するのである。
この場合、上記吸排口92から蒸気を吸い込む際に外気も吸引されて混合・撹拌されるので、蒸気の温度が低下されると共に、それに伴う凝縮によって蒸気量が十分に低減される。したがって、扉12が開かれた際に、開口部から立ち上る蒸気を減少させることができ、キャビネット10から部屋の天井までの距離を縮めることが可能になる。また、蒸気受入部101の開閉扉102は上記付勢力によって閉鎖されている。したがって、吸排口92から吸い込まれた蒸気が受入口103から加熱室20側に流れ込むのを防止することができる。
ステップS4で、上記扉12が開かれてから所定時間(例えば30秒)が経過した後、排気ファン95用の上記ファンモータが再度上記排気方向に正転される。こうして、調理終了後に加熱室20内に残っている蒸気が、第1排気口66およびオプションダクト91の排気ファン95を介して吸排口92から排出される。そして、ステップS5で、調理が終了してから所定時間が経過すると、排気ファン95用の上記ファンモータが停止される。
以上のごとく、本実施の形態においては、上記蒸気調理器本体1aにおけるキャビネット10の天板10aの上に、蒸気調理器本体1aと一体にあるいは蒸気調理器本体1aから着脱可能にオプションダクト91を載置している。このオプションダクト91の内部空間は、2枚の仕切り板98,99とファン収納部100とによって吸排気室96と排気室97とに仕切られており、排気室97の後方には、前方に開閉扉102が取り付けられた蒸気受入部101が第1排気口66を覆うように設置されている。
そして、上記排気ファン95は、制御装置80によって、加熱調理がスタートすると排気室97から吸排気室96に向って気体を流す排気方向に正転される。こうして、加熱室20内の量的に余剰となった分の蒸気が、第1排気口66から蒸気受入部101の開閉扉102を押し開いて排気室97内に入り込み、排気ファン95の回転によって吸排口92から前方に排出される。その際に、第1排気口66からオプションダクト91の吸排口92までの距離は十分に長く、排出蒸気の量は、上記特許文献1に開示された従来の蒸気調理器の場合に比して十分に減少されており、キャビネット10から部屋の天井までの距離を縮めることが可能になるのである。
さらに、使用者によって扉12が開かれると、上記排気ファン95は、吸排気室96から排気室97に向って気体を流す吸気方向に逆転される。こうして、加熱室20の開口部から立ち上る蒸気をオプションダクト91の吸排口92から吸い込み、オプションダクト91の前方両側の排出口93,94から排出するのである。したがって、扉12が開かれた際に、開口部から立ち上る蒸気を減少させることができ、キャビネット10から部屋の天井までの距離を縮めることが可能になるのである。
尚、本実施の形態においては、上記過熱蒸気生成室50を備えて、蒸気発生装置40からの蒸気を加熱して生成された過熱蒸気を用いて加熱調理を行う蒸気調理器について説明している。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、100℃以下の蒸気を用いる蒸気調理器に適用しても、一向に構わない。
また、上記オプションダクト91の具体的形状や、排気ファン95および蒸気受入部101の配置位置や、上記チェック弁の具体的構成等は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記排気ファン95に関して言えば、本実施の形態においては、上記吸排気室96と排気室97とに仕切る2枚の仕切り板98,99の間であって、吸排気室96と排気室97と間の気体通過経路に排気ファン95を設置して、排気ファン95の正逆回転によって吸排気室96あるいは排気室97に向けて直接送風している。しかしながら、インジェクタ構造を採用することも可能である。その場合には、上記気体通過経路ではない箇所に排気ファンを設置し、この排気ファンから上記気体通過経路まで伸びて吐出口を吸排気室96に向けた第1ノズルと、上記排気ファンから上記気体通過経路まで伸びて吐出口を排気室97に向けた第2ノズルとを設け、上記排気ファンの正逆回転によって吸排気室96あるいは排気室97に向けて送風すればよい。
この発明の蒸気調理器における外観斜視図である。 図1に示す蒸気調理器の部分断面図である。 図1に示す蒸気調理器の概略構成図である。 図1に示す蒸気調理器の制御ブロック図である。 図1におけるオプションダクトの概略構造と加熱調理時の動作とを示す図である。 図1におけるオプションダクトの概略構造と扉開放時の動作とを示す図である。 図3における制御装置の制御の下に行われる排気処理動作のフローチャートである。 オプションダクトの加熱調理時における動作説明図である。 オプションダクトの扉開放時における動作説明図である。 従来の蒸気調理器における外観図である。
符号の説明
1…蒸気調理器
1a…蒸気調理器本体、
20…加熱室、
28…送風ファン、
30…給水タンク、
35…ポンプ、
40…蒸気発生装置、
44…蒸気供給装置、
50…過熱蒸気生成室、
60…外部循環路、
80…制御装置、
90…被加熱物、
91…オプションダクト、
92…吸排口、
93,94…排出口、
95…排気ファン、
96…吸排気室、
97…排気室、
98,99…仕切り板、
100…ファン収納部、
101…蒸気受入部、
102…開閉扉、
103…受入口、
104,105…接続端子、
106…接続配線。

Claims (5)

  1. 前方の開口部を開閉する扉を有する蒸気調理器本体の上部に載置されると共に、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を受け入れる受入口と、前面に設けられた蒸気の吸排口と、蒸気の排出口とを有するケーシングと、
    上記ケーシング内に形成されると共に、上記吸排口に連通する第1の室と、
    上記ケーシング内に形成されると共に、上記排出口に連通する第2の室と、
    上記第1の室あるいは上記第2の室に向けて選択的に送風する正逆回転可能なファンモータと、
    上記ファンモータの駆動および制御のために上記蒸気調理器本体に接続される接続端子と
    を備え、
    上記蒸気調理器本体の扉が閉鎖している場合には、上記ファンモータが正転して、上記受入口から受け入れた蒸気を上記吸排口から前方に向けて排出する一方、上記蒸気調理器本体の扉が開放した場合には、上記ファンモータが逆転して、上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から吸引して上記排出口から排出するようにしている
    ことを特徴とする蒸気吹出方向変更装置。
  2. 請求項1に記載の蒸気吹出方向変更装置において、
    上記排出口は、上記吸排口の側方に位置している
    ことを特徴とする蒸気吹出方向変更装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の蒸気吹出方向変更装置において、
    上記ファンモータが正転している場合には上記受入口を開放する一方、上記ファンモータが逆転している場合には上記受入口を閉鎖するチェック弁を備えた
    ことを特徴とする蒸気吹出方向変更装置。
  4. 請求項3に記載の蒸気吹出方向変更装置において、
    上記チェック弁は、上記受入口を覆うと共に、閉鎖方向に付勢された開閉扉である
    ことを特徴とする蒸気吹出方向変更装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の蒸気吹出方向変更装置と、
    上記蒸気調理器本体と
    を備え、
    上記蒸気調理器本体は、
    加熱調理用の蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
    上記蒸気発生装置で発生された蒸気が供給されて、上記蒸気によって被加熱物を加熱調理する加熱室と、
    少なくとも上記蒸気発生装置を制御する制御部と
    を備え、
    上記蒸気調理器本体の扉は、上記加熱室の前方の開口部を閉鎖する扉であり、
    上記制御部は、加熱調理を行う際には、上記蒸気調理器本体から排出された蒸気を上記受入口から受け入れて上記吸排口から前方に向けて排出するように上記ファンモータを正転する一方、上記加熱室の上記扉が開放した場合には、上記加熱室の上記開口部から排出された蒸気を上記吸排口から吸引して上記排出口から排出するように上記ファンモータを逆転する信号を、上記蒸気発生装置に送出する
    ことを特徴とする蒸気調理器。
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JP2019035513A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 シャープ株式会社 加熱調理器
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