JP2009033925A - シンクロナスリラクタンスモータ - Google Patents

シンクロナスリラクタンスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2009033925A
JP2009033925A JP2007197639A JP2007197639A JP2009033925A JP 2009033925 A JP2009033925 A JP 2009033925A JP 2007197639 A JP2007197639 A JP 2007197639A JP 2007197639 A JP2007197639 A JP 2007197639A JP 2009033925 A JP2009033925 A JP 2009033925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
stator
inner peripheral
teeth
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007197639A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Baba
弘幸 馬場
Takashi Kuribayashi
隆司 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007197639A priority Critical patent/JP2009033925A/ja
Publication of JP2009033925A publication Critical patent/JP2009033925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

【課題】コスト低減を図ることができ、さらに巻線抵抗を抑えることができ、加えてロータ収容部の真円度を容易に確保することができるシンクロナスリラクタンスモータを提供する。
【解決手段】シンクロナスリラクタンスモータ10は、ステータ12のティース23に巻線18が巻装されてスロット25に収容され、ステータ12内のロータ収容部21にロータ14が収容されている。このシンクロナスリラクタンスモータ10は、スロット25のうち、基端部25a側が内周壁22で閉塞され、先端部25b側が開口部26で開口され、開口部26を利用して巻線18がティース23に分布巻きされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステータのスロットに巻線が収容され、ステータ内のロータ収容部にロータが収容されたシンクロナスリラクタンスモータに関する。
シンクロナスリラクタンスモータは、一般的にはステータに巻線がコイル状に巻装され、ロータにフラックスバリアが形成されている。
ステータは、巻線を巻装する複数のティースと、巻装した巻線を収容するスロットとを有する。このスロットは、ステータの内周側が開口され、開口を利用して巻線がティースに巻装されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−121821号公報
シンクロナスリラクタンスモータによれば、巻線に電流を流すことによりロータに磁界が生じるが、ロータのフラックスバリアで、磁束の通りやすい方向(d軸方向)と通りにくい方向(q軸方向)があるため、d軸とq軸とのインダクタンス差によりトルクが発生し、発生したトルクでロータが回転する。
ここで、シンクロナスリラクタンスモータは、一般的に、ロータの回転中に、フラックスバリアがティースに対向する位置に配置された場合と、対向しない位置に配置された場合とで磁気抵抗(リラクタンス)が変動して高調波が発生する。
リラクタンスの変動で高調波が発生することで、発生トルクに高調波成分が重畳する。このため、ロータの回転中にトルクリップル(ロータ回転時の振動)が発生する虞がある。
磁気抵抗変動による高調波の発生を抑えるためには、巻線電流による起磁力の高調波成分が少ないことから複数のティースに巻線を分布巻き(重ね巻き)で巻装することが好ましい。
複数のティースに巻線を分布巻きで巻装する方法として、通常使用されている汎用の巻線装置を用いて(流用して)ティースに巻線を巻装することが考えられる。
ところで、一般的に用いられる突極巻のブラシレスモータは、スロットのうちステータの内周側を閉口とすると閉口部の磁気ショートでトルクリップルが増加するという課題がある。
このため、スロットはステータの内周側が開口され、この内周側の開口から直接ティースに巻線が突極巻きでコイル状に巻装されているものや、円周方向に分割したり展開したりして、突極巻きをおこなう。
一般的な、シンクロナスリラクタンスモータも、磁気ショートを発生させないために、スロットがステータの内周側に開口され、内周側の開口から複数のティースに巻線が分布巻きでコイル状に巻装されているが、内周側の開口から巻線を分布巻きすると、占積率が低くなる。
このため、シンクロナスリラクタンスモータの抵抗値が上がって、出力が低下するという課題が発生する。
ここで、分布巻きにおいて占積率を上げる巻線手法の一つとして、インサータという巻線取付装置を用いる方法がある。
このインサータを用いて巻線をティースに取り付ける方法は次の通りである。
事前にコイル状に巻き付けた巻線を挿入ブレードに掛け、この状態で、巻線ごとステータに通してスロット内に巻線を挿入する。
しかし、シンクロナスリラクタンスモータごとに専用のインサータを備えると、設備費が嵩み、シンクロナスリラクタンスモータのコスト低減を図る妨げになっていた。
また、インサータを用いてコイル状の巻線をティースに取り付けるためには、コイル状の巻線をスロットに挿入する際に、巻線の長さが従来の量産ブラシレスモータの巻線と同等の長さでは挿入不可能となり、コイル状巻線の端部を必要以上に長く確保する必要がある。
このため、インサータを用いてコイル状の巻線をティースに取り付けると、ティースに直接巻装した場合と比較して巻線が長くなる。
このように、巻線の長さが長くなることで巻線抵抗が増し、モータの出力を確保することが難しいとされていた。
ところで、モータのなかには、複数のティースを分割可能に形成したものがある。複数のティースを分割させた状態において、各ティースに直接突極巻きすることで、インサータを用いてコイル状の巻線をティースに取り付ける場合と比較して巻線の長さを抑えることができる。
このように、複数のティースを分割させることで、巻線の長さを適正に確保して巻線抵抗を抑えることが可能である。
しかし、複数のティースを分割可能に形成すると、ロータの分割構造が複雑で組立が困難だったり、ロータを収容するロータ収容部の真円度を確保できず、正確な手法で製品を作ることが難しいため、トルクリップルを良好に抑え難くなることが考えられる。
本発明は、コスト低減を図ることができ、さらに巻線抵抗を抑えることができ、加えてロータ収容部の真円度を容易に確保することができるシンクロナスリラクタンスモータを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、前記ステータのティースに巻線が巻装されるとともに巻装した巻線がスロットに収容され、前記ステータ内のロータ収容部にロータが収容されたシンクロナスリラクタンスモータにおいて、前記スロットのうち、前記ステータの内周側が閉塞されるとともに、前記ステータの外周側が開口され、前記開口を利用して前記巻線が前記ティースに分布巻きされたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、スロットのうち、ステータの内周側を閉塞するとともにステータの外周側を開口した。ステータの外周側を開口させることで、スロットの開口を、内周側に開口する場合より大きく形成することができる。
よって、大きな開口を利用して巻線をティースに分布巻きすることが可能になり、通常使用されている汎用の巻線装置を巻線装置として流用して占積率を高くすることができる。
ティースに巻線を巻装する装置として、専用のインサータを備える必要がない。
したがって、シンクロナスリラクタンスモータを製造するための設備費を抑えてコスト低減を図ることができるという利点がある。
ここで、分布巻き(重ね巻き)とは、複数のスロットに跨ってティースに巻装する巻き方をいう。
例えば、3相(U相、V相、W相)の分布巻きの場合、各相の巻線がいくつかのスロットに分散して巻装される。
また、通常使用されている汎用の巻線装置を用いてティースに巻線を分布巻きすることで、専用のインサータを用いてティースに巻線を取り付ける場合と比較して、コイル状巻線の端部をモータに対応させて最短な長さに調整することができる。
これにより、巻線抵抗の増加を抑えることが可能になり、モータの出力を良好に確保することができるという利点がある。
さらに、スロットのうち、ステータの内周側を閉塞することで、ステータの外周側を開口しても、複数のティースを一体に形成することができる。
複数のティースを分割させずに、1部材で形成することができるので、ロータを収容するロータ収容部の真円度を比較的容易に確保することができる。
このように、真円度を容易に確保することで、トルクリップルを良好に抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータを示す断面図、図2は図1の2部拡大図、図3は本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータを示す分解図である。
なお、図1、図3において、構成の理解を容易にするために巻線を省略して図示する。
シンクロナスリラクタンスモータ10は、ステータ(すなわち、固定子)12と、ステータ12の内部に回転自在に収容されたロータ(すなわち、回転子)14とを備える。
ステータ12は、ロータ14を回転自在に収容するインナーステータ16と、インナーステータ16を収容するアウターステータ17と、インナーステータ16に巻装された巻線18(図2参照)とを備える。
インナーステータ16は、中央に円形のロータ収容部(開口部)21が設けられ、ロータ収容部21の周囲に内周壁22が設けられ、内周壁22から外側に向けて複数本のティース23が放射状に延出され、隣接するティース23間にスロット25が設けられている。
スロット25は、基端部25a側(すなわち、ステータ12の内周側)が内周壁22で閉塞され、先端部25b側(すなわち、ステータ12の外周側)が開口部26で開口されている。
内周壁22は、厚さ寸法(以下、「内周壁厚さ」という)がTに形成されている。
内周壁厚さTについては、図4、図5で詳しく説明する。
スロット25の基端部25a側を内周壁22で閉塞することで、スロット25の先端部25b側に開口部26を設けても、複数のティース23を一体に形成することができる。
これにより、インナーステータ16を分割させずに、1部材で形成することができるので、ロータ収容部21の真円度を比較的容易に確保することができる。
また、図3に示すように、スロット25の先端部25b側に開口部26を設けることで、スロット25の開口部26を大きな幅寸法Sに形成することができる。
インナーステータ16はアウターステータ17に収容されている。ティース23の先端部23aがアウターステータ17の内周壁17aに圧入されている。
インナーステータ16をアウターステータ17に収容することで、スロット25の開口部26がアウターステータ17で閉じられている。
ティース23には、一例として、3相(U相、V相、W相)の分布巻きになるように、巻線18が巻装されている。
巻装した巻線18は、図2に示すように、スロット25に収容されている。
ところで、スロット25の開口部26が大きさSに形成されている。
開口部26を利用することで、通常使用されている汎用の巻線装置を用いてティース23に巻線18を分布巻きすることが可能になる。
さらに、量産ブラシレスモータの巻線装置を用いてティース23に巻線18を分布巻きすることで、従来技術で説明したインサータを用いてティース23に巻線18を取り付ける場合と比較して、コイル状巻線18の端部をモータ10に対応させて最短な長さに調整することができる。
ロータ収容部21にはロータ14が回転自在に収容されている。ロータ14は、エアギャップ31を介して内周壁22と対向している。
ロータ14は、磁性物質からなる回転子鉄心33に、複数のフラックスバリア帯34が形成されている。
フラックスバリア帯34は、複数の円弧状のスリット35が軸中心36に向けて凸状に形成され、隣接するスリット35間に円弧状の磁路37が形成されている。
このスリット35は、磁束を通過し難くするためのバリアである。
このように、ロータ14に複数(4個)のフラックスバリア帯34を備えることで、隣接するフラックスバリア帯34間で磁束が流れやすい方向(d軸方向)と流れにくい方向(q軸方向)ができる。一般的なモータの磁極はd軸を指す。
ここで、フラックスバリア帯34間の磁路37中央が磁極(N、Sの位置)中心d軸となり、スリット35の中央が磁極間中心q軸となる。
d軸インダクタンスは、d軸磁束が磁路37を通過しやすいので大きくなる。
一方、q軸インダクタンスは、q軸磁束がスリット35を通過しにくいので小さくなる。
よって、d軸インダクタンスとq軸インダクタンスとの差によりリラクタンストルクが発生し、ロータ14を回転させることができる。
図4(a),(b)は巻線方法の違いによるモータの磁束の流れについて説明する図であり、(a)は比較例、(b)は実施例を示す。
比較例は、スロット25のうち、スロット25の基端部25a側が内周壁22で塞がれ、ティース23に巻線18が突極巻き(集中巻き)で巻装されたモータ100である。
巻線18の突極巻きは、スロット25の開口部26を利用して、通常使用されている量産ブラシレスモータの巻線装置で実施された。
ここで、突極巻き(集中巻き)とは、各ティース23に1極ごとに巻線18が巻装されたものである。
例えば、3相(U相、V相、W相)の突極巻きの場合、各相の巻線が1つのティース23に巻装される。
一方、実施例は、スロット25のうち、スロット25の基端部25a側が内周壁22で塞がれ、ティース23に巻線18が分布巻きで巻装されたシンクロナスリラクタンスモータ10である。
巻線18の分布巻きは、スロット25の開口部26を利用して、通常使用されている汎用の巻線装置で実施された。
(a)の比較例に示すように、ティース23に巻線18が突極巻きで巻装されている場合、隣り合うティースの磁極が逆になる場合が多い。
磁極が逆になることで、隣接するティース23の磁束の流れが矢印Aで示すように逆の向きになる。
よって、スロット25の基端部25a側が内周壁22で塞がれると、磁束が矢印Bの如く流れ、ロータ14に到達する前に内周壁22で磁気ショートする。
このため、磁束を有効に使うことができなくなり出力(トルク)が低下する。さらに、磁束が内周壁22で磁気ショートするために、トルクリップルが悪化することが考えられる。
(b)の実施例に示すように、ティース23に巻線18が分布巻きで巻装されている場合、隣り合うティースの磁極が同じになる場合が多い。
磁極が同じになることで、隣接するティース23の磁束の流れが矢印Cで示すように同じ向きになるため、磁気ショートの影響が少ない。
ここで、実施例の分布巻きにおいては、隣接するティース23の磁極が(b)に示すように全て同じになるわけではなく、数本のティース23に1本は磁極が逆になる。
しかし、磁極が逆になる箇所は、(a)の比較例と比べて少ない。すなわち、(b)の実施例は、殆どの箇所において磁極を同じにできる。
このように、(b)の実施例によれば、隣接するティース23の磁束の流れを殆どの箇所で同じ向きにできるので、スロット25の基端部25a側が内周壁22で塞がれていても磁束は矢印Dの如く流れる。
よって、磁気ショートによる影響が少ないため、磁束を有効に使うことができる。
これにより、出力(トルク)が低下することを抑えることができ、さらに制御電流の乱れを抑えることでトルクリップルの悪化を防ぐことができる。
さらに、巻線18の分布巻きは、スロット25の開口部26を利用して、通常使用されている汎用の巻線装置で実施された。
よって、従来技術で説明したインサータを用いてティース23に巻線18を取り付ける場合と比較して、コイル状巻線18の端部をモータ10に対応させて最短な長さに調整することができる。
これにより、巻線抵抗の増加を抑えることが可能になり、シンクロナスリラクタンスモータ10の出力を一層良好に確保することができる。
加えて、スロット25の基端部25a側を内周壁22で閉塞することで、インナーステータ16を分割させずに、1部材で形成することができる。
これにより、ロータ収容部21の真円度を比較的容易に確保することができるので、トルクリップルの悪化を一層良好に防ぐことができる。
ところで、磁束の磁気ショートにより生じる出力低下や、トルクリップルの悪化は、内周壁22の厚さ寸法(内周壁厚さ)Tに影響を受けることが考えられる。
そこで、図5のグラフで、出力低下やトルクリップルの悪化と内周壁厚さTとの関係について説明する。
図5は本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータのトルクやトルクリップルと内周壁厚さとの関係を説明するグラフである。
左側の縦軸にトルク(出力)[Nm]、右側の縦軸にトルクリップル[Nm]、横軸に内周壁厚さTを示す。
グラフG1は、内周壁厚さTとトルクリップルとの関係を示すグラフである。
グラフG2は、内周壁厚さTとトルクとの関係を示すグラフである。
内周壁厚さTが0.1〜0.3mmの範囲において、トルクリップルの発生が抑えられることがわかる。
また、内周壁厚さTが0.1〜0.3mmの範囲において、トルクが高い状態に保たれることがわかる。
内周壁厚さTを0.3mm以下に比較的薄くすることで、図4(b)に示すように、磁束の磁気ショートを小さく抑えることができる。これにより、磁束を有効に使うことができ、トルク(モータの出力)低下を抑えることができる。
さらに、内周壁厚さTを0.3mm以下に比較的薄くすることで、磁気ショート(制御電流乱れ)によるトルクリップルの悪化を抑えることができる。
一方、内周壁厚さTを0.1mm未満より薄くすると、内周壁22の強度を確保することが難しい。
加えて、内周壁厚さTを0.1mm未満より薄くすると、磁気抵抗(リラクタンス)の変動を内周壁22で好適に吸収することが難しくなり、トルクリップルの影響が大きくなることが考えられる。
これにより、グラフG1およびグラフG2に示すように、トルクリップルの影響が大きくなり、トルク(モータの出力)が下がる。
以上の理由から、内周壁厚さTを0.1〜0.3mmの範囲に設定した。内周壁厚さTを0.1〜0.3mmの範囲に設定することで、スロット25の基端部25a側(すなわち、ステータ12の内周側)を内周壁22で閉塞することが可能になる。
スロット25の基端部25a側を閉塞することで、スロット25の先端部25bを開口部26で開口することができる。
開口部26を利用することで、汎用の巻線装置を用いてティース23に巻線18を分布巻きすることが可能になる。
これにより、シンクロナスリラクタンスモータ10用のインサータを備える必要がない。
さらに、量産ブラシレスモータの巻線装置を用いてティース23に巻線18を分布巻きすることで、コイル状巻線18の端部をモータに対応させて最短な長さに調整することができる。
これにより、巻線抵抗の増加を抑えることが可能になり、シンクロナスリラクタンスモータ10の出力を良好に確保することができる。
加えて、スロット25の基端部25a側を内周壁22で閉塞することで、インナーステータ16を分割させずに1部材で形成した。
これにより、ロータ収容部21の真円度を比較的容易に確保して、トルクリップルの悪化を一層良好に防ぐことができる。
なお、前記実施の形態では、ロータ14に複数フラックスバリア帯34として4個を備えた例について説明したが、これに限らないで、フラックスバリア帯34の個数は適宜変更が可能である。
また、前記実施の形態では、アウターステータ17の内周を完全な円形(直円)に形成してインナーステータ16を圧入させた例について説明したが、これに限らないで、アウターステータ17の内周を凹凸状に形成し、凹部にインナーステータ16の端部を結合させてもよい。
本発明は、ステータのスロットに巻線が収容され、ステータ内のロータ収容部にロータが収容されたシンクロナスリラクタンスモータへの適用に好適である。
本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータを示す断面図である。 図2は図1の2部拡大図である。 本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータを示す分解図である。 巻線方法の違いによるモータの磁束の流れについて説明する図である。 本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータのトルクやトルクリップルと内周壁厚さとの関係を説明するグラフである。
符号の説明
10…シンクロナスリラクタンスモータ、12…ステータ(固定子)、14…ロータ(回転子)、18…巻線、21…ロータ収容部、22…内周壁、23…ティース、25…スロット、25a…基端部(ステータの内周側)、25b…先端部(ステータの外周側)、26…開口部。

Claims (1)

  1. 前記ステータのティースに巻線が巻装されるとともに巻装した巻線がスロットに収容され、前記ステータ内のロータ収容部にロータが収容されたシンクロナスリラクタンスモータにおいて、
    前記スロットのうち、前記ステータの内周側が閉塞されるとともに、前記ステータの外周側が開口され、
    前記開口を利用して前記巻線が前記ティースに分布巻きされたことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモータ。
JP2007197639A 2007-07-30 2007-07-30 シンクロナスリラクタンスモータ Pending JP2009033925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007197639A JP2009033925A (ja) 2007-07-30 2007-07-30 シンクロナスリラクタンスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007197639A JP2009033925A (ja) 2007-07-30 2007-07-30 シンクロナスリラクタンスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009033925A true JP2009033925A (ja) 2009-02-12

Family

ID=40403810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007197639A Pending JP2009033925A (ja) 2007-07-30 2007-07-30 シンクロナスリラクタンスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009033925A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012019576A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Denso Corp 回転電機
JP2015159674A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 三菱電機株式会社 回転電機のステータ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53120716U (ja) * 1977-03-03 1978-09-26
JPS63174531A (ja) * 1987-01-12 1988-07-19 Shibaura Eng Works Co Ltd モ−タの固定子鉄心部材
JPH03235630A (ja) * 1990-02-08 1991-10-21 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
JPH0654468A (ja) * 1992-07-27 1994-02-25 Yaskawa Electric Corp 電動機のステータ
JPH11332140A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 放射リブ巻線式回転電機の電機子構造
JP2001157392A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Hideo Kawamura 発電・電動機におけるステータの構造
JP2005080365A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kokusan Denki Co Ltd 回転電機用ステータ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53120716U (ja) * 1977-03-03 1978-09-26
JPS63174531A (ja) * 1987-01-12 1988-07-19 Shibaura Eng Works Co Ltd モ−タの固定子鉄心部材
JPH03235630A (ja) * 1990-02-08 1991-10-21 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
JPH0654468A (ja) * 1992-07-27 1994-02-25 Yaskawa Electric Corp 電動機のステータ
JPH11332140A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 放射リブ巻線式回転電機の電機子構造
JP2001157392A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Hideo Kawamura 発電・電動機におけるステータの構造
JP2005080365A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kokusan Denki Co Ltd 回転電機用ステータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012019576A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Denso Corp 回転電機
JP2015159674A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 三菱電機株式会社 回転電機のステータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5248751B2 (ja) スロットレス永久磁石型回転電機
US20180102678A1 (en) Armature and rotating electric machine including armature
US20120267975A1 (en) Embedded permanent magnet electric motor
US20120098378A1 (en) Motor
US9197103B2 (en) Stator core for electric rotary apparatus
JP2006288043A (ja) 永久磁石形モータ
JP2005245146A (ja) 同期電動機及び密閉型圧縮機及びファンモータ
JP5239571B2 (ja) 回転電機
WO2021039581A1 (ja) モータ
US20190165628A1 (en) Interior Permanent Magnet Synchronous Machine
JP2000209793A (ja) 回転電機の固定子
JP5483582B2 (ja) モータ
JP2009033925A (ja) シンクロナスリラクタンスモータ
JP5465866B2 (ja) ステータコアおよび回転電機
JP2013207857A (ja) ブラシレスモータ
JP2005269831A (ja) ブラシレスdcモータ
JP2006042592A (ja) 電気機械
US10958122B2 (en) Rotating electrical machine and stator
JP2019187133A (ja) モータ及びブラシレスワイパーモータ
JP2011067070A (ja) 電動機
JP2019013114A (ja) ブラシレスモータ、及び送風装置
JP2008017541A (ja) モータ
JP7263971B2 (ja) ロータ及びモータ
JP6012046B2 (ja) ブラシレスモータ
JP4676919B2 (ja) クローポール型ブラシレスモータのステータ及びクローポール型ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20090710

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20090710

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090710

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Effective date: 20120131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120406

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02