JP2009033637A - レベル変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップ面積を増大させることなく、かつ入力端子への流入電流がより少ないレベル変換回路を提供する。
【解決手段】ゲート接地回路101の出力をソースフォロア回路102の入力にカスケード接続し、ソースフォロア回路102のソース端子には、レベルシフト回路103とソースフォロア負荷抵抗104を接続する。ソースフォロア回路102は、ハイインピーダンス入力であるため、小さなソースフォロア負荷抵抗を用いても入力端子111への流入電流を小さくすることができ、かつ小さなチップ面積を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路で構成され、携帯電話機や無線通信機などの通信端末装置に用いられる高周波信号切替装置、あるいは、それに付随する論理回路に接続されるレベル変換回路に関するものである。
近年、高周波信号切替装置に対して多入力多出力化の要望が高まっており、この場合、高周波信号切替装置には論理回路が必要となってくる。論理回路は、例えば2bitの入力信号の組合せ(00,01,10,11)に対し、出力端子4本のいずれかに信号を出力する。この論理回路の入力信号のLow,High信号の電圧範囲と、その前に接続されている回路の出力電圧範囲とは必ずしも一致しているとは限らない。
例えば、ベースバンドICの出力は高周波信号切替装置の論理回路に接続されるが、ベースバンドICがC−MOS出力の場合、Lowレベルが0V、Highレベルが1.8V以上に対し、GaAs MESFETを用いた論理回路では、Lowレベルが0V、Hgihレベルが約0.2〜0.3V以上である。このような状況の際に、レベル変換回路が必要となってくる。
図11は一般的なレベル変換回路の構成を示すブロック図を示し、201はレベル変換回路、111は入力端子、112は出力端子である。ここで、入力端子111の端子電圧をVi、流入電流をIi、出力端子112の端子電圧をVoとする。入力端子111には、例えばベースバンドICの出力端子が接続され、出力端子112には、例えば論理回路や高周波信号切替装置が接続される。
図12は前記レベル変換回路201の入出力特性の一例を示す図であり、112a’は理想入出力特性、112aは(実際の)入出力特性を示す。
レベル変換回路201に入力される(つまり、その前に接続されている回路の出力)論理の電圧範囲について、0≦Vi<Vi(L)がLowレベル、Vi(H)<ViがHighレベルであるとする。レベル変換回路201が、この入力に対し正論理を出力するのであれば、0≦Vi<Vi(L)に対し0V、Vi(H)<Viに対しVo(H)を出力することになる。
ただし、次に繋がる論理回路のHigh、Lowの境界電圧があるので、これをしきい値電圧:Vthとした場合、0V<Vth<Vo(H)、Vi(L)<Vi(Vth)<Vi(H)の関係が成立する。ここでVi(Vth)は、VoがVthとなる入力電圧のことである。
なお、一般的には、Vi(L)≠Vi(H)、Vi(L)<Vi(H)と設定し、Vi(L)とVi(H)の差は誤動作を防止するための論理電圧のマージンである。
前記特性を満足する入出力特性は幾つか考え得る。一例は、理想入出力特性112a’であり、Vi(Vth)で瞬時に出力電圧が切替わるが、このような回路は実現困難であって、実際には、入出力特性112aのように、Viが0≦Vi<Vi(L)に対しVoが0V、ViがVi>Vi(H)に対しVoがVo(H)、Vi(L)<Vi(H)の間で0VからVo(H)へと切替わるような入出力特性の方が設計が容易である。
そこで、入出力特性112aを実現するようなレベル変換回路を考える。
図13は従来のレベル変換回路の一例を示す回路図である。本例は、ブリーダ抵抗とレベルシフト回路を用いたレベル変換回路の一例であって、111は入力端子、112は出力端子、211はブリーダ抵抗R1、212はブリーダ抵抗R2、213はレベルシフト回路である。入力端子111の端子電圧をVi、流入電流をIi、出力端子112の端子電圧をVoとする。
回路動作の概略を説明する。ブリーダ抵抗R1 211とブリーダ抵抗R2 212の抵抗分割比により傾斜部の直線の傾きが決まる。抵抗分割比であるので、Vo=Vi×R2/(R1+R2)となる。レベルシフト回路213は、原点の位置をVi(L)までシフトさせる(レベルシフト回路213がないと、入出力特性が原点を通るため、Low振幅のマージンが小さくなる不都合が生じる)。レベルシフト回路213としては、例えばダイオードを用いると0.5V〜0.6V程度の値が得られる。
図14は従来例の入出力特性を示す図であって、結果として、図14に示すような入出力特性が実現できる。
図15(a),(b)は従来例におけるシミュレーション結果を示す図である。
ブリーダ抵抗R1 211は300kΩ、ブリーダ抵抗R2 212は600kΩとし、レベルシフト回路213として、GaAs MESFETのショットキーゲートをダイオードとして用いシミュレーションした。入力端子111の端子電圧をVi、流入電流をIi、出力端子112の端子電圧をVoとしている。
図15(a)は従来例における入力端子111の端子電圧Viと出力端子112の端子電圧Voのシミュレーション結果(入出力特性:Vi vs. Vo)であって、図15(a)により、入出力特性(Vi vs. Vo)は、図14と同じ形状が得られていることが分る。GaAs MESFETのショットキーゲート(φb〜0.4V)をダイオードとして用いているので、予想通り約0.4V程度からVoが立ち上がっている。
例えば、次にエンハンスメント型のGaAs MESFETを用いた論理回路が接続されるとして、そのしきい値Vthが+0.2Vであると仮定する。この場合、Viが0〜0.4V(=Vi(L))程度まではVoが0Vであるため入力Lowレベル、Viが1.5V(=Vi(H))以上ではVoが0.66V以上であるため入力Highと設定することにより、しきい値Vthを越えて所望の出力電圧範囲を実現できている。
図15(b)は従来例の入力端子111の端子電圧Viと流入電流Iiのシミュレーション結果(Vi vs. Ii)である。IiはViの立ち上がりと同時に流れ始め、例えば今回選定した抵抗値では、Vi=1.5時に約1.1μA、Vi=5.0V時には約4.9μAの電流が流入することが分る。
前記従来例のシミュレーション結果をまとめると(表1)に示すようになる。
Figure 2009033637
特開平4−108216号公報 特開平3−19426号公報
今日、携帯端末に搭載されるLSIの微細化が進んでおり、それに伴ってベースバンドICなどのデジタル回路の低消費電力化が進んでいる。このような状況下において、ベースバンドICの出力端子の許容電流値も低下する傾向にある。前記ブリーダ抵抗を用いた従来例では、レベル変換回路への流入電流を低減させるために、ブリーダ抵抗を大きくすればよい。
しかし、電流値を1/10とするためには、抵抗値を10倍とする必要がある。半導体プロセスにおいて、シート抵抗1kΩ□程度の抵抗値を用いる場合、数百kΩの抵抗はレベル変換回路や論理回路の他の素子に比べて大きく、抵抗値を増大させると、それに比例してチップ面積が増大するという課題があった。
本発明の目的は、前記従来の技術の課題を解決し、チップ面積を増大させることなく、かつ入力端子への流入電流がより少ないレベル変換回路を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明のレベル変換回路は、基本的に、ゲート接地回路とソースフォロア回路とソースフォロア負荷抵抗とレベルシフト回路と入力端子と出力端子と電源端子を備え、ゲート接地回路の入力が入力端子に接続され、ゲート接地回路の出力がソースフォロア回路の入力にカスケード接続され、ソースフォロア回路のソース端子がレベルシフト回路の一端に接続され、レベルシフト回路の他端がソースフォロア負荷抵抗の一端と出力端子に接続され、ソースフォロア負荷抵抗の他端がグランド(GND)に接続され、ソースフォロア回路のドレイン端子が電源端子に接続される構成とする。
この構成によれば、チップ面積を増大させることなく、かつレベル変換回路への流入電流を極めて少なくすることが可能となる。
また、さらにソースフォロア回路のドレイン端子と電源の間に電圧レギュレータ回路を備える構成とする。
この構成によれば、チップ面積を増大させることなく、かつレベル変換回路への流入電流を極めて少なくしつつ、レベル変換回路の電源端子の消費電流を低減することが可能となる。
また、さらに電圧レギュレータ回路のソース端子とソースフォロア回路のドレイン端子との間にレギュレータ抵抗を備える構成とする。
この構成によれば、チップ面積を増大させることなく、かつレベル変換回路への流入電流を極めて少なくしつつ、レベル変換回路の電源端子の消費電流を更に低減することが可能となる。
本発明のレベル変換回路によれば、前記構成により、チップ面積を増大させることなく、かつ入力端子への流入電流がより少ないレベル変換回路を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係るレベル変換回路の実施の形態1の回路図であり、101はゲート接地回路、102はソースフォロア回路、103はレベルシフト回路、104はソースフォロア負荷抵抗、111は入力端子、112は出力端子、113は電源端子である。
図1において、ゲート接地回路101の入力側は入力端子111に接続され、ゲート接地回路101の出力側はソースフォロア回路102の入力にカスケード接続され、ソースフォロア回路102のソース端子はレベルシフト回路103の一端に接続され、レベルシフト回路103の他端はソースフォロア負荷抵抗104の一端と出力端子112に接続され、ソースフォロア負荷抵抗104の他端はグランド(GND)に接続され、ソースフォロア回路102のドレイン端子は電源端子113に接続されている。
また、入力端子111の端子電圧をVi、流入電流をIi、出力端子112の端子電圧をVo、電源端子113の端子電圧をVdd、流入電流をIddとする。
回路動作の概略を説明する。ソースフォロア回路102は、ハイインピーダンス入力であり、かつFETを用いることにより流入電流はμAオーダー以下になる。ゲート接地回路101は、入力電圧Viが高くなり過ぎた際に、FETのVds電圧として吸収して、ソースフォロア回路102の入力端子の電圧が必要以上に高くなるのを防ぐ。レベルシフト回路103はVo電圧の立上がり箇所を適切にシフトさせる。
図2(a)〜(c)は実施の形態1のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図である。FETとしてはGaAs MESFETを用い、ソースフォロア負荷抵抗104は150kΩ、レベルシフト回路103はGaAs MESFETのショットキーゲートをダイオードとして用い、電源電圧Vddは2.7Vとしてシミュレーションした。
図2(a)は実施の形態1のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと出力端子112の端子電圧Voのシミュレーション結果(入出力特性:Vi vs. Vo)を示す図である。図2(a)よりVi vs. Vo特性は前記従来例と同様に、約0.4V程度からVoが立ち上がっていることが分る。
次に、例えばエンハンスメント型のGaAs MESFETを用いた論理回路が接続されるとし、そのしきい値Vthが+0.2Vであると仮定する。この場合、Viが0〜0.4V(=Vi(L))程度まではVoが0Vなので入力Lowレベル、Viが1.5V(=Vi(H))以上ではVoが0.66V以上なので入力Highと設定することにより、閾値Vthを越えて所望の出力電圧範囲を実現できている。
なお、図2(a)においては、Viが1.5V以上でVoが飽和している。従来例では、図15(a)に示すように、1.5V以上でもVoは増大し続ける。次に繋がる回路の入力電圧範囲の最大定格に問題がなければ、増大し続けても問題ないが、実際には、あまり高い電圧の印加は信頼性上良くないため、図2(a)のように飽和する入出力特性の方が好ましい。
図2(b)は実施の形態1のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと流入電流Iiのシミュレーション結果(Vi vs. Ii)を示す図である。Vi=1.5V時のIiは約0.8pAであり、従来の約1/1000以下の少ない電流値が実現できている。かつVi=5.0V時でもIiは約5.3pAであり、従来の1/1000程度の少ない電流値が得られている。
図2(c)は実施の形態1のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと電源端子113の流入電流Iddのシミュレーション結果(Vi vs. Idd)を示す図である。本実施の形態では、電源端子113を有し、電源端子への流入電流Iddを消費する点が従来とは異なる。図2(c)より、Vi=1.5V時のIddは約4.4uAである。
実施の形態1のレベル変換回路におけるシミュレーション結果をまとめると(表2)に示すようになる。
Figure 2009033637
(実施の形態2)
図3は本発明に係るレベル変換回路の実施の形態2の回路図であり、105は電圧レギュレータ回路であって、その他の構成は実施の形態1の構成と同様である。
図3において、電圧レギュレータ回路105はソースフォロア回路102のドレイン端子と電源端子113の間に配置され、そのソースがソースフォロア回路102のドレインに接続され、ゲートがGNDに接地されている。
入力端子111の端子電圧をVi、流入電流をIi、出力端子112の端子電圧をVo、電源端子113の端子電圧をVdd、流入電流をIddとする。
回路動作の概略を説明する。電圧レギュレータ回路105は、ソースフォロア回路102のドレイン端子の電圧値を適切に制限する。これにより、ソースフォロア回路102へ流入する電流を抑制することができる。
図4(a)〜(c)は実施の形態2のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図である。FETとしてはGaAs MESFETを用い、ソースフォロア負荷抵抗104は150kΩ、レベルシフト回路103はGaAs MESFETのショットキーゲートをダイオードとして用い、電源電圧Vddは2.7Vとしてシミュレーションした。
図4(a)は実施の形態2のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと出力端子112の端子電圧Voのシミュレーション結果(入出力特性:Vi vs. Vo)を示す図である。図4(a)よりVi vs. Vo特性は従来例と同様に、約0.4V程度からVoが立ち上がっていることが分る。
次に、例えばエンハンスメント型のGaAs MESFETを用いた論理回路が接続されるとし、そのしきい値Vthが+0.2Vであると仮定する。この場合、Viが0〜0.4V(=Vi(L))程度まではVoが0Vなので入力Lowレベル、Viが1.5V(=Vi(H))以上ではVoが0.58V以上なので入力Highと設定することにより、しきい値Vthを越えて所望の出力電圧範囲を実現できている。
図4(b)は実施の形態2のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと流入電流Iiのシミュレーション結果(Vi vs. Ii)を示す図である。Vi=1.5V時のIiは1.0pAであり、従来の約1/1000以下の少ない電流値が実現できている。かつ、Vi=5.0V時でもIiは約5.6pAと、従来の1/1000程度の少ない電流値が得られている。
図4(c)は実施の形態2のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと電源端子113の流入電流Iddのシミュレーション結果(Vi vs. Idd)を示す図である。Vi=1.5V時のIddは約3.9μAであり、実施の形態1で約4.4μAと比較して0.5μA電流が低減されている。
図5は実施の形態2のレベル変換回路における変形例1の回路図であり、106は入力抵抗であって、その他の構成は実施の形態2と同一構成である。変形例1では、入力端子111とゲート接地回路101の間に入力抵抗106を配置している。この入力抵抗106はゲート接地回路101のサージ耐圧向上のために配置しており、抵抗値が高いほどサージ耐圧が高くすることができる。
図6(a)〜(c)は変形例1のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図である。入力抵抗106は100kΩとし、その他は実施の形態2と全く同一条件でシミュレーションした。
元々、ハイインピーダンスで電流が流れないため、入力抵抗106を配置してもシミュレーション結果が変化することはなく、図4(a)〜(c)に示す実施の形態2のシミュレーション結果とほぼ同じ特性が得られている。
ただし、変形例1の方が実施の形態2と比較して、サージ耐圧の特性が優れるという特徴をもつ。
図7は実施の形態2のレベル変換回路における変形例2の回路図であり、107a,107bはゲート抵抗であり、その他の構成は変形例1と同一構成である。変形例2は、変形例1におけるゲート接地回路101のFETのゲートと電圧レギュレータ回路105のFETのゲートに対して、それぞれゲート抵抗107a,107bを配置した構成である。このゲート抵抗107a,107bは、それぞれゲート接地回路101と電圧レギュレータ回路105のサージ耐圧向上のために配置しており、抵抗値が高いほどサージ耐圧が高くすることができる。
図8(a)〜(c)は変形例2のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図である。ゲート抵抗107a,107bは1kΩとし、その他は変形例2と全く同一条件でシミュレーションした。
元々、ハイインピーダンスで電流が流れないため、ゲート抵抗107a,107bを配置してもシミュレーション結果が変化することはなく、図4(a)〜(c)に示す実施の形態2のシミュレーション結果とほぼ同じ特性が得られている。
実施の形態2のレベル変換回路におけるシミュレーション結果をまとめると(表3)に示すようになる。
Figure 2009033637
(実施の形態3)
図9は本発明に係るレベル変換回路の実施の形態3の回路図である。108はレギュレータ抵抗であり、その他の構成は実施の形態2と同様の構成である。
レギュレータ抵抗108は電圧レギュレータ回路105のソース端子とソースフォロア回路102の間に配置され、レギュレータ抵抗108の一端にソースフォロア回路102のドレイン端子が接続され、レギュレータ抵抗108の他端に電圧レギュレータ回路105のソース端子が接続されている。
入力端子111の端子電圧をVi、流入電流をIi、出力端子112の端子電圧をVo、電源端子113の端子電圧をVdd、流入電流をIddとする。
回路動作の概略を説明する。レギュレータ抵抗105を配置することにより、ソースフォロア回路102のドレイン端子の電圧値を実施の形態2より下げることができる。これにより、ソースフォロア回路102へ流入する電流を、実施の形態2よりさらに抑制することができる。
図10(a)〜(c)は実施の形態3のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図である。FETとしてはGaAs MESFETを用い、ソースフォロア負荷抵抗104は150kΩ、レギュレータ抵抗108は100kΩ、レベルシフト回路103はGaAs MESFETのショットキーゲートをダイオードとして用い、電源電圧Vddは2.7Vとしてシミュレーションした。
図10(a)は実施の形態3のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと出力端子112の端子電圧Voのシミュレーション結果(入出力特性:Vi vs. Vo)を示す図である。図10(a)よりVi vs. Vo特性は、従来例と同様に、約0.4V程度からVoが立ち上がっていることが分る。
次に、例えばエンハンスメント型のGaAs MESFETを用いた論理回路が接続されるとし、そのしきい値Vthが+0.2Vであると仮定する。この場合、Viが0〜0.4V(=Vi(L))程度まではVoが0Vなので入力Lowレベル、Viが1.5V(=Vi(H))以上ではVoが0.37V以上なので入力Highと設定することにより、しきい値Vthを越えて所望の出力電圧範囲を実現できている。
図10(b)は実施の形態3のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと流入電流Iiのシミュレーション結果(Vi vs. Ii)を示す図である。Vi=1.5V時のIiは約11pAであり、第1実施形態よりは大きいものの、従来と比較すると約1/100の少ない電流値が実現できている。
図10(c)は本発明の実施の形態3のレベル変換回路における入力端子111の端子電圧Viと電源端子113の流入電流Iddのシミュレーション結果(Vi vs. Idd)を示す図である。Vi=1.5V時のIddは約2.5uAであり、実施の形態1の約4.4μAと比較して約2μA電流が低減されている。
実施の形態3のレベル変換回路におけるシミュレーション結果をまとめると(表4)に示すようになる。
Figure 2009033637
本発明に係るレベル変換回路は、ブリーダ抵抗を用いた一般的な場合にレベル変換回路に比べ、チップ面積を増大させることなく、かつ入力端子への流入電流がより少ないレベル変換回路として有効である。
本発明に係るレベル変換回路の実施の形態1の回路図 (a)〜(c)は実施の形態1のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図 本発明に係るレベル変換回路の実施の形態2の回路図 (a)〜(c)は実施の形態2のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図 本実施の形態2のレベル変換回路における変形例1の回路図 (a)〜(c)は変形例1のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図 本実施の形態2のレベル変換回路における変形例2の回路図 (a)〜(c)は変形例2のレベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図 本発明に係るレベル変換回路の実施の形態3の回路図 (a)〜(c)は実施の形態3レベル変換回路におけるシミュレーション結果を示す図 レベル変換回路の従来例の構成を示すブロック図 図11のレベル変換回路における入出力特性の一例を示す図 従来のレベル変換回路の一例を示す回路図 従来例の入出力特性を示す図 (a),(b)は従来例におけるシミュレーション結果を示す図
符号の説明
101 ゲート接地回路
102 ソースフォロア回路
103 レベルシフト回路
104 ソースフォロア回路負荷抵抗
105 電圧レギュレータ回路
106 入力抵抗
107a,107b ゲート抵抗
108 レギュレータ抵抗
111 入力端子
112 出力端子
113 電源端子

Claims (7)

  1. ゲート接地回路とソースフォロア回路とソースフォロア負荷抵抗とレベルシフト回路と入力端子と出力端子と電源端子とを備えたレベル変換回路であって、
    前記ゲート接地回路の入力側を前記入力端子に接続し、
    前記ゲート接地回路の出力側を前記ソースフォロア回路の入力にカスケード接続し、
    前記ソースフォロア回路のソース端子を前記レベルシフト回路の一端に接続し、
    前記レベルシフト回路の他端を前記ソースフォロア負荷抵抗の一端と前記出力端子に接続し、
    前記ソースフォロア負荷抵抗の他端をグランドに接続し、
    前記ソースフォロア回路のドレイン端子を前記電源端子に接続したことを特徴とするレベル変換回路。
  2. ゲート接地回路とソースフォロア回路とソースフォロア負荷抵抗とレベルシフト回路と入力端子と出力端子と電源端子と電圧レギュレータ回路とを備えたレベル変換回路であって、
    前記ゲート接地回路の入力側を前記入力端子に接続し、
    前記ゲート接地回路の出力側を前記ソースフォロア回路の入力にカスケード接続し、
    前記ソースフォロア回路のソース端子を前記レベルシフト回路の一端に接続し、
    前記レベルシフト回路の他端を前記ソースフォロア負荷抵抗の一端と前記出力端子に接続し、
    前記ソースフォロア負荷抵抗の他端をグランドに接続し、
    前記ソースフォロア回路のドレイン端子を前記電圧レギュレータ回路のソース端子に接続し、
    前記電圧レギュレータ回路のドレイン端子を前記電源端子に接続したことを特徴とするレベル変換回路。
  3. ゲート接地回路とソースフォロア回路とソースフォロア負荷抵抗とレベルシフト回路と入力端子と出力端子と電源端子と電圧レギュレータ回路とレギュレータ抵抗とを備えたレベル変換回路であって、
    前記ゲート接地回路の入力側を前記入力端子に接続し、
    前記ゲート接地回路の出力側を前記ソースフォロア回路の入力にカスケード接続し、
    前記ソースフォロア回路のソース端子を前記レベルシフト回路の一端に接続し、
    前記レベルシフト回路の他端を前記ソースフォロア負荷抵抗の一端と前記出力端子に接続し、
    前記ソースフォロア負荷抵抗の他端をグランドに接続し、
    前記ソースフォロア回路のドレイン端子を前記レギュレータ抵抗の一端に接続し、
    前記レギュレータ抵抗の他端を前記電圧レギュレータ回路のソース端子に接続し、
    前記電圧レギュレータ回路のドレイン端子を前記電源端子に接続したことを特徴とするレベル変換回路。
  4. 前記ゲート接地回路と前記ソースフォロア回路と前記電圧レギュレータ回路に、GaAs MESFETを用いたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のレベル変換回路。
  5. 前記レベルシフト回路として、ダイオードを用いたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のレベル変換回路。
  6. 前記レベルシフト回路として、GaAs MESFETのショットキーゲートをダイオードとして用いたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1記載のレベル変換回路。
  7. 請求項1〜6いずれか1項記載のレベル変換回路であって、接続される高周波信号切替装置を同一のチップに集積したことを特徴とするレベル変換回路。
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