JP3315178B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JP3315178B2 JP02997993A JP2997993A JP3315178B2 JP 3315178 B2 JP3315178 B2 JP 3315178B2 JP 02997993 A JP02997993 A JP 02997993A JP 2997993 A JP2997993 A JP 2997993A JP 3315178 B2 JP3315178 B2 JP 3315178B2
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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
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    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00369Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
    • H03K19/00384Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters in field effect transistor circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直流的に直結された
回路において前段の回路の出力電位を次段の回路の入力
電位レベルまで電位降下させるレベルシフト回路に関
し、特に、ソースフォロア用エンハンスメント型電界効
果トランジスタ(以下、FETと称す。)の素子特性の
ばらつきに起因するレベルシフト量の変動を抑制するこ
とができるレベルシフト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のレベルシフト回路の回路
構成図である。図5において、500はレベルシフト回
路であり、ソースフォロア用エンハンスメント型FET
(Q1)1のドレインは正の電源30に接続され、その
ゲートは前段回路(図示せず)の出力信号が入力される
入力端子1に接続され、そのソースはレベルシフト用
ダイオード2のアノードに接続されている。また、該レ
ベルシフト用ダイオード2のカソードと負の電源40と
の間に定電流源3が接続され、上記レベルシフト用ダイ
オード2のカソードと、定電流源3との接続点から、出
力端子20が取り出されており、このようにして本レベ
ルシフト回路は構成されている。
【0003】尚、上記レベルシフト用ダイオード2は2
個のダイオードD1 ,D2 を直列接続して構成されてい
るが、ダイオードの数はこれに限定されず、電位降下さ
せる電位量によって適宜決定することができる。また、
上記定電流源3は、そのゲートとソース間を接続したデ
プレッション型FETで構成されている。
【0004】次に、動作について説明する。定電流源3
によってレベルシフト回路500に流される電流をIco
nst とした時、ソースフォロア用エンハンスメント型F
ET1が飽和領域で動作しているとした場合、そのゲー
ト・ソース間におけるレベルシフト量Vgsは、次式(1)
で表される。
【0005】
【数1】
【0006】式中、Kはエンハンスメント型FET(Q
1 )1の利得係数、Vthはエンハンスメント型FET
(Q1 )1のしきい値電圧である。従って、式(1) によ
り、定電流源3に流れる電流Iconst を適当な値に設定
することにより、ソースフォロア用エンハンスメント型
FET(Q1 )1でのレベルシフト量Vgsが決まること
がわかる。ここで、ソースフォロア用FETにエンハン
スメント型FET(Q1 )1を用いているのは、0Vよ
りも大きなレベルシフト量が必要な場合、デプレッショ
ン型FETよりもエンハンスメント型FETを用いる方
が、少ない電流Iconst で所望のレベルシフト量が得ら
れるからであり、これによって、回路の低消費電力化を
図っている。尚、このソースフォロア用エンハンスメン
ト型FET(Q1 )1におけるゲート・ソース間の電位
差がその接合電位φB (約0.7V)以上になった場合
には、該FETのゲート・ソース間に順方向電流が流れ
出すため、上記レベルシフト量Vgsは、0〜0.7Vの
範囲に収まりそれ以上大きくはならない。そこで、この
レベルシフト回路では、回路全体のレベルシフト量Vsh
ift を接合電位φB (約0.7V)よりも大きくするた
めに、レベルシフト用ダイオード2を用いている。一個
のレベルシフト用ダイオードD1 ,D2 でのレベルシフ
ト量は、その接合電位差φB (約0.7V)にほぼ等し
く、レベルシフト回路全体のレベルシフト量Vshift は
次式(2) で表わされ、レベルシフト用ダイオードの個数
を適宜変えることにより、0.7V以上の任意のレベル
シフト量を設定することができる。
【0007】
【数2】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のレベルシフト回
路は以上のように構成されており、このレベルシフト回
路の製造する際、製造条件の変動によりソースフォロア
用エンハンスメント型FET(Q1 )1のデバイスパラ
メータ、特にしきい値や,利得係数が、所定の設計値か
ら外れたりすると、このデバイスパラメータのばらつき
が、ソースフォロア用エンハンスメント型FET(Q1
)1の電流Iconst に対するレベルシフト量Vgsを変
動させ、その結果、レベルシフト回路全体の出力電位、
即ち、レベルシフト量Vshift がばらついてしまうとい
う問題点があった。
【0009】ここで、エンハンスメント型FETのしき
い値のばらつきは、同一のウエハ面内では数十mV程度
であり、異なるウエハ間では〜100mV程度にまでに
大きくなるものである。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その製造時においてソースフォ
ロア用エンハンスメント型FETのしきい値や利得係数
等のデバイスパラメータが設計値から外れた場合でも、
所望とする一定の出力電位を与えることのできるレベル
シフト回路を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるレベル
シフト回路は、そのゲートが入力端子に接続され、その
ドレインが正の電源に接続されたソースフォロア用エン
ハンスメント型電界効果トランジスタのソースをレベル
シフト用ダイオードのアノードに接続し、該レベルシフ
ト用ダイオードのカソードに電流調整用エンハンスメン
ト型FETのドレインを接続し、該電流調整用FETの
ドレインとゲート間に定電流源を接続し、該電流調整用
FETのゲートとソース間にバイアス用抵抗を接続した
構成としたものである。
【0012】
【0013】またこの発明は、上記レベルシフト回路に
おいて、レベルシフトダイオードを除き、ソースフォロ
ワ用FETのソースと電流調整用FETのドレインとを
直接接続したものである。
【0014】またこの発明は、上記レベルシフト回路に
おいて、定電流源を、電流調整用FETのドレインとゲ
ートとの間にではなく、正の電源と、電流調整用FET
のゲートとの間に接続したものである。
【0015】
【作用】この発明においては、定電流源と並列に電流調
整用エンハンスメント型FETを接続したから、ウエハ
プロセスにおいてソースフォロア用エンハンスメント型
FETのしきい値や利得係数がウエハ間で大きくばらつ
いても、これと同様のばらつきが、ウエハ上においてこ
れに近接して形成される電流調整用エンハンスメント型
FETにも生じ、これにより上記ソースフォロア用エン
ハンスメント型FETに流れる電流が調整される。
【0016】
【0017】更に、この発明においては、レベルシフト
用ダイオードを除去したから、レベルシフト量がソース
フォロア用FETのゲート・ソース間電圧分のみとな
り、レベルシフト量が0.7V以下のレベルシフト機能
を有するバッファ回路が構成される。
【0018】更に、この発明においては、定電流源によ
る電流が電流調整用エンハンスメント型FETのバイア
スを与え、レベルシフト回路全体の電流が電流調整用F
ETのドレイン電流によって与えられる構成としたか
ら、上記と同様の作用が得られ、かつ、該電流調整用F
ETのゲートとソース間に挿入する抵抗のサイズを任意
に設定することが可能になる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例によるレベル
シフト回路の回路図を示す。図1において、図5と同一
符号は同一または相当する部分を示し、100は本実施
例1のレベルシフト回路であり、これは、図5のレベル
シフト回路500の出力端子20と、負の電源40と
に、電流調整用エンハンスメント型FET(Q2 )4の
ドレインと、ソースとをそれぞれ接続し、そのゲートを
定電流源3の他端(非出力端子20側端)を接続し、そ
のゲートとソース間にバイアス用抵抗5を挿入して構成
されている。この回路では、抵抗5に定電流源3からの
電流が流れることにより、電流調整用FET4のゲート
・ソース間電圧が決定される。
【0020】次に、動作について説明する。このレベル
シフト回路では、回路を流れる電流は定電流源3により
決定される電流Iconst と、電流調整用エンハンスメン
ト型FET(Q2 )4を流れる電流Ivar との和であ
る。従って、エンハンスメント型FETのしきい値電圧
の設計値をVthとすると、ソースフォロア用エンハンス
メント型FET(Q1 )1のゲート・ソース間でのレベ
ルシフト量Vgs1 は次式(3) で表される。
【0021】
【数3】
【0022】式中、K1 はソースフォロア用エンハンス
メント型FET(Q1 )1の利得係数である。
【0023】また、電流調整用エンハンスメント型FE
T(Q2 )4に流れる電流Ivar は次式(4) で表され
る。 Ivar = K2 ( Vgs2 −Vth )2 ……(4) 式中、K2 は電流調整用エンハンスメント型FET(Q
2 )4の利得係数、Vgs2 はゲート・ソース間電圧であ
る。
【0024】ウエハ上ではソースフォロア用エンハンス
メント型(Q1 )FET1と、電流調整用エンハンスメ
ント型FET(Q2 )4とは非常に近接して配置される
ので、その製造時における両者間でのしきい値電圧のバ
ラつきは数十mVよりも小さくなる。従って、ウエハプ
ロセスにおいてFETの注入領域の接合深さが所定の深
さより浅く形成され、ウエハ上のFETのしきい値電圧
が、設計値Vthより+△Vthだけずれた場合には、ソー
スフォロア用FET(Q1 )1でのレベルシフト量Vgs
1 も△Vthだけ上昇することになるが、一方上記電流調
整用FET(Q2 )4に流れる電流Ivar は、下記式
(5) Δ(Ivar )1/2 =−(K2 )1/2 ・ΔVth ……(5) によって決定されることから減少することとなる。従っ
て、ソースフォロア用FET(Q1 )1でのレベルシフ
ト量Vgs1 の上昇は、電流調整用FET(Q2 )4に流
れる電流Ivar の減少によって抑制されることになり、
回路全体のレベルシフト量の変動は抑制されることにな
る。
【0025】一方、ウエハプロセスにおいてFETの注
入領域の接合深さが所定の深さより深く形成され、ウエ
ハ上のFETのしきい値電圧が、設計値Vthより−△V
thだけずれた場合には、ソースフォロア用FET(Q1
)1でのレベルシフト量Vgs1 は、−△Vthだけ減少
することになるが、この場合は電流調整用FET(Q
2)4に流れる電流Ivar が増加することとなりため、
ソースフォロア用FET(Q1 )1でのレベルシフト量
Vgs1 の減少は、電流調整用FET(Q2 )4に流れる
電流Ivar の増加によって抑制され、やはり回路全体の
レベルシフト量の変動は抑制されることになる。
【0026】また、本レベルシフト回路は、利得係数の
ばらつきについてもこれを抑制する効果がある。即ち、
今、ソースフォロア用FET(Q1 )1の利得係数K1
が増加する方向に変化したとすると、ソースフォロア用
FET(Q1 )1のゲート・ソース間電圧は減少する
が、同時に電流調整用FET(Q2 )4の利得係数K2
が増加していることにより、電流Ivar が増加し、ソー
スフォロア用FET(Q1 )1のゲート・ソース間電位
を増加させようとするので、回路全体におけるレベルシ
フト量の変動は抑制されることになる。ソースフォロア
用FET(Q1 )1の利得係数K1 が減少する方向に変
化する場合にも同様に回路全体のレベルシフト量の変動
が抑制される。
【0027】このような本実施例のレベルシフト回路で
は、そのゲートとソース間にバイアス用抵抗5を挿入し
た電流調整用エンハンスメント型FET(Q2 )4を、
該抵抗5に定電流源3からの電流が流れるよう定電流源
3に並列接続したので、ソースフォロア用エンハンスメ
ント型FET(Q1 )1のしきい値や利得係数が、設計
値より増加あるいは減少しても、これと近接して形成さ
れる電流調整用エンハンスメント型FET(Q2 )4の
しきい値や利得係数も該ソースフォロア用FET(Q1
)1と同様に同じ量だけ増加あるいは減少するので、
該ソースフォロア用FET(Q1 )1のゲート・ソース
間のレベルシフト量Vgs1 の変動が、電流調整用FET
(Q2 )4を流れる電流Ivar の変動によって抑制され
ることになり、その結果、回路全体のレベルシフト量の
変動を抑制することができる。
【0028】実施例2.図2は、この発明の第2の実施
例によるレベルシフト回路の回路構成図である。図2に
おいて、図1と同一符号は同一または相当する部分を示
し、200は本実施例2のレベルシフト回路であり、こ
れは、図1に示した実施例1のレベルシフト回路100
のレベルシフト用ダイオード2に並列に高周波信号通過
用の容量6を接続して構成されている。
【0029】このような本実施例2のレベルシフト回路
では、上記実施例1のレベルシフト回路と同様の効果が
得られるとともに、入力信号の直流レベルが、ソースフ
ォロア用エンハンスメント型FET(Q1 )1とレベル
シフト用ダイオード2を介してレベルシフトされるとと
もに、高周波信号が容量6を通って出力端子2に出力さ
れることとなるため、ソースフォロア用エンハンスメン
ト型FET(Q1 )1の入力容量や、レベルシフト用ダ
イオード2の内部抵抗等,による高周波信号の波形劣化
を防止でき、この結果、高速信号の伝送を行うことが可
能になる。
【0030】実施例3.図3は、この発明の第3の実施
例によるレベルシフト回路の回路構成図である。図3に
おいて、図1と同一符号は同一または相当する部分を示
し、300は本実施例3のレベルシフト回路であり、こ
れは、図1に示した実施例1のレベルシフト回路100
からレベルシフト用ダイオード2を取り除き、ソースフ
ォロア用FET(Q1 )1のソースを直接出力端子20
に接続し、電流調整用FET(Q2 )4のドレインをソ
ースフォロア用FET(Q1 )1のソースに接続して構
成したものである。
【0031】このような本実施例3のレベルシフト回路
では、レベルシフト量がソースフォロア用FET(Q1
)1のゲート・ソース間電圧分のみとなる。従って、
本レベルシフト回路は、レベルシフト量が0.7V以下
のレベルシフト機能を有するバッファ回路として使用す
ることができる。
【0032】実施例4.図4は、この発明の第4の実施
例によるレベルシフト回路の回路構成図である。図4に
おいて、図1と同一符号は同一または相当する部分を示
し、400は本実施例4のレベルシフト回路であり、こ
れは、そのゲートを入力端子10に接続し、そのドレイ
ンを正の電源30に接続したソースフォロア用エンハン
スメント型電界効果トランジスタ1のソースをレベルシ
フト用ダイオード2のアノードに接続し、レベルシフト
用ダイオード2のカソードを電流調整用エンハンスメン
ト型FET(Q2 )4のドレインに接続し、ここから出
力端子20を取り出し、該電流調整用エンハンスメント
型FET(Q2 )4のゲートと、正の電源との間に定電
流源3を接続し、該電流調整用FET(Q2 )4のゲー
ト・ソース間にバイアス用抵抗5を接続して構成したも
のである。
【0033】ここで、上記実施例1のレベルシフト回路
100では、定電流源3がレベルシフト回路全体の消費
電流に寄与し、かつ電流調整用エンハンスメント型FE
T(Q2 )4のゲート・ソース間のバイアスをも与える
構成となっていたが、本実施例4のレベルシフト回路4
00は、定電流源3が電流調整用FET(Q2 )4のバ
イアスを与えるためだけに作用し、レベルシフト回路全
体の電流は電流調整用FET(Q2 )4のドレイン電流
によって与えられる構成となっている。
【0034】このような本実施例4のレベルシフト回路
100では、定電流源3が電流調整用FET(Q2 )4
のバイアスを与えるためだけに作用するので、回路全体
の電流を考慮することなく、該バイアスを種々の値に設
定することができ、その結果、電流調整用FET(Q2
)4のゲート・ソース間に挿入される抵抗のサイズを
種々のサイズに変えることが可能になり、レベルシフト
回路を小型化することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるレベル
シフト回路によれば、定電流源と並列に電流調整用エン
ハンスメント型FETを接続するようにしたので、製造
時にソースフォロア用エンハンスメント型FETのしき
い値や利得係数がウエハ間で大きくばらついても、これ
と同様のばらつきが、該ソースフォロア用FETに近接
して形成される電流調整用FETにも生じて、ソースフ
ォロア用FETに流れる電流の変動が抑制されることに
なり、その結果、常に所望とする一定の出力電位を得る
ことができる効果がある。
【0036】
【0037】更に、この発明にかかるレベルシフト回路
によれば、定電流源による電流が電流調整用エンハンス
メント型FETのバイアスを与え、レベルシフト回路全
体の電流が該電流調整用FETのドレイン電流によって
与えられる構成としたので、電流調整用FETのゲート
・ソース間に挿入する抵抗のサイズを任意に設定するこ
とが可能になり、回路を小型化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるレベルシフト回路の
回路構成図である。
【図2】この発明の実施例2によるレベルシフト回路の
回路構成図である。
【図3】この発明の実施例3によるレベルシフト回路の
回路構成図である。
【図4】この発明の実施例4によるレベルシフト回路の
回路構成図である。
【図5】従来のレベルシフト回路の回路構成図である。
【符号の説明】
1 ソースフォロア用エンハンスメント型電界効果トラ
ンジスタ 2 レベルシフト用ダイオード 3 定電流源 4 電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
タ 5 ゲートバイアス用抵抗 6 高周波通過用容量 10 入力端子 20 出力端子 30 正の電源 40 負の電源 100,200,300,400,500 レベルシフ
ト回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前段回路の出力電位を次段回路で必要な
    入力電位レベルまで降下させるレベルシフト回路におい
    て、 そのゲートが入力端子に接続され、そのドレインが正の
    電源に接続され、ソースがレベルシフト用ダイオードの
    アノードに接続されたソースフォロア用エンハンスメン
    ト型電界効果トランジスタと、 そのドレインが上記レベルシフト用ダイオードのカソー
    ドに接続され、そのドレインとゲート間に定電流源が接
    続され、そのソースが負の電源に接続された電流調整用
    エンハンスメント型電界効果トランジスタと、 上記レベルシフトダイオードと上記定電流源との接続点
    から取り出された出力端子と、 上記電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
    タのゲートとソース間に接続された抵抗とを備え、 上記電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
    タは、上記抵抗を流れる電流によりそのゲート・ソース
    間電圧が設定され、上記ソースフォロア用エンハンスメ
    ント型電界効果トランジスタを流れる電流を調整するも
    のであることを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 【請求項2】 前段回路の出力電位を次段回路で必要な
    入力電位レベルまで降下させるレベルシフト回路におい
    て、 そのゲートが入力端子に接続され、そのドレインが正の
    電源に接続されたソースフォロア用エンハンスメント型
    電界効果トランジスタと、 そのドレインが上記ソースフォロア用エンハンスメント
    型電界効果トランジスタのソースに接続され、そのドレ
    インとゲート間に定電流源が接続され、そのソースが負
    の電源に接続された電流調整用エンハンスメント型電界
    効果トランジスタと、 上記ソースフォロア用エンハンスメント型電界効果トラ
    ンジスタのソースと上記定電流源との接続点から取り出
    された出力端子と、 上記電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
    タのゲートとソース間に接続された抵抗と、を備え、 上記電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
    タは、上記抵抗を流れる電流によりそのゲート・ソース
    間電圧が設定され、上記ソースフォロア用エンハンスメ
    ント型電界効果トランジスタを流れる電流を調整するも
    のである ことを特徴とするレベルシフト回路。
  3. 【請求項3】 前段回路の出力電位を次段回路で必要な
    入力電位レベルまで降下させるレベルシフト回路におい
    て、 そのゲートが入力端子に接続され、そのドレインが正の
    電源に接続され、ソースがレベルシフト用ダイオードの
    アノードに接続されたソースフォロア用エンハンスメン
    ト型電界効果トランジスタと、 そのドレインが上記レベルシフト用ダイオードのカソー
    に接続され、上記正の電源とそのゲートとの間に定電
    流源が接続され、そのソースが負の電源に接続された電
    流調整用エンハンスメント型電界効果トランジスタと、 上記レベルシフト用ダイオードのカソードと電流調整用
    エンハンスメント型電界効果トランジスタのドレイン
    の接続点から取り出された出力端子と、 上記電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
    タのゲートとソース間に接続された抵抗とを備え、 上記電流調整用エンハンスメント型電界効果トランジス
    タは、上記抵抗を流れる電流によりそのゲート・ソース
    間電圧が設定され、上記ソースフォロア用エンハンスメ
    ント型電界効果トランジスタを流れる電流を調整するも
    のであることを特徴とするレベルシフト回路。
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