JP2009032541A - 照明装置 - Google Patents

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裕樹 伊藤
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Abstract

【課題】導光体を収納する枠体の壁部に導光体を付勢するための押圧部を設けた場合であっても、導光体を枠体へ組込み易く、尚且つ枠体の強度を損なわない照明装置を提供する。
【解決手段】導光体12を収納する樹脂ケース11の壁部に、樹脂ケース11の内底面へ向かって傾斜する舌片状の押圧部14を壁部の一部を切り出すこと無く一体的に形成する。こうすることで、導光体12を樹脂ケース11内に組込む際には、導光体12を樹脂ケース11に対して概ね垂直に押し付けるだけでよく、導光体12の組込み作業が効率的に行え、その一方で、押圧部は、樹脂ケース11の一部を切り出すこと無く一体的に形成されているため、その部位周辺の強度が低下することはない。
【選択図】図1

Description

本発明は、導光体を枠体に収納して成る照明装置に関するものである。
導光体を有底のケースや額縁状のフレーム等の枠体に収納して成る照明装置においては、導光体が枠体内に確実に位置決め固定されていないと、照明装置に外部から応力や衝撃が加えられた際に、枠体内に収納された導光体に位置ズレが生じて光源との位置関係が変化し、光源と導光体との間で光漏れや光の乱反射が生じて導光体への入光効率が低下したり、導光体から出射された光(照明光)に輝度ムラが生じる虞、また、導光体を始めとする構成部材自体が破損したり脱落する虞があり、その対策として、枠体の壁部に弾性を有する押圧部を設け、それを導光体に圧接させることで導光体を枠体内の所定位置に位置決め固定した照明装置が提案されている。
図9は、枠体の壁部に押圧部が設けられた従来の照明装置を示す図で、(a)分解斜視図、(b)(a)の要部拡大図である。ここに示す従来の照明装置においては、平板状の導光体(導光板)1を収納する有底の樹脂ケース2の壁部2aに、導光体1を樹脂ケース2内において光源モジュール3配置側へ付勢する舌片状の押圧部4が樹脂ケース2と一体的に形成されている。(例えば、特許文献1、2参照)
押圧部4は、図9(b)に示すように樹脂ケース2の壁部2aを舌片状に切り出すことで形成され、それによってある程度の弾性が付与されていると共に、先端には、樹脂ケース2の内側に向かって突出する半球状の突起部4aが設けられている。
導光体1を樹脂ケース2に収納する際には、まず、樹脂ケース2の一部に設けられた光源収納用凹部2bに光源モジュール3を組込み、その後、導光体1を樹脂ケース2の開口端(上方)から樹脂ケース2内に落とし込む。その時、導光体1の一側端部は、導光体1を樹脂ケース2内に落とし込む途中で、樹脂ケース2の壁部2aに設けられた押圧部4の突起部4aに突き当たって係止された状態となり、その状態から導光体1を押圧部4の弾性に抗して更に押し込むと、導光体1の一側端部が突起部4aの球面上を摺動して係止状態が解除され、導光体1が樹脂ケース2内に完全に収納された状態になると同時に、押圧部4が導光体1の側面に圧接した状態となって導光体1が光源モジュール3側に付勢され、導光体1が樹脂ケース2内の所定位置に位置決め固定される。
特開2003−107467号公報 特開2003−197021号公報
従来の照明装置においては、導光体を樹脂ケースに収納する際には、導光体を樹脂ケースの上方から押圧部の弾性に抗して概ね垂直に押し付けるだけでよく、導光体の樹脂ケースへの組込み作業が容易に行えるが、押圧部は、図9(b)示したように樹脂ケースの壁部を一部切り出すことで形成されており、その周囲には切り出しの際の切り込みが設けられているため、その部位周辺の強度が低下するという問題があった。
壁部の強度が低下すると樹脂ケース全体が歪み易くなり、外部から応力や衝撃が印加された際に、導光体と光源との位置関係が変化して照明光の輝度が低下したり輝度ムラが生じる虞、また、樹脂ケース内に収納された導光体を始めとする構成部品自体が脱落したり破損する虞がある。特に近年開発が進んでいる薄型の照明装置においては、樹脂ケースが薄型(低背)となり、その絶対的な強度が低下するため、強度の確保がよりいっそう困難となる。
本発明は、以上の問題点に鑑みて成されたものであり、枠体に導光体付勢用の押圧部を設けた場合であっても、導光体を枠体へ組込み易く、尚且つ枠体の強度を損なわない照明装置を提供することを目的とする。
導光体と、当該導光体に光を供給する光源と、前記導光体と前記光源とを収納する枠体とを備え、前記枠体の壁部に前記導光体を当該壁部と対向する側へ付勢する押圧部が設けられた照明装置であって、前記押圧部は、前記導光体を前記枠体に組込む方向に傾斜する傾斜面を備えた舌片状乃至はそれよりも幅広の庇状とされ、前記枠体の一部を切り出すこと無く前記枠体と一体的に形成されている照明装置とする。
前記押圧部は、前記枠体の壁部の強度分布に応じて配置密度が変化するように複数配置されている照明装置とする。
前記押圧部は、前記枠体の壁部のうち強度が高い部位からそれよりも低い部位へ連続的に跨るように形成されている照明装置とする。
前記枠体は、外形が多角形状を成し、前記押圧部は、当該枠体の角部からそれと離反する側へ連続的に跨るように形成されている照明装置とする。
前記押圧部は、先端の幅が付根の幅よりも狭い照明装置とする。
前記押圧部は、付根から先端に向かって幅が漸減する照明装置とする。
前記押圧部は、一部が前記導光体の発光面よりも高位に配置されると共に、当該高位に配置された部位に前記導光体の発光面側に向かって傾斜する傾斜面を備え、当該傾斜面に端部が当接した状態で前記導光体の発光面上に光学シートが配置されている照明装置とする。
本発明においては、導光体を収納する枠体の壁部に設けられる導光体付勢用の押圧部が、導光体を枠体に組込む方向に傾斜する傾斜面を備えるものとされているため、導光体を枠体に組込む際には導光体を枠体に対して概ね垂直に押し付けるだけでよく、組込み作業が効率的に行え、また、押圧部は枠体の一部を切り出すこと無く枠体と一体的に形成されているため、その部位周辺の強度が低下することはない。
導光体を収納する枠体の壁部に設けられる導光体付勢用の押圧部を、導光体を枠体に組込む方向に傾斜する傾斜面を備えた舌片状乃至はそれよりも幅広の庇状とし、枠体の一部を切り出すこと無く枠体と一体的に形成する。
図1は、本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図である。ここに示す本発明の照明装置においては、平面視矩形状を成す有底の樹脂ケース11に、同じく平面視矩形状を成す平板状の導光体(導光板)12と、冷陰極線管から成る棒状の光源13とが収納されており、樹脂ケース11の周縁部を構成する4つの壁部11a、11b、11c、11dのうち、光源配置側の壁部を除く3つの壁部11b、11c、11dには、導光体12をそれら壁部と対向する側へ付勢する押圧部14が設けられている。尚、本実施例において押圧部14は、壁部11cに二箇所、壁部11b、11dにそれぞれ一箇所ずつ配置されている。
押圧部14は、図1(b)に示すように樹脂ケース11の内底面に向かって先端が壁部から徐々に離反する舌片状の板バネとされ、従来の照明装置における押圧部のように樹脂ケースの壁部を切り出すこと無く、樹脂の金型成形により壁部と一体的に形成されている。尚、図1(b)においては、押圧部14が導光体12の側面に当接していない初期状態を点線で示し、導光体12の側面に当接して撓んだ状態を実線で示してある。
以上の押圧部14のうち、光源13配置側の壁部11aと対向する側の壁部11cに設けられた二つの押圧部14は、それと対向する導光体12の側面に圧接することで導光体12を光源13側へと付勢し、これにより導光体12の光入射面が光源13に近接乃至は密着した状態となって、光源13と導光体12との間で光漏れや光の乱反射が無くなり、光源13の出射光が導光体12の内部へ効率的に入射されるようになると共に、樹脂ケース11の光源13配置側の壁部11aとそれと対向する側の壁部11cとの間で導光体12の位置ずれ(ガタ)が防止される。
一方、樹脂ケース11の光源13配置側の壁部11aと直交する側の二つの壁部11b、11dに設けられた押圧部14は、それらと対向する導光体12の側面にそれぞれ圧接することで導光体12を樹脂ケース11内側へと付勢し、これにより樹脂ケース11の互いに対向する二つの壁部11b、11dの間で導光体12の位置ずれ(ガタ)が防止される。
本発明において押圧部14は、樹脂ケース11の内底面に向かって壁部から徐々に離反する舌片状とされることで、樹脂ケース11の内底面に向かって傾斜した状態、即ち導光体12を樹脂ケース11に収納する方向に傾斜した状態となっているため、導光体12を樹脂ケース11に収納する際には、導光体12を樹脂ケース11の開口端側(上方)から樹脂ケース11の内底面に対して概ね垂直に押し付けるだけでよく、導光体12の収納作業が効率的に行え、その一方で押圧部14は、樹脂ケース11の壁部を切り出すこと無く一体的に形成されているため、従来の照明装置の押圧部周囲に設けられていたような切り込みは無くなり、壁部が途中で途切れることなく連続的なものとなって、従来の照明装置に比して壁部の強度が高まる。
ここで、以上のように樹脂ケース11の壁部に押圧部14が一体的に設けられると、押圧部14の付根周辺の肉厚が壁部に加算されることとなって壁部の厚みが局所的に増加し、押圧部14自体が壁部の補強材としての役割を果たして壁部の強度がより高められるという効果が得られる。尚、そういった観点からすれば、壁部の強度が低い部位に複数の押圧部14を集中的に配置する等、押圧部14の配置密度を壁部の強度分布に応じて変化させることで、壁部の強度をより効果的に高めることも可能である。
ここで、本実施例1において導光体12を樹脂ケース11に収納する際には、まず、導光体12を樹脂ケース11の開口端側(上方)から樹脂ケース11内に落とし込み、導光体12の側端部が樹脂ケース11の壁部に設けられた押圧部14に突き当たって係止された状態とする。その後、以上の状態から導光体12を押圧部14の弾性に抗して更に押し込むと、導光体12の側端部が押圧部14の傾斜面上を摺動しながら押圧部14全体を壁部側へ撓ませ、それにより導光体12の係止状態が解除されて導光体12が樹脂ケース11内に完全に収納された状態になると同時に、押圧部14が導光体12の側面に圧接した状態となって導光体12が光源13側に付勢され、導光体12が樹脂ケース11内の所定位置に位置決め固定される。
図2は、本発明の照明装置の他の実施例を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のB−B’断面図である。樹脂ケースの壁部の強度について更に言及すると、舌片状とされた押圧部14をそれよりも幅広の庇状とすれば、壁部の厚みが増加する領域がより広範囲なものとなって壁部の強度をより高めることが可能であり、ここに示す実施例においては、樹脂ケース11の光源13配置側の壁部11aを除く3つの壁部11b、11c、11dに庇状の押圧部14がそれぞれ一箇所ずつ設けられている。
庇状の押圧部14の配設位置については特に限定は無いが、少なくともその一部が、壁部の強度が高い部位からそれよりも低い部位へ連続的に跨るように、例えば、図2に示す本実施例2の如く強度が比較的高い樹脂ケース11の角部周辺からそれよりも比較的強度が低い壁部の長手方向中央側へ連続的に跨るように設けることで、壁部の強度をより効果的に高めることができる。
図3は、図2に示した本発明の照明装置の変形例を示す上面図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図である。ここに示す実施例においては、樹脂ケース11の壁部に設けられた押圧部14は、壁部に対する付根周辺のみが壁部の長手方向(横幅方向)に亘って比較的突出長が短い庇状(庇状部位14a)に形成され、その先端のみが舌片状(舌片状部位14b)に形成されている。
即ち、図2に示した前述の実施例2において、押圧部14は、壁部の長手方向に亘って一様な突出長を有する庇状とされているため、壁部を補強するという点では優れているが、押圧部14の幅が広くなることで押圧部14自体の弾性が低下し、導光板12に付勢力が過剰に作用して導光板12を樹脂ケース11内に組込み難くなると共に、導光体12を樹脂ケース11内に組込む際に導光板12に不要な応力が掛かって導光板12自体が破損する虞がある。
しかしながら、壁部の補強に主として寄与するのは、壁部の厚み方向へ盛り上がった押圧部14の付根周辺であるため、その観点からすれば、押圧部14の先端は必ずしも全体が導光体12に当接する長さである必要は無く、ここに示す実施例のように、押圧部14の付根周辺のみを先端より幅広の庇状、好ましくは導光板12の側端部に接触しない程度に突出した庇状とするだけでも、図2に示した実施例と同等の壁部補強効果が得られる。
この実施例においては、図2に示した実施例2と同等の壁部補強効果が得られる一方で、導光板12の側面に圧接するのは押圧部14先端の舌片状部位14bのみであるため、導光板12に対する押圧部14の付勢力が適度に緩和され、押圧部14の過剰な付勢力によって導光板の組込み易さが損なわれる虞は無くなる。
また、図4は、図3に示した本発明の照明装置の変形例を示す押圧部周辺の上面図で、図3に示した上述の実施例3において、押圧部14付根の庇状部位14aと押圧部14先端の舌片状部位14b、また、押圧部14付根の庇状部位14aと樹脂ケース11の壁部とは、必ずしも段階的に接続されている必要は無く、図4に示すように押圧部14の先端(舌片状部位14b)と付根(庇状部位14a)、また、押圧部14の付根(庇上部位14a)と樹脂ケース11の壁部とを直線又は曲線(ここでは曲線)により滑らかに接続し、押圧部14の幅が付根から先端に向かって漸減するようにしてもよく、この構成においても図3に示した実施例3と同様の壁部補強効果、ならびに付勢力緩和効果が得られる。
図5は、本発明の照明装置の他の実施例を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図である。本来、樹脂ケース11の壁部に設けられる押圧部14は、導光体12を樹脂ケース11内に位置決めする役割を果すものであるが、ここに示す実施例においては、その役割に加えて、導光体12の発光面12a上に配置される光学シート15(拡散シート15a、プリズムシート15b)を樹脂ケース11内に位置決めする役割をも果すものとして構成されている。
即ち、本実施例において押圧部14は、その一部(付根周辺)が導光体12の発光面12aよりも高位に配置されており、その高位に配置された部位に光学シート15の端部が当接した状態となっている。ここで、押圧部14は、付根周辺を含む全体が樹脂ケース11の内底面に向かって傾斜した状態となっており、そこに当接した光学シート15の端部が押圧部14の傾斜面14cに沿って案内されることで、光学シート15が4つの押圧部14に囲まれた領域の中央付近に位置決めされた状態となる。
尚、光学シート15は、その端部が押圧部14の傾斜面14cに当接するかそれに限りなく近い状態となるように外形サイズが調整されており、特に導光体12の発光面12aから離れた側に配置される光学シート15(ここではプリズムシート15b)の方が、それより下層に配置される光学シート15(ここでは拡散シート15a)よりも外形サイズが大きくなるように構成されている。
以上のように光学シート15が押圧部14を介して樹脂ケース11内に位置決めされるようにすれば、光学シート15の樹脂ケース11内における位置ずれ(ガタ)が防止され、光学シート15の位置ずれに起因する照明光の光学的特性の変化(輝度ムラ等)が防止されると共に、一方では、光学シート15の外形サイズが熱膨張により拡大した場合であっても、光学シート15の端部が押圧部14の傾斜面14cに乗り上がることでその変位が吸収され、光学シート15の撓みに起因する照明光の光学的特性の変化が防止される。
図6は、光学シートの端部が押圧部の傾斜面に乗り上がった状態を示す要部拡大断面図で、光学シート15が熱膨張した際には、ここに示すように光学シート15(拡散シート15a、プリズムシート15b)の端部が押圧部14の傾斜面14cに乗り上がり、光学シート15の撓みが防止される。
尚、光学シート15の撓みを防止するという効果を得るに当たっては、光学シート15が熱膨張した際にその端部が押圧部14の傾斜面14cに確実に乗り上がるようにするため、光学シート15が熱膨張していない初期状態において、その端部が押圧部14の傾斜面14cに僅かに乗り上がるように、予め光学シート15の外形サイズを調整しておくのが好ましい。
図7は、本発明の照明装置の他の実施例を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図である。上述の実施例1〜4において樹脂ケース11の壁部に設けられた押圧部14は、樹脂ケース11の内底面に向かって全体が傾斜する板バネ形状とされていたのに対し、ここに示す実施例においては、押圧部14の一部のみが局所的に傾斜面を有するものとされている。
即ち、本実施例における押圧部14は、図7(b)に示すように突出方向に切った断面が略L字型を成し、そのL字の長辺側が導光体12の対向する側面と平行になるように先端を樹脂ケース11の内底面に向けて配置されると共に、その導光体12の側面と対向するL字の長辺部位には、導光体12の側面に向かって突出する半球状の突起部14dが一体的に形成されており、この突起部14dが導光体12の側面に圧接することで、導光体12が樹脂ケース11の内側へ付勢されている。
この構成においては、押圧部14に形成された半球状の突起部14dの球面が実施例1〜4における押圧部14の傾斜面と同様の役割を果し、導光体12を樹脂ケース11に収納する際に導光体12の側端部を摺動させるようになっている。尚、突起部14dは、少なくとも導光体12を樹脂ケース11に収納する際に導光体12の側端部が当接する部位が傾斜面とされていればよく、その形態も球面に限らず、曲面や平坦な傾斜面であってもよい。
図8は、図7に示した本発明の照明装置の変形例を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図である。図7に示した上述の実施例5においては、押圧部14の形状を一部変更することにより、図5に示した実施例4と同様に光学シート15の位置決めを行うことが可能である。
即ち、本実施例においては、図8に示すように断面略L字型を成す押圧部14の一部(付根周辺)が導光体12の発光面12aよりも高位に配置されると共に、その高位に配置された部位に導光体12の発光面12a側に向かって傾斜する平坦な傾斜面14cが形成されており、その傾斜面14cに導光体12の発光面12a上に配置された光学シート15(拡散シート15a、プリズムシート15b)の側端部が当接することで、光学シート15が位置決めされた状態となっている。尚、傾斜面14cは、平坦面に限らず、曲面であってもよい。
以上、幾つかの実施例を示して本発明の照明装置について説明したが、本発明はそれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、本発明において導光体を収納する枠体は、実施例で示したような有底の樹脂ケースに限らず、底を有しない額縁状のものであってもよく、外形についても収納する導光体の形状に応じて種々の形態を採り得るものであり、材質についても樹脂に限らず金属等であってもよい。また、枠体の壁部に設けられる押圧部の形状や配置個所について特に限定は無く、導光体の組込み易さの観点から、少なくとも導光体を枠体に組込む方向に傾斜するように形成されていればよく、例えば、導光体を枠体の側面側からスライド挿入するような構成の場合には、その挿入方向に合わせて押圧部の傾斜方向を選択すればよい。また、光源は、実施例で示したような棒状の冷陰極線管に限らず、LED等の点状光源であってもよい。
本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図(実施例1) 本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のB−B’断面図(実施例2) 本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図(実施例3) 図3に示す本発明の照明装置の変形例を示す上面図 本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図(実施例4) 光学シートの端部が押圧部の傾斜面に乗り上がった状態を示す要部拡大断面図 本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図(実施例5) 本発明の照明装置を示す図で、(a)上面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(a)のB−B’断面図(実施例6) 従来の照明装置を示す図で、(a)分解斜視図、(b)(a)の要部拡大図
符号の説明
1 導光体
2 樹脂ケース
2a 壁部
2b 光源収納用凹部
3 光源ユニット
4 押圧部
4a 突起部
11 樹脂ケース
11a 壁部
11b 壁部
11c 壁部
11d 壁部
12 導光体
12a 発光面
13 光源(冷陰極線管)
14 押圧部
14a 庇状部位
14b 舌片状部位
14c 傾斜面
14d 突起部
15 光学シート
15a 拡散シート
15b プリズムシート

Claims (7)

  1. 導光体と、当該導光体に光を供給する光源と、前記導光体と前記光源とを収納する枠体とを備え、前記枠体の壁部に前記導光体を当該壁部と対向する側へ付勢する押圧部が設けられた照明装置であって、
    前記押圧部は、前記導光体を前記枠体に組込む方向に傾斜する傾斜面を備えた舌片状乃至はそれよりも幅広の庇状とされ、前記枠体の一部を切り出すこと無く前記枠体と一体的に形成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記押圧部は、前記枠体の壁部の強度分布に応じて配置密度が変化するように複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記押圧部は、前記枠体の壁部のうち強度が高い部位からそれよりも低い部位へ連続的に跨るように形成されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の照明装置。
  4. 前記枠体は、外形が多角形状を成し、前記押圧部は、当該枠体の角部からそれと離反する側へ連続的に跨るように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記押圧部は、先端の幅が付根の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の照明装置。
  6. 前記押圧部は、付根から先端に向かって幅が漸減することを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記押圧部は、一部が前記導光体の発光面よりも高位に配置されると共に、当該高位に配置された部位に前記導光体の発光面側に向かって傾斜する傾斜面を備え、当該傾斜面に端部が当接した状態で前記導光体の発光面上に光学シートが配置されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の照明装置。
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