JP6655830B2 - 光源ユニットおよび照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、光源ユニットおよび照明器具に関し、特に長尺状の光源ユニットおよび照明セットに関する。
LED(Light Emitting Diode)を用いた長尺状の照明器具が知られている。具体的に、照明器具は、複数のLEDが一方向に沿って配列された長尺状の光源ユニットを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−207249号公報
ここで、LEDを用いた照明器具であると各LEDとその周囲の明るさとの差によってグレア(眩しさ)が生じてしまい、照明時にユーザーに違和感を与えてしまうおそれがある。また、照明器具としての照明効率を高めたいという要望もある。
本発明は、照明時にユーザーが覚える違和感を抑えつつも、照明効率を高めることのできる光源ユニットおよび照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、長尺状の光源ユニットであって、長尺状の基板と、基板の長手方向に沿って基板に実装された複数の光源と、複数の光源に対向し、複数の光源から発せられた光を拡散する長尺な光拡散部と、光拡散部を介して複数の光源に対向し、光拡散部で拡散された光を透過する長尺な光透過部と、光透過部を保持する保持部とを備え、保持部は、複数の光源の光軸を基板の短手方向で互い挟んだ状態で、光透過部を保持する一対の側壁部を備え、一対の側壁部のそれぞれは、光軸に向かって突出したくびれ部を有し、くびれ部のそれぞれは、第一傾斜部と、第一傾斜部における光源に遠い側の先端部に、光源に近い側の基端部が連結された第二傾斜部とを備え、第一傾斜部は、複数の光源から光軸方向で離れるに連れて光軸に近づくように傾斜しており、第二傾斜部は、複数の光源から光軸方向で離れるに連れて光軸から離れるように傾斜しており、第二傾斜部の面積は、前記第一傾斜部の面積よりも大きい
本発明の他態様に係る照明器具は、上記の光源ユニットと、光源ユニットが取り付けられる器具本体と、を備える。
本発明によれば、照明時にユーザーが覚える違和感を抑えつつも、照明効率を高めることができる。
実施の形態に係る照明器具を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明器具を示す分解斜視図である。 図2におけるIII−III線による光源ユニットの断面図である。 実施の形態に係るモジュールを示す平面図である。 実施の形態に係るカバー部の概略構成を示す断面図である。 実施の形態に係るカバー部の一部を取り除いて、カバー部の内部構造を示す斜視図である。 変形例に係るカバー部の一部を取り除いて、カバー部の内部構造を示す斜視図である。 変形例に係る凹部を示す斜視図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
[全体構成]
以下、実施の形態に係る照明器具について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具を示す外観図である。図2は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、照明器具1は、例えば天井直付型の長尺状の照明器具である。照明器具1は、器具本体2と、光源ユニット3とを備えている。
器具本体2は、吊りボルト(図示省略)等を用いて、例えば室内の天井に取り付けられる。器具本体2は、板金に折り曲げ加工を施すことにより、Y軸方向に長尺かつ扁平な箱型形状に形成されている。器具本体2には、上下方向に連通した開口部21が設けられており、この開口部21に光源ユニット3が収納される。開口部21は、Y軸方向視で下方が広がるような形状となっている。開口部21は、器具本体2の長手方向(Y軸方向)における一端部から他端部にわたって長尺状に延びている。器具本体2は、反射効率を高めるために表面全体として白色に着色されている。これにより、光源ユニット3から照射された光を器具本体2が反射する。
[光源ユニット]
次に、光源ユニット3について説明する。
光源ユニット3は、器具本体2の開口部21に対して着脱自在に取り付けられている。
図3は、図2におけるIII−III線による光源ユニット3の断面図である。
図3に示すように、光源ユニット3は、ベース部材4と、モジュール5と、カバー部6と、光透過部7とを備えている。
ベース部材4は、板金に折り曲げ加工を施すことにより、Y軸方向に長尺状に形成されている。ベース部材4は、本体部41および一対の取付部42,43を有している。本体部41は、モジュール5を載置するものであり、Y軸方向に長尺な矩形状に形成されている。一対の取付部42,43は、それぞれベース部材4を開口部21に取り付けるためのものであり、本体部41の短手方向(X軸方向)における両端部から略L字状に延びている。一対の取付部42,43の先端部421,431は、外側に向けて円弧状に曲げられている。なお、本体部41と、一対の取付部42,43との境界部はそれぞれ段差状に形成されている。また、本体部41には、モジュール5を本体部41に固定するための複数の爪部46が形成されている。複数の爪部46は、本体部41の短手方向の両端部において、本体部41の長手方向に沿って間隔をあけて配置されている。
モジュール5は、基板51と、基板51上に実装された複数のLED52(光源)とを有している。
図4は実施の形態に係るモジュール5を示す平面図である。
図4に示すように、基板51は、Y軸方向に長尺な略矩形状に形成されている。基板51は、例えばガラスエポキシ樹脂(CEM−3)で形成されており、その表面にはプリント配線(図示せず)が設けられている。基板51の側面のうちY軸方向に延びる一対の長辺にはそれぞれ、複数の爪部46が個別に係合する複数の切り欠き部53が形成されている。基板51は、複数の爪部46がそれぞれ対応する複数の切り欠き部53に係合することにより、ベース部材4の本体部41上に固定される。
複数のLED52は、基板51上に実装されており、基板51の長手方向に沿って一列に且つ間隔を置いて配置されている。このため、長手方向から見ると、各LED52の光軸Cは同一直線に概ね重なることになる(図3参照)。複数のLED52の各々は、例えばLEDチップ(図示せず)がパッケージ化されたLED素子である。すなわち、基板51の実装構造は、LEDチップがパッケージ化されたLED素子を基板51上に実装したSMD(Surface Mount Device)構造である。なお、複数のLED52が基板51の長手方向に沿って一列配列された場合を例示したが、二列以上配列されていてもよい。
[カバー部]
次にカバー部6について説明する。
図5は、実施の形態に係るカバー部6の概略構成を示す断面図である。具体的には図5は、図3に対応した図である。なお、カバー部6は、全体が多色の押出成形(多色成形)によって一体成形されているため、図3では、カバー部6全体を同じハッチングで図示しているが、図5ではカバー部6の各部ごとに異なるハッチングで図示している。
図3および図5に示すように、カバー部6は、複数のLED52を光出射側から覆う部材であり、光透過部7を保持する保持部である。
カバー部6は、光拡散部8と、一対の側壁部61,62と、底部67と、一対の連結部68,69とを備えている。
光拡散部8は、複数のLED52から発せられた光を拡散する光拡散部である。光拡散部8は、複数のLED52に対向するように、複数のLED52と光透過部7との間に配置されている。光拡散部8は、長手方向から見て、LED52の光出射方向の前方に向けて凸となる湾曲形状に形成されている。光拡散部8の曲率を変更することで、短手方向(X軸方向)の配光制御が可能である。
一対の側壁部61,62のそれぞれは、LED52の光軸Cに向かって突出したくびれ部63,64と、くびれ部63,64の先端から光軸Cに対して平行に延在した等幅部65,66とを備えている。なお、一対の側壁部61,62において、LED52に近い側の一端部を基端部とし、LED52に遠い側の他端部を先端部とする。
くびれ部63,64は、その内面が、LED52からの光を少なくとも一部だけ反射する反射面となっている。具体的には、くびれ部63,64は、第一傾斜部631,641と、第二傾斜部632,642とを備えており、第一傾斜部631,641の先端部と、第二傾斜部632,642の基端部とが連結されている。この連結した部分が、くびれ部63,64における突出の頂点633,643である。
第一傾斜部631,641は、平板状であり、LED52から光軸方向で離れるに連れて、光軸Cに近づくように傾斜している。つまり、第一傾斜部631,641の基端部は光軸Cから最も離れていて、第一傾斜部631,641の先端部は光軸Cに最も近い。このような傾斜であるので、第一傾斜部631,641の内面(反射面)は、LED52からの光の少なくとも一部を、当該LED52の光出射方向の後方に向けて反射する。
第二傾斜部632,642は、平板状であり、LED52から光軸方向で離れるに連れて、光軸Cから遠ざかるように傾斜している。つまり、第二傾斜部632,642の基端部は光軸Cに最も近く、第二傾斜部632,642の先端部は光軸Cから最も遠い。このような傾斜であるので、第二傾斜部632,642の内面(反射面)は、LED52から光の少なくとも一部を、当該LED52の光出射方向の前方に向けて反射する。
そして、一対の側壁部61,62において、それぞれの頂点633,643は、一対の側壁部61,62における光軸Cに沿う長さL1の1/2の位置(L1/2)よりも、LED52側に配置されている。これにより、第二傾斜部632,642の面積を第一傾斜部631,641よりも大きくすることができ、さらには第二傾斜部632,642の基端部をLED52に近づけることができる。
また、第二傾斜部632,642における先端部の内面には、光軸Cに向けて突出する突起634,644が設けられている。この突起634,644は、光透過部7の光軸方向への移動、具体的にはZ軸方向マイナス側への移動を規制する部位である。
等幅部65,66は、光透過部7の短手方向の移動を規制する、YZ平面に平行な平板状の部位である。一対の側壁部61,62における等幅部65,66の幅H1が、一対の側壁部61,62の先端部同士の幅である。この幅H1よりも、一対の側壁部61,62の基端振同士の幅H2の方が広くなっている。
底部67は、一対の側壁部61,62における先端部同士に架け渡された、XY平面に平行な平板状の部位である。底部67の上面には、光透過部7が載置されている。
一対の連結部68,69は、一対の側壁部61,62における基端部と、光拡散部8とを連結する部位である。具体的には、一対の連結部68,69は、平板部681,691と、平板部681,691の上面から立設した立設部682,692とを備える。平板部681,691は、XY平面に平行な平板状の部位であり、一対の側壁部61,62における第一傾斜部631,641の基端部と、光拡散部8の端部とを連結している。立設部682,692は、平板部681,691の上面から上方に向けて立設しており、その先端部が光軸C側に向けて曲げられている。この立設部682,692の先端部によって、ベース部材4における取付部42,43の先端部421,431が係止されている。これにより、ベース部材4と、カバー部6とが組み付けられている。
ここで、上述したように、カバー部6は、多色成形によって形成されている。このため、光拡散部8と、一対の側壁部61,62と、底部67と、一対の連結部68,69とは、一体成形されているものの、これらを組成の異なる樹脂で形成することができる。
例えば、一対の側壁部61,62、光拡散部8、底部67および一対の連結部68,69のうち、底部67が最も光透過率が高く、一対の連結部68,69が最も光透過率が低くなるように、各部をなす樹脂を選択すればよい。
底部67においては、光拡散部8によって拡散された光の輝度を極力低下させない程度の光透過率に設定される。具体的には底部67の光透過率は90%以上であればよい。底部67をなす樹脂としては、例えば透明なアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂などが挙げられる。
連結部68,69においては、LED52から照射された光のうち、連結部68,69に至った光を透過させることなく反射して光出射方向の前方に向けることが望まれる。このため、連結部68,69の光透過率は0%であることがよい。連結部68,69をなす樹脂としては、例えば白色のアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂などが挙げられる。
光拡散部8においては、底部67よりも低くて、連結部68,69よりも高い透過率に設定される。つまり、光拡散部8の透過率は、0%よりも大きく、90%未満の範囲に収まればよい。光拡散部8をなす樹脂としては、例えば、乳白なアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂などが挙げられる。
一対の側壁部61,62においては、底部67よりも低くて、連結部68,69よりも高い透過率に設定される。つまり、側壁部61,62の透過率は、0%よりも大きく、90%未満の範囲に収まればよい。側壁部61,62をなす樹脂としては、例えば、乳白なアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂などが挙げられる。このような透過率であるので、側壁部61,62は、光拡散部8が拡散した光の一部を内面で反射するとともに、残りの光を透過する。これにより、カバー部6全体が発光することになる。
本実施の形態では、光拡散部8と、一対の側壁部61,62とは同じ組成の樹脂により形成されていることとする。すなわち、光拡散部8と、一対の側壁部61,62とは同じ透過率である。これにより、カバー部6全体が、三種の樹脂により形成されるので、光拡散部8と、一対の側壁部61,62と、底部67と、一対の連結部68,69とを全て異なる組成の樹脂により形成する場合と比べても、多色成形を容易に行うことができる。なお、光拡散部8と、側壁部61,62とは光透過率が同じでなくともよい。
光透過部7は、光拡散部8を介して複数のLED52に対向し、光拡散部8で拡散された光を透過する長尺な光学部材である。具体的には、光透過部7は、カバー部6における底部67と、突起634,644との間に配置されて、底部67の上面に載置されている。また、光透過部7は、光拡散部8よりも透過率の高い材料によって形成されている。光透過部7は例えば透明なアクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などから形成された略平板状のリニアフレネルレンズである。
図6は、実施の形態に係るカバー部6の一部を取り除いて、カバー部6の内部構造を示す斜視図であり、光透過部7の下面の形状を示している。
図6に示すように、光透過部7の下面がレンズ面71となっており、このレンズ面71には、複数の溝72からなるプリズム形状が設けられている。複数の溝72は、Y軸方向に配列され、X軸方向に沿って延在している。この光透過部7のプリズム形状を調整することにより、Y軸方向の配光制御を容易に行うことができる。
[照明器具の動作]
次に、照明器具1の動作について説明する。
LED52から照射された光は光拡散部8に到達して拡散され、カバー部6の内部に進入する。ここで、長手方向から見て光拡散部8が光透過部7に向けて凸となる湾曲形状に形成されているので、当該光拡散部8を透過する光は、X軸方向の配光が制御される。
カバー部6内において、くびれ部63,64の第一傾斜部631,641に到達した光の一部は、第一傾斜部631,641を透過してカバー部6の外方に放出される。くびれ部63,64の第一傾斜部631,641に到達したその他の光は、第一傾斜部631,641の内面で反射されて、再度カバー部6内を進行する。
また、カバー部6内において、くびれ部63,64の第二傾斜部632,642に到達した光の一部は、第二傾斜部632,642を透過してカバー部6の外方に放出される。くびれ部63,64の第二傾斜部632,642に到達したその他の光は、そのほとんどが、第二傾斜部632,642の内面で反射されて、光透過部7に向かう。
また、カバー部6内において、一対の連結部68,69に到達した光は、一対の連結部68,69で反射されて、カバー部6内を進行する。
そして、カバー部6内において、光透過部7に到達した光は、光透過部7及び底部67を透過して、底部67からカバー部6の外方へと放出される。光透過部7を透過する光は、当該光透過部7によってY軸方向の配光が制御される。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る光源ユニット3は、一対の側壁部61,62のそれぞれが、光軸Cに向かって突出したくびれ部63,64を備えているので、くびれ部63,64における第二傾斜部632,642の内面が光出射方向の前方を向く。これにより、LED52から照射された光を第二傾斜部632,642の内面で反射させることで、当該光を光出射方向の前方へと導くことができる。したがって、少ない反射回数で光を光出射方向の前方に集光することができ、照明効率を高めることができる。
また、複数のLED52に対向するように、光拡散部8が設けられているので、光拡散部8を透過する光を拡散させることができる。したがって、グレアを抑制することができる。
さらに、光透過部7が光拡散部8を介してLED52に対向するように設けられているので、光透過部7によっても配光を制御することができる。
これらのことにより、グレアを低減させつつも、照明効率を高めることができる。
そして、一対の側壁部61,62にくびれ部63,64が設けられていることによって、平板状の側壁部と比べても、カバー部6全体の強度を高めることができる。
また、くびれ部63,64における突出の頂点633,643が、一対の側壁部61,62における光軸Cに沿う長さの1/2の位置よりも、LED52側に配置されているので、第二傾斜部632,642の面積を第一傾斜部631,641よりも大きくすることができ、さらには第二傾斜部632,642の基端部をLED52に近づけることができる。
また、一対の側壁部61,62、光拡散部8、底部67および一対の連結部68,69が、一体成形されているので、部品点数を削減することができる。また、一対の側壁部61,62の先端部同士の間にはこれらに連続して底部67が設けられている。また、一対の側壁部61,62の基端部同士の間には、これらに連続して、一対の連結部68,69と光拡散部8が設けられている。つまり、長手方向から見ると、カバー部6は連続した環状体であるので、カバー部6全体の形状安定化を図ることができる。
また、一対の側壁部61,62、光拡散部8、底部67および一対の連結部68,69のうち、底部67が最も光透過率が高く、一対の連結部68,69が最も光透過率が低いので、底部67だけでなく一対の側壁部61,62からも光を放出させることができる。一対の側壁部61,62を透過した光は、器具本体2の開口部21内を照らすことになるので、開口部21と一体性を持った印象を与えることができる。
また、一対の側壁部61,62における基端部同士の幅H2が、一対の側壁部61,62における先端部同士の幅H1よりも広いので、第一傾斜部631,641の先端部が、第二傾斜部632,642の先端部よりも外側に配置されることになる。第二傾斜部632,642を透過して外部へ放出された光は、概ね上方(光出射方向の後方)に向かうことになるが、第一傾斜部631,641を透過して外部へと放出された光は、概ね下方(光出射方向の前方)に向かうことになる。つまり、光出射方向の前方へと向かう光が、後方へと向かう光を囲むことになるので、光源ユニット3全体が発光した印象をユーザーに与えることができる。
また、光透過部7が光拡散部8よりも透過率が高いので、光拡散部8により拡散された光であっても容易に配光制御することができる。
また、光拡散部8が、長手方向から見て光透過部7に向けて凸となる湾曲形状であるので、光拡散部8によっても短手方向に対する配光を制御することができる。
また、光透過部7がプリズム形状であるので、光透過部7のプリズム形状を調整することで光透過部7を透過する光の配光制御を行うことができる。
[変形例]
以上、実施の形態に係る照明器具について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。なお、以下の説明において、上記実施の形態と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
上記実施の形態では、複数の溝72からなるプリズム形状を光透過部7が有している場合を例示して説明したが、この変形例の光透過部7Aは、マトリクス状に配置された凹部からなるプリズム形状を有する場合について説明する。
図7は、変形例に係るカバー部6Aの一部を取り除いて、カバー部6Aの内部構造を示す斜視図であり、光透過部7Aの下面の形状を示している。
図7に示すように、光透過部7Aの下面がレンズ面71Aとなっており、このレンズ面71Aには、マトリクス状に配置された複数の凹部73からなるプリズム形状が設けられている。複数の凹部73は、長手方向および短手方向に密接して配置されている。
図8は、変形例に係る凹部73を示す斜視図である。
図8に示すように凹部73は、四角錐状の凹部である。この凹部73をなす各面731によって光を屈折させて、長手方向および短手方向の配光を制御するようになっている。なお凹部73は平面視で正方形状であるが、凹部73の平面形状はこれに限定されず、他の四角形状、四角形以外の多角形状であってよい。五角形以上の多角形である場合には、より多方向への配光制御が可能である。また、この変形例では、複数の凹部73からなるプリズム形状を例示して説明したが、複数の凸部からなるプリズム形状であってもよい。
[その他の実施の形態]
また、上記実施の形態および変形例では、くびれ部63,64が屈曲している場合を例示して説明したが、湾曲することによりくびれたくびれ部であってもよい。
また、上記実施の形態では、一対の側壁部61,62が光を透過する場合を例示して説明したが、反射を重視するのであれば、一対の側壁部61,62の透過率を0%にしてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、カバー部6の全体が樹脂の多色成形によって一体成形された場合を例示して説明したが、例えば金属部品を樹脂にインサート成形することによってカバー部を一体成形してもよい。この場合、光透過率がゼロであってもよい部位(例えば一対の連結部、一対の側壁部)を金属部品にすることができる。
また、上記実施の形態では、底部67を有するカバー部6を例示したが、底部がないカバー部6であってもよい。この場合、光透過部7を透過した光は直接カバー部6外に放出されるので、輝度の低下を抑制することができる。
また、上記実施の形態では、光拡散部8が一対の連結部68,69、一対の側壁部61,62及び底部67とともに一体成形されている場合を例示して説明したが、光拡散部8は一体成形されていなくてもよい。この場合、多色の押出成形で光拡散部8を形成しなくてもよくなるので、光拡散部8の設計の自由度を高めることができる。したがって、プリズム形状を有する光拡散部8とすることが可能となり、光拡散部8によっても多方向の配向制御も可能となる。
さらに、上記実施の形態および上記変形例をそれぞれ組み合わせてもよい。
1 照明器具
2 器具本体
3 光源ユニット
4 ベース部材
5 モジュール
6,6A カバー部(保持部)
7,7A 光透過部
8 光拡散部
21 開口部
41 本体部
42,43 取付部
46 爪部
51 基板
52 LED(光源)
53 切欠き部
61,62 側壁部
63,64 くびれ部
65,66 等幅部
67 底部
68,69 連結部
71,71A レンズ面
72 溝
73 凹部
421,431 先端部
631,641 第一傾斜部
632,642 第二傾斜部
633,643 頂点
634,644 突起
681,691 平板部
682,692 立設部
731 面
C 光軸

Claims (8)

  1. 長尺状の光源ユニットであって、
    長尺状の基板と、
    前記基板の長手方向に沿って前記基板に実装された複数の光源と、
    前記複数の光源に対向し、前記複数の光源から発せられた光を拡散する長尺な光拡散部と、
    前記光拡散部を介して前記複数の光源に対向し、前記光拡散部で拡散された光を透過する長尺な光透過部と、
    前記光透過部を保持する保持部とを備え、
    前記保持部は、
    前記複数の光源の光軸を前記基板の短手方向で互い挟んだ状態で、前記光透過部を保持する一対の側壁部と、
    前記一対の側壁部における前記光源に遠い側の先端部同士に架け渡され、透光性を有する底部と、
    を備え、
    前記一対の側壁部のそれぞれは、前記光軸に向かって突出したくびれ部を有し、
    前記くびれ部のそれぞれは、第一傾斜部と、前記第一傾斜部における前記光源に遠い側の先端部に、前記光源に近い側の基端部が連結された第二傾斜部とを備え、
    前記第一傾斜部は、前記複数の光源から光軸方向で離れるに連れて光軸に近づくように傾斜しており、
    前記第二傾斜部は、前記複数の光源から光軸方向で離れるに連れて光軸から離れるように傾斜しており、
    前記第二傾斜部の面積は、前記第一傾斜部の面積よりも大きく、
    前記底部は、上面に前記光透過部が載置されているとともに、前記光拡散部よりも光透過率が高く、
    前記光透過部は、前記光拡散部よりも光透過率が高い
    光源ユニット。
  2. 前記くびれ部における頂点は、前記一対の側壁部における前記光軸に沿う長さの1/2の位置よりも、前記光源側に配置されている
    請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記保持部は、
    さらに、
    前記一対の側壁部における前記光源に近い側の基端部および前記光拡散部を連結する一対の連結部備え、
    前記一対の側壁部、前記光拡散部、前記底部および前記一対の連結部は、一体成形されている
    請求項1または2に記載の光源ユニット。
  4. 前記一対の側壁部、前記光拡散部、前記底部および前記一対の連結部のうち、前記底部が最も光透過率が高く、前記一対の連結部が最も光透過率が低い
    請求項3に記載の光源ユニット。
  5. 前記一対の側壁部における前記光源に近い側の基端部同士の幅は、前記一対の側壁部における前記光源に遠い側の先端部同士の幅よりも広い
    請求項4に記載の光源ユニット。
  6. 前記光拡散部は、長手方向から見て、前記光透過部に向けて凸となる湾曲形状である
    請求項1〜のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  7. 前記光透過部はプリズム形状を有する
    請求項1〜のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、を備える
    照明器具。
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