JP2016207396A - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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尚紀 友田
Hisanori Tomota
尚紀 友田
恭平 中村
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Abstract

【課題】グレアを低減させつつも、照明効率を高める。【解決手段】光源ユニット3は、長尺状の基板51と、基板51の長手方向にそって基板51に実装された複数の光源(LED52)と、複数の光源の光軸を、基板51の短手方向で互いに挟むように配置された長尺状の一対のカバー体6,7と、一対のカバー体6,7の光源に近い側の基端部62,72と一対のカバー体6,7の光源から遠い側の先端部61,71との間で、光源に対向するように配置された光拡散部材8とを備えている。一対のカバー体6,7の先端部61,71同士の間隔は、一対のカバー体6,7の基端部62,72同士の間隔よりも広い。【選択図】図3

Description

本発明は、光源ユニット及び照明器具に関し、特に長尺状の光源ユニット及び照明セットに関する。
LED(Light Emitting Diode)を用いた長尺状の照明器具が知られている。具体的に、照明器具は、複数のLEDが一方向に沿って配列された長尺状の光源ユニットを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−207249号公報
ここで、LEDを用いた照明器具であると各LEDとその周囲の明るさとの差によってグレア(眩しさ)が生じてしまい、ユーザーに違和感を与えてしまうおそれがある。また、照明器具としての照明効率を高めたいという要望もある。
本発明は、グレアを低減させつつも、照明効率を高めることのできる光源ユニット及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、長尺状の光源ユニットであって、長尺状の基板と、基板の長手方向に沿って基板に実装された複数の光源と、複数の光源の光軸を、基板の短手方向で互いに挟むように配置された長尺状の一対のカバー体と、一対のカバー体の光源に近い側の基端部と一対のカバー体の光源から遠い側の先端部との間で、光源に対向するように配置された光拡散部材とを備え、一対のカバー体の先端部同士の間隔は、一対のカバー体の基端部同士の間隔よりも広い。
本発明の他態様に係る照明器具は、上記の光源ユニットと、光源ユニットが取り付けられる器具本体と、を備える。
本発明によれば、グレアを低減させつつも、照明効率を高めることができる。
実施の形態に係る照明器具を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明器具を示す分解斜視図である。 図2におけるIII−III線による光源ユニットの断面図である。 実施の形態に係るモジュールを示す平面図である。 変形例1の光源ユニットを示す断面図である。 変形例2の光源ユニットを示す断面図である。 変形例3の光源ユニットを示す断面図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
[全体構成]
以下、実施の形態に係る照明器具について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具を示す外観図である。図2は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、照明器具1は、例えば天井直付型の長尺状の照明器具である。照明器具1は、器具本体2と、光源ユニット3とを備えている。
器具本体2は、吊りボルト(図示省略)等を用いて、例えば室内の天井に取り付けられる。器具本体2は、板金に折り曲げ加工を施すことにより、Y軸方向に長尺かつ扁平な箱型形状に形成されている。器具本体2には、上下方向に連通した開口部21が設けられており、この開口部21に光源ユニット3が収納される。開口部21は、Y軸方向視で下方が広がるような形状となっている。開口部21は、器具本体2の長手方向における一端部から他端部にわたって長尺状に延びている。器具本体2は、反射効率を高めるために表面全体として白色に着色されている。これにより、光源ユニット3から照射された光を器具本体2が反射する。
[光源ユニット]
次に、光源ユニット3について説明する。
光源ユニット3は、器具本体2の開口部21に対して着脱自在に取り付けられている。
図3は、図2におけるIII−III線による光源ユニット3の断面図である。
光源ユニット3は、ベース部材4と、モジュール5と、一対のカバー体6,7と、光拡散部材8と、光透過部材9とを備えている。
ベース部材4は、図3に示すように、板金に折り曲げ加工を施すことにより、Y軸方向に長尺状に形成されている。ベース部材4は、本体部41及び一対の取付部42,43を有している。本体部41は、モジュール5を載置するものであり、Y軸方向に長尺な矩形状に形成されている。一対の取付部42,43は、それぞれベース部材4を開口部21に取り付けるためのものであり、本体部41の短手方向(X軸方向)における両端部から略L字状に延びている。一対の取付部42,43の先端部は、外側に向けて曲げられている。なお、本体部41と、一対の取付部42,43との境界部はそれぞれ段差状に形成されている。この一対の段差部44,45は、それぞれ下方に行くにつれて外側に向かう傾斜面を有している。また、本体部41には、モジュール5を本体部41に固定するための複数の爪部46が形成されている。複数の爪部46は、本体部41の短手方向の両端部において、本体部41の長手方向(Y軸方向)に沿って間隔をあけて配置されている。
モジュール5は、基板51と、基板51上に実装された複数のLED52(光源)とを有している。
図4はモジュール5を示す平面図である。
図4に示すように、基板51は、Y軸方向に長尺な略矩形状に形成されている。基板51は、例えばガラスエポキシ樹脂(CEM−3)で形成されており、その表面にはプリント配線(図示せず)が配置されている。基板51の側面のうちY軸方向に延びる一対の長辺にはそれぞれ、複数の爪部46が個別に係合する複数の切り欠き部53が形成されている。基板51は、複数の爪部46がそれぞれ対応する複数の切り欠き部53に係合することにより、ベース部材4の本体部41上に固定される。
複数のLED52は、基板51上に実装されており、基板51の長手方向に沿って一列に且つ間隔を置いて配置されている。複数のLED52の各々は、例えばLEDチップ(図示せず)がパッケージ化されたLED素子である。すなわち、基板51の実装構造は、LEDチップがパッケージ化されたLED素子を基板51上に実装したSMD(Surface Mount Device)構造である。なお、複数のLED52が基板51の長手方向に沿って一列配列された場合を例示したが、二列以上配列されていてもよい。
図2及び図3に示すように、一対のカバー体6,7は、平板状の長尺な板金であり、複数のLED52を基板51の短手方向で互いに挟むようにベース部材4に取り付けられている。具体的には、一対のカバー体6,7は、当該一対のカバー体6,7の主面が、ベース部材4の段差部44,45の傾斜面と略面一となるようにベース部材4に取り付けられている。つまり、いずれのカバー体6,7においても、LED52から光軸方向L(Z軸方向)に離れるにつれて光軸から離れている。これにより、一対のカバー体6,7の短手方向の間隔が、LED52から光軸方向L(Z軸方向)に離れるにつれて広がっている。
ここで、一対のカバー体6,7のLED52から遠い側の端部を先端部61,71とし、一対のカバー体6,7のLED52に近い側の端部を基端部62,72とする。一対のカバー体6,7の先端部61,71同士の間隔は、一対のカバー体6,7の基端部62,72同士の間隔よりも広くなっている。
また、一対のカバー体6,7の内面には、例えば3対の突起63,73が各対毎にZ軸方向の位置を変えて設けられている。この突起63,73が設けられた部分では、当該部分直上の部分よりも、短手方向の間隔が狭くなっている。これにより、一対のカバー体6,7の短手方向の間隔は、LED52から光軸方向Lに離れるにつれて断続的に広がることになる。
各突起63,73は、光拡散部材8又は光透過部材9をXY平面に平行に保持するように、内側に向けて突出している。各突起63,73は、カバー体6,7の全長に対してY軸方向に連続して形成されていても断続的に形成されていてもよい。突起63,73における上面は、XY平面に平行に形成されている。この上面に対して、光拡散部材8又は光透過部材9が載置されることで、光拡散部材8又は光透過部材9がXY平面に平行に配置される。
そして、3対の突起63,73のうち、最も先端部61,71側に配置された1対の突起63a,73aには、光透過部材9が保持される。また、他の2対の突起63b,63c,73b,73cのいずれか一対には、光拡散部材8が保持される。2対の突起63b,63c,73b,73cのいずれか一対に光拡散部材8を取り付けることで、LED52の光軸方向Lにおける光拡散部材8の位置を調整することができる。つまり、突起63b,73bと、突起63c,73cとが、LED52の光軸方向Lにおける光拡散部材8の位置を調整するための調整部である。また、光拡散部材8においては、各対の突起63b,63c,73b,73cに対応するように、大きさの異なる2種類の光拡散部材8が予め準備されている。図2に示すように、光源ユニット3は、器具本体2から取り外された状態では、長手方向の端部が開放されている。その開放部分から二種類の光拡散部材8のうち任意の1つの光拡散部材8を差し込み、2対の突起63b,63c,73b,73cのいずれか一対に取り付ける。
本実施の形態では、2対の突起63b,63c,73b,73cのうち、光透過部材9に近い側の突起63b,73bに光拡散部材8が保持された場合を例示して説明する。
なお、本実施の形態では、調整部として機能する突起63b,63c,73b,73cが2対設けられている場合を例示したが、3対以上設けられていてもよい。また、光拡散部材8の位置を調整できるのであれば調整部の形状はこれに限定されない。
光拡散部材8は、一対のカバー体6,7の基端部62,72と一対のカバー体6,7の先端部61,71との間に配置され、LED52に対向するように配置されている。具体的には、光拡散部材8は、突起63b,73bに保持された状態で、カバー体6,7内のZ軸方向における中間部を覆う形状に形成されている。光拡散部材8は、例えば乳白色のアクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などから形成された略平板状のリニアフレネルレンズである。光拡散部材8の下面は、レンズ面82となっており、このレンズ面82に形成された複数の溝81は、X軸方向に配列され、Y軸方向に沿って延在している。この光拡散部材8のレンズ形状を調整することにより、X軸方向の配光制御を容易に行うことができる。
光透過部材9は、一対のカバー体6,7の先端部61,71に配置され、光拡散部材8を介してLED52に対向するように配置されている。具体的には、光透過部材9は、突起63a,73aに保持された状態で、カバー体6,7内のZ軸方向における先端部分を覆う形状に形成されている。このため、光拡散部材8は、光透過部材9よりも平面視で大きく形成されている。また、光透過部材9は、光拡散部材8よりも透過率の高い材料によって形成されている。光透過部材9は例えば透明なアクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などから形成された略平板状のリニアフレネルレンズである。光透過部材9の下面がレンズ面92となっており、このレンズ面92に形成された複数の溝91は、Y軸方向に配列され、X軸方向に沿って延在している。この光透過部材9のレンズ形状を調整することにより、Y軸方向の配光制御を容易に行うことができる。
[照明器具の動作]
次に、照明器具1の動作について説明する。
LED52から照射された光のうち、一部は光拡散部材8に直接到達する。また、LED52から照射された光のうち、その他の光は、カバー体6,7の内面で反射されて光拡散部材8に到達する(図3中、矢印Y1参照)。光拡散部材8に到達した光は、当該光拡散部材8を透過することで、拡散されながらX軸方向の配光が制御される。光拡散部材8を透過した光のうち、一部は光透過部材9に直接到達する。また、光拡散部材8を透過した光のうち、その他の光は、カバー体6,7の内面で反射されて光透過部材9に到達する(図3中、矢印Y2参照)。光透過部材9に到達した光は、当該光透過部材9を透過することで、Y軸方向の配光が制御される。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る光源ユニット3は、一対のカバー体6,7の先端部61,71同士の間隔が、一対のカバー体6,7の基端部62,72同士の間隔よりも広い。このため、一対のカバー体6,7の短手方向の間隔をLED52から離れるにつれて広げることができる。これにより、カバー体6,7の内面が光の進行方向側を向くため、LED52から照射された光をカバー体6,7の内面で反射させることで下方へと導くことができる。したがって、少ない反射回数で光を下方に集光することができ、照明効率を高めることができる。
また、一対のカバー体6,7の基端部62,72と一対のカバー体6,7の先端部61,71との間に光拡散部材8がLED52に対向するように配置されているので、光拡散部材8を透過する光を拡散させることができる。したがって、グレアを抑制することができる。
これらのことにより、グレアを低減させつつも、照明効率を高めることができる。
また、一対のカバー体6,7が、LED52から光軸方向Lに離れるにつれて、一対のカバー体6,7の間隔を断続的に広げる形状に形成されているので、光の進行方向側を向くようにカバー体6,7の内面を設けることができる。なお、一対のカバー体6,7の間隔を全体として連続的に広げる形状であってもよい。こうした場合、一対のカバー体6,7の内面が全体として滑らかな平面或いは曲面となる。したがって、一対のカバー体6,7に対して光拡散部材8及び光透過部材9の少なくとも一方を取り付けるには、上述した突起63,73以外を用いた取付方法を採用することとなる。具体的には、光拡散部材8及び光透過部材9の少なくとも一方を一対のカバー体6,7の内面に接着する方法、一対のカバー体6,7とは別体の取付具を用いて、光拡散部材8と光透過部材9との少なくとも一方を一対のカバー体6,7に取り付ける方法などが挙げられる。
また、一対のカバー体6,7の先端部61,71には、光透過部材9が光拡散部材8を介してLED52に対向するように設けられているので、光透過部材9によっても配光を制御することができる。また、一対のカバー体6,7の間が光透過部材9によって覆われるので、見栄えを良くすることができる。
また、光透過部材9が光拡散部材8よりも透過率が高いので、光拡散部材8により拡散された光であっても容易に配光制御することができる。
また、光拡散部材8がリニアフレネルレンズであるので、光拡散部材8のレンズ形状を調整することで、光拡散部材8を透過する光の配光制御を行うことができる。
また、光透過部材9がリニアフレネルレンズであるので、光透過部材9のレンズ形状を調整することで光透過部材9を透過する光の配光制御を行うことができる。
また、光拡散部材8のレンズ面82に形成された溝81の延在方向と光透過部材9のレンズ面92に形成された溝91の延在方向とが異なっているので、光拡散部材8と、光透過部材9とによって異なる方向の配光制御を行うことができる。特に、本実施の形態のように、光拡散部材8の溝81の延在方向と、光透過部材9の溝91の延在方向とがZ軸方向視で直交していると、XY平面で偏りの少ない配光制御を行うことが可能である。
また、光透過部材9が光拡散部材8よりも平面視で大きさが大きいので、一対のカバー体6,7における光拡散部材8の設置箇所よりも広い部分に光透過部材9を設置することができる。
また、一対のカバー体6,7が光を透過させない不透過性を有しているので、LED52から照射された光を漏らすことなく一対のカバー体6,7で反射することができる。したがって、より高い集光性を発揮することができる。
また、一対のカバー体6,7が平板状であるので、簡単な構成で一対のカバー体6,7の短手方向の間隔をLED52から離れるにつれて広げることができる。
また、LED52の光軸方向Lにおける光拡散部材8の位置を調整するための調整部(突起63b,63c,73b,73c)が設けられているので、光拡散部材8とLED52との間隔を調整することができる。光拡散部材8とLED52との間隔を調整することで、光拡散部材8を透過した光の均斉度も調整することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明器具について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。なお、以下の説明において、上記実施の形態と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
[変形例1]
図5は、変形例1の光源ユニットを示す断面図である。図5に示すように、変形例1の光源ユニット3Aは、上記実施の形態で例示した光源ユニット3から光透過部材9を取り除いた点で異なる。このような光源ユニット3Aであっても、LED52から照射された光をカバー体6,7の内面で反射させることで下方へと導くことができ、少ない反射回数で光を下方に集光することができる。また、一対のカバー体6,7の基端部62,72と一対のカバー体6,7の先端部61,71との間に光拡散部材8がLED52に対向するように配置されているので、光拡散部材8を透過する光を拡散させることができ、グレアを抑制することができる。
[変形例2]
図6は、変形例2の光源ユニットを示す断面図である。上記実施の形態で例示した光源ユニット3では、平板状の光拡散部材8が設けられていた。しかし、変形例2では、図6に示すように、湾曲した光拡散部材8bを備える光源ユニット3Bを例示する。具体的には、光拡散部材8bは、突起63b,73bに保持された状態で、下方に向けて凸となるように湾曲している。光拡散部材8bの一対の主面はいずれも滑らかな曲面となっている。光拡散部材8bは、例えば乳白色のアクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などから形成されている。LED52から照射された光は、光拡散部材8bを透過することで、拡散されながらX軸方向の配光が制御される。なお、光拡散部材8bの曲率を変更することで、X軸方向の配光制御が可能である。
[変形例3]
図7は、変形例3の光源ユニットを示す断面図である。上記実施の形態で例示した光源ユニット3では、一対のカバー体6,7が平板状であった。しかし、変形例3では、図7に示すように、一対のカバー体6c,7cが湾曲した光源ユニット3を例示する。具体的には、一対のカバー体6c,7cは、湾曲した板金であり、複数のLED52を基板51の短手方向で互いに挟むようにベース部材4に取り付けられている。一対のカバー体6c,7cは、当該一対のカバー体6c,7cの基端部62c,72cがベース部材4の段差部44,45の外側近傍となる位置に配置されている。一対のカバー体6c,7cは内側に向けて凸となる形状に湾曲している。これにより、一対のカバー体6c,7cの短手方向の間隔が、LED52から光軸方向Lに離れるにつれて広がり、一対のカバー体6c,7cの先端部61c,71cで最も広くなる。
この場合においても、突起63,73が設けられているので、一対のカバー体6c,7cの短手方向の間隔は、LED52から光軸方向Lに離れるにつれて断続的に広がることになる。したがって、光の進行方向側を向くようにカバー体6,7の内面を設けることができ、LED52から照射された光をカバー体6c,7cの内面で反射させることで下方へと導くことができる。
また、上記実施の形態では、一対のカバー体6,7が不透過性を有している場合を例示して説明したが、一対のカバー体が光拡散性を有していてもよい。こうした場合においても、LED52から照射された光は、一対のカバー体の内面で反射して下方に集光されることとなる。さらには、一対のカバー体を透過することで拡散される光も発生する。カバー体を透過して拡散された光は、器具本体2の開口部21内を照らすことになるので、開口部21と一体性を持った印象を与えることができる。
また、上記実施の形態では、一対のカバー体6,7が別体である場合を例示して説明したが、一対のカバー体6,7は一体的に形成されていてもよい。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせてもよい。
1 照明器具
2 器具本体
3,3A,3B,3C 光源ユニット
6,6c,7,7c カバー体
8,8b 光拡散部材
9 光透過部材
51 基板
52 LED(光源)
61,61c,71,71c 先端部
62,62c,72,72c 基端部
63,63b,63c,73,73b,73c 突起(調整部)
81,91 溝
82,92 レンズ面

Claims (13)

  1. 長尺状の光源ユニットであって、
    長尺状の基板と、
    前記基板の長手方向に沿って前記基板に実装された複数の光源と、
    前記複数の光源の光軸を、前記基板の短手方向で互いに挟むように配置された長尺状の一対のカバー体と、
    前記一対のカバー体の前記光源に近い側の基端部と前記一対のカバー体の前記光源から遠い側の先端部との間で、前記光源に対向するように配置された光拡散部材とを備え、
    前記一対のカバー体の前記先端部同士の間隔は、前記一対のカバー体の前記基端部同士の間隔よりも広い
    光源ユニット。
  2. 前記一対のカバー体は、前記光源から光軸方向に離れるにつれて、前記一対のカバー体の間隔が連続的或いは断続的に広がる形状に形成されている
    請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記一対のカバー体の前記先端部には、光透過部材が前記光拡散部材を介して前記光源に対向するように設けられている
    請求項1又は2に記載の光源ユニット。
  4. 前記光透過部材は、前記光拡散部材よりも透過率が高い
    請求項3に記載の光源ユニット。
  5. 前記光透過部材は前記光拡散部材よりも平面視で大きさが大きい
    請求項3又は4に記載の光源ユニット。
  6. 前記光拡散部材は、リニアフレネルレンズである
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  7. 前記光拡散部材と、前記光透過部材とはリニアフレネルレンズである
    請求項3〜5のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  8. 前記光拡散部材のレンズ面に形成された溝の延在方向と前記光透過部材のレンズ面に形成された溝の延在方向とが異なる
    請求項7に記載の光源ユニット。
  9. 前記一対のカバー体は光を透過させない不透過性を有する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  10. 前記一対のカバー体は光拡散性を有する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  11. 前記一対のカバー体は平板状である
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  12. さらに、前記光源の光軸方向における前記光拡散部材の位置を調整するための調整部を有する
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の光源ユニット。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、を備える
    照明器具。
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