JP2009032523A - ランプソケット装置、照明装置、および照明器具 - Google Patents

ランプソケット装置、照明装置、および照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】異常な温度上昇を抑制することが可能になり、しかも耐久性を向上できるランプソケット装置、照明装置、および照明器具を提供することにある。
【解決手段】ランプソケット装置は、ランプピン230が接触接続される第1の導電板2と、ランプへの給電用の給電線が接続される端子部30および第1の導電板2に接触される接触部31を有した第2の導電板3と、第1の導電板2および第2の導電板3が収納されたソケット本体とを備え、第2の導電板3の接触部31は、所定温度以上になると第1の導電板2に接触しない形に変形し、所定温度未満になると第1の導電板2に接触する形に変形するバイメタルからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプソケット装置、照明装置、および照明器具に関する。
従来から、ランプを照明器具の器具本体に対する定位置に取り付けるためのランプソケット装置が提供されている。この種のランプソケット装置としては、ランプソケット装置としての機能の他に、ランプがランプソケット装置に接続されているか否かを検出する機能が付加されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ランプが寿命末期になると口金付近が高温になるおそれがあり、このような状態を放置していると、危険なだけではなく、ランプソケット装置や、照明器具(特に安定器)などの寿命が短くなってしまうおそれがある。
そこで、ランプピンが接触接続される導電板をバイメタルにより形成し、ランプの口金付近の温度が高くなった際に、導電板が変形してランプピンとの接触状態を解除するようにしたランプソケット装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第2523295号公報 特開2006−236755号公報
このようなランプソケット装置によれば、ランプの口金付近の温度が所定温度以上となった際に、導電板がランプピンから離れて、ランプへの給電が停止されるため、異常な温度上昇を抑制することができる。
しかしながら、導電板がランプピンから離間する際に、ランプピンと導電板との間にアーク放電が発生する場合がある。アーク放電が生じた際には、導電板が損傷してしまうおそれがあり、損傷の度合いによっては、ランプピンと導電板との間の接触導通が悪化し、ランプピンと導電板との間で電流が流れにくくなり、その結果、ランプソケット装置の性能が劣化し、再使用に耐えることができなくなることがあった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、異常な温度上昇を抑制することが可能になり、しかも耐久性を向上できるランプソケット装置、照明装置、および照明器具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明では、ランプピンが接触接続される第1の導電板と、ランプへの給電用の給電線が接続される端子部および第1の導電板に接触される接触部を有した第2の導電板と、第1の導電板および第2の導電板が収納されたソケット本体とを備え、第2の導電板の接触部は、所定温度以上になると第1の導電板に接触しない形に変形し、所定温度未満になると第1の導電板に接触する形に変形するバイメタルからなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第2の導電板の接触部が所定温度未満であれば、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触して、第1の導電板および第2の導電板が給電線とランプピンとの間の導電路を形成する一方、第2の導電板の接触部が所定温度以上になれば、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触しなくなり、上記導電路が遮断されるから、ランプの寿命末期やランプピンに過電流が流れることなどによる異常な温度上昇を抑制できる。しかも、ランプピンが接触接続される第1の導電板から給電線が接続される第2の導電板が離れるようにしているので、第1の導電板におけるランプピンとの接触部分がアーク放電によって損傷することがなく、また導電板同士の接触部分を耐アーク性に優れた構成とすることができるから、ランプピンから導電板を離す従来例に比べれば、アーク放電の発生による導電板の損傷を抑制できて、耐久性を向上でき、繰り返しの使用にも耐えることができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、第1の導電板は、第2の導電板の接触部に接触しない開位置と、第2の導電板の接触部に接触する閉位置との間を移動可能な形にソケット本体に収納され、ランプピンが接触接続されていない状態では上記開位置に位置し、ランプピンの接触接続時にランプピンに押圧されて上記開位置から上記閉位置に移動することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、ランプピンを第1の導電板に接触接続したときに、第1の導電板が第2の導電板に電気的に接続されるので、ランプピンを第1の導電板に接触接続する前は、第1の導電板が第2の導電板に電気的に接続されておらず、この状態で第1の導電板に触れてしまっても、感電するおそれがないから、安全性を高めることができる。
請求項3の発明では、ランプピンが接触接続されるピン接続部およびランプへの給電用の給電線が接続される給電線用端子部を有した第1の導電板と、異常検知用の信号線が接続される信号線用端子部および第1の導電板に接触される接触部を有した第2の導電板と、第1の導電板および第2の導電板が収納されたソケット本体とを備え、第2の導電板の接触部は、所定温度以上になると第1の導電板に接触しない形に変形し、所定温度未満になると第1の導電板に接触する形に変形するバイメタルからなることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、第2の導電板の接触部が所定温度未満であれば、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触する一方、第2の導電板の接触部が所定温度以上になれば、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触しなくなるので、第2の導電板の信号線用端子部に接続された信号線を利用して、ランプの寿命末期やランプピンに過電流が流れることなどによる異常な温度上昇の発生を検知できるから、異常な温度上昇を抑制することが可能となる。例えばランプソケット装置を介してランプに給電する点灯装置が、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触していなければ異常な温度上昇が生じていると判別して、ランプへの給電を停止することによって、異常な温度上昇を抑制することができる。しかも、信号線に流す電流は給電用の電流に比べて小さくて済むため、第1の導電板と第2の導電板の接触部とが接離する際にアーク放電が発生することを防止できる。また、ランプピンから導電板を離す従来例とは異なり、アーク放電の発生によって導電板が損傷するおそれがないから、耐久性を向上でき、繰り返しの使用にも耐えることができる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、第1の導電板は、第2の導電板の接触部と接触しない開位置と、第2の導電板の接触部と接触する閉位置との間を移動可能な形にソケット本体に収納され、ランプピンが接触接続されていない状態では上記開位置に位置し、ランプピンの接触接続時にランプピンに押圧されて上記開位置から上記閉位置に移動することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、ランプピンを第1の導電板に接触接続したときに、第1の導電板が第2の導電板に電気的に接続されるために、ランプピンを第1の導電板に接触接続する前は、第1の導電板が第2の導電板に電気的に接続されていないので、接触部が所定温度以上になって第1の導電板と接触しなくなった状態と同じ状態となり、例えばランプソケット装置を介してランプに給電する点灯装置が第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触していなければ異常な温度上昇が生じていると判別してランプへの給電を停止するものであれば、ランプピンを第1の導電板に接触接続する前は、ランプへの給電が停止されることになり、この状態で第1の導電板に触れてしまっても、感電するおそれがないから、安全性を高めることができる。
請求項5の発明では、請求項3または4記載のランプソケット装置と、ランプソケット装置に給電線および信号線により接続され当該ランプソケット装置を介してランプに給電する点灯装置とを備え、点灯装置は、信号線の出力により、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触しているか否かを検知し、接触部が第1の導電板に接触していれば、ランプに給電を行い、接触部が第1の導電板に接触していなければ、ランプへの給電を停止することを特徴とする。
請求項5の発明によれば、点灯装置が、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触していなければ異常な温度上昇が生じていると判別してランプへの給電を停止するから、異常な温度上昇を抑制することができる。
請求項6の発明では、請求項1〜4のうちいずれか1項記載のランプソケット装置と、ランプソケット装置に給電線により接続され当該ランプソケット装置を介してランプに給電する点灯装置とを器具本体に備えたことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、異常な温度上昇を抑制することが可能になり、しかも耐久性を向上できる。
本発明は、異常な温度上昇を抑制することが可能になり、しかも耐久性を向上できるという効果を奏する。
(実施形態1)
本実施形態のランプソケット装置1は、例えば、図6に示すように、円筒状のバルブ(発光管)210の両端部それぞれに設けられた口金220の端面からそれぞれバルブ210の長手方向(軸方向)に一対ずつ突出された給電用のランプピン230を有した直管型蛍光ランプからなるランプ200を、照明器具100の器具本体110に対する定位置に取り付けるために利用される。なお、以下の説明では説明の簡略化のために、特段の断りがなければ図6における矢印a方向を上方向と、矢印b方向を下方向と、矢印c方向を左方向と、矢印d方向を右方向とそれぞれ規定する。
照明器具100は、器具本体110と、点灯装置120と、端子台130と、反射板140とを備えている。
器具本体110は、左右方向を長手方向とする長尺箱状に形成されており、その下壁部の左右方向(長手方向)両側それぞれには、ランプソケット装置1の一部を器具本体110の下方に突出させるための開孔部111が厚み方向に貫設されている。端子台130は、例えば商用電源などの交流電源の電源線Pを接続する端子部(図示せず)を備えている。このような端子台130は点灯装置120に電気的に接続され、点灯装置120は端子台130を経由して交流電源の電力を得る。点灯装置120は、交流電源の電力によりランプ200点灯用の電源を生成し、ランプソケット装置1を介してランプ200に給電するためのものであり、給電線Lによりランプソケット装置1に接続されている。このような点灯装置120としては、例えば銅鉄安定器や、電子安定器(インバータ)などの安定器を採用できる。なお、このような安定器は従来周知であるから詳細な説明は省略する。一方、反射板140は器具本体110の下面側全体を覆う形に形成され、ランプ200が上側に放射した光を下側に反射することで、光の利用効率を高めるために用いられている。この反射板140の長手方向(左右方向)両側それぞれには、器具本体110の開孔部111より下方に突出したランプソケット装置1との干渉を避けるための切り欠き部141が形成されている。
ランプソケット装置1は、上述したような照明器具100の器具本体110に備えられるものであって、一対のランプピン230それぞれが接触接続される一対の第1の導電板2と、ランプ用の給電線Lがそれぞれ接続される一対の第2の導電板3と、一対の第1の導電板2および一対の第2の導電板3が収納されたソケット本体4とを備えている。
第1の導電板2は、図1(a)に示すように、弾性を有する金属材料からなる長尺状の板材より曲成されたものであって、円弧状に形成されたピン接続部20と、ピン接続部20の一端側(図1(a)における上端側)に設けられた固定部21と、ピン接続部20の他端側(図1(a)における下端側)に設けられ規制部22とを一体に備えている。ピン接続部20は、凹面(図1(a)における左側の第1導電板2にあっては右面)がランプピン230の接触面として利用され、その中央部には、ランプピン230が内側に入り込むランプピン保持部20aが形成されている。ランプピン保持部20aは、ランプピン230を第1の導電板2に対する規定位置に位置決めするためのものであって、凸面側に突出する円弧状に形成されている。このような第1の導電板2は、固定部21および規制部22が同じ方向を向くとともに、ピン接続部20の凹面同士が対向する形でソケット本体4に収納される。
第2の導電板3は、給電線Lが接続される給電線用端子部となる端子部30と、第1の導電板2に接触する接触部31と、端子部30と接触部31とを一体に連結する連結部32とを備えている。
端子部30および連結部32は、第1の導電板2と同様に弾性を有する金属材料からなる長尺状の板材より曲成されている。端子部30は、給電線Lを2つ並べて挿入可能な大きさの挿入孔30aが形成された横片30bと、横片30bの長さ方向(図1(a)における左右方向)一端側に垂設され挿入孔30aに挿入された給電線Lの側部が当接される端子片となる縦片30cと、横片30bの長さ方向他端側に挿入口30aに対応する形に突設された2つの鎖錠片30dとを一体に備えている。この鎖錠片30dは、先端側にいくにつれて横片30bより離れ、且つ縦片30cに近付く形に突設されており、電線挿入口30aに挿入された給電線Lを縦片30cとで挟み込むとともに給電線Lに食い込んで電線挿入口30aからの抜止を行う。つまり、端子部30は、横片30bに設けた挿入孔30aに挿入した給電線Lを鎖錠片30dの先端と縦片30cとで挟持することで、給電線Lの機械的保持と電気的接続とを同時に行う所謂速結端子となっている。
接触部31は、熱膨張率が異なる2枚の金属板を貼り合わせた、所謂バイメタルにより円弧状に形成されている。この接触部31は、基端側(図1(a)における上端側)が連結部32により端子部30の横片30bの長さ方向他端側に、凸面側(図1(a)における左側の第2の導電板3にあっては左面側)が端子部30の端子片30c側となる形に連結されている。接触部31の凹面側の先端部には、耐熱性、耐溶着性などに優れた金属材料よりなる接点31aが形成されている。また、接触部31は、凸面側の金属板31A(図8参照)の熱膨張率を凹面側の金属板31B(図8参照)よりも高く設定してあり、これによって、接触部31の温度が所定温度、例えば170℃以上となった際には、接触部31が、その先端部を凸面側に移動させる形に変形するようにしている。
ソケット本体4は、図2〜図4に示すように、ランプ200の口金220との対向面側となる前面側が開口した箱状に形成され一対の第1の導電板2および一対の第2の導電板3が収納されるボディ5と、ボディ5の前面側を覆う形でボディ5に被着されるカバー6と、ボディ5およびカバー6に回転自在に取り付けられる回転子7とを備えている。このようなボディ5、カバー6、および回転子7は、たとえば絶縁性を有する樹脂材料を用いた成形品である。
ボディ5の長手方向一端側(図1(a)における上端側)の側壁部(図1(a)における上壁部)の短手方向(ボディ5の幅方向)両側それぞれには、ソケット本体4に収納された第2の導電板3の端子部30の挿入孔30aに給電線Lを挿入するための一対の電線挿入口5a(図4参照)がボディ5の長手方向に沿って貫設されている。この一対の電線挿入口5aは、ボディ5の厚み方向(図1(a)における紙面に垂直な方向)において離間する形に形成されている。ここで、一対の電線挿入口5aのうちの一方は給電線Lをソケット本体4内に挿入するために利用され、他方は、送り配線用の電線(図示せず)などをソケット本体4内に挿入するために利用される。また、ボディ5の長手方向一端側の側壁部における電線挿入口5aそれぞれの近傍には、ソケット本体4に収納された第2の導電板3の端子部30による電線の鎖錠を解錠するための解除孔5bがボディ5の長手方向に沿って貫設されている。したがって、解除孔5bよりドライバなどの工具を差し入れて、鎖錠片30dを電線から離間させることで電線を引き抜くことができるようになっている。
ボディ5の長手方向他端側(図1(a)における下端側)の側壁部(図1(a)における下壁部)の中央部には、ランプ200のランプピン230を、ボディ5(ソケット本体4)の厚み方向(図1(a)における紙面に垂直な方向)に軸方向を沿わせた状態で、ボディ5(ソケット本体4)内に、ソケット本体4の長手方向(図1(a)における上下方向)に沿った方向より挿入するための開孔部5cが形成されている。
ボディ5の底面の中央部には、一対の第1の導電板3の固定部21の先端部に当接する第1の固定片50と、一対の第1の導電板3の固定部21間に介在する第2の固定片51と、固定部21において第2の固定片51が当接される面とは反対側の面に第2の固定片51よりもボディ5の長手方向他端側で当接する第3の固定片52が突設されている。つまり、これら固定片50〜52によって第1の導電板2の固定部21が固定される。
また、ボディ5の底面における開孔部5cの開口縁部それぞれの近傍には、第1の規制片53が上記開口縁部に連続する形に突設され、第1の規制片53における開孔部5c側とは反対側には、第2の規制片54が突設されている。第1の規制片53と第2の規制片54との間には、ボディ5の取り付けられた第1の導電板2の規制部22が配置されるようになっており、規制部22が第1の規制片53または第2の規制片54に当接することによって、第1の導電板2、特にピン接触部20の移動が規制される。また、第1の規制片53における開孔部5c側の面は、ランプピン230をソケット本体4内に誘い込むガイド面を構成している。
さらに、ボディ5の底面において一対の第1の導電板2のピン接続部20間の中央部に相当する部位には、回転子7が回道自在に取り付けられる円筒状の軸部55が突設されている。この軸部55には、ランプピン230を軸部55の中心を通りボディ5の長手方向に沿った方向に通過可能とする切り欠き部55aが形成されており、これによって、ランプ200の一対のランプピン230の一方を第2の固定片51と軸部55との間、他方を開孔部5cと軸部55との間にそれぞれ配置できるようになっている。
このようなボディ5には、第1の導電板2および第2の導電板3が次のようにして取り付けられる。第2の導電板3は、図5に示すように、端子部30の挿入口30aがボディ5の電線挿入口5aに連通するとともに、接触部31の接点31aが軸部55と対向する形にボディ5に取り付けられる。そして、第1の導電板2は、図5に示すように、固定部21が固定片50〜52によって固定されるとともに、ピン接触部20が軸部55と第2の導電板3の接点31aとの間にいずれとも接触せずに位置した形でボディ5に取り付けられる。この状態では、第1の導電板2は、第2の導電板3に接触しない位置(以下、「開位置」と称する)に位置しており、第1の導電板2のランプピン保持部20a間の距離は、ランプピン230の外幅より小さくなっている。したがって、一対のランプピン230それぞれを一対の第1の導電板2のランプピン保持部20aそれぞれの内側に配置する過程において、ランプピン230によって一対の第1の導電板2が互いに離間する方向に押し広げられる。そして、ランプピン230が第1の導電板2のランプピン保持部20aの内側にピン接触部20に接触する形で配置された際には、第1の導電板2と第2の導電板3とが接触(すなわち第1の導電板2のピン接触部20と第2の導電板3の接点31aとが接触)するようにしている。つまり、第1の導電板2は、ランプピン230が接触接続されていない状態では、第2の導電板3の接触部31と接触しない上記開位置に位置し、ランプピン230の接触接続時にはランプピン230によって第2の導電板3側に押圧されて上記開位置から第2の導電板3の接触部31と接触する位置(以下、「閉位置」と称する)に移動する。そして、第1の導電板2は弾性を有する金属材料により形成されているため、ランプピン230との接触状態が解除された際には、自身の弾性力によって上記閉位置から上記開位置に移動する。なお、第1の導電板2は規制片53,54によって移動が規制されているが、もちろん、第1の導電板2が上記開位置と上記閉位置との間を移動することは妨げないようになっている。
カバー6は、ボディ5の上記一面側の全面を覆う形の平板部60と、平板部60におけるボディ5との対向面の縁部にボディ5の周壁部を囲う形に形成された周壁部61とを備えている。平板部60には、ボディ5の軸部55と同心円となる円形状の開口部60aが形成されている。開口部60aの内径は、一対のランプピン230の外幅より大きく設定されており、この開口部60a内には、回転子7が回転自在に配置される。カバー6の周壁部61においてボディ5の電線挿入口5aと対向する部位には、電線挿入孔61aが当該電線挿入口5aに連通する形に形成されている。また、周壁部61の長手方向一端側(図4における上端側)の中央部には、円柱状のボス部61bが突設されており、このボス部61bには、ランプソケット装置1を器具本体110に取り付けるための取付ねじ(図示せず)用のねじ孔61cが設けられている。また、周壁部61においてボディ5の開孔部5cに対向する部位には、ランプピン挿入孔61dが開孔部5cと連通する形に形成されている。
ところで、カバー6の長手方向一端側(図4における上端側)には、平板状の取付台62が形成されており、この取付台62には、ランプソケット装置1を器具本体110に取り付けるための取付ねじ(図示せず)用のねじ挿通孔62aが設けられている。
回転子7は、ボディ5やカバー6と同様に例えば絶縁性を有する樹脂材料を用いた成形品であり、ボディ5の軸部55が内側に挿入される円筒状の軸受部70と、軸受部70におけるボディ5側とは反対側の端部に設けられ平板部60の開口部60aを閉塞する円盤状の閉塞部71とを一体に備えている。そして、回転子7には、ランプピン230を軸受部7の中心を通り閉塞部7の径方向に沿った方向に通過可能とする切り欠き部72が形成されている。そして、この回転子7の切り欠き部72の長さ方向が、ボディ5の軸部55の切り欠き部55aの長さ方向に一致している状態では、ランプピン230を開孔部5cよりソケット本体4内に挿入できるようになっており、上記状態より回転子7が回転して切り欠き部72の長さ方向が、ボディ5の軸部55の切り欠き部55aの長さ方向に一致しなくなった場合には、開孔部5cが回転子7の軸受部70の側壁部によって閉塞され、ランプピン230を開孔部5cよりソケット本体4内に挿入できなくなる。
以上により本実施形態のランプソケット装置1は構成されており、以下にその動作について図1および図5を参照して説明する。
ランプピン230が第1の導電板2に接続されていない状態では、第1の導電板2は、上記開位置に位置しており、このとき、図5に示すように、第1の導電板2と第2の導電板3とは接触していない。そして、ランプピン230を開孔部5cよりソケット本体4内に挿入し、一対のランプピン230の一方を第2の固定片51と軸部55との間、他方を開孔部5cと軸部55との間にそれぞれ配置した後に、ランプ200をその中心軸の回りに約90度回転させることによって、一対のランプピン230それぞれが一対の第1の導電板2それぞれに接触するとともに、一対の第1の導電板2は上述したようにランプピン230によって互いに離間する形に押し広げられて、上記開位置より上記閉位置に移動し、図1(a)に示すように、ランプピン230が第1の導電板2のランプピン保持部20aに接触した状態では、第1の導電板2と第2の導電板3とが電気的に接続され、これによって、点灯装置120からランプ200への給電が可能となる。
そして、ランプ200の寿命末期などにおいて、ランプ200の口金220の温度が上昇していくと、第2の導電板3の接触部31の温度も上昇していき、接触部31の温度が所定温度以上となった際に、図1(b)に示すように、接触部31は、第1の導電板2に接触しない形に変形し、これによって、点灯装置120からランプ200に給電されなくなり、ランプ200の異常な温度上昇が抑制される。そして、接触部31の温度が下がり、所定温度未満になると第1の導電板2に接触する形に変形する。
以上述べた本実施形態のランプソケット装置1によれば、第2の導電板3の接触部31が所定温度未満であれば、第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2に接触して、第1の導電板2および第2の導電板3が給電線Lとランプピン230との間の導電路を形成する一方、第2の導電板の接触部31が所定温度以上になれば、第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2に接触しなくなり、上記導電路が遮断されるから、ランプ200の寿命末期やランプピン230に過電流が流れることなどによる異常な温度上昇を抑制できる。つまり、本実施形態のランプソケット装置1は、異常な温度上昇を抑制するサーマルプロテクタ機能を有している。
しかも、本実施形態のランプソケット装置1によれば、ランプピン230が接触接続される第1の導電板2から給電線Lが接続される第2の導電板3が離れるようにしているので、第1の導電板2におけるランプピン230との接触部分(ランプピン保持部20a)がアーク放電によって損傷することがなく、また導電板2,3同士の接触部分を耐アーク性に優れた構成とすることができるから、ランプピン230から導電板を離す従来例に比べれば、アーク放電の発生による導電板の損傷を抑制できて、耐久性を向上でき、繰り返しの使用にも耐えることができる。
また、ランプピン230を第1の導電板2に接触接続したときに、第1の導電板2が第2の導電板3に電気的に接続されるので、ランプピン230を第1の導電板2に接触接続する前は、第1の導電板2が第2の導電板3に電気的に接続されておらず、ランプピン230と接触される第1の導電板2には電位が与えられていないから、この状態で第1の導電板2に触れてしまっても、感電するおそれがなく、安全性を高めることができる。つまり、本実施形態のランプソケット装置1は、感電を防止するインターロック機能を有している。
そして、上述したようなランプソケット装置1と、ランプソケット装置1に給電線Lにより接続され当該ランプソケット装置1を介してランプ200に給電する点灯装置120とを器具本体110に備えた照明器具によれば、常な温度上昇を抑制することが可能になり、しかも耐久性を向上できる。また、ランプソケット装置1が、ランプ200の口金220の異常な温度上昇を抑制するサーマルプロテクタ機能と、感電を防止するインターロック機能とを有しているので、ランプソケット装置1を交換するだけで上記の効果を得ることができるから、例えば異常時に発振を停止する機能を有した高価な点灯装置120などを利用する必要がなく、このような機能を有していない安価な点灯装置120を利用でき、照明器具の低コスト化が図れる。
なお、本実施形態のランプソケット装置では、一対の第1の導電板2それぞれに第2の導電板3が接離する構成としているが、一方の第1の導電板2に第2の導電板3が接離し、他方の第1の導電板2が直接給電線Lに接続される構成としてもよく、このようにした場合であっても、一方の第1の導電板2より第2の導電板3が離れることで電路が遮断されるから、同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態のランプソケット装置1は、口金220に一対のランプピン230が突出されたランプ200に対応するものであるが、口金220に一つのランプピン230が突出されたランプ200に対応するものであってもよく、本発明の趣旨を逸脱しない程度の設計変更は可能である。また、本実施形態のランプソケット装置を設けた照明器具も上記の例に限られることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない程度の設計変更は可能である。このような点は後述する実施形態2においても同様である。
(実施形態2)
本実施形態のランプソケット装置1は、図7に示すように、第1の導電板2および第2の導電板3の構成が実施形態1と異なっている。また、本実施形態にランプソケット装置1は、実施形態1とは異なり、第1の導電板2と第2の導電板3とを2つずつ備えておらず、第1の導電板2を2つ、第2の導電板3を1つ備えている。なお、本実施形態のランプソケット装置1のその他の構成については実施形態1と同様であるから同様の構成については図示および説明を省略する。
本実施形態における第1の導電板2は、図7に示すように、固定部21を備える代わりに、給電線Lが接続される給電線用端子部23を備えている点で実施形態1と異なっている。すなわち、本実施形態における第1の導電板2は、ピン接続部20と、給電線用端子部23と、規制部22とを一体に備えている。給電線用端子部23は、図8に示すように、給電線Lが挿入可能な大きさの挿入孔23aが形成された横片23bと、横片23bの長さ方向一端側に垂設され挿入孔23aに挿入された給電線Lの側部が当接される端子片となる縦片23cと、横片23bの長さ方向他端側に挿入口23aに対応する形に突設された鎖錠片23dとを一体に備えている。つまり、この給電線用端子部23は、第2の導電板3の端子部30と同様の速結端子である。また、第1の導電板2は、給電線用端子部23の横片23bの長さ方向他端側とピン接続部20の一端側とを一体に連結する連結部24を一体に備えている。なお、ピン接続部20および規制部22については実施形態1と同様であるから説明を省略する。このような第1の導電板2の形状変更に伴い、ボディ5からは第1の固定片50が除去され、第2の固定片51および第3の固定片52は、第1の導電板2の連結部24を狭持するために利用される。
このように、本実施形態のランプソケット装置1では、第1の導電板2によって、点灯装置120からランプ200への給電が行えるようになっている。本実施形態における第1の導電板2の一方には、第2の導電板3が接離可能に配置される。なお、以下の説明では必要に応じて第1の導電板2を区別するために、第2の導電板3が接離可能に配置される一方の第1の導電板2を符号2Aで表し、他方を符号2Bで表す。
第1の導電板2Aは、第2の導電板3と並べてボディ5に取り付けることができるように、給電線用端子部23および連結部24の幅寸法がピン接触部20の幅寸法のおおよそ半分程度に設定されている。これに伴って、第1の導電板2Aの横片23bの挿入孔23aは1つの給電線Lが挿入可能な大きさとなっており、給電線用端子部23には鎖錠片23dが1つだけ設けられている。なお、第1の導電板2Bは単独でボディ5に取り付けられるので、第2の導電板3を配置するために給電線用端子部23および連結部24の幅寸法を、ピン接触部20の幅寸法のおおよそ半分程度とする必要はなく、そのため、横片23bの挿入孔23aは2つの給電線Lが挿入可能な大きさとなっており、鎖錠片23dも2つ設けられている。ただし、実際に給電線用端子部23に接続する必要がある給電線Lの数は1本であり、余った挿入孔23aは送り配線などに利用されるものであるから、第1の導電板2Bは第1の導電板2Aと同様の形状であっても問題は無い。
本実施形態における第2の導電板3は、実施形態1と同様に、端子部30と、第1の導電板2に接触する接触部31と、端子部30と接触部31とを一体に連結する連結部32とを一体に備えているが、端子部30は給電線Lではなく、信号線Sを接続するために使用される。つまり、本実施形態における端子部30は、給電線用端子部ではなく、信号線用端子部として利用される。また、本実施形態における第2の導電板3は、実施形態1に比べて幅寸法がおおよそ半分程度に設定されている。
第2の導電板3は、図7に示すように、ボディ5の長手方向一端側の側壁部における短手方向の一端側の電線挿入口5aの一方に、端子部30の挿入口30aが連通するとともに、接触部31の接点31aが軸部55と対向する形にボディ5に取り付けられる。
そして、第1の導電板2は、図7に示すように、給電線用端子部23の横片23bをボディ5の長手方向一端側の側壁部に当接させるとともに、横片23bに形成された挿入孔23aを当該側壁部の一方の電線挿入孔5aに連通させた形でボディ5に取り付けられる。ここで、第1の導電板2Aのピン接触部20は、軸部55と第2の導電板3の接点31aとの間にいずれとも接触しない位置に位置し、第1の導電板2Bのピン接触部20は軸部55に対して第1の導電板2Aのピン接触部20とは反対側に位置する。
この状態では、第1の導電板2Aは、第2の導電板3に接触しない位置(以下、「開位置」と称する)に位置しており、第1の導電板2のランプピン保持部20a間の距離は、ランプピン230の外幅より小さくなっている。したがって、一対のランプピン230それぞれを一対の第1の導電板2のランプピン保持部20aそれぞれの内側に配置する過程において、ランプピン230によって一対の第1の導電板2が互いに離間する方向に押し広げられる。そして、ランプピン230が第1の導電板2のランプピン保持部20aの内側にピン接触部20に接触する形で配置された際には、第1の導電板2Aと第2の導電板3とが接触(すなわち第1の導電板2Aのピン接触部20と第2の導電板3の接点31aとが接触)するようにしている。つまり、第1の導電板2Aは、ランプピン230が接触接続されていない状態では、第2の導電板3の接触部31と接触しない上記開位置に位置し、ランプピン230の接触接続時にはランプピン230によって第2の導電板3側に押圧されて上記開位置から第2の導電板3の接触部31と接触する位置(以下、「閉位置」と称する)に移動する。そして、第1の導電板2Aは弾性を有する金属材料により形成されているため、ランプピン230との接触状態が解除された際には、自身の弾性力によって上記閉位置から上記開位置に移動する。
以上により本実施形態のランプソケット装置1は構成されており、以下にその動作について図7および図9を参照して説明する。
ランプピン230が第1の導電板2に接続されていない状態では、第1の導電板2Aは、上記開位置に位置しており、このとき、図7に示すように、第1の導電板2Aと第2の導電板3とは接触していない。そして、ランプピン230を開孔部5cよりソケット本体4内に挿入し、一対のランプピン230の一方を第1の固定片51と軸部55との間、他方を開孔部5cと軸部55との間にそれぞれ配置した後に、ランプ200をその中心軸の回りに90度回転させることによって、一対のランプピン230それぞれが一対の第1の導電板2それぞれに接触するとともに、一対の第1の導電板2は上述したようにランプピン230によって互いに離間する形に押し広げられ、第1の導電板2Aは、上記開位置より上記閉位置に移動し、図9(a)に示すように、第1の導電板2Aと第2の導電板3とが電気的に接続される。
そして、ランプ200の寿命末期などにおいて、ランプ200の口金220の温度が上昇していくと、第2の導電板3の接触部31の温度も上昇していき、接触部31の温度が所定温度以上となった際に、図9(b)に示すように、接触部31は、第1の導電板2Aに接触しない形に変形する。一方、接触部31の温度が下がり、所定温度未満になると第1の導電板2に接触する形に変形する。
上述した本実施形態のランプソケット装置1によれば、第2の導電板3と第1の導電板2Aが接触しているか否かによって、ランプ200への給電を行ってよいか否かを検知することができるようになっており、例えば、図10に示すような照明装置に利用される。この照明装置は、2つのランプソケット装置1と、ランプソケット装置1に給電線Lおよび信号線Sにより接続され当該ランプソケット装置1を介してランプ200に給電する点灯装置120とを備えている。ここで、点灯装置120は、例えば、商用電源などの交流電源ACの交流電流をランプ200点灯用の電流に変換する電力変換回路(図示せず)と、当該電力変換回路を制御する制御回路121とを有している。電力変換回路の出力端子は給電線Lによってランプソケット装置1の第1の導電板2の給電線用端子部23に接続され、制御回路121は信号線Sによってランプソケット装置1の第2の導電板3の端子部30に接続されている。ここで、制御回路121は、信号線Sの出力により、ランプソケット装置1において第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2Aに接触しているか否かを検知する機能を有しており、接触部31が第1の導電板2Aに接触していれば、ランプ200に給電を行い、接触部31が第1の導電板2Aに接触していなければ、ランプ200への給電を停止するように電力変換回路を制御する。
以上述べた本実施形態のランプソケット装置1によれば、第2の導電板3の接触部31が所定温度未満であれば、第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2Aに接触する一方、第2の導電板3の接触部31が所定温度以上になれば、第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2Aに接触しなくなるので、第2の導電板3の信号線用端子部となる端子部30に接続された信号線Sを利用して、ランプ200の寿命末期やランプピン230に過電流が流れることなどによる異常な温度上昇の発生を検知できるから、異常な温度上昇を抑制することが可能となる。
そのため、ランプソケット装置1を介してランプ200に給電する点灯装置121が、第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2に接触していなければ異常な温度上昇は生じていると判別して、ランプ200への給電を停止する上記照明装置によれば、異常な温度上昇を抑制することができる。しかも、信号線Sに流す電流は給電用の電流に比べて小さくて済むため、第1の導電板2と第2の導電板3の接触部31とが接離する際にアーク放電が発生することを防止できるから、ランプソケット装置1の長寿命化が図れ、また第1の導電板2および第2の導電板3とにアーク放電に耐えうるような高価な材料などを用いる必要もなくなる。
また、ランプピン230と第1の導電板2とは接触したままであるので、ランプピン230から導電板を離す従来例とは異なり、アーク放電が発生によって導電板が損傷するおそれがないから、耐久性を向上でき、繰り返しの使用にも耐えることができる。
また、本実施形態のランプソケット装置1によれば、ランプピン230を第1の導電板2Aに接触接続したときに、第1の導電板2Aが第2の導電板3に電気的に接続されるために、ランプピン230を第1の導電板2Aに接触接続する前は、第1の導電板2Aが第2の導電板3に電気的に接続されていないので、接触部31が所定温度以上になって第1の導電板2Aと接触しなくなった状態と同じ状態となる。つまり、本実施形態のランプソケット装置1では、第1の導電板2Aと第2の導電板3とによって、異常温度を検知する検知手段と、ランプ200を検知する検知手段とを構成している。
そのため、ランプソケット装置1を介してランプ200に給電する点灯装置120が第2の導電板3の接触部31が第1の導電板2Aに接触していなければ異常な温度上昇は生じていると判別してランプ200への給電を停止する上記照明装置によれば、ランプピン230を第1の導電板2Aに接触接続する前は、ランプ200への給電が停止されることになり、この状態で第1の導電板2Aに触れてしまっても、感電するおそれがないから、安全性を高めることができる。
そして、図10に示す照明装置を器具本体に備えた照明器具によれば、異常な温度上昇を抑制することが可能になり、しかも耐久性を向上できる。また、ランプソケット装置1が、ランプ200の口金220の異常な温度上昇を検知する異常温度検知手段と、ランプ200を検知するためのランプ検知手段(インターロックボタン)とを構成するから、異常温度検知手段やランプ検知手段を別設しなくて済む。
実施形態1のランプソケット装置を示し、(a)はランプピンが接続された状態の説明図、(b)は第2の導電板が変形した状態の説明図である。 同上のランプソケット装置の斜視図である。 同上のランプソケット装置の分解斜視図である。 同上のランプソケット装置の分解斜視図である。 同上のランプソケット装置においてランプピンが接続されていない状態の説明図である。 同上のランプソケット装置を備えた照明器具の斜視図である。 実施形態2のランプソケット装置においてランプピンが接続されていない状態の説明図である。 同上のランプソケット装置の要部の斜視図である。 同上のランプソケット装置を示し、(a)はランプピンが接続された状態の説明図、(b)は第2の導電板が変形した状態の説明図である。 同上のランプソケット装置を備えた照明装置の概略説明図である。
符号の説明
1 ランプソケット装置
2 第1の導電板
3 第2の導電板
4 ソケット本体
20 ピン接続部
23 給電線用端子部
30 端子部
31 接触部
100 照明器具
110 器具本体
120 点灯装置
200 ランプ
230 ランプピン
L 給電線
S 信号線

Claims (6)

  1. ランプピンが接触接続される第1の導電板と、ランプへの給電用の給電線が接続される端子部および第1の導電板に接触される接触部を有した第2の導電板と、第1の導電板および第2の導電板が収納されたソケット本体とを備え、
    第2の導電板の接触部は、所定温度以上になると第1の導電板に接触しない形に変形し、所定温度未満になると第1の導電板に接触する形に変形するバイメタルからなることを特徴とするランプソケット装置。
  2. 第1の導電板は、第2の導電板の接触部に接触しない開位置と、第2の導電板の接触部に接触する閉位置との間を移動可能な形にソケット本体に収納され、
    ランプピンが接触接続されていない状態では上記開位置に位置し、ランプピンの接触接続時にランプピンに押圧されて上記開位置から上記閉位置に移動することを特徴とする請求項1記載のランプソケット装置。
  3. ランプピンが接触接続されるピン接続部およびランプへの給電用の給電線が接続される給電線用端子部を有した第1の導電板と、異常検知用の信号線が接続される信号線用端子部および第1の導電板に接触される接触部を有した第2の導電板と、第1の導電板および第2の導電板が収納されたソケット本体とを備え、
    第2の導電板の接触部は、所定温度以上になると第1の導電板に接触しない形に変形し、所定温度未満になると第1の導電板に接触する形に変形するバイメタルからなることを特徴とするランプソケット装置。
  4. 第1の導電板は、第2の導電板の接触部と接触しない開位置と、第2の導電板の接触部と接触する閉位置との間を移動可能な形にソケット本体に収納され、
    ランプピンが接触接続されていない状態では上記開位置に位置し、ランプピンの接触接続時にランプピンに押圧されて上記開位置から上記閉位置に移動することを特徴とする請求項3記載のランプソケット装置。
  5. 請求項3または4記載のランプソケット装置と、ランプソケット装置に給電線および信号線により接続され当該ランプソケット装置を介してランプに給電する点灯装置とを備え、
    点灯装置は、信号線の出力により、第2の導電板の接触部が第1の導電板に接触しているか否かを検知し、接触部が第1の導電板に接触していれば、ランプに給電を行い、接触部が第1の導電板に接触していなければ、ランプへの給電を停止することを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1〜4のうちいずれか1項記載のランプソケット装置と、ランプソケット装置に給電線により接続され当該ランプソケット装置を介してランプに給電する点灯装置とを器具本体に備えたことを特徴とする照明器具。
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