JP2014099329A - 直管形ledランプ及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
直管形蛍光ランプ用の照明器具への誤装着が起こりにくい直管形LEDランプとそれに使用するソケット、及び直管形LEDランプ用照明器具を提供することを目的とする。
【解決手段】
直管形LEDランプの口金内部に設けた磁石と、ソケット内部に設けたリードスイッチを備える。直管形LEDカバーに設けた凹部と、器具本体に設けたプッシュスイッチを備える。直管形LEDランプの口金に設けたG13形口金で規定されている一対の口金ピン間の間隔よりも狭い間隔の一対の口金ピンと、ソケット内に回転自在に設けられた回転子を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、直管形LEDランプと、その直管形LEDランプを装着する照明器具に関するものである。
従来より、直管形蛍光ランプはG13形口金やR17d形口金を両端に有するものが使われ、同時に直管形蛍光ランプを使用する照明器具はG13形口金に対応したソケットが配置される。一方、既設の照明器具に、直管形蛍光ランプの代わりに使用可能な光源として、低消費電力で長寿命である直管形LEDランプがある。直管形LEDランプは、直管形蛍光ランプと外形寸法が同じで、両側にG13形口金やR17d形口金が設けられているため、既設の照明器具に配置されたソケットに装着が可能であった。
しかしながら、直管形LEDランプは電源回路を内蔵し、既設の照明器具の直管形蛍光ランプ用の点灯回路でそのまま点灯可能なものもあるが(たとえば特許文献1)、直管形蛍光ランプ用の点灯回路では点灯できず、直管形LEDランプ用の点灯回路と交換の必要があるものもある。そのため、直管形蛍光ランプを用いる既設の照明器具で、専用の点灯回路を必要とする直管形LEDランプを使用できるように改造する場合、点灯回路をLEDランプ用のものと交換するなどの改造工事が必要であった。
特開2004−335426号公報
上述のように直管形蛍光ランプと、その代替光源である直管形LEDランプが同じ口金を使用している場合、直管形蛍光ランプ用の照明器具を直管形LEDランプ用に改造した後でも、再び直管形蛍光ランプが装着されたり、他メーカーのLEDランプが装着される可能性がある。また、直管形蛍光ランプ用の点灯回路を備えた照明器具に、蛍光ランプ用の点灯回路では点灯できない直管形LEDランプが、誤って接続される可能性もあった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、直管形蛍光ランプ用の照明器具への誤装着を防止できる直管形LEDランプと、それを装着するための照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明にあたっては、両端部にソケットと装着する口金を有し、光源であるLEDを実装したLED基板を内部に収納した直管形LEDランプであって、
前記直管形LEDランプの少なくとも一方の口金に、前記ソケットに有する給電スイッチ手段を作動させるための磁性体を取り付けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明にあたっては、請求項1の発明において、前記磁性体は、前記口金内部の前記給電スイッチ手段と対応した位置に取り付けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明にあたっては、請求項1又は請求項2の発明において、前記ソケットの少なくとも一方を給電用ソケットとし、該給電用ソケットに、磁力に反応して前記直管形LEDランプへの給電をオンオフする給電スイッチ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明にあたっては、請求項3の発明において、前記給電スイッチ手段は、前記直管形LEDランプを前記ソケットに装着したとき、前記直管形LEDランプ口金に設けられた磁性体の磁力に反応して該直管形LEDランプへの給電をオンにするものであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明にあたっては、請求項3から4の発明において、前記一対のソケットは、前記直管形LEDランプを所定角度回転することにより、該直管形LEDランプが前記ソケットと着脱可能となっていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明にあたっては、請求項3から5のいずれかの発明において、前記給電用ソケットは、前記直管形LEDランプを所定角度回転することにより、前記磁性体と前記給電スイッチ手段が近接し、前記磁性体の磁力によって前記給電スイッチ手段がオンとなり、前記直管形LEDランプを逆方向に所定角度回転することで給電スイッチ手段がオフとなることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明にあたっては、請求項3から6のいずれかの発明において、前記給電スイッチ手段は、リードスイッチであることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明にあたっては、両端部にソケットと装着する口金を有し、光源であるLEDを実装したLED基板を内部に収納した直管形LEDランプであって、前記直管形LEDランプの外面部に、該直管形LEDランプの近傍に設けられた給電スイッチ手段の作動レバーが挿入する凹部を設けたことを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明にあたっては、請求項8の発明において、前記凹部は、直管形LEDランプのカバーに形成されていることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明にあたっては、請求項8又は請求項9において、前記照明器具の上面部に、作動レバーが前記直管形LEDランプの凹部に挿脱して前記直管形LEDランプへの給電をオンオフさせる給電スイッチ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明にあたっては、前記給電スイッチ手段は、請求項8又は請求項9に記載の直管形LEDランプを前記ソケットに装着したとき、該直管形LEDランプに設けられた凹部に前記作動レバーが挿入して該直管形LEDランプへの給電をオンにし、規格外の直管形LEDランプが前記ソケットに装着されたとき、該直管形LEDランプの外面部に前記作動レバーと干渉して該直管形LEDランプへの給電をオフにするものであることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明にあたっては、請求項10〜11のいずれかの発明において、前記給電スイッチは、プッシュスイッチであることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明にあたっては、両端部にソケットと装着する口金を有し、光源であるLEDを実装したLED基板を内部に収納した直管形LEDランプであって、前記直管形LEDランプ口金に突設される一対の口金ピンの間隔を、直管形蛍光ランプの規格幅よりも狭くしたことを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明にあたっては、請求項13の発明において、直管形LEDランプを装着するための一対のソケットを備えた照明器具であって、少なくとも一方のソケットは、前記直管形LEDランプの一対の口金ピンのみを保持可能な回転子と、該回転子と接触する給電接触子を備えていることを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明にあたっては、請求項14の発明において、前記回転子は、円盤部と円筒部を有しており、前記円盤部は、前記直管形LEDランプの一対の口金ピンのみが挿通可能な案内溝が形成されており、前記円筒部に前記口金ピンを係入する溝部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明にあたっては、請求項15の発明において、前記給電接触子は、前記回転子の円筒部を挟持するように配置されており、回転子が所定角度回転することで前記口金ピンと前記給電接触子が接触するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、それぞれの実施形態に示される通り、直管形LEDランプの互換性がないため、従来の蛍光灯に使用されてきたG13形口金やR17d形口金等を有する通常の直管形LEDランプを、ソケット内部にリードスイッチを設けた照明器具に装着、あるいは器具本体にプッシュスイッチを設けた照明器具に装着しても、当該LEDランプに電力が供給されず点灯することがなく、LED素子の損傷も発生しない。また、G13形口金で規定されている一対の口金ピン間の間隔より狭い間隔で一対の口金ピンを突設することによって、通常のG13形口金の直管形LEDランプを装着することができない。したがって、本発明の照明器具には、それぞれ専用の直管形LEDランプが点灯可能、もしくは装着、点灯可能であり、これ以外のLEDランプや、従来の蛍光灯は点灯させることはできず、誤ってG13形口金の直管形LEDランプが使用されるのを防止することが期待できる。
本発明の実施形態1の配線図である。 同上の直管形LEDランプ及びソケットの外観斜視図である。 同上の直管形LEDランプに用いる給電用のソケットを示し、(a)は正面図、(b)は同図記載のA−A’の線断面図、(c)は背面板を外しての背面図、(d)は外観斜視図である。 同上の直管形LEDランプに用いる給電用のソケットの部品構成図である。 同上の直管形LEDランプの給電側の口金の部品構成図である。 同上の給電用ソケットに給電側の口金を嵌合させるときの動作を説明する図であり、(a)は嵌合前の外観斜視図、(b)は同図記載のB−B’の線断面図、(c)は装着開始時の状態を説明する断面図、(d)は装着完了時の状態を説明する断面図である。 同上の直管形LEDランプの他方の給電用のソケットを示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図、(d)は外観斜視図である。 本発明の実施形態2の説明図であり、(a)は配線図、(b)は本発明の照明器具に直管形LEDランプを装着していない状態、(c)は本発明の照明器具に適合しない直管形LEDランプを装着した状態、(d)は本発明の照明器具に本発明の直管形LEDランプを装着した状態を示している。 同上の照明器具と直管形LEDランプの部品構成図である。 同上の照明器具と直管形LEDランプの外観斜視図であり、(a)は直管形LEDランプを照明器具へ装着をする直前の外観斜視図、(b)は直管形LEDランプを照明器具へ装着完了時の外観斜視図、(c)は同図記載のC−C’の線断面図、(d)は同図記載のD部拡大図である。 本発明の実施形態3の直管形LEDランプ及びソケットの外観斜視図である。 同上の直管形LEDランプ及びソケットの外観斜視図であり、(a)(b)は同直管形LEDランプの長さ方向の一方向及び他方向から見た状態をそれぞれ示している。 同上の直管形LEDランプに用いるソケットの部品構成図である。 同上の直管形LEDランプに用いるソケットを示し、(a)は正面図、(b)は同図記載のE−E’の線断面図、(c)は背面板を外しての背面図、(d)は外観斜視図である。 同上のソケットに口金を嵌合させるときの動作を説明する図であり、(a)は嵌合前の図12記載のF−F’の線断面図、(b)は嵌合後の図12記載のF−F’の線断面図、(c)はG13形口金の口金ピンを挿入させた状態の正面図である。
以下に、本発明に係る直管形LEDランプ及びこのLEDランプが装着されるソケットの実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は実施形態1の配線図であり、両側のソケットから給電を行う両側給電方式である。給電用ソケット4の内部にリードスイッチ43を備え、直管形LEDランプ1の口金12の内部に磁石14(磁性体)を備えている。カバー11の内部に収納されるLED基板は、複数のLEDを実装し直管形LEDランプの光源を形成している。リードスイッチ43は、磁石14が近接すると磁石14から発生する磁力によって、リードスイッチ43内部の離して設けられた一対の端子舌片が接触し通電可能な状態となり、口金ピン12aまたは13aを介して交流電源から電源基板へ電力を供給し、電源基板はLED基板へ電力を供給し光源であるLEDが点灯する。
図2に直管形LEDランプ1の外観斜視図を示す。該直管形LEDランプ1は、透光性を有する合成樹脂材料により直管状に形成されたカバー11を備えている。カバー11の軸方向一端側には給電用口金12が設けられ、カバー11の軸方向他端側には給電用口金13が設けられている。給電用口金12側には給電用ソケット4が配置され、給電用口金13側には他の給電用ソケット8が配置されている。本発明では、一方の給電用ソケット4から給電し、他方の給電用ソケット8を単なる口金保持ソケットとした給電タイプのものであってもよい。
給電用ソケット4は、図3に示すように給電用ソケット本体41と、給電用ソケット本体41内に収納された給電用接触子42と、リードスイッチ43を備えている。なお、給電用ソケット4の説明では、図3(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図3(b)の左側を前方、右側を後方として説明を行う。
給電用ソケット4は、本体41の内部に収納される給電用接触子42を備えている。本体41は絶縁性を有する合成樹脂製で形成された筐体であり、後面部は後面板44により塞がれている。本体41の上面から前面にかけては、直管形LEDランプ1の一対の給電用口金ピン12a、12aが挿入される案内溝47が形成されている。本体41の前面には、一対の給電用口金ピン12a、12aが回転するための円形状の軌跡よりも若干大きい略円形状の開口部46が形成されており、案内溝47は、この開口部46と連通している。
給電用接触子42は、弾性を有するリン青銅などの金属材料の薄板材を曲げ加工して形成され、底面部を給電用ソケット本体41に挟持されている。
給電用接触子42は、図4に示すように、本体41の内壁に突設している接触子固定部42aに固定される中央片42bと、中央片42bの両側縁からそれぞれ上側に突出する保持片42c、42cと、保持片42c、42cの先端部からそれぞれ外側に折り曲げられた案内片42d、42dを一体に備えている。ここで、各保持片42cは略V字形に折り曲げられ、上下方向の中間部が両側部よりも外側方向に突出しており、給電用接触子42は全体として逆U字形に形成されている。
この給電用接触子42は案内溝47の左右両側に保持片42c、42cが配置されるように、案内片42d、42dを上側、中央片42bを下側にして本体41内に収納されている。ここにおいて、給電用ソケット4と給電用接触子42とで、給電用口金12が装着される給電用口金受け部が構成される。
リードスイッチ43は、両側から延出している端子43a、43bを、給電用ソケット本体41の内壁に突設しているリードスイッチ固定部42aに挟持することにより本体41内に保持されており、磁石14の磁力に確実に反応するように給電用ソケット4内部の前方に固定されている。リードスイッチ43の一方の端子43aは、給電用接触子42の下部側面にはんだ43dによって固定されている。他方の端子43bは、配線部材(図示しない)により交流電源に接続される。
磁石14は、図5に示すように、給電用ソケット12の口金ピン12aが突設する端面側に設けた磁石固定部14aに、接着剤または両面テープ等の固定手段14bによって固定される。
もう一方の給電用ソケット8は、図7に示すように給電用ソケット本体81と給電用ソケット本体81に回転自在に取付けられた回転子82と、給電用ソケットの本体81内に収納された一対の給電用接触子(図示せず)を備えている。なお、給電用ソケット8の説明では、図7(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図7(c)の左側を前方、右側を後方として説明を行う。
給電用ソケット本体81は絶縁性を有する合成樹脂製の筐体であり、後面部が後面板85で塞がれている。給電用ソケット本体81の前面には丸穴状に開口部83が開口し、その開口部83に、回転子82が本体81に対して回転自在に収納されている。なお、回転子82の前面と本体81の前面は略同じ位置(略同一平面上)にある。本体81の上面の中央部には前方に切り欠かれた挿入溝84が開口部83と連通して形成されている。
回転子82は絶縁性を有する合成樹脂で形成されており、直径方向に挿入溝82aが設けられている。回転子82が図7(a)に示す位置に回転した状態では、挿入溝84を通して回転子82の挿入溝82a内に一対の給電用口金ピン13a、13aを挿入したり、図7(a)において上方へ外すことが可能である。一方、図7(a)に示す位置から回転子82を90度回転させると、挿入溝82aが水平方向に並び、挿入溝82a内に給電用口金ピン13a、13aが保持される。回転子82と給電用接触子(図示せず)とで、給電用口金13が装着される給電用口金受け部が構成される。
次に、直管形LEDランプ1を給電用ソケット4、8に着脱する方法について説明する。
直管形LEDランプ1を給電用ソケット4、8に装着する際には、給電用口金12を給電用ソケット4側、もう一方の給電用口金13を給電用ソケット8側にして、直管形LEDランプ1を給電用ソケット4、8に近付ける。そして、給電用ソケット4の案内溝47内に案内片42dを乗越えて、給電用口金ピン12a、12aを挿入させるとともに、もう一方の給電用ソケット8の挿入溝84内に、給電用口金ピン13a、13aを挿入させる。直管形LEDランプ1を正規の挿入位置まで挿入すると給電用口金ピン12a、12aが給電用接触子42が備える保持片42c、42cの間に挿入された状態になり、給電用口金ピン13a、13aが案内溝82aに挿入された状態になる。この状態で、光源であるLEDが床面を向くようにカバー11を90度回転させると、給電用口金ピン12a、12aが左右方向と平行する位置まで回転することによって、給電用口金ピン12a、12aの左右に位置する保持片42c、42cに保持される。このとき、保持片42c、42cは外側に撓められるため内側に弾性力が発生し、給電用口金ピン12a、12aがその弾性力により保持片42c、42cに保持される。同時に、回転子82がカバー11と共に回転し、給電用口金ピン13a、13aが水平方向に配置される。このとき、給電用口金ピン13a、13aは、ソケット本体81の内部に配置されている給電用接触子に電気的に接続される。さらに、図6(d)に示すように、給電用口金12に設けられた磁石固定部14aに固定された磁石14が給電用ソケット4内に保持されたリードスイッチ43と近接した状態となり、磁石14から発生する磁力によりリードスイッチ43が閉じた状態となり、LED基板に配置したLEDを点灯させる電源基板が、交流電源に電気的に接続されLEDが点灯する。
一方、直管形LEDランプ1を給電用ソケット4、8から取外す際に、カバー11を装着状態から90度回転させると、案内溝47への挿入方向と平行になり、給電ピン12a、12aが保持片42c、42cの保持から外れ電気的にも接続が外れ案内溝47の外側へ移動させることができる。同時にもう一方の給電用ソケット8に嵌合していた給電用口金ピン13a、13aも給電用接触子との嵌合が解除され、案内溝84への挿入方向と平行になるため給電用口金ピン13a、13aを給電用ソケット8の外側へ移動することができ、直管形LEDランプ1の取外しが完了する。
以上のように、直管形LEDランプ1および直管形LEDランプ1が接続される給電用ソケット4を用いることにより、直管形蛍光ランプおよびこの直管形蛍光ランプが接続されるソケットとの互換性をなくし、互いに誤って装着してしまうのを確実に防止することができる。
(実施形態2)
図8(a)は実施形態2の配線図であり、両側のソケットから給電を行う両側給電方式である。ソケット6、6に交流電源が接続され、直管形LEDランプ2の両端に設けられた口金23から突設する一対の口金ピン23a、23aは口金23の内部で電気的に接続されている。電気的に接続された直管形LEDランプ2の両端の一対の口金ピン23a、23aはプッシュスイッチ53を介し交流電源に接続されている。図9、図10に示すように、プッシュスイッチ53は照明器具5の上板51に取付けられている。すなわち、プッシュスイッチ53は照明器具5の上板51に設けた開口部54からレバー53a(作動レバー)を突出させ、プッシュスイッチ53側の取付穴55b、55bと上板51側の取付穴55a、55aにビス55及びナット56によって固定される。
また、図9に示すように、直管形LEDランプ2に設けた取付穴24には凹部カバー25が嵌め込まれ、凹部カバー25側の取付穴26a、26aとカバー21側の取付穴26b、26bにセルフタッピングビス26によって固定される。
図8(b)から(d)に、上述のプッシュスイッチ53を設けた照明器具5に適合した直管形LEDランプと不適合の直管形LEDランプを装着した場合の、プッシュスイッチ53のレバー53aの作動について示す。図8(b)は、直管形LEDランプが未装着の状態でレバー53aは延出している。このとき、プッシュスイッチ53は閉じた状態であり照明器具5の両側に取付けられたソケット6、6に給電されている。図8(c)は照明器具5に不適合の直管形LEDランプ2’を装着した場合で、レバー53aが直管形LEDランプ2’のカバー21’と干渉してプッシュスイッチ53の内部に入り込みスイッチ53が開いた状態となり、ソケット6、6には給電されない。図8(d)は照明器具5に適合する直管形LEDランプ2を装着した場合で、直管形LEDランプ2のカバー21に設けた凹部材25にレバー53aが延出した状態で入り込み、図8(a)と同様にスイッチ53が閉じた状態となり、ソケット6、6に給電される。したがって、照明器具5に設けたプッシュスイッチ53に対応する直管形LEDランプのみ点灯可能となる。
図9に示すように、プッシュスイッチ53は照明器具5の上板51に設けた開口部54からレバー53aを突出させ、プッシュスイッチ53側の取付穴55b、55bと上板51側の取付穴55a、55aにビス55及びナット56によって固定される。
また、図9に示すように、凹部カバー25は直管形LEDランプ2に設けた取付穴24に嵌め込み、凹部カバー25側の取付穴26a、26aとカバー21側の取付穴26b、26bにセルフタッピングビス26によって固定される。
直管形LEDランプ2を照明器具5に装着する際には、直管形LEDランプ2の両端の口金23a、23aに突設された両側の一対の口金ピン23a、23aを照明器具5の両端に配置したソケット6、6の案内溝に平行に挿入し、光源であるLEDが床面を向くようにカバー21を90度回転させると、両側の一対の口金ピン23a、23aがソケット6、6に保持され、同時に電気的に接続される。尚、両端のソケット6、6は、実施形態1に示された給電用ソケット4と同様の部品構成である。
プッシュスイッチ53のレバー53aは、装着開始時はカバー21に干渉しレバー53aがプッシュスイッチ53の内部に入り込みスイッチが開いた状態となるが、カバー21を90度回転させると、レバー53aが凹部カバー25の空間に入ると延出しスイッチが閉じた状態となり、LED基板に配置したLEDを点灯させる電源基板が、交流電源に電気的に接続されLEDが点灯する。
以上のように、直管形LEDランプ2および直管形LEDランプ2が装着される照明器具5を用いることにより、直管形蛍光ランプおよびこの直管形蛍光ランプが接続されるソケットとの互換性をなくし、互いに誤って装着してしまうのを確実に防止することができる。
(実施形態3)
図11に直管形LEDランプ3の外観斜視図を示す。直管形LEDランプ3は、透光性を有する合成樹脂材料により直管状に形成されたカバー31を備えている。カバー31の軸方向の両端には口金32、32が設けられている。
カバー31の内部には、複数のLEDを実装したLED基板(図示せず)が収納されている。
図12(b)は口金32を拡大した要部の斜視図であり、口金32の端面の中心部から、直管形LEDランプ3の軸方向に向かって突出する一対の口金ピン32a、32aが設けられている。口金ピン32aは、金属等の剛性の高い材料で円筒形に形成される。一対の口金ピン32a、32a間の間隔Wは、JISC7709−1に規定されているG13形口金の一対の口金ピン間の間隔より狭く設定されている。
ソケット7は、図13に示すように本体71と本体71に回転自在に取付けられた回転子72と、本体71内に収納された一対の給電用接触子73、73を備えている。
なお、ソケット7の説明では、図14(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図14(b)の左側を前方、右側を後方として説明を行う。
本体71は絶縁性を有する合成樹脂製の筐体であり、後面部が後面板74で塞がれている。本体71の前面には丸穴状に開口部78が開口し、その開口部78に回転子72が本体71に対して回転自在に収納されている。なお、回転子72の前面と本体71の前面は略同じ位置(略同一平面上)にある。本体71の上面の中央部には前方に切り欠かれた案内溝76が開口部78と連通して形成されている。
回転子72は絶縁性を有する合成樹脂製で、前面となる円盤部72aと、該円盤部72aと同軸の円筒部72bを有している。円盤部72aの直径方向に案内溝77が設けられており、円筒部72bの外周面には、口金ピン32a、32aが係入する一対又は複数対の溝部72c、72cが形成されている。
一対の給電用接触子73、73はソケットの本体71内の開口部78を挟んで設けた一対の固定部75、75に、固定端部75a、75aを軽圧入し保持される。給電用接触子73、73の保持片73b、73bは弾力性を有しており、口金32の口金ピン32a、32aをソケット7の回転子72の案内溝77から挿入し、円筒部72b、72bに係入させた状態で所定角度回転させたとき、円筒部72bの口金ピン32a、32aと給電用接触子73、73が接触するようになっている。
図15(a)、(b)は図14に示されたF−F’線断面図であり、この図を用いて口金32がソケット7に装着される状態について説明する。回転子72が図15(a)に示す位置にあるときは、案内溝76を通して回転子72の案内溝77内に口金ピン32aを挿入したり、図15(a)において上方へ外すことが可能である。一方、図15(a)に示す位置から回転子72を90度回転させると、案内溝77が水平方向に並び、案内溝77内に口金ピン32a、32aが保持される。このとき、一対の給電用接触子73、73の保持片73b、73bが撓み回転子72の円筒面とで口金ピン32a、32aを挟持するとともに、口金ピン32aと交流電源とを電気的に接続する。
一方、口金ピンがG13形口金の場合、図15(c)に示すように、G13口金を回転子72の案内溝77に挿入したとしても、断面で表したG13の口金ピン32b、32bは、本発明の一対の口金ピン32a、32a間の間隔より広いため、ソケットの本体71の上部の案内溝76と開口部78の連接部において干渉するため、回転子72を90度回転させることができないため、口金ピン32b、32bが給電用接触子73,73まで到達できず交流電源と電気的な接続ができない。また、口金ピン32b、32bは開口部78内に保持されない。
以上のように、直管形LEDランプ3および直管形LEDランプ3が装着されるソケット7を用いることにより、G13形口金を備えた直管形蛍光ランプおよびこの直管形蛍光ランプが接続されるソケットとの互換性をなくし、互いに誤って装着してしまうのを確実に防止することができる。なお、本発明では、図11に示した一方のソケット7だけを上述した構成にしてもよい。
1、2、3 直管形LEDランプ
4 給電用ソケット
7 ソケット
14 磁石
25 凹部カバー
43 リードスイッチ
53 プッシュスイッチ

Claims (16)

  1. 両端部にソケットと装着する口金を有し、光源であるLEDを実装したLED基板を内部に収納した直管形LEDランプであって、
    前記直管形LEDランプの少なくとも一方の口金に、前記ソケットに有する給電スイッチ手段を作動させるための磁性体を取り付けたことを特徴とする直管形LEDランプ。
  2. 前記磁性体は、前記口金内部の前記給電スイッチ手段と対応した位置に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の直管形LEDランプ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の直管形LEDランプを装着するための一対のソケットを備えた照明器具であって、
    前記ソケットの少なくとも一方を給電用ソケットとし、該給電用ソケットに、磁力に反応して前記直管形LEDランプへの給電をオンオフする給電スイッチ手段を設けたことを特徴とする照明器具。
  4. 前記給電スイッチ手段は、前記直管形LEDランプを前記ソケットに装着したとき、前記直管形LEDランプ口金に設けられた磁性体の磁力に反応して該直管形LEDランプへの給電をオンにするものであることを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記一対のソケットは、前記直管形LEDランプを所定角度回転することにより、該直管形LEDランプが前記ソケットと着脱可能となっていることを特徴とする請求項3〜4のいずれかに記載の照明器具。
  6. 前記給電用ソケットは、前記直管形LEDランプを所定角度回転することにより、前記磁性体と前記給電スイッチ手段が近接し、前記磁性体の磁力によって前記給電スイッチ手段がオンとなり、前記直管形LEDランプを逆方向に所定角度回転することで給電スイッチ手段がオフとなることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の照明器具。
  7. 前記給電スイッチ手段は、リードスイッチであることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の照明器具。
  8. 両端部にソケットと装着する口金を有し、光源であるLEDを実装したLED基板を内部に収納した直管形LEDランプであって、
    前記直管形LEDランプの外面部に、該直管形LEDランプの近傍に設けられた給電スイッチ手段の作動レバーが挿入する凹部を設けたことを特徴とする直管形LEDランプ。
  9. 前記凹部は、直管形LEDランプのカバーに形成されていることを特徴とする請求項8に記載の直管形LEDランプ。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の直管形LEDランプを装着するための一対のソケットを備えた照明器具であって、
    前記照明器具の上面部に、作動レバーが前記直管形LEDランプの凹部に挿脱して前記直管形LEDランプへの給電をオンオフさせる給電スイッチ手段を設けたことを特徴とする照明器具。
  11. 前記給電スイッチ手段は、請求項8又は請求項9に記載の直管形LEDランプを前記ソケットに装着したとき、該直管形LEDランプに設けられた凹部に前記作動レバーが挿入して該直管形LEDランプへの給電をオンにし、規格外の直管形LEDランプが前記ソケットに装着されたとき、該直管形LEDランプの外面部に前記作動レバーと干渉して該直管形LEDランプへの給電をオフにするものであることを特徴とする請求項10に記載の照明器具。
  12. 前記給電スイッチは、プッシュスイッチであることを特徴とする請求項10〜11のいずれかに記載の照明器具。
  13. 両端部にソケットと装着する口金を有し、光源であるLEDを実装したLED基板を内部に収納した直管形LEDランプであって、
    前記直管形LEDランプ口金に突設される一対の口金ピンの間隔を、直管形蛍光ランプの規格幅よりも狭くしたことを特徴とする直管形LEDランプ。
  14. 請求項13に記載の直管形LEDランプを装着するための一対のソケットを備えた照明器具であって、
    少なくとも一方のソケットは、前記直管形LEDランプの一対の口金ピンのみを保持可能な回転子と、該回転子と接触する給電接触子を備えていることを特徴とする照明器具。
  15. 前記回転子は、円盤部と円筒部を有しており、前記円盤部は、前記直管形LEDランプの一対の口金ピンのみが挿通可能な案内溝が形成されており、前記円筒部に前記口金ピンを係入する溝部が形成されていることを特徴とする請求項14に記載の照明器具。
  16. 前記給電接触子は、前記回転子の円筒部を挟持するように配置されており、回転子が所定角度回転することで前記口金ピンと前記給電接触子が接触するように構成されていることを特徴とする請求項15に記載の照明器具。


































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