JP2012104337A - ソケット及び該ソケットに接続される直流光源装置 - Google Patents

ソケット及び該ソケットに接続される直流光源装置 Download PDF

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Noboru Miyagawa
昇 宮川
Yoshihisa Ando
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隆介 小寺
Masashi Takeda
征史 竹田
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Abstract

【課題】 直流光源装置用の接触子を有しながらもこの接触子に直管型の蛍光灯の端子ピンが接触してしまうことがないソケット及び該ソケットに接続される直流光源装置を提供する。
【解決手段】 ソケット1は、端子ピン22が挿入されるピン挿入口522を有するハウジング5と、直管型の蛍光灯2の端子ピン22に接触導通する蛍光灯用接触子4aと、直流光源装置の端子ピンに接触導通する直流用接触子4bとを有する。直流光源装置の端子ピンは蛍光灯2の端子ピン22よりも長くされている。直流用接触子4bは、直管型の蛍光灯2の端子ピン22がピン挿入口522に完全に挿入された場合に該端子ピン22に接触しないような位置に収納及び保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソケット及び該ソケットに接続される直流光源装置に関するものである。
従来から、蛍光灯に代わる直管型の直流光源装置として、発光ダイオードを光源として用いた直管型の直流光源装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
一般的な蛍光灯は、電極として2本のフィラメントを有する熱陰極型の放電灯であって、各フィラメントについてそれぞれフィラメントの一端ずつに電気的に接続された2本ずつ、合計4本の端子ピンを有する。直管型の蛍光灯は、例えばガラスのような透光性を有する材料からなる円筒形状のバルブと、バルブの両端にそれぞれ設けられてバルブを閉塞する口金とを有する。また、上記の各口金には、それぞれ、1本のフィラメントと、該フィラメントの一端ずつに電気的に接続されて口金からバルブの軸方向に突出する2本の端子ピンとが保持されている。
これに対し、上記の直流光源装置は直流電力を入力されるものであって、最低2本の端子ピンを有する。
特開2004−30929号公報
ここで、直流光源装置専用のソケットに蛍光灯が電気的に接続されてしまうようなことは避ける必要がある。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、直流光源装置用の接触子を有しながらもこの接触子に直管型の蛍光灯の端子ピンが接触してしまうことがないソケット及び該ソケットに接続される直流光源装置を提供することにある。
本発明のソケットは、直流光源装置を接続可能なソケットであって、前記直流光源装置は、直流光源を保持した円柱形状の本体部及び前記本体部の軸方向の端面に突設されてそれぞれ前記直流光源に電気的に接続された少なくとも2本の端子ピンを有するものであり、前記端子ピンが挿入されるピン挿入口を有するハウジングと、それぞれ前記ハウジングにおいて前記ピン挿入口の内側に収納及び保持されて前記端子ピンに接触導通する直流用接触子とを備え、前記直流用接触子は、直管型の蛍光灯の端子ピンが前記ピン挿入口に完全に挿入された場合に該端子ピンに接触しないような位置に配置されていることを特徴とする。
このソケットにおいて、ハウジング内に収納及び保持され、直管型の蛍光灯の端子ピンが前記ピン挿入口から挿入された場合に該端子ピンに一対一に接触導通する2個の蛍光灯用接触子を備えることが望ましい。
また、このソケットにおいて、前記直流用接触子は、直管型の蛍光灯の端子ピンよりも所定の長さだけ長い端子ピンが前記ピン挿入口に完全に挿入された場合に該端子ピンに接触するような位置に収納及び保持されていることが望ましい。
さらに、このソケットにおいて、前記ピン挿入口において端子ピンが導入される開口と前記直流用接触子との距離は、前記ピン挿入口において端子ピンが導入される開口と前記蛍光灯用接触子との距離よりも小さくされていることが望ましい。
また、このソケットにおいて、直管型の蛍光灯の一端の2本の端子ピンがそれぞれ前記ピン挿入口に完全に挿入された状態で、該端子ピンに対し、該端子ピンが並ぶ方向と該端子ピンの軸方向とに直交する方向に並ぶような位置に、前記直流用接触子が配置されていることが望ましい。
さらに、このソケットにおいて、直管型の蛍光灯の一端の2本の端子ピンがそれぞれ前記ピン挿入口に完全に挿入された状態で、該端子ピンを、該端子ピンが並ぶ方向と該端子ピンの軸方向とに直交する方向で挟むような2箇所に、それぞれ前記直流用接触子が配置されていることが望ましい。
また、本発明の直流光源装置は、上記いずれかのソケットに接続して用いられる直流光源装置であって、直流光源と、前記直流光源を保持した本体部と、それぞれ導電材料からなり前記直流光源に電気的に接続されるとともに前記ピン挿入口に挿入されて前記直流用接触子に接触導通する少なくとも2本の端子ピンとを備えることを特徴とする。
この直流光源装置において、L字形状とされた前記端子ピンを備えることが望ましい。
また、この直流光源装置において、前記本体部は円柱形状であって、前記本体部の少なくとも一方の端には前記本体部から互いに同じ方向に突出する2本の前記端子ピンが設けられ、互いに同じ方向に突出する2本の前記端子ピン間で前記本体部との連結部同士を互いに結ぶ線は、前記本体部の中心軸を通らないことが望ましい。
さらに、この直流光源装置において、前記本体部からの各前記端子ピンの突出寸法は、それぞれ、直管型の蛍光灯における端子ピンの長さ寸法と共通であることが望ましい。
また、この直流光源装置において、前記端子ピンは、前記本体部に連結された円柱形状の基部と、前記基部の先端に連結されて前記基部よりも外径が大きい接触部とを有することが望ましい。
本発明によれば、直流用接触子が、直管型の蛍光灯の端子ピンがピン挿入口に完全に挿入された場合に該端子ピンに接触しないような位置に収納及び保持されているので、直管型の蛍光灯の端子ピンが接触してしまうことがない。
本発明の実施形態1に蛍光灯が接続された状態を示す断面図である。 同上の使用状態を示す正面図である。 同上に接続可能な蛍光灯と同上に接続可能な直流光源装置との要部を示す正面図である。 同上を示す分解斜視図である。 (a)〜(c)はそれぞれ同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は左側面図である。 蛍光灯専用のソケットに蛍光灯が接続された状態の要部を示す断面図である。 直流光源装置の別の例を示す正面図である。 図7の直流光源装置が実施形態1のソケットに接続された状態の要部を示す断面図である。 図7の直流光源装置に対応した同上の変更例を示す分解斜視図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図9の例を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は左側面図である。 本発明の実施形態2を示す斜視図である。 同上の構造を示す説明図である。 (a)は同上に蛍光灯が接続された状態の要部を示す斜視図であり、(b)は同上に直流光源装置が接続された状態の要部を示す斜視図である。 蛍光灯専用のソケットに蛍光灯が接続された状態を示す説明図である。 同上の変更例に直流光源装置が接続された状態の要部を示す斜視図である。 同上の別の変更例に直流光源装置が接続された状態の要部を示す斜視図である。 同上の更に別の変更例の構造を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図2に示すように、本実施形態のソケット1は2個1組で用いられ、各ソケット1には直管型の蛍光灯2の一端部ずつが接続される。
本実施形態のソケット1への接続が想定されている蛍光灯2は、日本工業規格(JIS)に準拠した熱陰極型の放電灯であって、軸方向の両端にそれぞれ電極としてのフィラメント(図示せず)を1本ずつ収納及び保持した円柱形状の本体部21を有する。また、図3に示すように、本体部21の軸方向の両端には、それぞれ軸方向を本体部21の軸方向に一致させた2本ずつの円柱形状の端子ピン22が本体部21の軸方向(図3での左右方向)の外向きに突設されている。各端子ピン22はそれぞれ例えば金属のような導電材料からなり、上記のフィラメントの一端ずつに電気的に接続されている。
また、本実施形態には、図3に示すような直流光源装置3も接続可能となっている。直流光源装置3は、直径及び長さが蛍光灯2の本体部21と同程度である円柱形状の本体部31と、この本体部31の軸方向の両端面にそれぞれ2本ずつ突設された計4本の円柱形状の端子ピン32とを有する。直流光源装置3の各端子ピン32は、それぞれ、軸方向を本体部31の軸方向に一致させ、且つ、本体部31からの突出寸法を、蛍光灯2における本体部21からの端子ピン22の突出寸法よりも大きく(つまり所定の長さだけ長く)されている。また、直流光源装置3の本体部31内には直流電力で点灯される光源である直流光源(図示せず)が収納及び保持されており、この直流光源の光を出射させるために本体部31の少なくとも一部は透光性を有する材料で形成されている。上記の直流光源としては例えば発光ダイオードアレイを用いることができ、このように直流光源として発光ダイオードアレイを用いた直流光源装置3は直管型LEDランプと呼ばれている。直流光源装置3では、4本全ての端子ピン32が導電材料で形成される必要はなく、端子ピン32のうち2本以上が導電性を有しておればよい。
さらに、上記の蛍光灯2と直流光源装置3との両方において、本体部21,31から互いに同じ方向に突出する2本の端子ピン22,32が並ぶ方向は、本体部21,31の軸方向の一方側と他方側とで互いに一致しており、4本の端子ピン22,32は全体として長方形の頂点の配置となっている。
図4に示すように、本実施形態のソケット1は、蛍光灯2の軸方向の一端の端子ピン22に一対一に接触導通する2個の蛍光灯用接触子4aと、直流光源装置3の軸方向の一端の端子ピン32に一対一に接触する2個の直流用接触子4bと、各接触子4a,4bを収納及び保持するハウジング5とを備える。各接触子4a,4bはそれぞれ例えば金属板に打ち抜き加工と曲げ加工とが施されたものである。
ハウジング5は、各接触子4a,4bがそれぞれ収納される収納凹部510を有するボディ51と、図5(a)〜(c)に示すように収納凹部510を閉塞する形でボディ51に結合するカバー52とを備える。ボディ51とカバー52とはそれぞれ例えば合成樹脂のような絶縁材料からなる。以下、ソケット1において蛍光灯2や直流光源装置3の本体部21,31の軸方向の一端に向けられる面を前面と呼び、ソケット1に対して端子ピン22,32が挿入される方向を上方と呼ぶ。つまり、一組として用いられる2個のソケット1は、上記の前面同士を互いに対向させ且つ上記の上下方向を互いに一致させて、蛍光灯2や直流光源装置3の本体部21,31の軸方向(図2での左右方向)の寸法よりも上記の前面間の距離を僅かに大きくした状態に固定して用いられる。
収納凹部510はボディ51の前面と下面とにそれぞれ開口しており、前面の開口と下面の開口とは互いに連続している。さらに、収納凹部510の底面(前向きの内面)には、軸方向を前後方向に向けた円柱の上下にそれぞれ切り欠き512が設けられた形状の軸部511が前方へ突設されている。
カバー52は、後面に開口した凹部を有し、この凹部にボディ51が嵌め込まれることによってボディ51に結合する。さらに、カバー52には、ボディ51に結合した状態で軸部511と同心の円形状となるロータ用穴521と、下方に開口してロータ用穴521に連続しボディ51に結合した状態では収納凹部510の下側の開口に連通するピン挿入口522とを有する。
また、ボディ51の上面にはそれぞれ収納凹部510内に連通する4個の電線挿通穴513が設けられ、カバー52の上面にはそれぞれ電線挿通穴513に一対一に連通する4個の電線挿入穴523が設けられている。各接触子4a,4bは、それぞれ、上記の電線挿入穴523及び電線挿通穴513を通じて挿入された電線(図示せず)が接続される端子部41を有する。各端子部41は、それぞれ、厚さ方向を左右方向に向けて上記の電線に接触導通する端子板411と、上記の電線を端子板411に押し付けるとともに上記の電線に食い込んで抜け止め(即ち鎖錠)する鎖錠ばね412とを有し、いわゆる速結端子を構成している。また、各接触子4a,4bは、それぞれ全体として軸部511と同軸の半円筒形状に形成された接触部42を有する。また、接触部42の中央部は内径及び外径を大きくするように膨出しており、これによって内周面にピン受け凹部421が形成されている。
さらに、ロータ用穴521には、例えば合成樹脂のような絶縁材料からなるロータ6が嵌め込まれる。ロータ6は全体として筒状であって、ロータ6がロータ用穴521内に嵌め込まれた状態ではボディ511の軸部511がロータ6の内側に嵌め込まれる。さらに、ロータ6は、直径方向に貫通するとともに前方に開放された切り欠き61を有する。そして、ロータ6は、切り欠き522をピン挿入口522と軸部511の各切り欠き512に連通させる位置(以下、「開位置」と呼ぶ。)と、この開位置から約90度回転した位置(以下、「閉位置」と呼ぶ。)との間でカバー52に対して回転可能となっている。また、ハウジング5内において、各接触子4a,4bの接触部42は、それぞれロータ6よりも外側に位置し、ロータ6の回転には干渉しない。また、ロータ6は、ロータ用穴521に嵌め込まれる本体部62と、本体部62の前端部から径方向の外向きに突設された鍔部63とを有する。蛍光灯2や直流光源装置3の本体部21,31の中心軸がロータ6の中心軸に一致した状態では、各端子ピン22,32は、それぞれ、ロータ6の本体部62よりも径方向の外側に突出し、且つ鍔部63よりも径方向の外側には突出しない。
上記のソケット1に蛍光灯2や直流光源装置3を接続する際には、ロータ6を開位置とした状態で、各端子ピン22,32をそれぞれ下方からピン挿入口522から挿入し、本体部21,31の中心軸と軸部511及びロータ6の中心軸とを略一致させる。ここにおいて、1個のソケット1に接続される2本の端子ピン22,32のうち、一方の端子ピン22,32は軸部511よりも上側に位置し、他方の端子ピン22,32は軸部511よりも下側に位置する。この状態で、本体部21,31の中心軸回りに蛍光灯2(又は直流光源装置3)を回転させると、ロータ6は鍔部63において各端子ピン22,32から押力を受けて蛍光灯2(又は直流光源装置3)とともに回転する。そして、上記の回転の角度が約90°となってロータ6が閉位置に達すると、各端子ピン22,32がそれぞれ接触子4a,4bの接触部42に対しピン受け凹部421内において接触導通する。ここで、各接触部42はそれぞれ内周面において対応する端子ピン22,32に弾接するものであって、端子ピン22,32がピン受け凹部421に至ったときには接触部42が僅かに弾性復帰することでクリック感が得られる。
逆に、上記のソケット1から蛍光灯2や直流光源装置3を取り外す際には、ロータ6を開位置に回転させれば、ピン挿入口522を通じて各端子ピン22,32を下方に抜き取ることができる。
ここで、ロータ6の前面から直流用接触子4bまでの距離は、蛍光灯2における本体部21からの各端子ピン22の突出寸法よりも大きくされている。すなわち、蛍光灯2が接続された際には図1に示すように蛍光灯2の端子ピン22は直流用接触子4bには届かず接触しない。
また、図6に示すように直流用接触子4bを省略して蛍光灯2専用のソケット1とする場合、ソケット1の前面からピン挿入口522の後端までの距離を直流光源装置3の本体部31からの端子ピン32の突出寸法よりも小さくすれば(言い換えると、ピン挿入口522の奥行き寸法を端子ピン32の長さ寸法よりも小さくすれば)、直流光源装置3の端子ピン32がピン挿入口522に導入できなくなることで、誤接続を防止できる。
逆に、蛍光灯用接触子4aを省略して直流光源装置3専用としてもよい。
さらに、直流光源装置3において、図7及び図8に示すように、各端子ピン32に、それぞれ、蛍光灯用接触子4aに接触しないように寸法形状及び配置が決定された基部321と、基部321の先端に連結されて直流用接触子4bに接触する接触部322とを設けてもよい。図7の例では、基部321は蛍光灯2の端子ピン22と同程度の外径を有して蛍光灯2の端子ピン22よりも軸方向に長い円柱形状とされ、本体部32の同じ側に設けられた2本の端子ピン32の基部321間の距離は蛍光灯2での端子ピン22間の距離よりも小さくされている。また、接触部322は、基部321と同軸であってより径が大きい円柱形状とされている。上記のように、直流光源装置3の端子ピン32の形状を、蛍光灯用接触子4aとの接触を避けるような形状とすれば、直流光源装置3の接続を検出して蛍光灯用接触子4aへの通電を遮断する必要が無くなるといったように、蛍光灯2と直流光源装置3とで共用とされるソケット1に接続される回路装置の設計が容易となる。なお、図7のような直流光源装置3を接続可能とする場合、図9及び図10(a)〜(c)に示すようにピン挿入口522の形状は図7の端子ピン32が通過できるような形状とする必要がある。
(実施形態2)
図11及び図12に示すように、本実施形態のソケット7は、ピン挿入口711が設けられるとともに蛍光灯用接触子4aと直流用接触子4bとをそれぞれ保持したハウジング71と、ハウジング71に対して着脱自在に結合して蛍光灯2や直流光源装置3を支持するリング72とを備える。ハウジング71とリング72とはそれぞれ例えば合成樹脂からなる。また、各接触子4a,4bはそれぞれ例えば金属板に打ち抜き加工と曲げ加工とを施すことによって形成することができる。
本実施形態のソケット7は、実施形態1のソケット1と同様に、2個1組で用いられ、直管型の蛍光灯2や直流光源装置3の一端部が接続される。
以下、実施形態1と同様に、他方のソケット7に向けられる面を前面と呼び、ソケット7から端子ピン22,32が抜かれる方向を下方と呼び、ソケット7に接続された端子ピン22,32が並ぶ方向を左右方向と呼ぶ。
ピン挿入口711は左右に並べて2個設けられ、それぞれ前方と下方とに開放されて1本ずつの端子ピン22,32が挿入される。
リング72は、軸方向を前後方向に向けてハウジング71に着脱自在に結合する。すなわち、本実施形態のソケット7に蛍光灯2や直流光源装置3を接続する際には、予め本体部21,31をリング72に通した状態で各端子ピン22,32をそれぞれ下方からピン挿入口711に挿入し、その後にリング72をハウジング71に結合させる。リング72の内径は蛍光灯2や直流光源装置3の本体部21,31の外径よりも僅かに大きい程度とされている。すなわち、リング72が上記のようにハウジング71に結合した状態では、蛍光灯2や直流光源装置3は本体部21,31の軸方向に直交する方向への移動をリング72の内周面により禁止され、各端子ピン22,32はそれぞれ対応する接触子4a,4bに接触導通した状態に維持される。リング72をハウジング71に結合させる手段としては、嵌合や螺合や凹凸係合といった周知の手段を適宜用いることができる。本実施形態の場合、端子ピン22,32がピン挿入口711に完全に挿入された状態での端子ピン22,32の位置というのは、上記のように本体部21,31が挿通されたリング72がハウジング71に結合した状態での端子ピン22,32の位置を指す。
接触子4a,4bとしては実施形態1と同様に蛍光灯用接触子4aと直流用接触子4bとが前後に並べて配置されている。すなわち、図13(a)に示すように蛍光灯2の端子ピン22は蛍光灯用接触子4aのみに接触して直流用接触子4bには接触せず、図13(b)に示すように蛍光灯2の端子ピン22よりも長い直流光源装置3の端子ピン32は直流用接触子4bに接触導通する。図13(a)(b)の例では、各接触子4a,4bはそれぞれ端子ピン22,32を弾性的に挟持するクリップ状に形成されている。
上記構成によれば、実施形態1と同様に、蛍光灯2の端子ピン22が直流用接触子4bに接触しない。また、図14に示すように直流用接触子4bを省略して蛍光灯2専用のソケット7とする場合には、直流光源装置3の端子ピン32を挿入できない程度にピン挿入口711の奥行きを小さくすれば、直流光源装置3が誤接続されることを防ぐことができる。
ここで、本実施形態では、実施形態1と違って、蛍光灯2や直流光源装置3を接続時にハウジング71に対して回転させる必要がないので、直流光源装置3は2回回転対称な構造とする必要がない。これにより、下記のような種々の変更が可能である。
まず、図15に示すように、直流光源装置3の各端子ピン32の形状を、ソケット7への直流光源装置3の接続が完了した状態で蛍光灯用接触子4aを避けるようなL字形状とすることができる。この場合、各端子ピン32において本体部31との連結部は上下方向の中央よりも上下いずれか一方側にずらされることになるので、各端子ピン32と本体部31との連結部間を結ぶ線は、本体部31の中心軸を通らない。
または、図16に示すように、直流光源装置3の端子ピン32を、ソケット7への直流光源装置3の接続が完了した状態で蛍光灯用接触子4aに接触しない程度まで上下の一方側にずらすことができる。この場合も、直流光源装置3の各端子ピン32と本体部31との連結部を結ぶ線は、本体部31の中心軸上を通らない。図16の例において、直流用接触子4bが端子ピン32に接触する位置を、蛍光灯用接触子4aが端子ピン22に接触する位置よりも下側とする場合、ピン挿入口711において端子ピン22,32が導入される開口(つまり下側の開口)と直流用接触子4bとの距離は、ピン挿入口711の上記開口と蛍光灯用接触子4aとの距離よりも小さくなる。
さらに、図17に示すようにソケット7において蛍光灯用接触子4aと直流用接触子4bとを上下に並べて配置してもよい。図17の例では蛍光灯用接触子4aの上下両側(つまり、ソケット7への接続が完了した状態の蛍光灯2の端子ピン22の上下両側)にそれぞれ直流用接触子4bを設けている。図17の例のように蛍光灯用接触子4aと直流用接触子4bとを上下に並べて配置すれば、図16の例よりも前後方向(図16での左上−右下方向であり、図17での左右方向)についてソケット7の寸法を小さくすることができ、また、直流光源装置3においては本体部31からの端子ピン32の突出寸法を蛍光灯2における本体部21からの端子ピン22の突出寸法(すなわち長さ寸法)と同じとすることができる。また、蛍光灯用接触子4aの上下の一方のみに直流用接触子4bを設けてもよいが、図17のように蛍光灯用接触子4aの上下両側に直流用接触子4bを設ければ、直流光源装置3を上下逆向きにしても給電可能となるという利点がある。
図15の例や図16の例や図17の例のように、直流光源装置3の端子ピン32が蛍光灯用接触子4aに接触しないようにすれば、直流光源装置3の接続を検出して蛍光灯用接触子4aへの通電を遮断する必要が無くなるといったように、蛍光灯2と直流光源装置3とで共用とされるソケット7に接続される回路装置の設計が容易となる。
さらに、直流光源装置3においては、実際に直流用接触子4bに接触導通する端子ピン32は合計2本でよい。従って、例えば、本体部31の両端でそれぞれ1本ずつの端子ピン32について、直流用接触子4bに接触しないような寸法形状とすることや、非導電材料で形成することや、省略すること(つまり、本体部31の両端でそれぞれ端子ピン32を1本ずつとすること)などが可能である。
1,7 ソケット
2 蛍光灯
3 直流光源装置
4a 蛍光灯用接触子
4b 直流用接触子
21,31 本体部
22,32 端子ピン
522,711 ピン挿入口

Claims (11)

  1. 直流光源装置を接続可能なソケットであって、
    前記直流光源装置は、直流光源を保持した円柱形状の本体部及び前記本体部の軸方向の端面に突設されてそれぞれ前記直流光源に電気的に接続された少なくとも2本の端子ピンを有するものであり、
    前記端子ピンが挿入されるピン挿入口を有するハウジングと、
    それぞれ前記ハウジングにおいて前記ピン挿入口の内側に収納及び保持されて前記端子ピンに接触導通する直流用接触子とを備え、
    前記直流用接触子は、直管型の蛍光灯の端子ピンが前記ピン挿入口に完全に挿入された場合に該端子ピンに接触しないような位置に配置されていることを特徴とするソケット。
  2. ハウジング内に収納及び保持され、直管型の蛍光灯の端子ピンが前記ピン挿入口から挿入された場合に該端子ピンに一対一に接触導通する2個の蛍光灯用接触子を備えることを特徴とする請求項1記載のソケット。
  3. 前記直流用接触子は、直管型の蛍光灯の端子ピンよりも所定の長さだけ長い端子ピンが前記ピン挿入口に完全に挿入された場合に該端子ピンに接触するような位置に収納及び保持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のソケット。
  4. 前記ピン挿入口において端子ピンが導入される開口と前記直流用接触子との距離は、前記ピン挿入口において端子ピンが導入される開口と前記蛍光灯用接触子との距離よりも小さくされていることを特徴とする請求項2記載のソケット。
  5. 直管型の蛍光灯の一端の2本の端子ピンがそれぞれ前記ピン挿入口に完全に挿入された状態で、該端子ピンに対し、該端子ピンが並ぶ方向と該端子ピンの軸方向とに直交する方向に並ぶような位置に、前記直流用接触子が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のソケット。
  6. 直管型の蛍光灯の一端の2本の端子ピンがそれぞれ前記ピン挿入口に完全に挿入された状態で、該端子ピンを、該端子ピンが並ぶ方向と該端子ピンの軸方向とに直交する方向で挟むような2箇所に、それぞれ前記直流用接触子が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のソケット。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のソケットに接続して用いられる直流光源装置であって、
    直流光源と、前記直流光源を保持した本体部と、それぞれ導電材料からなり前記直流光源に電気的に接続されるとともに前記ピン挿入口に挿入されて前記直流用接触子に接触導通する少なくとも2本の端子ピンとを備えることを特徴とする直流光源装置。
  8. L字形状とされた前記端子ピンを備えることを特徴とする請求項7記載の直流光源装置。
  9. 前記本体部は円柱形状であって、前記本体部の少なくとも一方の端には前記本体部から互いに同じ方向に突出する2本の前記端子ピンが設けられ、互いに同じ方向に突出する2本の前記端子ピン間で前記本体部との連結部同士を互いに結ぶ線は、前記本体部の中心軸を通らないことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の直流光源装置
  10. 請求項5又は請求項6に記載のソケットに接続して用いられ、
    前記本体部からの各前記端子ピンの突出寸法は、それぞれ、直管型の蛍光灯における端子ピンの長さ寸法と共通であることを特徴とする請求項9記載の直流光源装置。
  11. 前記端子ピンは、前記本体部に連結された円柱形状の基部と、前記基部の先端に連結されて前記基部よりも外径が大きい接触部とを有することを特徴とする請求項7記載の直流光源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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