JP2009030850A - 蒸気排出装置 - Google Patents

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Makoto Yamamoto
山本  誠
Toshiya Nishimoto
俊也 西本
Masami Akesato
正巳 明里
Mitsuaki Tabuchi
光章 田渕
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tega Sanyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】蒸気排出装置において、収納部へ炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が
収納されて使用されているとき、蒸気排出ファンの動作状態が使用者に視覚的に伝わるよ
うにインジケータを設け、現在、蒸気排出口から高温蒸気が排出されていることを察知で
きるようにインジケータで表示して、蒸気排出口から排出される高温蒸気によって火傷等
に遭わないように安全性の向上を図る。
【解決手段】炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具から発生する蒸気量を検出する
蒸気量検出部と、蒸気排出ファンの運転中を表示するLEDを備えたインジケータと、蒸
気量検出部によって検出した蒸気の量に応じて前記蒸気排出ファンの回転数を制御する制
御部を設け、蒸気量検出部にて検出した蒸気量が所定値以上または所定値を超えていると
きはインジケータのLEDを第1発光状態とし、蒸気量検出部にて検出した蒸気量が所定
値未満または所定値以下のときはインジケータのLEDを第2発光状態とするよう制御部
で制御すること。
【選択図】図2

Description

本発明は、収納部へ炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具を収納して使用するよ
うに構成した蒸気排出装置に関する。
収納部へ蒸気発生を伴う調理器具を収納して使用するように構成した収納庫において、
騒音を低く電気消費量を少なくする目的で、収納部の天井部に配置した蒸気排出ファンに
よって、調理器具から発生する蒸気を吸い込んで前面の蒸気排出口から排出するものがあ
り、蒸気排出口に設けた温度検知器の信号により、調理器具から発生する蒸気が多く排出
温度が高いときは蒸気排出ファンの回転数を高くし、蒸気が少なく排出温度が低いときは
蒸気排出ファンの回転数を低くする。また、経済的収納庫を提供する目的で、調理終了後
、温度検知器の信号により室温が高いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排出ファン
を運転するものがある。
特許第3118914号公報
この特許では、前面の蒸気排出口から排出される蒸気の温度によって、蒸気排出ファン
の回転数を高くまた低くする制御を行うが、この蒸気排出ファンの動作状態が使用者には
明確に伝わらず、使用者には高温蒸気状態であることが視覚的に伝わらないため、蒸気排
出口から排出される高温蒸気によって火傷等に遭う危険が懸念される。
本発明はこのような点に鑑み、収納部へ炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が
収納されて使用されているとき、蒸気排出ファンの動作状態が使用者に視覚的に伝わるよ
うにインジケータを設け、現在、蒸気排出口から高温蒸気が排出されていることを察知で
きるようにインジケータで表示して、蒸気排出口から排出される高温蒸気によって火傷等
に遭わないように安全性の向上を図るものである。
また本発明は、収納部へ収納されている蒸気発生を伴う器具の状態(例えば、蒸気の温
度等)によって前記インジケータの表示を変えるようにして、使用者が器具の状態を認識
できることにより安全性の向上を図ると共に、蒸気排出装置の前面のデザイン効果のアッ
プを図るものである。
第1発明は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、
前記蒸気発生を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸
い込んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う
器具から発生する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示
するLEDを備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検出した蒸気の量に応じ
て前記蒸気排出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気量検出部にて検出した
蒸気量が所定値以上または所定値を超えているときは前記インジケータのLEDを第1発
光状態とし、前記蒸気量検出部にて検出した蒸気量が所定値未満または所定値以下のとき
は前記インジケータのLEDを第2発光状態とするように制御部で制御することを特徴と
する。
第2発明は、第1発明において、前記第1発光状態では前記LEDを連続発光状態とし
、前記第2発光状態では前記LEDを点滅状態とすることを特徴とする。
第3発明は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、
前記蒸気発生を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸
い込んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う
器具から発生する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示
するLEDを備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検出した蒸気の量に応じ
て前記蒸気排出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気量検出部にて検出した
蒸気量に応じて制御部によって前記インジケータのLEDの輝度を段階的に可変すること
を特徴とする。
第4発明は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、
前記蒸気発生を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸
い込んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う
器具から発生する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示
する発光色の異なる複数のLEDを備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検
出した蒸気の量に応じて前記蒸気排出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気
量検出部にて検出した蒸気量に応じて前記インジケータの発光色を変えるように制御部に
よって前記複数のLEDのうち選択された発光色のLEDで発光を行うことを特徴とする
第5発明は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記蒸気量検出部が前記蒸気
発生を伴う器具の電力を検出する電力検出部であり、この電力検出部にて検出した電力量
を以って前記蒸気の量とした制御を行うことを特徴とする。
第6発明は、第5発明において、前記蒸気発生を伴う器具として炊飯器と湯沸かし器が
前記蒸気排出装置に設けた電源コンセントに接続された状態で、前記電力検出部の検出に
基づく電力が家屋に設置したブレーカが遮断動作するときの電力以上またはそれを超える
とき、前記炊飯器の電力供給ラインは残して前記湯沸かし器の電力供給ラインを遮断する
ように制御動作されることを特徴とする請求項5に記載の蒸気排出装置。
第1発明及び第2発明によって、蒸気量検出部にて検出した蒸気量が多い場合は、蒸気
排出ファンの回転数を高い状態としてこの多く発生する蒸気の排出を促進すると共に、多
くの蒸気が発生していることをLEDの第1発光状態(例えば、連続発光状態)によって
使用者に報知することにより、蒸気排出口から高温の蒸気が多く排出されていることを使
用者が察知できるため、高温蒸気による火傷等から使用者を保護できるものとなる。
第3発明によって、蒸気量検出部にて検出した蒸気量が少ない場合は、LEDの輝度を
低くすると共に蒸気排出ファンの回転数を低い状態として経済運転を図り、蒸気量検出部
にて検出した蒸気量が多い場合は、蒸気排出ファンの回転数を高い状態としてこの多く発
生する蒸気の排出を促進すると共に、LEDの輝度を高くして(明るくして)使用者に報
知することにより、蒸気排出口から高温の蒸気が多く排出されていることを使用者が察知
できるようにして、高温蒸気による火傷等から使用者を保護するものとなる。
第4発明によって、蒸気量検出部にて検出した蒸気量が多い場合と少ない場合では、L
EDの発光色が異なるため、例えば、蒸気量が多い場合は赤色発光とし、蒸気量が少ない
場合は黄色発光とし、実質蒸気が出なくなったときは青色発光とすることによって、蒸気
量検出部にて検出した蒸気量が多い場合は、蒸気排出ファンの回転数を高い状態としてこ
の多く発生する蒸気の排出を促進すると共に、特定発光色状態とすることによって、蒸気
排出口から高温の蒸気が多く排出されていることを使用者が察知できるため、高温蒸気に
よる火傷等から使用者を保護できるものとなる。
第5発明では、蒸気量検出を排出される蒸気の温度や湿度によって行うのではなく、蒸
気発生を伴う器具の電力を検出する電力検出部の電力量を以って蒸気の量とした制御を行
う方式であるため、蒸気発生を伴う器具が炊飯器(または湯沸し器)である場合は、蒸気
発生量が多い炊き上げ状態(湯沸し器では沸き上げ状態)では電力量が大きく、蒸気発生
量が少なくなる保温状態に切り替わったときは電力量が減少するため、そのときの電力量
によって蒸気発生量を把握できるものとなる。このため、電力量検知として電流検知器を
採用すれば、炊き上げ状態(湯沸し器では沸き上げ状態)か保温状態かの検知を正確にで
きるものとなり、判定制御もし易くなる。
第6発明では、上記の効果に加えて、炊飯器と湯沸かし器が前記蒸気排出装置に設けた
電源コンセントに接続された状態で、何らかの原因でブレーカが遮断する状態になったと
き、速やかに湯沸かし器への電力ラインを遮断するため、ブレーカが遮断することなく炊
飯器での炊き上げが継続でき、炊き上げ不良となるのを防止できる。
本発明は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、前
記蒸気発生を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い
込んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う器
具から発生する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示す
るLEDを備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検出した蒸気の量に応じて
前記蒸気排出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気量検出部にて検出した蒸
気量が所定値以上または所定値を超えているときは前記インジケータのLEDを第1発光
状態とし、前記蒸気量検出部にて検出した蒸気量が所定値未満または所定値以下のときは
前記インジケータのLEDを第2発光状態とするように制御部で制御するものであり、本
発明の実施例を以下に記載する。
本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る蒸気排出装置の正面図、図2
は本発明に係る蒸気排出装置の制御回路図、図3は本発明に係る蒸気排出装置の自動(標
準)モードの動作経路図、図4は本発明に係る蒸気排出装置の自動(長時間)モードの動
作経路図、図5は本発明に係る蒸気排出装置の手動モードの動作経路図、図6は本発明に
係る蒸気排出装置の優先動作モードの動作経路図である。
これらの図において、1は本発明の蒸気排出装置を示しており、蒸気排出装置1の機体
2は、前面開口の収納部(収納室)3を備え、収納部(収納室)3の上方前部には化粧パ
ネル4が設けられ、収納部(収納室)3の壁(図では天井壁面)5に通気性カバーで覆わ
れた蒸気吸い込み口6が設けられ、化粧パネル4の前面に開口した蒸気排出口7を備え、
収納部(収納室)3の天井壁には蒸気吸い込み口6から蒸気排出口7に連通した排気通路
8が形成され、排気通路8に蒸気排出ファン9が設けられている。また収納部(収納室)
3の壁(図では背壁面)には、炊飯器や湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具11の電源用
として電源コンセント10が取り付けられている。実施例では、蒸気発生を伴う器具11
として炊飯器11Aと湯沸かし器11Bを示しており、そのため、電源コンセント10は
、左右に炊飯器11A用の差し込み口10Aと、湯沸かし器11B用の差し込み口10B
を有する二口用の電源コンセント10を採用している。
化粧パネル4内にはマイクロコンピュータ式の制御部12が収納され、化粧パネル4の
前面には操作パネル13があり、操作パネル13には、蒸気排出装置1の電源の入/切(
ON/OFF)スイッチ部14と、動作モード選択スイッチ部15と、自動標準モードの
表示部16と、自動長時間モードの表示部17と、手動モードの表示部18と、優先動作
モードの表示部19と、これらの下方に横長のインジケータ20が設けられている。各表
示部16、17、18、19はそれぞれ1個のLEDの点灯で表示される構成であり、イ
ンジケータ20は、複数のLEDが直線状に横一列に配置された構成である。これらのス
イッチ部14、15、及び各表示部16、17、18、19、及びインジケータ20は、
それぞれ制御部12に電気的に接続され、蒸気排出ファン9も制御部12に電気的に接続
されている。二口用の電源コンセント10は、差し込み口10Aが炊飯器11A用であり
、差し込み口10Bが湯沸かし器11B用として、ラベル表示されている。
図2において、21は電力会社から家屋へ供給される家屋用電源であり、22は家屋に
設けられたブレーカである。23は制御部12によって通電が制御されるリレーである。
24は電源コンセント10に接続された蒸気発生を伴う器具11の電力を検出する電力検
出部として動作する電流検知器であり、電源コンセント10を通して蒸気発生を伴う器具
11を流れる電流を検知する。この電流検知器24は蒸気発生を伴う器具11の電流が1
次側コイル24Aを流れ、この電流によって2次側コイル24Bに生じる電流または電圧
が制御部12に入力されて、制御部12が動作する。蒸気排出装置1への電源供給は、電
源プラグ25Bをコンセント25Aに差し込むことにより得られる。
このような構成において、動作を説明する。電源プラグ25Bをコンセント25Aに差
し込んだ状態で、蒸気排出装置1に電源が供給された状態となり、電源コンセント10へ
電力が供給された状態である。この状態が図3のS1の状態であり、表示部16、17、
18、19のそれぞれのLEDは消灯状態であり、インジケータ20のLEDも消灯状態
であり、リレー23のコイル23Aに通電されてその接点23Bが閉じている。蒸気排出
ファン9は停止(OFF)している。また、電流検知器24の2次側コイル24Bに生じ
る電流(または電圧)が制御部12に入力されて、電源コンセント10の電力を検出して
いる。
この状態で、先ず、自動標準モードを図3に基づき説明する。電源コンセント10の差
し込み口10Aへ炊飯器11Aの電源プラグを差し込むか、差し込み口10Bへ湯沸かし
器11Bの電源プラグを差し込み、またはその両方を差し込む。ここでは両方を差し込み
、それらのスタートスイッチがONされた状態で説明する。電源の入/切(ON/OFF
)スイッチ部14を押す操作によって、そのスイッチがONしてその信号が制御部12へ
入力され、自動標準モードの表示部16のLEDが点灯する。この状態が図3のS2の状
態(スタンバイ状態)である。蒸気排出ファン9は停止(OFF)している。この状態で
、制御部12は電流検知器24の検出する電流(または電圧)に基づき算出した電源コン
セント10の電力が、所定ワット値(実施例では200W)以上か否かの判定を行う。ま
た、インジケータ20のLEDは消灯状態である。
この所定ワット値(実施例では200W)の判定は、電源コンセント10に接続された
蒸気発生を伴う器具11が蒸気発生量の多い状態か否か、即ち、炊飯器11Aの場合は消
費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上の炊き上げ中か、炊き上げが終了して
消費電力が所定ワット値(実施例では200W)未満の蒸らし中または保温中かの判定で
あり、また、電源コンセント10に接続された蒸気発生を伴う器具11が湯沸かし器11
Bの場合は、消費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上の沸き上げ中か、沸き
上げが終了して消費電力が所定ワット値(実施例では200W)未満の保温中かの判定で
ある。
上記の判定によって、所定ワット値(実施例では200W)未満の状態が所定時間T1
(実施例では10秒)継続したときは、後述の自動標準アフター運転(図3のS4の状態
)に移行するが、この判定によって、所定ワット値(実施例では200W)以上の状態が
前記T1より長い所定時間T2(実施例では30秒)継続したときは、自動標準運転が開
始する。この状態が図3のS3の状態であり、自動標準モードの表示部16のLEDが点
灯状態であり、蒸気排出ファン9が始動して高速回転の運転状態となる。
この自動標準運転の継続中、制御部12は電源コンセント10の電力が所定ワット値(
実施例では200W)以上か否かの判定を行っており、所定ワット値(実施例では200
W)未満の状態が所定時間T1(実施例では10秒)継続したときは、後述の自動標準ア
フター運転(図3のS4の状態)に移行する。即ち、湯沸かし器11Bは、沸き上げ中は
消費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上であるが、沸き上げが終了して保温
状態となれば消費電力が所定ワット値(実施例では200W)未満となる。このとき炊飯
器11Aが炊き上げ中であれば、消費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上で
あるため、制御部12は電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では200W
)以上と判定して、蒸気排出ファン9の高速運転状態を継続して、発生する蒸気を積極的
に排出する。炊飯器11Aの炊き上げ終了よりも湯沸かし器11Bの沸き上げの終了(沸
騰して保温状態に切り替わること)が遅い場合も同様である。
湯沸かし器11Bの沸き上げが終了し、且つ炊飯器11Aの炊き上げも終了したことに
より、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では200W)未満の状態とな
るため、これが電流検知器24で検出されて制御部12に入力され、制御部12による判
定によって、所定ワット値(実施例では200W)未満の状態が所定時間T1(実施例で
は10秒)継続したときは、自動標準アフター運転(図3のS4の状態)に移行する。こ
の自動標準アフター運転は、上記の自動標準運転によって生じた蒸気及び残余の蒸気によ
って結露が生じるのを防止するために行うものであり、制御部12のタイマ部がアフター
運転時間T3(実施例では20分)に設定され、蒸気排出ファン9が低速回転の運転状態
に切り替わり、このアフター運転時間中蒸気排出ファン9が低速回転の運転状態を継続す
る。このアフター運転時間終了にて蒸気排出ファン9の運転を停止する。電源コンセント
10には電力が供給されたままであり、図3のS2の状態に戻る。
上記の制御において、制御部12は電力検出部として動作する電流検知器24の検出す
る電流(または電圧)によって、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では
200W)以上か否かの判定を行うが、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施
例では200W)以上ということは、蒸気発生を伴う器具11が蒸気発生量の多い状態で
あり、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では200W)未満ということ
は、蒸気発生を伴う器具11が蒸気発生量の少ない状態であるため、蒸気量が所定値以上
または所定値を超えているか否かの状態を、電流検知器24が検出する電流(または電圧
)に基づき制御部12が判定しているといってもよい。このため、電流検知器24は、蒸
気量検出部24であるということができ、蒸気量検出部24で検出する蒸気量が所定値以
上または所定値を超えているかの判定を制御部12が行っているということができる。
このような制御において、S1及びS2の状態ではインジケータ20のLEDは消灯状
態であるが、自動標準運転中である図3のS3の状態と自動標準アフター運転中である図
3のS4の状態では、蒸気排出ファン9が運転状態であるため、それをインジケータ20
のLEDの点灯によって報知している。そして、自動標準運転中である図3のS3の状態
では発生蒸気量が多くて危険であるため、これを報知するために、自動標準運転中である
図3のS3の状態と自動標準アフター運転中である図3のS4の状態では、インジケータ
20のLEDによる表示状態が異なるようにしている。その一つとして、蒸気量検出部2
4である電流検知器24にて検出した蒸気量が所定値以上または所定値を超えているとき
、即ち蒸気発生量が多い状態では、インジケータ20のLEDを第1発光状態(例えば連
続発光状態)とし、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量が所定値
未満または所定値以下のとき、即ち蒸気発生量が少ない状態では、インジケータ20のL
EDを第2発光状態(例えば1秒間隔での点滅状態か、更に長い時間間隔での緩やかな点
滅状態)とするように制御部12で制御する。
また他の方式として、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量に応
じて、インジケータ20のLEDの輝度を段階的に可変する(上記では蒸気発生量が多い
状態と少ない状態の2段階で可変するが、多段階での可変でもよい)方式とするか、更に
、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量に応じてインジケータ20
の発光色を変える(上記では蒸気発生量が多い状態と少ない状態の2段階で可変するが、
多段階での可変でもよい)ように、インジケータ20の複数のLEDのうち選択された発
光色のLEDで発光を行うように制御部12によって制御する方式とすることができる。
上記の場合は、電源コンセント10の差し込み口10Aへ炊飯器11Aの電源プラグを
差し込み、且つ差し込み口10Bへ湯沸かし器11Bの電源プラグを差し込んだ状態であ
るが、炊飯器11Aのみの使用のために、差し込み口10Aへ炊飯器11Aの電源プラグ
を差し込んだ状態、または湯沸かし器11Bのみの使用のために、差し込み口10Bへ湯
沸かし器11Bの電源プラグを差し込んだ状態においても、同様の制御が達成される。
次に、自動長時間モードを図4に基づき説明する。電源プラグ25Bをコンセント25
Aに差し込んだ状態、即ち図3のS1の状態において、電源コンセント10の差し込み口
10Aへ炊飯器11Aの電源プラグを差し込むか、差し込み口10Bへ湯沸かし器11B
の電源プラグを差し込み、またはその両方を差し込む。ここでは両方を差し込み、それら
のスタートスイッチがONされた状態で説明する。電源の入/切(ON/OFF)スイッ
チ部14を押す操作によって、そのスイッチがONしてその信号が制御部12へ入力され
、次に、動作モード選択スイッチ部15を押す操作によって、自動長時間モードの表示部
17のLEDが点灯する状態を選択する。この状態が図4のS2の状態(スタンバイ状態
)である。蒸気排出ファン9は停止(OFF)している。この状態で、制御部12は電流
検知器24の検出する電流(または電圧)に基づき算出した電源コンセント10の電力が
、所定ワット値(実施例では200W)以上か否かの判定を行う。また、インジケータ2
0のLEDは消灯状態である。
この所定ワット値(実施例では200W)の判定は、電源コンセント10に接続された
蒸気発生を伴う器具11が蒸気発生量の多い状態か否か、即ち、炊飯器11Aの場合は消
費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上の炊き上げ中か、炊き上げが終了して
消費電力が所定ワット値(実施例では200W)未満の蒸らし中または保温中かの判定で
あり、また、電源コンセント10に接続された蒸気発生を伴う器具11が湯沸かし器11
Bの場合は、消費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上の沸き上げ中か、沸き
上げが終了して消費電力が所定ワット値(実施例では200W)未満の保温中かの判定で
ある。
上記の判定によって、所定ワット値(実施例では200W)未満の状態が所定時間T1
(実施例では10秒)継続したときは、後述の自動長時間アフター運転(図4のS4の状
態)に移行するが、この判定によって、所定ワット値(実施例では200W)以上の状態
が前記T1より長い所定時間T2(実施例では30秒)継続したときは、自動長時間運転
が開始する。この状態が図4のS3の状態であり、自動長時間モードの表示部17のLE
Dが点灯状態であり、蒸気排出ファン9が始動して高速回転の運転状態となる。
この自動長時間運転の継続中、制御部12は電源コンセント10の電力が所定ワット値
(実施例では200W)以上か否かの判定を行っており、所定ワット値(実施例では20
0W)未満の状態が所定時間T1(実施例では10秒)継続したときは、後述の自動長時
間アフター運転(図4のS4の状態)に移行する。即ち、湯沸かし器11Bは、沸き上げ
中は消費電力が所定ワット値(実施例では200W)以上であるが、沸き上げが終了して
保温状態となれば消費電力が所定ワット値(実施例では200W)未満となる。このとき
炊飯器11Aが炊き上げ中であれば、消費電力が所定ワット値(実施例では200W)以
上であるため、制御部12は電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では20
0W)以上と判定して、蒸気排出ファン9の高速運転状態を継続して、発生する蒸気を積
極的に排出する。炊飯器11Aの炊き上げ終了よりも湯沸かし器11Bの沸き上げの終了
(沸騰して保温状態に切り替わること)が遅い場合も同様である。
湯沸かし器11Bの沸き上げが終了し、且つ炊飯器11Aの炊き上げも終了したことに
より、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では200W)未満の状態とな
るため、これが電流検知器24で検出されて制御部12に入力され、制御部12による判
定によって、所定ワット値(実施例では200W)未満の状態が所定時間T1(実施例で
は10秒)継続したときは、自動長時間アフター運転(図4のS4の状態)に移行する。
この自動長時間アフター運転は、上記の自動長時間運転によって生じた蒸気及び残余の蒸
気によって結露が生じるのを十分に防止するために行うものであり、制御部12のタイマ
部がアフター運転時間T4(実施例ではT3よりも十分長い2時間)に設定され、蒸気排
出ファン9が低速回転の運転状態に切り替わり、このアフター運転時間中蒸気排出ファン
9が低速回転の運転状態を継続する。このアフター運転時間終了にて蒸気排出ファン9の
運転を停止する。電源コンセント10には電力が供給されたままであり、図4のS2の状
態に戻る。
上記の制御において、制御部12は電力検出部として動作する電流検知器24の検出す
る電流(または電圧)によって、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では
200W)以上か否かの判定を行うが、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施
例では200W)以上ということは、蒸気発生を伴う器具11が蒸気発生量の多い状態で
あり、電源コンセント10の電力が所定ワット値(実施例では200W)未満ということ
は、蒸気発生を伴う器具11が蒸気発生量の少ない状態であるため、蒸気量が所定値以上
または所定値を超えているか否かの状態を、電流検知器24が検出する電流(または電圧
)に基づき制御部12が判定しているといってもよい。このため、電流検知器24は、蒸
気量検出部24であるということができ、蒸気量検出部24で検出する蒸気量が所定値以
上または所定値を超えているかの判定を制御部12が行っているということができる。
このような制御において、S1及びS2の状態ではインジケータ20のLEDは消灯状
態であるが、自動長時間運転中である図4のS3の状態と、自動長時間アフター運転中で
ある図4のS4の状態では、蒸気排出ファン9が運転状態であるため、それをインジケー
タ20のLEDの点灯によって報知している。そして、自動長時間運転中である図4のS
3の状態では発生蒸気量が多くて危険であるため、これを報知するために、自動長時間運
転中である図4のS3の状態と自動長時間アフター運転中である図4のS4の状態では、
インジケータ20のLEDによる表示状態が異なるようにしている。その一つとして、蒸
気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量が所定値以上または所定値を超
えているとき、即ち蒸気発生量が多い状態では、インジケータ20のLEDを第1発光状
態(例えば連続発光状態)とし、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸
気量が所定値未満または所定値以下のとき、即ち蒸気発生量が少ない状態では、はインジ
ケータ20のLEDを第2発光状態(例えば1秒間隔での点滅状態か、更に長い時間間隔
での緩やかな点滅状態)とするように制御部12で制御する。
また他の方式として、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量に応
じて、インジケータ20のLEDの輝度を段階的に可変する(上記では蒸気発生量が多い
状態と少ない状態の2段階で可変するが、多段階での可変でもよい)方式とするか、更に
、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量に応じてインジケータ20
の発光色を変える(上記では蒸気発生量が多い状態と少ない状態の2段階で可変するが、
多段階での可変でもよい)ように、インジケータ20の複数のLEDのうち選択された発
光色のLEDで発光を行うように制御部12によって制御する方式とすることができる。
上記の場合は、電源コンセント10の差し込み口10Aへ炊飯器11Aの電源プラグを
差し込み、且つ差し込み口10Bへ湯沸かし器11Bの電源プラグを差し込んだ状態であ
るが、炊飯器11Aのみの使用のために、差し込み口10Aへ炊飯器11Aの電源プラグ
を差し込んだ状態、または湯沸かし器11Bのみの使用のために、差し込み口10Bへ湯
沸かし器11Bの電源プラグを差し込んだ状態においても、同様の制御が達成される。
次に、手動モードを図5に基づき説明する。電源プラグ25Bをコンセント25Aに差
し込んだ状態、即ち図3のS1の状態において、電源コンセント10の差し込み口10A
へ炊飯器11Aの電源プラグを差し込むか、差し込み口10Bへ湯沸かし器11Bの電源
プラグを差し込み、またはその両方を差し込む。ここでは両方を差し込み、それらのスタ
ートスイッチがONされた状態で説明する。電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部1
4を押す操作によって、そのスイッチがONしてその信号が制御部12へ入力され、次に
動作モード選択スイッチ部15を押す操作によって、手動モードの表示部18のLEDが
点灯する状態を選択する。この状態によって、制御部12のタイマ部が所定時間(実施例
では3時間)に設定され、この時間中、電源コンセント10に接続された炊飯器11Aや
湯沸かし器11B等の蒸気発生を伴う器具11から発生する蒸気を排出するために、蒸気
排出ファン9を運転すると共に、この運転状態を表示するために、インジケータ20の複
数のLEDが所定の発光状態となる。この状態が図5の状態である。そして、このタイマ
部に設定された所定時間T5(実施例では3時間)終了にて、蒸気排出ファン9の運転を
停止し、図3のS1の状態に戻り待機する。
次に、優先動作モードを図6に基づき説明する。電源コンセント10の差し込み口10
Aへ炊飯器11Aの電源プラグが差し込まれ、差し込み口10Bへ湯沸かし器11Bの電
源プラグが差し込まれ、それらのスタートスイッチがONされた状態において、何らかの
原因により、 電源コンセント10を流れる電流が増大し、ブレーカ22を流れる電流が
所定値オーバー状態となってブレーカ22が遮断動作すれば、炊飯器11Aでの炊き上げ
途中に炊き上がらずに所謂ブチ飯となることが懸念される。これを避けるために優先動作
モードを備えている。
この優先動作モードの起動は、電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部14の操作や
、動作モード選択スイッチ部15の操作には依存せず、動作モードが、自動標準モード、
自動長時間モード、手動モードのいずれにあっても優先動作モードで動作するものである
。このため、自動標準モード、自動長時間モードまたは手動モードのいずれでもよいが、
図6には上記のように動作モード選択スイッチ部15を押す操作によって、手動モードの
表示部18のLEDが点灯する状態を選択した、所謂手動モードの選択状態において優先
動作モードで動作する場合を説明する。
図6に示すように、手動モードの選択状態は非優先状態と称することとし、図6のS1
0に示すこの非優先状態において、蒸気排出ファン9が運転し、この運転状態を表示する
ためにインジケータ20の複数のLEDが所定の第1発光状態(例えば連続発光状態)と
なる。この非優先状態は、電源コンセント10の電力、即ち電源コンセント10に接続さ
れた炊飯器11Aと湯沸かし器11Bの総合電力が所定の上限値(ブレーカ22が遮断動
作するための最低電流値に相当する単位がワットの電力であり、実施例では1480W)
未満または以下である場合であり、インジケータ20の表示の一つとして、インジケータ
20のLEDを第1発光状態(例えば連続発光状態)とする。そして、電源コンセント1
0の電力、即ち電源コンセント10に接続された炊飯器11Aと湯沸かし器11Bの総合
電力が所定の上限値(実施例では1480W)以上または超えたとき、図6のS20に示
すように優先状態へ移行する制御を行う。
即ち、非優先状態において、電流検知器24にて検出した電流(または電圧)に基づき
算出した電力が電源コンセント10の電力であり、この電力が所定の上限値(実施例では
1480W)以上の状態を所定時間T6(この時間はブレーカ22が遮断するまでの動作
時間よりも若干短い時間であり、実施例では10秒に設定)継続したことが制御部12に
よって判定されたとき、優先状態へ移行する動作を行う。この優先状態になると、優先動
作モードの表示部19のLEDが点灯すると共に、制御部12によってリレー23のコイ
ル23Aの通電が切れてその接点23BがOFFし(開く)、差し込み口10Bの電力ラ
インをOFFし(開く)て、湯沸かし器11Bへの電力供給を遮断する。これによって、
ブレーカ22を流れる電流が低下して遮断することが避けられ、電源コンセント10に接
続された炊飯器11Aの電力供給が遮断することがない。また優先状態では、蒸気排出フ
ァン9は運転を継続しており、インジケータ20の複数のLEDが所定の第2発光状態(
例えば1秒間隔での点滅状態か、更に長い時間間隔での緩やかな点滅状態)となる。
この優先状態において、動作モード選択スイッチ部15を所定時間T7(実施例では1
秒間)押し続ける操作によって優先状態が解除され、図6のS10に示す非優先状態へ移
行すると共に優先動作モードの表示部19のLEDが消灯し、優先動作モードの解除とな
る。制御部12は、この優先動作モード(優先状態)の解除から所定時間T8(実施例で
は5秒間)中に、電力が前記所定の上限値(実施例では1480W)以上の状態が所定時
間T9(実施例では2秒間)継続した場合は、自動的に優先状態に移行するように制御す
る。
上記のように、非優先状態から優先状態への切り替え、及び優先状態から非優先状態へ
の切り替え制御は、自動標準モード(非優先状態)及び自動長時間モード(非優先状態)
においても同様である。なお、動作の安定化のために、優先動作モードでの運転中は、動
作モード選択スイッチ部15を押す操作によって、各モードの選択はできない。また、優
先動作モードでの運転中は、電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部14の操作は行え
るが、電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部14の操作によって優先動作モードの解
除はできない。
上記では、蒸気量検出部24である電流検知器24にて検出した蒸気量が、所定値以上
または所定値を超えているか否かで制御しているが、電流検知器24に替えて排気通路8
を通る蒸気に接触して電気抵抗が変わる蒸気検出素子や、排気通路8を通る蒸気の温度を
検出する温度検出素子とすることもできる。その場合、優先動作モードでの運転制御はで
きない。
上記実施例では、蒸気発生を伴う器具11として炊飯器11Aと湯沸かし器11Bを示
したが、これに限定されず他の器具であってもよく、そのときは、電源コンセント10も
その器具に適した差し込み口と電力容量をもつものを採用すればよい。
本発明は、上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態の蒸気排出装置に適用で
きるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係る蒸気排出装置の正面図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の制御回路図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の自動(標準)モードの動作経路図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の自動(長時間)モードの動作経路図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の手動モードの動作経路図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の優先動作モードの動作経路図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・蒸気排出装置
2・・・・・蒸気排出装置の機体
3・・・・・収納部(収納室)
4・・・・・化粧パネル
5・・・・・壁(図では天井壁面)
6・・・・・蒸気吸い込み口
7・・・・・蒸気排出口
8・・・・・排気通路
9・・・・・蒸気排出ファン
10・・・・電源コンセント
10A・・・炊飯器用の差し込み口
10B・・・湯沸かし器用の差し込み口
11A・・・炊飯器
11B・・・湯沸かし器
12・・・・制御部
13・・・・操作パネル
14・・・・電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部
15・・・・動作モード選択スイッチ部
16・・・・自動標準モードの表示部
17・・・・自動長時間モードの表示部
18・・・・手動モードの表示部
19・・・・優先動作モードの表示部
20・・・・インジケータ
21・・・・家屋用電源
22・・・・ブレーカ
23・・・・リレー
23A・・・リレーコイル
23B・・・リレー接点
24・・・・蒸気量検出部(電流検知器、電力検出部)
24A・・・1次側コイル
24B・・・2次側コイル
25A・・・コンセント
25B・・・電源プラグ

Claims (6)

  1. 炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、前記蒸気発生
    を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い込んで蒸気
    排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う器具から発生
    する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示するLEDを
    備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検出した蒸気の量に応じて前記蒸気排
    出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気量検出部にて検出した蒸気量が所定
    値以上または所定値を超えているときは前記インジケータのLEDを第1発光状態とし、
    前記蒸気量検出部にて検出した蒸気量が所定値未満または所定値以下のときは前記インジ
    ケータのLEDを第2発光状態とするよう制御部で制御することを特徴とする蒸気排出装
    置。
  2. 前記第1発光状態では前記LEDを連続発光状態とし、前記第2発光状態では前記LE
    Dを点滅状態とすることを特徴とする請求項1に記載の蒸気排出装置。
  3. 炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、前記蒸気発生
    を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い込んで蒸気
    排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う器具から発生
    する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示するLEDを
    備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検出した蒸気の量に応じて前記蒸気排
    出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気量検出部にて検出した蒸気量に応じ
    て制御部によって前記インジケータのLEDの輝度を段階的に可変することを特徴とする
    蒸気排出装置。
  4. 炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具が収納設置される収納部と、前記蒸気発生
    を伴う器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い込んで蒸気
    排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記蒸気発生を伴う器具から発生
    する蒸気量を検出する蒸気量検出部と、前記蒸気排出ファンの運転中を表示する発光色の
    異なる複数のLEDを備えたインジケータと、前記蒸気量検出部によって検出した蒸気の
    量に応じて前記蒸気排出ファンの回転数を制御する制御部を設け、前記蒸気量検出部にて
    検出した蒸気量に応じて前記インジケータの発光色を変えるよう制御部によって前記複数
    のLEDのうち選択された発光色のLEDで発光を行うことを特徴とする蒸気排出装置。
  5. 前記蒸気量検出部が前記蒸気発生を伴う器具の電力を検出する電力検出部であり、この
    電力検出部にて検出した電力量を以って前記蒸気の量として制御することを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の蒸気排出装置。
  6. 前記蒸気発生を伴う器具として炊飯器と湯沸かし器が前記蒸気排出装置に設けた電源コ
    ンセントに接続された状態で、前記電力検出部の検出に基づく電力が家屋に設置したブレ
    ーカが遮断動作するときの電力以上またはそれを超えるとき、前記炊飯器の電力供給ライ
    ンは残して前記湯沸かし器の電力供給ラインを遮断するように制御動作されることを特徴
    とする請求項5に記載の蒸気排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP7564130B2 (ja) 2019-06-20 2024-10-08 ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー コーヒー豆を焙煎するためのシステム

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