JP2009077933A - 蒸気排出装置 - Google Patents

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JP2009077933A JP2007249568A JP2007249568A JP2009077933A JP 2009077933 A JP2009077933 A JP 2009077933A JP 2007249568 A JP2007249568 A JP 2007249568A JP 2007249568 A JP2007249568 A JP 2007249568A JP 2009077933 A JP2009077933 A JP 2009077933A
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JP2007249568A
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Mitsuaki Tabuchi
光章 田渕
Makoto Yamamoto
山本  誠
Hideki Yamazawa
秀樹 山澤
Shiki Kitahata
史基 北畠
Masaru Nakao
中尾  賢
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tega Sanyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】蒸気排出装置では、炊飯器、湯沸かし器のように使用電力が異なる二種類の蒸気
発生器具を収納部の左右に収納し、収納部に設けた電源コンセントに差し込み使用される
が、電源コンセントは、炊飯器用コンセントと湯沸かし器用コンセントとして指定されて
いるのが一般的であり、使用者はそれを記憶するか使用前に確認する必要がある。本発明
は左右いずれのコンセントに炊飯器と湯沸かし器を接続して同時通電させた場合、炊飯器
での炊き上げ途中に家庭のブレーカが遮断状態になることを避けるものである。
【解決手段】第1第2いずれのコンセントに炊飯器と湯沸かし器が接続されているかを検
出し、炊飯器と湯沸かし器が同時使用された場合、炊飯器での炊き上げ途中に家庭のブレ
ーカが遮断する電流状態となったことを速やかに検出して、湯沸かし器の電源を遮断し、
炊飯器の通電は継続することにより、炊き上げ不良が生じないように制御する技術である

【選択図】図2

Description

本発明は、収納部へ炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具を収納して使用するよ
うに構成した蒸気排出装置に関する。
収納部へ蒸気発生を伴う調理器具を収納して使用するように構成した収納庫において、
収納部内の左側に炊飯器、右側に電気保温ポットが設置されて通電使用されるものがあり
、収納部内の天井面の左側と右側には、それぞれ上方へ窪んだ凹状空間があり、この左側
の凹状空間には正方形環状の蒸気吸込口が形成され、右側の凹状空間には長方形環状の蒸
気吸込口が形成され、これら蒸気吸込口の上方にはそれぞれ吸込み口8a、8bを形成し
た三角形状のダクトが配置され、このダクトの前端部に単一の遠心式送風機が配置され、
送風機の運転によって各蒸気吸込口から吸い込んだ蒸気が、各吸込み口8a、8bからダ
クトへ吸い込まれ、前面の蒸気排気口から排出されるものがある。(特許文献1参照)。
特開2007−195764号公報
この種の蒸気排出装置では、炊飯器、湯沸かし器等のように、使用電力が異なる二種類
の蒸気発生器具を収納部の左右に収納し、収納部に設けたそれぞれの電源コンセントに差
し込んで使用されるが、この電源コンセントは、炊飯器用コンセントと、湯沸かし器用コ
ンセントとして指定されているのが一般的である。このため、使用者は、それを記憶する
か、使用前に確認する必要があり面倒である。
本発明はこのような点に鑑み、左右いずれの位置にも炊飯器と湯沸かし器を収納可能と
し、且ついずれのコンセントに炊飯器と湯沸かし器を接続してもよいようにするために、
いずれのコンセントに炊飯器と湯沸かし器が接続されているかを検出するようにする。そ
して、炊飯器と湯沸かし器が同時使用された場合、炊飯器での炊き上げ途中に家庭のブレ
ーカが遮断する状態になったときは、炊き上げ不良となるが、本発明は、ブレーカが遮断
する電流状態となったことを速やかに検出して、湯沸かし器の電源を遮断して、炊飯器の
通電は継続することにより、炊き上げ不良が生じないように制御する技術を提供するもの
である。
第1発明の蒸気排出装置は、使用電力が異なる二種類の蒸気発生器具が収納設置される
収納部と、前記二種類の蒸気発生器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い
込み口から吸い込んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記収
納部に設けられた第1電源コンセントと、前記収納部に設けられた第2電源コンセントと
、前記第1電源コンセントを流れる電流を検出する第1電流検出部と、前記第2電源コン
セントを流れる電流を検出する第2電流検出部と、前記第1電源コンセントの電力ライン
を遮断する第1電流遮断器と、前記第2電源コンセントの電力ラインを遮断する第2電流
遮断器と、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検知に基づき動作する制御部と
を備え、前記二種類の蒸気発生器具の両方が前記第1及び第2電源コンセントのいずれか
にそれぞれ接続された状態で、前記制御部は、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出
部の検出に基づき第1及び第2電源コンセントのいずれに前記二種類の一方の蒸気発生器
具が接続されいずれに前記二種類の他方の蒸気発生器具が接続されているかを判別すると
共に、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づく電力が家屋に設置した
ブレーカが遮断動作するときの電流以上またはそれを超えるとき、前記一方の蒸気発生器
具の電力供給ラインは残して前記他方の蒸気発生器具の電力供給ラインを遮断するように
、前記第1電流遮断器と前記第2電流遮断器のいずれか一方を作動させることを特徴とす
る。
第2発明の蒸気排出装置は、湯沸かし器及び炊飯器が収納設置される収納部と、前記湯
沸かし器及び炊飯器から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い込
んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記収納部に設けられた
第1電源コンセントと、前記収納部に設けられた第2電源コンセントと、前記第1電源コ
ンセントを流れる電流を検出する第1電流検出部と、前記第2電源コンセントを流れる電
流を検出する第2電流検出部と、前記第1電源コンセントの電力ラインを遮断する第1電
流遮断器と、前記第2電源コンセントの電力ラインを遮断する第2電流遮断器と、前記第
1電流検出部及び前記第2電流検出部の検知に基づき動作する制御部とを備え、前記炊飯
器と湯沸かし器の両方が前記第1及び第2電源コンセントのいずれかにそれぞれ接続され
た状態で、前記制御部は、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づき第
1及び第2電源コンセントのいずれに湯沸かし器が接続されいずれに炊飯器が接続されて
いるかを判別すると共に、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づく電
力が家屋に設置したブレーカが遮断動作するときの電流以上またはそれを超えるとき、前
記炊飯器の電力供給ラインは残して前記湯沸かし器の電力供給ラインを遮断するように、
前記第1電流遮断器と前記第2電流遮断器のいずれか一方を作動させることを特徴とする
第1発明は、左右いずれの位置にも使用電力が異なる二種類の蒸気発生器具を収納可能
とし、且つ第1及び第2電源コンセントのいずれに二種類の一方の蒸気発生器具が接続さ
れいずれに二種類の他方の蒸気発生器具が接続されているかを判別し、ブレーカが遮断す
る電流状態となったことを速やかに検出して、一方の蒸気発生器具の電力供給ラインは残
して他方の蒸気発生器具の電力供給ラインを遮断するようにするため、通電途中で電力供
給を断ったら困る器具の救済ができるものとなり、蒸気排出装置の使用性が向上すると共
に、安全稼動ができるものとなる。
第2発明は、左右いずれの位置にも炊飯器と湯沸かし器を収納可能とし、且ついずれの
コンセントに炊飯器と湯沸かし器を接続してもよいようにするために、いずれのコンセン
トに炊飯器と湯沸かし器が接続されているかを検出するようにする。そして、炊飯器と湯
沸かし器が同時使用された場合、炊飯器での炊き上げ途中に家庭のブレーカが遮断する状
態になったときは、炊き上げ不良となるが、本発明は、ブレーカが遮断する電流状態とな
ったことを速やかに検出して、湯沸かし器の電源を遮断して、炊飯器の通電は継続するこ
とにより、炊き上げ不良が生じないように制御できる。このため、蒸気排出装置の使用性
が向上すると共に、安全稼動ができるものとなる。
本発明の蒸気排出装置は、使用電力が異なる二種類の蒸気発生器具が収納設置される収
納部と、前記二種類の蒸気発生器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込
み口から吸い込んで蒸気排出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記収納
部に設けられた第1電源コンセントと、前記収納部に設けられた第2電源コンセントと、
前記第1電源コンセントを流れる電流を検出する第1電流検出部と、前記第2電源コンセ
ントを流れる電流を検出する第2電流検出部と、前記第1電源コンセントの電力ラインを
遮断する第1電流遮断器と、前記第2電源コンセントの電力ラインを遮断する第2電流遮
断器と、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検知に基づき動作する制御部とを
備え、前記二種類の蒸気発生器具の両方が前記第1及び第2電源コンセントのいずれかに
それぞれ接続された状態で、前記制御部は、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部
の検出に基づき第1及び第2電源コンセントのいずれに前記二種類の一方の蒸気発生器具
が接続されいずれに前記二種類の他方の蒸気発生器具が接続されているかを判別すると共
に、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づく電力が家屋に設置したブ
レーカが遮断動作するときの電流以上またはそれを超えるとき、前記一方の蒸気発生器具
の電力供給ラインは残して前記他方の蒸気発生器具の電力供給ラインを遮断するように、
前記第1電流遮断器と前記第2電流遮断器のいずれか一方を作動させるものであり、本発
明の実施例を以下に記載する。
本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る蒸気排出装置の正面斜視図、
図2は本発明に係る蒸気排出装置の制御回路図である。
これらの図において、1は本発明の蒸気排出装置を示しており、蒸気排出装置1の機体
2は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生器具が左右に収納設置される前面開口の収納部(
収納室)3を備え、収納部(収納室)3の上部に位置するように、機体2の上部に蒸気排
出ユニットJUが取り付けられている。蒸気排出ユニットJUは、収納部(収納室)3の
天井部を形成するように機体2に取り付けらており、その前面に化粧パネル4が設けられ
ている。蒸気排出ユニットJUは、上面等の外壁を形成する外殻板51と収納部(収納室
)3の天井面を形成する天井板5との間に、各種ダクト及び蒸気排出ファン9を備えた蒸
気排出通路8を形成し、収納部(収納室)3内の蒸気を収納部(収納室)3の天井面に形
成した蒸気吸い込み口6から吸い込み、この蒸気排出通路8を通して化粧パネル4に形成
した蒸気排出口7から収納部(収納室)3外へ排出する構成である。また収納部(収納室
)3内の壁(図では背壁面)には、炊飯器や湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具11の電
源用として電源コンセント10が取り付けられている。実施例では、使用電力が異なる二
種類の蒸気発生器具として、湯沸かし器11Aと湯沸かし器11Aに比して使用電力が大
きい炊飯器11Bを示しており、そのため、電源コンセント10は、左右に第1電源コン
セント(差し込み口)10Aと、第2電源コンセント(差し込み口)10Bを有する二口
用の電源コンセント10を採用している。
化粧パネル4内にはマイクロコンピュータ式の制御部12が収納され、化粧パネル4の
前面には操作パネル13があり、操作パネル13には、蒸気排出装置1の電源の入/切(
ON/OFF)スイッチ部14と、動作モード選択スイッチ部15と、自動標準モードの
表示部16と、自動長時間モードの表示部17と、手動モードの表示部18と、優先動作
モードの表示部19と、これらの下方に動作状態を表示する横長のインジケータ20が設
けられている。各表示部16、17、18、19はそれぞれ1個のLEDの点灯で表示さ
れる構成であり、インジケータ20は、複数のLEDが直線状に横一列に配置された構成
である。これらのスイッチ部14、15、及び各表示部16、17、18、19、及びイ
ンジケータ20は、それぞれ制御部12に電気的に接続され、蒸気排出ファン9も制御部
12に電気的に接続されている。
図2において、21は電力会社から家屋へ供給される家屋用電源であり、22は家屋に
設けられたブレーカである。23Aは第1電源コンセント10Aに接続された蒸気発生器
具11Aの通電回路に接続された第1電流遮断器(リレー)であり、制御部12によって
通電が制御される。23Bは第2電源コンセント10Bに接続された蒸気発生器具11B
の通電回路に接続された第2電流遮断器(リレー)であり、制御部12によって通電が制
御される。24Aは第1電源コンセント10Aに接続された蒸気発生器具11Aの電流を
検出する第1電流検知器、24Bは第2電源コンセント10Bに接続された蒸気発生器具
11Bの電流を検出する第2電流検知器である。この電流検知器24Aは、蒸気発生を伴
う器具11Aの電流が1次側コイル24A1を流れ、この電流によって2次側コイル24
A2に生じる電流または電圧が制御部12に入力されて、制御部12が動作する。電流検
知器24Bは、蒸気発生を伴う器具11Bの電流が1次側コイル24B1を流れ、この電
流によって2次側コイル24B2に生じる電流または電圧が制御部12に入力されて、制
御部12が動作する。蒸気排出装置1への電源供給は、電源プラグ25Bをコンセント2
5Aに差し込むことにより得られる。
このような構成において、電源プラグ25Bを家屋内のコンセント25Aに差し込んだ
状態で、蒸気排出装置1に電源が供給された状態となり、電源コンセント10へ電力が供
給された状態である。この状態で、電源コンセント10の第1差し込み口10Aへ湯沸か
し器11Aの電源プラグを差し込み、第2差し込み口10Bへ炊飯器11Bの電源プラグ
を差し込み、それらに備えられたスタートスイッチがONされた状態において、電源の入
/切(ON/OFF)スイッチ部14を押す操作によってそのスイッチがONし、その信
号が制御部12へ入力され、自動標準モードの表示部16のLEDが点灯する。
この状態で湯沸かし器11Aと炊飯器11Bへ通電され、湯沸かし器11Aの沸き上げ
終了及び炊飯器11Bの炊き上げ終了までは、湯沸かし器11Aと炊飯器11Bへは大き
な電流が流れる状態であり、これをそれぞれの電流検知器24A、24Bが検知し、制御
部12の動作によって電動機が始動し蒸気排出ファン9が高速運転状態となる。湯沸かし
器11Aの沸き上げ終了及び炊飯器11Bの炊き上げ終了まで、制御部12の動作によっ
てこの状態が継続し、発生する多くの蒸気を良好に排出する。
そして、湯沸かし器11Aの沸き上げ終了にて保温状態になり、電源コンセント10A
の電力が低下し、電流検知器24Aの1次側コイル24A1を流れる電流が減少するため
、この電流によって2次側コイル24A2に生じる電流または電圧が減少し、これが制御
部12に入力される。また、炊飯器11Bの炊き上げ終了にて保温状態になり、電源コン
セント10Bの電力が低下し、電流検知器24Bの1次側コイル24B1を流れる電流が
減少するため、この電流によって2次側コイル24B2に生じる電流または電圧が減少し
、これが制御部12に入力される。このように、湯沸かし器11Aが沸き上げ終了にて保
温状態になり、且つ炊飯器11Bが炊き上げ終了にて保温状態になると、制御部12によ
って電動機による蒸気排出ファン9の回転を低速回転状態に切り替えられる。制御部12
によってこの低速回転状態を所定時間継続した後、電動機の運転を停止して蒸気排出ファ
ン9の運転を停止する。なお、動作モードは動作モード選択スイッチ部15の操作によっ
て設定された動作モードを選択して、動作させることができる。
収納部(収納室)3内の左側に湯沸かし器11Aを収納して電源コンセント10の差し
込み口10Aへ湯沸かし器11Aの電源プラグが差し込み、収納部(収納室)3内の右側
に炊飯器11Bを収納して差し込み口10Bへ炊飯器11Bの電源プラグが差し込み、そ
れらのスタートスイッチをONし、電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部14をON
操作することにより、湯沸かし器11Aと炊飯器11Bが通電状態にあるとき、何らかの
原因により、電源コンセント10を流れる電流が増大し、ブレーカ22を流れる電流が所
定値オーバー状態となってブレーカ22が遮断動作すれば、炊飯器11Bでの炊き上げ途
中に中断し、炊き上がらずに所謂ブチ飯となることが懸念される。
制御部12は、電流検知器24A、24Bの検知に基づき、電源コンセント10A、1
0Bのいずれに大きな電力消費の蒸気発生器具11が接続されているかを判別手段(判別
回路)12Aによって判別する。このため、電源コンセント10Aに湯沸かし器11Aが
接続され、電源コンセント10Bに湯沸かし器11Aよりも電力消費の大きい炊飯器11
Bが接続されている状態において、同時に湯沸かし器11Aの沸き上げと炊飯器11Bの
炊き上げが開始されたとき、電流検知器24A、24Bの検知に基づき、判別手段(判別
回路)12Aによって電源コンセント10Bに炊飯器11Bが接続されていることが判別
されている。
この状態において、電源コンセント10の電力、即ち電源コンセント10に接続された
湯沸かし器11Aと炊飯器11Bとの総合電力が所定の上限値(ブレーカ22が遮断動作
するための最低電流値に相当する単位がワットの電力であり、実施例では1480W)未
満または以下である場合であり、インジケータ20の表示の一つとして、インジケータ2
0のLEDを第1発光状態(例えば連続発光状態)とする。電流検知器24A、24Bに
て検出した電流(または電圧)に基づき算出した電力が電源コンセント10の電力であり
、この電力が所定の上限値(実施例では1480W)以上の状態を所定時間T6(この時
間はブレーカ22が遮断するまでの動作時間よりも若干短い時間であり、実施例では10
秒に設定)継続したことが制御部12によって判定されたとき、表示部19のLEDが点
灯すると共に、制御部12によって第1電流遮断器(リレー)23Aのコイル23A1の
通電が切れてその接点23A2がOFFし(開く)、差し込み口10Aの電力ラインをO
FFし(開く)て、湯沸かし器11Aへの電力供給を遮断する。これによって、ブレーカ
22を流れる電流が低下して遮断することが避けられ、電源コンセント10Bに接続され
た炊飯器11Bの電力供給が遮断することなく継続する。この状態では、蒸気排出ファン
9は運転を継続しており、インジケータ20の複数のLEDが所定の第2発光状態(例え
ば1秒間隔での点滅状態か、更に長い時間間隔での緩やかな点滅状態)となる。
次に、収納部(収納室)3内の右側に湯沸かし器11Aを収納して、電源コンセント1
0Bに湯沸かし器11Aが接続され、収納部(収納室)3内の左側に炊飯器11Bを収納
して、電源コンセント10Aに湯沸かし器11Aよりも電力消費の大きい炊飯器11Bが
接続されている場合において、同時に湯沸かし器11Aの沸き上げと炊飯器11Bの炊き
上げが開始されたとき、電流検知器24A、24Bの検知に基づき、判別手段(判別回路
)12Aによって電源コンセント10Bに炊飯器11Bが接続されていることが判別され
ている。このため、上記同様に、電流検知器24A、24Bにて検出した電流(または電
圧)に基づき算出した電力が、所定の上限値(実施例では1480W)以上の状態を所定
時間T6(この時間はブレーカ22が遮断するまでの動作時間よりも若干短い時間であり
、実施例では10秒に設定)継続したことが制御部12によって判定されたとき、表示部
19のLEDが点灯すると共に、制御部12によって第2電流遮断器(リレー)23Bの
コイル23B1の通電が切れてその接点23B2がOFFし(開く)、差し込み口10B
の電力ラインをOFFし(開く)て、湯沸かし器11Aへの電力供給を遮断する。これに
よって、ブレーカ22を流れる電流が低下して遮断することが避けられ、電源コンセント
10Aに接続された炊飯器11Bの電力供給が遮断することなく継続する。この状態では
、蒸気排出ファン9は運転を継続しており、インジケータ20の複数のLEDが所定の第
2発光状態(例えば1秒間隔での点滅状態か、更に長い時間間隔での緩やかな点滅状態)
となる。
このように、収納部(収納室)3内の左右いずれの位置にも炊飯器11Bと湯沸かし器
11Aを収納可能とし、且ついずれのコンセント10A、10Bに炊飯器11Bと湯沸か
し器11Aを接続してもよいようにするために、いずれのコンセント10A、10Bに炊
飯器11Bと湯沸かし器11Aが接続されているかを判別手段(判別回路)12Aによっ
て判別している。そしてこの判別に基づき、炊飯器11Bと湯沸かし器11Aが同時使用
された場合、炊飯器11Bでの炊き上げ途中に家庭のブレーカ22が遮断したときは、炊
き上げ不良となるが、本発明では、ブレーカ22が遮断する電流状態となったことを速や
かに検出して、湯沸かし器11Aの電源を遮断して、炊飯器11Bの通電は継続すること
により、炊き上げ不良が生じないように制御することができる。
本発明は、上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態の蒸気排出装置に適用で
きるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係る蒸気排出装置の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の制御回路図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・蒸気排出装置
2・・・・・蒸気排出装置の機体
3・・・・・収納部(収納室)
4・・・・・化粧パネル
5・・・・・壁(図では天井壁面)
6・・・・・蒸気吸い込み口
7・・・・・蒸気排出口
8・・・・・排気通路
9・・・・・蒸気排出ファン
10・・・・電源コンセント
10A・・・第1電源コンセント(差し込み口)
10B・・・第2電源コンセント(差し込み口)
11A・・・湯沸かし器
11B・・・炊飯器
12・・・・制御部
12A・・・判別手段(判別回路)
13・・・・操作パネル
14・・・・電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部
15・・・・動作モード選択スイッチ部
16・・・・自動標準モードの表示部
17・・・・自動長時間モードの表示部
18・・・・手動モードの表示部
19・・・・優先動作モードの表示部
20・・・・インジケータ
21・・・・家屋用電源
22・・・・ブレーカ
23A・・・第1電流遮断器(リレー)
23B・・・第2電流遮断器(リレー)
24A・・・第1電流検知器
24B・・・第2電流検知器
25A・・・コンセント
25B・・・電源プラグ

Claims (2)

  1. 使用電力が異なる二種類の蒸気発生器具が収納設置される収納部と、前記二種類の蒸気
    発生器具から発生する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い込んで蒸気排
    出口から前記収納部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記収納部に設けられた第1電源コ
    ンセントと、前記収納部に設けられた第2電源コンセントと、前記第1電源コンセントを
    流れる電流を検出する第1電流検出部と、前記第2電源コンセントを流れる電流を検出す
    る第2電流検出部と、前記第1電源コンセントの電力ラインを遮断する第1電流遮断器と
    、前記第2電源コンセントの電力ラインを遮断する第2電流遮断器と、前記第1電流検出
    部及び前記第2電流検出部の検知に基づき動作する制御部とを備え、前記二種類の蒸気発
    生器具の両方が前記第1及び第2電源コンセントのいずれかにそれぞれ接続された状態で
    、前記制御部は、前記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づき第1及び第
    2電源コンセントのいずれに前記二種類の一方の蒸気発生器具が接続されいずれに前記二
    種類の他方の蒸気発生器具が接続されているかを判別すると共に、前記第1電流検出部及
    び前記第2電流検出部の検出に基づく電力が家屋に設置したブレーカが遮断動作するとき
    の電流以上またはそれを超えるとき、前記一方の蒸気発生器具の電力供給ラインは残して
    前記他方の蒸気発生器具の電力供給ラインを遮断するように、前記第1電流遮断器と前記
    第2電流遮断器のいずれか一方を作動させることを特徴とする蒸気排出装置。
  2. 湯沸かし器及び炊飯器が収納設置される収納部と、前記湯沸かし器及び炊飯器から発生
    する蒸気を前記収納部に開口した蒸気吸い込み口から吸い込んで蒸気排出口から前記収納
    部外へ排出する蒸気排出ファンと、前記収納部に設けられた第1電源コンセントと、前記
    収納部に設けられた第2電源コンセントと、前記第1電源コンセントを流れる電流を検出
    する第1電流検出部と、前記第2電源コンセントを流れる電流を検出する第2電流検出部
    と、前記第1電源コンセントの電力ラインを遮断する第1電流遮断器と、前記第2電源コ
    ンセントの電力ラインを遮断する第2電流遮断器と、前記第1電流検出部及び前記第2電
    流検出部の検知に基づき動作する制御部とを備え、前記炊飯器と湯沸かし器の両方が前記
    第1及び第2電源コンセントのいずれかにそれぞれ接続された状態で、前記制御部は、前
    記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づき第1及び第2電源コンセントの
    いずれに湯沸かし器が接続されいずれに炊飯器が接続されているかを判別すると共に、前
    記第1電流検出部及び前記第2電流検出部の検出に基づく電力が家屋に設置したブレーカ
    が遮断動作するときの電流以上またはそれを超えるとき、前記炊飯器の電力供給ラインは
    残して前記湯沸かし器の電力供給ラインを遮断するように、前記第1電流遮断器と前記第
    2電流遮断器のいずれか一方を作動させることを特徴とする蒸気排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107960832A (zh) * 2016-10-19 2018-04-27 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪设备及其控制方法和控制装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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