JP2009027777A - 永久磁石型ブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラシレスモータのロータとステータとの共振を抑制すること。
【解決手段】ロータ27にスキューが施されている。永久磁石30の磁極32の数をP、ステータのスロットの数をSとしたときに、ロータ27とステータとの相対的なスキュー角度θが下記式(1)で表されるθ1を用いて、下記式(2)で表される角度範囲内に設定されている。θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕…(1)。θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)。ただし、LCM(P,S)は磁極32の数Pおよびスロットの数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。
【選択図】図4
【解決手段】ロータ27にスキューが施されている。永久磁石30の磁極32の数をP、ステータのスロットの数をSとしたときに、ロータ27とステータとの相対的なスキュー角度θが下記式(1)で表されるθ1を用いて、下記式(2)で表される角度範囲内に設定されている。θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕…(1)。θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)。ただし、LCM(P,S)は磁極32の数Pおよびスロットの数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。
【選択図】図4
Description
本発明は、永久磁石型ブラシレスモータに関する。
通常、永久磁石型ブラシレスモータは、永久磁石が円筒状に配置されたロータ(例えば、特許文献1参照)を備えている。
特開2003−32927号公報
ブラシレスモータにおいて、駆動時の振動および騒音の更なる低減が要請されている。特に、電動パワーステアリング装置に備えられ、車両の車室内に配置されるブラシレスモータにおいて、振動および騒音の更なる低減が求められている。本発明は、この課題を解決することを目的とする。
本願発明者は、ロータとステータが同じ周波数で振動する共振現象が、ブラシレスモータの振動および騒音の大きな要因となることに着目して鋭意研究を行い、スキューを施すことにより、ロータとステータの共振を抑制することが可能であるとの知見を得て、本発明を想到するに至った。すなわち、本発明は、互いに対向するステータ(28;28B)およびロータ(27;27A;27B)を備え、上記ステータは、周方向(R2)にスロット(37)を挟んで等間隔に配置された複数のティース(36;36B)を有するステータコア(33;33B)と、各ティースに巻回されたコイル(34;34B)とを含み、上記ロータは、当該ロータの周方向(R1)に交互に異なる磁極(32;32B)を有する永久磁石(30;30A;30B)を配列してなり、上記ロータおよびステータの少なくとも一方にスキューが施されており、磁極の数をP、スロットの数をSとしたときに、ロータとステータとの相対的なスキュー角度θが下記式(1)で表されるθ1を用いて、下記式(2)で表される角度範囲内に設定されていることを特徴とする永久磁石型ブラシレスモータ(20)である(請求項1)。
θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕…(1)
θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)
ただし、LCM(P,S)は磁極の数Pおよびスロットの数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。
本発明によれば、ロータおよびステータのそれぞれに生じる振動のうち共振を引き起こす成分の最小次数で360を割った値が、θ1となる。スキュー角θを実質的にθ1とする結果、ロータとステータの共振を確実に抑制することができ、永久磁石型ブラシレスモータとしての振動および騒音を確実に低減することができる。また、スキューを施していることにより、ロータのコギングトルクを確実に抑制することができ、その結果、永久磁石型ブラシレスモータとしての振動および騒音をより一層低減できる。
θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)
ただし、LCM(P,S)は磁極の数Pおよびスロットの数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。
本発明によれば、ロータおよびステータのそれぞれに生じる振動のうち共振を引き起こす成分の最小次数で360を割った値が、θ1となる。スキュー角θを実質的にθ1とする結果、ロータとステータの共振を確実に抑制することができ、永久磁石型ブラシレスモータとしての振動および騒音を確実に低減することができる。また、スキューを施していることにより、ロータのコギングトルクを確実に抑制することができ、その結果、永久磁石型ブラシレスモータとしての振動および騒音をより一層低減できる。
また、本発明において、上記角度公差aは1°である場合がある(請求項2)。この場合、十分に大きな角度公差を確保した状態でスキューを施すことができ、スキューを施すときの手間を少なくできる。しかも、十分に大きな角度公差を確保しつつ、十分な振動および騒音の低減効果を発揮することができる。
なお、上記において、括弧内の数字は、後述する実施の形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
なお、上記において、括弧内の数字は、後述する実施の形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる永久磁石型ブラシレスモータを備える電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結されている中間軸5と、この中間軸5に自在継手6を介して連結されているピニオン軸7と、ピニオン軸7の先端部に設けられたピニオン8に噛み合うラック9を形成し且つ車両の左右方向に延びるラック軸10とを有している。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる永久磁石型ブラシレスモータを備える電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結されている中間軸5と、この中間軸5に自在継手6を介して連結されているピニオン軸7と、ピニオン軸7の先端部に設けられたピニオン8に噛み合うラック9を形成し且つ車両の左右方向に延びるラック軸10とを有している。
ラック軸10の両端部にはそれぞれタイロッド11が連結されており、各タイロッド11は、対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する車輪12に連結されている。操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転は中間軸5等を介してピニオン8に伝達され、ピニオン8およびラック9によって、車両の左右方向に沿うラック軸10の直線運動に変換される。これにより車輪12の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連なる入力軸としての第1の操舵軸13と、自在継手4に連なる出力軸としての第2の操舵軸14とを有している。これら第1および第2の操舵軸13,14は、トーションバー15を介して互いに同軸的に連結されている。
トーションバー15の近傍には、トーションバー15のねじれに起因する第1の操舵軸13と第2の操舵軸14との相対回転変位量を検出するトルクセンサ16が設けられている。このトルクセンサ16の検出信号は、制御部17に与えられる。制御部17は、トルクセンサ16からの検出信号に基づいて操舵部材2に加えられた操舵トルクを算出する。そして、算出した操舵トルクや車速センサ18からの車速検出信号等に基づいて、ドライバ19を介して、操舵補助用の永久磁石型ブラシレスモータ20の駆動を制御する。これにより、永久磁石型ブラシレスモータ20(以下、単にモータ20ともいう。)が駆動し、その出力回転が、歯車装置としての減速機21で減速された後第2の操舵軸14へ伝達される。第2の操舵軸14に伝えられた動力は、さらに中間軸5等を介して、上記ラック軸10、タイロッド11およびナックルアーム等を含む舵取り機構22に伝えられ、運転者の操舵が補助される。
トーションバー15の近傍には、トーションバー15のねじれに起因する第1の操舵軸13と第2の操舵軸14との相対回転変位量を検出するトルクセンサ16が設けられている。このトルクセンサ16の検出信号は、制御部17に与えられる。制御部17は、トルクセンサ16からの検出信号に基づいて操舵部材2に加えられた操舵トルクを算出する。そして、算出した操舵トルクや車速センサ18からの車速検出信号等に基づいて、ドライバ19を介して、操舵補助用の永久磁石型ブラシレスモータ20の駆動を制御する。これにより、永久磁石型ブラシレスモータ20(以下、単にモータ20ともいう。)が駆動し、その出力回転が、歯車装置としての減速機21で減速された後第2の操舵軸14へ伝達される。第2の操舵軸14に伝えられた動力は、さらに中間軸5等を介して、上記ラック軸10、タイロッド11およびナックルアーム等を含む舵取り機構22に伝えられ、運転者の操舵が補助される。
モータ20および減速機21は、例えば、ステアリングコラム(図示せず)に保持された状態で、車両の車室内に配置されている。減速機21は、モータ20により駆動される駆動ギヤ23および従動ギヤ24と、これらのギヤ23,24を収容するハウジング25とを含んでいる。
駆動ギヤ23は、モータ20の出力軸26に連なる小歯車としてのウォーム軸であり、従動ギヤ24は、駆動ギヤ23に噛み合い、且つ第2の操舵軸14に連なる大歯車としてのウォームホイールである。駆動ギヤ23および従動ギヤ24によってウォーム減速機構が形成されている。
駆動ギヤ23は、モータ20の出力軸26に連なる小歯車としてのウォーム軸であり、従動ギヤ24は、駆動ギヤ23に噛み合い、且つ第2の操舵軸14に連なる大歯車としてのウォームホイールである。駆動ギヤ23および従動ギヤ24によってウォーム減速機構が形成されている。
図2は、モータ20の概略構成を示す一部断面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図2および図3を参照して、モータ20は、例えば、3相ブラシレスモータであって、後述する永久磁石30の磁極32の数P=8且つスロット37の数S=12の、8極12スロットのブラシレスモータである。
モータ20は、出力軸26に同行回転可能に連結された環状のロータ27と、ロータ27の周囲を取り囲むことによりロータ27と対向する環状のステータ28と、ロータ27およびステータ28を収容する筒状のフレーム29と、を備えている。
モータ20は、出力軸26に同行回転可能に連結された環状のロータ27と、ロータ27の周囲を取り囲むことによりロータ27と対向する環状のステータ28と、ロータ27およびステータ28を収容する筒状のフレーム29と、を備えている。
ロータ27は、ロータ27の周方向R1に交互に異なる磁極32を有する永久磁石30を配列してなる。永久磁石30の内周面は、環状のロータコア31の外周面に固定されている。ロータコア31には、モータ20の出力軸26が同行回転可能に連結されている。
永久磁石30は、複数の円弧状の磁石を環状に並べたセグメント磁石であってもよいし、環状のリング磁石であってもよい。この永久磁石30は、ロータ27の周方向R1に等間隔に配置された複数の磁極32を含んでいる。本実施の形態において、磁極32の数Pは例えば8である(P=8)。各磁極32は、周方向R1に関して、N極とS極とが交互に配置されている。
永久磁石30は、複数の円弧状の磁石を環状に並べたセグメント磁石であってもよいし、環状のリング磁石であってもよい。この永久磁石30は、ロータ27の周方向R1に等間隔に配置された複数の磁極32を含んでいる。本実施の形態において、磁極32の数Pは例えば8である(P=8)。各磁極32は、周方向R1に関して、N極とS極とが交互に配置されている。
ステータ28は、環状のステータコア33と、このステータコア33に保持された複数のコイル34とを含んでいる。
ステータコア33は、例えば、軟磁性粉末を用いて形成されている。なお、積層鋼板を用いてステータコア33を形成してもよい。ステータコア33は、ロータ27の軸方向S1と平行な方向に伸びており、環状のヨーク35と、このヨーク35の内周からヨーク35の径方向内方に向けて突出する複数のティース36とを含む。複数のティース36は、ステータ28の周方向R2にスロット37を挟んで等間隔に配置されている。本実施の形態において、ティース36の数は例えば12とされており、スロット37の数Sは12とされている(S=12)。
ステータコア33は、例えば、軟磁性粉末を用いて形成されている。なお、積層鋼板を用いてステータコア33を形成してもよい。ステータコア33は、ロータ27の軸方向S1と平行な方向に伸びており、環状のヨーク35と、このヨーク35の内周からヨーク35の径方向内方に向けて突出する複数のティース36とを含む。複数のティース36は、ステータ28の周方向R2にスロット37を挟んで等間隔に配置されている。本実施の形態において、ティース36の数は例えば12とされており、スロット37の数Sは12とされている(S=12)。
各ティース36の外周にコイル34が集中巻きによって巻回されている。これにより、各スロット37に対応するコイル34がそれぞれ配置されている。各コイル34は、駆動回路に接続されている。U相のコイル34、V相のコイル34およびW相のコイル34がそれぞれ4つ設けられている。U相、V相、W相のそれぞれのコイル34は、ステータ28の周方向R2の一方に沿って順に配列されている。
フレーム29は、例えば鉄を含む材料によって形成されており、筒状部38と、筒状部38の一対の端部にそれぞれ配置された一対の端壁39,40とを含む。ステータコア33のヨーク35の外周面は、例えば圧入嵌合や、焼き嵌めや、接着剤を用いた接着等によって、筒状部38の内周面に固定されている。
一方の端壁39には、軸受保持凹部41が形成されており、この軸受保持凹部41に保持された軸受42を介して出力軸26の一端が回転自在に支持されている。他方の端壁40には、出力軸26が挿通された挿通孔43が形成されている。この挿通孔43は、軸受44を保持する軸受保持部45を含んでおり、軸受保持部45に保持された軸受44を介して出力軸26の中間部が回転自在に支持されている。
一方の端壁39には、軸受保持凹部41が形成されており、この軸受保持凹部41に保持された軸受42を介して出力軸26の一端が回転自在に支持されている。他方の端壁40には、出力軸26が挿通された挿通孔43が形成されている。この挿通孔43は、軸受44を保持する軸受保持部45を含んでおり、軸受保持部45に保持された軸受44を介して出力軸26の中間部が回転自在に支持されている。
図4は、ロータ27の側面図である。図2および図4を参照して、本実施の形態の特徴とするところは、ロータ27およびステータ28が共振を起こすことを抑制するためのスキューが施されている点にある。
具体的は、ロータ27およびステータ28の少なくとも一方にスキューが施されている。本実施の形態において、ロータ27にスキューが施されている。本実施の形態において、ステータ28は、スキューが施されることなく、ロータ27の軸方向S1とは平行に真っ直ぐに延びている。ロータ27とステータ28との相対的なスキュー角度θは、ロータ27の磁極32と磁極32の境界部をロータ27の径方向に沿ってみたときの、ロータ27の軸方向S1に対する傾斜角度となる。
具体的は、ロータ27およびステータ28の少なくとも一方にスキューが施されている。本実施の形態において、ロータ27にスキューが施されている。本実施の形態において、ステータ28は、スキューが施されることなく、ロータ27の軸方向S1とは平行に真っ直ぐに延びている。ロータ27とステータ28との相対的なスキュー角度θは、ロータ27の磁極32と磁極32の境界部をロータ27の径方向に沿ってみたときの、ロータ27の軸方向S1に対する傾斜角度となる。
スキュー角度θは、下記式(1)で表されるθ1を用いて、下記式(2)で表される角度範囲内に設定されている。
θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕…(1)
θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)
ただし、LCM(P,S)は磁極32の数Pおよびスロット37の数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。
θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕…(1)
θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)
ただし、LCM(P,S)は磁極32の数Pおよびスロット37の数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。
上記角度公差aは、例えば、1°に設定されている。スキューに関連する寸法公差を十分に確保しつつ、共振および騒音の抑制効果を十分に発揮できる範囲の角度公差として、1°が好ましい。
本実施の形態において、LCM(P,S)=LCM(8,12)=24となる。また、P/S=8/12であることから、P1/S1=2/3となり、S1=3となる。したがって、本実施の形態において、θ1=360/(24×3/3)=360/24=15°となる。したがって、スキュー角度θは、上記式(2)より、15°−1°≦θ≦15°+1°、すなわち、14°≦θ≦16°の角度範囲内に設定される。
本実施の形態において、LCM(P,S)=LCM(8,12)=24となる。また、P/S=8/12であることから、P1/S1=2/3となり、S1=3となる。したがって、本実施の形態において、θ1=360/(24×3/3)=360/24=15°となる。したがって、スキュー角度θは、上記式(2)より、15°−1°≦θ≦15°+1°、すなわち、14°≦θ≦16°の角度範囲内に設定される。
図5は、ステータ28に生じる力について説明するための要部の模式的な断面図である。図5を参照して、図5では、一例として、U相の電流が最大のときのロータ27とステータ28との位置関係を示している。このとき、U相のティース361はS極として機能するようになっている。ロータ27の周方向R1に関して、U相のティース361の先端面には、ロータ27のN極とS極とがそれぞれ半分対向している。したがって、ロータ27からU相のティース361が受ける力は、N極から受ける吸引力F1/2とS極から受ける反発力F1/2となり、合成した力としてはゼロとなる。
一方、V相のティース362は、N極として機能するようになっている。このとき、V相のティース362の先端面には、ロータ27のS極のみが対向している。したがって、ロータ27からV相のティース362が受ける力は、S極から受ける吸引力F2となり、V相のティース362は、ロータ27の径方向の内側に引き寄せられる。
また、W相のティース363は、N極として機能するようになっている。このとき、W相のティース363の先端面には、ロータ27のN極のみが対向している。したがって、ロータ27からW相のティース363が受ける力は、N極から受ける反発力F3となり、W相のティース363は、ロータ27の径方向の外側に押される。
また、W相のティース363は、N極として機能するようになっている。このとき、W相のティース363の先端面には、ロータ27のN極のみが対向している。したがって、ロータ27からW相のティース363が受ける力は、N極から受ける反発力F3となり、W相のティース363は、ロータ27の径方向の外側に押される。
以上より、ステータ28は、周方向R1に沿って波打つような変形力を受ける。このときのヨーク35の外周面の変形の状態を、図の破線で誇張して示している。
このようなステータ28の変形は、ロータ27が電気角の1周期分だけ回転すると2回発生する。さらに、U相、V相、W相がそれぞれ4つ設けられていることから、ステータコア33の変形の振動の基本次成分は、4×2=8次成分となる。また、この振動は基本次成分以外に3,5,7,…2n+1次成分(nは整数)といった奇数次成分を有しているため、ステータコア33の変形の振動は、8×3=24次、8×5=40次、8×7=56次、8×(2n+1)次の成分も含んでいることとなる。
このようなステータ28の変形は、ロータ27が電気角の1周期分だけ回転すると2回発生する。さらに、U相、V相、W相がそれぞれ4つ設けられていることから、ステータコア33の変形の振動の基本次成分は、4×2=8次成分となる。また、この振動は基本次成分以外に3,5,7,…2n+1次成分(nは整数)といった奇数次成分を有しているため、ステータコア33の変形の振動は、8×3=24次、8×5=40次、8×7=56次、8×(2n+1)次の成分も含んでいることとなる。
一方、ロータ27には、トルクリップルに起因する振動が生じる。このトルクリップルによる振動の基本次成分は、一般的に6次成分である。その結果、ロータ27の振動は、6×1=6次、6×2=12次、6×3=18次、6×4=24次、6×8=48次、6×12=72次…の成分を含んでいることとなる。
以上より、ステータ28およびロータ27のそれぞれに生じた振動のうち共振を引き起こす成分の一番低い次数は24次となる。360をこの24で割った15(15°)が、上記θ1の値、すなわち、スキュー角度θの基準となる値となる。このスキュー角度θをつけるようにスキューを設けることで、ロータ27とステータ28の共振を抑制することができる。
以上より、ステータ28およびロータ27のそれぞれに生じた振動のうち共振を引き起こす成分の一番低い次数は24次となる。360をこの24で割った15(15°)が、上記θ1の値、すなわち、スキュー角度θの基準となる値となる。このスキュー角度θをつけるようにスキューを設けることで、ロータ27とステータ28の共振を抑制することができる。
特に、ステータコア33およびロータ27のそれぞれに生じた振動のうち、共振を引き起こす最小次の成分は、共振のエネルギが最も大きいので、この成分を抑制することによる共振および振動の低減効果は高い。
また、このときの、トルクリップルによる振動の基本次成分は、一般的に6次成分であり、また、ロータ27の永久磁石30が4極対の永久磁石であることから、ロータ27のコギングトルクによる振動は、6×4=24次が基本次成分となる。その結果、ロータ27およびステータ28の共振を抑制しつつ、ロータ27のコギングトルクを抑制するためのスキュー角度θは、360/(6×4)=360/24=15°すなわち、上記のθ1となる。このθ1と実質的に合致する角度範囲内にスキュー角度θを設定していることにより、共振およびコギングトルクの双方を抑制することができる。
また、このときの、トルクリップルによる振動の基本次成分は、一般的に6次成分であり、また、ロータ27の永久磁石30が4極対の永久磁石であることから、ロータ27のコギングトルクによる振動は、6×4=24次が基本次成分となる。その結果、ロータ27およびステータ28の共振を抑制しつつ、ロータ27のコギングトルクを抑制するためのスキュー角度θは、360/(6×4)=360/24=15°すなわち、上記のθ1となる。このθ1と実質的に合致する角度範囲内にスキュー角度θを設定していることにより、共振およびコギングトルクの双方を抑制することができる。
以上の次第で、本実施の形態によれば、ロータ27およびステータ28のそれぞれに生じる振動のうち共振を引き起こす成分の最小次数(本実施の形態において、24)で360を割った値が、θ1となる。
スキュー角度θを実質的にθ1とする結果、ロータ27とステータ28の共振を確実に抑制することができ、モータ20としての振動および騒音を確実に低減することができる。また、スキューを施していることにより、ロータ27のコギングトルクを確実に抑制することができ、その結果、モータ20としての振動および騒音をより一層低減できる。
スキュー角度θを実質的にθ1とする結果、ロータ27とステータ28の共振を確実に抑制することができ、モータ20としての振動および騒音を確実に低減することができる。また、スキューを施していることにより、ロータ27のコギングトルクを確実に抑制することができ、その結果、モータ20としての振動および騒音をより一層低減できる。
特に、電動パワーステアリング装置1に備えられ、車両の車室内に配置されるモータとして、振動および騒音の少ないモータ20が好適である。
また、角度公差aを1°とすることにより、十分に大きな角度公差を確保した状態でスキューを施すことができ、スキューを施すときの手間を少なくできる。しかも、十分に大きな角度公差を確保しつつ、十分な振動および騒音の低減効果を発揮することができる。
また、角度公差aを1°とすることにより、十分に大きな角度公差を確保した状態でスキューを施すことができ、スキューを施すときの手間を少なくできる。しかも、十分に大きな角度公差を確保しつつ、十分な振動および騒音の低減効果を発揮することができる。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、永久磁石30の磁極32の数Pおよびスロット37の数Sは、それぞれ、上記実施の形態で例示したもの以外の値であってもよい。
例えば、永久磁石30の磁極32の数P=10およびスロット37の数S=12としてもよい。この場合、P/Sを既約分数化したP1/S1=5/6となる。スキュー角度θの基準となる値θ1は、θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕=360/(60×3/6)=12となる。
例えば、永久磁石30の磁極32の数P=10およびスロット37の数S=12としてもよい。この場合、P/Sを既約分数化したP1/S1=5/6となる。スキュー角度θの基準となる値θ1は、θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕=360/(60×3/6)=12となる。
ここで、θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)より、スキュー角度θは、12−1≦θ≦12+1、すなわち、11°≦θ≦13°となる。
また、永久磁石30の磁極32の数P=8およびスロット37の数S=9としてもよい。この場合、P/Sを既約分数化したP1/S1=8/9となる。スキュー角度θの基準となる値θ1は、θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕=360/(72×3/9)=15となる。
また、永久磁石30の磁極32の数P=8およびスロット37の数S=9としてもよい。この場合、P/Sを既約分数化したP1/S1=8/9となる。スキュー角度θの基準となる値θ1は、θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕=360/(72×3/9)=15となる。
ここで、θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)より、スキュー角度θは、15−1≦θ≦15+1、すなわち、14°≦θ≦16°となる。
また、図6に示すロータ27Aを用いてもよい。なお、以下では図1〜図5に示す実施の形態と異なる点について主に説明し、同様の構成については同様の符号を付してその説明を省略する。
また、図6に示すロータ27Aを用いてもよい。なお、以下では図1〜図5に示す実施の形態と異なる点について主に説明し、同様の構成については同様の符号を付してその説明を省略する。
ロータ27Aの永久磁石30Aは、ロータ27Aの軸方向S1に2段積みにされている。1段目の永久磁石30Aと2段目の永久磁石30Aとは、ロータ27Aの周方向R1にスキュー角度θだけずらされており、いわゆる段積みスキューが施されている。
また、図7に示すように、ステータ28Bにスキューを施してもよい。ステータコア33Bは、ロータ27Bの軸方向S1に対してスキュー角度θをなして傾斜している。なお、ステータコア33Bのうち、ティース36B全体またはティース36Bの先端(図示せず)のみをスキューさせてもよい。各ティース36Bにコイル34Bが巻回されている。
また、図7に示すように、ステータ28Bにスキューを施してもよい。ステータコア33Bは、ロータ27Bの軸方向S1に対してスキュー角度θをなして傾斜している。なお、ステータコア33Bのうち、ティース36B全体またはティース36Bの先端(図示せず)のみをスキューさせてもよい。各ティース36Bにコイル34Bが巻回されている。
ロータ27Bにはスキューが施されておらず、永久磁石30Bの磁極32Bは、ロータ27Bの軸方向S1とは平行に延びている。この場合、ロータ27Bとステータ28Bとの相対的なスキュー角度θは、ティース36Bのうちのスキューが施されている部分をステータ28の径方向に沿ってみたときの、ロータ27の軸方向S1に対する傾斜角度となる。
なお、各上記実施の形態においては、インナーロータ式モータに適用した例について説明したが、本発明はアウターロータ式モータにも適用可能である。
その他、本発明は、電動パワーステアリング装置以外の他の装置に備えられる永久磁石型ブラシレスモータに適用することができる。
その他、本発明は、電動パワーステアリング装置以外の他の装置に備えられる永久磁石型ブラシレスモータに適用することができる。
20…永久磁石型ブラシレスモータ、27,27A,27B…ロータ、28,28B…ステータ、30,30A,30B…永久磁石、32,32B…磁極、33,33B…ステータコア、34,34B…コイル、36,36B…ティース、37…スロット、a…角度公差、P…磁極の数、R1,R2…周方向、S…スロットの数、θ…スキュー角度。
Claims (2)
- 互いに対向するステータおよびロータを備え、上記ステータは、周方向にスロットを挟んで等間隔に配置された複数のティースを有するステータコアと、各ティースに巻回されたコイルとを含み、
上記ロータは、当該ロータの周方向に交互に異なる磁極を有する永久磁石を配列してなり、
上記ロータおよびステータの少なくとも一方にスキューが施されており、
磁極の数をP、スロットの数をSとしたときに、ロータとステータとの相対的なスキュー角度θが下記式(1)で表されるθ1を用いて、下記式(2)で表される角度範囲内に設定されていることを特徴とする永久磁石型ブラシレスモータ。
θ1=360/〔LCM(P,S)×3/S1〕…(1)
θ1−a≦θ≦θ1+a…(2)
ただし、LCM(P,S)は磁極の数Pおよびスロットの数Sの最小公倍数であり、S1は、P/Sを既約分数化したP1/S1の分母であり、aは角度公差である。 - 請求項1において、上記角度公差aは1°である永久磁石型ブラシレスモータ。
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