JP2009027470A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信品質を低下させることなく、回路規模を低減する。
【解決手段】 受信装置伝送信号を復調して所定ビット数の復調出力を出力する復調手段15と、前記伝送信号の信頼度を算出し信頼度情報を出力する信頼度算出手段16と、前記信頼度情報に基づいて前記復調出力のビット数を低減させると共に、ビット数が低減された復調出力と前記信頼度情報とを多重して出力する変換処理手段17と、前記変換処理手段の出力をデ・インターリーブ処理するデ・インターリーブ手段18とを具備したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターリーブが施されたデジタル放送信号を受信するものに好適な受信装置に関する。
近年、デジタル方式で送受信を行なうデジタル放送が開始されている。日本のデジタル放送では、ISDB−T方式が採用されている。ISDB−T方式においては、MPEG(Moving Picture Expert Group)2規格で規定されたTS(トランスポートストリーム)に、誤り訂正符号化、インターリーブ符号化、デジタル変調等の信号処理が施され、更に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調されて出力される。
また、地上デジタル放送は、比較的長い時間のインターリーブを採用している。インターリーブによってノイズを分散し誤り訂正を容易にすることで、フェージングによる振幅変動による受信不良な状態が発生しても、復号可能な状態にしやすくなっている。
ところが、画素数が多い地上デジタル放送に用いるインターリーブ用のメモリは大きな容量が必要である。そこで、特許文献1においては、このインターリーブ用のメモリを低減するための技術が開示されている。特許文献1の提案では、インターリーブ用のメモリ容量を低減するために、デ・インターリーブ処理の前にプレデマッピングによって情報を圧縮してビット削減を行うようになっている。
しかしながら、プレデマッピング処理を行うためには変調方式を特定する必要がある。デ・インターリーブ処理後には、伝送データから変調方式を把握することはできる。しかし、日本の伝送方式のように複数階層がインタリーブで拡散する場合においてデ・インターリーブ処理前に変調方式を特定させるためには、変調方式を判定するための回路を別途用意する必要がある。
また、一般的に、誤り訂正処理においては、伝送データの信頼性情報を利用する。一般的な誤り訂正符号は時間的な相関関係を有する。情報の信頼度を利用して、信頼度の低い誤り訂正符号による訂正処理の重みを低くすることで、誤り訂正精度を向上させることができる。
ところが、特許文献1の技術では、伝達関数等から算出された信頼性情報と軟判定情報とを組み合わせて、プレデマッピングによるビット削減を実施している。このため、インターリーブ後において信頼性情報と軟判定情報とを分離することができず、結果的に、誤り訂正処理において、信頼性情報を利用することができない。
特開2005−286504号公報
本発明は、誤り訂正精度を低下させることなく、回路規模を削減することができる受信装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の受信装置は、伝送信号を復調して所定ビット数の復調出力を出力する復調手段と、前記伝送信号の信頼度を算出し信頼度情報を出力する信頼度算出手段と、前記信頼度情報に基づいて前記復調出力のビット数を低減させると共に、ビット数が低減された復調出力と前記信頼度情報とを多重して出力する変換処理手段と、前記変換処理手段の出力をデ・インターリーブ処理するデ・インターリーブ手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、誤り訂正精度を低下させることなく、回路規模を削減することができるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る受信装置を示すブロック図である。
図1において、受信装置10のチューナ11には、伝送信号が入力される。伝送信号は、OFDM信号を直交変調して得られたものである。チューナ11は入力された伝送信号から所定の帯域の信号を選局してA/D変換器12に出力する。A/D変換器12は入力された信号をデジタル信号に変換して直交検波回路13に出力する。直交検波回路13は、入力されたデジタル信号に対して直交検波処理を施して、ベースバンドのOFDM信号を得る。
直交検波回路13からのベースバンドのOFDM信号はFFT回路14に供給される。FFT回路14は、ベースバンドのOFDM信号からガードインターバルを除去した後、FFT(高速フーリエ変換)処理によって、時間領域のOFDM信号を周波数領域のOFDMシンボルに変換する。このOFDMシンボルは復調回路15に供給される。
OFDM信号は、送信側において、誤り訂正符号化、インターリーブ符号化、デジタル変調等の信号処理が施されている。復調回路15は、入力されたOFDMシンボルに復調処理を施して、変調処理前のデータを復元する。例えば、OFDMシンボルの各サブキャリアはPSK変調又はQAM変調等の変調方式によって変調されており、復調回路15はこれらの変調方式に対応した復調処理によって変調処理前のデータを復元する。
本実施の形態においては、復調回路15の出力は変換処理回路17を介してデ・インターリーブ回路18に与えられる。また、デ・インターリーブ回路18の出力は変換復号回路19を介して誤り訂正回路20に与えられる。デ・インターリーブ回路18はデ・インターリーブ処理によって、インターリーブ符号化前のデータを復元する。誤り訂正回路20は、誤り訂正符号を用いた誤り訂正処理によって、データの誤りを訂正して出力する。
本実施の形態においては、デ・インターリーブ回路18において必要なメモリ容量を低減するために、復調回路15の出力のビット数を変換処理回路17によって削減するようになっている。そして、デ・インターリーブ後の出力のビット数を変換復号回路19によって元のビット数に戻して誤り訂正回路20に供給するようになっている。
変換処理回路17には、信頼性判定回路16から信頼性の度合いを示す信頼度の情報が入力される。信頼性判定回路16は、信頼度情報を取得する公知の手段によって、伝送データの信頼性を求める。例えば、信頼性判定回路16は、FFT回路14の出力のS/Nによって信頼度情報を求めてもよく、また、パイロット信号の補間後のデータを信頼度情報として用いてもよい。また、信頼性判定回路16は、図1ではFFT回路14の出力から信頼度情報を求めているが、復調回路15の出力から信頼度情報を求めるようにしてもよい。
変換処理回路17は、信頼度情報に基づいて、復調回路15からの復調出力のビット数を削減する。即ち、変換処理回路17は、信頼度情報が低いほど、復調出力のビット数を低くするように、復調出力の変換処理を行う。
ISDB−T方式の伝送信号の場合には、復調回路15は、IQ平面上の格子状の各座標点に配置されたシンボルを特定するためのI,Q軸の信号(I信号,Q信号)を用いてデマッピングを行う。一般的には、I,Q信号は、各シンボル点を特定するために必要な最少のビット数よりも多くのビット数が割り当てられる。本実施の形態においては、I,Q信号の値を、最も近いシンボル点に強制的に割り当てる硬判定を採用せず、I,Q信号の値に応じてシンボル点を判定する軟判定を採用する。即ち、本実施の形態における復調出力は、I,Q信号である軟判定信号であり、I,Q信号によって得られるコンスタレーション上の最も近いシンボル点とそのシンボル点からの距離の情報を含む。この軟判定信号が変換処理回路17に供給される。
ところで、誤り訂正符号は、信号同士に相関性を有する。即ち、誤り訂正回路20は、シンボル点からの距離と前後の信号の相関関係によって、誤り訂正を行う。この場合において、S/Nが劣化している場合等、軟判定の結果の信頼度が低いときには、信頼度が低い軟判定信号程、重み付けを小さくすることで、誤り訂正精度を向上させることができる。即ち、誤り訂正回路20においては、信頼度情報に応じて、軟判定信号の重み付けを小さくして誤り訂正処理に信頼度が低い情報を用いないようにすることで、信頼度が低い軟判定信号の悪影響を小さくするようになっている。
誤り訂正処理では、相関関係を有する軟判定信号同士は、信頼度情報に応じて重み付けが付されて、他の軟判定信号への影響が制限される。即ち、信頼度を考慮した誤り訂正では、信頼性が低い程軟判定信号の量子化レベルを低くして情報量を欠落させて処理を行う。従って、誤り訂正処理の前に、信頼度に応じて情報量を小さくしても、誤り訂正能力に与える悪影響は殆ど生じないものと考えることができる。
そこで、本実施の形態においては、変換処理回路17はデ・インターリーブ処理前に、信頼情報に応じてビット数を低減させた変換軟判定信号に変換することで、デ・インターリーブ回路18において必要なメモリ容量を低減するようになっている。
図2及び図3は図1中の変換処理回路17による変換処理を説明するための説明図である。図2においてハッチングを施した丸印は、硬判定の値、即ち、シンボルを示している。白丸は2つのシンボル間の軟判定の値を示している。即ち、図2では一方のシンボル位置を基準“0”とし、他方のシンボル位置を“1”とした場合の2つのシンボル間の距離を示している。図2の最上段は白丸によって2つのシンボル間を8段階に分けており、シンボル点間を3ビットで表現する例を示している。図2では、説明の簡略化のために、信頼度に応じた3種類のビット数のデータに変換する例を示しているが、ビット数の種類及びビット数は適宜設定可能である。図2の最上段は信頼度が最も高い場合の変換軟判定信号を示し、信頼度が低下するほど削減するビット数が大きくなる変換軟判定信号を下段側に示している。
いま、変換処理回路17において、信頼度に応じて、図2の上中下段に示す3つのビット数の変換軟判定信号に変換するものとする。いま、変換処理回路17に入力された軟判定信号の信頼度が、信頼性判定回路16からの信頼度情報によって十分に高いことが示されるものとする。この場合には、変換処理回路17は、例えば、2シンボル間の距離を8段階の分解能で表す図2上段の白丸位置を表現可能な変換軟判定信号に変換する。
また、変換処理回路17に入力された軟判定信号の信頼度が、信頼性判定回路16からの信頼度情報によって中間の信頼度を示すものであるものとする。この場合には、変換処理回路17は、例えば、2シンボル間の距離を4段階の分解能で表す図2中段の白丸位置を表現可能な変換軟判定信号に変換する。即ち、この場合には、2つのシンボル間を2ビットで表現することができる。
更に、変換処理回路17に入力された軟判定信号の信頼度が、信頼性判定回路16からの信頼度情報によって最低の信頼度を示すものであるものとする。この場合には、変換処理回路17は、例えば、2シンボル間の距離をシンボル同士の中間の値とする図2下段の白丸位置を表現可能な変換軟判定信号に変換する。即ち、この場合には、2つのシンボル間を1ビット又は0ビットで表現することができる。
このように、変換処理回路17は、信頼度に応じて軟判定信号の量子化レベルを変化させる。即ち、変換処理回路17は、信頼度が高いほど量子化レベルを細かくし、信頼度が低いほど量子化レベルを粗くする。従って、変換処理回路17によって変換された変換軟判定信号は、信頼度が低いほど2つのシンボル間の中間値に近づく。
このように、本実施の形態においては、変換処理回路17は、信頼度が低い程、軟判定信号のビット数を削減した変換軟判定信号を生成する。これにより、後述するように、デ・インターリーブ回路18のデ・インターリーブ処理において用いるメモリ容量を低減可能にしている。
しかしながら、実際にハードウェアの実装を考慮した場合、信頼度が高い情報が連続すると、軟判定信号のビットを削減することができない。そこで、信頼度情報についても可変長符号に変換することで、ビット数の削減を可能にする。即ち、変換処理回路17は、信頼度が高い場合には信頼度情報を少ないビット数で表現し、信頼度が低い場合に信頼度情報を長いビット数で表現する。これにより、変換軟判定信号と信頼度情報との合計ビット数を一定に保つことを可能にしている。
図3は変換処理回路17によって信頼度情報に応じて変換される変換軟判定信号の例を示している。変換処理回路17は、変換した変換軟判定信号に信頼度の情報を付加してビット削減軟判定信号を得る。この場合には、変換処理回路17は、付加する信頼度情報として、信頼度が高いほど少ないビット数を割当て、信頼度が低くなるほど多いビット数を割当てる。
図3の例は図2の例とは異なり、信頼度に応じて7種類の変換軟判定信号に変換する例であり、復調回路15から12ビットの軟判定信号が入力され、信頼性判定回路16から4ビットの信頼度情報が入力された場合の例を示している。信頼度が高い3つの変換軟判定信号は、入力された軟判定信号と同様の12ビットで構成されており、信頼度に応じた2ビットの信頼度情報(00、01又は10)が付与されている。また、信頼度が低い4つの変換軟判定信号は、10ビットで構成されており、信頼度に応じた4ビットの信頼度情報(1100、1101、1110又は1111)が付与されている。このように、図3の例では、16ビット軟判定信号を14ビットのビット削減軟判定信号に変換した例を示している。
図3の例では、ビット削減軟判定信号を構成する変換軟判定信号と信頼度情報との和のビット数は、信頼度に拘わらず一定(14ビット)である。これにより、図3の例では、受信品質に拘わらず、信号量を一定にすることができ、メモリ割当てを容易にすることが可能である。
なお、ビット削減軟判定信号のビット数は、必ずしも一定にする必要はない。また、図3の割当てビット数は一例である。また、図3の例では、変換軟判定信号として2種類のビット数を採用したが、信頼度毎に段階的に変換軟判定信号のビット数を変更するようにしてもよい。
変換処理回路17からのビット削減軟判定信号は、デ・インターリーブ回路18に与えられる。デ・インターリーブ回路18は、図示しないメモリを有しており、各キャリア毎のビット削減軟判定信号を記憶すると共に、インターリーブ処理に応じたデ・インターリーブ処理によって、メモリに格納したビット削減軟判定信号を並べ替えて、元の配列順に戻す。
デ・インターリーブ処理回路18によって元の配列順に戻されたビット削減軟判定信号は、変換復号回路19に与えられる。変換復号回路19は、ビット削減軟判定信号を、付加されている信頼度情報に基づいて元の軟判定信号に戻す。変換処理回路17において、粗い量子化レベルの信号に変換されている場合には、量子化レベルに応じて元の情報の一部が失われる。例えば、元の軟判定信号がシンボル位置以外の位置を示す値(0<より大きく1より小さい任意の値)であっても、図2の下段の変換軟判定信号に変換されている場合には、復号によって元の軟判定信号に戻すと、軟判定の値は0.5のまま固定される。こうして、変換復号回路19は、ビット削減軟判定信号を元のビット数の軟判定信号に変換して誤り訂正回路20に出力する。
誤り訂正回路20は、入力された軟判定信号に対して誤り訂正処理を施す。即ち、誤り訂正回路20は、送信側において施された誤り訂正処理である内符号化処理及び外符号化処理に対する復号化処理を行う。なお、内符号化処理及び外符号化処理としては、畳み込み符号化処理及びRS符号化処理等が採用される。なお、一例としてこれらの符号化をとりあげたが、これに限定されるものではない。
この場合には、誤り訂正回路20は、信頼度情報を用いて重み付けを行う。即ち、信頼度が低い軟判定信号については、より中間の値に近づける。即ち、誤り訂正回路20は、信頼性が低い軟判定信号程、その軟判定信号に対する重み付けを低くする。例えば、信頼性が最も低い場合には、重み付け0の消失訂正を行う。これにより、その軟判定信号が他の軟判定信号に与える悪影響を除去することができる。即ち、誤り訂正回路20における重み付けは、変換処理回路17において、信頼性が低い軟判定信号程シンボル間の中間の値に近づけることと等価の処理である。
従って、変換処理回路17において、量子化レベルを粗くすることによって情報が失われたとしても、消失した情報は誤り訂正回路20における誤り訂正処理においても用いられない情報であると考えることができる。従って、変換処理回路17によるビット削減を行っても、誤り訂正回路20の訂正精度が低下することはない。誤り訂正回路20からは誤り訂正処理された信号、例えば、トランスポートストリームが出力される。
次に、このように構成された実施の形態の動作について説明する。
チューナ11は、伝送信号から所定のチャンネルの信号を選局する。選局された信号はA/D変換器12においてデジタル信号に変換された後、直交検波回路13において直交検波される。FFT回路14は、直交検波出力に対するFFT処理によって、時間領域のOFDM信号を周波数領域のOFDMシンボルに変換する。
OFDMシンボルは復調回路15に供給されて復調され、送信側の変調処理前のデータが復元される。また、信頼性判定回路16は、FFT回路14の出力によって、伝送信号の信頼性を判定して、信頼度情報を出力する。
変換処理回路17は、復調回路15からの軟判定信号及び信頼性判定回路16からの信頼度情報が与えられて、軟判定信号を信頼度情報に基づいて変換軟判定信号に変換する。この変換軟判定信号は、信頼性が低いほど量子化レベルが粗い。即ち、軟判定信号は、信頼性が低いほど、ビット数が少ない変換軟判定信号に変換される。変換軟判定信号は、信頼性が低いほど、シンボル間のより中間の値を示すものとなる。変換処理回路17は、変換軟判定信号に、信頼性が低いほど符号長が短い信頼度情報を付加し、ビット削減軟判定信号として出力する。
このビット削減軟判定信号はデ・インターリーブ回路18に供給される。デ・インターリーブ回路18は、送信側のインターリーブ処理に対応したデ・インターリーブ処理によって、ビット削減軟判定信号の配列順を元に戻す。ビット削減軟判定信号のビット数が復調回路15からの軟判定信号と信頼性判定回路16からの信頼度情報との和のビット数よりも少ないので、デ・インターリーブ回路18のデ・インターリーブ処理に必要なメモリ容量を削減することが可能である。
デ・インターリーブ処理されたビット削減軟判定信号は、変換復号回路19に与えられて、元のビット数に戻される。この場合には、信頼度情報は元の情報に戻すことができるが、軟判定信号については、変換処理回路17における量子化レベルを低下させる処理によって情報が消失しており、元の軟判定信号に戻すことはできない。
変換復号回路19からの軟判定信号は誤り訂正回路20に供給される。誤り訂正回路20は、信頼度情報を用いた重み付けによって、誤り訂正処理を行う。即ち、信頼度が低い程、軟判定信号には小さい重み付けが付される。これにより、信頼性が低い軟判定信号による他の軟判定信号の誤り訂正処理への悪影響を抑制することができる。変換処理回路17において量子化レベルを低下させることによる情報の消失は、誤り訂正処理における重み付けによる情報の消失と同様の意味があり、変換処理回路17による情報の消失によって、誤り訂正処理の訂正精度が低下することはない。誤り訂正回路20からは誤り訂正されたトランスポートストリームが出力される。
このように本実施の形態においては、誤り訂正処理において信頼度が低い情報については重み付けを小さくして、信頼度が低い情報による他の情報への影響を抑制するようになっていることを考慮して、復調して得られた軟判定信号を、信頼度に応じてビット数を削減した後、デ・インターリーブ処理を行う。これにより、誤り訂正能力を低下させることなく、少ないメモリ容量でデ・インターリーブ処理を可能にする。
なお、図3においては、信頼度情報に応じて2種類のビット数の変換軟判定信号に変換する例を示しているが、3種類以上のビット数の変換軟判定信号に変換するようにしてもよい。
第1の実施の形態においては、信頼度と変換軟判定信号との関係が一義的に決められた例を示した。しかし、伝送信号を伝送する伝送路の条件によっては、信頼度と変換軟判定信号との関係を伝送路条件に応じて変化させた方がよい場合も考えられる。
図4は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図であり、信頼度と変換軟判定信号との関係を伝送路条件に応じて変化させる例である。図4において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態は伝送路推定回路21を付加すると共に、変換処理回路17及び変換復号回路19に夫々代えて変換処理回路22及び変換復号回路23を採用した点が第1の実施の形態と異なる。
伝送路推定回路21は、FFT回路14の出力によって、マルチパス、スプリアス等の同一チャンネル妨害を推定する。伝送路推定回路21は推定した結果を伝送路推定情報として変換処理回路22及び変換復号回路23に出力する。
変換処理回路22は、変換処理回路17と同様に、信頼性情報に基づいて、軟判定信号のビット数を削減した変換軟判定信号を生成する。例えば、変換処理回路22は、図3に示す2種類のビット数の変換軟判定信号を有するビット削減軟判定信号を生成することができる。更に、伝送条件によっては、変換軟判定信号を3種類のビット数を有するビット削減軟判定信号に変換した方がよい場合がある。図5はこの場合におけるビット削減軟判定信号の一例を示す説明図である。
変換処理回路17は、伝送路推定回路17からの伝送路推定情報に基づいて、信頼度とビット削減軟判定信号との関係を変更する。変換復号回路23は、伝送路推定情報によってデ・インターリーブ回路18の出力を元のビット数の軟判定信号に復号する。
このように構成された実施の形態においては、伝送路推定回路17からの伝送路推定情報に基づいて、信頼度とビット削減軟判定信号との関係を変更する点が第1の実施の形態と異なるのみである。伝送路推定回路21は、FFT回路14の出力から伝送路の伝送条件を推定して伝送路推定情報を変換処理回路22及び変換復号回路23に出力する。変換処理回路17は、この伝送路推定情報に基づいて、信頼度情報に対するビット削減軟判定信号を決定する。
他の作用及び効果は、第1の実施の形態と同様である。
また、例えば、伝送信号がガウス雑音を有する場合等の伝送路条件では、各キャリア同士の信頼度は同一になることが考えられる。従って、この場合には、信頼度情報は不要である。そこで、変換処理回路22は、伝送路推定情報に基づいて、変換軟判定信号に信頼度情報を付加することなく、変換軟判定信号をそのままビット削減軟判定信号として出力してもよい。
この場合には、変換復号回路23は、伝送路推定情報によってデ・インターリーブ回路18の出力に信頼度情報が付加されているか否かを把握し、デ・インターリーブ回路18の出力を元のビット数の軟判定信号に復号する。
このように本実施の形態においては、変換軟判定信号への信頼度情報の付加を省略することも可能である。信頼度情報を付加する必要がない場合には、信頼度情報を付加する場合よりも変換軟判定信号に割り当てるビット数を増やすことができる。また、変換軟判定信号の割当てビット数を変更しない場合には、デ・インターリーブ処理において使用されるメモリ容量が低減される。
本発明の第1の実施の形態に係る受信装置を示すブロック図。 図1中の変換処理回路17による変換処理を説明するための説明図。 図1中の変換処理回路17による変換処理を説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。 ビット削減軟判定信号の一例を示す説明図である。
符号の説明
14…FFT回路、15…復調回路、16…信頼性判定回路、17…変換処理回路、18…デ・インターリーブ回路、19…変換復号回路、20…誤り訂正回路。

Claims (5)

  1. 伝送信号を復調して所定ビット数の復調出力を出力する復調手段と、
    前記伝送信号の信頼度を算出し信頼度情報を出力する信頼度算出手段と、
    前記信頼度情報に基づいて前記復調出力のビット数を低減させると共に、ビット数が低減された復調出力と前記信頼度情報とを多重して出力する変換処理手段と、
    前記変換処理手段の出力をデ・インターリーブ処理するデ・インターリーブ手段と
    を具備したことを特徴とする受信装置。
  2. 前記変換処理手段は、前記復調出力の量子化レベルを前記信頼度に応じて変化させることで、前記復調出力のビット数を低減させることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記変換処理手段は、前記信頼度情報に基づいて前記信頼度情報のビット数を低減させた後、ビット数が低減された前記信頼度情報と前記復調出力とを多重することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一方に記載の受信装置。
  4. 前記変換処理手段は、信頼度が高い程前記信頼度情報のビット数を低減させることにより、前記信頼度情報と復調出力との和のビット数を信頼度に拘わらず一定にすることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記変換処理手段は、前記伝送信号を伝送する伝送路の状態に基づいて、前記信頼度情報と前記復調出力のビット数との関係を変化させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の受信装置。
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