JP4729727B2 - 誤り訂正装置、受信装置、誤り訂正方法および誤り訂正プログラム - Google Patents
誤り訂正装置、受信装置、誤り訂正方法および誤り訂正プログラム Download PDFInfo
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Description
すなわち、誤り訂正能力を超える雑音が混入した場合、信号系列は適切に復号されないので、信号系列が画像等の情報を示すのであればその情報が乱れるし、信号系列がプログラムなど誤りの許されない情報を示すのであれば、信号の伝送が成り立たない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、高い誤り訂正能力を備えた誤り訂正技術を提供することを目的とする。
(1)受信装置の構成:
(1−1)復調部の構成:
(1−2)復号部の構成:
(2)復号器の動作:
(3)他の実施形態:
図1は、本発明の一実施形態にかかる誤り訂正装置を含む受信装置10を示すブロック図である。受信装置10は、アンテナ11と復調部12と復号部20とデータ処理部13とを備えており、アンテナ11を介して無線電波を受信する。以下に示す実施形態において、受信装置10はデジタル放送の受信装置であり、畳み込み符号によって符号化されたデータをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式によって多重した放送電波を受信する。なお、本実施形態においてこの電波の変調方式は64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)である。
すなわち、復調部12は、アンテナ11を介してOFDM多重された放送電波を受信し、ガードインターバルの除去やフーリエ変換等を実施しながらサブキャリア毎にデジタル信号を復調する。この結果、復調部12は、前記符号化されたデータの受信結果を情報系列として出力する。
本実施形態において復調部12によって復調されたデータは、復号部20に入力されて復号される。この復号部20においては、前記畳み込み符号を復号化する回路を備えており、前記復調部12が各サブキャリアについて復調した情報系列を取得し、ビタビアルゴリズムによってこの情報系列を復号する。但し、本実施形態においては、当該ビタビアルゴリズムにおける情報系列の推定を行う前に、このアルゴリズムとは別個に特定のビットの値を決定する。
一方、ビットb2とビットb3の値がシンボルS0と異なる値となるには、シンボルS0からのユークリッド距離が少なくとも閾値Thを超え、第3最隣接シンボル(例えば、シンボルS9)と見なすことができる振幅および位相にならなければならない。
いずれにしても、以上の回路によって畳み込み符号を復号化することにより、復号化における誤り訂正率を向上することができ、以下、その動作および誤り訂正の例を説明する。図4は、誤り訂正の例を示しており、図5は、復号部20における処理を示すフローチャートである。図4においては、状態0〜状態3のパスを時刻Tn-3〜時刻Tn+3まで示している。この例において、正しい情報系列に対応したパスは太線で示すパスP0であり、破線で示すパスP1は誤りを含む情報系列に対応したパスである。(図4においては、簡単のため、時刻Tn-1までのパスが一つに限定されている状態を示しているが、むろん、この時刻においてパスが一つのみに限定されているとは限らない。)
上述の実施形態は本発明の一実施形態であり、本発明の実施形態は前記の実施形態に限定されない。すなわち、各シンボルにおいて正しいと見なすビットを特定し、この特定結果に基づいて符号化データを復号化することができる限りにおいて、種々の構成を採用可能である。例えば、誤り率データメモリ20aに記録するデータは、正しいと見なすビットを特定するためのデータであればよく、ビットの値が変化するユークリッド距離の最低値を示すデータであるなど、種々のデータを採用可能である。
11…アンテナ
12…復調部
13…データ処理部
20…復号部
20a…誤り率データメモリ
21…削減パス決定部
22…ブランチメトリック算出部
23…生き残りパスメモリ
24…ACS回路
25…パスメトリック記憶部
26…トレースバック部
Claims (9)
- 畳み込み符号により符号化されたデータを1シンボルあたりに3ビット以上の情報が含まれる変調方式で変調した信号を取得して復調する復調手段と、
復調されたシンボルが含む各ビットのうち、復調されたシンボルからのユークリッド距離が所定の閾値の範囲内にある他のシンボルと前記復調されたシンボルとで同じ値となるビットは正しいと見なすとともに、
復調されたシンボルが含む各ビットの値とのハミング距離を小さくさせるパスの選択を行って畳み込み符号を復号するビタビ復号部を備えるとともに、当該ビタビ復号部は、パスの選択に際して正しいと見なしたビットの値を一致させるパスを選択する復号手段とを備えることを特徴とする誤り訂正装置。 - 前記復調手段で取得する信号はグレイ符号によって符号化されていることを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正装置。
- 前記所定の閾値は、最隣接シンボル同士のユークリッド距離の1.5倍以上であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の誤り訂正装置。
- 畳み込み符号により符号化されたデータを1シンボルあたりに3ビット以上の情報が含まれる変調方式で変調した信号を取得して復調する復調手段と、
復調されたシンボルが含む各ビットのうち、復調されたシンボルが含むビットについて予め得られている誤り率が所定の値以下であるビットは正しいと見なすとともに、
復調されたシンボルが含む各ビットの値とのハミング距離を小さくさせるパスの選択を行って畳み込み符号を復号するビタビ復号部を備えるとともに、当該ビタビ復号部は、パスの選択に際して正しいと見なしたビットの値を一致させるパスを選択する復号手段とを備えることを特徴とする誤り訂正装置。 - 前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の誤り訂正装置を備えた無線信号の受信装置。
- 信号に含まれる誤りを訂正する誤り訂正方法であって、
畳み込み符号により符号化されたデータを1シンボルあたりに3ビット以上の情報が含まれる変調方式で変調した信号を取得して復調する復調工程と、
復調されたシンボルが含む各ビットのうち、復調されたシンボルからのユークリッド距離が所定の閾値の範囲内にある他のシンボルと前記復調されたシンボルとで同じ値となるビットは正しいと見なすとともに、
復調されたシンボルが含む各ビットの値とのハミング距離を小さくさせるパスの選択を行って畳み込み符号を復号するビタビ復号部を備えるとともに、当該ビタビ復号部は、パスの選択に際して正しいと見なしたビットの値を一致させるパスを選択する復号工程とを含むことを特徴とする誤り訂正方法。 - 信号に含まれる誤りを訂正する誤り訂正方法であって、
畳み込み符号により符号化されたデータを1シンボルあたりに3ビット以上の情報が含まれる変調方式で変調した信号を取得して復調する復調工程と、
復調されたシンボルが含む各ビットのうち、復調されたシンボルが含むビットについて予め得られている誤り率が所定の値以下であるビットは正しいと見なすとともに、
復調されたシンボルが含む各ビットの値とのハミング距離を小さくさせるパスの選択を行って畳み込み符号を復号するビタビ復号部を備えるとともに、当該ビタビ復号部は、パスの選択に際して正しいと見なしたビットの値を一致させるパスを選択する復号工程とを含むことを特徴とする誤り訂正方法。 - 信号に含まれる誤りを訂正する機能をコンピュータに実現させる誤り訂正プログラムであって、
畳み込み符号により符号化されたデータを1シンボルあたりに3ビット以上の情報が含まれる変調方式で変調した信号を取得して復調する復調機能と、
復調されたシンボルが含む各ビットのうち、復調されたシンボルからのユークリッド距離が所定の閾値の範囲内にある他のシンボルと前記復調されたシンボルとで同じ値となるビットは正しいと見なすとともに、
復調されたシンボルが含む各ビットの値とのハミング距離を小さくさせるパスの選択を行って畳み込み符号を復号するビタビ復号部を備えるとともに、当該ビタビ復号部は、パスの選択に際して正しいと見なしたビットの値を一致させるパスを選択する復号機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする誤り訂正プログラム。 - 信号に含まれる誤りを訂正する機能をコンピュータに実現させる誤り訂正プログラムであって、
符号化されたデータを1シンボルあたりに3ビット以上の情報が含まれる変調方式で変調した信号を取得して復調する復調機能と、
復調されたシンボルが含む各ビットのうち、復調されたシンボルが含むビットについて予め得られている誤り率が所定の値以下であるビットは正しいと見なすとともに、
復調されたシンボルが含む各ビットの値とのハミング距離を小さくさせるパスの選択を行って畳み込み符号を復号するビタビ復号部を備えるとともに、当該ビタビ復号部は、パスの選択に際して正しいと見なしたビットの値を一致させるパスを選択する復号機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする誤り訂正プログラム。
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