JPH05335893A - 等化方法及び装置 - Google Patents

等化方法及び装置

Info

Publication number
JPH05335893A
JPH05335893A JP14180992A JP14180992A JPH05335893A JP H05335893 A JPH05335893 A JP H05335893A JP 14180992 A JP14180992 A JP 14180992A JP 14180992 A JP14180992 A JP 14180992A JP H05335893 A JPH05335893 A JP H05335893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
state
symbol
representative
states
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14180992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Naito
昌志 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP14180992A priority Critical patent/JPH05335893A/ja
Publication of JPH05335893A publication Critical patent/JPH05335893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号間干渉のある伝送路の受信側での等化処
理を簡略化する。 【構成】 伝送状態S1〜S16を4つのブロックに分け
て各ブロックの代表点D1〜D4を定める。そして各代表
点に対してビタビアルゴリズムにより推移確率最大のパ
スを求め、ついでそのパスに沿ったブロック間で各状態
間の推移確率最大のパスを求める。 【効果】 代表点同志が結ばれていないブロックの間で
は、それらのブロックに属する状態間の推移確率は小さ
いので、これを無視しても最尤推定特性への影響は小さ
く、全体の計算量を大幅に減らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送システムの伝送路
で生じた歪みを等化するための等化方法及び装置に関わ
り、特にディジタル移動通信システムで用いるのに適し
た等化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動無線システムでは、受信
電波が建物の反射などのためにいくつもの経路を通って
受信され、しかもその反射状態は移動無線機の移動にと
もなって時間的に変化する。このために、通常の固定局
間マイクロ波無線方式などに比べると激しいフェージン
グが常時発生し、受信側で復調するときに大きな誤りを
発生することになる。この誤り発生の原因の1つに、異
なる経路を通ってきた複数の電波が時間的にづれて受信
されるために発生する符号間干渉があり、これは送信パ
ルスの周波数が大きいほど顕著となる。フェージングに
よる符号間干渉の影響を軽減する対策として、誤り訂正
能力の優れたビタビ等化器の使用が有望視され、研究開
発が行われている。
【0003】このビタビ等化器を、4相位相変調(QP
SK)によりパルス伝送する場合を例に説明する。図4
はQPSK波を生成する直交変調器の構成を示すもので
ある。QPSK方式では、通常差動位相変調が用いられ
るので、送信情報の2ビットづつがまとめられて4値の
情報シンボル列d1,d2,・・・とされたの値、さらに
これが図4で順次加算されて4値の送信シンボル列
1,c2,・・・が生成される。ここで
【数1】 ci=ci-1+di=(ai,bi),i=2,3,・・・ である。この式の+は図4の加算を表し、ai,bi
0,1の2値である。この送信シンボルciは図4の直
交変調器に入力され、ローカル発振器1からのキャリア
Iとそれをπ/2位相シフトしたキャリアQをそれぞれ
2相変調器2、3で変調する。それらの結果は加算器4
で加え合わされて出力される。図5は、図4の直交変調
器によって生成されたQPSK波のアイダイアグラム
で、入力シンボルci(4値)に応じて4つの状態(キ
ャリア位相)S1〜S4をとる。従って図6に例示したよ
うに、入力シンボルの系列c1,c2,・・・に対して、
1タイムスロットごとにQPSK波の状態は推移する
(同一状態の場合もある)。
【0004】受信側では、送信シンボル系列c1,c2
・・に対応する状態の系列T1,T2,・・・(TiはS1
〜S4の内の1つ)にフェージングなどによる符号間干
渉成分が重なった受信状態系列が受信され、これから受
信シンボル系列r1,r2,・・・が復号されたとする。
このとき受信シンボル系列の所定の長さL(通常5〜1
0シンボル程度。これをブロックという)ごとに、その
ブロック内の受信シンボル系列rB1,rB2,・・・rBL
を生成する確率が最も大きい送信状態系列TB1,TB2
・・・TBLをもとめ、これに対応する送信シンボル系列
を等化した受信シンボル系列として出力するのが最尤復
号法として知られるものである。ここで上記の最大確率
を求める1つの方法としては、送信シンボル系列T1
2,・・・を発生する情報シンボル列をd1,d2,・
・・としたとき、diとriの間の距離の2乗をとり、こ
れをそのブロック内で(i=1,2、・・・Lについ
て)全部加えたものが一番小さくなったものを選ぶもの
があり、ここではこれを用いるものとする。最尤復号を
行うには、ブロックの長さLに対し、全ての可能な送信
状態系列4L個(状態が一般にN個あるときはNL個)に
ついて上記の確率を求めて比較しなければならないが、
これは大きな計算量になる。
【0005】ビタビ等化器では、この計算量を大幅に減
らすように工夫したビタビアルゴリズムを用いる。い
ま、図7に示した実線の系列T1,T2,・・・T5が受
信シンボル列に対して最大確率を与えたとする。(図は
L=5)このとき途中の、例えばT4へいたる別の系列
1,T2’,T3’,T4(点線)を考えると、これが同
じ受信信号系列から生成される確率は、最大確率の実線
の系列の場合よりも必ず小さい(か等しい)から、図の
4へ至る系列は実線のものだけ考えればよく、他の点
線のような系列はすべて取り除いてT4以降の比較を行
えばよい。これは全ての時刻の全ての状態へ至るパスの
それぞれについても同じことが言える。従って、図8に
示したように、時刻iTに状態S1になるパスで、時刻
(i−1)Tが状態S1〜S4であったときの、この部分
だけの該当受信系列に対する確率をそれぞれ求めて最大
のものを取り出し、それを時刻iTに於ける状態S1
の生き残りパスとする。この処理を時刻iTにおける各
状態S2〜S4についても行えば、図9のように時刻iT
では各状態S1〜S4毎に1つづつの生き残りパスが得ら
れる。こうした処理をi=1、2、・・・と順次行え
ば、ブロック全体にわたる最尤系列が求められる。以上
のようなビタビアルゴリズムは、ダイナミックプログラ
ミングとして知られている計算方法の一種であり、不要
なパスの比較・評価を除去することで、計算量を大幅に
減らしており、効率のよいビタビ等化器が実現できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビタビアルゴリズムで
は、送信状態の個数をNとしたとき、1つの時刻iTに
おける各状態への生き残りパスを求めるのに、その1つ
の状態ごとにN回の最小2乗距離の算出とそれらの比較
(2乗距離を比べ、その距離が小さい程、当該状態間の
推移確率が大きいと判定する処理)という演算が必要に
なるから、合計でN2回の演算を行わねばならない。従
って例えば送信状態が16ある16QAMの場合、アイ
ダイアグラムは図10となるが、QPSKの場合に比べ
て16倍の演算量となり、さらに効率のよい計算アルゴ
リズムが必要となる。
【0007】本発明の目的は、送信状態数が大きくなっ
ても、符号間干渉を等化するための演算処理を効率よく
行うことのできる等化方法及び装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側の状態
を複数個のブロックに分けてその各ブロックに含まれる
状態の代表状態を定め、1つの受信シンボルが出力され
る毎に、上記代表状態の間の推移確率が最大となる代表
生き残りパスをビタビアルゴリズムを用いて求めるとこ
ろの第1処理と、該処理により得られた代表生き残りパ
スにより到達するブロックの各々の状態への上記代表生
き残りパス出側の各状態からの生き残りパスをビタビア
ルゴリズムを用いて求めるところの第2処理を行うとと
もに、上記受信シンボルの各々について順次上記第1及
び第2処理を行って生成した生き残りパスをつないで得
られるパスの各々について、当該パスを構成する生き残
りパスの推移確率を加算した値が最大となるパスを求め
て等化したシンボル系列を出力する(請求項1)。
【0009】更に本発明は、前記伝送路は、固定局と移
動局を結ぶ多重波干渉のある無線伝送路であることとし
た(請求項2)。
【0010】更に本発明は、有限個の状態を有し、ディ
ジタルデータである情報シンボルが入力されたときの状
態と上記入力情報シンボルとにより定まる状態へ移行す
るとともに、該移行した状態に対応する送信シンボルを
送信するための送信手段と、該手段からの上記送信シン
ボルを伝送路を介して受信し、その受信信号から上記情
報シンボルに対する受信シンボルを取り出すための受信
手段とを備えたディジタル伝送システムにおける受信シ
ンボルの等化装置に於て、上記送信手段の状態を複数個
のブロックに分けてその各ブロックに含まれる状態の代
表状態を定め、ある受信シンボルが1つ出力されたとき
に、各代表状態について当該代表状態への推移確率が最
大となる代表状態からのパスを各パスに対応する送信シ
ンボルと上記受信シンボルとの比較から求めて代表生き
残りパスとする第1の処理手段と、上記第1の処理手段
により得られた代表生き残りパスにより到達するブロッ
クの各々の状態について上記代表生き残りパス出側のブ
ロックの各状態からの推移確率が最大となるパスを各パ
スに対応する送信シンボルと上記受信シンボルとの比較
から求めて生き残りパスとする第2の処理手段と、上記
受信シンボルの各々について順次上記第1及び第2の処
理手段に従って生成した生き残りパスをつないで得られ
るパスの各々について、当該パスを構成する生き残りパ
スの推移確率を加算した値が最大となるパスを求めて等
化したシンボル系列を出力する第3の処理手段と、を備
えてなる(請求項3)。
【0011】
【作用】ブロック代表状態間の代表生き残りパスを第1
処理(又は処理手段)で求め、この代表生き残りパスで
結ばれたブロックの間だけで状態間の生き残りパスを求
めるから、1つの受信シンボルに対応する生き残りパス
を求めるための計算量は、全状態間の生き残りパスを求
めるための計算量よりも大幅に少なくてよい。但し代表
生き残りパスで結ばれるブロック間以外のパスは無視さ
れるが、あるブロック中に含まれる状態とその代表状態
との距離が、他ブロックの代表状態との距離よりも十分
小さくなるように、近くにある状態同志をまとめてブロ
ック分けを行っておけば、上記のようにパスが限定され
るための特性劣化は小さく、よい近似でもって最尤推定
が行える(請求項1〜3)。
【0012】
【実施例】以下、本発明を固定局と移動局を結ぶ多重波
干渉のある無線伝送路を前提として、実施例により説明
する。更に送信側では、その状態が出力搬送波の位相及
び振幅の組で表せるものである。図1は本発明を16Q
AM方式の無線伝送路に適用したときの最尤推定を行う
ためのアルゴリズムの説明図である。このアルゴリズム
の処理はマイコンのソフトウェアによるやり方、又はア
ルゴリズム処理実現のための専用ハードウェアによるや
り方、の2つがある。専用ハードウェアでは、後述する
第1段階の処理と、第2段階の処理とを実現するハード
ウェアを設ければよい。まず16個の送信状態を、互い
に近接したもの同志をまとめて4つのブロックB1〜B4
に分ける。即ち各ブロックBiは、
【0013】
【数2】Bi={S4i-3,S4i-2,S4i-1,S4i} である。但し各送信状態Siは図10で示したものと同
じであり、各ブロックBiはアイダイアグラム面の第i
象限内に存在する状態をまとめたものとなっている。次
に各ブロックBi毎に代表点Diを定める。Diはブロッ
クBiに対応する状態の幾何学的中心とする。例えば、
代表するシンボル(ブロック1ではS1〜S4の4つの状
態が相当)から等間隔となる位置(中心位置)に選ぶ。
【0014】16状態の最尤推定をビタビアルゴリズム
で行うと、時刻(i−1)TからiTへの生き残りパス
を16本求めることになるが、本実施例では、この処理
を次の2段階の処理により行う。まず、第1段階では、
図2に示すように時刻(i−1)TからiTへの代表点
への生き残りパスをビタビアルゴリズムにより求める。
即ち、送信シンボルと受信シンボル間の2乗距離を比
べ、この距離が小さい程当該状態間の推移確率が大きい
と判定することで求める。この場合、受信状態系列は実
際の受信結果から定まる系列である。第2段階では、図
2の生き残りパスの各々についての各送信状態間の生き
残りパスを求める。即ち、代表点Diを持つブロックは
4つの送信状態からなっており、例えば図2のD2から
3への1つの生き残りパスは4状態S5〜S8から4状
態S9〜S12へのパスと見なせるので、図3に示すよう
にこれらの間の生き残りパスを求める。この代表点の間
の生き残りパスの求め方は、各シンボルの生き残りパス
と同様である(但しこの場合はQPSKであり、2乗距
離が最小のものを選ぶ)。従って今回の実施例では、Q
PSKの代表点で荒く生き残りパス範囲をしぼりこんで
選択してから16QAMのパス選択を行う(但し代表点
に含まれる範囲で)ことになる。
【0015】以上に述べた本実施例の2段階処理によれ
ば、パス選択はブロック毎に限定される、即ち1つのブ
ロック内の状態につながる生き残りパスは1つのブロッ
クからしか出ないように限定されるが、各ブロック内の
状態とその所属するブロックの代表点の距離は、別ブロ
ックの代表点との距離に比べて十分小さいので、パス選
択が限定されることによる特性の劣化は小さい。そして
本実施例の処理に必要な距離の算出と比較という演算の
回数は、時刻iTへの16本の生き残りパスを求めるの
に、
【0016】
【数3】(4+4×4)×4=80 となる。ここで()内の最初の4は図2の1つのパスを
求めるための演算回数、()内の4×4は図3の4本の
生き残りパスを求めるための演算回数、最後の4はブロ
ック数である。これを16状態にそのままビタビアルゴ
リズムを適用したときの162=256回の演算と比べ
れば、処理回数を約1/3に減らすことができる。
【0017】なお、一般にmN状態をm個のブロックに
分割して本発明のアルゴリズムを用いれば、演算回数は
(m+N2)・mとなり、従来のビタビアルゴリズムで
必要とする(mN)2 とくらべると(m+N2)/mN2
(<1)倍の改善となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ビタビアルゴリズムに
よるよりもさらに少ない演算回数で送信信号の最尤推定
を行うことができ、ディジタル移動無線装置を簡略化、
経済化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】16QAM方式の16の送信状態を4個のブロ
ックに分割した例を示す図である。
【図2】ブロックの代表点D1〜D4の間の生き残りパス
の例を示す図である。
【図3】ブロックD2の各状態からブロックD3の各状態
へ向かう生き残りパスの例を示す図である。
【図4】直交変調回路を示す図である。
【図5】QPSKのアイダイアグラムである。
【図6】状態推移の説明図である。
【図7】ビタビアルゴリズムの説明図である。
【図8】生き残りパスを求める方法の説明図である。
【図9】生き残りパスの例を示す図である。
【図10】16QAMのアイダイアグラムである。
【符号の説明】
1 状態 S2 状態 S3 状態 S4 状態 S5 状態 S6 状態 S7 状態 S8 状態 S9 状態 S10 状態 S11 状態 S12 状態 S13 状態 S14 状態 S15 状態 S16 状態 D1 代表点 D2 代表点 D3 代表点 D4 代表点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有限個の状態を有し、ディジタルデータ
    である情報シンボルが入力されたときの状態と上記入力
    情報シンボルとにより定まる状態へ移行するとともに、
    該移行した状態に対応する送信シンボルを送信するため
    の送信手段と、該手段からの上記送信シンボルを伝送路
    を介して受信し、その受信信号から上記情報シンボルに
    対する受信シンボルを取り出すための受信手段とを備え
    たディジタル伝送システムにおける受信シンボルの等化
    方法に於て、上記送信手段の状態を複数個のブロックに
    分けてその各ブロックに含まれる状態の代表状態を定
    め、ある受信シンボルが1つ出力されたときに、各代表
    状態について当該代表状態への推移確率が最大となる代
    表状態からのパスを各パスに対応する送信シンボルと上
    記受信シンボルとの比較から求めて代表生き残りパスと
    するところの第1処理を行い、次に上記第1処理により
    得られた代表生き残りパスにより到達するブロックの各
    々の状態について上記代表生き残りパス出側のブロック
    の各状態からの推移確率が最大となるパスを各パスに対
    応する送信シンボルと上記受信シンボルとの比較から求
    めて生き残りパスとするところの第2処理を行うととも
    に、上記受信シンボルの各々について順次上記第1及び
    第2処理を行って生成した生き残りパスをつないで得ら
    れるパスの各々について、当該パスを構成する生き残り
    パスの推移確率を加算した値が最大となるパスを求めて
    等化したシンボル系列を出力することを特徴とする等化
    方法。
  2. 【請求項2】 前記伝送路は、固定局と移動局を結ぶ多
    重波干渉のある無線伝送路であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の等化方法。
  3. 【請求項3】 有限個の状態を有し、ディジタルデータ
    である情報シンボルが入力されたときの状態と上記入力
    情報シンボルとにより定まる状態へ移行するとともに、
    該移行した状態に対応する送信シンボルを送信するため
    の送信手段と、該手段からの上記送信シンボルを伝送路
    を介して受信し、その受信信号から上記情報シンボルに
    対する受信シンボルを取り出すための受信手段とを備え
    たディジタル伝送システムにおける受信シンボルの等化
    装置に於て、上記送信手段の状態を複数個のブロックに
    分けてその各ブロックに含まれる状態の代表状態を定
    め、ある受信シンボルが1つ出力されたときに、各代表
    状態について当該代表状態への推移確率が最大となる代
    表状態からのパスを各パスに対応する送信シンボルと上
    記受信シンボルとの比較から求めて代表生き残りパスと
    する第1の処理手段と、上記第1の処理手段により得ら
    れた代表生き残りパスにより到達するブロックの各々の
    状態について上記代表生き残りパス出側のブロックの各
    状態からの推移確率が最大となるパスを各パスに対応す
    る送信シンボルと上記受信シンボルとの比較から求めて
    生き残りパスとする第2の処理手段と、上記受信シンボ
    ルの各々について順次上記第1及び第2の処理手段に従
    って生成した生き残りパスをつないで得られるパスの各
    々について、当該パスを構成する生き残りパスの推移確
    率を加算した値が最大となるパスを求めて等化したシン
    ボル系列を出力する第3の処理手段と、を備えてなるこ
    とを特徴とする等化装置。
JP14180992A 1992-06-02 1992-06-02 等化方法及び装置 Pending JPH05335893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14180992A JPH05335893A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 等化方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14180992A JPH05335893A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 等化方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05335893A true JPH05335893A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15300637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14180992A Pending JPH05335893A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 等化方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05335893A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003524337A (ja) * 2000-02-21 2003-08-12 テラブス オーワイ デジタル通信経路上において適応型チャネル等化のトレーニング段階を実施するための方法および装置
GB2414644A (en) * 2004-05-27 2005-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd M-ary-modulation-capable equalizing processing
JP2007189372A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Fujitsu Ltd 最尤推定復号におけるレプリカ演算方法及び装置
JP2007208869A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Univ Meijo 誤り訂正装置、受信装置、誤り訂正方法および誤り訂正プログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003524337A (ja) * 2000-02-21 2003-08-12 テラブス オーワイ デジタル通信経路上において適応型チャネル等化のトレーニング段階を実施するための方法および装置
JP4672229B2 (ja) * 2000-02-21 2011-04-20 テラブス オーワイ デジタル通信経路上において適応型チャネル等化のトレーニング段階を実施するための方法および装置
GB2414644A (en) * 2004-05-27 2005-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd M-ary-modulation-capable equalizing processing
GB2414644B (en) * 2004-05-27 2007-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd M-ary-modulation-capable equalizing processing apparatus, received signal processing system,receiver and m-ary-modulation-capable equalizing processing method
US7224753B2 (en) 2004-05-27 2007-05-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. M-ary-modulation-capable equalizing processing apparatus, received signal processing system, receiver and M-ary-modulation-capable equalizing processing method
JP2007189372A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Fujitsu Ltd 最尤推定復号におけるレプリカ演算方法及び装置
JP4594243B2 (ja) * 2006-01-12 2010-12-08 富士通株式会社 最尤推定復号におけるレプリカ演算方法及び装置
JP2007208869A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Univ Meijo 誤り訂正装置、受信装置、誤り訂正方法および誤り訂正プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6711218B2 (en) System and method for received signal decoding
US5774504A (en) Equalization and decoding for digital communication channel
US5331666A (en) Adaptive maximum likelihood demodulator
EP0792540B1 (en) A system for decoding digital data using a variable decision depth
US7483497B2 (en) Method and apparatus for calculating log-likelihood ratio for decoding in a receiver for a mobile communication system
US5862192A (en) Methods and apparatus for equalization and decoding of digital communications channels using antenna diversity
TWI431988B (zh) 接收機及其符元解碼器
EP3264701B1 (en) Frequency shift keying (fsk) demodulators
MXPA97003536A (en) A system for decoding digital data, using a variable decision of decis
EP1154605B1 (en) Maximum likelihood decoding coherent detecting method
EP1042889A1 (en) Computationally efficient sequence estimation
JP2001506445A (ja) オーバラップgmskを用いたスペクトル効率が高い変調方式
JP3310671B2 (ja) ビータビイコライザにおける状態遷移メトリックを計算するためのシステムおよび方法
JPH05335893A (ja) 等化方法及び装置
JP3689695B2 (ja) Cpfsk信号の線形近似を利用したcpfsk変調信号用復調器
EP1037439A1 (en) Receiver structure for Offset Differential Quadrature Phase Shift Keying
CN108600139B (zh) 任意信息速率的GMSK信号的Viterbi解码方法
JPH1051363A (ja) ビタビ等化器
JPH01200852A (ja) 最尤受信機
JPH053437A (ja) 最尤系列推定器
JP2002118473A (ja) 信号受信装置
JPH06232931A (ja) ディジタル復調装置
JP2015065491A (ja) 復調装置及び復調方法