JP2009026693A - リミットスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】本体ケースと本体ケースの開口部を封止するカバーの間に隙間が発生しないリミットスイッチを得る。
【解決手段】開口部2aを有するケース2と、ケース2内に内蔵されるマイクロスイッチ3,5と、ケース2の外部に設けたボルト13を押圧することによりマイクロスイッチ3,5をオン・オフするプランジャ6,7と、ケース2の開口部2aを封止するカバー9と、ケース2の開口部2aとカバー9の外側面により形成される空間を充填材で封止して形成される固着封止層(充填材A)と、固着封止層を係止する保持溝9e,9fを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、各種制御工作機械に汎用されているリミットスイッチに関し、特に爆発性ガス雰囲気中での使用可能な防爆型のリミットスイッチに関するものである。
一般に、爆発性のガス雰囲気中で使用される防爆型のリミットスイッチは、接点切り換え時のスパークによって本体ケース内で爆発が発生したとしても、その爆発の影響がケース外に及ばないように構成されている。現在、この防爆型のリミットスイッチの構造規格として、厚生労働省所管の電気機械器具防爆構造規格(以下、防爆構造規格と称する)と、IEC(国際電気標準会議)規格との整合性を図った技術的基準(以下、技術的基準と称する)の二通りの規格が存在している。いずれの規格に基づいて防爆型のリミットスイッチを設計及び製造するかは、製造者の方針やユーザーの要望によるものであるが、現在の世界的な流れとして技術的基準に基づく製品がより受け入れられやすいという傾向が見られる。これは、技術的基準が国際規格であるIEC規格に整合させたものであることと、国際規格を自国の規格として採用する国が多くなったためである。
従来のリミットスイッチは防爆構造規格を満たすように、本体ケースの肉厚を厚くしたり、本体ケースを構成する部材間の接合面に隙間を極力生じさせないように構成して防爆性能を高めていた。例えば、リミットスイッチの本体ケースの開口部をカバーで封止する場合に、本体ケースとカバーが樹脂で形成されるため、季節の変動により樹脂が膨張あるいは収縮し、本体ケースとカバーの接合面の隙間の幅が変動し品質安定性を保つのが困難であった。そのため、カバーの本体ケースへの接合面に金属部材をインサート成形し、本体ケースとの間の接合面の隙間の幅が変動するのを抑制し、品質安定性を確保していた。
しかしながら、上述した従来の防爆型のリミットスイッチでは、防爆構造規格は満たしてはいるが、防爆性能維持及び品質安定性の確保が困難であるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ケース本体とケース本体の開口部を封止するカバーの接合面に隙間が発生せず火炎逸走が防止でき、防爆性能維持および品質安定性確保を容易にすると共に技術的基準を満たす防爆型のリミットスイッチを提供することを目的とする。
この発明に係るリミットスイッチは、開口部を有するハウジングと、前記ハウジング内に収容された内蔵スイッチと、前記ハウジングの外部に設けた操作部を押圧することにより、前記内蔵スイッチをオン・オフするプランジャと、前記ハウジングの開口部を封止する蓋体と、前記ハウジングの開口部と前記蓋体の外側面により形成される空間を充填材で封止して形成される固着封止層と、前記固着封止層を係止する係止部材とを備えるものである。
この発明に係るリミットスイッチは、ハウジングが一側壁が開口した筐体であり、内蔵スイッチ及び蓋体が前記開口部から一方向に順次に組み付けられて相互に固定された一方向組み付け構造体である。
この発明に係るリミットスイッチは、内蔵スイッチと蓋体との間に弾性部材を設け、前記弾性部材はプランジャの動作領域に開口部を備え、前記蓋体は前記開口部に嵌合して前記プランジャの摺動性を確保する凸部を有するものである。
この発明に係るリミットスイッチの係止部材は、蓋体の外側面に設けたフック状の溝部である。
この発明に係るリミットスイッチの係止部材は、ハウジングに設けた、前記ハウジングの内部と外部とを貫通する孔部である。
この発明に係るリミットスイッチの係止部材は、孔部に挿入する栓部材である。
この発明に係るリミットスイッチの係止部材は、蓋体の外側面に配設するワッシャであって、前記ワッシャの外表面と前記蓋体の外側面との間に空間が形成されるものである。
この発明に係るリミットスイッチの係止部材は、ハウジング内に形成される凹部と、前記凹部に嵌合する中空円筒状のピン部材であって、前記凹部及び前記ピン部材は、内蔵スイッチと蓋体を位置決めして係止すると共に、前記凹部内及び前記中空部内に固着封止層を形成するものである。
この発明によれば、ハウジングの開口部と蓋体の外側面で形成される空間を充填材を用いて封止して形成される固着封止層と、固着封止層を係止する係止部材を設けるように構成したので、ハウジングの開口部と固着封止層との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。さらに、ハウジング内部から圧力が加わった場合にも、固着封止層が係止部材によって係止されてハウジング開口部から剥離するのを防止することができ、防爆性能維持および品質安定性の確保が容易となる。
この発明によれば、ハウジングは一側壁が開口した筐体であり、内蔵スイッチ及び蓋体を開口部から一方向に順次に組み付けるように構成したので、組み付けが容易である。
この発明によれば、内蔵スイッチと蓋体との間に設けた弾性部材のプランジャの動作領域に開口部を設けると共に、開口部と嵌合する凸部を蓋体に設けるように構成したので、プランジャの摺動性を確保することができる。
この発明によれば、蓋体の外側面にフック状の溝部である係止部材を設けるように構成したので、フック状の溝内に固着封止層が形成され、固着封止層がフック状の溝に係止されてハウジングの開口部から剥離するのを防止することができる。
この発明によれば、ハウジングに内部と外部を貫通する孔部を設けるように構成したので、孔部内に固着封止層が形成され、固着封止層が孔部に係止されてハウジングの開口部から剥離するのを防止することができる。
この発明によれば、ハウジングに設けられた孔部に栓部材を挿入するように構成したので、固着封止層が栓部材に係止されて、ハウジングの開口部から剥離するのを防止することができる。
この発明によれば、蓋体の外側面にワッシャを配設し、ワッシャと蓋体の外側面との間に空間を形成するように構成したので、ワッシャと蓋体の外側面の間に形成される空間内に固着封止層が形成され、固着封止層がワッシャに係止されてハウジングの開口部から剥離するのを防止することができる。
この発明によれば、ハウジング内部に凹部を形成し、当該凹部に嵌合する中空円筒状のピン部材を設けるように構成したので、凹部内及びピン部材の中空部内に固着封止層が形成され、固着封止層が凹部及びピン部材に係止されてハウジングの開口部から剥離するのを防止することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るリミットスイッチの構成を示す分解斜視図である。また、図2はリミットスイッチの構成を示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は側面図である。なお、図2(a)は充填材を充填する前の構成を示し、図2(b)は一側面のケースを外して内部構成部品を示している。
この実施の形態1に係るリミットスイッチは耐圧防爆である。図1及び図2において、リミットスイッチ1はケース(ハウジング)2、マイクロスイッチ(内蔵スイッチ)3、絶縁部材4、マイクロスイッチ(内蔵スイッチ)5、プランジャ6,7、ゴムシール(弾性部材)8、カバー(蓋体)9、タッピングネジ10、復帰バネ11、Eリング12及びボルト13で構成されている。ケース2は、開口部2aと端子形成部2bを有しており、端子形成部2bには固定端子2d、端子ネジ2e及び角座金2fで構成される端子2cが複数個並んで構成されている。
リミットスイッチ1の組み付け方法について説明する。まず、ケース2の上部に設けた孔部にプランジャ6,7を挿入し、プランジャ6,7に復帰バネ11、Eリング12及びボルト13を取り付ける。次に、ケース2の一側面に設けた開口部2aからマイクロスイッチ3、絶縁部材4、マイクロスイッチ5の順に組み付け、ゴムシール8及びカバー9で被覆した後、各構成部材をタッピングネジ10で固定する。このように、この実施の形態1に係るリミットスイッチは、開口部2aから各構成部材を組み付ける一方向組み付け構造体である。図2に示すように、カバー9の固定位置はケース2の開口部2aに対してケース2の内部であり、開口部2aとカバー9により凹部が形成される。当該凹部にエポキシ樹脂などの充填材を充填して固着封止し、リミットスイッチ1の組み付けを完了する。開口部2aとカバー9の外側面により形成される凹部に充填材Aを充填して固着封止させることにより、開口部2aと充填材(固着封止層)Aとの間に隙間が発生せずリミットスイッチ1内の気密を保つことができ、火炎逸走を防止することができる。
次に、上述した構成部材の詳細について説明する。図3は、この発明の実施の形態1に係るマイクロスイッチの構成を示す図であり、図3(a)はマイクロスイッチ3の構成、図3(b)はマイクロスイッチ5の構成を示している。マイクロスイッチ3のマイクロスイッチ本体3aの上部にはスイッチ3b、下部には3個の電極端子3c,3d,3eが設けられている。また、マイクロスイッチ本体3aには、タッピングネジ10を挿入するネジ孔3fが設けられている。電極端子3c,3d,3eの各々には外部配線用端子が接続され、共通端子3g、常開固定端子3h、常閉固定端子3iを構成している。図2(b)において示したように、スイッチ3bの上部にはプランジャ6が配設され、当該プランジャ6が押圧されるとスイッチ3bが押下されて常閉固定端子3iと共通端子3g間が開状態となり、常開固定端子3hと共通端子3g間が閉状態となる。また、プランジャ6の押圧が解除されるとスイッチ3bの押し込みも解除されて常閉固定端子3iと共通端子3g間が閉状態となり、常開固定端子3hと共通端子3g間が開状態となる。
同様に、図3(b)に示すようにマイクロスイッチ5のマイクロスイッチ本体5aはスイッチ5b、電極端子5c,5d,5e、ネジ孔5fを有しており、電極端子5c,5d,5eの各々には外部配線用端子が接続されており、共通端子5g、常開固定端子5h、常閉固定端子5iを構成している。マイクロスイッチ5の共通端子5g、常開固定端子5h、常閉固定端子5iは、マイクロスイッチ3の共通端子3g、常開固定端子3h、常閉固定端子3iよりも長く構成されている。これにより、図2(b)において示したように端子形成部2bの上段に設けられた端子2cとマイクロスイッチ3の各端子が接続し、下段に設けられた端子2cとマイクロスイッチ5の各端子が接続される。
スイッチ5bの上部に配設されるプランジャ7が押圧されるとスイッチ5bが押下されて常閉固定端子5iと共通端子5g間が開状態となり、常開固定端子5hと共通端子5g間が閉状態となる。また、プランジャ7の押圧が解除されるとスイッチ5bの押し込みも解除されて常閉固定端子5iと共通端子5g間が閉状態となり、常開固定端子5hと共通端子5g間が開状態となる。この実施の形態1に係るリミットスイッチでは、マイクロスイッチを2個内蔵した2点検出回路について述べるが、1点検出回路で構成してもよくこれに限定されるものではない。
図4は、この発明の実施の形態1に係る絶縁部材の構成を示す斜視図である。絶縁部材4は、矩形の台座4aとマイクロスイッチ本体3a及びマイクロスイッチ本体5aに挟装される板部4bで構成され、図1及び図2において示したようにマイクロスイッチ3とマイクロスイッチ5の間に配設される。台座4aのマイクロスイッチ5と接する面には、マイクロスイッチ5の電極端子5c,5d,5e、共通端子5g、常開固定端子5h、常閉固定端子5iと嵌合する略L字状の溝4c,4d,4eが設けられ、溝4c,4d,4eにマイクロスイッチ5の各端子を嵌合させることにより、マイクロスイッチ3及びマイクロスイッチ5を隙間なく組み付けることができる。マイクロスイッチ3及びマイクロスイッチ5を組み付けた際にケース2内に生じる空間を絶縁部材4で埋めることにより、ケース2内に爆発性ガスが滞留するのを防止すると共に、マイクロスイッチ3とマイクロスイッチ5間の電気的接続を遮断することができる。また、板部4bにはタッピングネジ10を挿入するネジ孔4fが設けられている。
図5は、この発明の実施の形態1に係るプランジャの構成を示す斜視図である。なお、図5ではプランジャ7のプレート7eを外し、ストッパ部7dの構造を示している。
プランジャ6,7は、軸部であるロッド6a,7a、Eリング12を嵌合させる溝6b,7b、上端部に設けたボルト13を挿入するためのネジ孔6c,7c、下端部に設けたストッパ部6d,7d、ストッパ部6d,7dにインサート成形される樹脂のプレート6e,7eで構成されている。ストッパ部6d,7dは、ロッド6a,7aより大きい径とし、外周側面肩部をテーパー状に形成することにより、ストッパ部6d,7dにインサート成形されるプレート6e,7eの脱離を防止する。さらに、ストッパ部6d,7dの底面に直線状の溝6f,7f(6fは図示せず)を設けることによりプレート6e,7eがストッパ部6d,7dの周方向に回転するのを防ぐ。また、プレート6e,7eを樹脂で形成することにより、マイクロスイッチ3,5を動作させて電気回路を切り換えた際に発生する電流が、プレート6e,7e及び復帰ネジ11を介してケース2外部に出力されるのを防止する。
また、プレート6eは略正方形に、プレート7eは台形に成型している。プレート6e,7eを略正方形及び台形の角形状で成型することにより、ロッド6a,7aが周方向に回転した場合でも、プレート6e,7cの一辺がケース2内部の壁と当接してロッド6a,7aの回転を規制する。また、図1において示したように、マイクロスイッチ3及びマイクロスイッチ5をケース2内に組み付けると、スイッチ3bはプランジャ6のロッド6aの同軸上に配設され、プレート6eの略正方形部分でスイッチ3bを押下することができるが、スイッチ5bはプランジャ7のロッド7aの同軸上には配設されず、プレート7eが略正方形であるとスイッチ5bを押下することができないため、押下する面積を広げた台形形状としている。さらに、プレート7eの先端部分でありプレート6eと隣接する側部をなだらかに削り、台形形状とすることにより、プレート6e及びプレート7eが接触するのを防止している。
図6は、この発明の実施の形態1に係るゴムシールの構成を示す斜視図である。
ゴムシール8は、ケース2の開口部2aと同様の外周形状を有し、タッピングネジ10を挿入するネジ孔8a、カバー9に設けられた凸部(詳細は後述する)に嵌合する開口部8b,8c,8dを有している。ゴムシール8は弾性部材で形成され、リミットスイッチ1の組み付け時にカバー9の外側から充填される充填材Aがリミットスイッチ1内部のマイクロスイッチ3,5側に入り込むのを防ぐ。開口部8bは、プランジャ7の摺動性を確保する役割も果たしており、例えば、この開口部8bの部分を同様の弾性部材で覆うと、プランジャ7のプレート7eが当該弾性部材に接触してスムーズな動作を行うことができない。このように、開口部8bを設けることによりプランジャ7の摺動性を確保している。
図7及び図8は、この発明の実施の形態1に係るカバーの構成を示す図である。図7(a)はカバーの内側面を示す斜視図、図7(b)はカバーの外側面を示す斜視図、図7(c)はカバーの側面図である。図8(a)はカバーとプランジャの位置関係を示す側面図、図8(b)はケース内部のカバーの当接位置を示す図である。
図7に示すように、カバー9はケース2の開口部と同様の外周形状を有し、タッピングネジ10を挿入するネジ孔9aを有している。カバー9の内側面には凸部9b,9c,9dが形成され、当該凸部9b,9c,9dにゴムシール8の開口部8b,8c,8dが嵌合することにより、ゴムシール8が移動するのを防止する。
図8(a)に示すように、リミットスイッチ1を組み付けると、凸部9bはプランジャ7の上下方向の動作範囲に位置し、プランジャ7のプレート7eがゴムシール8と接触するのを防ぐと共に、プランジャ7がロッド6a,7aの周方向に回転するのを規制し、プランジャ7の摺動性を確保している。なお、図8(a)ではカバー9の凸部9bとプランジャ7の位置を示すために、ゴムシール8は図示していない。図8(b)は、凸部9b,9c,9dのケース2内部の当接部9b´,9c´,9d´を破線で囲んで示している。図8(b)に示すように、凸部9b,9c,9dはケース2内部の当接部9b´,9c´,9d´に当接し、カバー9が必要以上にケース2内部に押し込まれることを抑制する。
カバー9は、充填材Aと接する外側面の上辺及び下辺にフック状の保持溝(溝部)9e,9fを有している。保持溝9eは直線部案内壁9g及び曲線部案内壁9hで構成され,保持溝9fは直線部案内壁9i及び曲線部案内壁9jで構成されている。保持溝9e,9fをフック状に形成することにより、カバー9の外側面から充填する充填材Aが曲線部案内壁9h,9jを伝わって溝部に入り込み、固着する。これにより、充填材Aが保持溝9e,9fに係止され、ケース2内で発生した爆発などによりケース2内部から圧力が加わった場合にも、充填材Aが開口部2aから剥離するのを防止することができる。さらに、保持溝9e,9fを略S字状のなだらかな曲面に形成することにより、充填材Aが曲面に沿って充填されるため、気泡を残すことなく保持溝9e,9fに充填材Aを充填することができる。
次に、上述したマイクロスイッチ3,5、絶縁部材4、プランジャ6,7、ゴムシール8、カバー9、タッピングネジ10を内蔵するケース2について説明する。
図1において示したように、ケース2は開口部2aと端子形成部2bで構成され、開口部2a内部は上述した各部材が嵌合可能な形状に成形されている。また、ケース2の上部にはプランジャ6,7を挿入するための挿入孔を設け、開口部2a内部にはタッピングネジ10と螺合するネジ孔を設けている。
図9は、この発明の実施の形態1に係るリミットスイッチの端子形成部を示す図である。なお、図9(a)は図1におけるリミットスイッチ1を矢印B方向から見た図であり、図9(b)は矢印C方向から見た図である。
図9(a)及び(b)に示すように、端子形成部2bには6個の端子2cが2列に並んでおり、上段列の端子2cはケース2に内蔵されるマイクロスイッチ3の共通端子3g、常開固定端子3h及び常閉固定端子3iに導通され、下段列の端子2cはマイクロスイッチ5の共通端子5g、常開固定端子5h及び常閉固定端子5iに導通されている。端子2cは、ケース2にインサート成形あるいは圧入された固定端子2d、固定端子2dのネジ孔に螺合挿入された端子ネジ2e、固定端子2dと端子ネジ2eの間に配設される角座金2fで構成されている。
図10は、この発明の実施の形態1に係るリミットスイッチの端子の構成を示す分解斜視図である。固定端子2dは、円柱部材2gと角板2hで構成されており、円柱部材2gと角板2hをかしめた後に端子形成部2bにインサート成形あるいは圧入することにより固定される。固定端子2dの外周面には溝部であるローレットが形成されており、固定端子2dがケース2から抜脱するのを防止している。角座金2fは、四隅を湾曲させて構成している。リミットスイッチ1を電気的に接続する際に、固定端子2dと角座金2fの間にリード線を介在させて端子ネジ2eで締め込み固定するが、角座金2fの湾曲部が固定端子2dの角板2hに当接するため、端子ネジ2eの締め込みによりリード線が移動して外れるのを防止する。また、固定端子2dを端子形成部2bにインサート成形あるいは圧入する際に、図9において示した2つの位置決め部材2iに固定端子2dの角板2hの一辺を当接させることにより、固定端子2dを規定方向に揃えて配設することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、マイクロスイッチ、絶縁部材、プランジャ、ゴムシール、カバー、ネジを内蔵するケースの開口部に充填材を充填して固着封止するように構成したので、ケースの開口部と充填材との間に隙間が発生せず密閉することができる。
また、この実施の形態1によれば、カバーの充填材と接する面の上辺及び下辺にフック状の保持溝を設け、当該保持溝内に充填材を充填して固着させるように構成したので、保持溝内で固着した充填材が保持溝で係止され、ケース内の爆発などによりケース内部から圧力が加わった場合に、ケースの開口部から充填材が剥離するのを防止し、爆発がリミットスイッチのケース外に及ぶのを防ぐことができる。これにより、リミットスイッチの防爆性能を向上させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、カバーに設けた保持溝を略S字状のなだらかな曲面で構成したので、充填材が曲面に沿って充填され、保持溝内部に気泡を残すことなく充填することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、ゴムシートに開口部を設け、当該開口部をケースに設けた凸部に嵌合させるように構成したので、プランジャがゴムシートに接触するのを防止すると共に、凸部がプランジャの回転を規制して摺動性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態1では、充填材の保持溝をカバーの上辺及び下辺に設ける例を示したが、保持溝はカバーの側辺やカバー外周部の全体に設けてもよくこれに限定されるものではない。
実施の形態2.
上述した実施の形態1に係るリミットスイッチでは、充填材の係止方法としてカバー9にフック状の保持溝9e,9fを設ける構成を示したが、この実施の形態2に係るリミットスイッチは、ケース2に充填材を係止する孔部を設けるように構成したものである。以下、このリミットスイッチの充填材を係止する構成を中心に説明する。
図11は、この発明の実施の形態2に係るリミットスイッチの構成を示す図であり、図11(a)は内部構成を示す側面図、図11(b)は、図11(a)におけるD−D線断面図である。以下では、実施の形態1に係るリミットスイッチの構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
このリミットスイッチ1は、ケース2の上部2箇所に孔部20を設けている。孔部20は、ケース2内側からケース2外側に貫通するように設けられ、さらにケース2内に各構成部品を組み込んだ際に、カバー9が固定される位置よりも開口部2a側に位置するように形成されている。
次に、この実施の形態2に係るリミットスイッチ1の組み付け方法について説明する。内部構成部品の組み付けは実施の形態1と同様に、ケース2にプランジャ6,7、復帰バネ11、Eリング12及びボルト13を取り付け、ケース2内にマイクロスイッチ3、絶縁部材4、マイクロスイッチ5の順で組み付け、ゴムシール8及びカバー9で被覆した後、各構成部品をタッピングネジ10で固定する。次に、孔部20にケース2の外側からシールあるいは栓をした後、ケース2の開口部2aとカバー9の外側面により形成された凹部に充填材Aを充填して固着封止させる。充填材Aを充填すると孔部20にも同様に充填材Aが入り込み、開口部2aを充填した充填材Aと一体となって固着する。これにより、ケース2の内部から圧力が加わった場合にも、孔部20内で固着した充填材Aが孔部20で係止され、ケース2の開口部2aから充填材Aが剥離するのを防止することができる。なお、充填材Aを充填する場合には、孔部20にケース2の外側からシールあるいは栓をするなどして充填材Aがケース2外に流れ出すのを防ぐ必要がある。
図12にこの実施の形態2に係るリミットスイッチの他の例を示す。図12(a)はリミットスイッチの内部構成を示す側面図、図12(b)は、図12(a)におけるE−E線断面図である。
このリミットスイッチ1は、ケース2の上部2箇所に設けた孔部20に係止部材(栓部材)21を挿入し、係止部材21により充填材を係止するように構成したものである。孔部20は、図11と同様にケース2内に各構成部品を組み込んだ際に、カバー9が固定される位置よりも開口部2a側に位置するように形成されている。係止部材21は、栓部21aと蓋部21bで構成されており、栓部21aは孔部20に嵌合し、栓部21aよりも大きい径を有する蓋部21bがケース2の外側で係止される。係止部材21は、例えば金属や合成樹脂等で形成される。
次に、リミットスイッチ1の組み付け方法について説明する。内部構成部品の組み付けは実施の形態1と同様に、ケース2にプランジャ6,7、復帰バネ11、Eリング12及びボルト13を取り付け、ケース2内にマイクロスイッチ3、絶縁部材4、マイクロスイッチ5の順で組み付け、ゴムシール8及びカバー9で被覆した後、各構成部品をタッピングネジ10で固定する。次に、2箇所の孔部20に係止部材21を挿入し、ケース2の開口部2aとカバー9の外側面により形成された凹部に充填材Aを充填して固着封止させる。これにより、充填材Aが係止部材21を包含するように固着し、ケース2の内部からの圧力が加わった場合にも、充填材Aが係止部材21で係止され、ケース2の開口部2aから充填材Aが剥離するのを防止することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、ケースの上部にケースを貫通する孔部を設け、ケースの開口部に充填材を充填させると共に、孔部内にも充填材を充填させて固着封止するように構成したので、孔部内で固着した充填材が孔部で係止され、ケースの内部から圧力が加わった場合に、ケースの開口部から充填材が剥離するのを防止することができ、リミットスイッチの防爆性能を向上させることができる。
また、この実施の形態2によれば、ケースの上部にケースを貫通する孔部を設け、当該孔部に係止部材を挿入した後にケースの開口部に充填材を充填するように構成したので、充填材が孔部に挿入した係止部材により係止され、ケースの内部から圧力が加わった場合に、ケースの開口部から充填材が剥離するのを防止することができ、リミットスイッチの防爆性能を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態2では、孔部20をケース2の上部に設けるように構成したが、ケース2の側部や下部に設けるように構成してもよいし、ケース2の上部及び側部などの複数箇所に同時に設けてもよい。また、孔部20の形状や大きさ、孔部20を設ける数は適宜変更可能である。同様に、係止部材の形状や大きさも適宜変更可能である。
実施の形態3.
上述した実施の形態1に係るリミットスイッチでは、充填材の係止方法としてカバー9にフック状の保持溝9e,9fを設ける構成を示したが、この実施の形態3に係るリミットスイッチは、カバーとタッピングネジの間に充填材を係止するワッシャを設けるように構成したものである。図13は、この発明の実施の形態3に係るリミットスイッチの構成を示す側面図である。以下では、実施の形態1に係るリミットスイッチの構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
このリミットスイッチ1は、ケース2に内部構成部材を組み付け、各構成部材をタッピングネジ10で固定する際に、カバー9とタッピングネジ10の間にワッシャ30を介在させる。ワッシャ30は、円状あるいは角形状で形成され、ネジ締結に耐え得る程度の剛性を有する材質、例えば金属や樹脂などで形成されている。ワッシャ30は、外周部に向けて徐々に肉厚が薄くなるようにテーパー状の傾斜面を有しており、テーパー状の傾斜面をカバー9側に向けて組み付ける。
次に、この実施の形態3に係るリミットスイッチ1の組み付け方法について説明する。内部構成部品の組み付けは実施の形態1と同様に、ケース2にプランジャ6,7、復帰バネ11、Eリング12及びボルト13を取り付け、ケース2内にマイクロスイッチ3、絶縁部材4、マイクロスイッチ5の順で組み付け、ゴムシール8及びカバー9で被覆した後、ワッシャ30を配置して各構成部品をタッピングネジ10で固定する。ワッシャ30は、テーパー状の傾斜面をカバー9側に向けて組み付ける。次に、ケース2の開口部2aとカバー9の外側面により形成された凹部に充填材Aを充填して固着封止させる。充填材Aを充填すると、ワッシャ30とカバー9の間に生じた略三角形状の空間にも同様に充填材Aが入り込み、開口部2aを充填した充填材Aと一体となって固着する。これにより、ケース2の内部から圧力が加わった場合にも、略三角形状の空間内で固着した充填材Aがワッシャ30で係止され、ケース2の開口部2aから充填材Aが剥離するのを防止することができる。さらに、ワッシャ30にテーパー状の傾斜面を設けるように構成したので、充填材Aが傾斜面に沿って充填されるため、ワッシャ30と充填材Aとの間に気泡を残すことなく充填することができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、カバーとタッピングネジの間にテーパー形状を有するワッシャを介在させ、ケースの開口部に充填材を充填させると共に、カバーとワッシャの間に生じる空間にも充填材を充填させて固着封止するように構成したので、空間内で固着した充填材がワッシャで係止され、ケース内部から圧力が加わった場合に、ケースの開口部から充填材が剥離するのを防止することができ、リミットスイッチの防爆性能を向上させることができる。
実施の形態4.
上述した実施の形態1に係るリミットスイッチでは、充填材の係止方法としてカバー9にフック状の保持溝9e,9fを設ける構成を示したが、この実施の形態4に係るリミットスイッチは、ケース内に凹部及び当該凹部に嵌合する中空円筒状のピンを設け、充填材を係止するように構成したものである。図14は、この発明の実施の形態4に係るリミットスイッチの構成を示す側面図であり、図14(a)はタッピングネジに換えて設けるピンの構成を示す図、図14(b)はリミットスイッチの内部構成を示す側面図である。以下では、実施の形態1に係るリミットスイッチの構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
このリミットスイッチ1は、ケース2内に凹部40を有し、凹部40の開口部に嵌合させるピン(ピン部材)41を配設している。ピン41は、中空円筒形状で両端に開口部41a及び開口部41bを有し、開口部41aはケース2内の凹部40に嵌合し、開口部41bは周方向に設けられた突起部41cによりカバー9の外側面で係止される。ピン41の外径は、凹部40の開口部に嵌合可能な径であると共に、マイクロスイッチ3のネジ孔3f、絶縁部材4のネジ孔4f、マイクロスイッチ5のネジ孔5f、ゴムシール8のネジ孔8a、カバー9のネジ孔9aに挿入可能な径である。
次に、リミットスイッチ1の組み付け方法について説明する。ケース2にプランジャ6,7、復帰バネ11、Eリング12及びボルト13を取り付け、ケース2内にマイクロスイッチ3、絶縁部材4、マイクロスイッチ5の順で組み付け、ゴムシール8及びカバー9で被覆した後、各部材に設けたネジ孔にピン41を挿入し、開口部41aをケース2内部に設けた凹部40に嵌合させる。このとき、開口部41bに設けた突起部41cがカバー9の外側面を係止する。次に、ピン41の開口部41bから凹部40内及びピン41の中空部内に充填材Aを充填する。凹部40内及びピン41の中空部内の充填が終了すると、連続してケース2の開口部2aとカバー9の外側面により形成された凹部に充填材Aを充填して固着封止させる。凹部40内及びピン41の中空部内に充填した充填材Aと、開口部2aに充填した充填材Aが一体となって固着する。これにより、ケース2の内部から圧力が加わった場合にも、充填材Aが凹部40及びピン41で係止され、ケース2の開口部2aから充填材Aが剥離するのを防止することができる。
この実施の形態4によれば、ケース内に凹部を設け、当該凹部の開口部に嵌合するピンを配設し、当該凹部及びピンを用いて各構成部品を係止すると共に、凹部内、ピンの中空部内及びケースの開口部に充填材を充填させて固着封止するように構成したので、凹部内及びピンの中空部内で固着した充填材が係止され、ケース内部から圧力が加わった場合に、ケースの開口部から充填材が剥離するのを防止することができ、リミットスイッチの防爆性能を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るリミットスイッチの構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るリミットスイッチの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るマイクロスイッチの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る絶縁部材の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るプランジャの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るゴムシールの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るカバーの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るカバーの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る端子形成部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るリミットスイッチの端子の構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るリミットスイッチの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るリミットスイッチの構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るリミットスイッチの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るリミットスイッチの構成を示す図である。
符号の説明
1 リミットスイッチ
2 ケース
2a 開口部
2b 端子形成部
2c 端子
2d 固定端子
2e 端子ネジ
2f 角座金
2g 円柱部材
2h 角板
2i 位置決め部材
3,5マイクロスイッチ
3a,5a マイクロスイッチ本体
3b,5b スイッチ
3c,3d,3e,5c,5d,5e 電極端子
3f,4f,5f,6c,7c,8a,9a ネジ孔
3g,5g 共通端子
3h,5h 常開固定端子
3i,5i 常閉固定端子
4 絶縁部材
4a 台座
4b 板部
4c,4d,4e 溝
6,7 プランジャ
6a,7a ロッド
6b,6f,7b,7f 溝
6d,7d ストッパ部
6e,7e プレート
8 ゴムシール
8b,8c,8d 開口部
9 カバー
9b,9c,9d 凸部
9b´,9c´,9d´ 当接部
9e,9f 保持溝
9g,9i 直線部案内壁
9h,9j 曲線部案内壁
10 タッピングネジ
11 復帰バネ
12 Eリング
13 ボルト
20 孔部
21 係止部材
21a 栓部
21b 蓋部
30 ワッシャ
40 凹部
41 ピン
41a,41b 開口部
41c 突起部
A 充填材

Claims (8)

  1. 開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に収容された内蔵スイッチと、
    前記ハウジングの外部に設けた操作部を押圧することにより、前記内蔵スイッチをオン・オフするプランジャと、
    前記ハウジングの開口部を封止する蓋体と、
    前記ハウジングの開口部と前記蓋体の外側面により形成される空間を充填材で封止して形成される固着封止層と、
    前記固着封止層を係止する係止部材とを有していることを特徴とするリミットスイッチ。
  2. ハウジングは、一側壁が開口した筐体であり、
    内蔵スイッチ及び蓋体が前記開口部から一方向に順次に組み付けられて相互に固定された一方向組み付け構造体であることを特徴とする請求項1記載のリミットスイッチ。
  3. 内蔵スイッチと蓋体との間に弾性部材を設け、
    前記弾性部材は、プランジャの動作領域に開口部を備え、
    前記蓋体は、前記開口部に嵌合して前記プランジャの摺動性を確保する凸部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2記載のリミットスイッチ。
  4. 係止部材は、蓋体の外側面に設けたフック状の溝部であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のリミットスイッチ。
  5. 係止部材は、ハウジングに設けられ、前記ハウジングの内部と外部とを貫通する孔部であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のリミットスイッチ。
  6. 係止部材は、孔部に挿入する栓部材であることを特徴とする請求項5記載のリミットスイッチ。
  7. 係止部材は、蓋体の外側面に配設するワッシャであって、
    前記ワッシャの外表面と前記蓋体の外側面との間に空間が形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のリミットスイッチ。
  8. 係止部材は、ハウジング内に形成される凹部と、前記凹部に嵌合する中空円筒状のピン部材であって、
    前記凹部及び前記ピン部材は、内蔵スイッチと蓋体を位置決めして係止すると共に、前記凹部内及び前記中空部内に固着封止層を形成することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のリミットスイッチ。
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