JP2009026216A - 依頼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーソナルコンピュータや携帯端末を利用することなく商品の注文を可能にする。
【解決手段】依頼内容を表示した表示エリアと、依頼内容情報、又はアドレス情報を記憶するICタグとを備えた御用聞きカード103と、上記御用聞きカード103を複数挿入することが可能な寸法を有するカード載置孔67と、上記カード載置孔67に挿入させられた1又は複数の上記御用聞きカード103のICタグを読み書きするタグリーダ・ライタと、上記タグリーダ・ライタが入力した1又は複数の上記御用聞きカード103のICタグから依頼内容情報、又はアドレス情報を抽出し、該依頼内容情報を該アドレス情報によって示される宛先に送信する依頼情報送信手段とを備える依頼入力装置61。
【選択図】図9

Description

本発明は、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者でも特別な知識や訓練を行うことなく、所望の内容の入力を行うことを可能にする技術である。
昨今の老齢化社会への取り組みとして、コンピュータのインタフェースの改善が求められている。
又、老齢化社会への取り組みとして、ご用聞きが見直され、特許文献1に示すような宅配サービスが提案されるようになってきた。
この様な宅配サービスでは、注文メニューをインターネットに接続されたコンピュータや携帯電話機に表示させ、その注文メニューを利用して、欲しい物を選択し、宅配を受けるシステムが採用されている。
特開2002−24708号公報
しかしながら、従来のコンピュータのインタフェースは、老齢化社会に適合するものとは言えず、例えば、特許文献1の宅配システムは、注文を完遂して、依頼を伝えることが出来れば、速やかに欲しい物を欲しいだけ手に入れることが出来、非常に便利であるが、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者などの様に、コンピュータの操作や、携帯電話機の操作を行うことがない人たちや老眼や白内障で視力に制限があり、コンピュータや携帯電話機の画面を見ての操作が難しい人たちにとっては、注文メニューを利用しての発注どころか、コンピュータや携帯電話機の操作をも行わない人たちにとって、全く役に立たないことが考えられる。
そこで本発明は、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者などのコンピュータ弱者であっても、特別な知識や訓練を行うことなく買い物の依頼、用件の依頼、手続に関する依頼、制御装置への指令の依頼などを入力し、伝達することが可能なマンーマシンインタフェースを備えたシステムの提供を目的とする。
又、視力に制限がある人々でも利用が可能なシステムの提供を目的とする。
その上、このシステムを利用することで、例えば、注文を依頼する側と、注文を受ける側の両方のコンピュータ弱者が実用的に利用することができるご用聞き個別配達システムの提供を可能にして、地方の零細小売業者の活躍の場の提供と、少子化高齢化社会における弱者救済とを両方とも可能にすることを目的にする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明の依頼装置は、依頼内容を表示した表示部と、依頼内容情報、又はアドレス情報を記憶する情報記憶部と、該情報記憶部に記憶されている依頼内容情報、又はアドレス情報を電磁波信号に変換して、出力する電磁波出力手段とを備えたカード状媒体と、上記カード状媒体を複数載せることが可能な寸法を有するカード載置手段と、上記カード載置手段に載せられた1又は複数の上記カード状媒体の電磁波出力手段から出力された電磁波信号を入力する電磁波入力手段と、上記電磁波入力手段が入力した1又は複数の上記カード状媒体の電磁波信号から依頼内容情報、又はアドレス情報を抽出する情報抽出手段と、上記情報抽出手段が抽出した依頼内容情報、又はアドレス情報を入力する抽出情報入力手段と、上記抽出情報入力手段が入力した抽出情報に、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在するかを判断する抽出情報判断手段と、上記抽出情報判断手段によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断された場合に、該依頼内容情報を該アドレス情報によって示される宛先に送信する依頼情報送信手段とを備えることを要旨とする。
請求項2の発明の依頼装置は、上記抽出情報判断手段は、上記抽出情報入力手段が所定時間内に入力した依頼内容情報、又はアドレス情報に基づいて、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かを判断することを特徴とする請求項1に記載の依頼装置を要旨とする。
請求項3の発明の依頼装置は、上記抽出情報判断手段によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断されなかった場合には、不足表示を行うことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の依頼装置を要旨とする。
請求項4の発明の依頼装置は、上記依頼情報送信手段によって、上記依頼内容情報が上記アドレス情報によって示される宛先に送信されたことを判断する送信完了判断手段と、上記カード載置手段にカード状媒体が載せられているかを判断するカード状媒体存在判断手段と、上記送信完了判断手段によって上記依頼内容情報が上記アドレス情報によって示される宛先に送信されたと判断された場合には、上記カード状媒体存在判断手段によって、上記カード載置手段にカード状媒体が載せられていると判断されなくなったかを判断するカード取去判断手段と、上記カード取去判断手段によって、上記カード載置手段にカード状媒体が載せられていると判断されなくなったと判断されるまで、上記依頼情報送信手段の実行を制限する送信制限手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項5の発明の依頼装置は、上記依頼情報送信手段は、上記抽出情報判断によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断された場合に、送信可能な状態であることを表示する送信可能状態表示手段と、送信実行操作を入力する送信実行操作入力手段と、上記送信実行操作入力手段が送信実行操作を入力したかを判断する送信実行判断手段と、上記送信実行判断手段が送信実行操作を入力したと判断した場合に、上記依頼内容情報を上記アドレス情報によって示される宛先に送信する処理を実行する送信実行手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項6の発明の依頼装置は、上記カード載置手段は、重ねた複数の上記カード状媒体を載置する構造を有し、上記電磁波入力手段は、上記重ねた複数のカード状媒体の複数の電磁波出力手段から出力された複数の電磁波信号を入力可能な構成を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項7の発明の依頼装置は、上記情報記憶部と、上記電磁波出力手段とは、RFIDであり、上記電磁波入力手段は、RFIDリーダ/ライタであることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項8の発明の依頼装置は、上記カード状媒体は、1媒体が単体で、又は誌面に1媒体、又は複数媒体が印刷された形状で、或いはチラシに1媒体、又は複数媒体が印刷された形状で提供されることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の依頼装置。
請求項9の発明の依頼装置は、上記情報記憶部と、上記電磁波出力手段とは、紙製のカード状媒体に貼り付け、或いは封入されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項10の発明の依頼装置は、上記依頼内容が販売商品に関する情報であり、上記アドレス情報が販売者に関する情報であることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項11の発明の依頼装置は、上記依頼情報送信手段は、依頼者の情報を送信する依頼者情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項12の発明の依頼装置は、上記アドレス情報が販売者に関する情報、又は依頼者に関する情報であることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れかに記載の依頼装置を要旨とする。
請求項1の発明の依頼装置は、情報記憶部に依頼内容情報、又はアドレス情報が記憶されているカード状媒体がカード載置手段に載せられると、カード状媒体の電磁波出力手段から出力された電磁波信号が電磁波入力手段によって入力され、その入力された電磁波信号に依頼内容情報が含まれていれば、情報抽出手段が依頼内容情報を抽出する。又、その入力された電磁波信号にアドレス情報が含まれていれば、情報抽出手段がアドレス情報を抽出する。
次いで、抽出情報入力手段が、その抽出された依頼内容情報、又はアドレス情報を入力し、その後、抽出情報判断手段によって、その入力された依頼内容情報、又はアドレス情報から依頼内容情報と、アドレス情報とが双方とも存在すると判断された場合には、依頼情報送信手段が、その依頼内容情報をそのアドレス情報によって示される宛先に送信する。
一方、抽出情報判断手段によって、その入力された依頼内容情報、又はアドレス情報から依頼内容情報と、アドレス情報とが双方とも存在しない、或いは何れかが存在しないと判断された場合には、依頼情報送信手段による送信は、実行されず、依頼内容情報と、アドレス情報とが双方とも存在すると判断されるまで送信の実行を待つことになる。
ここで、例えば、アドレス情報が不足していて、送信の実行が行われていない場合に、アドレス情報を情報記憶部に記憶したカード状媒体がカード載置手段に載せられると、アドレス情報が順次、電磁波出力手段、電磁波入力手段、情報抽出手段、抽出情報入力手段、抽出情報判断手段と流れて、依頼内容情報と、アドレス情報とが双方とも存在するとの条件が満たされ、依頼情報送信手段による送信が実行される。
又、カード載置手段に載せられた1枚のカード状媒体が依頼内容情報と、アドレス情報とを双方とも備えていた場合には、その1枚のカード状媒体だけで、依頼内容情報がアドレス情報によって示される宛先に送信される。
或いは、カード載置手段に載せられた複数枚のカード状媒体の何れかに依頼内容情報と、アドレス情報とが備えられていた場合には、その複数枚のカード状媒体に記憶されていた依頼内容情報がアドレス情報によって示される宛先に送信される。
この様に依頼内容情報、又はアドレス情報を記憶するカード状媒体は、依頼内容を表示した表示部を備え、例えば、このカード状媒体を利用する者がそのカード状媒体がどの様な依頼内容に利用できるかを目視で速やかに理解することが可能である。
例えば、1枚のカード状媒体に、「○○商店に××商品を1個配達することを依頼する。」と表示しておき、情報記憶部に依頼内容情報として、××商品、1個、配達を記録し、アドレス情報として、○○商店、注文先の○○商店のEメールアドレスを記憶しておく。
又、複数のカード状媒体の組合せで依頼を行う場合では、例えば、1枚目のカード状媒体に、「××商品を配達することを依頼する。」と表示しておき、情報記憶部に依頼内容情報として、××商品、配達を記録しておく。
2枚目のカード状媒体に、「2個配達」と表示しておき、情報記憶部に依頼内容情報として、2個を配達と記憶しておく。
3枚目のカード状媒体に、「○○商店に配達を依頼。」と表示しておき、アドレス情報として、○○商店、注文先の○○商店のEメールアドレスを記憶しておく。
この様に、表示部に表示された内容を参考にして、依頼したい内容が全て存在する様にカード状媒体を寄せ集めて、カード載置手段に載せるだけで、望む依頼を行う処理が実行される。
尚、請求項1の発明の依頼装置は、上述した商品の発注を依頼する用途に好適であるが、これは例示であり、例えば、コンピュータ機器のマンーマシンインタフェースとして、情報入力の依頼、制御指令の入力の依頼を行う用途にも利用可能である。この場合のアドレスは、コンピュータ上のアドレスである。
請求項2の発明の依頼装置は、請求項1とほぼ同様の作用を有することに加え、抽出情報判断手段によって、抽出情報入力手段が所定時間内に入力した依頼内容情報、又はアドレス情報に基づいて、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かの判断が行われる。
これにより、例えば、所定時間を数秒以内にすることで、カード載置手段に現在載せられているカード状媒体だけで、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かの判断が行われて、依頼が送信される様になり、1枚ずつカード状媒体を交換しながらカード載置手段に載せた場合には、それらが合わされて依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かの判断が行われなくなる。
請求項3の発明の依頼装置は、請求項1、又は請求項2とほぼ同様の作用を有することに加え、依頼内容情報と、アドレス情報とが両方存在すると判断されるまで、抽出情報判断手段が不足表示を行うことから、依頼内容情報、又はアドレス情報を記憶したカード状媒体が不足していて、依頼を送信することが出来ない状態であることが表示される。
請求項4の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項3の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、送信完了判断手段によって、依頼内容情報がアドレス情報によって示される宛先に送信されたことが判断され、カード状媒体存在判断手段によって、カード載置手段にカード状媒体が載せられているかが判断される。
カード取去判断手段が、送信完了判断手段によって依頼内容情報がアドレス情報によって示される宛先に送信されたと判断されたが、カード状媒体存在判断手段によって、カード載置手段にカード状媒体が載せられていると判断されている間は、送信制限手段が、依頼情報送信手段の実行を制限する。
一方、カード取去判断手段が、送信完了判断手段によって依頼内容情報がアドレス情報によって示される宛先に送信されたと判断された後、カード状媒体存在判断手段によって、カード載置手段にカード状媒体が載せられていると判断されなくなったと判断された場合は、送信制限手段による依頼情報送信手段の実行の制限が行われなくなる。
これにより、カード状媒体をカード載置手段上に載置したままでは、1度の依頼の送信だけが行われる。
仮に、同一内容の依頼の送信を行いたい場合には、カード状媒体をカード載置手段上から1度取り除く必要がある。
従って、カード状媒体をカード載置手段上に載置したまま放置するような簡略した使い方を行っても、同一内容の重複した送信が防止される。
又、定期的に同一内容の依頼の送信を行う場合には、カード状媒体をカード載置手段上に載置したまま放置しておき、送信を行う場合に、カード状媒体をカード載置手段上から取り除き、再び戻すという手数の少ない手法の選択が可能になる。
請求項5の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項4の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、依頼情報送信手段の送信可能状態表示手段が、抽出情報判断によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断された場合に、送信可能な状態であることを表示する。
又、送信実行判断手段によって、送信実行操作入力手段が送信実行操作を入力したと判断した場合に、送信実行手段が依頼内容情報をアドレス情報によって示される宛先に送信する処理を実行する。
従って、カード載置手段上に載置されたカード状媒体から、依頼内容情報と、アドレス情報との双方の情報が取得され、送信可能な状態であることが表示で確認可能であり、且つ、その送信可能な状態を見て、送信を手動操作で実行することが可能である。
請求項6の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項5の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、カード載置手段が、重ねた複数のカード状媒体を載置可能であり、電磁波入力手段がそのカード載置手段上に重ねて載せられた複数のカード状媒体の複数の電磁波出力手段から出力された複数の電磁波信号を入力可能である。
これにより、複数のカード状媒体で、所望の依頼内容を構成するカード状媒体を束ねてカード載置手段上に載置する使用方法が可能になり、逐次載せたり、横並びにしたりする場合に比べて、取扱が容易になる。
請求項7の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項6の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、情報記憶部と、電磁波出力手段とを備えたRFIDから送信された情報を電磁波入力手段を備えたRFIDリーダ/ライタが受信して入力する。
これにより、汎用されているRFIDと、そのRFIDを読み書きすることが可能なRFIDリーダ/ライタを利用することが可能になる。
請求項8の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項7の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、カード状媒体が、1媒体が単体で、又は誌面に1媒体、又は複数媒体が印刷された形状で、或いはチラシに1媒体、又は複数媒体が印刷された形状で提供される。 これにより、例えば、ご用聞き個別配達業者が単体のカード状媒体を作成して、顧客に配布する形態や、大規模なご用聞き個別配達業者が雑誌やフリーペーパ、或いはカタログにカード状媒体を組み込んだり、挟み込んだりして、不特定多数に配布する形態や、地域性のあるご用聞き個別配達業者が新聞の折り込みチラシ状にして配布する形態が可能になる。
請求項9の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項8の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、紙製のカード状媒体に情報記憶部と、電磁波出力手段とが、貼り付け、或いは封入されている。
これにより、依頼内容の表示を印刷によって大量に施すことが可能になる。
又、手作業によってカード状媒体を作成したり、工業的な大量生産が可能になる。
請求項10の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項9の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、カード状媒体の情報記憶部が販売商品に関する情報と、販売者に関する情報を記憶する。
これにより、販売商品に関する情報を販売者に送信することが可能になる。
請求項11の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項10の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、カード状媒体の依頼者情報送信手段によって、依頼者の情報が送信される。
これにより、依頼を頼んだ依頼者の情報が宛先に伝わることになる。
請求項12の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項11の何れかとほぼ同様の作用を有することに加え、販売者に関する情報、又は依頼者に関する情報が情報記憶部に記憶されている。
請求項1の発明の依頼装置は、表示部に表示された内容を参考にして、依頼したい内容や制御したい内容、或いは指令が存在する様にカード状媒体を寄せ集めて、カード載置手段に載せるだけで、望む依頼、制御、或いは指令を行う処理が実行されることから、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者などのコンピュータ弱者であっても、特別な知識や訓練を行うことなく通信回線を介して、遠方の販売者や運送業者などに、買い物の依頼、用件の依頼、手続に関する依頼などを伝えることが可能なシステムの提供が可能になり、依頼を行うものの利便性が向上されるという極めて優れた効果を奏する。しかも、携帯電話機の文字や画像表示に比べて、依頼内容の表示を大きく見やすくすることが容易になり、視力に制限があるものでも容易に扱うことが可能なる。その上、キー入力やペン入力に比べて、著しく扱いが容易であり、手の機能に制限がある者でも容易に扱うことが可能になる。
その上、このシステムを利用することで、例えば、注文を依頼する側は、カード状媒体の表示を寄せ集めるだけで依頼の送信が可能になり、注文を受ける側は、依頼内容の文面の受信が可能になり、両方がコンピュータ弱者であっても実用的に利用することが可能なご用聞き個別配達システムの提供が可能になる。これにより、例えば、地方の零細小売業者の活躍の場の提供と、少子化高齢化社会における弱者救済とを両方とも可能にすることが出来る。
又、コンピュータ機器のマンーマシンインタフェースとして利用しても、同様に、老齢化社会に貢献することが可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
請求項2の発明の依頼装置は、請求項1とほぼ同様の効果を有することに加え、例えば、所定時間を数秒以内にすることで、カード載置手段に現在載せられているカード状媒体だけで、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かの判断が行われて、依頼が送信される様になり、1枚ずつカード状媒体を交換しながらカード載置手段に載せた場合には、それらが合わされて依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かの判断が行われなくなるような機能を提供することが可能になることで、同時にカード載置手段に載せたカード状媒体だけで、依頼を行う仕様を提供でき、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者などのコンピュータ弱者であっても、特別な使用規則を習得することなく、誤りなく依頼の送信を行うことが可能になり、コンピュータ弱者の利便性がより向上されるという極めて優れた効果を奏する。
請求項3の発明の依頼装置は、請求項1、又は請求項2とほぼ同様の効果を有することに加え、依頼内容情報と、アドレス情報とが両方存在すると判断されるまで、抽出情報判断手段が不足表示を行うことから、依頼内容情報、又はアドレス情報を記憶したカード状媒体が不足していて、依頼を送信することが出来ない状態であることが表示される。
請求項4の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項3の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、重複送信が防止されることから、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者などのコンピュータ弱者であっても、誤りなく依頼の送信を行うことが可能になる。
又、カード載置手段上にカード状媒体を載せた状態で放置しても重複送信が行われることがないため、次の送信を行うまで、カード状媒体をカード載置手段上に載せたままにしておき、次の送信を行うときに、次のカード状媒体を載せるような簡略な取扱を許容することが可能になる。従って、老人や忙しい人のように繁雑な作業を毎回完遂することをいやがる人であっても、誤りなく使いこなせる様になる。
請求項5の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項4の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、
カード載置手段上に載置されたカード状媒体で、
依頼の送信が可能な状態であることを確認してから、送信を手動操作で実行することが可能であることから、自動的に送信が行われる場合に比べて、送信をミスで行われなかったり、重複して送信したりすることが起こりにくくなり、利用者の利便性が更に向上すると言う極めて優れた効果を奏する。
請求項6の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項5の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、
複数のカード状媒体で、所望の依頼内容を構成するカード状媒体を束ねてカード載置手段上に載置する使用方法が可能になり、逐次載せたり、横並びにしたりする場合に比べて、取扱が容易になって、利便性が向上するという極めて優れた効果を奏する。
請求項7の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項6の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、汎用されているRFIDと、そのRFIDを読み書きすることが可能なRFIDリーダ/ライタを利用することが可能になり、開発や製造費用の低減を図ることが可能になる。
請求項8の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項7の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、例えば、ご用聞き個別配達業者が単体のカード状媒体を作成して、顧客に配布する形態や、大規模なご用聞き個別配達業者が雑誌やフリーペーパ、或いはカタログにカード状媒体を組み込んだり、挟み込んだりして、不特定多数に配布する形態や、地域性のあるご用聞き個別配達業者が新聞の折り込みチラシ状にして配布する形態が可能になることから、業者の規模や特徴にあった依頼装置の提供が可能になる。
請求項9の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項8の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、依頼内容の表示を印刷によって大量に施すことが可能になることから、カード状媒体を簡単な印刷機で単品作成したり、大量に作成したりすることが可能になり、極めて汎用性の高いシステムの提供が可能になる。
又、手作業によってカード状媒体を作成したり、工業的な大量生産が可能になることから、より汎用性を高めることが可能になる。
請求項10の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項9の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、販売商品に関する情報を販売者に送信することが可能になることから、例えば、ご用聞きをして、商品を配達するご用聞き個別配達システムに好適である。
請求項11の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項10の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、依頼を頼んだ依頼者の情報が宛先に伝わることになることから、例えば、ご用聞きをして、商品を配達するご用聞き個別配達システムに好適である。
請求項12の発明の依頼装置は、請求項1ないし請求項11の何れかとほぼ同様の効果を有することに加え、販売者に関する情報、又は依頼者に関する情報を利用することが可能になり、例えば、ご用聞きをして、商品を配達するご用聞き個別配達システムに好適である。
次に発明の実施の形態の御用聞き個別配達システム1を説明する。
図1は、御用聞き個別配達システム1の全体を示す概念図である。尚、「御用聞き」は、愛称であり、発明の内容を特定したり、限定したりするものではない。「個別配達」は、実施の態様であり、発明の内容を特定したり、限定したりするものではない。
御用聞き個別配達システム1は、通信ネットワーク3と、この通信ネットワーク3に接続可能な販売グループ10、20、30と、購買者41、43、45とを構成に備えている。尚、販売グループ10、20、30は、説明のために3グループだけを示し、購買者41、43、45も、説明のために3者だけを示したものであり、実際に運用する場合には、これらは適宜増減される性格のものである。
販売グループ10は、全国の購買者を顧客とし、百貨を販売する企業であり、販売グループ20は、1時間程度で交通が可能な地域の購買者を顧客とし、食料品や日用雑貨を販売する企業であり、販売グループ30は、1店舗程度を構える企業である。
購買者41、43、45は、一般消費世帯である。
販売グループ10は、物流倉庫51と、個別配達車両53とを有し、注文のあった商品55を購買者41、43、45に配達する機能を有する。販売グループ20、30も詳細な図示は省略するが規模が相違するだけで販売グループ10とほぼ同様な機能を有する。
以上に示したように、御用聞き個別配達システム1は、購買者41、43、45からの注文を販売グループ10、20、30が受け、その注文を受けた商品を個別に配達する機能を備えている。
尚、販売グループ10、20、30が個別に配達するシステムに関しては、色々な形態が利用可能であり、ここでは、詳細な説明は省略する。
(ハード)
次に、購買者41、43、45が利用する依頼入力装置61を説明する。
図2は、依頼入力装置61の正面側の外観図である。「依頼」は、愛称で、かつ実施の態様であり、発明の内容を特定したり、限定したりするものではない。
依頼入力装置61は、4角箱状の筐体63と、筐体63の側面63Aに設置された表示装置65と、筐体63の上端63Bに設けられたカード載置孔67と、側面63Aの表示装置65の右側に設けられた操作ボタン群69と、上端63Bのカード載置孔67の右側に設けられた電源操作ボタン71と、筐体63の内部63Cに設置された制御回路73とを備えている。
筐体63は、樹脂成形品であり、外部に面した表示装置65と、操作ボタン群69と、電源操作ボタン71とを保持する。
表示装置65は、自己発光機能を有し、詳細を後述する文字や図形の画像を表示する。
カード載置孔67は、上端63Bに形成された開口67Aと、開口67Aから筐体63の内部に側面63Aに沿って形成された孔部67Bとから構成されている。開口67Aと、孔部67Bとの寸法諸元は、後述する。
操作ボタン群69は、電気接点を備えるスイッチボタンであって、取消ボタン69Aと、上移動ボタン69Bと、左移動ボタン69Cと、選択ボタン69Dと、右移動ボタン69Eと、下移動ボタン69Fと、実行ボタン69Gとを備えている。
取消ボタン69Aは、取消表示69AAを備え、上移動ボタン69Bは、上矢印表示69BBを備え、左移動ボタン69Cは、左矢印表示69CCを備え、選択ボタン69Dは、選択表示69DDを備え、右移動ボタン69Eは、右矢印表示69EEを備え、下移動ボタン69Fは、下矢印表示69FFを備え、実行ボタン69Gは、実行表示69GGを備えている。
これら取消ボタン69Aと、上移動ボタン69Bと、左移動ボタン69Cと、選択ボタン69Dと、右移動ボタン69Eと、下移動ボタン69Fと、実行ボタン69Gとは、詳細を後述する制御回路73に接続され、取消ボタン69Aが操作された場合に、制御回路73に取消操作信号を出力し、上移動ボタン69Bが操作された場合に、制御回路73に上移動操作信号を出力し、左移動ボタン69Cが操作された場合に、制御回路73に左移動操作信号を出力し、選択ボタン69Dが操作された場合に、制御回路73に選択操作信号を出力し、右移動ボタン69Eが操作された場合に、制御回路73に右移動操作信号を出力し、下移動ボタン69Fが操作された場合に、制御回路73に下移動操作信号を出力し、実行ボタン69Gが操作された場合に、制御回路73に実行操作信号を出力する。
電源操作ボタン71は、電源表示71Aを備え、制御回路73に接続され、電源操作信号を出力する。
図3は、依頼入力装置61のブロック図である。
依頼入力装置61は、筐体63に、CPU,ROM,RAM等のマイクロコンピュータ機能を発揮する制御回路73を備え、この制御回路73には、インタフェース機能を発揮する入力インタフェース75、77と、座標データ入力インタフェース79と、画像出力インタフェース81と、通信インタフェース83とを備えている。
又、依頼入力装置61は、筐体63に、詳細を後述する電源コントローラ85と、蓄電池87と、挿入センサ89と、タグリーダ・ライタ91と、タッチ入力コントローラ93と、画像コントローラ95と、トランシーバ97とを備えている。
電源コントローラ85は、蓄電池87から供給された電力から運用系の+B電源と、待機系の+BA電源とを生成し、詳細の説明は省略するが筐体63内の各部に供給する。
又、電源コントローラ85は、電源操作ボタン71から供給される電源操作信号に基づいて、+B電源の供給を制御すると共に、入力インタフェース75に運用信号を出力する。
ここでは、電源操作ボタン71が操作される毎に、+B電源と、+BA電源と、運用信号とを全て供給状態にする運用状態と、+BA電源の供給状態を維持する待機状態とを切り替える。例えば、運用状態にされると、依頼入力装置61の全機能が作動状態になり、待機状態にされると、タグリーダ・ライタ91と、タッチ入力コントローラ93と、画像コントローラ95と、表示装置65との作動が停止され、電力消費が低減される。
操作ボタン群69は、入力インタフェース75に接続され、詳細を後述する様に利用される。
挿入センサ89は、カード載置孔67に臨む位置に配置され、入力インタフェース77に接続されている。タグリーダ・ライタ91は、カード載置孔67に隣接して設置され、制御回路73の図示しないバスに接続されている。挿入センサ89と、タグリーダ・ライタ91との制御や働きは、詳細を後述する処理に利用される。
表示装置65は、表示層65Aと、検出層65Bとを備え、表示層65Aは、画像コントローラ95に接続され、検出層65Bは、タッチ入力コントローラ93に接続されている。表示層65Aは、画像コントローラ95によって駆動されることで、画像の表示を行い、この画像コントローラ95は、画像出力インタフェース81に接続され、制御回路73から画像信号を入力する。つまり、表示装置65の表示内容は、制御回路73によって決定される。
又、検出層65Bは、タッチ入力コントローラ93を介して、制御回路73に接続され、検出層65Bの検出結果を制御回路73に出力する。つまり、表示装置65の検出層65Bへの操作状態が制御回路73に伝えられる。トランシーバ97は、通信インタフェース83と、アンテナ99、101とに接続され、制御回路73から出力された信号をアンテナ99、アンテナ101を利用して送信すると共に、アンテナ99、101を介して受信した信号を制御回路73に出力する。2本のアンテナ99、101は、筐体63内に設置され、ダイバーシティ用である。
尚、トランシーバ97の通信先は、どの様な形態のものでも良い。ここでは、詳細を後述する。又、無線通信に限らず、有線通信のものでも良い。
(カード構造)
図4は、御用聞きカード103の正面図である。尚、「御用聞き」は、愛称であり、発明の内容を特定したり限定したりするものではない。
御用聞きカード103は、長方形の薄板状の紙片部105と、紙片部105の長方端107側に埋設されたICタグ109と、紙片部105の正面側105Aに設けられている表示エリア111とを備えている。
紙片部105の形状は、詳細を後述する表示エリア111の大きさに基づいて決定され、図2に示すカード載置孔67の寸法は、紙片部105の大きさに基づいて決定される。
ICタグ109は、近距離用パッシブ型の読み込み、書き込み可能型の素子が用いられる。尚、ICタグ109は、慣用されているどの様な態様のものでも利用可能である。
図5、図6、図7は、御用聞きカード103の表示エリア111の表示態様の説明図である。
表示エリア111は、表示内容が老齢者でも容易に視認可能なことを考慮して設けられる。ここでは、「短辺が7cm、長辺が10cm」程度の表示エリア111が設けられている。
表示エリア111は、図5の(A)に示すように、依頼内容の特徴を表示する特徴表示エリア113と、依頼内容の詳細を表示する詳細表示エリア115とを有している。
特徴表示エリア113は、図5、および図6の(A)、(C)に示すように、注文商品の画像を表示エリア111のほぼ半分を占める大きさで表示する注文商品画像表示117、又は図6の(B)、(D)、および図7に示すように、依頼内容の表現する文字画像を表示エリア111の幅をほぼ占める大きさで表示する依頼内容文字表示119が設けられる。
注文商品画像表示117は、図5に示すように、持ってきて欲しい商品の画像、ここではアスパラガス、バナナ、ショートケーキ、マンゴなどの画像や、図6の(A)に示すように、ソーセージ、(C)に示すように、洗剤ボックスなどの画像が付されている。
この注文商品画像表示117を見ることで、例えば、バナナの房の注文が可能であることを老齢者等のコンピュータ弱者でも理解することが可能になる。
依頼内容文字表示119は、図6の(B)に示すように、「新カード追加検索」表示121、(D)に示すように、「季節カード追加検索」表示123、図7の(A)に示すように、「人呼出依頼」表示125、(B)に示すように、「注文内容確認」表示127、(C)に示すように、「予約依頼」表示129、(D)に示すように、「パンフレット送付依頼」表示131等が付されている。
尚、注文商品画像表示117と、依頼内容文字表示119との表示内容は、詳細は後述するが、ICタグ109に記録されたデータに対応するものであり、注文や依頼内容に応じて、適宜選択されるものであって、図5ないし図7に示した図柄に限定されるものではない。
詳細表示エリア115は、図5の(A)に示すように、特徴表示エリア113を避けた箇所に設けられ、詳細を後述するように、第1表示133、第2表示135、又は第3表示137が設けられる。
第1表示133と、第2表示135と、第3表示137とは、記載内容を自由に選択可能であるが、ここでは、ICタグ109に記録されたデータを統一性を持たせて表示する趣旨で、第1表示133は、商品名、数量、価格の情報が表示され、第2表示135は、取扱者の情報が表示され、第3表示137は、所属グループの情報が表示される。
詳細表示エリア115の表示例としては、図5の(A)では、第1表示133は、「アスパラ 1束 時価」表示139、第2表示135は、「○○商店」表示141、第3表示137は、「○○流通グループ」表示143、図5の(B)では、第1表示133は、「バナナ 1パック 150円」表示145、第2表示135は、「□□屋」表示147、第3表示137は、「○○流通グループ」表示149、図5の(C)では、第1表示133は、「ショートケーキ○○ 200円」表示151、第2表示135は、「△△店」表示153、第3表示137は、「○○流通グループ」表示155、図5の(D)では、第1表示133は、「マンゴ 1個 100円〜200円」表示157、第2表示135は、「○○商店」表示159、第3表示137は、「○○流通グループ」表示161、図6の(A)では、第1表示133は、「○○ソーセージ 100グラム 200円」表示163、第2表示135は、「□△店」表示165、第3表示137は、「○○流通グループ」表示167、図6の(B)では、第1表示133は、表示無し、第2表示135は、表示無し、第3表示137は、「○○流通グループ」表示169、図6の(C)では、第1表示133は、「○×洗剤 ○○グラム 1箱 350円」表示171、第2表示135は、「□△店」表示173、第3表示137は、「○○流通グループ」表示175、図6の(D)では、第1表示133は、表示無し、第2表示135は、表示無し、第3表示137は、「○○流通グループ」表示177、図7の(A)では、第1表示133は、表示無し、第2表示135は、表示無し、第3表示137は、「○○流通グループ」表示179、図7の(B)では、第1表示133は、表示無し、第2表示135は、表示無し、第3表示137は、「○○流通グループ」表示181、図7の(C)では、第1表示133は、表示無し、第2表示135は、表示無し、第3表示137は、「○○流通グループ」表示183、図7の(D)では、第1表示133は、表示無し、第2表示135は、表示無し、第3表示137は、「○○流通グループ」表示185が表示されている。
尚、これらの詳細な説明は、後述する。又、実施の形態には色々な態様があることを表現するため、一般名称や固有名称に当たる部分に、「○×□△」などを付して、記載及び表示した。
図8は、依頼入力装置61の裏側191の外観図、図9は、依頼入力装置61の使用状態の説明図、図10は、依頼入力装置61の使用状態の説明図である。
依頼入力装置61の裏側191は、図8に示すように、表示装置65の設けられている正面側とは反対側であって、筐体63の板面193が設けられている。この板面193の裏側の端部193A、193Bには、アンテナ99、101が設置されている。
このアンテナ99、101は、板面193を透して、無線の送受信を行う。
図11は、依頼入力装置61が利用される購買者システム201の構成図である。
購買者システム201は、ネットワーク機器203と、視聴覚機器205と、電話端末207と、依頼入力装置61と、視聴覚依頼入力装置209とを備えている。
ネットワーク機器203は、ネットワーク接続機器211と、ルータ213と、無線電話装置215と、トランシーバ217とを備えている。
ネットワーク接続機器211は、IPネットワークに接続された図示しない光回線にルータ213を接続する機能を有する。尚、ここでは、光回線を経由して、インターネット網に接続するが、これに限定されるものではなく、無線や有線を利用して、インターネット網やその他の通信網や電話網、専用回線などに接続されるものならどの様な形態であっても良い。
ルータ213は、無線電話装置215を介して、電話端末207に接続され、トランシーバ217を介して、依頼入力装置61に接続され、IPネットワークサービスを提供する。
無線電話装置215は、IP電話機能を提供する。電話端末207は、無線によって、無線電話装置215と接続され、IP電話機能を提供する。
依頼入力装置61は、IPネットワークに接続され、周知のインターネットによるサービスの提供を受けることが可能である。尚、ここでは、インターネットのサービスを受けるが、これに限定されものではなく、イントラネットやエクストラネット、或いは独立ネットなどどの様な形態のものでも良い。
視聴覚機器205は、所謂テレビ受像器である。詳細は、後述する。
視聴覚依頼入力装置209は、視聴覚機器205と共同して、利用する機能を有するもので、詳細は後述するが、依頼入力装置61と同様の機能を有する。
次に、依頼入力装置61の使用法を説明する。
依頼入力装置61は、図9に示すように、表示装置65が見える状態で、立てて置き、御用聞きカード103を矢印YA方向に移動して、図10に示すように、カード載置孔67に挿入後、矢印YAと反対の方向に取り出すという手順が基本の使用形態である。これだけで、所望の商品の配達の依頼が完了する様に、各部が作られている。
以下に、この基本の使用形態の詳細を説明する。又、この基本の使用形態に基づき、より複雑な注文や依頼を行う場合の応用の使用形態を説明する。
先ず、御用聞きカード103によって注文内容を作る必要がある。
この注文内容を作る方法は、コンピュータを操作して作る必要はなく、御用聞きカード103の特徴表示エリア113に表示されている注文商品画像表示117、依頼内容文字表示119、及び詳細表示エリア115の第1表示133、第2表示135、第3表示137を見て、注文や依頼内容の文章を思い浮かべることが出来れば、注文内容や依頼内容の作成が完了するというものである。つまり、誰に何をして欲しい、誰に何かを持ってきて欲しい、誰に何かを依頼したい、とかの文章を思い浮かべることが出来る御用聞きカード103を1枚探し出すか、複数枚を合わせることで、完成させるだけである。
(データ構造)
図12は、御用聞きカード103のICタグ109に格納され、依頼入力装置61のタグリーダ・ライタ91によって、読み込まれるデータのデータ構造の説明図である。
図12の(A)に示すデータ構造219は、データの種別を「A」、「B」、「C」に分け、「A」に分別される列221には、「誰に」などの依頼先に関する情報が割り当てられ、「B」に分別される列223には、「何を」などの物品に関する情報が割り当てられ、「C」に分別される列225には、「どうして欲しい」などの内容に関する情報が割り当てられる。
又、データ構造219は、データの種別「A、B、C」それぞれが、順位「1位、2位、3位」の行227、229、231を備えている。
ここでは、種別「A」の順位1位の欄233には、○○グループなどの大分類に関する情報が割り当てられ、順位2位の欄235には、○○会社などの中分類に関する情報が割り当てられ、順位3位の欄237には、○○エリア等の小分類に関する情報が割り当てられる。
例えば、大分類に関する情報としては、複数の店舗を有する流通グループの名称や電子的にアドレスを特定する情報、例えばeメールアドレスやIP情報が該当し、中分類に関する情報としては、販売店舗や流通ステーションの名称や電子的にアドレスを特定する情報が該当し、小分類に関する情報としては、店舗内の青果売り場や魚売り場の名称や電子的にアドレスを特定する情報が該当する。
データ構造219の種別「B」の順位1位の欄241には、バナナなどの品名に関する情報、又は指示コードが割り当てられ、順位2位の欄243には、規格に関する情報が割り当てられ、順位3位の欄245には、数量に関する情報が割り当てられる。
データ構造219の種別「C」の順位1位の欄247には、配達住所情報に関する情報が割り当てられ、順位2位の欄249には、配達日時に関する情報が割り当てられ、順位3位の欄251には、取り置き依頼に関する情報が割り当てられる。
これらデータ構造219の各欄は、何れか、或いは複数がICタグ109に格納される。
例えば、図12の(B)に示すように、発注者情報を連絡するために用いる御用聞きカード103の場合には、欄247に「○○町○○番地 ○○○夫 ID○○」の様な情報を記録しておく。
又、図12の(C)に示すように、商品情報を連絡するために用いる御用聞きカード103の場合には、欄233に「○○配達」と記録し、欄241に「バナナ」と記録し、欄243に「○○規格 単価100円」の様な情報を記録しておく。
上述した図12の(B)と(C)との情報を全て合わせると、「○○配達に、○○規格のバナナ単価100円の配達を○○町○○番地の○○○夫ID○○が依頼する」という文章の作成が可能になる。
尚、データ構造219の種別「A」は、ここでは、次の組合せの場合は、連結されて格納されている。
順位「1位」、順位「1位+2位」、順位「1位+2位+3位」
尚、データ構造219の種別「B」は、ここでは、次の組合せの場合は、連結されて格納されている。
順位「1位」、順位「1位+2位」
従って、これらの組合せのデータは、組み合わせた状態で、管理を行うことが可能である。
図13は、御用聞きカード103を作成する御用聞きカード作成機253の説明図である。
御用聞きカード作成機253は、コンピュータ255と、データ書込印刷機257とを備えている。
コンピュータ255は、汎用型のシステム構成を有し、図示しない御用聞きカード表示作成及び印刷ソフト、図示しない御用聞きカードデータ作成及び書込ソフトとを備えている。
データ書込印刷機257は、汎用型の印刷機259にタグリーダライタ261を組み込んだ構造を有し、印刷機259には、御用聞きカードストッカ263が取り付けられている。データ書込印刷機257は、コンピュータ255とデータケーブル265で接続され、コンピュータ255からの指令に基づいて、御用聞きカード103を御用聞きカードストッカ263から1枚ずつ取り出して、矢印yb、yc、yd方向に移動させ、印字機267によって、表示エリア111に印刷を行うと共に、タグリーダライタ261によって、ICタグ109にデータを格納する処理を行う。
尚、印刷及びデータの格納内容に関しては、後述し、印刷及びデータの格納の手法に関しては、周知慣用されている方法とほぼ同じである。
又、御用聞きカード表示作成及び印刷ソフトは、見本を利用して、印刷見本を作成し、作成した印刷見本の通りの印刷を御用聞きカード103に行うものであり、御用聞きカードデータ作成及び書込ソフトは、対話形式で格納するデータを作成し、その作成したデータをICタグ109に格納するものである。
(ソフト)
図14は、依頼入力装置61によって繰り返し実行される注文データ作成(電源オン時、繰り返し実行)処理ルチンのフローチャートである。この注文データ作成処理は、電源操作ボタン71が操作されて、電源コントローラ85によって+B電源が供給されている場合に、繰り返し実行される。
先ず、挿入センサ89が御用聞きカード103を検出したら、タグリーダ・ライタ91を読み込み状態にして、御用聞きカード103のICタグ109から送信された電波を受信するICタグ読み込み処理を実行し(S100)、次いで、その受信した電波からデータを抽出するデータの抽出処理を実行する(S200)。
ここでは、ICタグ109からは、詳細を後述する注文データ、又は指示データに関するデータが入力される。
次いで、詳細を図15に示す注文データ(文面)の作成処理を実行する(S300)。
この注文データ(文面)の作成処理では、先ず、種別「A」の順位1位のデータA1の抽出を行う(S1000)。この種別「A」の順位1位のデータA1は、既述した種別「A」の順位1位の欄233に格納されているものである。
以後順に、種別「A」の順位2位のデータA2の抽出(S1010)、(この種別「A」の順位2位のデータA2は、既述した種別「A」の順位2位の欄235に格納されているもの、)種別「A」の順位3位のデータA3の抽出(S1020)、(この種別「A」の順位3位のデータA3は、既述した種別「A」の順位3位の欄237に格納されているもの、)種別「B」の順位1位のデータB1の抽出(S1030)、(この種別「B」の順位1位のデータB1は、既述した種別「B」の順位1位の欄241に格納されているもの、)種別「B」の順位2位のデータB2の抽出(S1040)、(この種別「B」の順位2位のデータB2は、既述した種別「B」の順位2位の欄243に格納されているもの、)種別「B」の順位3位のデータB3の抽出(S1050)、(この種別「B」の順位3位のデータB3は、既述した種別「B」の順位3位の欄245に格納されているもの、)種別「C」の順位1位のデータC1の抽出(S1060)、(この種別「C」の順位1位のデータC1は、既述した種別「C」の順位1位の欄247に格納されているもの、)種別「C」の順位2位のデータC2の抽出(S1070)、(この種別「C」の順位2位のデータC2は、既述した種別「C」の順位2位の欄249に格納されているもの、)種別「C」の順位3位のデータC3の抽出を行う(S1080)、(この種別「C」の順位3位のデータC3は、既述した種別「C」の順位3位の欄251に格納されているもの)。
これらS1000ないしS1080によるデータの入力の処理の実行後、以下の文面の作成を行う処理に移行する。
先ず、データA1は、2種類以上有るかを判断する(S1090)。データA1が2種類以上有る場合には、表示装置65に「データA1の名称一覧を表示し、1種類になるまで、カードを拭き取ることを求める」表示を実行する(S1100)。
ここで表示されるデータA1は、既述した様に「○○グループなどの大分類に関する情報」である。注文データの文面は、複数の大分類を注文先にすることは行わない規則に基づいて作成される。
例えば、図16の(A)に示すデータ構造219の御用聞きカード103と、(D)に示すデータ構造219の御用聞きカード103とが両方ともカード載置孔67に挿入され載置されていた場合には、図17に示す様に、表示装置65に、「発注先(送信先)が複数有ります。」表示271と、「発注カード(送信先カード)の何れかを抜き取って発注先(送信先)を1種類にしてください。」表示273と、「発注先」表示275と、「1 ○○流通グループ」表示277と、「2 ○○配達」表示279と、教示図表示281とが表示される。
この表示により、カード載置孔67に挿入された御用聞きカード103の発注先、又は送信先の混在が表明され、その何れかを取り除かなければならないことが有意味文章によって教示されると共に、その判断の目安が示される。つまり、依頼入力装置61の使用者に、何をどの様にすればよいかを適切に教示することが可能になる。
又、教示図表示281により、御用聞きカード103を抜き取るイメージが伝えられ、老人などの理解力や視力が低下したコンピュータ弱者にも依頼入力装置61からのメッセージを適格に、且つ速やかに伝達することが可能になる。
(数量選択)
図15のS1090によって、データA1が無いか、1であると判断された場合には、図18に示す処理に移行して、データB3にデータがあるかを判断し(S1110)、データが有れば、次に表示装置65にデータB1、B2の品名、規格一覧を表示し、データB3の数量が対応する品名の選択を求める表示を実行する(S1120)。
例えば、図19の(A)、(B)、(C)に示すデータ構造219の御用聞きカード103がカード載置孔67に挿入され載置されていた場合に、S1110によって、データB3にデータがあると判断される。
又、例えば、図19の(A)に示す様に、データB3に数量「2」が入っている場合には、S1120では、例えば、図20の「数量指定「2」が有ります。」表示283が表示装置65に行われる。
更に、S1120では、例えば、図16の(A)に示すデータ構造219でデータB1に「バナナ」、データB2に「1房」のデータが有る御用聞きカード103と、図示しないデータ構造219で、データB1に「リンゴ」、データB2に「5個入」のデータがある御用聞きカード103との様に、データB1の品名が例えば、2種類の御用聞きカード103がカード載置孔67に挿入されていた場合には、データB3の数量がどちらのデータB1、B2に対するものであるかを依頼入力装置61の使用者に選択させる処理を以下に示すように実行する。
ここでは、例えば、図20に示す「品名が2種類あります。数量が「2」の品名を選択してください。」表示285と、「1 バナナ 1房 が 2個」表示287と、「2 リンゴ 5個入 1袋」表示289と、表示287の欄に対応する選択ボタン表示291と、表示289の欄に対応する選択ボタン表示293とが表示装置65に表示され、何れかの選択ボタン表示291、293の選択を求める処理が行われる。
図20では、選択ボタン表示291が選択された状態を示したが、仮に、選択ボタン表示293が選択された場合には、「1 バナナ 1房 が 2個」表示287の「2個」の部分が、「1個」になり、「2 リンゴ 5個入 1袋」表示289の「1袋」の部分が「2袋」と表示される。
又、図19の(B)に示すように、データB3に数量「5」があった場合には、例えば、「1 バナナ 1房 が 2個」表示287の「2個」の部分が、「5個」になる。
(各々付き数量)
或いは、図19の(C)に示すように、データB3に数量「各々2」の様な各々付きの型式のデータがあった場合には、数量の選択は既に行われているので、詳細の図示は省略するが、図18のS1120の処理が表示装置65にデータB1、B2の品名、規格一覧を表示し、データB3の数量を対応する品名に表示する処理を行うに変更され、例えば、図20に示した画像から選択ボタン表示291、293が削除され、文面を少し変更した「数量指定が各々2です。品名が2種類あります。1 バナナ 1房が2個 2 リンゴ5個入 2袋」の様な表示が行われる。
S1120の処理の後、図15のS1000からの処理に戻り、新たな御用聞きカード103の挿入に備える。
又、S1110によって、データB3にデータが無いと判断された場合には、次に図21のS1130に処理を移行して、データA1にデータがあるかを判断し、データA1にデータが無い場合には、以下に詳細を説明する発注先に関する処理(例えば発注先(送信先)のカードが含まれていない旨の表示
発注先(送信先)の情報を含んだカードの挿入を求める表示
新たなカードの挿入がない場合は、前回の発注先(送信先)を利用する旨の表示
前回の発注先(送信先)の名称の表示の実行)を実行する(S1140)。
このS1140によって行われる発注先に関する処理では、表示装置65に図22に示す様に、以下の様な表示295を行う。
例えば、「発注先(送信先)のカードがありません。
発注先(送信先)の情報が含まれたカードを挿入してください。
新たなカードの挿入がない場合は、前回の発注先(送信先)の
○○○○に送信します。」の表示を行う。
又、文章による表示295に加え、新たな御用聞きカード103の挿入を求める画像表示297が設けられる。
尚、表示295のなかの後半の表示299は、新たな御用聞きカード103の挿入を省略する場合の対応例の表明である。
S1140の処理の後、図15のS1000からの処理に戻り、新たな御用聞きカード103の挿入、又は抜き取りに備える。
図21のS1130によって、データA1にデータが有ると判断された場合には、次に図23のS1150のデータC1にデータがあるかの判断に移行し、データC1にデータが無いと判断した場合には、以下に詳細を説明する配達先に関する処理(例えば、配達先(送信元)(処理内容)のカードが含まれていない旨の表示 配達先(送信元)(依頼内容)の情報を含んだカードの挿入を求める表示 新たなカードの挿入がない場合は、前回の配達先(送信元)を利用する旨の表示 前回の配達先(送信元)の名称の表示の実行)を実行する(S1160)。
このS1160によって行われる配達先に関する処理では、表示装置65に図24に示すように、以下の様な表示301を行う。
例えば、「配達先(送信元)(処理内容)のカードがありません。
配達先(送信元)(処理内容)の情報が含まれたカードを挿入してください。
新たなカードの挿入がない場合は、前回の配達先(送信元)の
○○○○に送信します。」の表示を行う。
又、文章による表示301に加え、新たな御用聞きカード103の挿入を求める画像表示303が設けられる。
尚、表示301のなかの後半の表示305は、新たな御用聞きカード103の挿入を省略する場合の対応例の表明である。
S1160の処理の後、図15のS1000からの処理に戻り、新たな御用聞きカード103の挿入、又は抜き取りに備える。
図23のS1150によって、データC1にデータが有ると判断された場合には、次に図25のS1170のデータC2、及びデータC3の両方にデータがあるかの判断に移行し、データC2、及びデータC3の両方にデータが有ると判断した場合には、以下に詳細を説明する配達か取り置きかの選択に関する処理(例えば、配達日時に関するカードと、取り置きに関するカードの両方がありますの表示、 何れかを抜き取ることを求める表示配達日時に関する情報と、取り置きに関する情報の一覧表示)を実行する(S1180)。
このS1180によって行われる配達か取り置きかの選択に関する処理では、表示装置65に図26に示すように、以下の様な表示307を行う。
例えば、
「配達日時に関するカード、
取り置きに関するカードの両方が有ります
何れかの情報が記録されたカードを抜き取ってください
1 ○月○日朝配達
2 取り置き(○月○日に取りに行く)
抜き取りがない場合は、配達を優先します。」の表示を行う。
又、文章による表示307に加え、御用聞きカード103の抜き取りを求める画像表示309が設けられる。
尚、表示307のなかの後半の表示311は、御用聞きカード103の抜き取りを省略する場合の対応例の表明である。
S1180の処理の後、図15のS1000からの処理に戻り、新たな御用聞きカード103の挿入、又は抜き取りに備える。
図25のS1170によって、データC2、及びデータC3の両方にデータがあるかの判断で、否定された場合には、次に図27のS1190の処理に移行して、発注内容(送信内容)の作成処理を実行する。
この発注内容(送信内容)の作成処理(S1190)では、図28に示すように、1、又は複数のデータB1分だけの発注内容のデータが以下に説明するように作成される。
尚、データB1と、データB2とが1枚の御用聞きカード103に入っている場合には、1又は、複数のデータB1、B2分だけの発注内容のデータが作られる。又、データB1が指示コードの場合には、ここでの発注内容のデータが作られず、後述する指示データの作成処理(S400)で、発注内容のデータの作成に利用されたり、指示データの作成に利用される。
又、このS1190の処理が存在することで、1回の発注で、複数の品名の商品の配達や取り置きを依頼したり、発注に加えて、依頼を送信したりすることが可能になる。
S1190の処理では、データB1、B2の組毎に、データA1+データA2+データA3+データB1+データB2+データB3+データC1+データC2+データC3のデータを作成する。これは、データB1、B2の組の数nだけ作成される。
例えば、リンゴのデータB1を格納する御用聞きカード103と、バナナのデータB1を格納する御用聞きカード103と、トマトのデータB1を格納する御用聞きカード103とが同時期にカード載置孔67に挿入されていた場合の発注の場合には、3組のデータ列が作成される。
S1190の処理によってデータ列を作成後、図27のS1195に示す様に、データB1に、指示コードを含むものがあるかを判断し、指示コードを含むものがある場合には、S300の注文データ(文面)の作成ルーチンを一旦終了し、指示コードを含むものがない場合には、次のS1200の発注内容(送信内容)の表示処理を行う。
この発注内容(送信内容)の表示処理によって、例えば、図29の(A)に示す様な発注待機中画像313が表示装置65に表示される。
この発注待機中画像313は、例えば、カード載置孔67に挿入されている御用聞きカード103の何れかに、データA1として、○○流通グループ、データA2として、○○会社、データC1として、○○町1丁目○○××、データC2として、明朝配達のデータが格納されており、1枚の御用聞きカード103に、データB1として、バナナ、データB2として、上級1房のデータが格納され、別の1枚の御用聞きカード103に、データB3として、数量3が格納され、他の1枚の御用聞きカード103に、データB1として、リンゴ、データB2として、大5個入のデータが格納されている場合に表示される。尚、表示315の「2個」は、既述した図18のS1120の数量の選択を求める処理によって、バナナの数量が選択された結果である。
又、表示317の「1個」は、デフォルトの設定により、選択された結果である。
発注待機中画像313の下部に表示されている表示319の「待機中(送信の実行は、実行ボタンの操作)」は、依頼入力装置61の利用者に対するメッセージで、発注待機中画像313の通り処理して良ければ、図2に示した実行ボタン69Gの操作を求める趣旨の表示である。尚、利用者が、送信の実行以外の対応を求める場合には、取消ボタン69Aを操作する様に、デフォルトで設定されている。
S1200の表示後、次に、表示装置65の検出層65Bへの操作状態や操作ボタン群69への操作状態を入力する操作入力読み込み処理を行って(S1203)、その操作内容の解析を行う(S1205)。操作内容の解析では、例えば、実行ボタン69Gが操作されたか、或いは表示装置65に表示された所定のボタンが操作されたかなどの判断が行われる。
又、図29の(A)の状態で何も操作が行われない場合には、待機状態が継続される。
この待機状態で、次に図27のS1210によって、実行が選択されたか、つまり実行ボタン69Gの操作が行われたかの判断が行われ、実行が選択されたと判断した場合には、次の送信実行処理に移行して(S1220)、その後、図14に示した注文データ作成(電源オン時、繰り返し起動)処理の最初に戻る。
又、S1210の判断によって、実行が選択されていないとされた場合には、図15のS1000からの処理に戻り、新たな御用聞きカード103の挿入、又は抜き取りに備える。
この様な御用聞きカード103の挿入、又は抜き取りが表示装置65の表示内容に反映される状態を図41に基づいて説明する。
図41の(A)に示す表示351は、カード載置孔67に挿入されている御用聞きカード103の何れか、或いは1枚に、データA1として、○○流通グループ、データA2として、○○会社、データB1として、バナナ、データB2として、上級1房、データB3として、数量2が格納されている場合の表示例である。
図41の(B)に示す表示353は、図41の(A)に示す状態で、カード載置孔67に、データC1として、○○町1丁目○○××が格納されている御用聞きカード103が挿入された場合の表示例である。
図41の(C)に示す表示355は、図41の(B)に示す状態で、カード載置孔67に、データC2として、明朝配達のデータが格納されている御用聞きカード103が挿入された場合の表示例である。
又、御用聞きカード103を抜き取れは、抜き取った御用聞きカード103にのみ格納されているデータ内容が表示から削除される。
この様に、御用聞きカード103の挿入や抜き取りを行うだけで、所望の発注内容がリアルタイムで作成される。
しかもこの様に挿入や抜き取りが行われる御用聞きカード103には、図5ないし図7に示すように格納されているデータ内容を表現する図柄や記載が表示されており、トランプゲームやカルタの絵合わせゲーム或いは麻雀ゲームの役作りのような感覚で、所望の発注内容をイメージ的に、或いは文章的に思い浮かべながら、発注内容の文面を作ることが可能になる。
S1220の送信実行処理では、図30に示すように、先ず、データA1の発注先に対して、発注内容(送信内容)に仮情報を付与して、送信する(S1230)。
この様な送信を受ける発注先では、図示を省略するメール型サーバを備え、詳細を後述する図38に示すメール型サーバ処理を実行する。
S1230では、例えば、図29の(A)に示す発注内容の場合には、「○○流通グループ○○会社宛(例えば、eメールアドレス先や電話番号先)」に、図29の(A)の発注待機中画像313の作成の元となったデータに仮情報のフラグを付けて、下記に示す様な注文書文を送信する。
例えば、
「仮注文書 ○○○○年○○月○○日
宛先 ○○流通グループ○○会社御中
発注者 ○○町○○番地 ○○○夫 ID○○
発注内容 1 バナナ上級1房(商品番号○○) を2個
2 リンゴ大5個入(商品番号○×) を1個 」
S1230の処理の後、次に図30のS1240に移行して、送信の実行中の表示、仮発注の表示、本発注までの残り時間表示を行って、次に、本発注(仮発注後の経過時間が30分になった)かの判断を行う(S1250)。
例えば、S1240による「送信の実行中の表示、仮発注の表示、本発注までの残り時間表示」では、図29の(B)に示すような本発注確認画面321を表示装置65に表示する。
この本発注確認画面321の下部には、経過時間確認表示323が表示され、仮発注から本発注に移行するまでの残時間が示される。
この仮発注中に、図2に示す取消ボタン69Aの操作が行われると、図示を省略する取消処理によって、S1230によって送信された仮発注を取り消す処理が行われる。
S1250によって、仮発注後の経過時間が30分になったと判断されるまでは、S1240の処理が繰り返し実行され、図29の(C)に示す様に、経過時間確認表示325の残時間表示327が減算される。
仮発注後、経過時間が30分になると、S1250からS1260に処理が移行し、データA1の発注先に対して、発注内容(送信内容)を本発注に切り替える情報を付与して、送信する(S1260)。
以上に説明した図30の送信実行処理により、発注先が先ず、仮の注文書を受信し、その後その仮注文書を本注文書に変える情報を受信して、注文の対応をすることが可能になる。
又、依頼入力装置61の利用者は、仮発注の状態で注文内容を考え直すことが可能になる。
尚、仮注文書から本発注に切り替える時間は、30分に限定されるものではなく、適宜選択することが可能で有る。
又、この仮注文書から本発注に切り替える時間を、図示しない切替処理によって、利用者が変更可能に構成しても良い。
又、仮発注を行うことなく、直接本発注を行うようにしても良い。
又、仮発注時に仮発注ナンバーを添付しておき、本発注への切替を、仮発注ナンバーにより行うようにしても良い。
或いは、本発注への切替は、仮発注の送信文から、仮発注に関する記載を除いて、送信するようにしても良い。
以上の図27に示した送信実行処理(S1220)の実行後、処理は、図14のS100に戻る。
(サーバ型)
図30の送信実行処理によって送信されたメールを受信する例えば、○○流通グループのメール型サーバ、例えば汎用型のコンピュータシステムで、インターネットに接続されているコンピュータでは、図38に示すメール型サーバ処理が所定時間毎に起動される。
先ず、メール受信処理を行い(S1500)、次いで、その受信したメールの内容を解析する受信メール解析処理を実行して(S1510)、受注でない場合には、図38のメール型サーバ処理をそのまま一旦終了する(S1520)。
又、受注であれば(S1520)、受注有り報知を行い(S1530)、受注内容の表示を行う(S1540)。
メール受信処理(S1500)は、実際にメールを受信する処理である。
受信メール解析処理(S1510)は、受信したメールの内容に、発注に関する単語があるか、無いかを、予め登録しておいた単語と一致するか否かによって分別することを行う。
受注の判断は(S1520)、受信メール解析処理(S1510)によって、受注に関する単語が含まれているか否かを判断することにより行われる。
受注有り報知は(S1530)、受注に関するメールを受信したことを報知するものであって、画像、表示、音響、アナウンスなどにより、知らしめる役割を果たす。
受注内容表示(S1540)は、メールの内容を図示しない表示装置に表示したり、印刷したりすることで迅速に、発送作業に移行できる様にする。
指示コードがあることが理由で、図27のS1195から処理が、指示データの作成処理(S400)に移行してきた場合には、以下に示す処理が行われる。
(ロボット型)
図31は、指示データの作成処理ルーチンのフローチャートである。
この指示データの作成処理では、先ず、指示コードのデータB1を読み込み(S1270)、次いで、そのデータB1に組み合わされたデータB2を読み込んで(S1290)、そのデータB2にデータがあるかを判断し(S1300)、データB2にデータが有れば、次のデータB2に格納されているコードに対応する処理の起動を行う(S1310)。
データB1に格納されている指示コードは、例えば、リンゴやバナナなどの品名に分類されるものではなく、次に示すような分類記号である。
図32、図33、図34、図35は、御用聞きカード103のデータ構造219の一例の説明図である。
指示コードの例としては、個別の詳細は後述するが、図32の(A)に示す「C4」、(B)に示す「C5」、(C)に示す「C6」、図33の(C)に示す「C1」、図34の(A)に示す「C2」、(C)に示す「C3」、(D)に示す「C7」が有る。
尚、指示コードではない品名の例としては、図33の(D)、図34の(B)、図35の(A)、(B)、(C)、(D)が有る。又、指示コードも品名も格納されていない例としては、図33の(A)、(B)が有る。
指示コードC1、〜C7は、予め設定されたコードであることを一般的に表現したものであり、どの様な態様のものであっても良い。
又、例示した指示コードを表示する場合の形態は、データC1に文字情報の形態で格納されている。
例えば、指示コードC1は、図33の(C)のデータC1に示すように、「コンピュータ対話追加注文依頼」に対応し、指示コードC2は、図34の(A)に示すように、「新カード追加検索」に対応し、指示コードC3は、図34の(C)に示すように、「季節カード追加検索」に対応し、指示コードC4は、図32の(A)に示すように、「注文内容確認」に対応し、指示コードC5は、図32の(B)に示すように、「予約依頼」に対応し、指示コードC6は、図32の(C)に示すように、「パンフレット送付依頼」に対応し、指示コードC7は、図34の(D)に示すように、「人呼出依頼」に対応する。
これらの指示コードの内、データB2にコードの値が格納されている指示コードC1、C2、C3、C7は、依頼入力装置61に予め準備されている処理プログラムを起動する機能を有する。尚、この処理プログラムの起動は、図31のS1310のB2に格納されているコードに対応する処理の起動処理によって行われる。又その内容は、データC1に格納されている表示用データの内容を実現するものである。例えば、指示コードC1の場合には、詳細を後述するが「サーバのコンピュータとの間で、対話型の操作で、追加の注文を依頼する」ソフトウエアを起動する。
図31のS1310の実行後、或いはS1300でデータB2が無いとされた後は、指示内容の表示データ作成を行う(S1320)。ここでは、例えば、データB1に指示コードC1が入っている場合には、データA1と、データC1の情報を利用して、図36の(A)の表示329に示すような「○○流通グループに、コンピュータ対話追加注文を依頼」文章を作成する。
図31に示した指示データの作成処理(S400)の後、次に、注文データと、指示データの表示とを行う(S500)。
この注文データと、指示データの表示処理(S500)では、S300によって作成した情報と、S400によって作成した情報とに基づいて、表示装置65に例えば、図36の(A)に示すような表示331を行う。
この表示331の内、上の範囲の表示333は、発注内容に関するものであり、下の範囲の表示335は、指示内容に関するものである。尚、下の範囲の表示335と共に、既述したS1310のB2に格納されているコードに対応する処理の起動によって、コンピュータ対話追加注文を○○流通グループのサーバに依頼する処理、ここでは、ロボット型サーバにコンピュータ対話追加注文をリクエストするコードの送信を待機する処理が起動されている。
この注文データと、指示データの表示処理(S500)の後、表示装置65の検出層65Bへの操作状態や操作ボタン群69への操作状態を入力する操作入力読み込み処理を行って(S600)、その操作内容の解析を行う(S700)。操作内容の解析では、例えば、実行ボタン69Gが操作されたか、或いは表示装置65に表示された所定のボタンが操作されたかなどの判断が行われる。
次いで、送信かの判断を行い(S800)、送信でなければ、本注文データ作成(電源オン時、繰り返し起動)処理を一旦終了する。送信かの判断は、図36の(A)の表示337に示されている「送信の実行は、実行ボタンの操作」の様に、図2に示す実行ボタン69Gが操作されたか否かによって行われる。
又、送信であれば、以下に説明する前置送信処理を行う(S900)。
この前置送信処理(S900)は、図37に示すように、先ず、データA1によって示されるロボット型サーバに発注内容(送信内容)と、制御コードとを仮情報を付与して、送信し(S1400)、そのロボット型サーバへの送信に対応して、応答があったかを判断する(S1410)。尚、ロボット型サーバの動作に関しては、図39に基づいて、詳細を後述する。
ここで送信される制御コードは、図31のS1310によって起動されたB2に格納されているコードに対応する処理によるものである。
ロボット型サーバへの送信後、応答がなければ応答が有るまで待機する(S1400、1410)。
所定時間、例えば、30秒を超えても応答がない場合には、ここでは図示を省略するが、応答がない旨の表示と、発注のみに切り替える旨の表示を表示装置65に行って後、図30のS1230以降のS1240ないしS1260とほぼ同様の処理に移行する。
尚、メールの送信や電話の接続も出来ない場合には、図示しない判断処理によって、その旨の表示を表示装置65に行って後、発注を停止する処理を行う。
図37のS1410によって、例えば、ロボット型サーバからの応答コードの送信を受けて、応答があったと判断できた場合には、詳細は後述するが、次に、応答内容を受信して(S1420)、その応答内容の表示を表示装置65に行って(S1430)、表示に対する入力を行い(S1440)、入力が有れば、ロボット型サーバとの間で、その入力を送ったり、その入力に対する受信を行ったりする通信を実行し(S1450)、完了と判断されるまで(S1460)、S1420ないしS1460の処理を繰り返す。又、完了と判断された場合には、図37に示した前置送信処理ルーチンを一旦終了する。
上述の応答内容の表示(S1430)では、例えば、図36の(B)に示すような表示339が表示装置65に行われる。
この表示339は、ロボット型サーバで、仮発注による受注、又は本発注による受注が確定している内容の表示341と、「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」表示343と、「○○流通グループ」表示345とを備えている。
受注が確定している内容の表示341は、図36の(A)の表示333の元になった発注内容に対応し、「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」表示343は、表示335の元になった制御コードに対応し、「○○流通グループ」表示345は、ロボット型サーバの署名である。
これにより、表示339を依頼入力装置61の利用者が見ることで、図37のS1400の送信に対応する処理がロボット型サーバで適切に行われているかの判断を行うことが可能になる。
例えば、図37のS1400では、データB1に指示コードが書き込まれている御用聞きカード103がカード載置孔67に挿入されている場合に、例えば、図36の(A)の表示329に示すような表示が行われる指示コードがデータB1に書き込まれている場合には、
「○○流通グループ○○会社宛(例えば、IPアドレス先や電話番号先、或いはその他のアドレスを特定する接続先に設けられているロボット型サーバ)」に、図36の(A)の表示331の作成の元となったデータに仮情報のフラグが付けられて、下記に示す様な注文書文が送信されると共に、指示コードに基づく「コンピュータ対話追加注文」をリクエストする制御コードが送信される。
例えば、先ず
「仮注文書 ○○○○年○○月○○日
宛先 ○○流通グループ○○会社御中
発注者 ○○町○○番地 ○○○夫 ID○○
発注内容 1 バナナ上級1房(商品番号○○) を2個、明朝の配達を依頼する。
2 リンゴ大5個入(商品番号○×) を1個、明朝の配達を依頼する。
3 コンピュータ対話追加注文を依頼する。 」
この様な注文文書の送信と、制御コードとを○○流通グループ○○会社に送信する。
次いで、S1410では、応答を待つ。
応答があったら、その応答に基づいて、S1420で応答内容を受信して、S1430で、図36の(B)に示すような応答の表示339を表示装置65に行う。
この様な応答の表示339が行われている状態で、表示に対する入力(S1440)、通信(S1450)、完了の判断(S1460)が行われることによって、S1420ないしS1460の処理が繰り返されることで、例えば、図40に示すように、操作ボタン群69や検出層65Bを利用した表示に対する入力が可能になり、その入力の結果を例えば○○流通グループなどのロボット型サーバに送信することが可能になる。又、応答内容の表示(S1430)に反映させることが可能になる。
例えば、S1430の処理によって、表示装置65にカーソル347と選択ボタン349とが表示されている状態で、選択ボタン349を指で触れると、「○○選択ボタン」を選択したとの情報が○○流通グループのロボット型サーバに送信される。
又、カーソル347を操作ボタン群69によって矢印YE方向に移動させて、選択ボタン349に重ね、選択ボタン69Dの操作があると、「○○選択ボタン」を選択したとの情報が○○流通グループのロボット型サーバに送信される。
例えば、図36の(B)の「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」表示343を選択すると、「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」を選択したとの情報が○○流通グループに送信される。
この様に「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」を選択したとの情報が○○流通グループに送信されると、○○流通グループのロボット型サーバによって、コンピュータ対話追加注文処理による双方向処理が開始される。
このコンピュータ対話追加注文処理では、詳細な図示を省略するがロボット型サーバから商品の一覧が送信されてきて、表示装置65に表示され、その商品の一覧から所望の商品を利用者が選択し、数量を選択すると言ったことを繰り返し、その後注文の一覧を表示して、注文の最終確認を行い、注文を完了させると言ったWEBページによる売り買いの慣用されている手順が行われる。
この様にしてコンピュータ対話追加注文によって入力された追加注文と、御用聞きカード103による注文とが逢わされた内容の発注が行われる。
このようなコンピュータ対話追加注文処理は、少数限定商品の販売や特別な商品の販売に有用である。尚、コンピュータ対話追加注文処理は、手法はどの様な形態でも良く、知られている様々な態様の注文発注方式の採用が可能である。
次に、ロボット型サーバによって所定時間毎に実行されるロボット型サーバ処理ルーチンを図39に基づいて説明する。
ロボット型サーバは、特に詳細な図示はしないがここでは、インターネットに接続されたコンピュータシステムで、図39に示すロボット型サーバ処理ソフトウエアがインストールされた装置で、コンピュータシステムの利用者の判断を求めることなく、予め定められている処理を繰り返し実行して、受注や依頼を処理する機能を有する。
ロボット型サーバ処理が起動されると、先ず、メール受信処理が行われ(S1600)、次いで、メールを受信したかの判断を行って(S1610)、メールを受信していれば、以後、受信メール解析処理(S1620)、受注かの判断処理(S1630)、受注有り報知処理(S1640)、受注内容表示処理(S1650)が行われる。これらS1620ないしS1650のメール受信時の処理は、既述した図38のS1510ないしS1540とほぼ同様であり、詳細な説明は省略する。
一方、S1610で、メールの受信ではないと判断した場合には、次に発注内容(送信内容)と、制御コードとを受信する処理を行い(S1720)、これらの受信があったら、次に、発注内容の解析処理(S1730)、制御コードの解析処理(S1740)を行う。
発注内容(送信内容)と、制御コードとを受信する処理(S1720)は、図37のS1400の送信処理に対応するもので、発注内容(送信内容)と、制御コードとを含む情報を受信する。又、この処理では、ロボット型サーバによるS1720と、依頼入力装置61によるS1400との間で、所定のプロトコルによる通信が行われる。ここで利用するプロトコルは、どの様な型式のものでも利用可能である。
次の発注内容解析処理(S1730)は、S1400によって送信されてきた発注内容(送信内容)を抽出して、どの様な内容の受注であるかを特定する機能を有する。
続く、制御コード解析処理(S1740)は、S1400によって送信されてきた制御コードを抽出する機能を有する。
次いで、返信内容を作成し(S1750)、制御コード対応ソフトの起動を行う(S1760)。返信内容は、例えば、図36の(B)に示す表示339用のデータであって、S1730と、S1740とによって得られた情報に基づいて作成される。ここでは、図36の(A)の表示331用のデータを作成する手法と同様である。
S1760の処理によって起動される制御コード対応ソフトは、予め用意してあるソフトを起動するもので、例えば、「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」表示343に有るような「コンピュータ対話追加注文ソフト」が起動される。例えば、この様な「コンピュータ対話追加注文ソフト」は、依頼入力装置61から「コンピュータ対話追加注文選択ボタン」が操作されたとの通信を受信すると、所定の処理、ここでは「コンピュータ対話追加注文処理」を開始し、依頼入力装置61に表示用の画像を送信したり、依頼入力装置61から操作信号や選択信号を受信したりして、所望の処理を進行する。
返信内容の作成(S1750)と、制御コード対応ソフトの起動後(S1760)、S1720の送信先の依頼入力装置61との間で通信を行い(S1770)、その通信状態を完了と判断するまで繰り返す(S1780)。完了との判断は、依頼入力装置61から完了を示す信号が送信されてきた場合や通信や立ち切れになったり、通信が切断された場合などに行われる。
通信が完了したとの判断が行われた場合には(S1780)、続いて、受注かを判断し(S1790)、受注でない場合には、図39のロボット型サーバ処理を一旦終了する。
又、受注であると判断した場合には(S1790)、受注有り報知処理(S1800)、受注内容表示処理(S1810)を行って、本ルーチンを一旦終了する。このS1800、S1810の処理は、S1740、S1750とほぼ同様である。
又、制御コード対応ソフトは、詳細の図示は省略するが、所定の規則に基づいて、データを記憶し、報知し、指令に利用する。
以上に説明したロボット型サーバ処理は、一部分を説明した様に、依頼入力装置61からの呼出に応じて、受注を行ったり、依頼を処理したりする。尚、依頼の詳細は、後述する。
(カード態様)
図42、図43は、御用聞きカード103の正面図である。
図42の(A)に示す御用聞きカード103は、表示357として、「イチゴ」の注文商品画像表示117と、「イチゴ ○○g 1パック 時価」の第1表示133と、「○○商店」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示357は、図16の(D)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示357と、データ構造219とが対応している。
図42の(B)に示す御用聞きカード103は、表示359として、「明朝配達依頼」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示359は、図33の(A)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示359と、データ構造219とが対応している。
図42の(C)に示す御用聞きカード103は、表示361として、「電文送信人 ○○町1丁目123番地 ○× △夫」のカード格納内容表示363と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示361は、図33の(B)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示361と、データ構造219とが対応している。
図42の(D)に示す御用聞きカード103は、表示365として、「コンピュータ対話追加注文依頼」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示365は、図33の(C)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示365と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C1」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
図43に示す御用聞きカード103は、表示367として、「依頼入力装置 運用ソフトウエア 修正 2007年○月○日 ○○機能追加 ○×不具合解消 ○△処理 ○○流通グループ発行」の処理内容文字表示369を備えている。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の運用ソフトをアップデートする場合に利用する。この御用聞きカード103のICタグ109には、詳細説明は省略するがアップデート用のソフトウエアが格納されており、依頼入力装置61には、そのアップデート用のソフトウエアを利用する機能が内蔵されている。
この様なアップデート用の御用聞きカード103は、例えば、御用聞き個別配達システム1の運用組織から適宜、配布される。
従って、依頼入力装置61の利用者は、配布された御用聞きカード103をカード載置孔67に挿入するだけで、依頼入力装置61の機能をアップデートすることが出来、特別な知識や技能を有する必要が無くなる。
図5の(A)に示す御用聞きカード103は、表示371として、「アスパラ」の注文商品画像表示117と、「アスパラ 1束 時価」の第1表示133と、「○○商店」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
図5の(A)に示す御用聞きカード103は、図33の(D)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示371と、データ構造219とが対応している。
図5の(B)に示す御用聞きカード103は、表示373として、「バナナ」の注文商品画像表示117と、「バナナ 1パック 150円」の第1表示133と、「□□屋」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
図5の(B)に示す御用聞きカード103は、図35の(A)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示373と、データ構造219とが対応している。
図5の(C)に示す御用聞きカード103は、表示375として、「ショートケーキ」の注文商品画像表示117と、「ショートケーキ○○ 200円」の第1表示133と、「△△店」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
図5の(C)に示す御用聞きカード103は、図35の(B)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示375と、データ構造219とが対応している。
図5の(D)に示す御用聞きカード103は、表示377として、「マンゴ」の注文商品画像表示117と、「マンゴ 1個 100円〜200円」の第1表示133と、「○○商店」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
図5の(D)に示す御用聞きカード103は、図35の(C)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示377と、データ構造219とが対応している。
図6の(A)に示す御用聞きカード103は、表示379として、「ソーセージ」の注文商品画像表示117と、「○○ソーセージ 100グラム 200円」の第1表示133と、「□△店」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
図6の(A)に示す御用聞きカード103は、図35の(D)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示379と、データ構造219とが対応している。
図6の(C)に示す御用聞きカード103は、表示381として、「洗剤」の注文商品画像表示117と、「○×洗剤 ○○グラム 1箱 350円」の第1表示133と、「□△店」の第2表示135と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
図6の(C)に示す御用聞きカード103は、図34の(B)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示381と、データ構造219とが対応している。
図6(B)に示す御用聞きカード103は、表示383として、「新カード追加検索」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示383は、図34の(A)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示383と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C2」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の利用者が、新たな御用聞きカード103の取得を行う場合に、利用するメディアで、図31の指示データの作成処理のS1310に、図示を省略する新カード追加検索処理を起動させ、図39のロボット型サーバ処理のS1760に、図示を省略する新カード追加検索処理を起動させ、依頼入力装置61の表示装置65に新カードの一覧を表示させて、依頼入力装置61の利用者が所望の御用聞きカード103を選択するために利用するものである。
この処理により、選択された御用聞きカード103は、所定の手順によって、依頼入力装置61の利用者に配達される。
図6(D)に示す御用聞きカード103は、表示385として、「季節カード追加検索」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示383は、図34の(C)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示385と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C3」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の利用者が、新たな季節の御用聞きカード103の取得を行う場合に、利用するメディアで、図31の指示データの作成処理のS1310に、図示を省略する季節カード追加検索処理を起動させ、図39のロボット型サーバ処理のS1760に、図示を省略する季節カード追加検索処理を起動させ、依頼入力装置61の表示装置65に新しい季節カードの一覧を表示させて、依頼入力装置61の利用者が所望の御用聞きカード103を選択するために利用するものである。
この処理により、選択された御用聞きカード103は、所定の手順によって、依頼入力装置61の利用者に配達される。
図7(A)に示す御用聞きカード103は、表示387として、「人呼出依頼」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示387は、図34の(D)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示387と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C7」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の利用者が、担当者を呼び出す場合に、利用するメディアである。図31の指示データの作成処理のS1310の起動は行われず、依頼内容の文面が伝えられる。
この処理により、依頼内容文面を読んだ○○流通グループの担当者が依頼入力装置61の利用者に所定の方法で連絡を取ってくることになる。
図7(B)に示す御用聞きカード103は、表示389として、「注文内容確認」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示389は、図32の(A)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示389と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C4」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の利用者が、注文した内容を確認したい場合に、利用するメディアである。図31の指示データの作成処理のS1310の起動は行われず、依頼内容の文面が伝えられる。
この処理により、依頼内容文面を読んだ○○流通グループの担当者が依頼入力装置61の利用者に所定の方法で注文内容を連絡してくることになる。
図7(C)に示す御用聞きカード103は、表示391として、「予約依頼」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示391は、図32の(B)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示391と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C5」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の利用者が、注文の予約をしたい場合に、利用するメディアである。図31の指示データの作成処理のS1310の起動は行われず、依頼内容の文面が伝えられる。
この処理により、依頼内容文面を読んだ○○流通グループの担当者が注文を受けた商品を取り置いてくれることになる。
図7(D)に示す御用聞きカード103は、表示393として、「パンフレット送付依頼」の依頼内容文字表示119と、「○○流通グループ」の第3表示137とを備えている。
この御用聞きカード103の表示393は、図32の(C)に示すデータ構造219の表示態様例であって、表示393と、データ構造219とが対応している。尚、データ構造219の指示コードの「C6」と、依頼内容文字表示119の記載内容とは、対応している。
この御用聞きカード103は、依頼入力装置61の利用者が、商品のパンフレットを欲しい場合に、利用するメディアである。図31の指示データの作成処理のS1310の起動は行われず、依頼内容の文面が伝えられる。
この処理により、依頼内容文面を読んだ○○流通グループの担当者が商品のパンフレットを所定の方法で配達してくれることになる。
図16は、データ構造219の例を示す。
図16の(C)に示すデータ構造219の欄395に格納されている「贈答品部」のデータは、欄397に格納されているデータ、ここでは「○○商店」内の一部門の意味である。これは、例えば、単一企業体が経営する総合ショッピングモールなどでは、同様の商品を複数の部門で扱うことを考慮したものである。例えば、嗜好や用途に応じて、贈答用品部門、通常食品部門、介護食品部門、オーガニック食品部門などを指定して、注文を行うことを可能にする。
図44は、御用聞きカード付きチラシ401の正面図である。
この御用聞きカード付きチラシ401は、新聞の折り込みチラシや雑誌のページとして利用することを考慮した態様である。
御用聞きカード付きチラシ401は、10枚の御用聞きカード403が1面に設けられ、各御用聞きカード403は、切取線405を介して、連なっている。
これにより、切取線405に沿って切断することで、各御用聞きカード403は、既述した御用聞きカード103とほぼ同様の形態になるように、作られている。
又、御用聞きカード付きチラシ401は、御用聞きカード403が設けられているエリア以外の表示エリア407を備えている。
表示エリア407には、商品の宣伝や説明などの画像や文面の印刷を行う。
各御用聞きカード403は、御用聞きカード103とほぼ同様の構造を有する。
この様な御用聞きカード付きチラシ401を利用することで、新聞の配達エリアに宣伝や説明付きの御用聞きカード403を複数配布することが可能になる。
又、この様な御用聞きカードチラシ401を雑誌の折り込みにしたり、宣伝ページにしたりすることで、所定の嗜好や癖を持つ購買層に、御用聞きカード403を配布することが可能になる。
尚、図44の各御用聞きカード403には、図中で1、2、・・・9、10の様に示したように、それぞれ独自の印刷を付与して、御用聞きカード103と同様の利用性を得ることが出来る。
御用聞きカード103の名称は、便宜上付けた愛称であり、発明の構成を特定したり、限定したりするものではない。例えば、御用聞きに変えて、注文、依頼、或いは名称の○○でも何でも良い。又、単にカードだけでも良い。
又、カードという名称に変えて、札、チップ、メディア、或いはその他の名称でも良い。
又、依頼入力装置61の名称も便宜上付けた愛称であり、注文入力装置、メッセージ入力装置などどの様な態様であっても良い。
その上、明細書に示した全ての名称は、便宜上付けた愛称であり、発明の構成を特定したり、限定したりするものではない。
又、御用聞きカード103の形状もどの様な態様でも良い。例えば、丸形、正方形型などどの様な形状でも良い。しかも、薄板状に限定されるものでもなく、柱状や棒状、或いはさいころ状など何でも良い。例えば、例えば、ICチップに小さなタグを取り付けた形状でも良い。又、透明や投光性を有するもの、あるいは自己発光性を有するもの、発光体を有するものでも良い。
又、御用聞きカード103にICタグ109を複数設けても良い。又、この様に設けた複数のICタグを書込可能型と、読み取り専用型に分けても良く、特定のICタグを切り取って、除去可能にしても良い。
又、シール状の粘着剤を塗布したシートにICタグを貼り付けたり、挟み込んだり、接着したものでも良い。この様なシール状のものは、他の御用聞きカード103やカード、或いはどの様な物体にでも貼り付けて利用することができる。
カード載置孔67の形状は、穴状に限定されるものではなく、載置台状でも良い。
図11の視聴覚機器205は、無線、又は有線によって、ルータ213に接続され、IPネットワークに接続されている。視聴覚依頼入力装置209は、視聴覚機器205に無線で接続され、視聴覚機器205を介して、IPネットワークに接続される。
又、視聴覚依頼入力装置209は、視聴覚機器205の受信内容の制御やウェブブラウジングを行う機能と、視聴覚機器205の表示機能を利用する機能を有する。
これにより、視聴覚依頼入力装置209は、視聴覚機器205の大画面と通信機能を利用して、商品の発注や依頼の入力などを行うことが可能になる。
この結果、老人などの視力が低下した人でも、大きな画像や大きな文字表示を利用して、追加の注文や複数商品の注文を支障なく行うことが可能になる。
以上に説明した御用聞き個別配達システム1は、御用聞きカード103の表示エリア111に印刷された内容を参考にして、依頼したい内容や注文したい内容が存在する様に御用聞きカード103を寄せ集めて、依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入して、載せるだけで、望む依頼や注文を行う処理や追加の入力や選択を行う処理が自動的に実行されることから、老人やコンピュータ機器の操作を日常的に行っていない者などのコンピュータ弱者であっても、特別な知識や訓練を行うことなく通信回線を介して、遠方の販売者や運送業者などに、買い物の依頼、用件の依頼、手続に関する依頼などを伝えることが可能なシステムの提供が可能になり、依頼や注文を行うものの利便性が向上されるという極めて優れた効果を奏する。しかも、印刷した表示を利用することが出来るため、携帯電話機の文字や画像表示に比べて、依頼内容の表示を大きく見やすくすることが容易になり、視力に制限があるものでも容易に扱うことが可能なる。その上、カードを寄せ集めることで依頼や注文が出来るため、キー入力やペン入力に比べて、著しく扱いが容易であり、手の機能に制限がある者でも容易に扱うことが可能になる。
その上、このシステムを利用することで、例えば、注文を依頼する側は、御用聞きカード103の表示を寄せ集めるだけで依頼の送信が可能になり、注文を受ける側は、依頼内容の文面の受信が可能になり、両方がコンピュータ弱者であっても実用的に利用することが可能な御用聞き個別配達システム1の提供が可能になる。これにより、例えば、地方の零細小売業者の活躍の場の提供と、少子化高齢化社会における弱者救済とを両方とも可能にすることが出来ると言った極めて優れた効果を奏する。
尚、本発明は、御用聞き個別配達システム1の構成に限定されるものでなく、様々な態様の実施が可能であり、かつ御用聞き個別配達システム1に取り入れた様々な技術思想、例えば、絵合わせや文字合わせによって、所望の伝達内容や制御内容を作り、送信したり、制御したりする技術を様々な分野に利用することが可能である。又、この技術をユニット化して、コンピュータ機器や通信機器、産業機器のマンーマシンインタフェースにすることが可能である。
例えば、以下に示す様に、特定のアドレスに情報を送る用途に利用可能である。これは、代表例を示し、当業者の知識で、応用可能な範囲への適用も当然可能である。
(1)無事連絡カード
御用聞きカード103に「子供に無事の連絡メールを送信する。」と印刷しておき、ICタグ109に子供のメールアドレス情報、無事を知らせる情報、送信元の情報などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、子供に無事メールが送信されるように構成する。
(2)連絡欲しいカード
御用聞きカード103に「子供に電話が欲しいの連絡メールを送信する。」と印刷しておき、ICタグ109に子供のメールアドレス情報、電話が欲しいを知らせる情報、送信元の情報などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、子供に電話が欲しいメールが送信されるように構成する。
(3)ホームオートメーションカード
ホームネットワークと、ホーム機器のコントローラとが設置されている環境。
御用聞きカード103に「寝室のエアコンの電源オン」と印刷しておき、ICタグ109に寝室のエアコンのアドレス情報、電源制御オン情報などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、寝室のエアコンの制御コンピュータに電源のオン信号が送信され、エアコンの電源がオンされるように構成する。
ホーム内からの制御の他、外部からインターネット経由で制御可能にしても良い。
(4)ホームオートメーションカード
ホームネットワークと、ホーム機器のコントローラとが設置されている環境。
御用聞きカード103に「寝室のエアコンの電源オフ」と印刷しておき、ICタグ109に寝室のエアコンのアドレス情報、電源制御オフ情報などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、寝室のエアコンの制御コンピュータに電源のオフ信号が送信され、エアコンの電源がオンされるように構成する。
ホーム内からの制御の他、外部からインターネット経由で制御可能にしても良い。
(5)ホームオートメーションカード
ホームネットワークと、ホーム機器のコントローラとが設置されている環境。
御用聞きカード103に「家の施錠」と印刷しておき、ICタグ109に施錠装置のアドレス情報、施錠情報などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、施錠装置に施錠信号が送信され、施錠されるに構成する。
ホーム内からの制御の他、外部からインターネット経由で制御可能にしても良い。
(6)機器のコンシェルジェカード(機器の個別の使用方法を習得することなく、一般的な概念で機器の使用を可能にするシステム)
御用聞きカード103に「○○機器の作動を安全に終了し、電源をオフする。」と印刷しておき、ICタグ109に○○機器の外部制御アドレス情報と、処理の終了指令、作動の終了指令、電源のオフ指令情報などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、○○機器によって現在行われている処理が終了され、その後、作動が停止され、電源がオフされるように構成する。
この場合に、依頼入力装置61は、ネットワークに接続される構成や○○機器に直接接続される構成がある。
(7)機器のコンシェルジェカード(機器の個別の使用方法を習得することなく、一般的な概念で機器の使用を可能にするシステム)
御用聞きカード103に「○○機器の作動開始し、○○状態に達したら、待機状態にする。」と印刷しておき、ICタグ109に○○機器の外部制御アドレス情報と、作動開始指令、○○処理の指令、待機状態移行値指令などを格納しておく。
この御用聞きカード103を依頼入力装置61のカード載置孔67に挿入することで、○○機器の電源が投入され、作動が開始され、○○状態にされ、待機状態にされる。
この場合に、依頼入力装置61は、ネットワークに接続される構成や○○機器に直接接続される構成がある。
御用聞き個別配達システム1の全体を示す概念図である。 依頼入力装置61の正面側の外観図である。 依頼入力装置61のブロック図である。 御用聞きカード103の正面図である。 御用聞きカード103の表示エリア111の表示態様の説明図である。 御用聞きカード103の表示エリア111の表示態様の説明図である。 御用聞きカード103の表示エリア111の表示態様の説明図である。 依頼入力装置61の裏側191の外観図である。 依頼入力装置61の使用状態の説明図である。 依頼入力装置61の使用状態の説明図である。 依頼入力装置61が利用される購買者システム201の構成図である。 御用聞きカード103のICタグ109に格納され、依頼入力装置61のタグリーダ・ライタ91によって、読み込まれるデータのデータ構造の説明図である。 御用聞きカード103を作成する御用聞きカード作成機253の説明図である。 依頼入力装置61によって繰り返し実行される注文データ作成(電源オン時、繰り返し実行)処理ルチンのフローチャートである。 注文データ(文面)の作成処理ルーチンのフローチャートである。 データ構造219の説明図である。 表示例の説明図である。 注文データ(文面)の作成処理ルーチンの一部分のフローチャートである。 データ構造219の説明図である。 表示例の説明図である。 注文データ(文面)の作成処理ルーチンの一部分のフローチャートである。 表示例の説明図である。 注文データ(文面)の作成処理ルーチンの一部分のフローチャートである。 表示例の説明図である。 注文データ(文面)の作成処理ルーチンの一部分のフローチャートである。 表示例の説明図である。 注文データ(文面)の作成処理ルーチンの一部分のフローチャートである。 発注内容(送信内容)の作成処理ルーチンのフローチャートである。 表示例の説明図である。 送信実行処理ルーチンのフローチャートである。 指示データの作成処理ルーチンのフローチャートである。 データ構造219の説明図である。 データ構造219の説明図である。 データ構造219の説明図である。 データ構造219の説明図である。 表示例の説明図である。 前置送信処理ルーチンのフローチャートである。 メール型サーバ処理ルーチンのフローチャートである。 ロボット型サーバ処理ルーチンのフローチャートである。 操作例の説明図である。 表示例の説明図である。 御用聞きカード103の正面図である。 御用聞きカード103の正面図である。 御用聞きカード付きチラシ401の正面図である。
符号の説明
1…御用聞き個別配達システム、3…通信ネットワーク、10…販売グループ、
20…販売グループ、30…販売グループ、41…購買者、51…物流倉庫、
53…個別配達車両、55…商品、61…依頼入力装置、63…筐体、63A…側面、
63B…上端、63C…内部、65…表示装置、65A…表示層、65B…検出層、
67…カード載置孔、67A…開口、67B…孔部、69…操作ボタン群、
69A…取消ボタン、69AA…取消表示、69B…上移動ボタン、
69BB…上矢印表示、69C…左移動ボタン、69CC…左矢印表示、
69D…選択ボタン、69DD…選択表示、69E…右移動ボタン、
69EE…右矢印表示、69F…下移動ボタン、69FF…下矢印表示、
69G…実行ボタン、69GG…実行表示、71…電源操作ボタン、
71A…電源表示、73…制御回路、75…入力インタフェース、
77…入力インタフェース、79…座標データ入力インタフェース、
81…画像出力インタフェース、83…通信インタフェース、
85…電源コントローラ、87…蓄電池、89…挿入センサ、
91…タグリーダ・ライタ、93…タッチ入力コントローラ、
95…画像コントローラ、97…トランシーバ、99…アンテナ、
101…アンテナ、103…御用聞きカード、105…紙片部、105A…正面側、
109…ICタグ、111…表示エリア、113…特徴表示エリア、
115…詳細表示エリア、117…注文商品画像表示、119…依頼内容文字表示、
121…表示、123…表示、125…表示、127…表示、129…表示、
133…第1表示、135…第2表示、137…第3表示、139…表示、
141…表示、143…表示、145…表示、147…表示、149…表示、
151…表示、153…表示、155…表示、157…表示、159…表示、
161…表示、163…表示、165…表示、167…表示、169…表示、
171…表示、173…表示、175…表示、177…表示、179…表示、
181…表示、183…表示、185…表示、191…裏側、193…板面、
193A…端部、201…購買者システム、203…ネットワーク機器、
205…視聴覚機器、207…電話端末、209…視聴覚依頼入力装置、
211…ネットワーク接続機器、213…ルータ、215…無線電話装置、
217…トランシーバ、219…データ構造、221…列、223…列、225…列、
227…行、233…欄、235…欄、237…欄、241…欄、243…欄、
245…欄、247…欄、249…欄、251…欄、253…御用聞きカード作成機、
255…コンピュータ、257…データ書込印刷機、259…印刷機、
261…タグリーダライタ、263…御用聞きカードストッカ、
265…データケーブル、267…印字機、271…表示、273…表示、
275…表示、277…表示、279…表示、281…教示図表示、283…表示、
285…表示、287…表示、289…表示、291…選択ボタン表示、
293…選択ボタン表示、295…表示、297…画像表示、299…表示、
301…表示、303…画像表示、305…表示、307…表示、309…画像表示、
311…表示、313…発注待機中画像、315…表示、317…表示、319…表示、
321…本発注確認画面、323…経過時間確認表示、325…経過時間確認表示、
327…残時間表示、329…表示、331…表示、333…表示、335…表示、
337…表示、339…表示、341…表示、343…表示、345…表示、
347…カーソル、349…選択ボタン、351…表示、353…表示、
355…表示、357…表示、359…表示、361…表示、
363…カード格納内容表示、365…表示、367…表示、
369…処理内容文字表示、371…表示、373…表示、375…表示、
377…表示、379…表示、381…表示、383…表示、385…表示、
387…表示、389…表示、391…表示、393…表示、395…欄、
397…欄、401…御用聞きカード付きチラシ、403…御用聞きカード403、
405…切取線、407…表示エリア、YA…矢印、yb…矢印

Claims (12)

  1. 依頼内容を表示した表示部と、依頼内容情報、又はアドレス情報を記憶する情報記憶部と、該情報記憶部に記憶されている依頼内容情報、又はアドレス情報を電磁波信号に変換して、出力する電磁波出力手段とを備えたカード状媒体と、
    上記カード状媒体を複数載せることが可能な寸法を有するカード載置手段と、
    上記カード載置手段に載せられた1又は複数の上記カード状媒体の電磁波出力手段から出力された電磁波信号を入力する電磁波入力手段と、
    上記電磁波入力手段が入力した1又は複数の上記カード状媒体の電磁波信号から依頼内容情報、又はアドレス情報を抽出する情報抽出手段と、
    上記情報抽出手段が抽出した依頼内容情報、又はアドレス情報を入力する抽出情報入力手段と、
    上記抽出情報入力手段が入力した抽出情報に、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在するかを判断する抽出情報判断手段と、
    上記抽出情報判断手段によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断された場合に、該依頼内容情報を該アドレス情報によって示される宛先に送信する依頼情報送信手段と
    を備えることを特徴とする依頼装置。
  2. 上記抽出情報判断手段は、上記抽出情報入力手段が所定時間内に入力した依頼内容情報、又はアドレス情報に基づいて、依頼内容情報と、アドレス情報とが存在かを判断することを特徴とする請求項1に記載の依頼装置。
  3. 上記抽出情報判断手段によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断されなかった場合には、不足表示を行うことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の依頼装置。
  4. 上記依頼情報送信手段によって、上記依頼内容情報が上記アドレス情報によって示される宛先に送信されたことを判断する送信完了判断手段と、
    上記カード載置手段にカード状媒体が載せられているかを判断するカード状媒体存在判断手段と、
    上記送信完了判断手段によって上記依頼内容情報が上記アドレス情報によって示される宛先に送信されたと判断された場合には、上記カード状媒体存在判断手段によって、上記カード載置手段にカード状媒体が載せられていると判断されなくなったかを判断するカード取去判断手段と、
    上記カード取去判断手段によって、上記カード載置手段にカード状媒体が載せられていると判断されなくなったと判断されるまで、上記依頼情報送信手段の実行を制限する送信制限手段と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の依頼装置。
  5. 上記依頼情報送信手段は、
    上記抽出情報判断によって依頼内容情報と、アドレス情報とが存在すると判断された場合に、送信可能な状態であることを表示する送信可能状態表示手段と、
    送信実行操作を入力する送信実行操作入力手段と、
    上記送信実行操作入力手段が送信実行操作を入力したかを判断する送信実行判断手段と、
    上記送信実行判断手段が送信実行操作を入力したと判断した場合に、上記依頼内容情報を上記アドレス情報によって示される宛先に送信する処理を実行する送信実行手段と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の依頼装置。
  6. 上記カード載置手段は、重ねた複数の上記カード状媒体を載置する構造を有し、
    上記電磁波入力手段は、上記重ねた複数のカード状媒体の複数の電磁波出力手段から出力された複数の電磁波信号を入力可能な構成を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の依頼装置。
  7. 上記情報記憶部と、上記電磁波出力手段とは、RFIDであり、
    上記電磁波入力手段は、RFIDリーダ/ライタであることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の依頼装置。
  8. 上記カード状媒体は、1媒体が単体で、又は誌面に1媒体、又は複数媒体が印刷された形状で、或いはチラシに1媒体、又は複数媒体が印刷された形状で提供されることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の依頼装置。
  9. 上記情報記憶部と、上記電磁波出力手段とは、紙製のカード状媒体に貼り付け、或いは封入されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の依頼装置。
  10. 上記依頼内容が販売商品に関する情報であり、
    上記アドレス情報が販売者に関する情報であることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の依頼装置。
  11. 上記依頼情報送信手段は、依頼者の情報を送信する依頼者情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の依頼装置。
  12. 上記アドレス情報が販売者に関する情報、又は依頼者に関する情報であることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れかに記載の依頼装置。
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