JP4236810B2 - 画像付与システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ通信システムを利用して購入ユーザに販売物品を通信販売する販売業者のデータ処理装置と画像印刷装置からなる画像付与システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、いわゆるインターネットが通信ネットワークとして一般に普及しており、このインターネットを利用して販売物品を購入ユーザに通信販売している販売業者もいる。その場合、販売業者はネットワークサーバなどのデータ処理装置でインターネットに仮想店舗のホームページを開設するので、このインターネットの仮想店舗を、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)や携帯電話などのユーザ端末装置で購入ユーザが所望によりデータ閲覧することになる。
【0003】
そこで、この購入ユーザが所望の販売物品の物品注文をユーザ端末装置から仮想店舗にデータ入力すると、これがデータ処理装置でデータ送信されて販売業者にデータ出力されるので、この販売業者は物品注文に対応して販売物品を購入ユーザに通信販売する。
【0004】
さらに、上述のようなインターネットを利用した通信販売において、購入ユーザの注文に対応して販売物品をカスタム化することも実施されている。例えば、“http://members.aol.com/moitie2/label.htm”や“http://www.mercian.co.jp/new/pb.html”をアドレスとするホームページの仮想店舗では、販売物品として通信販売する瓶詰ワインに任意画像の画像ラベルを貼付することが実施されている。
【0005】
同様に、“http://www.suntory.co.jp/whisky/pb/index.html”をアドレスとするホームページの仮想店舗では、販売物品として通信販売する瓶詰ウィスキに任意画像の画像ラベルを貼付することや、瓶詰ウィスキに任意画像を印刷出力することが実施されている。
【0006】
より具体的には、これらの仮想店舗では、各種用途に対応して複数種類のサンプル画像が事前に用意されているので、購入ユーザが所望のサンプル画像を選択してテキストデータの追加などを指定すると、これが任意画像として販売業者により作成される。
【0007】
また、購入ユーザが所望の写真やイラストを販売業者に郵送して所望イメージを通達すると、この販売業者が写真やイラストから所望イメージに対応して任意画像を作成することも実施されている。そして、販売業者は任意画像を試作すると購入ユーザに確認させるので、この購入ユーザが承認すると販売業者は実際に任意画像を販売物品に付与することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の手法では、販売業者は試作した任意画像を購入ユーザに確認させるので、購入ユーザは販売物品に実際に付与される任意画像を事前に確認することができる。
【0009】
このように販売業者が試作した任意画像を購入ユーザに確認させる場合、例えば、任意画像の画像データを電子メールの添付ファイルとして購入ユーザにデータ送信したり、任意画像の画像データをホームページで表示出力したり、任意画像を印刷出力した印刷用紙を郵送することが可能である。
【0010】
しかし、これでは任意画像のみを単独で平面の状態で確認することになるため、実際に販売物品に付与された状態を確認することが困難である。例えば、販売物品が瓶詰ワインなどの場合、その円筒面に任意画像が付与されるので、平面状態の任意画像では実際のイメージを把握することが困難である。
【0011】
また、瓶詰ワインなどは特有の着色が施されているため、任意画像のみを単独で確認しても全体のイメージを把握することが困難である。さらに、任意画像を画像ラベルとして瓶詰ワインに貼付する場合、その貼付位置でも全体のイメージが多分に変化するので、任意画像のみを単独で確認しても全体のイメージを把握することが困難である。同様に、画像ラベルの輪郭形状でも全体のイメージが多分に変化するので、任意画像のみを単独で確認しても全体のイメージを把握することが困難である。
【0012】
上述のような課題を解決するためには、例えば、実際に任意画像を試作して販売物品に付与し、その実物を購入ユーザに確認させることが確実である。しかし、これでは購入ユーザと販売業者との両方に多大な作業負担が発生することになり、購入ユーザが所望する任意画像を販売業者が迅速かつ安価に販売物品に付与することが困難となる。
【0013】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、任意画像が付与された販売物品の全体イメージを購入ユーザに簡単かつ迅速に確認させることができるデータ処理装置と画像印刷装置からなる画像付与システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明では、購入ユーザのユーザ端末装置と販売業者のデータ処理装置とが通信ネットワークで接続されてデータ通信システムを形成しており、販売業者が購入ユーザに販売物品を通信販売する仮想店舗がデータ処理装置により通信ネットワークに開設されており、この通信ネットワークで仮想店舗をデータ閲覧するユーザ端末装置からデータ処理装置に注文された販売物品を販売業者が購入ユーザに通信販売する。
【0015】
そして、本発明では、通信ネットワークから仮想店舗をデータ閲覧するユーザ端末装置にデータ処理装置から販売物品の表面に任意画像を付与する作業画面もデータ提示され、この作業画面にユーザ端末装置から任意画像のデータ生成に必要な各種の生成データがデータ入力され、このデータ入力される生成データによりユーザ端末装置で任意画像がデータ生成されてデータ処理装置にデータ送信され、このデータ処理装置で任意画像が表面に付与された販売物品の予想画像が三次元状にデータ生成されてユーザ端末装置にデータ提示され、この予想画像がデータ提示されたユーザ端末装置からデータ処理装置が確認完了をデータ受信する。
【0016】
このため、本発明では、任意画像が表面に付与された販売物品が販売業者から購入ユーザに通信販売されることになり、その任意画像は購入ユーザの所望によりデータ生成されるが、販売物品の表面に付与された状態が購入ユーザに確認され、特に、実際には立体からなる販売物品の表面に二次元の任意画像が付与された状態が購入ユーザに三次元的に確認される。
【0026】
また、販売業者により任意画像が粘着シールの表面に印刷出力されて画像ラベルが作成され、この画像ラベルが販売業者により販売物品の表面に貼付されてから購入ユーザに通信販売されることにより、
この購入ユーザには任意画像が画像ラベルの貼付により付与された販売物品が通信販売される。
【0027】
また、粘着シールが、販売物品に直接に貼付される第一シールと、この第一シールに着脱自在に貼付されている第二シールと、を具備しており、任意画像が第一シールと第二シールとの少なくとも一方に印刷出力されることにより、
販売物品に一つの任意画像以外の画像も付与される。
【0028】
また、販売物品には事前に本来画像が付与されており、この本来画像が第一シールに印刷出力され、任意画像が第二シールに印刷出力されることにより、
この第二シールが貼付されていると販売物品は表面に任意画像が付与された状態となり、第二シールが取り外されると販売物品は表面に本来画像が付与された状態となる。
【0029】
なお、ユーザ端末装置とは、インターネットなどの通信ネットワークでデータ通信することができて購入ユーザに操作される装置を意味しており、いわゆるパーソナルコンピュータや携帯電話などを許容する。このようなユーザ端末装置は購入ユーザに使用されれば所有されている必要はなく、例えば、コンビニエンスストアなどに設置されていて一時的に購入ユーザに貸与されるものも許容する。
【0030】
また、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がプログラムにより付与されたコンピュータ、プログラムによりコンピュータの内部に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等を許容する。
【0031】
また、本発明で云う情報記憶媒体とは、コンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムがソフトウェアとして事前に格納されたハードウェアであれば良く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固定されているROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disc Drive)、コンピュータを一部とする装置に交換自在に装填されるCD(Compact Disc)−ROMやFD(Floppy Disc)、等を許容する。
【0032】
また、本発明で云うコンピュータとは、ソフトウェアからなるプログラムをデータ読取して対応する処理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU(Central Processing Unit)を主体として、これにROMやRAM(Random Access Memory)やI/F(Interface)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを許容する。
【0033】
なお、本発明でソフトウェアに対応した各種動作をコンピュータに実行させることは、各種デバイスをコンピュータに動作制御させることなども許容する。例えば、コンピュータに各種データをデータ保存させることは、コンピュータが事前に接続されているRAM等の情報記憶媒体に各種データを格納することや、コンピュータが一部として具備している内部メモリに各種データを格納することや、本発明の情報記憶媒体がFD等の場合に、そこにコンピュータが各種データを格納すること、等を許容する。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の参考例を図面を参照して以下に説明する。本参考例のデータ通信システム10は、販売業者のデータ処理装置11、購入ユーザのユーザ端末装置12、公共の通信ネットワークであるインターネット13、を具備しており、一個のデータ処理装置11と多数のユーザ端末装置12とが一つのインターネット13で接続されている。
【0035】
データ処理装置11には、業者専用の通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)14により販売業者の画像印刷装置15が接続されており、この画像印刷装置15とデータ処理装置11とで画像付与システム16が形成されている。
【0036】
本参考例では、販売業者は一般ユーザに販売物品として瓶詰ワイン20を通信販売しており、その通信販売の事務処理などをメーカ本社21で実行しており、通信販売する瓶詰ワイン20を保管場所であるメーカ倉庫22に保管している。
【0037】
データ処理装置11は、販売業者のメーカ本社21に設置されたネットワークサーバなどからなり、瓶詰ワイン20を通信販売するホームページのインターネット13への開設や、その瓶詰ワイン20の通信販売のデータ処理などに利用されている。
【0038】
ユーザ端末装置12は、購入ユーザに所有されているパーソナルコンピュータなどからなり、インターネット13のホームページのデータ閲覧などに利用されている。画像印刷装置15は、メーカ倉庫22に設置されたラベルプリンタからなり、瓶詰ワイン20に貼付される任意画像の画像ラベル23の印刷出力などに利用されている。
【0039】
本参考例のデータ処理装置11は、コンピュータの主体となるハードウェアとしてCPU101を具備しており、このCPU101には、バスライン102により、ROM103、RAM104、HDD105、FD106が交換自在に装填されるFDD(FD Drive)107、CD−ROM108が交換自在に装填されるCDドライブ109、キーボード110、マウス111、ディスプレイ112、通信I/F113、等のハードウェアが接続されている。
【0040】
なお、各部のデータ容量や処理速度などは相違するが、ユーザ端末装置12もデータ処理装置11と同様なハードウェアを具備しているので、ここではユーザ端末装置12とデータ処理装置11との各部で同一の名称および符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0041】
本参考例のデータ処理装置11では、ROM103、RAM104、HDD105、交換自在なFD106、交換自在なCD−ROM108、等のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少なくとも一個にCPU101のための制御プログラムや各種データがソフトウェアとしてデータ格納されている。
【0042】
例えば、CPU101に各種の処理動作を実行させる制御プログラムは、FD106やCD−ROM108に事前に格納されている。このようなソフトウェアはHDD105に事前にインストールされており、データ処理装置11の起動時にRAM104に複写されてCPU101に読み取られる。
【0043】
このようにCPU101が適正なプログラムをデータ読取して各種の処理動作を実行することにより、本参考例のデータ処理装置11は、図1に示すように、店舗開設手段31、注文受信手段32、注文出力手段33、作業提示手段34、データ受信手段35、予想生成手段36、予想提示手段37、確認受信手段38、画像出力手段39、等の各種手段を各種機能として論理的に具備している。
【0044】
店舗開設手段31は、RAM104等の制御プログラムに対応してCPU101がHDD105や通信I/F113を統合制御する機能などに相当し、販売業者が購入ユーザに瓶詰ワイン20を通信販売する仮想店舗のホームページをインターネット13に開設する。
【0045】
注文受信手段32は、上述の制御プログラムに対応してCPU101が通信I/F113の受信データをデータ認識する機能などに相当し、店舗開設手段31により開設されたホームページをインターネット13でデータ閲覧するユーザ端末装置12から物品注文をデータ受信する。
【0046】
より具体的には、データ処理装置11は、瓶詰ワイン20を通信販売する仮想店舗のホームページをインターネット13に開設しているので、このホームページ13のホームページを購入ユーザはユーザ端末装置12によりデータ閲覧することができる。
【0047】
そのホームページには、通信販売する複数種類の瓶詰ワイン20ごとに、名称、販売価格、外観画像、在庫個数、などがデータ提示されており、その瓶詰ワイン20の注文に必要な各種データがデータ入力される注文画面も用意されている。そこで、この注文画面の各種項目に購入ユーザが購入個数や住所などの各種データをデータ入力すると、これが物品注文としてデータ処理装置11にデータ受信される。
【0048】
注文出力手段33は、CPU101が制御プログラムに対応してディスプレイ112や通信I/F113のデータ出力を動作制御する機能などに相当し、注文受信手段32でデータ受信された物品注文をメーカ本社21とメーカ倉庫22との販売業者にデータ出力する。
【0049】
より具体的には、前述のように購入ユーザの物品注文をデータ受信したデータ処理装置11は、その物品注文をディスプレイ112の画像表示でメーカ本社21の販売業者に報知出力するとともに、通信I/F113によるメール送信でメーカ倉庫22の販売業者に報知出力するので、これでメーカ本社21とメーカ倉庫22との販売業者は瓶詰ワイン20の注文内容を認識することになる。
【0050】
作業提示手段34は、CPU101が制御プログラムに対応してHDD105や通信I/F113を統合制御する機能などに相当し、ホームページをデータ閲覧するユーザ端末装置12に、瓶詰ワイン20の表面に任意画像を付与する作業画面をデータ提示する。
【0051】
より具体的には、瓶詰ワイン20を通信販売するホームページにはラベル作成の作業画面も用意されており、この作業画面では瓶詰ワイン20に貼付する画像ラベル23を任意画像に作成することができる。その作業画面には、各種用途に対応して画像ラベル23の多数のサンプル画像が事前に用意されているので、そのサンプル画像を選択して所望のテキストデータを所望の位置にデータ入力することで、任意画像を作成することができる。
【0052】
また、画像ラベル23の任意画像に利用できる背景やキャラクタなどのサンプル画像も事前に用意されているので、背景を選択してキャラクタを配置することでも任意画像を作成することができる。しかも、画像ラベル23の輪郭形状、ラベルサイズ、貼付位置、なども自在にデータ入力することができるので、これらも所望によりデータ設定することができる。
【0053】
さらに、本参考例のデータ処理装置11がユーザ端末装置12に提供する作業画面では、ユーザ端末装置12の入力操作により任意画像の画像データを購入ユーザが独自に作成することもでき、ユーザ端末装置12にデータ登録されている画像データを任意画像に利用することもできる。
【0054】
データ受信手段35は、CPU101が制御プログラムに対応して通信I/F113の受信データをデータ認識する機能などに相当し、作業提示手段34により作業画面をデータ提示したユーザ端末装置12から任意画像をデータ受信する。
【0055】
より具体的には、前述のようにユーザ端末装置12によりホームページの作業画面で任意画像を作成した購入ユーザが、そのホームページの“画像送信”の操作アイコンを入力操作すると、その作業画面にデータ入力された各種データが任意画像としてデータ処理装置11にデータ送信される。
【0056】
例えば、前述のように購入ユーザが画像ラベル23のサンプル画像を選択して所望のテキストデータを所望の位置にデータ入力した場合、そのサンプル画像の識別データ、テキストデータ、その入力位置、等が任意画像の送信データとしてユーザ端末装置12からデータ処理装置11までデータ送信される。
【0057】
また、背景が選択されてキャラクタが配置された場合は、その背景とキャラクタの識別データ、キャラクタの入力位置、等がデータ送信され、任意画像の画像データが購入ユーザにより独自に作成された場合は、その画像データが圧縮されてからデータ送信される。さらに、画像ラベル23の輪郭形状、ラベルサイズ、貼付位置、などがデータ入力された場合には、これらも所定形式の通信データとしてデータ送信される。
【0058】
予想生成手段36は、CPU101が制御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機能などに相当し、データ受信手段35によりデータ受信された任意画像が画像ラベル23として表面に付与された瓶詰ワイン20の予想画像をデータ生成する。
【0059】
より具体的には、データ処理装置11には瓶詰ワイン20の全体の外観を示すワイン画像が事前にデータ登録されており、任意画像を付与する瓶詰ワイン20がホームページの作業画面でユーザ端末装置12により選択されると、その選択された瓶詰ワイン20のワイン画像がデータ読出される。
【0060】
そして、ホームページの作業画面でデータ生成された画像ラベルの任意画像をユーザ端末装置12からデータ受信すると、その任意画像がワイン画像に合成されて予想画像がデータ生成される。このとき、ワイン画像はフルカラーでデータ登録されており、任意画像はフルカラーでデータ生成されるので、予想画像もフルカラーでデータ生成される。
【0061】
さらに、任意画像は二次元状の画像データとしてデータ生成されるが、ワイン画像は瓶詰ワイン20の外形に対応した三次元状にデータ登録されている。そして、二次元の任意画像が三次元画像に変換され、これが三次元状のワイン画像に合成されることで三次元状の予想画像がデータ生成される。また、画像ラベル23の輪郭形状、ラベルサイズ、貼付位置、などが任意画像の一部としてデータ入力された場合、これらにも対応して予想画像はデータ生成される。
【0062】
予想提示手段37は、CPU101が制御プログラムに対応して通信I/F113のデータ送信を動作制御する機能などに相当し、予想生成手段36でデータ生成された予想画像をユーザ端末装置12にデータ提示する。より具体的には、前述のようにユーザ端末装置12によりホームページの作業画面で任意画像がデータ生成されてデータ送信されると、そのホームページの表示画像としてデータ処理装置11が予想画像を即座にデータ返信する。
【0063】
確認受信手段38は、CPU101が制御プログラムに対応して通信I/F113の受信データをデータ認識する機能などに相当し、予想提示手段37により予想画像がデータ提示されたユーザ端末装置12から確認完了をデータ受信する。
【0064】
より具体的には、前述のようにデータ処理装置11でデータ生成された予想画像はホームページの表示画像としてユーザ端末装置12にデータ提示されるので、そこにデータ提示される“確認完了”の操作アイコンがユーザ端末装置12で入力操作されると、これが確認完了の送信データとしてデータ処理装置11でデータ受信される。
【0065】
画像出力手段39は、CPU101が制御プログラムに対応して通信I/F113のデータ送信を動作制御する機能などに相当し、確認受信手段38が確認完了をデータ受信すると任意画像をLAN14によりメーカ倉庫22の画像印刷装置15にデータ出力する。この画像印刷装置15は、メーカ本社21のデータ処理装置11から任意画像をデータ受信すると、その任意画像を粘着シールの表面に印刷出力して画像ラベル23を発行する。
【0066】
上述のような各種手段は、必要によりキーボード110やディスプレイ112等のハードウェアを利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情報記憶媒体に格納されたソフトウェアに対応して、コンピュータのハードウェアであるCPU101が機能することにより実現されている。
【0067】
このようなソフトウェアは、例えば、販売業者が購入ユーザに瓶詰ワイン20を通信販売する仮想店舗のホームページを通信I/F113などによりインターネット13に開設すること、この開設されたホームページをインターネット13でデータ閲覧するユーザ端末装置12から物品注文をデータ受信すること、このデータ受信された物品注文をディスプレイ112の表示出力などによりメーカ本社21やメーカ倉庫22の販売業者にデータ出力すること、ホームページをデータ閲覧するユーザ端末装置12に任意画像の作業画面をデータ提示すること、この作業画面をデータ提示したユーザ端末装置12から任意画像をデータ受信すること、このデータ受信された任意画像が画像ラベル23として表面に付与された瓶詰ワイン20の予想画像をデータ生成すること、このデータ生成された予想画像をユーザ端末装置12にデータ提示すること、この予想画像がデータ提示されたユーザ端末装置12から確認完了をデータ受信すること、この確認完了をデータ受信すると任意画像をLAN14によりメーカ倉庫22の画像印刷装置15にデータ出力すること、等の処理動作をCPU101等に実行させるための制御プログラムとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0068】
上述のような構成において、本参考例のデータ通信システム10での物品販売方法を以下に説明する。まず、販売業者は購入ユーザに通信販売する瓶詰ワイン20をメーカ倉庫22に保管し、その瓶詰ワイン20の識別データごとに販売価格や在庫個数などの各種データをメーカ本社21のデータ処理装置11にデータ登録してデータベースを構築する。
【0069】
さらに、その瓶詰ワイン20をデジタルカメラ(図示せず)で撮像するなどしてワイン画像もデータ処理装置11のデータベースにデータ登録し、図6に示すように、このデータ処理装置11により瓶詰ワイン20を通信販売する仮想店舗のホームページをインターネット13に開設する(ステップS1)。
【0070】
そこで、このホームページをインターネット13からユーザ端末装置12でデータ閲覧する購入ユーザは、所望により瓶詰ワイン20を注文して購入することができる。このとき、ホームページには瓶詰ワイン20ごとに、名称、販売価格、外観画像、在庫個数、等がデータ提示されているので、購入ユーザは在庫個数を確認してから注文個数をデータ入力することができる。
【0071】
この物品注文をユーザ端末装置12からデータ受信したデータ処理装置11は(ステップS2)、その注文内容をメーカ本社21やメーカ倉庫22の販売業者にデータ出力するので(ステップS11)、これで販売業者は注文内容に対応して瓶詰ワイン20を購入ユーザに通信販売することができる。
【0072】
ただし、本参考例では、通信販売する瓶詰ワイン20の画像ラベル23を有料で任意画像にできることもホームページにデータ提示されており、その任意画像を作成する作業画面もホームページに用意されている。そして、上述のように購入ユーザがユーザ端末装置12により瓶詰ワイン20をホームページで注文すると、このホームページに“御注文いただきました瓶詰ワインに、有料で任意画像の画像ラベルを貼付することもできます”などのガイダンスメッセージがデータ提示され、“画像ラベルを作成する”“画像ラベルを作成しない”なる操作アイコンもデータ提示される。
【0073】
そこで、瓶詰ワイン20を注文する購入ユーザが任意画像の画像ラベル23を所望する場合、“画像ラベルを作成する”をユーザ端末装置12により入力操作すると(ステップS3)、そのホームページに作業画面がデータ提示される(ステップS4)。
【0074】
この作業画面には、前述のように画像ラベル23の多数のサンプル画像が事前に用意されているので、購入ユーザはユーザ端末装置12の入力操作により所望のサンプル画像を選択して所望のテキストデータを所望の位置にデータ入力することで任意画像を作成することができる。
【0075】
また、背景のサンプル画像を選択してキャラクタのサンプル画像を配置することも可能であり、任意画像の画像データを購入ユーザが独自に作成することや、所定の画像データを任意画像に利用することもでき、画像ラベル23の輪郭形状、ラベルサイズ、貼付位置、なども自在にデータ設定することもできる。
【0076】
このようにユーザ端末装置12でデータ生成された任意画像がデータ処理装置11にデータ送信されると(ステップS5)、このデータ処理装置11は、データ受信した任意画像を対応するワイン画像に合成して予想画像をデータ生成する(ステップS6)。このとき、フルカラーの二次元状の任意画像の画像ラベル23を、フルカラーの三次元状のワイン画像に合成することで、三次元状のフルカラーに予想画像はデータ生成される。
【0077】
例えば、図4(a)に示すように、購入ユーザが矩形でなく円弧状の輪郭形状で画像ラベル23の任意画像をデータ生成し、同図(b)に示すように、注文された瓶詰ワイン20の胴体部分が下方に先鋭な円錐形状の場合、同図(c)に示すように、円錐形状の瓶詰ワイン20に円弧状の画像ラベル23が貼付された予想画像がデータ生成される。
【0078】
上述のようにデータ生成された予想画像はホームページの表示画像としてデータ処理装置11からユーザ端末装置12にデータ提示されるので(ステップS7)、その予想画像に満足した購入ユーザは“確認完了”の操作アイコンを入力操作することになる。
【0079】
すると、これをデータ受信したデータ処理装置11では(ステップS8)、その任意画像がメーカ倉庫22の画像印刷装置15までデータ送信されるので(ステップS10)、この画像印刷装置15は粘着ラベルに任意画像を印刷出力して画像ラベルを発行することになる。
【0080】
このとき、メーカ倉庫22の販売業者には注文内容もデータ送信されるので(ステップS11)、その販売業者は画像印刷装置15が印刷出力する画像ラベル23を注文内容に対応して瓶詰ワイン20に貼付し、この画像ラベル23が貼付された瓶詰ワイン20をメーカ倉庫22から購入ユーザに配送することになる。
【0081】
なお、ユーザ端末装置12にデータ提示される予想画像を確認した購入ユーザが“やり直し”の操作アイコンを入力操作すると(ステップS9)、作業画面が再度提示されて任意画像をデータ生成できる状態に復帰する(ステップS4〜S9)。
【0082】
また、メーカ倉庫22の画像印刷装置15で印刷出力される画像ラベル23を販売業者が瓶詰ワイン20に貼付するときは、例えば、最初から瓶詰ワイン20に貼付されている本来画像の画像ラベル(図示せず)を引き剥がしてから画像ラベル23を貼付することや、最初から瓶詰ワイン20に貼付されている本来画像の画像ラベル(図示せず)に画像ラベル23を重複させて貼付することが可能である。
【0083】
本参考例の物品販売方法では、上述のようにインターネット13に開設したホームページを仮想店舗として、販売業者が購入ユーザに瓶詰ワイン20を通信販売することができ、そのホームページで購入ユーザからデータ受信する任意画像の画像ラベル23を通信販売する瓶詰ワイン20に貼付することもできるので、購入ユーザは所望の画像ラベル23の瓶詰ワイン20を販売業者から購入することができる。
【0084】
しかも、画像ラベル23の任意画像は、データ処理装置11からユーザ端末装置12にデータ提示されるホームページの作業画面でデータ生成できるので、購入ユーザは画像作成のアプリケーションプログラムなどを用意しなくとも簡単に画像ラベル23の任意画像をデータ生成することができる。
【0085】
そして、購入ユーザがユーザ端末装置11で画像ラベル23の任意画像をデータ生成してデータ処理装置11にデータ送信すると、このデータ処理装置11は任意画像の画像ラベル23が瓶詰ワイン20に貼付された三次元状の予想画像をデータ生成してユーザ端末装置11にデータ返信する。
【0086】
このため、購入ユーザは二次元状の画像ラベル23の任意画像だけでなく、これが瓶詰ワイン20に貼付された三次元状の状態を確認することができる。それでいて、この確認のために任意画像が付与された瓶詰ワイン20を販売業者が実際に試作する必要はなく、任意画像が画像ラベル23で付与された瓶詰ワイン20の全体イメージを購入ユーザに簡単かつ迅速に確認させることができる。
【0087】
なお、この三次元状の予想画像は、図4(a)に示すように、瓶詰ワイン20の正面図のみとしてデータ処理やデータ通信の作業負担を軽減することも可能であるが、図5に示すように、ジャバアプレットなどを利用することでユーザ端末装置11で自在に方向を可変できる3DCG(3-Dimension Computer Graphic)とすることも可能である。
【0088】
さらに、本参考例のデータ処理装置11がユーザ端末装置12にデータ提示する作業画面では、購入ユーザは画像ラベル23の任意画像をフルカラーでデータ生成することができ、これが瓶詰ワイン20に貼付された予想画像もフルカラーで購入ユーザにデータ提示される。このため、任意画像の画像ラベル23が瓶詰ワイン20に付与された状態を購入ユーザにフルカラーで確認させることができ、瓶詰ワイン20と画像ラベル23との色味の対比具合なども購入ユーザに確認させることができる。
【0089】
さらに、データ処理装置11がユーザ端末装置12にデータ提示する作業画面では、購入ユーザは画像ラベル23の輪郭形状やラベルサイズや瓶詰ワイン20への付与位置も指定することができるので、その画像ラベル23が瓶詰ワイン23に貼付された状態の全体イメージを購入ユーザに的確に確認させることができる。
【0090】
また、データ処理装置11がユーザ端末装置12にデータ提示するホームページでは、複数種類の瓶詰ワイン20が各々の在庫個数とともにデータ提示されているので、購入ユーザに在庫個数を確認させてから瓶詰ワイン20を注文させることができる。このため、購入ユーザに瓶詰ワイン20の在庫個数を確認させてから画像ラベル23の任意画像をデータ生成させることができ、この画像ラベル23の任意画像をデータ生成する煩雑な作業を無駄に実行させることがない。
【0091】
さらに、本参考例のデータ通信システム10による物品販売方法では、瓶詰ワイン20を保管しているメーカ倉庫22で任意画像の画像ラベル23が印刷出力され、この印刷出力された画像ラベル23がメーカ倉庫22で瓶詰ワイン20に貼付される。
【0092】
そして、この画像ラベル23が貼付された瓶詰ワイン20がメーカ倉庫22から購入ユーザに配送されるので、保管している瓶詰ワイン20に任意画像の画像ラベル23を貼付して購入ユーザまで配送する作業を簡単かつ迅速に実行することができる。
【0093】
なお、上記の参考例では販売物品として瓶詰ワイン20を例示したが、これは任意画像を表面に付与できる各種物品とすることが可能である。
【0094】
また、上記の参考例では通信販売する瓶詰ワイン20を購入ユーザ12に配送することを例示したが、当然ながら瓶詰ワイン20を贈答品などとして購入ユーザ12の所定場所に配送することも可能である。さらに、上記の参考例では瓶詰ワイン20の保管と画像ラベル23の印刷出力と瓶詰ワイン20の配送とを一つのメーカ倉庫22で実行することを例示したが、これを各々別個の場所で実行することも可能である。
【0095】
また、上記の参考例では瓶詰ワイン20を通信販売する販売業者がデータ処理装置11によりホームページをインターネット13に開設することを例示したが、例えば、瓶詰ワイン20を通信販売する販売業者と、インターネット13にデータ処理装置11でホームページを開設するネットワークプロバイダとが業務提携し、ネットワークプロバイダがデータ処理装置11でインターネット13に開設するホームページを利用して販売業者が瓶詰ワイン20を通信販売するようなことも可能である。
【0096】
さらに、上記の参考例では通信ネットワークがインターネット13からなりユーザ端末装置12がパーソナルコンピュータからなることを例示したが、例えば、通信ネットワークを電話網としてユーザ端末装置を多機能電話とするようなことも可能である。
【0097】
また、上記の参考例では販売業者のデータ処理装置11からユーザ端末装置12にデータ提示される作業画面により購入ユーザが任意画像をデータ生成し、このデータ生成された任意画像がユーザ端末装置12からデータ処理装置11までデータ送信されることを例示した。
【0098】
しかし、任意画像のデータ生成に必要な各種の生成データを購入ユーザがユーザ端末装置12からデータ処理装置11にデータ送信し、このデータ処理装置11の販売業者が生成データに基づいて任意画像をデータ生成することも可能である。
【0099】
この場合、購入ユーザがユーザ端末装置12にデータ入力してデータ処理装置11までデータ送信する任意画像の素材データや全体イメージなどから販売業者が任意画像をデータ生成するので、購入ユーザが意図する任意画像を販売業者がデータ生成することは困難である。
【0100】
しかし、本発明の物品販売方法では、前述のようにデータ生成した任意画像が販売物品に付与された予想画像を購入ユーザに確認させるので、購入ユーザはデータ生成された任意画像を販売物品の全体イメージとともに的確に確認することができ、この確認結果から任意画像の修正指示などを販売業者に的確に通達することができる。
【0101】
また、上記の参考例では任意画像を粘着ラベルに印刷出力した画像ラベル23を瓶詰ワイン20に貼付することを例示したが、例えば、任意画像を印刷出力した熱収縮チューブを販売物品に装着することも可能であり、販売物品の表面に任意画像を直接に印刷出力することも可能である。
【0102】
さらに、上記の参考例では瓶詰ワイン20に事前に貼付されている本来画像の画像ラベルを引き剥がして任意画像の画像ラベル23を貼付することや、瓶詰ワイン20に事前に貼付されている本来画像の画像ラベルに任意画像の画像ラベル23を重複させて貼付することを例示した。
【0103】
しかし、これでは瓶詰ワイン20の本来の名称やブランドなどを確認することが困難となるので、これを解消したい場合には、本発明の実施の形態として、粘着シールを二層シールとすることが可能である。この二層シールは、販売物品に直接に貼付される第一シールと、この第一シールに着脱自在に貼付されている第二シールからなるので、例えば、第一シールに本来画像を印刷出力して第二シールに任意画像を印刷出力することが可能である。
【0104】
この場合、第二シールが貼付されていると瓶詰ワイン20は表面に任意画像が付与された状態となり、第二シールが取り外されると瓶詰ワイン20は表面に本来画像が付与された状態となるので、任意画像が付与された状態と本来画像が付与された状態とを選択することが可能である。
【0105】
また、第一シールを透明として第二シールに任意画像を印刷出力し、この二層シールを瓶詰ワイン20の本来画像の画像ラベルに重複させて貼付することも可能であり、第一シールと第二シールとに二種類の任意画像を個々に印刷出力することも可能である。
【0106】
さらに、上記の参考例では購入ユーザがデータ生成した任意画像を単純に印刷出力して瓶詰ワイン20に貼付することを例示したが、これでは悪意のある購入ユーザにより偽物の瓶詰ワイン20が作成される可能性がある。これを防止するためには、例えば、既存の瓶詰ワイン20の本来画像の画像パターンをデータ処理装置11にデータ登録しておき、これと任意画像とをデータ処理装置11でパターンマッチングさせて整合するとデータ出力を拒否するようなことが好適である。
【0107】
同様に、既存の瓶詰ワイン20の名称や公序良俗に違反する文言や登録商標などもデータ処理装置11にデータ登録しておき、これも任意画像のテキストデータとデータ処理装置11でパターンマッチングさせて検査することが好適である。
【0108】
さらに、上記の参考例ではRAM104等にソフトウェアとして格納されている制御プログラムに従ってCPU101が動作することにより、データ処理装置11の各種機能として各種手段が論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各種手段の各々を固有のハードウェアとして形成することも可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成することも可能である。
【0109】
また、上記の参考例ではCD−ROM108等からHDD105に事前にインストールされているソフトウェアがデータ処理装置11の起動時にRAM104に複写され、このようにRAM104に格納されたソフトウェアをCPU101が読み取ることを想定したが、このようなソフトウェアをHDD105に格納したままCPU101に利用させることや、ROM103に事前に固定的に格納しておくことも可能である。
【0110】
さらに、単体で取り扱える情報記憶媒体であるFD106やCD−ROM108にソフトウェアを格納しておき、このFD106等からHDD105やRAM104にソフトウェアをインストールすることも可能であるが、このようなインストールを実行することなくFD106等からCPU101がソフトウェアを直接にデータ読取して処理動作を実行することも可能である。
【0111】
つまり、本発明のデータ処理装置11の各種手段をソフトウェアにより実現する場合、そのソフトウェアはCPU101がデータ読取して対応する動作を実行できる状態に有れば良い。さらに、このように情報記憶媒体に記述したソフトウェアをCPU101に供給する手法は、その情報記憶媒体をデータ処理装置11に直接に装填することに限定されない。
【0112】
例えば、上述のようなソフトウェアをホストコンピュータの情報記憶媒体に格納しておき、このホストコンピュータをインターネット13で端末コンピュータに接続し、ホストコンピュータから端末コンピュータにデータ通信でソフトウェアを供給することも可能である。
【0113】
上述のような場合、端末コンピュータが自身の情報記憶媒体にソフトウェアをダウンロードした状態でスタンドアロンの処理動作を実行することも可能であるが、ソフトウェアをダウンロードすることなくホストコンピュータとのリアルタイムのデータ通信により処理動作を実行することも可能である。この場合、ホストコンピュータと端末コンピュータとをインターネット13で接続したシステム全体が、本発明のデータ処理装置11に相当することになる。
【0114】
また、上述のような各種手段を実現する制御プログラムを、複数のソフトウェアの組み合わせで形成することも可能であり、その場合、単体の製品となる情報記憶媒体には、本発明のデータ処理装置11を実現するための必要最小限のソフトウェアのみを格納しておけば良い。
【0115】
例えば、既存のオペレーティングシステムが実装されているデータ処理装置11に、CD−ROM108等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフトを提供するような場合、本発明のデータ処理装置11の各種手段を実現するソフトウェアは、アプリケーションソフトとオペレーティングシステムとの組み合わせで実現されるので、オペレーティングシステムに依存する部分のソフトウェアは情報記憶媒体のアプリケーションソフトから省略することができる。
【0116】
【発明の効果】
本発明では、データ処理装置で任意画像が表面に付与された販売物品の予想画像が三次元的にデータ生成されてユーザ端末装置にデータ提示され、この予想画像がデータ提示されたユーザ端末装置からデータ処理装置が確認完了をデータ受信することにより、
任意画像が販売物品の表面に付与された状態を購入ユーザに確認させることができ、それでいて確認のために任意画像が付与された販売物品を実際に試作する必要もなく、任意画像が付与された販売物品の全体イメージを購入ユーザが簡単かつ迅速に確認することができ、特に、任意画像が付与された販売物品の三次元状の全体イメージを購入ユーザが簡単かつ迅速に確認することができる。
【0124】
また、販売業者により任意画像が粘着シールの表面に印刷出力されて画像ラベルが作成され、この画像ラベルが販売業者により販売物品の表面に貼付されてから購入ユーザに通信販売されることにより、
任意画像が画像ラベルの貼付により付与された販売物品を購入ユーザに通信販売することができる。
【0125】
また、粘着シールの第一シールと第二シールとの少なくとも一方に任意画像が印刷出力されることにより、
販売物品に一つの任意画像以外の画像も付与することができる。
【0126】
また、販売物品に事前に付与されている本来画像が第一シールに印刷出力され、任意画像が第二シールに印刷出力されることにより、
販売物品を任意画像が付与された状態と本来画像が付与された状態とに変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例のデータ通信システムの論理構造を示す模式図である。
【図2】 データ通信システムの物理構造を示すブロック図である。
【図3】 データ処理装置の物理構造を示すブロック図である。
【図4】 任意画像とワイン画像から予想画像をデータ生成する状態を示す模式図である。
【図5】 3DCGの予想画像を示す模式図である。
【図6】 データ処理装置によるデータ処理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 データ通信システム
11 データ処理装置
12 ユーザ端末装置
13 通信ネットワークであるインターネット
15 画像印刷装置
20 販売物品である瓶詰ワイン
22 保管場所であるメーカ倉庫
23 画像ラベル
31 店舗開設手段
32 注文受信手段
33 注文出力手段
34 作業提示手段
35 データ受信手段
36 予想生成手段
37 予想提示手段
38 確認受信手段
39 画像出力手段
101 コンピュータの主体であるCPU
103 情報記憶媒体であるROM
104 情報記憶媒体であるRAM
105 情報記憶媒体であるHDD
106 情報記憶媒体であるFD
108 情報記憶媒体であるCD−ROM

Claims (1)

  1. 購入ユーザのユーザ端末装置と通信ネットワークで接続されている販売業者のデータ処理装置であって、販売物品を通信販売する仮想店舗のホームページを前記通信ネットワーク上に開設する店舗開設手段と、この店舗開設手段により開設された前記仮想店舗を前記通信ネットワークでデータ閲覧する前記ユーザ端末装置から物品注文をデータ受信する注文受信手段と、この注文受信手段でデータ受信された物品注文をディスプレイに表示してデータ出力する注文出力手段と、前記仮想店舗をデータ閲覧する前記ユーザ端末装置に、前記物品注文した販売物品の表面に貼付されるラベルの任意画像として、購入ユーザが独自に作成しデータ登録した画像データを前記物品注文した販売物品の表面に付与するラベルに印刷される任意画像として設定可能とした作業画面をデータ提示する作業提示手段と、この作業提示手段により作業画面をデータ提示した前記ユーザ端末装置から前記任意画像をデータ受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段でデータ受信された二次元の前記任意画像を三次元画像に変換し、三次元画像に変換された前記任意画像を物品注文した販売物品の三次元画像に合成して前記任意画像が印刷されたラベルが表面に付与された販売物品の予想画像を三次元状にデータ生成する予想生成手段と、この予想生成手段でデータ生成された前記予想画像を前記ユーザ端末装置にデータ提示する予想提示手段と、この予想提示手段で前記予想画像がデータ提示された前記ユーザ端末装置から確認完了をデータ受信し、予めデータ登録されている既存の販売物品のラベルの本来画像と前記任意画像とをパターンマッチングさせる確認受信手段と、この確認受信手段による前記パターンマッチングの結果、前記既存の販売物品のラベルの本来画像と前記任意画像のパターンが整合しなかった場合にのみ前記任意画像をデータ出力する画像出力手段と、を具備しているデータ処理装置と、
    このデータ処理装置がデータ出力する前記任意画像が前記販売物品の表面に画像ラベルとして貼付される粘着シールの表面に印刷出力する画像印刷装置と、を具備しており、
    前記粘着シールが、前記物品注文した販売物品のラベルの本来画像が予め印刷され、かつ前記販売物品に直接に貼付される第一シールと、前記画像印刷装置により前記任意画像が印刷出力され、かつ第一シールの表面に着脱自在に貼付される第二シールと、を具備している画像付与システム。
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