JP6017168B2 - オーダーメイドシステム - Google Patents

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Description

本発明は、各種の商品に貼付されるラベルを作成する、オーダーメイドシステムに関する。
従来、商品に貼付されるラベルは、商品の製造者や販売者等によりデザインされ、消費者が商品を購入する時点で既に商品に貼付されている。また、消費者が商品を贈答用として購入する際、商品と一緒に贈答先へのメッセージを送りたい場合は、メッセージを印刷したカード等を商品に同封する等の方法でメッセージを送っている。
商品に貼付されるラベルを作成する技術として、特許文献1に記載されている技術が開示されている。この技術は、通信を利用して画像データやメッセージデータを送信することで写真のネガや各種の記入用紙などを用いることなく商品に貼付される独自のラベルを作成するものである。
特開2002−007549号公報(段落0010)
しかし特許文献1に記載されている技術は、商品には複数の種類があることが記載されているが、当該複数種類の商品の中から発注者が指定した商品をどのように準備するのかが具体的に記載されていない。また、封筒や箱に収納されたラベル貼付済みの商品と、宛先のラベルとを対応付ける手段が具体的に記載されておらず、本来発送すべき宛先とは別の宛先へ商品を発送する(誤発送する)おそれがある。
そこで、本発明は、複数の商品から選択した商品に、独自のラベルを貼付し、誤発送のおそれを低減したオーダーメイドシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明によるオーダーメイドシステムは、エンドユーザから、商品の指定および前記商品に貼付される第一のラベルのデザインの指定を受け付けるラベルオーダー装置と、前記第一のラベルを印刷したラベルテープを作成する印刷装置と、前記商品の準備・発送の作業を行う現場である配送センタと、を有するオーダーメイドシステムであって、前記ラベルオーダー装置は、前記エンドユーザから指定された商品および第一のラベルのデザインを注文情報として、注文情報を一意に特定する識別子である受注番号に対応付けて記憶し、前記指定された第一のラベルのデザインを示す情報と、前記指定された商品のビール種別およびビンの色を示す情報と、を含む印刷用情報を作成し、前記配送センタにおいてピッキングされる前記商品を示す情報であるピッキングリスト情報を作成し、前記印刷装置は、前記印刷用情報に基づいて、前記指定された商品のビール種別およびビンの色を示す情報が印刷された前記ラベルテープを作成し、前記配送センタにおいて、前記ピッキングリスト情報に基づいてピッキングされた前記指定の商品は、前記ラベルテープに印刷された前記指定された商品のビール種別およびビンの色を示す情報と照合されて、第一のラベル貼付される、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の商品から選択した商品に、独自のラベルを貼付し、誤発送のおそれを低減したオーダーメイドシステムを提供することが可能になる。
オーダーメイドシステムを概略的に示す図である。 注文情報を説明する図である。 ピッキングリスト情報を説明する図である。 印刷用情報を説明する図である。 ラベルテープを説明する図である。 送り状を説明する図である。 未発送一覧を説明する図である。 出荷済日報を説明する図である。 未出荷日報を説明する図である。 強制出荷日報を説明する図である。 出荷済情報を説明する図である。 商品選択画面を説明する図である。 ラベルデザイン画面を説明する図である。 テンプレート選択画面を説明する図である。 画像選択画面を説明する図である。 メッセージ編集画面を説明する図である。(a)は、既定のメッセージを表示する画面である。(b)は、メッセージを自由入力する画面である。 注文情報入力画面を説明する図である。 オーダーメイドシステムの処理を説明するシーケンス図である。 オーダーメイドシステムの処理を説明するシーケンス図である。
以降、本発明を実施するための形態(「本実施形態」という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。また、本実施形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
なお、本実施形態においては、ビール瓶のラベルを作成する場合を例に挙げて説明する。
<概略>
まず、オーダーメイドシステムの概略を説明する。図1は、オーダーメイドシステムを概略的に示す図である。
オーダーメイドシステムSは、ラベルオーダー装置(注文管理装置)100、印刷装置200、帳票管理装置300、配送センタ400を含んで構成される。そして、これらはインターネット等のネットワークNa(N)を介して相互に通信可能である。
ラベルオーダー装置100、印刷装置200および帳票管理装置300は一般的なコンピュータであり、それぞれ、中央制御装置(制御部)、主記憶装置(記憶部)、補助記憶装置(記憶部)、入力装置(入力部)、出力装置(出力部)および通信I/F(interface)装置(通信部)を有する(いずれも図示は省略)。以降、「○○装置は」と主体を記した場合は、ラベルオーダー装置100、印刷装置200および帳票管理装置300のそれぞれの中央制御装置が必要に応じ補助記憶装置から各プログラムを読み出した上で主記憶装置にロードし、各機能(後記)を実行するものとする。各プログラムは、予め補助記憶装置に記憶されていてもよいし、他の記憶媒体または通信媒体を介して、必要なときに各装置に取り込まれてもよい。
ラベルオーダー装置100は、インターネット等のネットワークNb(N)を介して、エンドユーザ500が操作する端末装置510と相互に通信可能であり、注文者であるエンドユーザ500からの注文を受け付ける。また、ラベルオーダー装置100は、当該受け付けた注文内容を注文情報110として登録する。そして、ラベルオーダー装置100は、注文情報110からピッキングリスト情報111、印刷用情報112および発送予定情報113を作成する。
そしてピッキングリスト情報111は、配送センタ400へ送信される。印刷用情報112は、印刷装置200へ送信される。発送予定情報113は、帳票管理装置300へ送信される。
印刷装置200は、ラベルオーダー装置100から受信した印刷用情報210(112)基づいて、ラベルテープ211を作成する。そして、ラベルテープ211は、配送センタ400へ発送される。
帳票管理装置300は、ラベルオーダー装置100から受信した発送予定情報310(113)に基づいて、送り状311等の帳票を作成し、出荷状況の管理を行う。そして、送り状311は、配送センタ400へ発送される。
配送センタ400は、作業員401や作業用機械(図示は省略)に、商品の準備・発送の作業をさせる現場である。配送センタ400には、一般的なコンピュータ(図示は省略)が設置されており、当該コンピュータは他の装置との間で各種情報の送受信をしたり、帳票の出力をしたりすることができる。また、配送センタ400において作業を行う作業員401等が、各種情報や帳票に基づいて、商品の準備・発送に関わる作業を行う。作業員401は、バーコードを読み取る装置であるスキャナ402により、ラベルテープ211に印刷されたバーコードを読み取り、作業を行う。このスキャナ402は、ディスプレイ等の出力装置を有し、読み取った情報を確認することができる。また、スキャナ402は通信機能を有し、配送センタ400に設置されているコンピュータや他の装置と相互に通信可能である。
まず、配送センタ400において、ラベルオーダー装置100から受信したピッキングリスト情報111は、ピッキングリスト410として出力される。そして、作業員401等がピッキングリスト410に基づいて、製造工場600において製造された商品421を保管している保管倉庫420から、所定の商品421をピッキングする。次に、作業員401は、印刷装置200から受け取ったラベルテープ211をラベラー430にセットし、ピッキングした商品421にラベル(第一のラベル)を貼付する。
そして、作業員401は、ラベル貼付済みの商品421を、化粧箱(図示は省略)に入れ、当該化粧箱を、梱包材であるダンボール箱440に入れる等して、梱包する。最後に、作業員401は、帳票管理装置300から受け取った送り状311をダンボール箱440に貼付し、梱包した商品421の検品を行う。当該検品により、問題がないと判断された場合、作業員401は、商品421が梱包されているダンボール箱440(荷物)を発送する。当該荷物は、自動車450等に積載されて、注文者が指定した送付先へ届けられる。
なお、端末装置510は一般的なコンピュータであり、中央制御装置(制御部)主記憶装置(記憶部)、補助記憶装置(記憶部)、入力装置(入力部)、出力装置(出力部)および通信I/F(interface)装置(通信部)を有する(いずれも図示は省略)。エンドユーザ500は、キーボードやマウス等の入力装置を操作して、ディスプレイ等の出力装置に表示される各画面に応じた指示をラベルオーダー装置100へ与える。
<各種情報および各種帳票>
次に、図2〜図11を参照して、オーダーメイドシステムSにおける各種情報および各種帳票を説明する。
(注文情報)
図2は、注文情報110を説明する図である。注文情報110は、注文者から受け付けた注文内容を示す情報であり、ラベルオーダー装置100(図1参照)の記憶部(図示は省略)に記憶される。
注文情報110においては、受注番号欄1101に記憶された受注番号に対応付けて、注文者情報欄1102には注文者情報が、送付先情報欄1103には送付先情報が、配達日時欄1104には配達日時が、発送予定日欄1105には発送予定日が、デザインデータ欄1106にはデザインデータが、出荷ステータス欄1107には出荷ステータスが、記憶されている。
更に、注文者情報欄1102は、名前欄1102a、郵便番号欄1102b、住所欄1102cおよび電話番号欄1102dに区分けされており、名前欄1102aには名前が、郵便番号欄1102b欄には郵便番号が、住所欄1102cには住所が、電話番号欄1102dには電話番号が、記憶されている。
また、送付先情報欄1103は、名前欄1103a、郵便番号欄1103b、住所欄1103cおよび電話番号欄1103dに区分けされており、名前欄1103aには名前が、郵便番号欄1103b欄には郵便番号が、住所欄1103cには住所が、電話番号欄1103dには電話番号が、記憶されている。
受注番号欄1101の受注番号は、注文内容を一意に特定する識別子である。本実施形態において、受注番号は12桁の数字で構成されており、1〜4桁目が受注した月日(受注日)を示し、5〜8桁目が受注日における注文順(例えば、0001から開始して1ずつ増加)を示し、9〜11桁目がビール種別、ビンの色、ラベル形状およびラベル紙質を示し、12桁目が決裁方法(クレジットカードまたは代金引換)を示す。なお、ビール種別は3種類、ビンの色は3色、ラベル形状は2種類、ラベル紙質は2種類あり、これらの組み合わせ(全36種類)を一意に特定する数字が、9〜11桁目に設定される。
注文者情報欄1102は、注文をしたエンドユーザ500(注文者)に関する情報である。
名前欄1102aの名前は、注文者の名前である。
郵便番号欄1102bの郵便番号は、注文者の郵便番号である。
住所欄1102cの住所は、注文者の住所である。
電話番号欄1102dは、注文者の電話番号である。
送付先情報欄1103は、注文者が指定した送付先に関する情報である。
名前欄1103aの名前は、送付先の名前である。
郵便番号欄1103bの郵便番号は、送付先の郵便番号である。
住所欄1103cの住所は、送付先の住所である。
電話番号欄1103dの電話番号は、送付先の電話番号である。
配達日時欄1104の配達日時は、荷物が送付先へ配達される日時であり、注文者が指定した日時である。なお、注文者が配達日時を指定しなかった場合は、配達日時欄1104には「指定なし」が設定される。
発送予定日欄1105の発送予定日は、荷物が送付先へ発送(出荷)される日時であり、送付先の住所および配達日時から算出される。なお、配達日時が指定されていない場合は、受注日および送付先の住所を基に、ラベルオーダー装置100が設定するものとする。
デザインデータ欄1106のデザインデータは、商品に貼付するラベルのデザインのデータであり、注文者がラベルオーダー装置100により提供されるWEBオーダシステム(詳細後記)によって指定したものである。
出荷ステータス欄1107の出荷ステータスは、荷物が送付先へ出荷(発送)されたか否かを示す情報であり、「未出荷」または「出荷済」のいずれかが設定される。
なお、注文情報110には、クレジットカードに関する情報を含んでもよい。また、注文者情報は、エンドユーザ500を一意に特定する識別子であるID(identifier)を用いることとしてもよい。このIDは、例えば、エンドユーザ500が初めてオーダーメイドシステムSを利用する際に、名前や住所等の注文者情報に相当する情報と、IDとを対応付けて会員情報としてラベルオーダー装置100の記憶装置へ登録(記憶)しておく。そして、会員情報を登録済みのエンドユーザ500は、次にオーダーメイドシステムSを利用する際に、自己に付与されたIDを入力することで、名前や住所等を再度入力する手間を低減することができる。なお、会員情報にはパスワードも併せて記憶しておくことが好ましい。
(ピッキングリスト情報)
図3は、ピッキングリスト情報111を説明する図である。ピッキングリスト情報111は、配送センタ400の作業員401等がピッキングする商品を示す情報である。ピッキングリスト情報111は、ラベルオーダー装置100(図1参照)が注文情報110(図2参照)に基づいて作成し、ラベルオーダー装置100の記憶部に記憶される(詳細後記)。
ピッキングリスト情報111においては、受注番号欄1111に記憶された受注番号に対応付けて、ビール種別欄1112にはビール種別が、ビンの色欄1113にはビンの色が、記憶されている。
受注番号欄1111の受注番号は、注文内容を一意に特定する識別子であり、注文情報110(図2参照)の受注番号と同様である。
ビール種別欄1112のビール種別は、商品の属性の1つであり、ビールを原料や製造方法によって区分したものである。本実施形態においては、ビール種別は、「ピルスナー」、「ヴァイツェン」および「黒」の3つがあるものとする。
ビンの色欄1113のビンの色は、商品の属性の1つであり、ビールを入れるビンの色彩である。本実施形態においては、ビンの色は、「茶」、「青」および「緑」の3色があるものとする。
(印刷用情報)
図4は、印刷用情報112を説明する図である。印刷用情報112は、印刷装置200(図1参照)が作成するラベルテープ211(図1参照)のデータを示す情報である。印刷用情報112は、ラベルオーダー装置100(図1参照)が注文情報110(図2参照)に基づいて作成し、ラベルオーダー装置100の記憶部に記憶され、更に、印刷装置200へ送信される。そして、印刷装置200は、当該印刷用情報112を自己の記憶装置へ印刷用情報210として記憶し、印刷用情報210に基づいてラベルテープ211を作成する(詳細後記)。
印刷用情報112においては、受注番号欄1121に記憶された受注番号に対応付けて、デザインデータ欄1122にはデザインデータが、記憶されている。
受注番号欄1121の受注番号は、注文内容を一意に特定する識別子であり、注文情報110(図2参照)の受注番号と同様である。
デザインデータ欄1122のデザインデータは、商品に貼付するラベルのデザインのデータであり、注文情報110(図2参照)のデザインデータと同様である。
(発送予定情報)
次に、発送予定情報113を説明する。発送予定情報113は、商品を発送する予定となっている注文情報であり、データ構成や内容は注文情報110(図2参照)と同様である。発送予定情報113は、ラベルオーダー装置100(図1参照)が注文情報110(図2参照)に基づいて作成し、ラベルオーダー装置100の記憶部に記憶され、更に、帳票管理装置300へ送信される。そして、帳票管理装置300は、当該発送予定情報113を自己の記憶装置へ発送予定情報310として記憶し、発送予定情報310に基づいて、送り状311等の帳票を作成し、出荷状況の管理を行う。
なお、発送予定情報113のデータ構成や内容についての説明は省略する。
(印刷用情報)
次に、印刷用情報210を説明する。印刷用情報210は、印刷装置200(図1参照)が作成するラベルテープ211(図1参照)のデータを示す情報である。印刷用情報210は、ラベルオーダー装置100(図1参照)が注文情報110(図2参照)に基づいて作成し、印刷装置200へ送信した印刷用情報112(図4参照)を、印刷装置200が自己の記憶装置へ記憶したものである。印刷装置200は、印刷用情報210に基づいてラベルテープ211を作成する(詳細後記)。
印刷用情報210のデータ構成や内容は印刷用情報112(図4参照)と同様であるため、説明を省略する。
(ラベルテープ)
図5は、ラベルテープ211を説明する図である。ラベルテープ211は、印刷装置200(図1参照)が印刷用情報210(図4参照)に基づいて、ラベルを印刷したものである。ラベルテープ211は、最初から裏面に接着剤が塗布されたシール状の紙を印刷用紙(台紙)として用いてもよいし、接着剤が塗布されていない紙(台紙)に印刷した後に裏面に接着剤を塗布して商品に貼付してもよい。
ラベルテープ211は、1つの受注番号に対して、ビール種別2111、外箱バーコード2112(第一のバーコード)、ビンの色2113および6つのラベル2114(第一のラベル)が印刷される。なお、ラベルテープ211は、帯状の紙であり、複数の受注番号に対応する表示が所定の間隔を設けて連続して印刷されている。
ビール種別2111は、ビール種別を示す表示であり、本実施形態においては、ビール種別の1文字目を表示することとする。
外箱バーコード2112は、受注番号を示すバーコードである。なお、外箱バーコード2112は、ラベルテープ211から剥がされてダンボール箱440(図1参照)に貼付される。
ビンの色2113は、ビンの色を示す表示であり、本実施形態においては、ビンの色を漢字1文字で表示することとする。
ラベル2114は、商品に貼付される紙片であり、デザインデータを印刷したものである。
(発送予定情報)
次に、発送予定情報310を説明する。発送予定情報310は、発送する予定となっている注文情報であり、データ構成や内容は注文情報110(図2参照)および発送予定情報113(図2参照)と同様である。発送予定情報310は、ラベルオーダー装置100(図1参照)が注文情報110(図2参照)に基づいて発送予定情報113(図2参照)を作成して自己の記憶部に記憶し、更に、帳票管理装置300へ送信したものである。そして、帳票管理装置300は、当該発送予定情報113を自己の記憶装置へ発送予定情報310として記憶し、発送予定情報310に基づいて、送り状311等の帳票を作成し、出荷状況の管理を行う。
なお、発送予定情報310のデータ構成や内容についての説明は省略する。
(送り状)
図6は、送り状311を説明する図である。送り状311は、予め印刷されている所定の書式に、更に、発送予定情報310(図2参照)に記憶されている情報等を印刷したものであり、ダンボール箱440(図1参照)に貼付される。
送り状311においては、お届け先欄3111には送付先情報が、ご依頼主欄3112には注文者情報が、配達日時欄3113には配達日時が、品名欄3114には品名が、問い合わせ番号欄3115には問い合わせ番号が、送り状バーコード欄3116にはバーコード(第三のバーコード)が、印刷されている。
更に、お届け先欄3111は、名前欄3111a、郵便番号欄3111b、住所欄3111cおよび電話番号欄3111dに区分けされており、名前欄3111aには名前が、郵便番号欄3111b欄には郵便番号が、住所欄3111cには住所が、電話番号欄3111dには電話番号が、記憶されている。
また、ご依頼主欄3112は、名前欄3112a、郵便番号欄3112b、住所欄3112cおよび電話番号欄3112dに区分けされており、名前欄3111aには名前が、郵便番号欄3111b欄には郵便番号が、住所欄3111cには住所が、電話番号欄3111dには電話番号が、記憶されている。
お届け先欄3111の送付先情報は、注文者が指定した送付先に関する情報であり、発送予定情報310の送付先情報の各項目を、それぞれ対応する欄に印刷したものである。
ご依頼主欄3112の注文者情報は、注文者に関する情報であり、発送予定情報310の注文者情報の各項目を、それぞれ対応する欄に印刷したものである。
配達日時欄3113の配達日時は、荷物が送付先へ配達される日時であり、発送予定情報310の配達日時を印刷したものである。なお、発送予定情報310の配達日時が「指定なし」であった場合は、所定の書式のみが印刷されている状態となる。
品名欄3114の品名は、ダンボール箱440に梱包されている品物の名称であり、本実施形態においては「ビール」と印刷されるものとする。
問い合わせ番号欄3115の問い合わせ番号は、発送予定情報310の受注番号と送り状311とを対応付ける番号である。エンドユーザ500は、荷物の配達を請け負う宅配業者へ問い合わせ番号を伝えることで、荷物の配達状況を知ることができる。
送り状バーコード欄3116のバーコードは、受注番号および問い合わせ番号を示すバーコードである。
(未発送一覧)
図7は、未発送一覧312を説明する図である。未発送一覧312は、配送センタ400(図1参照)において商品を準備する過程で、なんらかの原因により発送を保留することとなった荷物を示す一覧である。
未発送一覧312においては、受注番号欄3121には受注番号が、配達日時欄3122には配達日時が、発送予定日欄3123には発送予定日が、印刷されている。
受注番号欄3121の受注番号は、注文内容を一意に特定する識別子であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113および発送予定情報310(図2参照)の受注番号と同様である。
配達日時欄3122の配達日時は、荷物が送付先へ配達される日時であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113(図2参照)および発送予定情報310(図2参照)の配達日時と同様である。
発送予定日欄3123の発送予定日は、荷物が送付先へ発送(出荷)される日時であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113(図2参照)および発送予定情報310(図2参照)の発送予定日と同様である。
(出荷済日報)
図8は、出荷済日報313を説明する図である。出荷済日報313は、配送センタ400(図1参照)において出荷した荷物の発送先等を示す一覧である。
出荷済日報313においては、日付欄3131には日付が、発送先欄3132には都道府県名が、発送個数欄3133には発送個数が、送料(単価)欄3134には送料の単価が、送料(計)欄3135には送料の合計が、印刷されている。
日付欄3131の日付は、荷物を出荷した日である。本実施形態においては、日付欄3131は月日で表示するものとする。
発送先欄3132の都道府県名は、荷物の発送先となった都道府県名である。
発送個数欄3133の発送個数は、出荷した荷物の数量である。本実施形態においては、発送個数欄3133の単位は「個」とする。
送料(単価)欄3134の送料の単価は、荷物1個あたりの送料である。本実施形態においては、送料(単価)欄3134の単位は「円」とする。
送料(計)欄3135の送料の合計は、送料の合計であり、同じ行の発送個数欄3133および送料(単価)欄3134の積である。
なお、出荷済日報313の最終行には、各項目を集計した値が印刷される。なお、日付欄3131には「4月計」が、発送先欄3132には「−」が、送料(単価)欄3134には「−」が、印刷される。
(未出荷日報)
図9は、未出荷日報314を説明する図である。未出荷日報314は、配送センタ400(図1参照)において商品を準備する過程で、なんらかの原因により発送を保留することとなった荷物を示す一覧である。
未出荷日報314においては、日付欄3141には日付が、受注番号欄3142には受注番号が、配達日時欄3143には配達日時が、発送予定日欄3144には発送予定日が、印刷されている。
日付欄3141の日付は、未出荷日報314を出力した日である。本実施形態においては、日付欄3141は月日で表示するものとする。
受注番号欄3142〜発送予定日欄3144は、未発送一覧312(図7参照)と同様である。
(強制出荷日報)
図10は、強制出荷日報315を説明する図である。強制出荷日報315は、配送センタ400(図1参照)において発送を保留した荷物のうち、発送予定日が所定の日数未満に迫った荷物や、発送予定日が過ぎた荷物等、所定の基準を満たす荷物を示す一覧である。
強制出荷日報315においては、日付欄3151には日付が、受注番号欄3152には受注番号が、配達日時欄3153には配達日時が、発送予定日欄3154には発送予定日が、印刷されている。
日付欄3151の日付は、強制出荷日報315を出力した日である。
受注番号欄3152の受注番号は、注文内容を一意に特定する識別子であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113(図2参照)および発送予定情報310(図2参照)の受注番号と同様である。
配達日時欄3153の配達日時は、荷物が送付先へ配達される日時であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113(図2参照)および発送予定情報310(図2参照)の配達日時と同様である。
発送予定日欄3154の発送予定日は、荷物が送付先へ発送(出荷)される日時であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113(図2参照)および発送予定情報310(図2参照)の発送予定日と同様である。
(出荷済情報)
図11は、出荷済情報320を説明する図である。出荷済情報320は、配送センタ400(図1参照)において出荷した荷物を示す情報である。
出荷済情報320においては、受注番号欄3201には受注番号が、記憶されている。
受注番号欄3201の受注番号は、注文内容を一意に特定する識別子であり、注文情報110(図2参照)、発送予定情報113(図2参照)および発送予定情報310(図2参照)の受注番号と同様である。
<WEBオーダシステム(受注画面)>
次に、図12〜図17を参照して、WEBオーダシステムによる受注画面を説明する。
WEBオーダシステムは、ネットワークNb(図1参照)を介してエンドユーザ500(図1参照)から注文を受け付けるためのシステムであり、ラベルオーダー装置100(図1参照)により提供される。なお、WEBオーダシステムの各画面は、エンドユーザ500が操作する端末装置510の出力装置に表示される。注文者であるエンドユーザ500は、端末装置510の入力装置を操作して、WEBオーダシステムを介してラベルオーダー装置100に指示を与える。このようにして、ラベルオーダー装置100は、WEBオーダシステムを介して、エンドユーザ500からの注文を受け付ける。
(商品選択画面)
図12は、商品選択画面1200を説明する図である。
商品選択画面1200は、ビール種別選択欄1210、ビンの色選択欄1220、ラベル紙質選択欄1230、戻るボタン1240および次へボタン1250を含んで構成される。
ビール種別選択欄1210は、ラジオボタン1211、ビール種別名1212およびイメージ画像1213を含んで構成される。
ビンの色選択欄1220は、ラジオボタン1221、ビンの色1222およびイメージ画像1223を含んで構成される。
ラベル紙質選択欄1230は、ラジオボタン1231および紙質1232を含んで構成される。
まず、注文者は、ビール種別選択欄1210のビール種別名1212およびイメージ画像1213を参考にして、好みのビール種別のラジオボタン1211を選択する。また、ビンの色選択欄1220およびラベル紙質選択欄1230においても同様に、ビンの色およびラベル紙質をそれぞれ選択する。
そして、エンドユーザ500が次へボタン1250を押下すると、後記するラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示が切り替わる。一方、エンドユーザ500が戻るボタン1240を押下すると、図示しない初期画面へと表示が切り替わる。
(ラベルデザイン画面)
図13は、ラベルデザイン画面1300を説明する図である。
ラベルデザイン画面1300は、プレビュー欄1310、テンプレート挿入ボタン1320、画像挿入ボタン1330、メッセージ挿入ボタン1340、元に戻すボタン1350、やり直しボタン1360、戻るボタン1370および次へボタン1380を含んで構成される。
プレビュー欄1310は、エンドユーザ500がラベルデザイン画面1300により指定(選択または作成)したラベルのデザインが表示される領域である。プレビュー欄1310は、ラベルデザイン画面1300が表示された時点では、空欄となっている。エンドユーザ500がテンプレート挿入ボタン1320〜やり直しボタン1360を押下し、表示された各画面においてラベルを構成する要素を指定すると、その結果がプレビュー欄1310に表示される。また、エンドユーザ500がマウスでクリックしたりドラッグしたりすることで、プレビュー欄1310に表示されたラベルデザインの各要素を、移動、変形、縮小および拡大することができる。そして、エンドユーザ500が次へボタン1380を押下した際にプレビュー欄1310に表示されている内容が、注文情報110(図2参照)のデザインデータ欄1106に記憶されるデザインデータとなる。
テンプレート挿入ボタン1320は、後記するテンプレート選択画面1400(図14参照)へと表示を切り替えるボタンである。
画像挿入ボタン1330は、後記する画像選択画面1500(図15参照)へと表示を切り替えるボタンである。
メッセージ挿入ボタン1340は、後記するメッセージ編集画面1600(図16参照)へと表示を切り替えるボタンである。
元に戻すボタン1350は、直前に実行した操作を取り消し、元の状態に戻す(アンドゥ)ボタンである。元に戻すボタン1350が押下されると、1つ前の状態に戻ったラベルのデザインがプレビュー欄1310に表示される。
やり直しボタン1360は、元に戻すボタン1350の押下により取り消した操作を、再度実行する(リドゥ)ボタンである。やり直しボタン1360が押下されると、1つ後の状態、すなわち、元に戻すボタン1350を押下する前の状態に戻ったラベルのデザインがプレビュー欄1310に表示される。
戻るボタン1370は、ラベルデザイン画面1300の1つ前の画面である商品選択画面1200(図12参照)へと表示を切り替えるボタンである。
次へボタン1380は、ラベルデザイン画面1300の次の画面である後記する注文情報入力画面1700(図17参照)へと表示を切り替えるボタンである。なお、1回の注文につき、複数の商品および複数のラベルデザインを指定する場合は、注文情報入力画面1700を表示される前に、再度図12〜図16に示す画面が表示され、エンドユーザ500は、更に、商品およびラベルデザインを指定することができる。
(テンプレート選択画面)
図14は、テンプレート選択画面1400を説明する図である。
テンプレート選択画面1400は、四角タブ1410、楕円タブ1420、前ページボタン1430、次ページボタン1440、戻るボタン1450、決定ボタン1460、を含んで構成される。
四角タブ1410は、形状が四角形であるラベルのデザインのテンプレート(雛形)を表示するための見出しである。
楕円タブ1420は、形状が楕円であるラベルのデザインのテンプレートを表示するための見出しである。
前ページボタン1430は、現在表示されているテンプレートよりも前のテンプレートを表示するボタンである。本実施形態においては、テンプレート6つを1ページとし、前ページボタン1430が押下されると、1つ前〜6つ前のテンプレートが表示されるものとする。
次ページボタン1440は、現在表示されているテンプレートよりも後のテンプレートを表示するボタンである。本実施形態においては、テンプレート6つを1ページとし、次ページボタン1440が押下されると、1つ後〜6つ後のテンプレートが表示されるものとする。
戻るボタン1450は、テンプレートを指定せずに、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示を切り替えるボタンである。
決定ボタン1460は、テンプレートを指定して、ラベルデザイン画面1300へと表示を切り替えるボタンである。
エンドユーザ500は、四角タブ1410〜次ページボタン1440を押下して、テンプレートを表示させ、好みのテンプレートが表示された場合は当該テンプレートを選択する。選択されたテンプレートは、太枠で表示される等により強調表示される。
テンプレートが選択された状態でエンドユーザ500が決定ボタン1460を押下すると、ラベルデザイン画面1300へと表示が切り替わる。なお、このラベルデザイン画面1300のプレビュー欄1310には、当該選択されたテンプレートが更に追加されて表示される。
(画像選択画面)
図15は、画像選択画面1500を説明する図である。
画像選択画面1500は、ファイルの場所欄1510、ショートカット欄1520、ファイル表示欄1530、ファイル名欄1540、ファイルの種類欄1550、決定ボタン1560および戻るボタン1570を含んで構成される。
ファイルの場所欄1510は、ファイル表示欄1530に表示されているファイルが記憶されている場所を表示する領域である。ファイルの場所欄1510は、プルダウンリストにより、ファイルの場所の一覧を表示することができる。
ショートカット欄1520は、ファイルが記憶されている場所へのアクセスを簡便にするアイコンを表示する領域である。
ファイル表示欄1530は、ファイルの場所欄1510に表示されている場所に記憶されているファイルの一覧を表示する領域である。
ファイル名欄1540は、エンドユーザ500が選択したファイルの名称を表示する領域である。
ファイルの種類欄1550は、ファイル表示欄1530に表示するファイルの種類を指定する領域である。
決定ボタン1560は、ファイルを指定して、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示を切り替えるボタンである。
戻るボタン1570は、ファイルを指定せずに、ラベルデザイン画面1300へと表示を切り替えるボタンである。
エンドユーザ500は、ファイルの場所欄1510〜ファイルの種類欄1550を押下する等して、端末装置510(図1参照)の記憶装置等に記憶されている、ラベルに印刷したい画像のファイルを選択する。ファイルが選択された状態でエンドユーザ500が決定ボタン1560を押下すると、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示が切り替わる。なお、このラベルデザイン画面1300のプレビュー欄1310には、当該選択された画像が更に追加されて表示される。
(メッセージ編集画面)
図16は、メッセージ編集画面1600を説明する図である。(a)は、既定のメッセージを表示する画面である。(b)は、メッセージを自由入力する画面である。
図16(a)に示すメッセージ編集画面1600は、既定タブ1610、自由入力タブ1620、ラジオボタン1611、既定メッセージ1612、前ページボタン1613、次ページボタン1614、戻るボタン1630および決定ボタン1640を含んで構成される。
既定タブ1610は、既定のメッセージを表示するための見出しである。
ラジオボタン1611は、既定のメッセージを選択するためのボタンである。
既定メッセージ1612は、予め用意されている既定のメッセージである。
前ページボタン1613は、現在表示されているメッセージよりも前のメッセージを表示するボタンである。本実施形態においては、メッセージ4つを1ページとし、前ページボタン1613が押下されると、1つ前〜4つ前のメッセージが表示されるものとする。
次ページボタン1614は、現在表示されているメッセージよりも後のメッセージを表示するボタンである。本実施形態においては、メッセージ4つを1ページとし、次ページボタン1614が押下されると、1つ後〜4つ後のメッセージが表示されるものとする。
自由入力タブ1620は、エンドユーザ500がメッセージを自由に入力する画面を表示するための見出しである。
戻るボタン1630は、メッセージを指定せずに、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示を切り替えるボタンである。
決定ボタン1640は、メッセージを指定して、ラベルデザイン画面1300へと表示を切り替えるボタンである。
図16(b)に示すメッセージ編集画面1600は、既定タブ1610、自由入力タブ1620、メッセージ入力欄1621、ラジオボタン1622、書体名1623、ラジオボタン1624、色名1625、色見本1626、戻るボタン1630および決定ボタン1640を含んで構成される。
既定タブ1610は、既定のメッセージを表示するための見出しである。
自由入力タブ1620は、エンドユーザ500がメッセージを自由に入力する画面を表示するための見出しである。
メッセージ入力欄1621は、エンドユーザ500がメッセージを入力する領域である。
ラジオボタン1622は、メッセージの書体(フォント)を選択するためのボタンである。
書体名1623は、書体の名称および見本である。
ラジオボタン1624は、メッセージの色を選択するためのボタンである。
色名1625は、色の名称である。
色見本1626は、色の見本である。
戻るボタン1630は、メッセージを指定せずに、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示を切り替えるボタンである。
決定ボタン1640は、メッセージを指定して、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示を切り替えるボタンである。
エンドユーザ500は、既定タブ1610でラジオボタン1611により既定のメッセージを選択するか、自由入力タブ1620でメッセージを自由に入力するか、いずれかの操作によりメッセージを指定し、決定ボタン1640を押下する。すると、ラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示が切り替わる。このラベルデザイン画面1300のプレビュー欄1310には、エンドユーザ500がメッセージ入力欄1621に入力したメッセージが選択した書体および色で、更に追加されて表示される。
なお、自由入力タブ1620でメッセージを自由に入力する場合、エンドユーザ500は、メッセージ入力欄1621にラベルに表示したいメッセージを入力し、ラジオボタン1622により書体を選択し、ラジオボタン1624により書体の色を選択する。
(注文情報入力画面)
図17は、注文情報入力画面1700を説明する図である。
注文情報入力画面1700は、注文内容欄1710、注文者情報欄1720、送付先情報欄1730、配達日時の指定欄1740、支払い方法欄1750、戻るボタン1760および次へボタン1770を含んで構成される。
注文内容欄1710は、図12〜図16で示す画面において、エンドユーザ500が指定した(注文した)内容を確認する領域である。注文内容欄1710は、ビール種別欄1711、ビンの色欄1712、単価欄1713、注文数欄1714、小計欄1715、ラベル確認欄1716、送料行1717および合計行1718を含んで構成される。
ビール種別欄1711には、商品選択画面1200(図12参照)のビール種別選択欄1210でエンドユーザ500が指定したビール種別が表示される。
ビンの色欄1712には、商品選択画面1200のビンの色選択欄1220でエンドユーザ500が指定したビンの色が表示される。
単価欄1713には、商品の単価が表示される。なお、本実施形態においては、ビール種別欄1711のビール種別かつビンの色欄1712のビンの色である商品(ビール)を6本で1セットとし、商品の単価は1セットの価格とする。
注文数欄1714には、注文数が表示される。注文数欄1714は、プルダウンリストによりエンドユーザ500が数値を変更することができる。なお、本実施形態においては、注文数の単位は「セット」とする。
小計欄1715には、商品の価格の合計であり、同じ行の単価欄1713および注文数欄1714の積が表示される。
ラベル確認欄1716には、文字列「確認画面表示」が表示されており、当該文字列をエンドユーザ500がマウスでクリック等すると、図13〜図16で示す画面において、エンドユーザ500が指定した(デザインした)内容を確認する画面が表示される。
送料行1717には、送料が表示される。送料は、発送元となる配送センタ400の所在地および発送先の住所の組み合わせごとに、あらかじめ値が定められているものとする。なお、これら所在地や住所は、都道府県名または市区町村名までを用いる。
合計行1718には、小計欄1715の商品の価格の合計および送料行1717の送料の和が表示されている。
注文者情報欄1720は、注文者に関する情報が入力される領域であり、注文者情報欄1720に入力された情報が、注文情報110(図2参照)の注文者情報欄1102に記憶される。注文者情報欄1720は、名前欄1721、郵便番号欄1722、住所欄1723および電話番号欄1724、を含んで構成される。
名前欄1721には、注文者の名前が入力される。
郵便番号欄1722には、注文者の郵便番号が入力される。
住所欄1723には、注文者の住所が入力される。
電話番号欄1724には、注文者の電話番号が入力される。
送付先情報欄1730は、送付先に関する情報が入力される領域であり、送付先情報欄1730に入力された情報が、注文情報110(図2参照)の送付先情報欄1103に記憶される。送付先情報欄1730は、ラジオボタン1731、ラジオボタン1732、名前欄1733、郵便番号欄1734、住所欄1735および電話番号欄1736、を含んで構成される。
ラジオボタン1731は、近傍に「上記(注文者の住所)へ送る」が表示されており、エンドユーザ500が注文者情報欄1720に入力した場所(注文者の住所)を、荷物の送付先とする場合に選択される。
ラジオボタン1732は、近傍に「別の送付先を指定する(下記へ入力)」が表示されており、エンドユーザ500が注文者情報欄1720に入力した場所(注文者の住所)とは別の場所を、荷物の送付先とする場合に選択される。
名前欄1733には、注文者の名前が入力される。
郵便番号欄1734には、送付先の郵便番号が入力される。
住所欄1735には、送付先の住所が入力される。
電話番号欄1736には、送付先の電話番号が入力される。
は、送付先の電話番号である。
配達日時の指定欄1740は、荷物が送付先へ配達される日時を、エンドユーザ500が指定する領域であり、指定された内容が、注文情報110(図2参照)の配達日時欄1104に記憶される。配達日時の指定欄1740は、ラジオボタン1741、ラジオボタン1742、プルダウンリスト1743、プルダウンリスト1744、プルダウンリスト1745、を含んで構成される。
ラジオボタン1741は、近傍に「指定なし」が表示されており、エンドユーザ500が配達日時を指定しない場合に選択される。
ラジオボタン1742は、近傍に「指定する」が表示されており、エンドユーザ500が配達日時を指定する場合に選択される。
プルダウンリスト1743には、1〜12までの数字(図示は省略)が表示され、エンドユーザ500により配達日時の月が選択される。
プルダウンリスト1744には、1〜31までの数字(図示は省略)が表示され、エンドユーザ500により配達日時の日が選択される。
プルダウンリスト1745には、「午前中」、「12時〜14時」、「14時〜16時」等のように所定の間隔で区切られた時間(図示は省略)が表示され、エンドユーザ500により配達日時の時間が選択される。
支払い方法欄1750は、商品の代金の支払い方法を、エンドユーザ500が指定する領域である。支払い方法欄1750は、ラジオボタン1751、ラジオボタン1752、を含んで構成される。
ラジオボタン1751は、近傍に「クレジットカード」が表示されており、エンドユーザ500が代金をクレジットカードにより支払う場合に選択される。
ラジオボタン1752には、近傍に「代金引換」が表示されており、エンドユーザ500が代金を代金引換により支払う場合に選択される。
戻るボタン1760は、注文情報入力画面1700の1つ前の画面であるラベルデザイン画面1300(図13参照)へと表示を切り替えるボタンである。
次へボタン1770は、注文情報入力画面1700の次の画面である注文情報確認画面(図示は省略)へと表示を切り替えるボタンである。なお、支払い方法欄1750において「クレジットカード」が選択されている場合は、クレジットカード情報入力画面(図示は省略)へと表示が切り替わる。
これら図12〜図17に示した受注画面においてエンドユーザ500が指定した情報(注文情報)が、ネットワークNbを介して、ラベルオーダー装置100へ送信される。そして、ラベルオーダー装置100は、受信した情報を注文情報110に記憶する。このようにして、ラベルオーダー装置100は、エンドユーザ500からの注文を受け付ける。
<処理>
次に、図18Aおよび図18Bに沿って(適宜、他図参照)、オーダーメイドシステムSの処理について説明する。図18Aおよび図18Bは、オーダーメイドシステムSの処理を説明するシーケンス図である。
ステップS1801において、エンドユーザ500は、端末装置510を操作してWEBオーダシステムにより、注文を行う。そして、注文情報がラベルオーダー装置100へ送信される。
ステップS1802において、ラベルオーダー装置100は、受信した注文情報に受注番号を付与し、注文情報110(図2参照)へ登録(記憶)する。
ステップS1803において、ラベルオーダー装置100は、注文情報110(図2参照)から印刷用情報112(図4参照)を作成する。印刷用情報112は、受注番号の9〜11桁目をキーとして、ビール種別(3種類)ごと、ラベルの形状(2種類)ごと、ラベルの紙質(2種類)ごとの、12種類に分類および並べ替えられて、作成される。
なお、印刷用情報112を作成する対象となる注文情報110のレコードは、例えば、受注日(受注番号の1〜4桁目)や発送予定日をキーとして、所定の期間に該当するレコードを対象としてもよいし、出荷ステータスが「未出荷」であるレコードを対象としてもよい。
ステップS1804において、ラベルオーダー装置100は、印刷用情報112(図4参照)を、印刷装置200へ送信する。
ステップS1805において、印刷装置200は、受信した印刷用情報112(図4参照)を自己の記憶装置へ印刷用情報210(図4参照)として記憶し、印刷用情報210に基づいてラベルテープ211(図5参照)を作成する。
ステップS1806において、印刷装置200により作成されたラベルテープ211(図5参照)は、配送センタ400へ発送される。
ステップS1807において、ラベルオーダー装置100は、注文情報110(図2参照)からピッキングリスト情報111(図3参照)を作成する。
なお、ピッキングリスト情報111を作成する対象となる注文情報110のレコードは、印刷用情報112(ステップS1803、図4参照)と同様である。また、ピッキングリスト情報111も印刷用情報112(ステップS1803、図4参照)と同様に、分類および並べ替えられて作成される。このように、印刷用情報112およびピッキングリスト情報111を、同じ規則で分類および並べ替えることで、後記する、商品421にラベル2114を貼付する作業を円滑に行うことができる。
ステップS1808において、ラベルオーダー装置100は、ピッキングリスト情報111(図3参照)を、配送センタ400へ送信する。
ステップS1809において、配送センタ400に設置されているコンピュータは、受信したピッキングリスト情報111をピッキングリスト410として出力する。
ステップS1810において、配送センタ400の作業員401は、ピッキングリスト410に基づいて商品421をピッキングする。また、当該ピッキング作業は、作業用機械により自動的に行われてもよい。この際、作業用機械は、ラベルオーダー装置100から受信したピッキングリスト情報111に基づいて商品421をピッキングする。
なお、保管倉庫420(図1参照)は、ビール種別ごとおよびビンの色ごとに区分けされている。本実施形態においては、ビール種別は3種類あり、ビンの色は3色あるので、保管倉庫420は9つの領域に区分けされており、それぞれの領域に、所定のビール種別および所定のビンの色である商品421が保管されている。作業員401や作業用機械は、どの領域にどの商品421が保管されているかを、各領域に示された表示により把握している。そして、作業員401や作業用機械は、ピッキングリスト410やピッキングリスト情報111に基づいて、所定の領域から所定の商品421をピッキングする。なお、前記表示によらなくとも、区分けされた領域の位置情報に基づいてピッキングが行われることとしてもよい。
ステップS1811において、配送センタ400の作業員401は、ピッキングした商品421にラベル2114(図5参照)を貼付する。具体的には、 作業員401は、ビンにラベルを貼付する装置であるラベラーにラベルテープ211をセットし、外箱バーコード2112をスキャナ402でスキャンする。作業員401は、商品421およびラベルテープ211がセットされたラベラーを稼動させ、商品421にラベル2114を貼付する。
また、前記したように、ラベルテープ211にはビール種別2111およびビンの色2113が印刷されており、作業員401はこれらを確認しながら、ラベラーにビンをセットすることで、ラベル2114の貼り間違いを防ぐことができる。
なお、商品421には、原材料や製造元等を示した、図示しない裏ラベル(第二のラベル)が貼付されていてもよい。更に、裏ラベルには、商品の実販売量や在庫を管理する際に用いられる商品識別の最小単位であるSKU(stock keeping unit)や、商品の属性であるビール種別やビンの色を示すバーコード(第二のバーコード)が印刷されていてもよい。
そして、ステップS1811において、作業員401が商品421をラベラーにセットする際、商品421に貼付されている裏ラベルに印刷されたバーコード(第二のバーコード)をスキャナ402でスキャンすることとしてもよい。ここでスキャナ402により読み取った情報(スキャン情報)は、後記するステップS1813において、作業の進捗を示す情報として、作業の進捗状況の確認に用いられたり、ピッキングされた商品421と注文内容との整合性を確認する際に用いられたりする。
ステップS1812において、配送センタ400に設置されているコンピュータは、ステップS1811においてスキャナ402により読み取った情報(スキャン情報)を、ラベルオーダー装置100に送信する。このスキャン情報は、作業の進捗を示す情報として、作業の進捗状況の確認に用いられたり、ピッキングされた商品421と注文内容との整合性を確認する際に用いられたりする。
ステップS1813において、ラベルオーダー装置100は、外箱バーコード2112のスキャン情報と、注文情報110(図2参照)とを照合し、ピッキングされた商品421と注文内容との整合性を確認しつつ、発送予定情報113を作成する。
この照合は、外箱バーコード2112のスキャン情報に含まれる受注番号が、注文情報110に記憶されている情報と一致しているか否か等を確認するものである。具体的には、ラベルオーダー装置100は、スキャン情報に含まれる受注番号をキーとして、注文情報110を検索し、受注番号が一致するレコードが存在するか否かを確認する。そして、受注番号が一致するレコードが存在した場合、ラベルオーダー装置100は、配送センタ400の作業員401等が作業を行っている日が、当該レコードに記憶されている発送予定日と比較して妥当であるか(両日付が所定の日数内であるか)等を確認する。
また、ステップS1811において、更に、裏ラベルに印刷されたバーコードがスキャンされた場合は、ラベルオーダー装置100は、当該スキャン情報に含まれる商品の属性と、受注番号が一致するレコードに記憶されている商品の属性(受注番号の9〜11桁目)とが一致しているか否かを確認する。
確認の結果、問題がない(整合性がとれている)と判断された場合、ラベルオーダー装置100は、発送予定情報113を作成する。
ステップS1814において、ラベルオーダー装置100は、作成した発送予定情報113(図2参照)を、帳票管理装置300へ送信する。
ステップS1815において、帳票管理装置300は、受信した発送予定情報113(図2参照)を自己の記憶装置へ発送予定情報310(図2参照)として登録(記憶)する。
ステップS1816において、配送センタ400の作業員401は、ラベル2114を貼付済みの商品421を、化粧箱に入れ、当該化粧箱を更にダンボール箱440に入れる等して、梱包する。そして、作業員401は、外箱バーコード2112をダンボール箱440に貼付し、スキャナ402でスキャンする。
ステップS1817において、配送センタ400に設置されているコンピュータは、ステップS1816においてスキャナ402により読み取った情報(スキャン情報)を、ラベルオーダー装置100に送信する。
ステップS1818において、帳票管理装置300は、配送センタ400から受信したスキャン情報と、発送予定情報310(図2参照)とをマッチング(照合)する。このマッチングは、スキャン情報に含まれる受注番号が、発送予定情報310に含まれるか否かを確認するものである。スキャン情報に含まれる受注番号が、発送予定情報310に含まれない(マッチしない)場合は、商品の準備・発送を行うべきではないにも関わらず作業が行われている可能性があるため、当該受注番号は未発送一覧312(図7参照)の作成対象となる。一方、スキャン情報に含まれる受注番号が、発送予定情報310に含まれる(マッチした)場合は、当該受注番号に係る注文について、引き続き商品の準備・発送の作業を行う。
ステップS1819において、帳票管理装置300は、ステップS1818においてマッチしなかった受注番号を有する発送予定情報310(図2参照)のレコードに基づいて、未発送一覧312(図7参照)を作成する。
ステップS1820において、帳票管理装置300は、ステップS1818においてマッチした受注番号を有する発送予定情報310(図2参照)のレコードに基づいて、送り状311(図6参照)を作成する。
ステップS1821において、帳票管理装置300により作成された送り状311(図6参照)は、配送センタ400へ発送される。
ステップS1822において、帳票管理装置300は、出荷済日報313(図8参照)、未出荷日報314(図9参照)および強制出荷日報315(図10参照)を作成する。出荷済日報313は、送り状311(図6参照)の作成対象となった受注番号を有する発送予定情報310(図2参照)のレコードに基づいて、作成される。未出荷日報314は、未発送一覧312(図7参照)の作成対象となった受注番号を有する発送予定情報310(図2参照)のレコードに基づいて、作成される。強制出荷日報315は、前記のように、所定の基準を満たす荷物の受注番号を有する発送予定情報310(図2参照)のレコードに基づいて、作成される。
なお、これらの帳票は、配送センタ400で印刷され、出荷状況の確認等に用いられる。
ステップS1823において、配送センタ400の作業員401は、梱包した商品421の検品を行う。具体的には、作業員401は、帳票管理装置300から受け取った送り状311(図6参照)をダンボール箱440に貼付し、送り状バーコード欄3116のバーコードをスキャナ402でスキャンする。また、作業員401は、ダンボール箱440に貼付された外箱バーコード2112をスキャナ402でスキャンする。これら2つのバーコードには、受注番号が含まれているので、スキャナ402はディスプレイに受注番号を表示することができる。作業員401は、これら2つのバーコードに含まれる受注番号が一致しているか否かを確認し、一致している場合は、問題なしと判断する。
そして、検品の結果、問題なしと判断された場合、作業員401は、商品421の発送準備を行う。
当該検品作業は、更に、次のような作業を行うこととしてもよい。
まず、送り状バーコード欄3116のバーコードに含まれる受注番号を、帳票管理装置300の発送予定情報310(図2参照)やラベルオーダー装置100の注文情報110(図2参照)へ問い合わせることにより、スキャナ402は注文内容(注文情報)を取得し、ディスプレイに取得した情報を表示する。そして、作業員401は、スキャナ402のディスプレイに表示された情報(注文内容)と、梱包されている商品421とが一致しているか否かを確認する。更に、スキャナ402のディスプレイにデザインデータを表示することで、ラベル2114が正しく商品421に貼付されているかを確認することができる。
ステップS1824において、配送センタ400に設置されているコンピュータは、ステップS1823においてスキャナ402により読み取った情報(スキャン情報)を、帳票管理装置300に送信する。
ステップS1825において、帳票管理装置300は、配送センタ400から受信したスキャン情報に基づいて、出荷済情報320(図11参照)を作成する。具体的には、帳票管理装置300は、スキャン情報に含まれる受注番号を受注番号欄3201に設定し、出荷済情報320を作成する。
ステップS1826において、帳票管理装置300は、出荷済情報320(図11参照)をラベルオーダー装置100へ送信する。
ステップS1827において、ラベルオーダー装置100は、注文情報110(図2参照)を更新する。具体的には、ラベルオーダー装置100は、帳票管理装置300から受信した出荷済情報320(図11参照)に含まれる注文番号を注文情報110から検索し、該当するレコードの出荷ステータス欄1107を「出荷済」に変更する。
ステップS1828において、配送センタ400の作業員401は、送り状311(図6参照)を貼付済みのダンボール箱440(荷物)を発送(出荷)する。当該荷物は、自動車450等に積載されて、エンドユーザ500が指定した送付先へ届けられる。
<まとめ>
本実施形態のオーダーメイドシステムSは、エンドユーザ500によって、複数の商品から任意の商品が指定され、独自のデザインのラベルを指定される。そして、当該指定された商品に、指定されたラベルが貼付される。更に、配送センタ400において、作業員401にスキャナ402でバーコードを読み取らせて、その内容の確認を行わせたり、当該読み取った情報に基づいて帳票管理装置300が送り状311等を作成したりするので、誤発送のおそれを低減することができる。
<その他>
なお、前記した実施形態は、本発明を実施するための好適なものであるが、その実施形式はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更することが可能である。
前記した実施形態は、ビール瓶のラベルを作成する場合を例に挙げて説明したが、飲料や食品に限らず、本やタオル等の物品のラベルを作成する場合に適用することも可能である。また、商品は同一のものを複数個で1セットとしたが、異なる物品を混在させて1セットとしてもよい。例えば、ビール5本および栓抜き1個を1セットとしてもよい。
また、エンドユーザが物品の数量を任意に指定可能としてもよい。この場合、注文情報は当該数量を記憶しており、ラベルテープ211のラベル2114は、当該数量に対応した枚数が印刷される。
図1において、ラベルオーダー装置100、印刷装置200および帳票管理装置300は、それぞれ別個の筐体としたが、1つの筐体としてもよい。
また、印刷装置200および配送センタ400は、それぞれ別の場所に存在するものとして説明したが、これらは同一の場所に存在してもよい。例えば、配送センタ400内に印刷装置200を設置してもよい。このように、印刷装置200および配送センタ400が同一の場所に存在することで、ラベルテープ211を印刷装置200から配送センタ400へ発送するコストを低減できる。
一方、帳票管理装置300が、ラベルオーダー装置100、印刷装置200および配送センタ400から独立している場合、個人情報が含まれる発送予定情報310(図2参照)を扱うのは、ラベルオーダー装置100および帳票管理装置300のみとなる。これにより、発送予定情報310を扱う装置や人(各装置の操作者等)が限定されるので、帳票管理装置300が独立していない場合と比較して、個人情報の漏洩防止の効果が高い。
また、前記した実施形態は図1に示すように、オーダーメイドシステムSが、ラベルオーダー装置100、印刷装置200、帳票管理装置300および配送センタ400を含む構成としたが、ラベルオーダー装置100は、オーダーメイドシステムSとは別個の外部のシステムに含まれる構成としてもよい。この場合、外部のシステムにおいて作成された注文情報110等の各種情報を、オーダーメイドシステムSが外部のシステムから受信し、後続の処理を行ってもよい。つまり、外部のシステムは、注文情報110を作成する処理のみを行い、それ以降の後続の処理をオーダーメイドシステムSが行ってもよい。換言すると、注文管理装置は、外部のシステムから得た注文情報110に基づいて、ピッキングリスト情報111、印刷用情報112および発送予定情報113の作成等を行ってもよい。
ラベルオーダー装置100がエンドユーザ500から注文を受け付けて注文情報110を登録する処理は、リアルタイムで行われることが好ましい。一方、ラベルオーダー装置100がピッキングリスト情報111、印刷用情報112および発送予定情報113を作成する処理やそれ以降の処理は、所定の周期(例えば、3〜4日周期)で行うこととしてもよい。エンドユーザ500からの注文をある程度まとめてピッキングリスト情報111等の作成を行うことで、ラベルテープ211や送り状311等の各種帳票の発送に伴うコストを低減することができる。
なお、ラベルオーダー装置100が作成したピッキングリスト情報111、印刷用情報112および発送予定情報113は、ネットワークNbを介して各装置等へ送信されることとしたが、磁気テープや光ディスク等の記憶媒体に各種情報を記憶して、各装置へ送付することとしてもよい。
また、注文情報110は、一連の処理が終了した後(出荷ステータスが更新されて「出荷済」となった後)も、所定の期間、データを保存しておき、エンドユーザ500が同じデザインのラベルを再注文する場合に備えておいてもよい。この場合、エンドユーザ500に、自己のIDや前回の受注番号を入力させることで、前回の注文内容を特定することができ、データを再利用することができる。
なお、再注文を目的とした場合に限らず、エンドユーザ500が過去の注文内容を確認する場合に備えるため、注文情報110のデータを保存しておいてもよい。これにより、エンドユーザ500は、過去の注文内容を参考にして、次の注文内容の検討を行うことができる。
また、図5および図6において、外箱バーコード2112および送り状バーコード欄3116は、一次元のバーコードとして説明したが、二次元バーコードを用いてもよい。
また、図8において、ステップS1803において、ラベルオーダー装置100が作成する印刷用情報112は、受注番号の9〜11桁目をキーとして、ビール種別(3種類)ごと、ラベルの形状(2種類)ごと、ラベルの紙質(2種類)ごとの、12種類に分類および並べ替えられて、作成されることとした。しかし、並べ替えはこれに限らず、他の項目(例えば、ビンの色等)に基づいてもよいし、分類する数も12種類に限らず、それ以上でもそれ以下でもよい。例えば、印刷装置200の性能に合わせた適切な数に分類することにより、効率的な処理が可能となる。
図6において示した送り状311は、更に、余白等にデザインデータを印刷してもよい。例えば、図6に示した送り状311に、切り取り可能な余白を設けて、当該余白にデザインデータを印刷する。そして、図18のステップS1823において、作業員401が当該印刷されたデザインデータを目視して、梱包された商品421に貼付されたラベル2114との整合性を確認し、余白を切り取ってから送り状311をダンボール箱440に貼付させることとしてもよい。
S オーダーメイドシステム
N、Na、Nb ネットワーク
100 ラベルオーダー装置(注文管理装置)
111 ピッキングリスト情報
112 印刷用情報
113 発送予定情報
200 印刷装置
210 印刷用情報
211 ラベルテープ
300 帳票管理装置
310 発送予定情報
311 送り状
312 未発送一覧
313 出荷済日報
314 未出荷日報
315 強制出荷日報
320 出荷済情報
400 配送センタ
401 作業員
402 スキャナ
410 ピッキングリスト
420 保管倉庫
421 商品
430 ラベラー
440 ダンボール箱
450 自動車
500 エンドユーザ
510 端末装置
600 製造工場

Claims (5)

  1. エンドユーザから、商品の指定および前記商品に貼付される第一のラベルのデザインの指定を受け付けるラベルオーダー装置と、
    前記第一のラベルを印刷したラベルテープを作成する印刷装置と、
    前記商品の準備・発送の作業を行う現場である配送センタと、
    を有するオーダーメイドシステムであって、
    前記ラベルオーダー装置は、
    前記エンドユーザから指定された商品および第一のラベルのデザインを注文情報として、注文情報を一意に特定する識別子である受注番号に対応付けて記憶し、
    前記指定された第一のラベルのデザインを示す情報と、前記指定された商品のビール種別およびビンの色を示す情報と、を含む印刷用情報を作成し、
    前記配送センタにおいてピッキングされる前記商品を示す情報であるピッキングリスト情報を作成し、
    前記印刷装置は、
    前記印刷用情報に基づいて、前記指定された商品のビール種別およびビンの色を示す情報が印刷された前記ラベルテープを作成し、
    前記配送センタにおいて、
    前記ピッキングリスト情報に基づいてピッキングされた前記指定の商品は、前記ラベルテープに印刷された前記指定された商品のビール種別およびビンの色を示す情報と照合されて、第一のラベル貼付される、
    ことを特徴とする、オーダーメイドシステム。
  2. 前記オーダーメイドシステムは、更に、
    前記第一のラベルを貼付した前記商品の送付先の情報を示す帳票である送り状を作成する帳票管理装置を有し、
    前記印刷装置は、更に、
    前記ラベルテープに、前記受注番号を示す第一のバーコードを印刷し、
    前記配送センタにおいて、
    バーコードを読み取る装置であるスキャナによって、前記第一のバーコードが読み取られ、
    前記ラベルオーダー装置は、
    前記読み取った第一のバーコードに示された情報と、前記注文情報との整合性を確認し、整合性が確認できた場合、前記商品を発送する予定となっている前記注文情報を示す情報である発送予定情報を作成し、
    前記帳票管理装置は、
    前記発送予定情報に基づいて、前記送り状を作成すること、
    を特徴とする、請求項に記載のオーダーメイドシステム。
  3. 前記商品は、更に、
    前記商品の属性を示す第二のバーコードが印刷された第二のラベルが貼付されており、
    前記配送センタにおいて、
    バーコードを読み取る装置であるスキャナによって、前記第一のバーコードおよび前記第二のバーコードが読み取られ、
    前記ラベルオーダー装置は、
    前記読み取った第一のバーコードおよび第二のバーコードに示された情報と、前記注文情報との整合性を確認し、整合性が確認できた場合、前記商品を発送する予定となっている前記注文情報を示す情報である発送予定情報を作成し、
    前記帳票管理装置は、
    前記発送予定情報に基づいて、前記送り状を作成すること、
    を特徴とする、請求項に記載のオーダーメイドシステム。
  4. 前記配送センタにおいて、更に、
    前記第一のラベルを貼付した商品が梱包材に梱包され、当該梱包材に前記第一のバーコードが貼付され、前記スキャナによって、前記第一のバーコードが読み取られ、
    前記帳票管理装置は、
    前記読み取った第一のバーコードに示された情報が、前記発送予定情報に含まれるか否かを確認し、前記読み取った第一のバーコードに示された情報を含む前記発送予定情報に基づいて、前記送り状を作成すること、
    を特徴とする、請求項または請求項に記載のオーダーメイドシステム。
  5. 前記注文情報は、更に、
    前記第一のラベルを貼付した商品を梱包材に梱包した荷物が送付先へ出荷されたか否かを示す情報である出荷ステータスを記憶しており、
    前記送り状は、更に、
    前記受注番号を示す第三のバーコードが印刷されており、
    前記配送センタにおいて、更に、
    前記梱包材に前記送り状が貼付され、前記スキャナによって、前記第三のバーコードが読み取られ、
    前記帳票管理装置は、
    前記読み取った第三のバーコードに示された情報に基づいて、出荷した前記荷物を示す情報である出荷済情報を作成し、
    前記ラベルオーダー装置は、
    前記出荷済情報に基づいて、前記出荷ステータスを出荷済とすること、
    を特徴とする、請求項に記載のオーダーメイドシステム。
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