JP2001319146A - カスタマイズドチョイスギフトシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入贈与元からの依頼を受けてからギフト用
商品を贈呈先に発送するまでに要する期間を短縮し、更
にこの業務の手間やコストを削減すると共に、贈呈先の
趣向に合致した最適なギフト用商品が贈呈先に贈られる
ようにする。 【解決手段】 ステップ１１２において、購入贈与元
は、ギフト用商品の候補を指定し、個別選択ギフトカタ
ログ情報を作成する。ステップ１１４において、該個別
選択ギフトカタログ情報に適宜必要な加工を施し、印刷
して、贈呈先に発送する。ステップ１１６では、該情報
を受けた贈呈先がこの情報に基づいて、上述のギフト用
商品候補の中から所望のものを選択し、ギフト用商品注
文受付センタ１０に通知する。贈呈先の趣向に合致した
最適なギフト用商品が贈られる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カスタマイズドチ
ョイスギフトシステムに係り、特に、購入贈与元からの
依頼を受けてからギフト用商品を贈呈先に発送するまで
に要する期間を短縮し、更にこの業務の手間やコストを
削減すると共に、贈呈先の趣向に合致した最適なギフト
用商品が贈呈先に贈られるようにすることができるカス
タマイズドチョイスギフト方法、及びギフト用商品注文
受付装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、例えば贈与元からの依頼により、
複数の商品を掲載したカタログと申込み用紙をギフト贈
呈先に送り、好みの商品を選択させる、いわゆるチョイ
スギフトがある。

【０００３】又、近年ではインターネットが広く普及
し、通信販売にも多く利用されている。インターネット
を利用する場合は、画像により商品外観の写真や、説明
文を提供することができるので、単純な電話の通話のみ
の場合に比べ、商品の把握など取引内容を商品購入者は
把握しやすい。又従来問題になっていた商品代金の支払
の取扱いについても、電子マネーその他の技術により改
善されているので、チョイスギフトに好適である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチョイスギフトのシステムでは、カタログが万人向
きであり、贈呈先の好みの商品が掲載されているとは限
らないので、結果として贈呈先に不満が残るという問題
点がある。

【０００５】又、インターネットを利用して贈呈される
側が、商品を選択することは便利であるが、贈呈先にパ
ーソナル・コンピュータなどのネットワーク接続機器が
ない場合は利用できないという問題点があり、また、た
とえネットワーク機器を所有している場合でも、ギフト
でありながら贈与元に通信コストや、複雑なオーダー作
業を強いるという問題点が残る。

【０００６】更に、確実に贈呈先の好みに合う商品を選
択できるように、贈与元が商品を確実に把握できるよう
にするため、贈与元に提示する商品外観の写真の品質を
向上することも考えられる。しかしながら、この場合
は、通信速度が限られていると通信時間が延長され、現
実的ではない。又、インターネット経由で購入贈与元に
配信する商品外観の写真の品質が向上されても、購入贈
与元の表示装置の画像解像度や色彩再現性が悪いと、結
局、購入贈与元は十分に商品を把握することはできな
い。

【０００７】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、購入贈与元からの依頼を受けてから
ギフト用商品を贈呈先に発送するまでに要する期間を短
縮し、更にこの業務の手間やコストを削減すると共に、
贈呈先の趣向に合致した最適なギフト用商品が贈呈先に
贈られるようにすることができるカスタマイズドチョイ
スギフトシステムを提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】まず、本願の第１発明の
カスタマイズドチョイスギフト方法は、ギフト用商品注
文受付センタ側では予め、ギフト用商品に関する情報を
データベースに保存して、ギフト用商品を購入し贈呈先
に発送しようとする購入贈与元に対して、カタログ形態
で閲覧できるようにしておき、該購入贈与元が、前記ギ
フト用商品注文受付センタに通信回線で接続し、ギフト
用商品の候補を指定すると共に、そのギフト用商品の贈
呈先を指示すると、該ギフト用商品注文受付センタ側で
はこれら指定及び指示に基づいて、個別選択ギフトカタ
ログを印刷、作成し、前記贈呈先に発送し、又、該個別
選択ギフトカタログを受けた贈呈先がこの情報に基づい
て、前記ギフト用商品候補の中から所望のものを選択
し、前記ギフト用商品注文受付センタに通知し、該ギフ
ト用商品注文受付センタは、前記選択されたギフト用商
品を贈呈先に発送するようにしたことにより、前記課題
を解決したものである。

【０００９】又、前記カスタマイズドチョイスギフト方
法において、前記ギフト用商品に関する情報の一部とし
て、前記購入贈与元からの過去の贈呈先及びその贈呈商
品の情報をデータベースに保存しておき、該購入贈与元
からの指定によりカタログ形態で閲覧可能にしておくこ
とにより、該情報を参考にすることで、購入贈与元は、
その贈呈先の趣向傾向を把握し易くなるので、贈呈先に
贈与しようとする候補のギフト用商品の選択が容易にな
る。

【００１０】又、前記カスタマイズドチョイスギフト方
法において、前記ギフト用商品注文受付センタ側では前
記購入贈与元から、ギフト用商品の発送に関する期限日
時、及び贈呈先未通知時ギフト用商品の指示を受け付け
ておき、該期限日時から判断される回答期限を過ぎて
も、前記贈呈先からの前記通知がこない場合は、贈呈先
未通知時ギフト用商品を贈呈先が選択したものとするよ
うにしたことにより、贈呈先のギフト用商品の選択が遅
れる場合にも、購入贈与元は確実に贈与できるようにす
ることができる。

【００１１】次に、本願の第２発明のギフト用商品注文
受付装置は、予め、ギフト用商品に関する情報を保存し
ておくギフト用商品データベースと、ギフト用商品を購
入し贈呈先に発送しようとする購入贈与元に対して、通
信回線を介して、カタログ形態で閲覧すると共に、該購
入贈与元による、ギフト用商品の候補を指定、及びその
ギフト用商品の贈呈先の指示を受け付ける情報閲覧生成
装置と、これら指定及び指示に基づいて、個別選択ギフ
トカタログを作成するカタログ編集印刷装置と、該個別
選択ギフトカタログを前記贈呈先に発送する発送関係装
置と、又、該個別選択ギフトカタログを受けた贈呈先が
その情報に基づいて、前記ギフト用商品候補の中から選
択した所望ギフト用商品の指示を受け付けると共に、該
商品の発送準備をする決定ギフト用商品受付発送装置
と、を備えるようにしたことにより、前記課題を解決し
たものである。

【００１２】以下、本発明の作用について、簡単に説明
する。

【００１３】図１は、本発明に係る典型的なカスタマイ
ズドチョイスギフト方法の処理の流れを示すフローチャ
ートである。又、図２は、このカスタマイズドチョイス
ギフト方法における、購入贈与元１２と、贈呈先１４
と、これら購入贈与元１２及び贈呈先１４の間でギフト
用商品を販売するギフト用商品注文受付センタ１０との
関係を示すブロック図である。

【００１４】本発明において、ギフト用商品注文受付セ
ンタ側１０では予め、ギフト用商品に関する情報をデー
タベースに保存して、ギフト用商品を購入し贈呈先に発
送しようとする購入贈与元に対して、カタログ形態で閲
覧できるようにしておく。

【００１５】そうして、ステップ１１０では、該購入贈
与元１２が、前記ギフト用商品注文受付センタ１０に通
信回線で接続する。該接続は、インターネットなどのデ
ータ通信回線を利用する。

【００１６】該接続後にステップ１１２において、購入
贈与元１２は、ギフト用商品の候補を指定する。これと
共に、贈呈先１４の住所や氏名を入力するなどして、そ
のギフト用商品の贈呈先を指示する。更に、ギフト用商
品注文受付センタ１０側ではこれら指定及び指示に基づ
いて、個別選択ギフトカタログ情報を作成する。

【００１７】ギフト商品代金は、ステップ１１２が終了
したとき確定し、この時点で決済がなされる。

【００１８】ステップ１１４において、ギフト用商品注
文受付センタ１０側では、該個別選択ギフトカタログ情
報に基づいて個別選択特製ギフトカタログを印刷、作成
する。又、このように印刷された個別選択ギフトカタロ
グは、贈呈先１４に発送される。

【００１９】即ち、その贈呈先に専用で作成されたカタ
ログの冊子として、例えば高速カラープリンタを利用し
て印刷され、発送される。

【００２０】次にステップ１１６では、該カタログを受
け取った贈呈先１４がこのカタログに記載されるギフト
用商品候補の中から所望のものを選択し、ギフト用商品
注文受付センタ１０に通知する。この後は、例えば、贈
呈先１４からのこのようなギフト用商品選択の通知に基
づいて、選択されたものを贈呈先１４に配送する。な
お、ギフト商品代金は、商品配送後に、購入贈与元１２
に対して請求し、精算するようにしてもよい。

【００２１】以上のように本発明によれば、ギフト用商
品注文受付センタ１０側から購入贈与元１２に提示され
るリストが、購入贈与元１２は、贈呈先１４に贈るギフ
ト用商品の候補を指定するのみで、贈呈先の好みに合う
商品を記載した特別なカタログを作成することができ
る。従って、本発明によれば、贈呈先の好みに合うギフ
ト用商品を贈与し易くなる。

【００２２】又、贈呈先１４側は、購入贈与元１２が選
択したギフト用商品の候補の指定に基づく個別選択ギフ
トカタログが与えられるので、希望のギフト用商品を選
択し易いだけでなく、購入贈与元１２側が選択して贈与
してくれているという印象を与えることができる。

【００２３】従って本発明によれば、贈呈先の趣向に合
致した商品が贈呈先に贈られるようにすることができ
る。

【００２４】例えば、ギフト用商品を購入贈与元１２が
確実に把握できるように、ギフト用商品注文受付センタ
１０側から購入贈与元１２に対して、センタ側（例えば
デパート）で選定した商品を記載した通常の印刷物のギ
フト用商品のカタログを送付するという手段があるが、
このような通常のカタログは、本発明において贈呈先１
４に発送する個別選択ギフトカタログより記載する商品
の種類が多いにもかかわらず、贈呈先の好みに合致する
商品がないこともある。

【００２５】

【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態の例を詳細に説明する。

【００２６】図３は、本発明が適用された第１〜第３実
施形態における通信回線及び諸装置の構成を示すブロッ
ク図である。又図４は、これら実施形態のギフト用商品
注文受付センタサーバ装置５０の構成を示すブロック図
である。

【００２７】この図において、日本国内又は国外を問わ
ず設置されるギフト用商品注文受付センタサーバ装置５
０と、同様に日本国内又は国外を問わず設置されるギフ
ト用商品発送センタサーバ装置５２と、インターネット
接続サーバ６４とは、インターネット６２によって接続
されている。

【００２８】ギフト用商品注文受付センタサーバ装置５
０は、図４に示すように、情報閲覧生成装置３０と、決
定ギフト用商品受付発送装置３２と、商品発送管理装置
３４とにより構成されている。又、ギフト用商品注文受
付センタサーバ装置５０には、該ギフト用商品注文受付
センタサーバ装置５０が情報を参照する注文受付センタ
データベース２０、インターネット６２に接続するため
のネットワーク接続装置４０、及びカタログ編集印刷装
置４２が接続される。

【００２９】更に、注文受付センタデータベース２０
は、予めギフト用商品に関する情報を保存しているギフ
ト用商品データベース２２と、顧客情報データベース２
４とにより構成されている。顧客情報データベース２４
には、購入贈与元１２が指定したギフト用商品の候補を
示す情報、同じく購入贈与元１２が指示したギフト用商
品の贈呈先を示す情報が格納されている。

【００３０】なお、購入贈与元利用者端末装置５５は、
いわゆるパーソナル・コンピュータによって構成するこ
とができる。又、上述のような接続に際して用いるソフ
トウェアには、汎用のいわゆるブラウザ・プログラムを
用いることができる。例えば、米国マイクロソフト社の
インターネット・エクスプローラなどのブラウザ・ソフ
トウェアを用いることも可能である。

【００３１】そうして、購入贈与元１２は、公衆電話回
線６０を経由してインターネット接続サーバ６４に接続
することができる。該インターネット接続サーバ６４
は、購入贈与元１２からは、いわゆるアクセスポイント
として接続する。又、購入贈与元１２は、インターネッ
ト接続サーバ６４及びインターネット６２を経由する、
購入贈与元利用者端末装置５５とギフト用商品注文受付
センタサーバ装置５０との接続により、ギフト用商品注
文受付センタ１０に通信回線で接続することができる。

【００３２】なお、贈呈先１４については、ギフト用商
品注文受付センタ１０に対して、このような通信回線を
利用せずに、電話やファクシミリ、郵送などを利用し
て、ギフト用商品候補の中から所望のものを選択する旨
を指示したりする。

【００３３】このような構成において、情報閲覧生成装
置３０は、ギフト用商品を購入し贈呈先に発送しようと
する購入贈与元に対して、通信回線を介して、カタログ
形態で閲覧に供すると共に、該購入贈与元による、ギフ
ト用商品の候補の指定、及びそのギフト用商品の贈呈先
の指示を受け付ける。この際に、閲覧に供する情報は、
注文受付センタデータベース２０のギフト用商品データ
ベース２２に格納されている。又、これら指定及び指示
に基づく情報は、顧客情報データベース２４に格納され
る。

【００３４】カタログ編集印刷装置４２では、これら指
定及び指示に基づいて、個別選択ギフトカタログ情報を
作成する。更にカタログ編集印刷装置４２では、該個別
選択ギフトカタログ情報に基づいて、カラープリンタや
自動製本装置などを用い、その贈呈先に専用で作成され
る印刷物のカタログの冊子を作成する。なお、このよう
なカタログを、以下、個別選択特製ギフトカタログと呼
ぶ。該個別選択特製ギフトカタログが作成されると、カ
タログ編集印刷装置４２は、該冊子を郵送できるように
包装し、更に贈呈先１４の宛先を貼り付けて、贈呈先１
４に発送する。

【００３５】以上のような構成とされた本発明の第１〜
第３実施形態の作用について、以下、この順で説明す
る。

【００３６】図５は、本発明が適用された第１実施形態
のチョイスギフト方法を示すフローチャートである。

【００３７】まず以下に、第１実施形態の作用について
説明する。

【００３８】本実施形態において、購入贈与元１２は、
与えられた予算価格の範囲で、複数の利用可能なギフト
用商品を選択することによって、オンラインで購入贈与
元１２自身の選択に基づく特注の個別選択特製ギフトカ
タログを作成し、贈呈先１４に発送する。

【００３９】このとき、郵便料金支払済あるいは受取人
払いの郵便はがきを同封しておく。この郵便はがきは、
表面にギフト用商品注文受付センタ１０の宛名が印刷さ
れ、裏面には贈呈先１４が記入するギフト用商品の選択
欄が記載されている。

【００４０】利用可能なギフト用商品は、購入贈与元１
２がその贈呈先１４にとって最もふさわしく、あるいは
魅力的であると考えたものである。又、贈呈先１４は、
個別選択特製ギフトカタログに基づいて、自分の好みの
ものを選択し且つ発送するように提示する。

【００４１】本実施形態では、図５に示されるように、
まずステップ１３１において、ギフトの購入贈与元１２
は、購入贈与元利用者端末装置５５を用いて、ギフト用
商品注文受付センタ１０のウェブサイトにアクセスし、
接続する。本実施形態においてギフト用商品注文受付セ
ンタ１０は、インターネットギフトショップとなってい
る。

【００４２】接続されるとステップ１３２では、接続し
たウェブサイトは、画像及び文章説明により、ギフト用
商品に関する価格などの情報を購入贈与元１２に提示す
る。本実施形態では、ステップ１３３において、購入贈
与元１２には、ギフト用商品の予算（予定価格）を入力
して、ギフト用商品選択プログラムと称し、設定された
値段の組合せ内で、ギフト用商品の選択肢を表示させる
（ステップ１３４）。続いて購入贈与元１２は、ステッ
プ１３５において、オンラインでギフトアイテムの対応
する選択肢の番号（複数）を選択する。又、該選択に基
づいて、購入贈与元１２に対して特製となる、個別選択
特製ギフトカタログを編集する。

【００４３】ステップ１３６では、このような個別選択
特製ギフトカタログの編集に加えて、購入贈与元１２
は、選択された贈呈先１４をオンラインで指定するべ
く、ギフト用商品注文受付センタ１０のギフト用商品注
文受付センタサーバ装置５０に、贈呈先１４の名前、住
所、及び電話番号を入力する。

【００４４】この後、ステップ１３７において、ギフト
用商品注文受付センタ１０は、購入贈与元１２に参考と
して提示するために、ウェブサイトに接続する購入贈与
元利用者端末装置５５の表示画面上に、個別選択特製ギ
フトカタログのデザインを表示する。

【００４５】個別選択特製ギフトカタログに満足した場
合、ステップ１３８において、購入贈与元１２は、オン
ラインでギフト用商品注文受付センタ１０に対して確認
すると共に、ギフト用商品を購入して贈呈先１４に発送
するように注文し、又支払の手続きをする。支払は例え
ばクレジットカード利用などによってなされる。又、ギ
フト用商品注文受付センタ１０は、該支払の確認をす
る。

【００４６】次にステップ１３９では、ギフト用商品注
文受付センタ１０は、カタログ編集印刷装置４２によ
り、個別選択特製ギフトカタログを印刷する。又カタロ
グ編集印刷装置４２は、裏面に注文書が設けられている
郵便料金支払済あるいは受取人払いの郵便はがきを作成
するなど、該個別選択特製ギフトカタログを配送できる
ように体裁を整える。そうしてギフト用商品注文受付セ
ンタ１０は、これを贈呈先１４に、上記の郵便はがきと
ともに配送する。

【００４７】ステップ１４０では、ギフトの贈呈先１４
は、個別選択特製ギフトカタログから所望のギフト用商
品を選択し、該選択結果を前述の郵便はがきに記入し、
発送することで、該選択結果をギフト用商品注文受付セ
ンタ１０に通知する。なお、該選択結果の通知は、贈呈
先が利用できる端末装置６７を用いて、インターネット
接続サーバ６４及びインターネット６２を経由してギフ
ト用商品注文受付センタサーバ装置５０に接続し、オン
ラインで行うことも可能である。

【００４８】ステップ１４１では、ギフト用商品注文受
付センタ１０は、ギフトの贈呈先１４に、選択されたギ
フトを配送する。更にギフト用商品注文受付センタ１０
は、ステップ１４２において、購入贈与元１２に対し
て、贈呈先１４のギフト用商品の選択結果を示す情報、
及びそのギフト用商品の配送確認を電子メールで通知す
るなどの事後処理をする。

【００４９】以上に説明したように、本実施形態によれ
ば、贈呈先の好みに合致した最適なギフト用商品が贈呈
先に贈られるようにすることができる。

【００５０】次に、図６を参照して、本発明の第２実施
形態の作用について説明する。

【００５１】本実施形態では、前述のステップ１３１に
続くステップ１５１、１５２において、購入贈与元１２
が、ギフト用商品注文受付センタ１０のウェブサイト上
におけるギフト用商品のリストから、贈呈先１４に最も
ふさわしいと考える複数のギフト用商品を選択する。

【００５２】他のステップは前記図５に示されるものと
同一であるので、説明は省略する。

【００５３】ステップ１５１を詳説すると、ウェブサイ
トから提供される情報として、購入贈与元利用者端末装
置５５の表示画面上には、ギフト用商品注文受付センタ
１０のデータベースから得られ金額に応じてグループ化
された、ギフト用商品のリストが商業的説明及び画像と
ともに表示される。

【００５４】購入贈与元１２は、ステップ１５２におい
て、購入贈与元１２が贈呈先１４に使おうとするギフト
用商品の予算に応じて、ギフト用商品のリストから複数
のギフト用商品を抽出し、選択し、図５におけると同様
のステップ１３６に進む。図６のステップ１３６〜１４
２は第１実施形態と同一である。

【００５５】図７は、本発明が適用された第３実施形態
の作用を示すフローチャートである。

【００５６】このフローチャートにおいて、ステップ１
６１では、購入贈与元１２は、まず、ソフトウエアサブ
ルーティンを起動させる。例えば、前述したようなブラ
ウザ・ソフトウェアを起動させる。そうして購入贈与元
１２は、ステップ１６２で、購入贈与元利用者端末装置
５５をギフト用商品注文受付センタサーバ装置５０に接
続する。

【００５７】このように接続されると、ステップ１６３
では、該ソフトウェアは、本システムの方法を通じて提
供されるべき、各種ギフト用商品を説明する画像及び文
章の両方を表示する。更には、ギフト用商品のリストの
情報が、ギフト用商品データベース２２からその他の情
報と共に引き出され、例えば値段順にギフト用商品が表
示される。

【００５８】購入贈与元１２は、ステップ１６４におい
て、購入贈与元利用者端末装置５５に取り付けられてい
るキーボードや、ポインティング装置であるいわゆるマ
ウスなどを用いて、贈呈先１４に贈与しようとするギフ
ト用商品の範囲を合わせて、贈呈先１４に贈与しようと
する候補のギフト用商品を選択することで、個別化され
た贈呈先１４の専用の個別選択ギフトカタログ情報を形
成する。あるいは、ステップ１６５のように、購入贈与
元１２は、各贈呈先１４のための価格グループ基準を設
定することで、該設定に基づいて購入贈与元利用者端末
装置５５が贈呈先１４に専用の個別選択ギフトカタログ
情報を作り出すようにすることができる。

【００５９】結果として、個別選択特製ギフトカタログ
は、購入贈与元１２の検討及び承認のために、購入贈与
元利用者端末装置５５の表示画面に表示される。このと
きにも、購入贈与元１２は各贈呈先１４のために、個別
選択特製ギフトカタログを編集し、調製することができ
る（ステップ１３６参照）。

【００６０】個別選択特製ギフトカタログ情報に満足し
たとき、購入贈与元１２は、ステップ１６６に進み、そ
の個別選択特製ギフトカタログ情報をギフト用商品注文
受付センタサーバ装置５０により提供されるウェブペー
ジ上において、ショッピングカートアプリケーションに
受け渡す。

【００６１】このショッピングカートは、購入贈与元１
２の支払信用情報を確認したり、包装及び配送のオプシ
ョンを提案したりして、個別選択特製ギフトカタログの
注文を確定させる。次に、ステップ１６７で、ショッピ
ングカートは完成された個別選択特製ギフトカタログの
注文を、カタログ編集印刷装置４２に引き渡す。

【００６２】次にステップ１６８において、このカタロ
グ編集印刷装置４２は、高速カラープリンタを用いて、
特注且つ個別化された個別選択特製ギフトカタログを作
り出す。これらの個別選択特製ギフトカタログは、郵送
のために宛名書きされ、且つ、郵便番号順に仕分して運
ばれる。この個別選択特製ギフトカタログはまとめて一
日数回郵便局に運ばれる。個別選択特製ギフトカタログ
には、予め宛名が印刷され、郵便料金支払済みで、電子
的にコードされた応答カードが同封されている。

【００６３】ステップ１６９において、贈呈先１４は個
別選択特製ギフトカタログを受け取り、且つ検討し、そ
の希望するギフトアイテムを指示した応答カードをポス
トに投函する。電子コードは、少なくとも贈呈先１４を
特定している。

【００６４】ステップ１７０において、贈呈先１４によ
ってギフト用商品が指示された上記の応答カードを受け
取ると、ステップ１７１に進む。ステップ１７１では、
このカードは電子的に走査され、必要な情報が読み取ら
れる。読み取られた情報は、ギフト用商品を発送するシ
ステムに渡される。ステップ１７２では、贈呈先１４に
より選択されたギフト用商品が包装され、箱詰めされ、
搬出される。

【００６５】上記に加えてステップ１７３では、贈呈先
１４による選択、及び配送の確認が購入贈与元１２に電
子メールによりなされ、事後処理のステップ１４２を経
て終了する。

【００６６】なお、本実施形態においては、あるいは、
前述した第１及び第２実施形態において、購入贈与元１
２が贈呈先１４に実際に贈与した、あるいは選択された
過去のギフト用商品を示す情報を、顧客情報データベー
ス２４に格納しておいてもよい。このように情報を格納
しておいて、ステップ１３２、１３４、１５１あるいは
ステップ１６３で、贈呈先１４に贈与しようとするギフ
ト用商品の候補を購入贈与元１２が選択する際に、該情
報を購入贈与元１２に提示してもよい。該情報を参考に
することで、購入贈与元１２は、その贈呈先１４の趣向
傾向を把握し易くなるので、贈呈先１４に贈与しようと
する候補のギフト用商品の選択が容易になる。

【００６７】次に、贈呈先１４が応答カードを返送しな
かったり、遅れて返送したような場合で、特に所定の期
限が満了する場合の処理について、図８を参照して説明
する。

【００６８】ここでは、図５、図６のステップ１３９、
あるいは図７のステップ１６８に続くステップ１８１、
１８２において期限満了と判定されると、贈呈先未通知
時ギフト用商品、即ち、購入贈与元１２によって個別選
択特製ギフトカタログが作られたとき（ステップ１３
６）に予め選択されている商品が発送される。

【００６９】詳細には、ウェブサイト側の商品発送管理
装置３４や注文受付センタデータベース２０（特に顧客
情報データベース２４）は、ステップ１８１において、
贈呈先１４が所望ギフト用商品を選択した結果の回答
（注文）の有無を定期的に検出し、無しの場合は、ステ
ップ１８２で、個別選択特製ギフトカタログの期限切れ
をチェックする。期限切れの個別選択特製ギフトカタロ
グが検出されたとき、前述した贈呈先未通知時ギフト用
商品、及び発送情報が商品発送管理装置３４内の履行シ
ステムに伝達される。すると、この履行システムは、ス
テップ１８３において、例外処理として、顧客情報デー
タベース２４のデータの関連する情報を処理すると共
に、贈呈先未通知時ギフト用商品を贈呈先１４に発送す
る。発送されると、更に、注文受付センタデータベース
２０の対応するすべての情報が更新される。

【００７０】更にギフト用商品注文受付センタ１０は、
ステップ１４２において、購入贈与元１２に対して、贈
呈先１４のギフト用商品の選択結果を示す情報、及びそ
のギフト用商品の配送確認を電子メールで通知する。

【００７１】

【発明の効果】本発明によれば、購入贈与元からの依頼
を受けてからギフト用商品を贈呈先に発送するまでに要
する期間を短縮し、更にこの業務の手間やコストを削減
すると共に、贈呈先の趣向に合致した最適なギフト用商
品が贈呈先に贈られるようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る典型的なカスタマイズドチョイス
ギフト方法の処理の流れを示すフローチャート

【図２】上記カスタマイズドチョイスギフト方法におけ
る購入贈与元と贈呈先とギフト用商品注文受付センタと
の関係を示すブロック図

【図３】本発明が適用された第１〜第３実施形態におけ
る通信回線及び諸装置の構成を示すブロック図

【図４】これら実施形態のギフト用商品注文受付センタ
サーバ装置の構成を示すブロック図

【図５】前記第１実施形態のカスタマイズドチョイスギ
フト方法を示すフローチャート

【図６】前記第２実施形態のカスタマイズドチョイスギ
フト方法を示すフローチャート

【図７】前記第３実施形態のカスタマイズドチョイスギ
フト方法を示すフローチャート

【図８】注文期限切れの場合の処理過程を示すフローチ
ャート

【符号の説明】

１０…ギフト用商品注文受付センタ １２…購入贈与元 １４…贈呈先 ２０…注文受付センタデータベース ２２…ギフト用商品データベース ２４…顧客情報データベース ３０…情報閲覧生成装置 ３２…決定ギフト用商品受付発送装置 ３４…商品発送管理装置 ４０…ネットワーク接続装置 ４２…カタログ編集印刷装置 ５０…ギフト用商品注文受付センタサーバ装置 ５２…ギフト用商品発送センタサーバ装置 ５５…購入贈与元利用者端末装置 ６０…公衆電話回線 ６２…インターネット ６４…インターネット接続サーバ ６７…贈呈先利用者端末装置

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ギフト用商品注文受付センタ側では予め、
   ギフト用商品に関する情報をデータベースに保存して、
   ギフト用商品を購入し贈呈先に発送しようとする購入贈
   与元に対して、カタログ形態で閲覧できるようにしてお
   き、 該購入贈与元が、前記ギフト用商品注文受付センタに通
   信回線で接続し、ギフト用商品の候補を指定すると共
   に、そのギフト用商品の贈呈先を指示すると、 該ギフト用商品注文受付センタ側ではこれら指定及び指
   示に基づいて、個別選択ギフトカタログを印刷、作成
   し、前記贈呈先に発送し、 又、該個別選択ギフトカタログを受けた贈呈先がこの情
   報に基づいて、前記ギフト用商品候補の中から所望のも
   のを選択し、前記ギフト用商品注文受付センタに通知
   し、該ギフト用商品注文受付センタは、前記選択された
   ギフト用商品を贈呈先に発送するようにしたことを特徴
   とするカスタマイズドチョイスギフト方法。
2. 【請求項２】請求項１において、前記ギフト用商品に関
   する情報の一部として、前記購入贈与元からの過去の贈
   呈先及びその贈呈商品の情報をデータベースに保存して
   おき、該購入贈与元からの指定によりカタログ形態で閲
   覧可能にしておくことを特徴とするカスタマイズドチョ
   イスギフト方法。
3. 【請求項３】請求項１又は２において、 前記ギフト用商品注文受付センタ側では前記購入贈与元
   から、ギフト用商品の発送に関する期限日時、及び贈呈
   先未通知時ギフト用商品の指示を受け付けておき、 該期限日時から判断される回答期限を過ぎても、前記贈
   呈先からの前記通知がこない場合は、贈呈先未通知時ギ
   フト用商品を贈呈先が選択したものとするようにしたこ
   とを特徴とするカスタマイズドチョイスギフト方法。
4. 【請求項４】予め、ギフト用商品に関する情報を保存し
   ておくギフト用商品データベースと、 ギフト用商品を購入し贈呈先に発送しようとする購入贈
   与元に対して、通信回線を介して、カタログ形態で閲覧
   すると共に、該購入贈与元による、ギフト用商品の候補
   を指定、及びそのギフト用商品の贈呈先の指示を受け付
   ける情報閲覧生成装置と、 これら指定及び指示に基づいて、個別選択ギフトカタロ
   グを作成するカタログ編集印刷装置と、 該個別選択ギフトカタログを前記贈呈先に発送する発送
   関係装置と、 又、該個別選択ギフトカタログを受けた贈呈先がその情
   報に基づいて、前記ギフト用商品候補の中から選択した
   所望ギフト用商品の指示を受け付けると共に、該商品の
   発送準備をする決定ギフト用商品受付発送装置と、を備
   えるようにしたことを特徴とするギフト用商品注文受付
   装置。