JP2003150684A - 贈答システムおよびそのサーバ - Google Patents

贈答システムおよびそのサーバ

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JP2003150684A
JP2003150684A JP2001351667A JP2001351667A JP2003150684A JP 2003150684 A JP2003150684 A JP 2003150684A JP 2001351667 A JP2001351667 A JP 2001351667A JP 2001351667 A JP2001351667 A JP 2001351667A JP 2003150684 A JP2003150684 A JP 2003150684A
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Hidehiko Kurita
英彦 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被贈答者が贈答品を各種形態で処分できるよう
にすることによって被贈答者の満足度を高めることを可
能とする。 【解決手段】サーバ1に設けたカタログデータベースD
B2は、同金額の複数個の商品群を一組にまとめたカタ
ログが複数登録される。注文側の端末2に入力された贈
答者の氏名・住所・メールアドレスと被贈答者の氏名・
メールアドレスは、注文側の端末2での指定によりカタ
ログデータベースDB2から選択されたカタログと対応
付けられて管理データベースDB3に登録される。受取
側の端末2には贈答品の発生が電子メールにより通知さ
れ、受取側の端末2では注文側の端末2で選択されたカ
タログに含まれる商品群が提示される。受取側の端末2
はサーバ1の取扱管理手段17に要求することで、提示
された商品群について、商品の受取と商品の返送と商品
の転送とを択一的に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバとの間で相
互にデータ通信が可能な端末を用いて贈答品の注文と受
取との手続を行う贈答システムおよびそのサーバに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】我が国では、お中元やお歳暮として品物
を贈答する社会習慣があり、百貨店ではお中元用やお歳
暮用などの贈答品として販売される商品による利益はき
わめて重要である。したがって、この種の贈答品の需要
が増加する季節になると、販売を促進するために、推薦
商品のカタログを顧客に配布したり、推薦商品を展示す
るための特設会場を設けたりしている。
【0003】一方、昨今ではインターネット技術の普及
により、所望商品が提示されているサイトのホームペー
ジ上で商品の購入申込が可能になってきており、この種
の形態で商品を購入することも日常化してきている。し
たがって、百貨店においてもホームページを開設し、ホ
ームページを通して贈答品を販売する形態を採用すると
ころが多くなってきている。この種のホームページで
は、商品が品種(カテゴリ)によって分類されているこ
とが多い。つまり、この種のホームページの大半は、商
品の品種を選択すると選択された商品の品種について個
別の商品の一覧が表示され、一覧表示された商品から贈
答者(贈り主)が希望する商品を選択すると、選択した
商品の合計金額が示されるとともに届け先の指定が可能
になるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、お中元やお
歳暮のような贈答品においては、贈答者は贈答品を送る
相手に応じて金額を優先して商品を決めることが多く、
特定の商品の品種について個別の商品が一覧表示される
よりも、金額別に商品を一覧できるほうが商品の選択が
容易になると考えられる。つまり、インターネット技術
を用いた現状の販売形態は必ずしも贈答品の販売に適し
ているとは言えないという問題がある。
【0005】一方、贈答品を送られた被贈答者にとって
送られた贈答品が不要であったとしても贈答品である以
上は受け取らなければならず、また不要ではないにして
も満足できる商品ではないこともあり、いずれにしても
十分な満足度が得られないことがある。この種の問題は
対面販売かホームページ上での販売かにかかわらず生じ
る。
【0006】上述した問題を解決する贈答形態として
は、同額の商品のみを掲載した商品カタログを金額別に
複数作成し、贈答者が希望する金額の商品カタログを届
け先に配送することによって、被贈答者が商品カタログ
から所望の商品を選択可能とすることが考えられてい
る。この種の贈答形態は結婚式における引出物について
一般化している。したがって、この種の贈答形態をホー
ムページ上で実現すれば、ホームページ上での販売にお
いて、贈答者にとって利便性が高くなり、また被贈答者
にとっては必要な商品を選択可能となるから満足度が高
まると考えられる。
【0007】しかしながら、この種の贈答形態では選択
可能な商品の種類が増加するとは言うものの一定の価格
内で商品を選択することになるから、被贈答者の満足す
る商品が含まれているとは限らず、依然として被贈答者
の満足度を十分に高めることはできない。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、被贈答者が贈答品を各種形態で処分
できるようにすることによって被贈答者の満足度を高め
ることを可能とした贈答システムおよびそのサーバを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相互
にデータ通信が可能なサーバおよび複数台の端末を備
え、端末の保有者間で贈答品の注文と受取とを行う贈答
システムであって、同金額の複数個の商品群を一組にま
とめたカタログを複数登録したカタログデータベース
と、カタログデータベースに登録されたカタログのうち
注文側の端末で選択されたカタログに含まれる商品群を
注文側の端末に提示させる第1の提示手段と、注文側の
端末において贈答者の氏名・住所・メールアドレスと被
贈答者の氏名・メールアドレスとが少なくとも入力され
ると注文側の端末で選択されたカタログに対応付けて登
録する管理データベースと、カタログに対応付けた情報
が管理データベースに登録されると贈答品の発生を通知
する電子メールを被贈答者のメールアドレス宛に送信す
るメール処理手段と、管理データベースに登録されてい
るカタログに含まれる商品群を贈答品の発生が通知され
た受取側の端末に提示させる第2の提示手段と、受取側
の端末に提示されたカタログについて被贈答者による商
品の受取と被贈答者から贈答者への商品の返送と被贈答
者から他の人への商品の転送とを択一的に選択する取扱
管理手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2の提示手段では受取側の端末に受取場所の
住所および受取希望の日時の入力させるフィールドを提
示することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、すべての取扱商品について商品名と価格とを登録し
た商品データベースと、注文側の端末を通して指定され
た金額に相当する商品を商品データベースから抽出し前
記カタログを生成するとともに生成したカタログをカタ
ログデータベースに登録するカタログ作成手段とが付加
されていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記管理データベースでは1つのカタログに対して
贈答者と被贈答者との組を1組だけ対応付けることを特
徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記取扱管理手段では、被贈答者から他の人に商品
を転送するに際して転送する商品の金額および個数の変
更を可能としていることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、複数台の端末器との間
で相互にデータ通信が可能であるとともに端末の保有者
間で贈答品の注文と受取とを行わせる贈答システム用の
サーバであって、同金額の複数個の商品群を一組にまと
めたカタログを複数登録したカタログデータベースと、
カタログデータベースに登録されたカタログのうち注文
側の端末で選択されたカタログに含まれる商品群を注文
側の端末に提示させる第1の提示手段と、注文側の端末
において贈答者の氏名・住所・メールアドレスと被贈答
者の氏名・メールアドレスとが少なくとも入力されると
注文側の端末で選択されたカタログに対応付けて登録す
る管理データベースと、カタログに対応付けた情報が管
理データベースに登録されると贈答品の発生を通知する
電子メールを被贈答者のメールアドレス宛に送信するメ
ール処理手段と、管理データベースに登録されているカ
タログに含まれる商品群を贈答品の発生が通知された受
取側の端末に提示させる第2の提示手段と、受取側の端
末に提示されたカタログについて被贈答者による商品の
受取と被贈答者から贈答者への商品の返送と被贈答者か
ら他の人への商品の転送とを択一的に選択する取扱管理
手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態で
は、図1に示すように、百貨店または仲介業者が運営・
管理するサーバ1と顧客が操作する端末2とがインター
ネットNTを通して接続されることを前提としている。
サーバ1を百貨店が運営する場合には運営している百貨
店の商品のみを扱うことになり、サーバ1を仲介業者が
運営する場合には仲介業者が契約している複数の百貨店
の商品を扱うことが可能になる。ただし、どちらの場合
も基本的な処理は共通しているから、本実施形態ではサ
ーバ1を百貨店が運営している場合について説明するこ
ととし、仲介業者がサーバ1を運営する場合については
後述する。
【0016】サーバ1は端末2にホームページを提示す
るホームページ提示手段10を備える。ホームページ提
示手段10は通信手段12を介してインターネットNT
に接続され、通信手段12を通して端末2からアクセス
されるとホームページを提示するとともに、ホームペー
ジを通して端末2からの命令や各種情報を受け取ること
が可能になっている。通信手段12には端末2との間で
電子メールの送受を行うメール処理手段11も接続され
る。
【0017】ホームページ提示手段10により端末2に
提示されるホームページには、贈答品の注文処理を行う
ページ(以下では、「注文ページ」と呼ぶ)と、贈答品
の受取処理を行うページ(以下では、「受取ページ」と
呼ぶ)とが設けられる。注文ページはどの端末2からも
閲覧可能であるが、受取ページは贈答者と被贈答者との
組合せごとに生成され被贈答者の端末2からのみ閲覧可
能になっている。
【0018】注文ページにおいて最初に提示される画面
P1には、図2に示すように、注文する商品の価格およ
び品種を指定するために、価格を指定するフィールドF
1と、商品の品種(カテゴリ)を指定するフィールドF
2とが設けられる。また、画面P1には各フィールドF
1,F2で指定した内容をサーバ1に送信するために
「検索」釦B3が設けられ、両フィールドF1,F2の
内容を指定して「検索」釦B3の選択操作(たとえば、
リターンキーを押操作したり、ポインタを「検索」釦B
3の位置に合わせてクリックすることを意味する)を行
うと、後述するようにサーバ1では指定された条件に合
致する商品を抽出して端末2に提示する。
【0019】価格を指定するフィールドF1の右端には
メニュー表示釦B1が設けられ、、メニュー表示釦B1
の選択操作(たとえば、マウスカーソルの位置をメニュ
ー表示釦B1に合わせた状態でクリックする)を行う
と、図3に示すように、選択可能な複数の価格を提示す
るポップアップメニューが表示され、ポップアップメニ
ューの中で所望の価格を選択すればその価格がフィール
ドF1に表示される。フィールドF1については価格を
特定する必要があるが、フィールドF2の右端にもメニ
ュー表示釦B2が設けられ、フィールドF1と同様にポ
ップアップメニューを表示させ、ポップアップメニュー
の中から所望の商品の品種を選択することが可能になっ
ている。ただし、フィールドF2についてはデフォルト
としてすべての品種を対象とする設定がなされている。
【0020】画面P1において商品の価格と品種とを指
定してサーバ1に抽出を要求すると、サーバ1に設けた
ホームページ提示手段10は指定された条件をカタログ
作成手段13に引き渡し、カタログ作成手段13ではホ
ームページ提示手段10から引き渡された条件を商品デ
ータベースDB1に照合することによって、条件に合致
する商品群を商品データベースDB1から抽出する。商
品データベースDB1には、百貨店が贈答品として扱う
ことのできる各商品について、商品ごとに各別に設定し
た識別子と、商品名と、商品の品種と、商品の価格と、
商品の在庫の有無と、商品ごとの画像と、商品ごとの説
明文とが対応付けて登録されている。カタログ作成手段
13は、商品データベースDB1から抽出した商品の個
数が規定個数以内であるときには、それらの商品群から
なる1つのカタログを作成し、抽出した商品の個数が規
定個数を超えるときには、それらの商品を規定個数以内
ずつ組み合わせた複数の商品群に分割し、各商品群から
なる複数のカタログを作成する。ここに、1つのカタロ
グの構成要素である商品の個数は端末2の画面上で一覧
できる程度の個数に設定され、一般には20〜30個程
度になる。ここにおいて、カタログを作成する条件とし
て商品の価格が指定されているから、1つのカタログ内
の商品は同価格になる。また、複数のカタログを作成す
る際には、在庫と商品種別とを考慮し、在庫しているも
のを優先的に選択するとともに、1つのカタログ内にで
きるだけ同品種の商品を集める。こうして作成したカタ
ログにはカタログ名を付与し、カタログに含まれる商品
の識別子とともにカタログデータベースDB2に登録す
る。また、カタログデータベースDB2に登録する各カ
タログにはそれぞれ有効期限が設定される。
【0021】上述のようにしてカタログが作成されカタ
ログデータベースDB2にカタログが登録されると、ホ
ームページ提示手段10は、図3のように1つのカタロ
グの商品を画像(写真)付きで一覧表示する画面P2を
端末2に提示する。つまり、ホームページ提示手段10
は第1の提示手段として機能する。ここに、画面P1で
入力された条件に対して複数のカタログが作成されたと
きには、画面P2において「次のカタログ」を表示する
ための「選択」釦B4が設けられ、「選択」釦B4の選
択操作を行えば別のカタログを画面P2に表示させるこ
とが可能になる。最初に表示されたカタログとは異なる
カタログが画面P2に表示されているときには「選択」
釦B4として「前のカタログ」を表示させるための選択
釦(図示せず)も画面P2に表示される。また、「次の
カタログ」がなくなれば「前のカタログ」を表示させる
ための選択釦のみが表示される。画面P2には「注文」
釦B5も設けられ、カタログとして示された商品群の構
成が満足できるものであるときには「注文」釦B5の選
択操作を行うことによって、図4に示すように贈答者
(贈り主)、被贈答者(受取人)などに関する情報を入
力する画面P3が端末2に提示されるようにしてある。
この画面P3を用いる処理については後述する。
【0022】ところで、カタログ作成手段13は、上述
のようにカタログを自動的に生成する機能のほか、カタ
ログを構成する商品群を端末2を用いて対話的に選択す
る機能も備える。この機能を用いる場合には、端末2に
表示される画面P1において「カタログの手動作成」の
チェックボックスC1を指定してから、「検索」釦B3
の選択操作を行う。この場合には、カタログ作成手段1
3では商品データベースDB1から条件に合致する商品
を抽出した後、カタログを作成せずに抽出した商品を端
末2に一覧表示する。つまり、図5に示す画面P4が表
示され、各商品には「カタログに入れる」ことを指定す
る「登録」釦B6がそれぞれ対応付けて設けられ、「登
録」釦B6の選択操作を行うと当該商品がカタログに組
み入れられるようにしてある。また、「登録」釦B6は
「解除」釦とトグルになっており、「登録」釦B6の選
択操作を行うと「解除」釦に切り替わり、「解除」釦の
選択操作を行うと当該商品はカタログから外されるとと
もに操作された「解除」釦が「登録」釦B6に切り替わ
るようにしてある。カタログに組み入れる商品をすべて
選択した後に「決定」釦B7の選択操作を行うと、カタ
ログ作成手段13では選択された商品群からなるカタロ
グにカタログ名を付与するとともに有効期限を設定して
カタログデータベースDB2に登録し、上述のようにカ
タログ内の商品群を一覧表示する画面P2を端末2に提
示する。なお、カタログに入れる全商品を1つずつ選択
する方法に代えて、あらかじめ用意されているカタログ
に対して追加・削除することによってカタログを作成し
てもよい。このようにしてカタログを作成すれば、被贈
答者にとって不要な商品をカタログから削除したり、被
贈答者の好みに合わせて選択可能な商品の種類を増やし
たりすることが可能になる上に、既製品ではないカタロ
グを比較的少ない手間で作成することができる。
【0023】画面P2において「注文」釦B5の選択操
作がなされると、ホームページ提示手段10は、図4に
示す画面P3を提示する。画面P3には、贈答者につい
て、氏名、住所、電話番号、メールアドレスをそれぞれ
入力するフィールドF11〜F14が提示される。ま
た、画面P3には、百貨店の提供するクレジットカード
(クレジットカード会社の提供するクレジットカードの
ほか百貨店の外商カードなど、決済口座があらかじめ登
録されているカードを意味する)の番号を入力するフィ
ールドF10と、取扱可能なクレジットカードの名称を
列記した領域D10とが設けられる。領域D10では各
名称に対応してラジオボタン(白抜き円形の釦であっ
て、選択操作を行うことによって釦内に黒丸が表示され
る。チェックボックスと同様に機能するが選択は択一的
に行われる)が設けられる。
【0024】領域D10においてクレジットカードの名
称を選択するとともに、フィールドF10にクレジット
カードの番号を入力した状態で「送信」釦B10の選択
操作を行うと、選択したクレジットカードの名称と番号
との組が、フィールドF11〜F13に入力された氏
名、住所、電話番号の組と照応しているか否かがサーバ
1において確認される。照応しているときには、図6に
示す画面P5が提示され、被贈答者について氏名、住
所、電話番号、メールアドレス、贈答の目的の入力が可
能なフィールドF21〜F25と「送信」釦B9とが端
末2に提示される。つまり、サーバ1にはクレジットカ
ード確認手段14が設けられており、ホームページ提示
手段10を通してカード名およびクレジットカード番号
を受け取ると、カード名に対応するクレジットカードの
管理会社にクレジットカード番号と氏名とを転送してク
レジットカード番号と氏名との照合を要求する。クレジ
ットカードの管理会社から照合内容に対する承認の通知
がなされると、クレジットカード確認手段14はホーム
ページ提示手段10に対して画面P5の提示を要求する
のである。
【0025】フィールドF21〜F25のうち、氏名の
フィールドF21とメールアドレスのフィールドF24
とは必ず入力しなければならないが、他のフィールドF
22,F23,F25は省略してもよい。贈答の目的の
フィールドF25の右端にはメニュー表示釦B25が付
設され、メニュー表示釦B25の選択操作によって贈答
の目的に関する選択肢が表示される。贈答の目的の選択
肢には、たとえば「お中元」「お歳暮」「お供え」「誕
生日」「結婚祝い」「誕生祝い」などの項目のほか「指
定なし」の項目も選択可能になっている。
【0026】また、被贈答者が複数である場合に備え
て、「別の被贈答者」を指定する送り釦B10が設けら
れ、送り釦B10の選択操作を行えば、データの入力さ
れていないフィールドF21〜F25が表示され、別の
被贈答者に関するデータを入力することが可能になる。
また、画面P5には「カタログの内容確認」の文字が表
示され、この文字のリンク先としてカタログデータベー
スDB2のカタログ名が設定されている。したがって、
「カタログの内容確認」の文字にマウスカーソルを合わ
せてクリックすれば、画面P2と同様にカタログに含ま
れる商品群が一覧表示される。画面P5には「修正」釦
B11が設けられ、「修正」釦B11の選択操作を行え
ば、データの修正が可能になる。
【0027】上述のようにして被贈答者の指定が終了す
れば、「送信」釦B9の選択操作が可能になる。「送
信」釦B9の選択操作が行われると、サーバ1ではホー
ムページ提示手段10が贈答者および被贈答者に関する
情報にカタログ名を対応付けて贈答管理手段15に引き
渡す。贈答管理手段15では、贈答者および被贈答者の
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、贈答の目的、
カタログ名、カタログに付与した有効期限を管理データ
ベースDB3に登録する。なお、被贈答者の住所、電話
番号、贈答の目的についてはデータがなくてもよい。
【0028】管理データベースDB3にデータが登録さ
れると、メール処理手段11を通して、贈答者に対して
注文内容を確認するための電子メールが返送される。電
子メールでは、管理データベースDB3に登録された内
容が示され、内容に修正がなければ贈答者の作業は終了
する。電子メールの内容に修正が必要となる場合に備え
て、電子メールには、たとえば「内容に誤りがあるとき
はここをクリックしてください」という文章を記述して
おき、「ここ」の文字のリンク先として修正用のホーム
ページを設定してある。修正用のホームページは基本的
には図6に示した画面P5において「修正」釦B11の
選択操作を行った場合と同様であるから説明を省略す
る。なお、当然のことであるが、修正の処理を行った場
合には管理データベースDB3の内容も修正される。
【0029】上述のように管理データベースDB3にデ
ータが登録されると、ホームページ提示手段10により
受取ページが生成される。受取ページは、上述したよう
に、贈答者と被贈答者との組合せごとに生成され、かつ
被贈答者のみによって閲覧可能になるように暗証番号が
付与され、暗証番号も管理データベースDB3に登録さ
れる。
【0030】贈答者によって上述したデータが管理デー
タベースDB3に登録されると、メール処理手段11で
は管理データベースDB3に登録された被贈答者のメー
ルアドレスに対して贈答者から贈答品があった旨を伝え
る電子メールを送信する。電子メールの文面は、管理デ
ータベースDB3に登録された贈答者の氏名、贈答の目
的を用いて、「(贈答者の氏名)様から(贈答の目的)
の品が届きました」という形式で作成される。なお、括
弧内の文字は該当データに置き換えることを意味する。
また、贈答の目的が登録されていないときには、「(贈
答者の氏名)様から送り物の品が届きました」という文
面になる。電子メールには、カタログに付与した有効期
限が受取期限として示されるとともに暗証番号が示され
る。受取期限までに以下に説明する受取の手続きがなさ
れない場合には、贈答者に対して贈答品の受取がなかっ
た旨の通知が電子メールによってなされる。この通知で
はカタログ、商品券、現金のいずれかによって返品され
ることが示される。
【0031】しかして、電子メールには、「品物はここ
からお選びください」などの文面が示され、「ここ」の
文字のリンク先として受取ページを設定してある。「こ
こ」の文字をクリックすれば暗証番号を入力するように
促す画面が表示され、暗証番号が入力されるとサーバ1
に設けた認証手段16において暗証番号とメールアドレ
スとの組合せによって被贈答者を確認する。認証手段1
6において被贈答者が確認されると、ホームページ提示
手段10によって被贈答者の端末2に受取ページが提示
される。つまり、ホームページ提示手段10は第2の提
示手段として機能する。こうして被贈答者のみが受取ペ
ージを閲覧できるようにしてある。ここで、電子メール
には、「(カタログの有効期限)までに以下の受取手続
をしなければ商品は受け取れません」という内容の文章
も記載され、(カタログの有効期限)を受取期限とする
ことが示され、さらに受取手続についての説明文も付記
される。
【0032】被贈答者の端末2に提示される受取ページ
は、図7に示す画面P6のように、管理データベースD
B3に登録されたカタログ名に対応するカタログに含ま
れる商品群を示す領域D21が設けられるとともに、贈
答品の処分方法に関する選択肢を記載した領域D22が
設けられる。また、各選択肢ごとにラジオボタンが付加
される。選択肢としては、「受取」、「返送」、「転
送」があり、デフォルトでは「受取」の選択肢が選択さ
れている。また、「受取」の選択肢には商品名を入力す
る商品選択フィールドF31が付設され、さらに、画面
P6には、被贈答者の氏名、受取場所の住所、連絡先の
電話番号をそれぞれ入力するフィールドF32,F3
3,F34と、受取希望日時を入力するフィールドF3
5とが設けられる。「受取」、「返送」、「転送」のい
ずれかが選択されると、サーバ1に設けた取扱管理手段
17が以下の処理を行う。
【0033】しかして、領域D21にはカタログとして
商品ごとの写真と商品名と説明文とが表示される。領域
D22において「受取」を選択している場合には、商品
の写真または商品名にマウスカーソルを合わせて選択操
作を行うことにより、商品選択フィールドF31に選択
操作された商品の商品名が記入される。また、サーバ1
の管理データベースDB3に、被贈答者の氏名、住所、
電話番号が登録されているときには、フィールドF3
2,F33,F34にそれぞれ被贈答者の氏名、受取場
所の住所、連絡先の電話番号として表示される。ただ
し、フィールドF33,F34の内容は修正可能であ
り、被贈答者によって希望の受取場所や電話番号を設定
できるようにしてある。また、フィールドF35には被
贈答者の希望する受取日時を入力することができる。
【0034】各フィールドF31〜F35に必要事項が
入力された状態で、画面P6内に示されている「確認」
釦B31を選択操作すれば、各フィールドF31〜F3
5に記入された内容がサーバ1に転送され、サーバ1で
は商品名、受取場所の住所、連絡先の電話番号を管理デ
ータベースDB3に登録する。また、受取希望日時につ
いては、商品名および受取場所の住所に基づいて当該日
時に配送可能か否かを配送処理手段18で判断し、配送
可能な場合には受取ページの画面P6において手配完了
の旨の通知を行う(たとえば、「(商品名)を(受取希
望日時)に(受取場所の住所)へ配達いたします」のよ
うに表示する)。一方、当該日時に配送できないと判断
したときには、受取希望日時の変更を促す旨の通知を行
う(たとえば、「申し訳ございません。(受取希望日
時)には配達することができません。別の日時をご指定
ください」のように表示する)。ここに、配送処理手段
18には、商品ごとに配送可能な期間である基準期間を
登録したデータベースと、配送地域別の所要日数を登録
したデータベースとが設けられ、基準期間の初日と最終
日とにそれぞれ所要日数を加算して求めた期間に受取希
望日時が含まれるか否かによって、受取希望日時に配送
可能か否かを判断する。
【0035】上述のように、受取場所や受取希望日時を
被贈答者が指定することができるから、被贈答者の都合
に合わせて商品を受け取ることができ、被贈答者の満足
度が高くなる。また、贈答者は被贈答者の住所や電話番
号を入力しなくてもよく被贈答者のメールアドレスのみ
を入力すればよいから、住所を入力する場合に比較する
と手間を省くことができる。とくに、複数の被贈答者に
贈答品を贈る場合には、住所や電話番号の入力には多大
な労力を要するが、贈答者は被贈答者の氏名とメールア
ドレスのみを入力すればよいから、複数の被贈答者に贈
答品を贈る場合の手間が大幅に少なくなる。しかも、贈
答品を受け取る側である被贈答者が届け先の住所および
電話番号を入力するから、届け先の住所や電話番号の間
違いを減らすことができる。
【0036】ところで、上述のようにして配送処理手段
18において配送手続が完了すると、サーバ1に設けた
メール処理手段11では礼状用の電子メールを記述する
ためのウインドウを被贈答者の端末2の画面に開かせ
る。この電子メールは贈答品があったことを通知する電
子メールの返信用であって、送信先のアドレスとして贈
答者のメールアドレスがあらかじめ入力されている。ま
た、電子メールの内容もあらかじめ定型文が本文として
記述されており、「送信」すれば、そのまま礼状として
用いることができるようにしてある。ただし、本文は編
集可能であって必要に応じて礼状の内容を書き換えるこ
とができる。
【0037】ここに、「受取」が選択された状態では
「商品券として受け取る」を選択することも可能であ
る。商品券で受け取る場合には、商品券を郵便により発
送するから、受取希望日時の記入は省略される。つま
り、被贈答者の氏名、受取場所の住所、連絡先の電話番
号を記入するフィールドF32,F33,F34のみが
有効になり、他のフィールドF31,F35に何らかの
データが記入されても無視される。また、この場合にも
礼状を作成するためのウインドウが開く。
【0038】「返送」が選択された場合には「確認」釦
B31を選択操作するとサーバ1のメール処理手段11
によって、贈答品の受取を拒否する電子メールを返送す
るためのウインドウが被贈答者の端末2の画面に開かれ
る。贈答品の受取を拒否するのは、被贈答者が贈答品を
受け取ることができない立場である場合や、贈答者から
の贈答品を受け取りたくない場合などが考えられる。こ
の電子メールは、礼状と同様に、贈答品があったことを
通知する電子メールの返信用であって、送信先のアドレ
スとして贈答者のメールアドレスがあらかじめ入力され
ている。また、電子メールの内容もあらかじめ定型文が
本文として記述されており、「送信」すれば、そのまま
贈答を拒絶する電子メールとして用いることができる。
「返送」が選択されると、サーバ1では贈答品の注文を
キャンセル扱いにし、贈答を拒絶する電子メールを贈答
者に送信する。また、贈答品の注文時における支払いに
はクレジットカードを用いるから、キャンセル扱いの際
には取引を解除するだけであって費用は発生しない。こ
のようにキャンセル扱いになった場合には、カタログデ
ータベースDB2および管理データベースDB3におけ
る該当箇所のデータが削除される。
【0039】「転送」が選択されたときには、贈答者か
らの商品を受け取らずに他の人に贈答品を転送すること
が可能になる。これは、被贈答者に贈られる予定の贈答
品を別の人に贈る贈答品として用いることを意味する。
ただし、この機能を選択する場合にはクレジットカード
を保有していることが前提になる。「転送」を選択する
と、サーバ1におけるホームページ提示手段10では画
面P2において「注文」釦B5の選択操作が行われたと
きに提示する画面P3と同様の画面を端末2に表示させ
る。ただし、贈答者からの贈答品を「転送」から、今度
は被贈答者が贈答者の立場になるのであって、贈答者の
氏名、メールアドレスは既知であるからフィールドF1
1,F14には既知の情報が表示される。また、贈答者
の住所、電話番号がすでに入力されているときには、こ
れらのデータも対応する各フィールドF12,F13に
それぞれ表示される。他の処理は上述した贈答者から被
贈答者に贈答品を贈る処理と同様である。
【0040】上述のような処理によって、管理データベ
ースDB3において、被贈答者を贈答者とする変更がな
されるとともに、新たな被贈答者が入力される。この場
合、カタログ名、カタログに付与した有効期限は、その
まま継承される。つまり、有効期限までの日数は短縮さ
れることになる。このことによって、「転送」が選択さ
れる可能性を低減させ、カタログに載せた商品の売れ残
りの可能性を低減することができる。なお、「転送」
と、通常ならば商品の販売機会が2回あったことになる
にもかかわらず、1回しか商品が販売されていないこと
になるから、百貨店にとって損失が生じることになる。
このような損失を低減するために、「転送」が選択され
たときには、手数料を徴収することによって損失を補填
する。つまり、「転送」を選択したときに提示される画
面において画面P3と異なる点は、手数料が必要である
ことが示されることと、手数料の具体的金額が示される
ことである。手数料の金額は、一律金額とするか商品価
格に対する一定割合の金額とする。商品価格に対する一
定割合の金額とする場合には、粗利益程度の金額に設定
すれば売り上げに対する損失をほぼ補填することができ
る。一方、商品価格にかかわらず一律金額とするときに
は商品1個当たりの利益の期待値に基づいて手数料を設
定することが可能である。
【0041】上述のように、贈答品を他の人に転送しよ
うとする被贈答者に対しては手数料を徴収することによ
って、百貨店の損失を軽減することが可能になるだけで
はなく、被贈答者が他の人に贈答品を贈ろうとしていた
場合には通常の商品よりも安い価格で商品を購入したこ
とになり、被贈答者にとっても利益が生じることにな
る。また、同商品を購入する場合に比較すれば安いとは
いうものの手数料を徴収することによって、贈答品が他
の人に転送されるのをある程度抑制することにもなる。
しかも、カタログには有効期限が設定されているから、
贈答品の転送は無限に継続するのが防止される。
【0042】なお、有効期限に達しても贈答品の最終的
な受取人(被贈答者)が決定されないときには、管理デ
ータベースDB3に当該カタログ名に対応付けて登録さ
れている贈答者に贈答品の受取がなされなかった旨の電
子メールを通知し、上述したように、カタログ、商品
券、現金のいずれかで返品するように手配される。管理
データベースDB3には1つのカタログ名に対して1組
の贈答者と被贈答者との組しか登録されないから、管理
データベースDB3に登録されている被贈答者がその時
点での最終の被贈答者になる。ところで、上述したよう
に、贈答品を受け取る場所の住所は被贈答者が入力しな
ければ未定になっていることがあるから、受取場所の住
所が有効期限に達しても未定であるときにも、有効期限
までに受取人が決定されないときと同様に、管理データ
ベースDB3に登録されている贈答者の住所にカタロ
グ、商品券、現金のいずれかを送付するように手配され
る。
【0043】ところで、「転送」が選択された場合に、
上述の処理のほか、「金額の上乗せ」、「分割」の選択
が可能になっている。
【0044】「金額の上乗せ」を選択すると、より高額
の商品を贈答することが可能になる。この場合、加算す
る金額を入力するフィールドが端末2に表示され、複数
の金額から希望の金額を選択可能になる。つまり、フィ
ールドの右端にメニュー表示釦が設けられ、メニュー表
示釦の選択操作によって選択可能な複数の金額を表示し
たポップアップメニューが表示される。ポップアップメ
ニューから金額を選択すると、サーバ1ではカタログ作
成手段13によって新たなカタログを作成する。以後の
処理は贈答者が贈答品を贈る際の処理と同様である。こ
こに、ポップアップメニューに示す金額としては手数料
を含めた金額を示すのが望ましい。
【0045】「分割」を選択すると、より低額の商品を
贈答することが可能になる。この場合、分割数を入力す
るフィールドが端末2に表示され、分割数をポップアッ
プメニューによって選択することが可能になる。分割数
をすればカタログ作成手段13によって新たなカタログ
が作成されるのであって、カタログ作成後の処理は贈答
者が贈答品を贈る際の処理と同様になる。ただし、分割
数に応じて複数人の被贈答者を指定することができ、分
割した本人を被贈答者として指定することも可能にな
る。
【0046】なお、「転送」を選択した場合には、見掛
け上は贈答者から被贈答者が商品を受け取ったことにな
るから、「受取」を選択した場合と同様に、礼状として
の電子メールを送信する処理が行われる。
【0047】(第2実施形態)第1実施形態では、百貨
店によってサーバ1を管理する例を示したが、サーバ1
をカード会社のような仲介業者が管理することも可能で
ある。この場合は、複数の百貨店から商品を選択させる
ことが可能になる。
【0048】管理を容易にするためには、カタログ作成
手段13において1つのカタログ内には1つの百貨店の
商品のみが含まれるように制限しておくことが望まし
い。ただし、本実施形態では、被贈答者が「他の人に贈
る」を選択したときに、被贈答者の保有しているクレジ
ットカードに応じて百貨店を変更可能にしてある。一般
に、百貨店の発行しているクレジットカード(いわゆる
百貨店カードや外商カード)では、クレジットカードで
の購入によって割引やポイント加算などの特典を設けて
いることが多いから、他の百貨店を利用するよりも有利
になる。そこで、特典を受けることのできる百貨店を利
用することを可能にしているのである。したがって、本
実施形態では「他の人に贈る」を選択したときには、百
貨店名を入力するフィールドが端末2に表示され、選択
可能な百貨店名がポップアップメニューから選択可能に
なる。また、百貨店名が変更された場合には、カタログ
に記載された商品を手配可能とはかぎらないから、カタ
ログ作成手段13によって、あらためてカタログを作成
することになる。カタログに含む商品群は、贈答品と同
額の商品である必要はなく、第1実施形態と同様に、よ
り高額あるいはより低額の商品も選択可能になってい
る。他の構成および機能は第1実施形態と同様である。
【0049】なお、上述した実施形態において百貨店の
商品を扱う例を示したが、百貨店に限らず多数種の商品
を扱っている小売業者においても本発明の技術思想を適
用することは可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は、相互にデータ通信が
可能なサーバおよび複数台の端末を備え、端末の保有者
間で贈答品の注文と受取とを行う贈答システムであっ
て、同金額の複数個の商品群を一組にまとめたカタログ
を複数登録したカタログデータベースと、カタログデー
タベースに登録されたカタログのうち注文側の端末で選
択されたカタログに含まれる商品群を注文側の端末に提
示させる第1の提示手段と、注文側の端末において贈答
者の氏名・住所・メールアドレスと被贈答者の氏名・メ
ールアドレスとが少なくとも入力されると注文側の端末
で選択されたカタログに対応付けて登録する管理データ
ベースと、カタログに対応付けた情報が管理データベー
スに登録されると贈答品の発生を通知する電子メールを
被贈答者のメールアドレス宛に送信するメール処理手段
と、管理データベースに登録されているカタログに含ま
れる商品群を贈答品の発生が通知された受取側の端末に
提示させる第2の提示手段と、受取側の端末に提示され
たカタログについて被贈答者による商品の受取と被贈答
者から贈答者への商品の返送と被贈答者から他の人への
商品の転送とを択一的に選択する取扱管理手段とを備え
るものであり、取扱管理手段では受取側の端末におい
て、贈答品の処分方法として商品の受取と返送と転送と
の3種類を提供しているから、被贈答者の満足度を高め
ることが可能になる。また、商品の受取時には端末に提
示されたカタログに含まれる商品群から所望の商品を選
択することができるから、不要な商品を受け取る必要が
なく、このことによって被贈答者の満足度が高くなる。
また、都合によって商品を受け取らない場合には商品の
返送を行えばよく、この処理が端末の操作だけで行える
から、贈答者に気兼ねせずに商品を返送することができ
る。さらに、商品を転送することも可能としているか
ら、被贈答者が必要に応じて贈答品を他の人に転送する
ことによって少ない支出で贈答品を贈ることが可能にな
る。ここに、返送の際には商品が発送されず、また転送
の際には最終的に被贈答者が決まるまでは商品の移動が
ないから、配送の手間が省けるとともに返送や転送に対
して商品の損傷がほとんどなく、結果的に配送費用およ
び配送に伴う損傷による損失が低減されることになる。
【0051】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2の提示手段では受取側の端末に受取場所の
住所および受取希望の日時の入力させるフィールドを提
示するので、被贈答者が受取場所の住所および受取希望
の日時を指定することになり、1回の配送で贈答品を被
贈答者に確実に配送することができ、被贈答者の不在に
よる配送のやり直しの手間を省くことができる。
【0052】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、すべての取扱商品について商品名と価格とを登録し
た商品データベースと、注文側の端末を通して指定され
た金額に相当する商品を商品データベースから抽出し前
記カタログを生成するとともに生成したカタログをカタ
ログデータベースに登録するカタログ作成手段とが付加
されているものであり、注文側の端末ではすべての取扱
商品から所望の商品を組み合わせてカタログを作成する
ことができるから、被贈答者にとって満足度のより高い
商品をカタログに載せることが可能になる。
【0053】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記管理データベースでは1つのカタログに対して
贈答者と被贈答者との組を1組だけ対応付けるので、贈
答品を転送した場合には転送した人が贈答者になり転送
された人が被贈答者になるのであって、1つのカタログ
について管理データベースにはつねに最終的な贈答者と
被贈答者との組のみが登録されていることになる。その
結果、カタログが転送されているときに商品を最終的に
処分すべき人を特定するのが容易であり、最終的に受け
取る人が未定である贈答品であっても容易に管理するこ
とができる。
【0054】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記取扱管理手段では、被贈答者から他の人に商品
を転送するに際して転送する商品の金額および個数の変
更を可能としているので、比較的少ない費用の支出でよ
り高価な贈答品を贈ったり、複数人に贈答品を贈るため
に利用したりすることができ、贈答品の処分方法のバリ
エーションが広がることになる。
【0055】請求項6の発明は、複数台の端末器との間
で相互にデータ通信が可能であるとともに端末の保有者
間で贈答品の注文と受取とを行わせる贈答システム用の
サーバであって、同金額の複数個の商品群を一組にまと
めたカタログを複数登録したカタログデータベースと、
カタログデータベースに登録されたカタログのうち注文
側の端末で選択されたカタログに含まれる商品群を注文
側の端末に提示させる第1の提示手段と、注文側の端末
において贈答者の氏名・住所・メールアドレスと被贈答
者の氏名・メールアドレスとが少なくとも入力されると
注文側の端末で選択されたカタログに対応付けて登録す
る管理データベースと、カタログに対応付けた情報が管
理データベースに登録されると贈答品の発生を通知する
電子メールを被贈答者のメールアドレス宛に送信するメ
ール処理手段と、管理データベースに登録されているカ
タログに含まれる商品群を贈答品の発生が通知された受
取側の端末に提示させる第2の提示手段と、受取側の端
末に提示されたカタログについて被贈答者による商品の
受取と被贈答者から贈答者への商品の返送と被贈答者か
ら他の人への商品の転送とを択一的に選択する取扱管理
手段とを備えるものであり、取扱管理手段では受取側の
端末において、贈答品の処分方法として商品の受取と返
送と転送との3種類を提供しているから、被贈答者の満
足度を高めることが可能になる。また、商品の受取時に
は端末に提示されたカタログに含まれる商品群から所望
の商品を選択することができるから、不要な商品を受け
取る必要がなく、このことによって被贈答者の満足度が
高くなる。また、都合によって商品を受け取らない場合
には商品の返送を行えばよく、この処理が端末の操作だ
けで行えるから、贈答者に気兼ねせずに商品を返送する
ことができる。さらに、商品を転送することも可能とし
ているから、被贈答者が必要に応じて贈答品を他の人に
転送することによって少ない支出で贈答品を贈ることが
可能になる。ここに、返送の際には商品が発送されず、
また転送の際には最終的に被贈答者が決まるまでは商品
の移動がないから、配送の手間が省けるとともに返送や
転送に対して商品の損傷がほとんどなく、結果的に配送
費用および配送に伴う損傷による損失が低減されること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上における画面構成例を示す動作説明図であ
る。
【図3】同上における画面構成例を示す動作説明図であ
る。
【図4】同上における画面構成例を示す動作説明図であ
る。
【図5】同上における画面構成例を示す動作説明図であ
る。
【図6】同上における画面構成例を示す動作説明図であ
る。
【図7】同上における画面構成例を示す動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ 2 端末 10 ホームページ提示手段 11 メール処理手段 13 カタログ作成手段 17 取扱管理手段 DB1 商品データベース DB2 カタログデータベース DB3 管理データベース F33,F34 フィールド NT インターネット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互にデータ通信が可能なサーバおよび
    複数台の端末を備え、端末の保有者間で贈答品の注文と
    受取とを行う贈答システムであって、同金額の複数個の
    商品群を一組にまとめたカタログを複数登録したカタロ
    グデータベースと、カタログデータベースに登録された
    カタログのうち注文側の端末で選択されたカタログに含
    まれる商品群を注文側の端末に提示させる第1の提示手
    段と、注文側の端末において贈答者の氏名・住所・メー
    ルアドレスと被贈答者の氏名・メールアドレスとが少な
    くとも入力されると注文側の端末で選択されたカタログ
    に対応付けて登録する管理データベースと、カタログに
    対応付けた情報が管理データベースに登録されると贈答
    品の発生を通知する電子メールを被贈答者のメールアド
    レス宛に送信するメール処理手段と、管理データベース
    に登録されているカタログに含まれる商品群を贈答品の
    発生が通知された受取側の端末に提示させる第2の提示
    手段と、受取側の端末に提示されたカタログについて被
    贈答者による商品の受取と被贈答者から贈答者への商品
    の返送と被贈答者から他の人への商品の転送とを択一的
    に選択する取扱管理手段とを備えることを特徴とする贈
    答システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の提示手段では受取側の端末に
    受取場所の住所および受取希望の日時の入力させるフィ
    ールドを提示することを特徴とする請求項1記載の贈答
    システム。
  3. 【請求項3】 すべての取扱商品について商品名と価格
    とを登録した商品データベースと、注文側の端末を通し
    て指定された金額に相当する商品を商品データベースか
    ら抽出し前記カタログを生成するとともに生成したカタ
    ログをカタログデータベースに登録するカタログ作成手
    段とが付加されていることを特徴とする請求項1記載の
    贈答システム。
  4. 【請求項4】 前記管理データベースでは1つのカタロ
    グに対して贈答者と被贈答者との組を1組だけ対応付け
    ることを特徴とする請求項1記載の贈答システム。
  5. 【請求項5】 前記取扱管理手段では、被贈答者から他
    の人に商品を転送するに際して転送する商品の金額およ
    び個数の変更を可能としていることを特徴とする請求項
    1記載の贈答システム。
  6. 【請求項6】 複数台の端末器との間で相互にデータ通
    信が可能であるとともに端末の保有者間で贈答品の注文
    と受取とを行わせる贈答システム用のサーバであって、
    同金額の複数個の商品群を一組にまとめたカタログを複
    数登録したカタログデータベースと、カタログデータベ
    ースに登録されたカタログのうち注文側の端末で選択さ
    れたカタログに含まれる商品群を注文側の端末に提示さ
    せる第1の提示手段と、注文側の端末において贈答者の
    氏名・住所・メールアドレスと被贈答者の氏名・メール
    アドレスとが少なくとも入力されると注文側の端末で選
    択されたカタログに対応付けて登録する管理データベー
    スと、カタログに対応付けた情報が管理データベースに
    登録されると贈答品の発生を通知する電子メールを被贈
    答者のメールアドレス宛に送信するメール処理手段と、
    管理データベースに登録されているカタログに含まれる
    商品群を贈答品の発生が通知された受取側の端末に提示
    させる第2の提示手段と、受取側の端末に提示されたカ
    タログについて被贈答者による商品の受取と被贈答者か
    ら贈答者への商品の返送と被贈答者から他の人への商品
    の転送とを択一的に選択する取扱管理手段とを備えるこ
    とを特徴とする贈答システム用のサーバ。
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