JP2001250040A - 電子商取引システム及び方法 - Google Patents

電子商取引システム及び方法

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JP2001250040A
JP2001250040A JP2000372398A JP2000372398A JP2001250040A JP 2001250040 A JP2001250040 A JP 2001250040A JP 2000372398 A JP2000372398 A JP 2000372398A JP 2000372398 A JP2000372398 A JP 2000372398A JP 2001250040 A JP2001250040 A JP 2001250040A
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sales
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Jerome Partos
ジェローム・パルトス
Satoshi Enomoto
聡 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子商取引における顧客の個人情報の顧客以
外の第三者による収集、蓄積を防止し、更には顧客の苦
情、問合せに対して確実に対応する電子商取引システム
及び方法を提供する。 【解決手段】 販売情報集中機関が顧客端末と販売者端
末との間に介在し、販売情報集中機関が顧客の個人情報
を一括管理し、販売情報集中機関は顧客の氏名、住所等
の個人情報と、注文情報とを別個にデーター化し、別個
のデーターベースに格納し、取引終了後には顧客情報の
データーを削除すると共に、販売者又はサービス機関に
対して顧客の氏名、住所等の個人情報を送信せず、顧客
に付与したID番号及び取引コードを送信し、顧客の苦
情、問合せ等も販売情報集中機関が顧客端末と販売者端
末或はサービス機関との間に介在し、顧客の要求を販売
者端末或はサービス機関へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、顧客と販売者が
直接接触せずに、顧客から販売者への注文或は苦情、問
い合わせ等のサービス要求を販売情報集中機関を介して
行なう電子商取引システム及び方法に関する。
【0002】尚、本発明における電子商取引とはパーソ
ナルコンピューター、サーバー、携帯電話等の情報処理
装置を使用して、電子的ネットワークを介して行なう商
取引のことであり、ネットワークにはオンライン、オフ
ラインの双方を含むものである。
【0003】
【従来の技術】 従来の電子取引においては、ネットワ
ーク上に販売者が商品等の販売対象物等の情報を提供
し、顧客がその情報を見て、ネットワーク上で顧客が販
売者と直接取引を行なっていた。
【0004】従って、顧客は顧客の氏名、住所、等の個
人情報を販売者に開示する必要があり、ネットワークを
利用した場合の匿名性という利点を享受することが出来
ず、更に、決済をネットワーク上で行なう場合には上記
の個人情報のみならずクレジットカード番号等の金融情
報をも販売者に開示しなければ取引が出来ず、販売者の
信頼性を見極めることが容易ではないネットワーク上の
取引においては顧客は取引を躊躇せざるをえなかった。
又、決済をネットワーク上でなく行なう場合もあるが、
この場合は手続が煩雑となり、ネットネットワークを利
用して取引を行なうメリットが減殺されてしまってい
た。更に、販売者も顧客の信頼性を見極めることが出来
ず、ネットワークを利用した取引による、顧客獲得数の
増加やコストダウンというメリットがあるにもかかわら
ず、電子商取引を躊躇していた。
【0005】又、近年パーソナルコンピューターの普及
により、法人等の団体のみならず個人の電子商取引も増
加傾向にあり、更に、携帯電話の進歩、普及により携帯
電話による電子商取引も行なわれようとしている。この
ような情報処理装置の進歩、普及といった状況の下、顧
客と販売者の間に第三者、加えて決済機関を介在させて
取引を行なうことも行われている。
【0006】しかし、かかる第三者を介在させる取引に
おいても、該第三者は顧客及び販売者の情報を蓄積し、
当該情報を各々顧客及び販売者に提供するにすぎないも
のや、顧客のニーズを販売者に伝達すると共に、販売者
の販売条件を顧客に伝達するものであったり、取引が成
立した際には第三者は販売者に顧客の個人情報を開示
し、その後は第三者は顧客と販売者間に介入しないもの
であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 従って、これらの電
子商取引においても該第三者及び販売者等の不特定多数
の者或は取引が成立した場合の販売者が顧客の情報、例
えば顧客の氏名、住所や電話番号、クレジットカード番
号等個人のプライバシーを容易に入手、データ化するこ
とが可能であり、これが該第三者及び販売者側のメリッ
トの一つであるとされている。しかし、これらの個人情
報を他人に知られ或はデーター化されたくない者は、或
は、知られ或はデーター化されることに不安を感じる者
は、電子商取引を躊躇することとなり、電子商取引の市
場の広がりには一定の限界が生じることとなっている。
【0008】又、電子商取引においては、希望した商品
とは異なった商品が届いたり、お金は支払ったのに商品
が届かなかったり、苦情を述べる場所がなかったり、苦
情を述べようとしたときには連絡がつかなくなっていた
りといった問題も発生しており、顧客は販売者の信頼
性、安全性の確認が出来ず、電子商取引を躊躇する一因
となっている。加えて、販売者へ苦情が届いたとして
も、顧客は販売者と直接交渉しなければならず、満足が
いく対応を得ることは容易ではなく、且つその為に採る
手続も煩雑であるので、やはり電子商取引を躊躇する一
因となっている。
【0009】このように近年のパーソナルコンピュータ
ーや携帯電話等の情報処理装置の普及による、電子商取
引の潜在的市場は極めて大きいにもかかわらず、そのシ
ステム、信頼性、安全性の問題により電子商取引の爆発
的増加が望めない状況にあり、顧客にとっても外出せず
にさまざまなものを容易に購入できるというメリット、
或は販売者にとっては顧客獲得数の増加、コストダウン
といったメリットを享有することが出来ないという結果
になっている。
【0010】そこで、電子商取引を利用して顧客が商品
等を購入するに際して、顧客の個人情報が、不特定多数
の販売者、或は、購入先の販売者にすら取得、保持され
ることなく、更には、取引を仲介する第三者にも保持さ
れることなく、且つ、販売者も安心して販売行為が可能
であると共に、顧客の苦情等のクレームを容易且確実に
販売者に伝達し、販売者の回答を得ることが可能な電子
商取引のシステム、方法の提供が望まれていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明は、顧客端末と、販売情報集中機関がネット
ワークを介して接続されるている電子商取引システムに
おいて、顧客端末は、販売者及び販売者の提供対象物及
びその価格を特定するための提供情報を要求する手段
と、販売情報集中機関から発信された該提供情報を受信
する手段と、販売情報集中機関から発信された該提供情
報を表示する手段と、顧客情報と、取引対象物を特定す
る注文情報とを入力する手段と、顧客情報と、前記注文
情報とを販売情報集中機関に送信する手段とを備え、販
売情報集中機関は、顧客端末からの要求に従って提供情
報を顧客端末に送信する手段と、顧客端末からの顧客情
報及び注文情報を受信する手段と、顧客端末からの顧客
情報を記憶する手段と、顧客端末からの前記注文情報を
記憶する手段と、前記提供情報を記憶する手段と、顧客
情報を削除する手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を図に従って説明
する。図1は本発明電子商取引の一実施構成例を示す図
であり、電子商取引システムは販売情報集中機関1、顧
客端末2、販売者端末3、決済機関端末4から構成さ
れ、これらはネットワーク5を介して接続されている。
ネットワーク5には様々な通信情報伝達手段が用いられ
るが、ここではネットワーク5はインターネットである
場合について説明する。
【0013】販売情報集中機関1は顧客と販売者の間に
介在し、顧客からの注文及びサービス要求等を販売者に
伝達し、或は販売者からのサービス要求に対する回答等
を顧客へ伝達等する機関であって、コンピューターやサ
ーバー等の情報処理装置により構成され、データーベー
ス管理手段11、送信手段12、受信手段13、承認判
断手段14、顧客情報処理手段15、から構成されてい
る。又、これらの手段に加えて、整合性判断手段16を
備えさせる場合もある。
【0014】データーベース管理手段11は、販売情報
集中機関1が受信し或は作成した情報を選別し、情報毎
にデーターベースを作成し、管理し、抽出し、もしくは
削除等する手段であり、顧客の氏名、性別、住所、電話
番号、メールアドレス、銀行口座番号、クレジットカー
ド番号、ID番号、取引コード等の個人情報を格納した
顧客情報データーベース111、販売者の氏名又は名
称、住所、電話番号、販売対象物、販売対象物の価格、
メールアドレス、担当者等の情報を格納した提供情報デ
ーターベース112、顧客端末2から送信された顧客に
より特定された取引対象物、該取引対象物の数量、価格
及びその合計価格及び当該注文を特定する注文コードか
ら成る注文情報を格納した注文情報データーベース11
3、決済機関端末4から送信された顧客が当該決済機関
を利用できるか否かの承認情報或は顧客の支払いに関す
る情報を格納した決済情報データベース114、顧客端
末2から送信されたサービス要求を格納したサービス要
求情報データベース115を管理等する手段である。こ
のように販売情報集中機関1において顧客の個人情報と
顧客の注文の情報はデーターベース管理手段11により
関連付けられてはいるが別個独立にデーターベース化
し、管理している。
【0015】ここで、ID番号とは数字、欧文文字等を
組み合わせたもので顧客を識別する為のものであり、顧
客端末2からの注文時に販売情報集中機関1によりその
都度付与されるものであるが、顧客端末2からの最初の
注文時に付与し、以後同一のID番号を使用するように
してもよい。取引コードとは、顧客の指定する地域に存
する取引物を保管する施設を特定する為のものである。
注文コードとは顧客の一の注文に対して付与して当該注
文を特定するためのコードであり、必ず注文毎に付与す
るものである。又、サービス要求とは、顧客の商品等へ
の苦情、商品発送状況等の問い合せ等である。
【0016】送信手段12は、顧客端末2へ注文の確
認、代金の請求等の情報、販売者端末3へ注文情報、決
済機関端末4へ決済指示情報、顧客の使用承認要求等の
送信を行なうための手段である。
【0017】受信手段13は、顧客端末2からの注文情
報等、販売者端末3からの提供情報等、決済機関端末4
からの決済情報等を受信するための手段である。
【0018】承認判断手段14は、決済機関端末4から
の、顧客が顧客の指定する決済機関を利用することが出
来るか否かの承認、不承認の情報を判断し、承認の場合
には販売者端末3へ注文情報及び顧客情報を送信するよ
う送信手段12へ指示し、不承認の場合には顧客端末2
へ現金での取引を要求する情報を送信するように送信手
段12へ指示するための手段である。
【0019】顧客情報処理手段15は、顧客にID番号
及び取引コードを作成して付与し、或は顧客が顧客情報
と共に入力し、送信した顧客の希望するID番号を承認
し、否承認の場合には顧客端末2へ希望するID番号の
再入力の要求を送信することを送信手段12に指示し、
又、顧客情報データーベース111に格納された顧客情
報の内販売者端末3に送信する任意の情報の選別をデー
ターベース管理手段11に指示すると共に、顧客情報を
恒久的にデータベースとして保存しておくのか、一定期
間のみデータベースとして保存しておくのかをデーター
ベース管理手段11に指示する手段である。更に、顧客
の一の注文に対して注文毎に注文コードを作成、付与し
て、注文情報データーベース113に、当該注文の情報
に組込んで格納することを指示する場合もある。
【0020】ID番号及び取引コードは顧客端末2から
の顧客情報秘密要求がされた場合に作成し、付与するも
のである。即ち、顧客端末2から当該要求がされない場
合には、顧客情報処理手段15はID番号及び取引コー
ドを作成せず、顧客情報データーベース111には顧客
端末2から送信された氏名、住所等の顧客情報のみが管
理されるが、顧客端末2から当該要求がされた場合に
は、顧客情報処理手段15はID番号及び取引コードを
作成或は承認し、顧客情報データーベース111には顧
客端末2から送信された氏名、住所等の顧客情報に加え
てID番号及び取引コードが管理される。
【0021】顧客情報中の任意の情報を選別するに際し
ては、顧客端末2からの要求に従って処理する。即ち、
顧客情報処理手段15は顧客端末2からの顧客情報に関
する秘密要求の有無を判断し、顧客端末2からの要求が
特にない場合には、顧客情報の内、銀行口座番号、クレ
ジットカード番号等の金融機関に関する情報を除いた氏
名、住所等の情報を選別するようにデーターベース管理
手段11へ指示するが、顧客端末2から氏名、住所等の
情報を秘密にしたい旨の要求がされた場合にはID番号
のみ或はID番号及び取引コードのみを抽出するように
データーベース管理手段11へ指示する。
【0022】又、顧客情報データーベース111に格納
された顧客情報を恒久的に保存しておくのか或は一定期
間経過後に削除するのかのデーターベース管理手段11
への指示は、顧客端末2からの要求に従って行われる。
即ち、顧客情報処理手段15は顧客情報の削除要求の有
無を判断し、顧客端末2からの要求が特にない場合に
は、データーベース管理手段11への指示は行われず、
従って顧客情報は恒久的に顧客情報データーベース11
1に格納されるが、顧客情報の削除要求があった場合に
はデーターベース管理手段11へ一定期間経過後に顧客
情報を削除するように指示し、データーベース管理手段
11は一定期間経過後に顧客情報を削除する。この際、
データーベース管理手段11は当該顧客情報を顧客情報
データーベース111から抽出し、予め作成されデータ
ーベース管理手段11に管理されている削除用顧客情報
データーベースに転送し、当該削除用顧客情報データー
ベースに格納されたデーターを格納後一定期間経過後に
削除するようにしてもよい。
【0023】尚、顧客情報処理手段15は、顧客端末2
からの秘密要求或は削除要求がない場合であっても、I
D番号及び取引コードを作成し、データーベース管理手
段11に指示し顧客情報データーベース111に組込ま
せ、或はデーターベース管理手段11にID番号又は取
引コードのみを選択し、抽出するように指示し、或はデ
ーターベース管理手段11に顧客情報の削除を指示する
ようにしてもよいことは勿論である。
【0024】顧客端末2は顧客が商品の注文をしたりサ
ービス要求をする際に使用する端末であり、販売者の通
信販売サイトからの提供情報や、販売情報集中機関1か
らの確認情報等を受信する受信手段21、注文情報等を
販売情報集中機関1に送信する送信手段22、受信した
提供情報等を表示する表示手段23、注文情報等を入力
する入力手段24から構成される。顧客端末2は、通信
ソフトがインストールされたパーソナルコンピューター
等が使用され、この場合具体的には、受信手段21、送
信手段22は通信ソフトであり、入力手段24はキーボ
ードやマウス或はマイク等の音声入力装置であり、表示
手段23はディスプレイ或はスピーカー等の音声出力装
置である。尚、パーソナルコンピューターの他にサーバ
ーや携帯電話等の情報処理装置を使用してもよいことは
勿論である。
【0025】販売者端末3は、販売者が自己の情報を情
報集中機関1に登録する場合、自己の通信販売サイトを
立ち挙げる場合、情報集中機関1からの注文情報、顧客
情報を受ける場合に使用する端末であり、販売情報集中
機関1からの注文情報等を受信する受信手段31、販売
者の情報等を販売情報集中機関1に送信する送信手段3
2、販売情報集中機関1からの注文情報等を表示する表
示手段33、販売者の情報、提供物の情報等を入力する
入力手段34から構成される。販売者端末3は、通信ソ
フトがインストールされたパーソナルコンピューター等
が使用され、この場合具体的には、受信手段31、送信
手段32は通信ソフトであり、入力手段34はキーボー
ドやマウス或はマイク等の音声入力装置であり、表示手
段33はディスプレイ或はスピーカー等の音声出力装置
である。尚、パーソナルコンピューターの他にサーバー
や携帯電話等の情報処理装置を使用してもよいことは勿
論である。
【0026】決済機関端末4は取引物の代金を決済する
機関の端末であり、販売情報集中機関1から販売者への
代金支払いの指示であり販売者の口座や振込金額等の情
報を有する決済指示情報を受信したり、或は更に特定の
顧客の当該決済機関における利用の可能性の承認要求に
ついて判断し、承認、不承認である旨の情報を販売情報
集中機関1へ伝達するための端末である。決済機関端末
4は販売情報集中機関1からの決済指示情報、注文情報
等を受信する手段43を有している。更に加えて決済機
関の顧客の情報を格納する決済機関顧客データーベース
411を管理するデーターベース管理手段41と、販売
情報集中機関1へ承認情報等を送信する送信手段42
と、販売情報集中機関1からの承認要求等を受信する受
信手段43と、特定の顧客が当該決済機関を利用するこ
とが可能か否かを判断する承認判断手段44を有するこ
ととしてもよい。決済機関は、具体的には銀行、クレジ
ットカード会社等金融機関である。
【0027】承認判断手段44は、決済機関端末4が販
売情報集中機関1からの特定の顧客の当該決済機関にお
ける利用の可能性の承認要求を受信した場合に、承認要
求で指定された顧客の氏名、カード番号等と、決済機関
顧客データーベース411で管理されているデーターを
比較処理し、承認を与えるか否かを判断する。
【0028】或は決済機関端末4は更に、顧客からの支
払の情報を格納する支払情報データーベース412を備
え、支払情報を販売情報集中機関1へ送信することとし
てもよい。加えて販売情報集中機関1から送信された顧
客の注文情報を格納する注文情報データーベース41
3、特定の顧客からの注文情報とその注文に対する支払
情報の整合性を判断する整合性判断手段45を備えて、
注文情報とその注文に対する支払情報の整合性を整合性
判断手段45にて判断して、当該整合性情報を販売情報
集中機関1へ伝達することとしてもよい(図2)。販売
情報集中機関1は当該整合性情報をデーターベース管理
手段11により決済情報データーベース114に格納、
管理する。
【0029】この場合、販売情報集中機関1には承認判
断手段14に加えて、整合性判断手段16を備えさせ
る。整合性判断手段16は顧客が注文に対して適当な支
払いをしたか否かを判断し、その後の処理を指示する手
段であり、決済機関端末4からの支払情報を受信した場
合には、特定の顧客からの注文情報とその顧客がその注
文に対して決済機関に支払いをした支払金額が整合する
かを注文情報データーベース113と決済情報データー
ベース114を比較処理しての整合性の有無を判断し、
整合性を有する場合には送信手段12へ顧客情報及び注
文情報を販売者端末3へ送信するように指示し、整合性
を有しない場合には送信手段12へ顧客端末2へ確認情
報を送信するように指示し、或は決済機関端末4からの
整合性情報を受信し決済情報としてデーターベース化し
管理している場合には、決済情報を処理して整合性の有
無を識別判断し、整合性を有する場合には送信手段12
へ顧客情報及び注文情報を販売者端末3へ送信するよう
に指示し、整合性を有しない場合には送信手段12へ顧
客端末2へ確認情報を送信するように指示する。
【0030】又、販売情報集中機関1が決済機関として
機能する場合もある。この場合には決済機関端末4は販
売情報集中機関1に組込まれ、販売情報集中機関1と決
済機関端末4との送受信は省略され、販売情報集中機関
1内で処理される。
【0031】又、本発明電子商取引システムにおいては
販売情報集中機関1、顧客端末2、販売者端末3、決済
機関端末4の他、サービス機関端末6をネットワーク5
を介して加えて構成させてもよい(図3)。サービス機
関端末6は、例えば販売者から取引物を顧客に配送する
運送会社等の運送機関の端末である運送機関端末61、
取引物に掛ける保険を取り扱う保険会社等の保険機関の
端末である保険機関端末62、取引物を保管する施設等
の端末である取引物保管施設端末63等である。これら
の機関、施設の端末を各々適宜数加えて構成させてもよ
いことは勿論である。
【0032】運送機関端末61は、受信手段612、送
信手段613、入力手段614、表示手段615から構
成されており、販売情報集中機関1からの配送指示の情
報や顧客情報を受信手段612により受信し、表示手段
615により表示している。更に、データーベース管理
手段611を有し、データーベース管理手段611によ
りデータベース化し、顧客情報データベース6111に
格納させてもよい。
【0033】運送機関は運送機関端末61により販売情
報集中機関1から受信した取引の販売者及び顧客情報を
表示し、確認し、販売者の所へ行き、或は販売者から送
付を受けて集荷し、顧客或は取引物を保管する施設へ配
送することが出来る。即ち、販売情報集中機関1から受
信した顧客情報に顧客の氏名、住所が含まれている場合
は顧客の住所へ配送するが、販売情報集中機関1から受
信した顧客情報がID番号及び取引コードのみの場合に
は該取引コードが特定する取引物を保管する施設へ配送
する。
【0034】保険機関端末62は、取引物に掛ける保険
を取り扱う保険会社等の端末であり、データーベース管
理手段、受信手段、送信手段、入力手段、表示手段等に
より構成されている。販売情報集中機関1は、保険機関
に販売情報集中機関1を介して行われる商取引の取引物
の全てに一括して保険を掛け、顧客、販売者又は他のサ
ービス機関は個々に保険を掛ける必要がなく、顧客やサ
ービス機関は取引物の損傷に対する保証、返品時の送料
に対する保証が約束され、販売者は代金の未払いに対す
る保証が約束されて、安心して取引を行なうことが出来
る。販売情報集中機関1は顧客端末2、販売者端末3又
は他のサービス機関端末6からの請求があった場合に
は、保険機関端末62に保険要求をし、保険機関端末6
2は当該要求に対して回答を販売情報集中機関1に送信
し、販売情報集中機関1は受信した回答を顧客端末2、
販売者端末3又は他のサービス機関端末6へ送信する。
或は、顧客はかかる保険会社が取り扱う賠償保険、旅行
傷害保険等を販売情報集中機関1を介して個々に申し込
むことが出来る。保険の請求等は、顧客端末2から販売
情報集中機関1を介して保険機関端末62へ請求され
る。
【0035】取引物保管施設端末63は運送機関により
配送されてきた顧客への取引物を顧客が受け取りに来る
まで保管しておく施設の端末であり、データーベース管
理手段、受信手段、送信手段、入力手段、表示手段等に
より構成されている。かかる施設とは具体的にはコンビ
ニエンスストア、ガソリンスタンド等民間施設や、郵便
局等の公共施設等である。これらの施設は取引コードに
より特定されるものである。取引物保管施設端末63は
販売情報集中機関1から、配送されて来る予定である取
引物及び当該取引物に対応するID番号或は取引物、購
入者等の取引を特定する注文コードを受信、表示する。
顧客が取引物を受け取った後に、販売情報集中機関1へ
取引の完了を入力、送信することとしてもよい。顧客は
取引物保管施設で自己の個人情報を明かすことなく、I
D番号或は注文コードを提示するのみで或は加えて代金
を払うことにより取引物を受け取ることが出来る。
【0036】又、本発明の電子商取引システムにおいて
は、販売者端末3又は決済機関端末4は必ずしも必要で
はなく、販売情報集中機関1と顧客端末2のみがネット
ーワーク5を介して接続されている場合、或は販売情報
集中機関1、顧客端末2、販売者端末3のみがネットー
ワーク5を介して接続されている場合もある。
【0037】販売情報集中機関1と顧客端末2のみがネ
ットーワーク5を介して接続されている場合は、予め提
供情報を販売情報集中機関1の提供情報データーベース
112に格納すると共に、販売情報集中機関1が複数販
売者の提供物及びその価格等が表示された通信販売サイ
ト画面を送信する。
【0038】次に、顧客が本発明を利用して商品を購入
する場合の処理手順について説明する。その前提とし
て、販売者は、販売者端末3から自己の名称、住所、メ
ールアドレス、取引物及びその価格等の提供情報を販売
情報集中機関1に送信する。販売情報集中機関1は販売
者端末3からの提供情報を受信し、提供情報データベー
ス112に格納する。更に、販売者は、自己の通信販売
サイトを販売情報集中機関1に登録し、販売情報集中機
関1より販売情報集中機関認証マークの付与を受ける。
販売者は自己の通信販売サイト画面70に販売情報集中
機関1に認証されている旨の登録マークタグ701を埋
め込み、該登録マークタグ701の指定により販売情報
集中機関1に対して販売情報集中機関1に送信されるペ
ージの送信を要求することが可能に設定する。
【0039】顧客は顧客端末2を使用し、販売情報集中
機関認証1に認証されている旨の登録マークの付与を受
けている販売者の通信販売サイトにアクセスしS10
1、販売者端末3は通信販売サイト画面70を送信しS
102、顧客端末2は該通信販売サイト画面70を、受
信S103、表示するS104(図10)。通信販売サ
イト画面70には販売者が提供する取引物及びその単価
が表示され、その取引物に対する希望購入数を入力する
欄及び登録マークタグ701が表示される(図4)。
【0040】次に、顧客端末2により該通信販売サイト
画面70上にて注文する取引物及びその希望購入数、価
格を指定入力するS105。顧客は各取引物に対応して
設けられた希望購入数欄702に希望購入数を入力すれ
ばよい。指定入力後、販売情報集中機関認証マークのタ
グ701を指定する。この指定により販売情報集中機関
1に、注文する商品及びその数量を送信すると共に、販
売情報集中機関トップページ71の送信を要求しS10
6、販売情報集中機関1は顧客端末2からの注文する商
品及びその数量の情報及び販売情報集中機関トップペー
ジ71の送信要求を受信しS107、顧客端末2へ販売
情報集中機関トップページ71を送信しS108、顧客
端末2は販売情報集中機関トップページ71を受信S1
09、表示するS110。該販売情報集中機関トップペ
ージ71は、注文タグ711とサービスタグ712有
し、顧客は取引物の注文の場合には注文タグ711を指
定する。該注文タグ711の指定により販売情報集中機
関1に販売情報集中機関決済ページ72の送信を要求し
S111、販売情報集中機関1は販売情報集中機関決済
ページ72の送信要求を受信しS112、顧客端末2か
ら送信された注文する取引物及びその数量を処理して販
売情報集中機関決済ページ72を作成し、販売情報集中
機関決済ページ72を送信しS113、顧客端末2は販
売情報集中機関決済ページ72を受信S114、表示す
るS115。
【0041】販売情報集中機関決済ページ72には購入
先である販売者名、通信販売サイト画面70で入力した
注文取引物及びその数量、単価、税金、合計金額等の表
示及び顧客の氏名、住所、年齢、希望取引施設等を入力
する欄、決済方法を選択する欄及びクレジット等の番号
を入力する欄、購入決定タグ721、情報秘密要求タグ
722、情報削除要求タグ723、購入修正タグ724
が表示される。顧客は顧客端末2の入力手段24で顧客
の個人情報を入力しS116、購入決定タグ721を指
定する。尚、ここで注文の変更があれば修正タグ724
を指定する。修正タグ724が指定されると、販売者通
信販売サイトへ接続しS101、販売者の通信販売サイ
ト画面70を受信、表示しS103,S104、取引を
最初からやり直すこととなる。販売情報集中機関決済ペ
ージ72を受信した販売情報集中機関1は決済ページ7
2を処理し、データーベース管理手段11により、注文
情報及び顧客情報をデーターベース化し、顧客情報デー
ターベース111、注文情報データーベース113へ格
納する。
【0042】情報秘密要求タグ722は顧客が顧客の氏
名、住所、年齢、電話番号、メールアドレス等を販売者
に秘密にしたい場合に指定するタグであり、個人情報の
全てを一括して秘密にすることを要求する一つの情報秘
密要求タグ722を設けるが、住所欄、氏名欄等毎に個
別に設けてもよい。
【0043】販売情報集中機関1は顧客情報処理手段1
5により決済ページ72を確認処理しS401、データ
ーベース管理手段11により顧客情報をデーターベース
化するS402(図12)。次いで、顧客情報処理手段
15により情報秘密要求タグ722が指定されているか
否か、即ち顧客が顧客情報を秘密にすることを要求して
いるか否かを判断しS403、情報秘密要求タグ722
が指定されている場合には、販売情報集中機関1は顧客
情報処理手段15によりID番号、取引コードを作成
し、顧客に付与するS404。或は顧客端末2から顧客
情報と共に顧客の希望するID番号が送信され、販売情
報集中機関1が当該顧客の希望するID番号を受信して
いる場合には、顧客情報処理手段15は顧客の希望する
ID番号を承認するか否かを顧客情報データベースを検
索し重複するID番号の存否から判断して、当該ID番
号承認して顧客に付与することとしてもよい。尚、この
場合に否承認の場合には顧客端末2へ希望するID番号
の再入力の要求を送信することを送信手段12に指示す
る。ID番号、取引コードは取引の都度作成し、付与す
る。尚、ID番号、取引コードを取引毎に付与せず、最
初の取引時に付与したID番号、取引コードを二回目以
降の取引に使用してもよく、この場合の取引時には、顧
客は個人情報としてID番号のみ或はID番号及び取引
コードのみを入力すればよい。又、情報秘密要求タグ7
22が指定されていない場合にも、ID番号、取引コー
ドを顧客に付与することとしてもよい。
【0044】ID番号及び取引コードの付与は、ID番
号及び取引コードにより特定される取引物保管施設の表
示を送信手段13により顧客端末2へ送信することによ
り行ない、顧客端末2はID番号及び取引コードにより
特定される取引物保管施設の表示を受信、表示し顧客は
これを確認する。販売情報集中機関1は顧客情報処理手
段15により顧客に付与されたID番号及び取引コード
をデーターベース管理手段11によりデーターベース化
し、他の個人情報に加えて顧客情報データーベース11
1に格納するS405。
【0045】販売情報集中機関1がID番号及び取引コ
ードにより特定される取引物保管施設の表示を送信手段
13により顧客端末2へ送信するのは、注文情報を販売
者端末3へ送信するS126際に行なえばよい。この際
に販売者端末3へは顧客情報も送信されるが、情報秘密
要求タグ722指定がある場合には、顧客情報処理手段
15はデーターベース管理手段11に顧客情報データー
ベース111内より選択をさせ、ID番号のみ或はID
番号及び取引コードを抽出するように指示し、データー
ベース管理手段11は顧客情報データーベース111内
より選択をしS406、ID番号のみ或はID番号及び
取引コードを抽出しS407、販売者端末3へ送信する
S409。一方、情報秘密要求タグ722指定がない場
合には、顧客情報処理手段15はデーターベース管理手
段11に顧客情報データーベース111内より住所、氏
名等の情報を抽出するように指示し、データーベース管
理手段11は住所、氏名等の情報を抽出しS408、販
売者端末3へ送信するS409。勿論、顧客端末2から
の情報秘密要求タグ722指定がない場合であっても、
一律に販売者端末3へはID番号のみ或はID番号及び
取引コードのみを送信するようにしてもよい。
【0046】前記購入決定タグ721の指定により、販
売情報集中機関決済ページ72の注文情報及び顧客情報
が、販売情報集中機関1へ送信されるS117。販売情
報集中機関1は、注文情報及び顧客情報を受信しS11
8、販売情報集中機関1は注文情報及び顧客情報をデー
ターベース管理手段11により別個独立してデーターベ
ース化し、注文情報データーベース113及び顧客情報
データーベース111に格納する。
【0047】販売情報集中機関1は、決済ページ72に
て顧客が指定した決済方法を顧客情報処理手段15で判
断しS119、顧客が現金での取引を希望すると判断し
た場合は即時に注文情報を販売者端末3へ送信すること
を送信手段12に指示し、送信手段12は注文情報を販
売者端末3へ送信するS126。カードの使用を希望す
ると判断した場合には決済機関端末4に顧客が当該決済
機関を利用することが出来るか否かの承認要求をカード
番号を含む顧客情報と共に送信しS120、決済機関端
末4は当該承認要求及び顧客情報を受信しS121、顧
客が決済機関を使用することが可能か否かの承認を要求
され、決済機関端末4は承認判断手段44により、決済
機関顧客データーベース411を検索し、販売情報集中
機関1からの顧客情報と照らし合わせて承認の判断をし
S122、該承認判断情報を販売情報集中機関1へ送信
するS123。販売情報集中機関1は該承認判断情報を
受信しS124、承認情報を承認判断手段14で判断し
S125、承認を有すると判断した場合には注文情報及
び顧客情報を販売者端末3へ送信するように送信手段1
2へ指示し、送信手段12は注文情報及び顧客情報を販
売者端末3へ送信しS126、販売者端末3は注文情報
及び顧客情報を受信しS127、注文情報を表示するS
128。
【0048】一方、承認を有しないと判断した場合には
確認情報ページ73を作成し、送信手段12により確認
情報ページ73を顧客端末2へ送信しS129、顧客端
末2は確認情報ページ73を受信しS130、確認情報
ページ73を表示するS131。この場合の確認情報ペ
ージ73には現金での取引により取引を続行する意思を
表示する取引続行タグ731と取引の中止をする意思を
表示する取引中止タグ732を有するページである。取
引続行タグ731の指定により取引は続行され、即ち、
販売情報集中機関1に続行要求を送信し、販売情報集中
機関1は続行要求を受信して、販売者端末3へ注文情報
を送信する。取引中止タグ732の指定により取引は中
止される。
【0049】又、販売情報集中機関1は決済方法を判断
するS119前或は注文情報を販売者端末3へ送信する
S126前に顧客端末2に顧客情報、注文情報を送信
し、顧客端末2は該顧客情報、注文情報を受信、表示
し、顧客はこれを確認し、この後、顧客端末2から販売
情報集中機関1に確認、取引の続行の意志を送信するよ
うにし、販売情報集中機関1は該意思を受信した後に爾
後の手続をすすめるようにしてもよい。
【0050】情報削除要求タグ723は顧客が顧客情報
を販売情報集中機関1に保持されたくない場合に指定す
るタグであり、販売情報集中機関1は顧客端末2により
該情報削除要求タグ723が指定されているか否かを、
顧客情報処理手段15により判断しS132、削除要求
があると判断した場合には、販売情報集中機関1に保持
された顧客情報は一定期間経過後に削除されるS13
3。一方削除要求がない場合には顧客情報は恒久的に保
存されるS134。
【0051】詳しくは、決済ページ72を受信した販売
情報集中機関1は、顧客情報処理手段15により決済ペ
ージ72を確認、処理しS501、データーベース管理
手段11により顧客情報をデーターベース化し、顧客情
報データーベース111へ格納するS502。次に、削
除要求があるか否か顧客情報処理手段15が判断しS5
03、削除要求があると判断した場合には顧客情報処理
手段15は顧客情報を指定して当該情報の削除をデータ
ベース管理手段11に指示するS504。削除指示を受
けたデーターベース管理手段11は、一般顧客情報デー
ターベース111から特定の顧客情報を抽出しS50
5、削除用顧客情報データーベースへ転送するS50
6。削除用顧客情報データーベースに格納された顧客情
報は格納された時から一ヶ月程度の一定期間経過後にデ
ーターベース管理手段11により削除されるS507。
一方削除要求がないと判断された場合には、何ら処理は
行なわれず、顧客情報データーベース111に格納され
た情報はそのまま保存される(図13)。尚、顧客端末
2からの削除要求がない場合であっても、一律に顧客情
報をすべて一定期間経過後に削除することとしてもよ
い。
【0052】又、販売情報集中機関1は決済の確認が出
来た後に取引を進めることとしてもよい(図11)。こ
の場合、決済機関が決済をした後、決済機関端末4から
販売情報集中機関1へ決済情報を送信する。具体的に
は、販売情報集中機関1は決済機関端末4へ決済ページ
72を送信しS206、決済機関端末4は該決済ページ
72を受信しS207、決済機関は決済を行ないS20
8、当該決済情報を販売情報集中機関1に送信しS20
9、販売情報集中機関1は決済情報を受信しS210、
データーベース管理手段11によりデーターベース化
し、決済情報データーベース114に格納する。この後
に、整合性判断手段16により特定の顧客の特定の取引
に関する注文情報及び決済情報の整合性を判断し、整合
性を有すると判断された場合、即ち購買金額と支払金額
が一致する場合には、整合性判断手段16は送信手段1
2に販売者端末3への送信要求をし、送信手段12によ
り注文情報及び顧客情報を販売者端末3へ送信するS2
13。整合性を有しないと判断された場合には再入金を
促す確認情報を顧客端末2へ送信するS216。
【0053】尚、決済機関端末4は、データーベース管
理手段41が注文情報データベース413に格納されて
いる注文情報の合計金額と支払情報データベース412
に格納されている特定の注文に対応する入金金額等の支
払情報を抽出し、整合性判断手段45が抽出された注文
情報の合計金額と入金金額との整合性を判断し、支払情
報及び整合性の有無を送信手段42により販売情報集中
機関1に送信する場合もある。この場合には、販売情報
集中機関1で、該判断を行なう必要はない。又、この場
合には、決済機関端末4が顧客端末2へ再入金を促す確
認情報を送信し、再請求を行なってもよい。
【0054】顧客端末2は販売情報集中機関1或は決済
機関端末4からの再入金を促す確認情報を受信S21
7、表示しS218、顧客は再入金等の手続を取ること
となる。
【0055】尚、決済機関端末4は請求書を顧客端末2
に送信する等して取引物の代金を請求し、顧客からの入
金がされた場合には支払情報データーベース412に入
金金額等を格納し、送信手段42により顧客の支払い金
額等の支払情報を販売情報集中機関1に送信してもよ
い。
【0056】或は、販売情報集中機関1は決済機関端末
4からの承認情報及び支払情報に関わりなく、即ち、決
済機関端末4に承認を求めず、決済情報と注文情報の整
合性も判断せず、決済ページ72を受信S118すると
即時に、販売者端末3に注文情報を送信しS126、販
売者は注文品を発送することとしてもよい。そして、販
売者端末3或は配送を行なった運送機関の運送機関端末
61が販売者からの出荷が完了した旨の出荷完了情報を
販売情報集中機関1に送信し該情報を受信した販売情報
集中機関1は該出荷完了情報に対応する取引の顧客情
報、提供情報を抽出し、販売者への代金の支払いを指示
する支払指示情報を作成し、決済機関端末4に顧客情
報、提供情報及び支払指示情報を送信し、決済機関端末
4は販売情報集中機関からの顧客情報、提供情報及び支
払指示情報とを受信、表示して、販売者へ代金の振込を
行なう。その後に顧客は当該金融機関に代金の支払いを
行なえばよい。尚、この場合に顧客からの支払いがない
場合には、販売情報集中機関1が責任を取り、販売情報
集中機関1は決済機関或は販売者へ代金の保証をする。
ただし、販売情報集中機関1は全ての取引に保険を掛け
ているので、この保険で賄う。即ち、販売情報集中機関
1は決済機関端末4或は販売者端末3からの保証請求を
受信し、保険機関端末62に保証請求を送信する。保険
機関端末62は該保証請求を受信し、保険機関が処理を
する。又、取引物が取引物保管施設へ配送される場合
に、顧客の受け取りがない場合にも、取引物保管施設の
取引物返品送料につき同様に保証され、販売情報集中機
関1は取引物保管施設端末63からの保証請求を受信
し、保険機関端末62に保証請求を送信する。保険機関
端末62は該保証請求を受信し、保険機関が処理をす
る。
【0057】販売情報集中機関1が販売者端末3へ送信
する顧客情報は、顧客端末2から送信された販売情報集
中機関決済ページ72で情報秘密タグ722が指定され
ている場合S203には、顧客情報処理手段15の指示
に従ってデーターベース管理手段11が顧客情報データ
ーベース111から各顧客のID番号のみ或はID番号
及び取引コードのみを抽出しS212、送信手段12が
販売者端末3へ顧客情報として送信するS213(図1
1)。
【0058】販売者端末3は販売情報集中機関1からの
顧客情報及び注文情報を受信S127、表示しS12
8、販売者は顧客へ取引物の発送をする。該顧客情報は
販売情報集中機関決済ページ72で情報秘密タグ722
が指定されている場合には、各顧客のID番号のみ或は
ID番号及び取引コードのみ表示する。かかる場合に、
ID番号のみ表示されている場合には販売者は運送機関
に取引物を引き渡し、ID番号及び取引コードのみが表
示されている場合には予め決定されている取引コードに
対応する取引物保管施設に発送する。顧客は取引物保管
施設に取引物を受け取りにいく。この際顧客はID番号
を提示すればよく、現金取り引きの場合は代金引換で取
引物を受け取る。
【0059】販売情報集中機関1は、販売情報集中機関
決済ページ72で情報秘密タグ722が指定されている
場合には、顧客情報処理手段15の指示に従ってデータ
ーベース管理手段11が顧客情報データーベースよりI
D番号及び取引コードを含む顧客情報を抽出し、運送機
関端末61に送信手段12により送信する。運送機関端
末61は該顧客情報を受信手段612により受信し、デ
ーターベース管理手段611によりデーターベース化す
ると共に、表示手段615により表示する。運送機関は
販売者からのID番号が付された取引物の引き渡しがあ
った場合には、ID番号を入力手段614により入力
し、データーベース管理手段611により管理されてい
る顧客情報データーベース6111を検索し、顧客の住
所等の情報を抽出して、顧客へ取引物を発送する。
【0060】又、販売情報集中機関1が顧客の注文毎に
注文コードを作成し、注文情報データーベース113に
格納している場合には、販売情報集中機関1は販売者端
末3に顧客情報を送信することなく、注文情報データー
ベース113から注文コードを含む注文された商品等の
注文情報を抽出し、或は更に取引コードを抽出して、販
売者端末3に注文コードを含んだ注文情報のみ或は注文
コード及び取引コードを含んだ注文情報を送信すること
としてもよい。そして、販売者端末3が注文コード及び
取引コードを含んだ注文情報を受信した場合には当該注
文された商品に注文コードを付して取引コードが特定す
る取引物保管施設に配送する。或は販売情報集中機関1
は運送機関端末61に注文コード及び取引コード或は注
文コード及び顧客の住所等の顧客情報を送信する。運送
機関端末61はこれらの情報を受信し、表示する。
【0061】運送機関端末61が受信した情報が注文コ
ード及び取引コードである場合には当該運送機関は販売
者へ該注文コードを有する商品を集荷し、対応する取引
コードの取引物保管施設に配送する。運送機関端末61
が受信した情報が注文コード及び顧客の住所等の顧客情
報である場合には、当該運送機関は販売者へ該注文コー
ドを有する商品を集荷し、対応する顧客情報の住所等に
配送する。商品が取引物保管施設に配送される場合に
は、顧客は当該取引物保管施設にて注文コードを提示し
て商品を受け取る。この様な処理は顧客端末2から販売
情報集中機関1に秘密要求があった場合にのみ行なって
もよいが、秘密要求がない場合であっても行なうことと
してもよい。
【0062】次に、顧客が取引物を受け取りはしたが、
注文と違うものが配送された場合、取引物が破損してい
た場合或は取引物が配送されない場合の顧客の苦情の処
理手順について説明する(図13)。先ず、顧客は顧客
端末2を使用し、販売情報集中機関認証マークの付与を
受けている販売者の通信販売サイトにアクセスし、該通
信販売サイト画面70を、受信、表示する。勿論、販売
情報集中機関1のサービスメニューページ74に直接ア
クセスし、サービスメニューページ74を、受信、表示
してもよい。
【0063】顧客端末2により該通信販売サイト画面7
0上にて販売情報集中機関認証マークのタグ701を指
定する。この指定により販売情報集中機関1に販売情報
集中機関トップページ71の送信を要求しS301、販
売情報集中機関1は販売情報集中機関トップページ71
の送信要求を受信しS302、販売情報集中機関1は販
売情報集中機関トップページ71を送信しS303、顧
客端末2は販売情報集中機関トップページ71を受信S
304、表示するS305。次に販売情報集中機関トッ
プページ71のサービスタグ712を指定する。該のサ
ービスタグ712指定により販売情報集中機関1にサー
ビスメニューページ74の送信を要求しS306、販売
情報集中機関1はサービメニュースページ74の送信要
求を受信しS307、販売情報集中機関1はサービスメ
ニューページ74を送信しS308、顧客端末2はサー
ビスメニューページ74を受信S309、表示するS3
10。
【0064】サービスメニューページ74には苦情を述
べたい場合に指定する苦情タグ741、配送等の問い合
せをする場合に指定する問合せタグ742、取引物の返
品、交換等を要求する場合に指定する返品交換タグ74
3、保険を請求し或は掛けたい場合に指定する保険タグ
744等のタグが表示される。苦情タグ741の指定に
より苦情処理ページ75の送信を販売情報集中機関1に
要求しS311、販売情報集中機関1は該要求を受信し
S312、販売情報集中機関1は苦情処理ページ75を
顧客端末2へ送信しS313、顧客端末2は苦情処理ペ
ージ75を受信しS314、表示するS315。
【0065】苦情処理ページ75には顧客の氏名、購入
先である販売者名、顧客のサービス要求をする取引物を
取引した際に付与されたID番号等を入力する欄及び苦
情内容等を入力する欄が表示される。顧客は顧客端末2
の入力手段24で顧客の氏名、ID番号、販売者名及び
苦情内容等を入力しS316、サービス処理タグ751
を指定する。
【0066】該サービス処理タグ751の指定により、
苦情処理ページ75の顧客ID番号、販売者名及び苦情
内容等の苦情要求情報が、販売情報集中機関1へ送信さ
れるS317。販売情報集中機関1は該苦情要求情報を
受信しS318、販売情報集中機関1は顧客ID番号、
販売者名及び苦情内容等をデーターベース管理手段11
によりデーターベース化し、サービス要求情報データー
ベース115に格納する。
【0067】販売情報集中機関1は、データーベース管
理手段11により苦情要求情報を抽出すると共に、苦情
要求情報を送信する先を判断しS319、送信手段12
により該苦情要求情報を販売者端末3或は運送機関端末
61等に送信するS320。
【0068】販売者端末3或は運送機関端末61は販売
情報集中機関1からのサービス要求情報を受信手段3
1,612により受信しS321,S325、表示手段
33,615により表示するS322,S326。これ
により販売者或は運送者は顧客からの苦情、要望を把握
する。しかる後に、販売者或は運送者は苦情、要望に対
する回答を入力手段34,614で入力しS323,S
327、送信手段32,613で販売情報集中機関1に
送信するS324,S328。
【0069】販売情報集中機関1は受信手段13で販売
者或は運送者の苦情、要望に対する回答である対応情報
を受信しS329、顧客端末2に該対応情報を送信手段
12により送信するS330。顧客端末2は販売情報集
中機関1からの該対応情報を受信手段21で受信しS3
31、表示手段23で表示するS332。これを顧客が
確認して苦情、要望に対する回答を得ることが出来る。
問合せ、返品交換を要求する場合も同様な手順で行な
う。保険サービスを要求する場合には、サービス要求送
信S320以降は通常の取引と同様にS105以降の手
順で行なう。
【0070】
【発明の効果】 以上のように請求項1又は請求項50
に記載の発明によれば、電子商取引を利用して顧客が商
品等を購入するに際して、顧客は様々な販売者の提供情
報を容易に知ることが出来ると共に、中立の第三者を介
して取引をするので、顧客の個人情報が、不特定多数の
販売者、或は、購入先の販売者にすら取得、保持される
ことなく、更には、取引を仲介する第三者にも保持され
ることなく、安心して取引をすることが可能であり、販
売者もより多くの顧客を獲得できることが出来る。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、顧客の個
人情報の取捨選択が可能なので、個人情報の保護が図れ
ると共に、個人情報中の必要な情報のみを抽出すること
が出来、円滑な商取引が可能である。
【0072】請求項3に記載の発明によれば、顧客が秘
密にしたいと希望する情報を指定することが出来るの
で、顧客が自己の情報を自分でコントロールすることが
可能である。
【0073】請求項4に記載の発明によれば、顧客は自
己の個人情報を何度もネットワーク上に流す必要がな
く、個人情報の保護が充分に図れ、安心して取引をする
ことが可能である。
【0074】請求項6に記載の発明によれば、顧客は自
己の情報を販売情報集中機関以外の何人にも、販売者或
は取引物の運送者等にも知られることなく、安心して取
引をすることが可能である。
【0075】請求項7乃至請求項9に記載の発明によれ
ば、顧客は販売者に自己の情報を全く知られることがな
く且つ、迅速、円滑な取引が可能である。
【0076】請求項11に記載の発明によれば、顧客の
金融情報が販売者へ知られることがなく、顧客は安心し
て取引に参加することが可能であるとともに、決済の煩
雑さが解消され、決済の簡素化を図ることが可能であ
り、更に、決済上の紛争を未然に防止することが可能で
ある。
【0077】請求項12に記載の発明によれば、顧客の
金融情報が販売者へ知られることがないと共に、決済上
の紛争を未然に防止することが可能であり、更には取引
を円滑、迅速に行なうことが可能である。
【0078】請求項13乃至請求項17に記載の発明に
よれば、顧客の個人情報の保護のみならず、販売者の取
引の安全も図ることが出来る。更には取引を円滑、迅速
に行なうことが可能である。又、これにより電子商取引
に参加する顧客、販売者が増加し、顧客には取引物の選
択が広がり、販売者には顧客の増加という利点が生じ
る。
【0079】請求項18に記載の発明によれば、顧客は
販売者に自己の氏名、住所等の個人情報を全く知られる
ことなく取引をすることが可能であり、しかも確実な取
引を行なうことが出来る。
【0080】請求項22乃至請求項23に記載の発明に
よれば、希望した商品とは異なった商品が届いたり、お
金は支払ったのに商品が届かなかったり、苦情を述べる
場所がなかったり、苦情を述べようとしたときには連絡
がつかなくなっていたりといった問題が発生せず、顧客
の苦情等のクレームを容易且確実に販売者に伝達し、販
売者の回答を得ることが可能なので、顧客は安心して電
子商取引を行なうことが出来る。加えて、中立の第三者
が介入しているので顧客は販売者と直接交渉する必要が
なく、満足がいく対応を得ることが容易で、且つその為
に採る手続も容易である。又、販売者も顧客と直接対応
する必要がなく、煩雑な対応を回避することが出来、コ
ストダウンも図れる。
【0081】請求項24乃至請求項26に記載の発明に
よれば、顧客は個人情報を知られることなく様々なサー
ビスを享受することが可能となると共に、取引の迅速が
図られ、これにより本電子商取引のマーケットが広が
り、販売者は更なる顧客の獲得が可能となる。
【0082】請求項28の発明によれば、本発明の電子
商取引システムを利用する顧客、販売者が安心して取引
を行なうことが出来、問題が生じた際にも煩わしい手続
採る必要がない。
【0083】請求項29の発明によれば、顧客は自己の
氏名、住所等を運送機関等にも全く知られることがな
く、又、配達時に在宅する必要がなく、都合のよいとき
に受け取ることが可能であり、便利である。
【0084】請求項30に記載の発明によれば、更なる
サービス要求に対する対応情報の伝達及び商品の流通の
迅速を図ることが出来る。
【0085】請求31乃至請求項32に記載の発明によ
れば、顧客は自己の個人情報を自分でコントロールする
ことが可能である。
【0086】請求項33乃至請求項34に記載の発明に
よれば、顧客は自己の情報を何人にも保持され続けるこ
とがなく、安心して電子商取引に参加することが可能で
ある。
【0087】請求項36に記載の発明によれば顧客の金
融情報が販売者へ知られることがないと共に、決済上の
紛争を未然に防止することが可能であり、更には取引を
円滑、迅速に行なうことが可能である。又、販売者の決
済機関の取引の安全も図ることが出来る。
【0088】請求項37に記載の発明によれば、顧客は
誤った取引を中止、変更することが出来ると共に、自己
の誤った住所等の情報の訂正、変更が可能なので、商品
の正確な受け取りが実現できる。
【0089】請求項38に記載の発明によれば、自己の
金融情報を販売者に知られることなないと共に、決済上
の紛争を未然に防止することが可能であり、安心して取
引をすることが可能であり、又、販売者の決済機関の取
引の安全も図ることが出来る。
【0090】請求項40又は請求項42に記載の発明に
よれば、顧客は販売者に自己の氏名、住所等の個人情報
を全く知られることなく且つ、確実、安全な取引をする
ことが可能である。
【0091】請求項44に記載の発明によれば、顧客は
販売者のみならず運送機関にも自己の氏名、住所等の個
人情報を全く知られることなく且つ、確実、安全な取引
をすることが可能である。
【0092】請求項46乃至請求項48に記載の発明に
よれば、顧客は自己の個人情報をコントロールすること
が可能である。
【0093】請求項49に記載の発明によれば、希望し
た商品とは異なった商品が届いたり、お金は支払ったの
に商品が届かなかったり、苦情を述べる場所がなかった
り、苦情を述べようとしたときには連絡がつかなくなっ
ていたりといった問題が発生せず、顧客は安心して電子
商取引を行なうことが可能である。加えて、中立の第三
者が介入しているので顧客は販売者と直接交渉する必要
がなく、満足がいく対応を得ることが容易で、且つその
為に採る手続も容易である。又、販売者も顧客と直接対
応する必要がなく、煩雑な対応を回避することが出来、
コストダウンも図れる。
【0094】請求項5、請求項10、請求項27、請求
項35又は請求項39に記載の発明によれば、販売者の
販売商品に対する代金の回収が確実、且迅速に行なうこ
とができる。
【0095】請求項19、請求項20、請求項21、請
求項41、請求項43、請求項45又は請求項47に記
載の発明によれば、顧客の個人情報を販売者に全く知ら
れることなく取引をすることができ、特に、ID番号に
メールアドレスが使用される場合には、メールアドレス
による個人の特定を防止することができる。又、顧客が
複数の取引において同一のID番号を使用する際にもI
D番号による注文動向の把握といった販売者のデーター
の収集を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例構成図
【図2】 本発明他実施例構成図
【図3】 本発明他実施例構成図
【図4】 販売者通信販売サイト画面の一実施例を示す
【図5】 販売情報集中機関トップページ画面の一実施
例を示す図
【図6】 決済ページ画面の一実施例を示す図
【図7】 確認情報ページ画面の一実施例を示す図
【図8】 サービスメニューページ画面の一実施例を示
す図
【図9】 苦情処理画面の一実施例を示す図
【図10】 本発明における商品購入時の一実施例の処
理の流れを示す図
【図11】 本発明における商品購入時の他実施例の処
理の流れを示す部分図
【図12】 販売情報集中機関における顧客情報の秘密
要求に対応する処理の流れを示すフロー図
【図13】 販売情報集中機関における顧客情報の削除
要求に対応する処理の流れを示すフロー図
【図14】本発明における苦情処理時の一実施例の処理
の流れを示す図
【符号の説明】
1 販売情報集中機関 2 顧客端末 3 販売者端末 4 決済機関端末 5 ネットワーク 6 サービス機関端末 61 運送機関端末 62 保険機関端末 63 取引物保管施設端末 70 通信販売サイト画面 701 販売情報集中機関1に認証されている旨の登録
マークタグ 71 販売情報集中機関トップページ 72 決済ページ 73 確認情報ページ 74 サービスメニューページ 75 苦情処理ページ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 420 G06F 17/60 420 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC00 CC05 CC10 DD01 FF01 GG02 5B055 CB00 CC00

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客端末と、販売情報集中機関がネット
    ワークを介して接続されている電子商取引システムにお
    いて、顧客端末は、販売者及び販売者の提供対象物及び
    その価格を特定するための提供情報を要求する手段と、
    販売情報集中機関から発信された該提供情報を受信する
    手段と、販売情報集中機関から発信された該提供情報を
    表示する手段と、顧客情報と、取引対象物を特定する注
    文情報とを入力する手段と、顧客情報と、前記注文情報
    とを販売情報集中機関に送信する手段とを備え、販売情
    報集中機関は、顧客端末からの要求に従って提供情報を
    顧客端末に送信する手段と、顧客端末からの顧客情報及
    び注文情報を受信する手段と、顧客端末からの顧客情報
    を記憶する手段と、顧客端末からの前記注文情報を記憶
    する手段と、前記提供情報を記憶する手段と、顧客情報
    を削除する手段とを備えることを特徴とする電子商取引
    システム。
  2. 【請求項2】 販売情報集中機関は、記憶した前記顧客
    情報中の任意の情報を選択する手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載の電子商取引システム。
  3. 【請求項3】 顧客端末は、販売情報集中機関に顧客情
    報中の任意の情報を秘密にすることを要求する手段と、
    販売情報集中機関は該要求に従って、記憶した前記顧客
    情報中の任意の情報を選択する手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載の電子商取引システム。
  4. 【請求項4】 販売情報集中機関は、顧客端末からの顧
    客情報及び注文情報を受信した際に、当該顧客にID番
    号を付与する手段と、該ID番号を顧客情報に組込む手
    段と、該ID番号を顧客端末に送信する手段を備え、顧
    客端末は該ID番号を受信する手段と、該ID番号を表
    示する手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3に記載の電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 販売情報集中機関は、顧客端末からの注
    文情報を受信した際に注文コードを付与する手段と、該
    注文コードを注文情報に組込む手段と、該注文コードを
    顧客端末に送信する手段を備え、顧客端末は該注文コー
    ドを受信する手段と、該注文コードを表示する手段とを
    備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の
    電子商取引システム。
  6. 【請求項6】 販売情報集中機関は、当該顧客に取引コ
    ードを付与する手段と、該取引コードを顧客情報に組込
    む手段と、該取引コードを顧客端末に送信する手段を備
    え、顧客端末は該取引コードを受信する手段と、該取引
    コードを表示する手段とを備えることを特徴とする請求
    項4に記載の電子商取引システム。
  7. 【請求項7】 顧客端末と、販売者端末と、販売情報集
    中機関とがネットワークを介して接続されている電子商
    取引システムにおいて、顧客端末は、販売者端末に販売
    者及び販売者の提供対象物及びその価格を特定するため
    の提供情報を要求する手段と、販売者端末から発信され
    た前記提供情報を受信する手段と、該販売者端末から発
    信された提供情報を表示する表示手段と、顧客情報と、
    取引対象物を特定する注文情報とを入力する手段と、顧
    客情報と、該注文情報とを販売情報集中機関に送信する
    手段とを備え、販売者端末は、前記提供情報をネットワ
    ークに発信する手段を備え、販売情報集中機関は、顧客
    端末からの顧客情報及び注文情報を受信する手段と、顧
    客端末からの顧客情報を記憶する手段と、顧客端末から
    の前記注文情報を記憶する手段と、前記提供情報を記憶
    する手段と、顧客情報を削除する手段とを備えることを
    特徴とする電子商取引システム。
  8. 【請求項8】 顧客端末と、販売者端末と、販売情報集
    中機関とがネットワークを介して接続されている電子商
    取引システムにおいて、販売者端末は、販売者及び販売
    者の提供対象物及びその価格を特定するための提供情報
    を販売情報集中機関に送信する手段と、販売情報集中機
    関からの注文情報を受信する手段と、該注文情報を表示
    する手段とを備え、販売情報集中機関は、販売者端末か
    らの前記提供情報を受信する手段と、該提供情報を記憶
    する手段と、注文情報を販売者端末に送信する手段とを
    備えることを特徴とする請求項7に記載の電子商取引シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 顧客端末と販売者端末と販売情報集中機
    関とがネットワークを介して接続されている電子商取引
    システムにおいて、販売者端末は、販売情報集中機関か
    らの顧客情報を受信する手段と、顧客情報を表示する表
    示手段とを備え、販売情報集中機関は、顧客情報を販売
    者端末に送信する手段と、を備えることを特徴とする請
    求項8に記載の電子商取引システム。
  10. 【請求項10】 顧客端末と、販売者端末と、販売情報
    集中機関とに加えて決済機関端末がネットワークを介し
    て接続されている電子商取引システムにおいて、決済機
    関端末は販売情報集中機関からの顧客情報、提供情報及
    び支払指示情報とを受信する手段と、販売者端末は出荷
    完了情報を販売情報集中機関に送信する手段と、販売情
    報集中機関は販売者端末からの出荷完了情報を受信する
    手段と、該出荷完了情報に対応する取引の顧客情報、提
    供情報を抽出し、支払指示情報を作成する手段と、決済
    機関端末に顧客情報、提供情報及び支払指示情報を送信
    する手段と、を備えることを特徴とする請求項7乃至請
    求項9に記載の電子商取引システム。
  11. 【請求項11】 顧客端末と、販売者端末と、決済機関
    端末と、販売情報集中機関とがネットワークを介して接
    続されている電子商取引システムにおいて、顧客端末
    は、販売者端末に販売者及び販売者の提供対象物及びそ
    の価格を特定するための提供情報を要求する手段と、販
    売者端末から発信された該提供情報を受信する手段と、
    該販売者末端から発信された提供情報を表示する表示手
    段と、顧客情報と、取引対象物を特定する注文情報とを
    入力する手段と、顧客情報と、該注文情報とを販売情報
    集中機関に送信する手段とを備え、販売者端末は、提供
    対象物及びその価格を特定するための提供情報を販売情
    報集中機関に送信する手段と、該提供情報をネットワー
    クに発信する手段と、販売情報集中機関からの注文情報
    或は注文情報及び顧客情報を受信する手段と、注文情報
    或は注文情報及び顧客情報を記憶する手段と、該注文情
    報或は該注文情報及び顧客情報を表示する表示手段を備
    え、決済機関端末は、販売情報集中機関からの顧客情報
    及び承認要求とを受信する手段と、決済機関の顧客の情
    報を記憶する手段と、販売情報集中機関からの顧客情報
    と決済機関の顧客の情報を確認し、承認するか否かを判
    断する手段と、該承認判断の情報を販売情報集中機関に
    送信する手段を備え、販売情報集中機関は、顧客端末か
    らの注文情報及び顧客情報と、決済機関端末からの承認
    判断情報と、販売者端末からの提供情報とを受信する手
    段と、顧客端末からの顧客情報を記憶する手段と、顧客
    端末からの前記注文情報を記憶する手段と、販売者端末
    からの提供情報を記憶する手段と、決済機関端末からの
    承認判断情報を受信する手段と、該承認判断情報を処理
    して承認の有無を判断する手段と、該判断手段により承
    認を有すると判断された場合に、注文情報或は注文情報
    及び顧客情報を販売者端末に送信する手段と、顧客情報
    を削除する手段とを備えることを特徴とする電子商取引
    システム。
  12. 【請求項12】 販売情報集中機関は、決済機関端末か
    らの承認判断情報を処理して承認の有無を判断する手段
    により、不承認と判断された場合には、顧客端末へ現金
    支払要求を送信する手段を備え、顧客端末は、前記現金
    支払い要求を受信する手段と、表示する手段を備えるこ
    とを特徴とする。請求項11に記載の電子商取引システ
    ム。
  13. 【請求項13】決済機関端末は、前記注文情報とを受信
    する手段と、受信した顧客情報及び注文情報を記憶する
    手段と、顧客の支払情報を記憶する手段と、注文情報と
    支払情報の整合性を判断する手段と、該整合性判断手段
    により判断された注文情報と支払情報の整合性情報を販
    売情報集中機関に送信する手段を備え、販売情報集中機
    関は、決済機関端末からの整合性情報を受信する手段
    と、決済機関端末からの注文情報と支払情報の整合性情
    報を記憶する手段と、該整合性情報を処理して注文情報
    と支払情報の整合性の有無を判断する手段と、該判断手
    段の判断により整合性を有する場合に、注文情報或は注
    文情報及び顧客情報を販売者端末に送信する手段と、を
    備えることを特徴とする請求項11又は請求項12に記
    載の電子商取引システム。
  14. 【請求項14】 顧客端末は販売情報集中機関からの確
    認情報を受信する手段と、該確認情報を表示する手段と
    を備え、販売情報集中機関は、顧客端末からの顧客情報
    及び注文情報を処理して確認情報を作成する手段と、該
    確認情報を顧客端末に送信する手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項13に記載の電子商取引シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 顧客端末は販売情報集中機関からの請
    求情報を受信する手段と、該請求情報を記憶する手段
    と、該請求情報を表示する手段とを備え、販売情報集中
    機関は、請求情報を顧客端末に送信する手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14に記載の電子
    商取引システム。
  16. 【請求項16】 顧客端末は決済機関端末からの請求情
    報を受信する手段と、該請求情報を表示する手段とを備
    え、決済機関端末は、請求情報を顧客端末に送信する手
    段とを備えたことを特徴とする請求項11乃至請求項1
    3に記載の電子商取引システム。
  17. 【請求項17】 顧客端末は、販売情報集中機関からの
    確認情報を受信する手段と、販売情報集中機関からの確
    認情報を表示する手段とを備え、決済機関端末は、顧客
    の支払情報を記憶する手段と、該支払情報を販売情報集
    中機関に送信する手段を備え、販売情報集中機関は、決
    済機関端末からの支払情報を記憶する手段と、注文情報
    と支払情報の整合性の有無を判断する手段と、確認情報
    を顧客端末に送信する手段と、注文情報と支払情報の整
    合性があると判断された場合には、販売者端末へ注文情
    報或は顧客情報及び注文情報を販売者端末に送信するこ
    とを送信手段に指示する手段と、整合性がないと判断さ
    れた場合には、顧客端末へ確認情報を送信することを送
    信手段に指示する手段とを備えることを特徴とする請求
    項11に記載の電子商取引システム。
  18. 【請求項18】 販売情報集中機関は、顧客にID番号
    及び取引コードを付与する手段と、該ID番号及び取引
    コードを顧客情報に組込む手段と、顧客情報中ID番号
    のみ或はID番号及び取引コード情報のみを選択する手
    段と、該選択されたID番号のみ或はID番号及び取引
    コード情報のみを顧客情報として販売者端末に送信する
    手段を備えることを特徴とする請求項9乃至請求項13
    又は請求項17に記載の電子商取引システム。
  19. 【請求項19】 販売情報集中機関は、一の取引に対し
    て注文コードを付与する手段と、該注文コードを注文情
    報に組込む手段と、を備えることを特徴とする請求項9
    乃至請求項13又は請求項17に記載の電子商取引シス
    テム。
  20. 【請求項20】 販売情報集中機関は、一の取引に対し
    て注文コードを付与する手段と、顧客に取引コードを付
    与する手段と、該注文コード及び取引コードを注文情報
    に組込む手段と、注文情報中商品及び数量の情報に加え
    て注文コードのみ或は注文コード及び取引コード情報の
    みを選択する手段と、商品及び数量の情報に加えて該選
    択された注文コードのみ或は注文コード及び取引コード
    情報のみを注文情報として販売者端末に送信する手段を
    備えることを特徴とする請求項9乃至請求項13又は請
    求項17に記載の電子商取引システム。
  21. 【請求項21】 顧客端末は、顧客情報の秘密要求を入
    力する手段と、当該秘密要求を販売情報集中機関に送信
    する手段とを備え、販売情報集中機関は、顧客端末から
    の前記秘密要求を受信する手段と、該秘密要求の有無を
    判断し、注文コード或は注文コード及び取引コードを作
    成することを指示する手段と、注文コード或は注文コー
    ド及び取引コードを作成する手段であって、前記指示に
    より注文コード或は注文コード及び取引コードを作成す
    る手段を備えることを特徴とする請求項19又は20に
    記載の電子商取引システム。
  22. 【請求項22】 顧客端末は、販売情報集中機関にサー
    ビス情報を要求する手段と、販売情報集中機関から発信
    されたサービス情報を受信する手段と、販売情報集中機
    関から発信された該サービス情報を表示する表示手段
    と、サービス要求を入力する手段と、サービス要求を販
    売情報集中機関に送信する手段と、販売情報集中機関か
    らの確認、対応情報を受信する手段と、該確認、対応情
    報を表示する手段を備え、販売情報集中機関は、顧客端
    末へサービス情報を送信する手段と、顧客端末からのサ
    ービス要求を受信する手段と、対応情報を顧客端末に送
    信する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求
    項5に記載の電子商取引システム。
  23. 【請求項23】 顧客端末は、販売情報集中機関にサー
    ビス情報を要求する手段と、販売情報集中機関から発信
    されたサービス情報を受信する手段と、販売情報集中機
    関から発信された該サービス情報を表示する表示手段
    と、サービス要求を入力する手段と、サービス要求を販
    売情報集中機関に送信する手段と、販売情報集中機関か
    らの確認、対応情報を受信する手段と、該確認、対応情
    報を表示する手段を備え、販売情報集中機関は、顧客端
    末へサービス情報を送信する手段と、顧客端末からのサ
    ービス要求を受信する手段と、該サービス要求を販売者
    端末に送信する手段と、販売者端末からのサービス要求
    への対応情報を受信する手段と、該対応情報を顧客端末
    に送信する手段を備え、販売者端末は、販売情報集中機
    関からのサービス要求を受信する手段と、該サービス要
    求を表示する表示手段と、サービス要求に対する対応情
    報を入力する手段と、該対応情報を販売情報集中機関へ
    送信する手段とを備えることを特徴とする、請求項6乃
    至請求項18に記載の電子商取引システム。
  24. 【請求項24】 サービス機関端末が販売情報集中機関
    にネットワークを介して接続され、販売情報集中機関
    は、顧客情報をサービス機関端末に送信する手段を備
    え、サービス機関は、販売情報集中機関からの顧客情報
    を受信する手段と、顧客情報を表示する手段と、を備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項23に記載の電
    子商取引システム。
  25. 【請求項25】 サービス機関端末が販売情報集中機関
    と販売者端末にネットワークを介して接続され、販売情
    報集中機関は、サービス要求及び顧客情報をサービス機
    関端末に送信する手段を備え、サービス機関は、販売情
    報集中機関からのサービス要求及び顧客情報を受信する
    手段と、該サービス要求及び顧客情報を表示する手段
    と、該サービス要求に対する対応情報を入力する手段
    と、販売情報集中機関へサービス要求に対する対応情報
    を送信する手段とを備えることを特徴とする請求項22
    乃至請求項23に記載の電子商取引システム。
  26. 【請求項26】 サービス機関端末は、運送機関端末で
    あることを特徴とする請求項24又は請求項25に記載
    の電子商取引システム。
  27. 【請求項27】 運送機関端末がネットワークを介して
    接続されているシステムであって、運送機関端末は出荷
    完了情報を販売情報集中機関に送信する手段と、販売情
    報集中機関は運送機関端末からの出荷完了情報を受信す
    る手段と、該出荷完了情報に対応する取引の顧客情報、
    提供情報を抽出し、支払指示情報を作成する手段と、決
    済機関端末に顧客情報、提供情報及び支払指示情報を送
    信する手段と、決済機関端末は販売情報集中機関からの
    顧客情報、提供情報及び支払指示情報とを受信する手段
    と、を備えることを特徴とする請求項8乃至請求項9に
    記載の電子商取引システム。
  28. 【請求項28】 サービス機関端末は、保険機関端末で
    あることを特徴とする請求項24又は請求項25に記載
    の電子商取引システム。
  29. 【請求項29】 サービス機関端末は、取引物保管施設
    端末であることを特徴とする請求項24又は請求項25
    に記載の電子商取引システム。
  30. 【請求項30】 サービス機関端末は、販売者端末乃至
    他のサービス機関端末へサービス要求に対する質問情報
    を送信する手段と、販売者端末乃至他のサービス機関端
    末からの質問情報を受信する手段を備え、販売者端末
    は、サービス機関端末からのサービス要求に対する質問
    情報を受信する手段と、サービス機関端末へ質問情報を
    送信する手段を備えることを特徴とする請求項25に記
    載の電子商取引システム。
  31. 【請求項31】顧客端末は、顧客情報の削除要求を入力
    する手段と、当該削除要求を販売情報集中機関に送信す
    る手段とを備え、販売情報集中機関は、顧客端末からの
    前記削除要求を受信する手段と、該削除要求の有無を判
    断し、削除を削除手段に指示する手段と、顧客情報を削
    除する手段であって、削除を指示する手段の指示に従っ
    て顧客情報の削除を行なう手段とを備えることを特徴と
    する請求項1乃至請求項30に記載の電子商取引システ
    ム。
  32. 【請求項32】 顧客端末は、顧客情報の秘密要求を入
    力する手段と、当該秘密要求を販売情報集中機関に送信
    する手段とを備え、販売情報集中機関は、顧客端末から
    の前記秘密要求を受信する手段と、該秘密要求の有無を
    判断し、ID番号及び取引コードを作成することを指示
    する手段と、ID番号及び取引コードを作成する手段で
    あって、前記指示によりID番号及び取引コードを作成
    する手段を備えることを特徴とする請求項18に記載の
    電子商取引システム。
  33. 【請求項33】 顧客端末と、販売情報集中機関がネッ
    トワークを介して接続されている電子商取引システムを
    用いて行なう電子商取引方法において、販売者の提供対
    象物及びその価格を特定するための提供情報を販売情報
    集中機関に入力するステップと、販売情報集中機関が該
    提供情報を管理するステップと、顧客端末が販売情報集
    中機関に該提供情報を要求するステップと、販売情報集
    中機関が顧客端末からの要求に従って該提供情報を顧客
    端末に送信するステップと、顧客端末が該提供情報を受
    信するステップと、該提供情報を表示するステップと、
    表示された該提供情報から任意の取引物を選択した情報
    を販売情報集中機関に送信するステップと、販売情報集
    中機関が選択された提供情報即ち注文情報を受信するス
    テップと、該注文情報を管理するステップと、販売情報
    集中機関トップページを送信するステップと、顧客端末
    が販売情報集中機関トップページを受信し、表示するス
    テップと、顧客端末が取引続行を要求するステップと、
    販売情報集中機関が該要求を受信するステップと、販売
    情報集中機関が注文情報を処理して決済ページを作成す
    るステップと、顧客端末に販売情報集中機関決済ページ
    を送信するステップと、顧客端末が該販売情報集中機関
    決済ページを受信するステップと、顧客端末が該販売情
    報集中機関決済ページに顧客情報を入力するステップ
    と、顧客端末が顧客情報を入力した販売情報集中機関決
    済ページを販売情報集中機関に送信するステップと、販
    売情報集中機関が顧客情報を入力した販売情報集中機関
    決済ページを受信するステップと、販売情報集中機関が
    販売情報集中機関決済ページに表示される顧客情報を記
    憶するステップと、記憶された顧客情報を削除するステ
    ップを有することを特徴とする電子商取引方法。
  34. 【請求項34】 顧客端末と、販売者端末と、販売情
    報集中機関がネットワークを介して接続されている電子
    商取引システムを用いて行なう電子商取引方法におい
    て、顧客端末が販売者の提供対象物及びその価格を特定
    するための提供情報を販売者端末に要求するステップ
    と、販売者端末が顧客端末の要求に従って該提供情報を
    顧客端末に送信するステップと、顧客端末が該提供情報
    を受信するステップと、該提供情報を表示するステップ
    と、表示された該提供情報から任意の取引物を選択した
    情報を販売情報集中機関に送信するステップと、販売情
    報集中機関が選択された提供情報即ち注文情報を受信す
    るステップと、該注文情報を管理するステップと、販売
    情報集中機関トップページを送信するステップと、顧客
    端末が販売情報集中機関トップページを受信し、表示す
    るステップと、顧客端末が取引続行を要求するステップ
    と、販売情報集中機関が該要求を受信するステップと、
    販売情報集中機関が注文情報を処理して決済ページを作
    成するステップと、顧客端末に販売情報集中機関決済ペ
    ージを送信するステップと、顧客端末が該販売情報集中
    機関決済ページを受信、表示するステップと、顧客端末
    が該販売情報集中機関決済ページに顧客情報を入力する
    ステップと、顧客端末が顧客情報を入力した販売情報集
    中機関決済ページを販売情報集中機関に送信するステッ
    プと、販売情報集中機関が顧客情報が入力された販売情
    報集中機関決済ページを受信するステップと、販売情報
    集中機関が販売情報集中機関決済ページに表示される顧
    客情報を記憶するステップと、販売情報集中機関が販売
    者端末へ注文情報或は注文情報及び顧客情報を送信する
    ステップと、販売者端末が注文情報或は注文情報及び顧
    客情報を受信、表示するステップと、販売情報集中機関
    が顧客情報を削除するステップを有することを特徴とす
    る電子商取引方法。
  35. 【請求項35】 顧客端末と、販売者端末と、販売情報
    集中機関とに加えて決済機関端末がネットワークを介し
    て接続されている電子商取引システムを用いて行なう電
    子商取引方法において、販売者端末が注文情報或は注文
    情報及び顧客情報を受信、表示後に出荷完了情報を販売
    情報集中機関に送信するステップと、販売情報集中機関
    が該出荷完了情報を受信するステップと、該出荷完了情
    報に対応する取引の顧客情報、提供情報を抽出し、支払
    指示情報を作成するステップと、決済機関端末に顧客情
    報、提供情報及び支払指示情報を送信するステップと、
    決済機関端末が販売情報集中機関からの顧客情報、提供
    情報及び支払指示情報を受信するステップを有すること
    を特徴とする請求項34に記載の電子商取引方法。
  36. 【請求項36】 顧客端末と、販売者端末と、決済機関
    端末と、販売情報集中機関とがネットワークを介して接
    続されている電子商取引システムを用いて行なう電子商
    取引方法において、顧客端末が販売者の提供対象物及び
    その価格を特定するための提供情報を販売者端末に要求
    するステップと、販売者端末が顧客端末の要求に従って
    該提供情報を顧客端末に送信するステップと、顧客端末
    が該提供情報を受信するステップと、該提供情報を表示
    するステップと、表示された該提供情報から任意の取引
    物を選択した情報を販売情報集中機関に送信するステッ
    プと、販売情報集中機関が選択された提供情報即ち注文
    情報を受信するステップと、販売情報集中機関が該注文
    情報を管理するステップと、販売情報集中機関トップペ
    ージを送信するステップと、顧客端末が販売情報集中機
    関トップページを受信し、表示するステップと、顧客端
    末が取引続行を要求するステップと、販売情報集中機関
    が該要求を受信するステップと、販売情報集中機関が注
    文情報を処理して決済ページを作成するステップと、顧
    客端末に販売情報集中機関決済ページを送信するステッ
    プと、顧客端末が該販売情報集中機関決済ページを受信
    し、表示するステップと、顧客端末が該販売情報集中機
    関決済ページに顧客情報を入力するステップと、顧客端
    末が顧客情報を入力した販売情報集中機関決済ページを
    販売情報集中機関に送信するステップと、販売情報集中
    機関が顧客情報が入力された販売情報集中機関決済ペー
    ジを受信するステップと、販売情報集中機関が決済ペー
    ジを決済機関端末に送信するステップと、決済機関端末
    が決済ページを受信するステップと、販売情報集中機関
    が販売情報集中機関決済ページに表示される顧客情報を
    記憶するステップと、決済機関端末が販売情報集中機関
    決済ページに表示される顧客情報及び注文情報を記憶す
    るステップと、決済機関端末が支払情報を入力するステ
    ップと、決済機関端末が注文情報と支払情報の整合性を
    判断するステップと、該判断の結果の整合性の有無の情
    報を販売情報集中機関に送信するステップと、販売情報
    集中機関が該判断の結果の整合性の有無の情報を受信す
    るステップと、整合性を有するとの情報を受信したとき
    のみ販売情報集中機関が販売者端末へ注文情報或は注文
    情報及び顧客情報を送信するステップと、販売者端末が
    注文情報或は注文情報及び顧客情報を受信するステップ
    と、販売情報集中機関が顧客情報を削除するステップを
    有することを特徴とする電子商取引方法。
  37. 【請求項37】 販売情報集中機関は顧客端末へ顧客情
    報又は注文情報、或は支払情報確認のため確認情報を送
    信するステップを有し、顧客端末は前記確認情報を受信
    するステップを有することを特徴とする請求項33乃至
    請求項36に記載の電子商取引方法。
  38. 【請求項38】 顧客端末と、販売者端末と、決済機関
    端末と、販売情報集中機関とがネットワークを介して接
    続されている電子商取引システムを用いて行なう電子商
    取引方法において、顧客端末が販売者の提供対象物及び
    その価格を特定するための提供情報を販売者端末に要求
    するステップと、販売者端末が顧客端末の要求に従って
    該提供情報を顧客端末に送信するステップと、顧客端末
    が該提供情報を受信するステップと、該提供情報を表示
    するステップと、表示された該提供情報から任意の取引
    物を選択した情報を販売情報集中機関に送信するステッ
    プと、販売情報集中機関が選択された提供情報即ち注文
    情報を受信するステップと、販売情報集中機関が該注文
    情報を管理するステップと、販売情報集中機関トップペ
    ージを送信するステップと、顧客端末が販売情報集中機
    関トップページを受信し、表示するステップと、顧客端
    末が取引続行を要求するステップと、販売情報集中機関
    が該要求を受信するステップと、販売情報集中機関が注
    文情報を処理して決済ページを作成するステップと、顧
    客端末に販売情報集中機関決済ページを送信するステッ
    プと、顧客端末が該販売情報集中機関決済ページを受信
    し、表示するステップと、顧客端末が該販売情報集中機
    関決済ページに顧客情報を入力するステップと、顧客端
    末が顧客情報を入力した販売情報集中機関決済ページを
    販売情報集中機関に送信するステップと、販売情報集中
    機関が顧客情報が入力された販売情報集中機関決済ペー
    ジを受信するステップと、販売情報集中機関が決済ペー
    ジを決済機関に送信するステップと、決済機関端末が決
    済ページを受信するステップと、販売情報集中機関が販
    売情報集中機関決済ページに表示される顧客情報を記憶
    するステップと、決済機関端末が販売情報集中機関決済
    ページに表示される顧客情報を記憶するステップと、決
    済機関端末が支払情報を入力するステップと、決済機関
    端末が支払情報を販売情報集中機関に送信するステップ
    と、販売情報集中機関が注文情報と支払情報の整合性の
    有無の判断するステップと、整合性を有するとの判断し
    たときは販売情報集中機関が販売者端末へ注文情報或は
    注文情報及び顧客情報を送信するステップと、販売者端
    末が注文情報或は注文情報及び顧客情報を受信するステ
    ップと、販売情報集中機関が整合性を有しないとの判断
    したときは顧客端末へ支払金額不足を知らせるための確
    認情報を送信するステップと、顧客端末が該確認情報を
    受信し、表示するステップと、販売情報集中機関が顧客
    情報を削除するステップを有することを特徴とする電子
    商取引方法。
  39. 【請求項39】 決済機関端末と運送機関端末がネット
    ワークを介して接続されている電子商取引システムを用
    いて行なう電子商取引方法において、販売者端末或は販
    売情報集中機関が、販売者端末が注文情報或は注文情報
    及び顧客情報を受信、表示後或は販売情報集中機関が販
    売情報集中機関決済ページに表示される顧客情報を記憶
    後に、運送機関端末に顧客情報を含む配送指示情報を送
    信するステップと、運送機関端末が出荷完了情報を販売
    情報集中機関に送信するステップと、販売情報集中機関
    が該出荷完了情報を受信するステップと、該出荷完了情
    報に対応する取引の顧客情報、提供情報を抽出し、支払
    指示情報を作成するステップと、決済機関端末に顧客情
    報、提供情報及び支払指示情報を送信するステップと、
    決済機関端末が販売情報集中機関からの顧客情報、提供
    情報及び支払指示情報を受信するステップを有すること
    を特徴とする請求項33乃至請求項34に記載の電子商
    取引方法。
  40. 【請求項40】 販売情報集中機関がID番号及び取引
    コードを作成するステップと、ID番号及び取引コード
    を顧客情報に組み込むステップと、顧客情報中ID番号
    のみ或はID番号及び取引コード情報のみを選択するス
    テップと、該選択されたID番号のみ或はID番号及び
    取引コード情報のみを顧客情報として販売者端末に送信
    するステップと、顧客端末にID番号のみ或はID番号
    及び取引コードを送信するステップと、顧客端末はID
    番号のみ或はID番号及び取引コードを受信するステッ
    プとを有することを特徴とする請求項34乃至請求項3
    8に記載の電子商取引方法。
  41. 【請求項41】 販売情報集中機関が注文コード及び取
    引コードを作成するステップと、注文コード及び取引コ
    ードを注文情報に組み込むステップと、注文情報中商品
    及び数量の情報に加えて注文コードのみ或は注文コード
    及び取引コード情報のみを選択するステップと、商品及
    び数量の情報に加えて該選択された注文コードのみ或は
    注文コード及び取引コード情報のみを注文情報として販
    売者端末に送信するステップと、顧客端末に注文コード
    のみ或は注文コード及び取引コードを送信するステップ
    と、顧客端末は注文コードのみ或は注文コード及び取引
    コードを受信するステップとを有することを特徴とする
    請求項34乃至請求項38に記載の電子商取引方法。
  42. 【請求項42】 サービス機関端末がネットワークを介
    して接続されている電子商取引システムを用いて行なう
    電子商取引方法において、販売情報集中機関がID番号
    を作成するステップと、ID番号を顧客情報に組み込む
    ステップと、顧客情報中ID番号のみを選択するステッ
    プと、該選択されたID番号のみを顧客情報として販売
    者端末に送信するステップと、販売情報集中機関が選択
    されていない顧客情報を決済機関端末及びサービス機関
    端末に送信するステップと、決済機関端末及びサービス
    機関端末は選択されていない顧客情報を受信するステッ
    プと、を有することを特徴とする請求項33乃至38に
    記載の電子商取引方法。
  43. 【請求項43】 サービス機関端末がネットワークを介
    して接続されている電子商取引システムを用いて行なう
    電子商取引方法において、販売情報集中機関が注文コー
    ドを作成するステップと、注文コードを注文情報に組み
    込むステップと、注文情報中商品及び数量の情報に加え
    て注文コードのみを選択するステップと、商品及び数量
    の情報に加えて該選択された注文コードのみを注文情報
    として販売者端末に送信するステップと、販売情報集中
    機関が取捨選択されていない注文情報を決済機関端末及
    びサービス機関端末に送信するステップと、決済機関端
    末及びサービス機関端末は当該取捨選択されていない注
    文情報を受信するステップと、を有することを特徴とす
    る請求項33乃至38に記載の電子商取引方法。
  44. 【請求項44】 サービス機関端末がネットワークを介
    して接続されている電子商取引システムを用いて行なう
    電子商取引方法において、販売情報集中機関がID番号
    及び取引コードを作成するステップと、ID番号及び取
    引コードを顧客情報に組み込むステップと、顧客情報中
    ID番号のみ或はID番号及び取引コード情報のみを選
    択するステップと、該選択されたID番号のみを顧客情
    報として販売者端末に送信するステップと、該選択され
    たID番号及び取引コード情報のみをサービス機関端末
    に送信するステップと、サービス機関端末が該選択され
    たID番号及び地域コード情報のみを受信するステップ
    とを有することを特徴とする請求項33乃至38に記載
    の電子商取引方法。
  45. 【請求項45】 サービス機関端末がネットワークを介
    して接続されている電子商取引システムを用いて行なう
    電子商取引方法において、販売情報集中機関が注文コー
    ド及び取引コードを作成するステップと、注文コード及
    び取引コードを注文情報に組み込むステップと、注文情
    報中商品及び数量の情報に加えて注文コードのみ或は注
    文コード及び取引コード情報のみを選択するステップ
    と、商品及び数量の情報に加えて該選択された注文コー
    ドのみを注文情報として販売者端末に送信するステップ
    と、該選択された注文コード及び取引コード情報のみを
    サービス機関端末に送信するステップと、サービス機関
    端末が該選択された注文コード及び地域コード情報のみ
    を受信するステップとを有することを特徴とする請求項
    33乃至38に記載の電子商取引方法。
  46. 【請求項46】 顧客端末が顧客情報を秘密にすること
    を要求するステップと、販売情報集中機関が該要求の有
    無を判断するステップと、該要求がされていると判断し
    た場合にID番号のみ或はID番号及び取引コードを作
    成するステップを有することを特徴とする請求項40、
    請求項42又は請求項44に記載の電子商取引方法。
  47. 【請求項47】 顧客端末が顧客情報を秘密にすること
    を要求するステップと、販売情報集中機関が該要求の有
    無を判断するステップと、該要求がされていると判断し
    た場合に注文コードのみ或は注文コード及び取引コード
    を作成するステップを有することを特徴とする請求項4
    1、請求項43又は請求項45に記載の電子商取引方
    法。
  48. 【請求項48】 顧客端末が顧客情報の削除を要求する
    ステップと、販売情報集中機関が該要求の有無を判断す
    るステップと、該要求がされていると判断した場合に顧
    客情報の削除を指示するステップと、該指示に従って顧
    客情報を削除するステップを有することを特徴とする請
    求項33乃至請求項47に記載の電子商取引方法。
  49. 【請求項49】 販売情報集中機関と、顧客端末と、販
    売者端末と、決済機関端末と、サービス機関がネットワ
    ークを介して接続されている電子商取引システムを用い
    て行なう電子商取引方法において、顧客端末が販売情報
    集中機関にサービス情報を要求するステップと、販売情
    報集中機関が該要求を受信するステップと、該要求に応
    答し顧客端末にサービス情報を送信するステップと、顧
    客端末が販売情報集中機関から発信されたサービス情報
    を受信するステップと、販売情報集中機関から発信され
    た該サービス情報を表示するステップと、顧客端末にサ
    ービス要求を入力するステップと、サービス要求を販売
    情報集中機関に送信するステップと、販売情報集中機関
    が顧客端末からのサービス要求を受信するステップと、
    販売情報集中機関が該サービス要求を販売者端末又は/
    及びサービス機関に送信するステップと、販売者端末又
    は/及びサービス機関がサービス要求を受信し、表示す
    るステップと、販売者端末又は/及びサービス機関がサ
    ービス要求に対する対応情報を入力するステップと、販
    売者端末又は/及びサービス機関が対応情報を販売情報
    集中機関へ送信するステップと、販売情報集中機関が対
    応情報を受信するステップと、販売情報集中機関が顧客
    端末へ該対応情報を送信するステップと、顧客端末が該
    対応情報を受信し、表示するステップを有することを特
    徴とする請求項33乃至48に記載の電子商取引方法。
  50. 【請求項50】 顧客と販売者の電子商取引を仲介する
    システムであって、顧客端末からの顧客情報、注文情報
    及び販売者端末からの提供情報を受信する手段と、顧客
    端末からの顧客情報、注文情報及び販売者端末からの提
    供情報を記憶する手段と、該記憶した顧客情報及び注文
    情報から任意の情報を選択、抽出する手段と、該選択、
    抽出した顧客情報と注文情報を販売者端末に送信する手
    段と、顧客情報を削除する手段とを備えることを特徴と
    する販売情報集中機関。
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