JP2009024534A - 冷凍装置 - Google Patents

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治則 宮村
Nozomi Goto
望 後藤
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Abstract

【課題】固有の問題を有するスライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機本体(11)の液インジェクションポート(IP)を、始動時のみ上記圧縮機本体(11)の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路(16)を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、圧縮機および冷凍装置に関する。
従来、圧縮機としては、圧縮機における高圧側と低圧側とを連通する連通通路を設け、この連通通路の開度を調整するスライドバルブを備えたものがある(特公平2−11750号公報:特許文献1参照)。
そして、圧縮機の始動から負荷運転移行までの間(以降、始動時と呼ぶ)に、上記スライドバルブを、上記連通通路の開度を大きくするアンロード側へ移動して、圧縮機の始動負荷を低減し、圧縮機の始動時の最大電流(以降、始動電流と呼ぶ)を低減していた。そして、始動後、上記スライドバルブを、上記連通通路の開度を小さくするロードアップ側へ移動していた。
特公平2−11750号公報
しかしながら、上記従来の圧縮機では、上記スライドバルブを有するため、上記スライドバルブの周辺から冷媒が低圧の冷媒吸入側へ逆流して上記圧縮機の効率が低下する(低圧側への冷媒の漏れ)おそれがあり、また、上記スライドバルブが動作不良をおこして信頼性が低下する問題があった。
そこで、この発明の課題は、固有の問題を有するスライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の圧縮機は、圧縮機本体の液インジェクションポートを、始動時のみ上記圧縮機本体の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を有することを特徴としている。
この発明の圧縮機によれば、液インジェクションポートを、始動時のみ冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を有するので、スライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる。
また、スライドバルブの固有の問題である、スライドバルブ周辺から低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流の発生や、スライドバルブの動作不良を、排除できる。また、本来始動時には不要の液インジェクションポートを、始動時に、バイパス流路に用いることができて、簡単な構成とできる。
また、この発明の圧縮機は、圧縮機本体のエコノマイザーポートを、始動時のみ上記圧縮機本体の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を有することを特徴としている。
この発明の圧縮機によれば、エコノマイザーポートを、始動時のみ冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を有するので、スライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる。
また、スライドバルブの固有の問題である、スライドバルブ周辺から低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流の発生や、スライドバルブの動作不良を、排除できる。また、本来始動時には不要のエコノマイザーポートを、始動時に、バイパス流路に用いることができて、簡単な構成とできる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記圧縮機本体は、スクリュー圧縮機である。
また、一実施形態の圧縮機では、上記圧縮機本体のスクリューロータは、インバータ駆動される。
この実施形態の圧縮機によれば、上記スクリュー圧縮機の始動電流を抑制でき、インバータ駆動される場合には、上記スクリューロータの回転数を、定格回転数に、早く到達できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記圧縮機本体は、ケーシングと、このケーシングに嵌合されたスクリューロータとを有し、上記ケーシングに、上記バイパス流路が形成されている。
この実施形態の圧縮機によれば、上記圧縮機本体の上記ケーシングに、上記バイパス流路が形成されているので、上記バイパス流路を外部配管にて形成する場合に比べて、小型化を図ることができる。
また、この発明の冷凍装置は、
上記圧縮機、凝縮器、膨張部および蒸発器を有し、
上記圧縮機、上記凝縮器、上記膨張部および上記蒸発器は、順次、循環回路を介して、接続され、
上記循環回路における上記凝縮器と上記膨張部との間の部分と、上記圧縮機本体の上記液インジェクションポートとは、液インジェクションラインにより接続され、
上記液インジェクションラインの中途部と、上記圧縮機本体の冷媒吸入側とは、バイパスラインにより接続され、
上記圧縮機の始動時のみ、冷媒が、上記液インジェクションラインの上記中途部よりも上記液インジェクションポート側に位置する上記液インジェクションラインの下流部と、上記バイパスラインとにより、形成される上記バイパス流路を通って、上記液インジェクションポートから上記圧縮機本体の冷媒吸入側へ、流れるように、切り替えるバルブを有することを特徴としている。
この発明の冷凍装置によれば、上記圧縮機を有するので、上記圧縮機は、簡単な構成で、低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流もなく、始動電流も抑制されており、低コストで品質のよい冷凍装置を実現できる。
また、この発明の冷凍装置は、
上記圧縮機、凝縮器、過冷却用熱交換器、膨張部および蒸発器を有し、
上記圧縮機、上記凝縮器、上記過冷却用熱交換器、上記膨張部および上記蒸発器は、順次、循環回路を介して、接続され、
上記過冷却用熱交換器と、上記圧縮機本体の上記エコノマイザーポートとは、エコノマイザーラインにより接続され、
上記エコノマイザーラインの中途部と、上記圧縮機本体の冷媒吸入側とは、バイパスラインにより接続され、
上記圧縮機の始動時のみ、冷媒が、上記エコノマイザーラインの上記中途部よりも上記エコノマイザーポート側に位置する上記エコノマイザーラインの下流部と、上記バイパスラインとにより、形成される上記バイパス流路を通って、上記エコノマイザーポートから上記圧縮機本体の冷媒吸入側へ、流れるように、切り替えるバルブを有することを特徴としている。
この発明の冷凍装置によれば、上記圧縮機を有するので、上記圧縮機は、簡単な構成で、低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流もなく、始動電流も抑制されており、低コストで品質のよい冷凍装置を実現できる。
また、一実施形態の冷凍装置では、上記バルブは、上記液インジェクションラインの上記中途部と上記バイパスラインとの接続部に設けられた三方弁である。
この実施形態の冷凍装置によれば、上記バルブは、三方弁であるので、部品数を少なくできる。
また、一実施形態の冷凍装置では、上記バルブは、上記エコノマイザーラインの上記中途部と上記バイパスラインとの接続部に設けられた三方弁である。
この実施形態の冷凍装置によれば、上記バルブは、三方弁であるので、部品数を少なくできる。
この発明の圧縮機によれば、液インジェクションポートを、始動時のみ冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を有するので、スライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる。
また、この発明の圧縮機によれば、エコノマイザーポートを、始動時のみ冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を有するので、スライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる。
また、この発明の冷凍装置によれば、上記圧縮機を有するので、上記圧縮機は、簡単な構成で、低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流もなく、始動電流も抑制されており、低コストで品質のよい冷凍装置を実現できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の圧縮機および冷凍装置の第1実施形態である簡略構成図を示している。図1に示すように、本発明の圧縮機1は、圧縮機本体11と、この圧縮機本体11の液インジェクションポートIPを始動時のみ上記圧縮機本体11の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路16とを、有する。
上記圧縮機本体11は、スクリューロータ12を有し、このスクリューロータ12の回転により、冷媒を、圧縮しつつ、吸入側から吐出側へ送り出す。上記スクリューロータ12は、インバータ制御部5により、インバータ駆動されている。
上記スクリューロータ12には、図示しないゲートロータが噛合しており、このスクリューロータ12と上記ゲートロータとの噛合により、冷媒を圧縮する圧縮室を形成している。つまり、上記圧縮機本体11は、いわゆるシングルスクリュー圧縮機である。上記液インジェクションポートIPは、中間圧を有する上記圧縮室に、連通している。
本発明の冷凍装置は、上記圧縮機1、凝縮器2、膨張部3および蒸発器4を有する。上記圧縮機1、上記凝縮器2、上記膨張部3および上記蒸発器4は、順次、循環回路Cを介して、接続されている。上記膨張部3は、例えば、膨張弁やキャピラリーチューブである。
つまり、上記圧縮機1、上記凝縮器2、上記膨張部3および上記蒸発器4は、冷凍サイクルを形成している。ここで、この冷凍サイクルを説明すると、上記圧縮機1にて吐出される気相の冷媒は、上記凝縮器2において熱を奪われて、液相状態になり、この液相の冷媒は、上記膨張部3により、減圧されて、気相と液相の二相状態になる。その後、この二相の冷媒(湿りガス)は、上記蒸発器4において熱を与えられて、気相状態になり、この気相の冷媒は、上記圧縮機1にて吸入されて加圧された後に、再び、上記圧縮機1にて吐出される。
上記循環回路Cにおける上記凝縮器2と上記膨張部3との間の部分と、上記圧縮機本体11の上記液インジェクションポートIPとは、液インジェクションラインILにより接続されている。
上記液インジェクションラインILの中途部と、上記圧縮機本体11の冷媒吸入側とは、バイパスラインIBLにより接続されている。
上記液インジェクションラインILの中途部と上記バイパスラインIBLとの接続部には、バルブ15が設けられている。このバルブ15は、三方弁である。
上記液インジェクションラインILは、上記バルブ15よりも上流側の上流部ILuと、上記バルブ15よりも下流側の下流部ILdとを有する。
つまり、上記上流部ILuは、上記液インジェクションラインILの上記中途部よりも上記凝縮器2側に位置し、上記下流部ILdは、上記液インジェクションラインILの上記中途部よりも上記液インジェクションポートIP側に位置する。
上記バルブ15は、冷媒が、上記液インジェクションラインILを通って、上記凝縮器2側から上記液インジェクションポートIPへ、流れるときと、冷媒が、上記液インジェクションライン下流部ILdと上記バイパスラインIBLとにより形成される上記バイパス流路16を通って、上記液インジェクションポートIPから上記圧縮機本体11の冷媒吸入側へ、流れるときと、冷媒が、上記液インジェクションラインILおよび上記バイパスラインIBLの何れをも流れないときとに、切り替える。
上記バルブ15には、例えば(図示しない)制御部が設けられ、この制御部は、上記圧縮機1の始動時のみ、冷媒が、上記バイパス流路16を通って、上記液インジェクションポートIPから上記圧縮機本体11の冷媒吸入側へ、流れるように、上記バルブ15を切り替える。つまり、上記制御部は、上記バルブ15を制御して、上記圧縮機本体11の上記液インジェクションポートIPを、始動時のみ上記圧縮機本体11の冷媒吸入側に連通させる。
次に、上記冷凍装置の作用を説明する。
図2に示すように、上記圧縮機本体11の始動時に、上記バルブ15を切り替えて、上記液インジェクション下流部ILdと上記バイパスラインIBLとを連通し、上記バイパス流路16を形成して、上記液インジェクションポートIPを上記圧縮機本体11の冷媒吸入側に連通させる。
そして、上記圧縮機本体11の圧縮室内の高圧の冷媒を、矢印Aに示すように、上記液インジェクションポートIPから上記圧縮機本体11の低圧の冷媒吸入側へ流して、上記圧縮機本体11の始動負荷を低減する。
始動後、適宜、図3に示すように、上記バルブ15を切り替えて、上記液インジェクション上流部ILuを上記液インジェクション下流部ILdのみに連通し、上記液インジェクションポートIPを上記凝縮器2側に連通させる。
そして、上記凝縮器2から流出し、上記膨張部3に流入する前の液状の冷媒を、矢印Bに示すように、上記液インジェクションポートIPから上記圧縮機本体11の圧縮室内へ流して、上記圧縮機本体11のスクリューロータを冷却する。
上記構成の圧縮機によれば、上記液インジェクションポートIPを、始動時のみ冷媒吸入側に連通させる上記バイパス流路16を有するので、スライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる。
具体的に述べると、図4に示すように、上記スクリューロータ12の回転数を、始動時に、除々に上げていき、定格回転数到達後に、一定にする場合、図5の実線に示すように、上記スクリュー圧縮機の駆動電流において、始動電流を抑制できる。なお、図5の点線は、上記液インジェクションポートIPを冷媒吸入側に連通させていない状態(つまり、アンロードをかけていない状態)を示し、この場合、始動負荷を低減できず、始動電流が高くなる。なお、始動時とは、始動から負荷運転移行までの間をいう。始動電流とは、始動時の最大電流をいう。
また、上記構成の圧縮機によれば、スライドバルブの固有の問題である、スライドバルブ周辺から低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流の発生や、スライドバルブの動作不良を、排除できる。また、本来始動時には不要の上記液インジェクションポートIPを、始動時に、上記バイパス流路16に用いることができて、簡単な構成とできる。
また、上記構成の圧縮機によれば、上記スクリュー圧縮機の始動電流を抑制でき、インバータ駆動される場合には、上記スクリューロータ12の回転数を、定格回転数に、早く到達できる。
また、上記構成の冷凍装置によれば、上記圧縮機1を有するので、上記圧縮機1は、簡単な構成で、低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流もなく、始動電流も抑制されており、低コストで品質のよい冷凍装置を実現できる。また、上記バルブ15は、三方弁であるので、部品数を少なくできる。
(第2の実施形態)
図6は、この発明の圧縮機および冷凍装置の第2実施形態である簡略構成図を示している。この第2の実施形態では、上記第1の実施形態の液インジェクションラインの代わりに、エコノマイザーラインを用い、上記第1の実施形態の液インジェクションポートを、エコノマイザーポートとしている。
図6に示すように、本発明の圧縮機20は、圧縮機本体21と、この圧縮機本体21のエコノマイザーポートEPを始動時のみ上記圧縮機本体21の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路26とを、有する。
上記圧縮機本体21は、スクリューロータ22を有し、このスクリューロータ22の回転により、冷媒を、圧縮しつつ、吸入側から吐出側へ送り出す。上記スクリューロータ22は、インバータ制御部5により、インバータ駆動されている。
上記スクリューロータ22には、図示しないゲートロータが噛合しており、このスクリューロータ22と上記ゲートロータとの噛合により、冷媒を圧縮する圧縮室を形成している。つまり、上記圧縮機本体21は、いわゆるシングルスクリュー圧縮機である。上記エコノマイザーポートEPは、中間圧を有する上記圧縮室に、連通している。
本発明の冷凍装置は、上記圧縮機20、凝縮器2、過冷却用熱交換器27、膨張部3および蒸発器4を有する。上記圧縮機20、上記凝縮器2、上記過冷却用熱交換器27、上記膨張部3および上記蒸発器4は、順次、循環回路Cを介して、接続されている。上記膨張部3は、例えば、膨張弁やキャピラリーチューブである。
つまり、上記圧縮機20、上記凝縮器2、上記膨張部3および上記蒸発器4は、冷凍サイクルを形成している。ここで、この冷凍サイクルを説明すると、上記圧縮機20にて吐出される気相の冷媒は、上記凝縮器2において熱を奪われて、液相状態になり、この液相の冷媒は、上記膨張部3により、減圧されて、気相と液相の二相状態になる。その後、この二相の冷媒(湿りガス)は、上記蒸発器4において熱を与えられて、気相状態になり、この気相の冷媒は、上記圧縮機20にて吸入されて加圧された後に、再び、上記圧縮機20にて吐出される。
上記過冷却用熱交換器27と、上記圧縮機本体21の上記エコノマイザーポートEPとは、エコノマイザーラインELにより接続されている。
上記過冷却用熱交換器27には、上記循環回路Cにおける上記過冷却用熱交換器27と上記膨張部3との間の部分から分岐された分岐流路29が接続され、この分岐流路29には、過冷却用膨張部28が設けられている。なお、上記過冷却用膨張部28としては、例えば、膨張弁や、キャピラリーチューブを用いる。
上記過冷却用熱交換器27は、上記過冷却用膨張部28の出口側の冷媒と上記循環回路Cの冷媒とを熱交換する。なお、上記分岐流路29を、上記過冷却用熱交換器27の上流側にて上記循環回路Cから分岐するようにしてもよい。
ここで、上記過冷却用熱交換器27の作用を説明すると、上記凝縮器2から出た上記循環回路Cにおける液相の冷媒は、上記分岐流路29に分流される。この分岐流路29における液相の冷媒は、上記過冷却用膨張部28にて減圧されて、気相と液相の二相の冷媒になり、この二相の冷媒は、上記過冷却用熱交換器27を介して、上記循環回路Cの液相の冷媒から熱を奪って、気相の冷媒になり、この気相の冷媒は、上記圧縮機20に吸入される。このとき、上記循環回路Cにおける液相の冷媒は、上記過冷却用熱交換器27を介して、冷却される。
上記エコノマイザーラインELの中途部と、上記圧縮機本体21の冷媒吸入側とは、バイパスラインEBLにより接続されている。
上記エコノマイザーラインELの上記中途部と上記バイパスラインEBLとの接続部には、バルブ25が設けられている。このバルブ25は、三方弁である。
上記エコノマイザーラインELは、上記バルブ25よりも上流側の上流部ELuと、上記バルブ25よりも下流側の下流部ELdとを有する。
つまり、上記上流部ELuは、上記エコノマイザーラインELの上記中途部よりも上記過冷却用熱交換器27側に位置し、上記下流部ELdは、上記エコノマイザーラインELの上記中途部よりも上記エコノマイザーポートEP側に位置する。
上記バルブ25は、冷媒が、上記エコノマイザーラインELを通って、上記過冷却用熱交換器27側から上記エコノマイザーポートEPへ、流れるときと、冷媒が、上記エコノマイザーライン下流部ELdと上記バイパスラインEBLとにより形成される上記バイパス流路26を通って、上記エコノマイザーポートEPから上記圧縮機本体21の冷媒吸入側へ、流れるときと、冷媒が、上記エコノマイザーラインELおよび上記バイパスラインEBLの何れをも流れないときとに、切り替える。
上記バルブ25には、例えば(図示しない)制御部が設けられ、この制御部は、上記圧縮機20の始動時のみ、冷媒が、上記バイパス流路26を通って、上記エコノマイザーポートEPから上記圧縮機本体21の冷媒吸入側へ、流れるように、上記バルブ25を切り替える。つまり、上記制御部は、上記バルブ25を制御して、上記圧縮機本体21の上記エコノマイザーポートEPを、始動時のみ上記圧縮機本体21の冷媒吸入側に連通させる。
次に、上記冷凍装置の作用を説明する。
図7に示すように、上記圧縮機本体21の始動時に、上記バルブ25を切り替えて、上記エコノマイザー下流部ELdと上記バイパスラインEBLとを連通し、上記バイパス流路26を形成して、上記エコノマイザーポートEPを上記圧縮機本体21の冷媒吸入側に連通させる。
そして、上記圧縮機本体21の圧縮室内の高圧の冷媒を、矢印Cに示すように、上記エコノマイザーポートEPから上記圧縮機本体21の低圧の冷媒吸入側へ流して、上記圧縮機本体21の始動負荷を低減する。
始動後、適宜、図8に示すように、上記バルブ25を切り替えて、上記エコノマイザー上流部ELuを上記エコノマイザー下流部ELdのみに連通し、上記エコノマイザーポートEPを上記過冷却用熱交換器27に連通させる。
そして、上記過冷却用熱交換器27から流出した冷媒を、矢印Dに示すように、上記エコノマイザーポートEPから上記圧縮機本体21の圧縮室内へ流して、上記冷凍装置の冷凍サイクル全体の効率を向上する。
上記構成の圧縮機によれば、上記エコノマイザーポートEPを、始動時のみ冷媒吸入側に連通させる上記バイパス流路26を有するので、スライドバルブを廃止しても、始動電流を抑制できる。
また、スライドバルブの固有の問題である、スライドバルブ周辺から低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流の発生や、スライドバルブの動作不良を、排除できる。また、本来始動時には不要の上記エコノマイザーポートEPを、始動時に、上記バイパス流路26に用いることができて、簡単な構成とできる。
また、上記構成の圧縮機によれば、上記スクリュー圧縮機の始動電流を抑制でき、インバータ駆動される場合には、上記スクリューロータ22の回転数を、定格回転数に、早く到達できる。
また、上記構成の冷凍装置によれば、上記圧縮機20を有するので、上記圧縮機20は、簡単な構成で、低圧の冷媒吸入側への冷媒の逆流もなく、始動電流も抑制されており、低コストで品質のよい冷凍装置を実現できる。また、上記バルブ25は、三方弁であるので、部品数を少なくできる。
(第3の実施形態)
図9は、この発明の圧縮機の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、バイパス流路の構造が相違する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図9に示すように、圧縮機本体31は、ケーシング33と、このケーシング33に嵌合されたスクリューロータ32とを有する。上記ケーシング33に、バイパス流路36が形成されている。
つまり、上記ケーシング33に、液インジェクションポートIPを始動時のみ上記圧縮機本体31の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路36を有する。このバイパス流路36は、上記液インジェクション上流部ILuおよび上記液インジェクション下流部ILdを有する。また、上記ケーシング33には、液インジェクション上流部ILu、液インジェクション下流部ILdおよびバイパスラインIBLを互いに接続するバルブ35が設けられている。このバルブ35は、上記第1の実施形態のバルブ15と同様である。
したがって、上記圧縮機本体31の上記ケーシング33に、上記バイパス流路36が形成されているので、上記バイパス流路36を外部配管にて形成する場合に比べて、小型化を図ることができる。
(第4の実施形態)
図10は、この発明の圧縮機の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、バルブの構造が相違する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図10に示すように、液インジェクション上流部ILuに第1のバルブ45aが設けられ、バイパスラインIBLに第2のバルブ45bが設けられている。
そして、上記第1のバルブ45aおよび上記第2のバルブ45bによって、冷媒が、上記液インジェクションラインILを通って、上記凝縮器2側から上記液インジェクションポートIPへ、流れるときと、冷媒が、上記液インジェクションライン下流部ILdと上記バイパスラインIBLとにより形成される上記バイパス流路16を通って、上記液インジェクションポートIPから上記圧縮機本体11の冷媒吸入側へ、流れるときと、冷媒が、上記液インジェクションラインILおよび上記バイパスラインIBLの何れをも流れないときとに、切り替える。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、圧縮機本体は、ツインスクリュー圧縮機やトリプルスクリュー圧縮機であってもよく、スクロール圧縮機等の他の圧縮機形式であってもよい。また、インバータ制御部を設けなくてもよい。また、バイパス流路やバルブの構造は、設計変更自由である。また、上記第3の実施形態や上記第4の実施形態を、上記第2の実施形態に、適用してもよい。
また、圧縮機本体に、液インジェクションポートおよびエコノマイザーポートを設け、上記液インジェクションポートを始動時のみ上記圧縮機本体の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を設け、かつ、上記エコノマイザーポートを始動時のみ上記圧縮機本体の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路を設けるようにしてもよい。
本発明の圧縮機および冷凍装置の第1実施形態を示す簡略構成図である。 バルブの切替による冷媒の第1の流れを説明する説明図である。 バルブの切替による冷媒の第2の流れを説明する説明図である。 スクリューロータの回転数と時間との関係を示すグラフである。 スクリューロータの駆動電流と時間との関係を示すグラフである。 本発明の圧縮機および冷凍装置の第2実施形態を示す簡略構成図である。 バルブの切替による冷媒の第1の流れを説明する説明図である。 バルブの切替による冷媒の第2の流れを説明する説明図である。 本発明の圧縮機および冷凍装置の第3実施形態を示す簡略構成図である。 本発明の圧縮機および冷凍装置の第4実施形態を示す簡略構成図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 凝縮器
3 膨張部
4 蒸発器
5 インバータ制御部
11 圧縮機本体
12 スクリューロータ
15 バルブ
16 バイパス流路
20 圧縮機
21 圧縮機本体
22 スクリューロータ
25 バルブ
26 バイパス流路
27 過冷却用熱交換器
28 過冷却用膨張部
29 分岐流路
31 圧縮機本体
32 スクリューロータ
33 ケーシング
35 バルブ
36 バイパス流路
45a 第1のバルブ
45b 第2のバルブ
C 循環回路
IL 液インジェクションライン
ILu 上流部
ILd 下流部
IP 液インジェクションポート
IBL バイパスライン
EL エコノマイザーライン
ELu 上流部
ELd 下流部
EP エコノマイザーポート
EBL バイパスライン

Claims (9)

  1. 圧縮機本体(11,31)の液インジェクションポート(IP)を、始動時のみ上記圧縮機本体(11,31)の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路(16,36)を有することを特徴とする圧縮機。
  2. 圧縮機本体(21)のエコノマイザーポート(EP)を、始動時のみ上記圧縮機本体(21)の冷媒吸入側に連通させるバイパス流路(26)を有することを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1または2に記載の圧縮機において、
    上記圧縮機本体(11,21,31)は、スクリュー圧縮機であることを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項3に記載の圧縮機において、
    上記圧縮機本体(11,21,31)のスクリューロータ(12,22,32)は、インバータ駆動されることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の圧縮機において、
    上記圧縮機本体(31)は、ケーシング(33)と、このケーシング(33)に嵌合されたスクリューロータ(32)とを有し、
    上記ケーシング(33)に、上記バイパス流路(36)が形成されていることを特徴とする圧縮機。
  6. 請求項1に記載の圧縮機(1)、凝縮器(2)、膨張部(3)および蒸発器(4)を有し、
    上記圧縮機(1)、上記凝縮器(2)、上記膨張部(3)および上記蒸発器(4)は、順次、循環回路(C)を介して、接続され、
    上記循環回路(C)における上記凝縮器(2)と上記膨張部(3)との間の部分と、上記圧縮機本体(11,31)の上記液インジェクションポート(IP)とは、液インジェクションライン(IL)により接続され、
    上記液インジェクションライン(IL)の中途部と、上記圧縮機本体(11,31)の冷媒吸入側とは、バイパスライン(IBL)により接続され、
    上記圧縮機(1)の始動時のみ、冷媒が、上記液インジェクションライン(IL)の上記中途部よりも上記液インジェクションポート(IP)側に位置する上記液インジェクションライン(IL)の下流部(ILd)と、上記バイパスライン(IBL)とにより、形成される上記バイパス流路(16)を通って、上記液インジェクションポート(IP)から上記圧縮機本体(11,31)の冷媒吸入側へ、流れるように、切り替えるバルブ(15,35,45a,45b)を有することを特徴とする冷凍装置。
  7. 請求項2に記載の圧縮機(20)、凝縮器(2)、過冷却用熱交換器(27)、膨張部(3)および蒸発器(4)を有し、
    上記圧縮機(20)、上記凝縮器(2)、上記過冷却用熱交換器(27)、上記膨張部(3)および上記蒸発器(4)は、順次、循環回路(C)を介して、接続され、
    上記過冷却用熱交換器(27)と、上記圧縮機本体(21)の上記エコノマイザーポート(EP)とは、エコノマイザーライン(EL)により接続され、
    上記エコノマイザーライン(EL)の中途部と、上記圧縮機本体(21)の冷媒吸入側とは、バイパスライン(EBL)により接続され、
    上記圧縮機(20)の始動時のみ、冷媒が、上記エコノマイザーライン(EL)の上記中途部よりも上記エコノマイザーポート(EP)側に位置する上記エコノマイザーライン(EL)の下流部(ELd)と、上記バイパスライン(EBL)とにより、形成される上記バイパス流路(26)を通って、上記エコノマイザーポート(EP)から上記圧縮機本体(21)の冷媒吸入側へ、流れるように、切り替えるバルブ(25)を有することを特徴とする冷凍装置。
  8. 請求項6に記載の冷凍装置において、
    上記バルブ(15,35,45a,45b)は、上記液インジェクションライン(IL)の上記中途部と上記バイパスライン(IBL)との接続部に設けられた三方弁であることを特徴とする冷凍装置。
  9. 請求項7に記載の冷凍装置において、
    上記バルブ(25)は、上記エコノマイザーライン(EL)の上記中途部と上記バイパスライン(EBL)との接続部に設けられた三方弁であることを特徴とする冷凍装置。
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