JP3904852B2 - スクリュ圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリュ圧縮機、特にインバータにより回転数制御されるスクリュ圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スクリュ圧縮機において、その起動トルクを軽減するために、種々の構造のスクリュ圧縮機や制御方法が提案されている。例えば、インバータにより回転数制御されるスクリュ圧縮機は公知であり、通常、その起動に際しては、過大な起動トルクを回避するためにインバータにより徐々に圧縮機のモータの回転数を上げて行く制御が行われる。しかしながら、冷凍機に用いられるインバータ制御によるスクリュ圧縮機の場合、起動時に、徐々に回転数を上げてゆくようにしても、必ずしも起動トルクは軽減されない。即ち、この冷凍機では、一般に圧縮機とその吐出側に逆止弁が設けられており、この逆止弁が正常に作動せず、圧縮機の吐出側の圧力が異常に高くなり、上記モータに過大な負荷を掛けることになる。
【0003】
また、スクリュ圧縮機の起動トルクを軽減するためにスライド弁が用いられる場合(特開平6-173872号公報)、吸込み絞り弁が用いられる場合(特開平10-220383号公報)がある。スライド弁は、周知のように、互いに噛合う雌雄のスクリュロータの外周部に対向して設けられ、かつ、駆動シリンダにより上記外周部に沿って前後に移動可能に設けられる。そして、スライド弁が吐出側に向かって後退することによりスクリュロータの歯溝部を吸込口に連通させる流路が開かれ、一旦吸込んだガスの一部を吸込口に戻され、逆にスライド弁が吸込み側に向かって、前進し、ストッパに当接することにより、上記流路が閉られ、一旦吸込まれたガスは吸込口に戻されることなく、その全てが圧縮され、吐出口から吐出される。換言すれば、スクリュ圧縮機は、スライド弁が吐出側に移動しているときに部分負荷運転状態となり、スライド弁が吸込み側に移動してゆくにつれて全負荷運転状態に移行してゆくこととなり、この部分負荷運転状態にすることにより、上記起動トルクが軽減される。
【0004】
一方、吸込み絞り弁は、吸込流路を開閉するもので、スクリュ圧縮機の起動時に、吸込み絞り弁を閉じることにより、吸気が制限され、スクリュ圧縮機は無負荷運転状態となり、起動トルクが軽減される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、スクリュ圧縮機をインバータにより回転数制御しても、起動トルクが必ずしも軽減されず、モータに過大な負荷を掛ける場合がある。これに対して、スライド弁を用いて起動トルクを軽減しようとすると、このスライド弁およびその摺動部に高精度の加工が要求され、かつ、その駆動部も必要となり、構造が非常に複雑になるという問題がある。また、吸込み絞り弁を用いる場合、吸込み絞り弁自体が複雑な構造を有するもので、非常にコスト高になるという問題がある。
本発明は、斯る従来の問題をなくすことを課題としてなされたもので、簡単な構造で、起動トルクの軽減を可能としたスクリュ圧縮機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、インバータを介して電源に接続されたモータにより駆動され、互いに噛合う雌雄一対のスクリュロータを備えたスクリュ圧縮機であって、上記スクリュロータの吐出側端面に対向するケーシングの部分に形成され、吸込口および吐出口のいずれにも連通しないスクリュロータの歯溝と上記吸込口に連通する帰還路とに開口し、上記歯溝を上記帰還路に連通させる柱状空間部と、この柱状空間部内に摺動可能に嵌挿され、上記吐出側端面に向かって前進して上記歯溝と上記帰還路とを非連通状態とする一方、逆方向に後退することにより上記歯溝と上記帰還路とを連通状態とするピストンとからなるピストン弁を設けるとともに、上記インバータからの信号に基づき、上記ピストンの背面側空間部を、起動時には上記歯溝より圧力が低い低圧部に連通させ、起動完了後は上記歯溝よりも圧力が高い高圧部に連通させる圧力切換え流路を設けた構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜4は、本発明の第一実施形態に係るインバータ制御による油冷式スクリュ圧縮機1を示し、圧縮機本体11のケーシング12内には、互いに噛合う雌雄一対のスクリュロータ13、即ち雌ロータ13Fと雄ロータ13Mとが回転可能に収容されている。スクリュロータ13の内の一方、例えば雄ロータ13Mはインバータ14を介して電源15に接続されたモータ16により駆動される。圧縮機本体11の一方には、吸込口17に通じる吸込流路18が接続され、他方には、吐出口19から延びる吐出流路21が接続されている。
【0008】
吐出流路21には油分離回収器22が介在しており、ここでガスと油が分離され、ガスは油分離回収器22の上方から延びる吐出流路19の部分に送り出され、分離された油は油分離回収器22の下部の油溜まり部23に一旦溜められた後、この油溜まり部23から延びる油流路24へと出て行く。この油流路24には、図示しない油クーラが設けられており、油流路24の油はこの油クーラで冷却された後、圧縮機本体11内のガス圧縮空間部、軸受・軸封部等の注油箇所に導かれる。さらに、この注油箇所に導かれた油は、吐出口19から圧縮ガスに随伴して油分離回収器22に向けて吐出され、ここでガスから分離されて回収され、繰返し使用される。
【0009】
圧縮機本体11のケーシング12における雌ロータ13Fの吐出側端面に対向する部分には、ピストン弁31が設けられている。即ち、ケーシング12の上記部分には、柱状空間部32が形成され、この柱状空間部32内には摺動可能にピストン33が嵌挿され、柱状空間部32とピストン33とによりピストン弁31が形成されている。一方、ケーシング12の上記部分から延び、スクリュロータ13が収容されたロータ室とは別空間を形成するように、かつ吸込口17に連通するように帰還路34が形成されている。
そして、この柱状空間部32は、吸込口17および吐出口19のいずれにも連通しない雌ロータ13Fの歯溝35と帰還路34とに開口し、ピストン33が上記吐出側端面に向かって前進し、柱状空間部32の開口部を閉じることにより、歯溝35と帰還路34とを非連通状態とし、ピストン33が逆方向に後退し、上記開口部を開くことにより歯溝35と帰還路34とを連通状態とするようになっている。
【0010】
また、ピストン33の背面側空間部32Aに連通するように圧力切換え流路36が設けられており、この圧力切換え流路36は低圧側流路36Aと高圧側流路36Bとに分岐し、一方の低圧側流路36Aは歯溝35よりも圧力が低い低圧部、例えば吸込口17に連通し、他方の高圧側流路36Bは歯溝35よりも圧力が高い高圧部、例えば吐出口19に連通している。なお、図2および3において、Xは吐出口19に至ることを示している。さらに、圧力切換え流路36は背面側空間部32Aに低圧側流路36A或いは高圧側流路36Bのいずれかを連通させるように切換え可能に設けられており、この第一実施形態では、低圧側流路36Aに低圧側開閉弁37Aを介在させ、高圧側流路36Bに高圧側開閉弁37Bを介在させてある。低圧側開閉弁37Aおよび高圧側開閉弁37Bに代えて、分岐点に流路切換弁を設けてもよい。
【0011】
斯かる構成からなる油冷式スクリュ圧縮機1において、起動時には、図2に示すように、インバータ14からの信号により低圧側開閉弁37Aが開状態(図中白抜き状態で示す。)、高圧側開閉弁37Bが閉状態(図中黒塗り状態で示す。)にされる。これにより、ピストン33の前面側の圧力に比して、背面側の圧力が低くなり、ピストン33は後退して柱状空間部32の開口部を開き、歯溝35と帰還路34とを連通状態とし、歯溝35内のガスを吸込口17に逃がし、部分負荷運転状態にする。即ち、油冷式スクリュ圧縮機1の負荷が軽減され、起動トルクが小さくなり、インバータ14により円滑にモータ16の回転数を上昇させてゆくことができる。
【0012】
その後、モータ16の回転数が定格回転数に達し、起動完了すると、図3に示すように、インバータ14からの信号により低圧側開閉弁37Aが閉状態、高圧側開閉弁37Bが開状態にされる。これにより、ピストン33の前面側の圧力に比して、背面側の圧力が高くなり、ピストン33は前進して柱状空間部32の開口部を閉じ、歯溝35と帰還路34とを非連通状態とし、全負荷運転状態に移行させる。
【0013】
このように、この油冷式スクリュ圧縮機1では、部分負荷運転状態或いは全負荷運転状態に切換えるピストン33を、流体圧、ばね等を利用した伸縮シリンダのような駆動装置によらず、弁による圧力切換えのみで作動させるようになっており、構造が単純になっている。また、雌ロータ13Fと雄ロータ13Mの噛合い部における両ロータの外周形状に合わせて形成され、この両ロータの外周に沿って進退可能に設けられる上述した従来のスライド弁を用いた構造に比して、本実施形態では、スクリュロータ13の端面側におけるケーシング12の部分にピストン弁31を設けているため、加工は非常に簡単となる。
【0014】
なお、低圧側流路36Aが連通する上記低圧部は吸込口17に限定するものでなく、歯溝35よりも低圧の部分であればよく、高圧側流路36Bが連通する上記高圧部についても、吐出口19に限定するものでなく、歯溝35よりも高圧の部分であればよく、例えば油溜まり部23や油流路24であってもよい。
また、上述した第一実施形態では、雌ロータ13F側にピストン弁31が設けられているが、本発明はこれに限定するものでなく、ピストン弁31を雄ロータ13M側に設けてもよく、雌ロータ13F側および雄ロータ13M側の両者に設けてもよく、いずれも本発明に含まれる。
【0015】
さらに、本発明は上記第一実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1を複数段、直列に配置した圧縮機をも含み、図5は、その一例として、本発明の第二実施形態に係る二段形の油冷式スクリュ圧縮機2を示したものである。なお、図5において、上述した第一実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1と互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
この油冷式スクリュ圧縮機2では、圧縮機本体11は、駆動側の各ロータが同軸上に配置され、それぞれモータ16により駆動される第一段スクリュロータ13と第二段スクリュロータ13とを有している。そして、第一段スクリュロータ13の吸込み部は吸込口17に連通し、第一段スクリュロータ13の吐出部と第二段スクリュロータ13の吸込み部とは中間流路41により連通し、第二段スクリュロータ13の吐出部は吐出口19に連通している。
【0016】
第一段スクリュロータ13と第二段スクリュロータ13のそれぞれの吐出側端面には、上記同様、ピストン33を有するピストン弁31およびピストン33を有するピストン弁31が設けられ、ピストン33および33のそれぞれの背面側空間部に連通するように、圧力切換え流路36および36が接続されている。これらの圧力切換え流路36および36のそれぞれは、低圧側流路36A或いは36Aと高圧側流路36B或いは36Bとに分岐し、低圧側流路36A或いは36Aには、低圧側開閉弁37A或いは37Aが設けられ、高圧側流路36B或いは36Bには、高圧側開閉弁37B或いは37Bが設けられている。
【0017】
図5において、低圧側流路36Aが連通する接続先をa、低圧側流路36Aが連通する接続先をb、高圧側流路36Bが連通する接続先をc、高圧側流路36Bが連通する接続先をdで表してあり、例えばaおよびbは吸込口17に連通する部分で、cおよびdは吐出口19に連通する部分である。なお、本発明はこれに限定するものでなく、aはピストン33が嵌挿された柱状空間部が連通するスクリュロータ13の歯溝よりも低圧の部分であればよく、cについてもこの歯溝よりも高圧の部分であればよく、例えば中間流路41であってもよく、油流路24であってもよい。また、bはピストン33が嵌挿された柱状空間部が連通するスクリュロータ13の歯溝よりも低圧の部分であればよく、中間流路41およびこの上流側の部分であればよく、dについてもこの歯溝よりも高圧の部分であればよく、例えば吐出流路21であってもよく、油流路24であってもよい。
【0018】
そして、斯かる構成からなる油冷式スクリュ圧縮機2において、起動時には、インバータ14からの信号により低圧側開閉弁37Aおよび37Aが開状態、高圧側開閉弁37Bおよび37Bが閉状態にされ、起動完了すると、インバータ14からの信号により低圧側開閉弁37Aおよび37Aが閉状態、高圧側開閉弁37Bおよび37Bが開状態にされる。これにより、上記同様に、油冷式スクリュ圧縮機2は、起動時には、部分負荷運転状態で、起動トルクが軽減され、徐々にモータ16の回転数を上げ、起動が完了してから全負荷運転に移行し、モータ16に過大な負荷を描けないようになっている。
【0019】
図6は、冷凍機に適用された本発明の第三実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機3を示し、圧縮機の構造自体は油冷式スクリュ圧縮機2と実質的に同一であり、この油冷式スクリュ圧縮機2と互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
図示するように、圧縮機本体11から油分離回収器22に至り、この上部から延びた油冷式スクリュ圧縮機2の吐出流路21に対応する流路は凝縮器51、膨張弁52および蒸発器53を経て、油冷式スクリュ圧縮機2の吸込流路18に対応する流路となって圧縮機本体11に戻り、周知の冷媒の循環流路Iを形成している。
【0020】
そして、この冷凍機において、その起動時には、上記同様に、インバータ14からの信号により低圧側開閉弁37Aおよび37Aが開状態、高圧側開閉弁37Bおよび37Bが閉状態にされ、起動完了すると、インバータ14からの信号により低圧側開閉弁37Aおよび37Aが閉状態、高圧側開閉弁37Bおよび37Bが開状態にされ、これによりモータ16の過負荷を生じることなく、円滑な起動がなされるようになっている。
なお、上述した各実施形態では、油冷式スクリュ圧縮機について説明したが、本発明はこれに限定するものでなく、オイルフリースクリュ圧縮機をも含み、この場合には、油分離回収器22および油流路24は省かれる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、インバータを介して電源に接続されたモータにより駆動され、互いに噛合う雌雄一対のスクリュロータを備えたスクリュ圧縮機であって、上記スクリュロータの吐出側端面に対向するケーシングの部分に形成され、吸込口および吐出口のいずれにも連通しないスクリュロータの歯溝と上記吸込口に連通する帰還路とに開口し、上記歯溝を上記帰還路に連通させる柱状空間部と、この柱状空間部内に摺動可能に嵌挿され、上記吐出側端面に向かって前進して上記歯溝と上記帰還路とを非連通状態とする一方、逆方向に後退することにより上記歯溝と上記帰還路とを連通状態とするピストンとからなるピストン弁を設けるとともに、上記インバータからの信号に基づき、上記ピストンの背面側空間部を、起動時には上記歯溝より圧力が低い低圧部に連通させ、起動完了後は上記歯溝よりも圧力が高い高圧部に連通させる圧力切換え流路を設けた構成としてある。
【0022】
このため、簡単な構造で、起動トルクの軽減が可能となり、モータの過負荷を生じることなく円滑に起動することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。
【図2】 図1に示す油冷式スクリュ圧縮機における圧縮機本体の起動時における断面図である。
【図3】 図1に示す油冷式スクリュ圧縮機における圧縮機本体の起動完了後の断面図である。
【図4】 図2のIV−IV線断面図である。
【図5】 本発明の第二実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。
【図6】 本発明の第三実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機を適用した冷凍機の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 油冷式スクリュ圧縮機 11 圧縮機本体
12 ケーシング 13 スクリュロータ
14 インバータ 16 モータ
17 吸込口 19 吐出口
31 ピストン弁 32 柱状空間部
32A 背面側空間部 33 ピストン
34 帰還路 35 歯溝
36 圧力切換え流路 36A 低圧側流路
36B 高圧側流路 37A 低圧側開閉弁
37B 高圧側開閉弁

Claims (1)

  1. インバータを介して電源に接続されたモータにより駆動され、互いに噛合う雌雄一対のスクリュロータを備えたスクリュ圧縮機であって、
    上記スクリュロータの吐出側端面に対向するケーシングの部分に形成され、吸込口および吐出口のいずれにも連通しないスクリュロータの歯溝と上記吸込口に連通する帰還路とに開口し、上記歯溝を上記帰還路に連通させる柱状空間部と、この柱状空間部内に摺動可能に嵌挿され、上記吐出側端面に向かって前進して上記歯溝と上記帰還路とを非連通状態とする一方、逆方向に後退することにより上記歯溝と上記帰還路とを連通状態とするピストンとからなるピストン弁を設けるとともに、
    上記インバータからの信号に基づき、上記ピストンの背面側空間部を、起動時には上記歯溝より圧力が低い低圧部に連通させ、起動完了後は上記歯溝よりも圧力が高い高圧部に連通させる圧力切換え流路を設けたことを特徴とするスクリュ圧縮機。
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