JP2009023845A - 接着テープ用収納ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ロール状の接着テープTが円筒部101に回転可能に装着され、着脱可能な蓋110を有する略拳銃形状のケース本体100と;ケース本体100の引き金部位に設けられ、ケース本体100に形成された長孔102を通して外部に突出する引き金220を引くことにより、これに応動して回転するドラム250により接着テープTを引出し口120を通して外部に引き出す引出し手段と;ケース本体100の銃身部位に設けられ、ケース本体100の銃身の上面に摺動可能に設けられている操作摘み310を後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタ340により、引出し手段により引き出された接着テープTを切断するカッティング手段とからなる構成とする。
【選択図】 図9
Description
ロール状の接着テープTをケース本体100の収納部位に挿着する際には、先ず、ケース本体100から蓋110を取り外した後、ロール状の接着テープTの先端を少し引き剥がした状態で、図1及び図2に示すように、このロール状の接着テープTをケース本体100の収納部位の円筒部101に嵌合する。このとき、引き剥がした接着テープTの先端部分は、次のように挿入される。すなわち、ガイド棒105を経て、ドラム250と引出しローラ243と複数の補助ローラ273との外周面にその接着面が各々接着された状態であり、先端が引出し口120の外部に突出するように挿入する。
接着テープTを引き出す際には、図3に示すように、ケース本体100の長孔102を通って外部に突出する引き金220を人差し指で引くと、引き金220は、第2トーションスプリング230の弾力に抗して、第1回転軸210を中点にして反時計方向に回動する。このとき、この引き金220にピン結合されているプッシュ鎹223が上記ドラム250のラチェット251に係合しているため、上記引き金220の回動に応動して上記ドラム250が反時計方向に回転する。
上記引出し手段により所望の長さだけ引き出された接着テープTを切断する際には、図8及び図9に示すように、親指でケース本体100の銃身の上面に設けられている操作摘み310を後方に移動させる。この操作摘み310の1対の垂下突起311の間にカム320の垂直突起が係合されているため、上記カム320がピン105を中点にして時計方向に回動する。これにより、上記カム320の1対の水平突起が第4トーションスプリング336の弾力に抗してレバー330の基端部を押し上げることになり、これにより、レバー330が軸突起335を中点にして反時計方向に回動し、これに伴いレバー330の先端に固定されたカッタ340が下降する。このとき、上記レバー330の長孔334内に装着された第5トーションスプリング332により押圧板350が上記カッタ340と共に下降する。
100…ケース本体
110…蓋
120…引出し口
130…押圧部
210…第1回転軸
220…引き金
221…円筒状端部
222…第1トーションスプリング
223…プッシュ鎹
230…第2トーションスプリング
240…保持部
241…円弧板
242…保持板
243…引出しローラ
244…第3トーションスプリング
245…逆止鎹
250…ドラム
251…ラチェット
252…ベルト溝
260…ベルト
270…案内部
271…第2回転軸
272…間隙維持板
273…補助ローラ
310…操作摘み
320…カム
330…レバー
332…第4トーションスプリング
336…第5トーションスプリング
340…カッタ
350…押圧板
Claims (7)
- ロール状の接着テープが円筒部に回転可能に装着され、着脱可能な蓋を有する略拳銃形状のケース本体と、
上記ケース本体の引き金部位に設けられ、上記ケース本体に形成された長孔を通して外部に突出する引き金を引くと、これに応動して回転するドラムにより上記接着テープを引出し口を通って外部に引き出す引出し手段と、
上記ケース本体の銃身部位に設けられ、上記ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられた操作摘みを後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタにより、上記引出し手段により引き出された接着テープを切断するカッティング手段とにより構成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。 - 請求項1に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記引出し手段は、
上記ケース本体の両側面に軸支される第1回転軸と、
上記第1回転軸に回動可能に軸設される円筒状端部が一体に形成されるとともに、略中央部位にピン結合され、且つ第1トーションスプリングにより下向けに付勢されるプッシュ鎹を有する引き金と、
上記引き金の円筒状端部の一端に装着されて上記引き金を所定位置に付勢する第2トーションスプリングと、
上記引き金の円筒状端部の他端が軸支される軸支孔が形成された円弧板と、この円弧板と一体に形成されるとともに両端部に上記ケース本体に形成された1対の凹溝に係止される係止片が各々形成された保持板とからなり、さらに上記円弧板に設けられたピンに回転可能に軸設される引出しローラと、上記保持板の略中央部位にピン結合され、第3トーションスプリングにより上向けに付勢される逆止鎹とを有する保持部と、
上記第1回転軸の両端部に各々軸設され、内周面には上記プッシュ鎹と逆止鎹とが各々係合されるラチェットが形成され、外周面にはベルトが巻装されるベルト溝が形成された有底筒状の1対のドラムと、
上記ベルトにより上記ドラムと連結される第2回転軸と、この第2回転軸と上記ドラムとの間の間隙を維持する1対の間隙維持板と、上記第2回転軸に軸設される複数の補助ローラとからなり、上記複数の補助ローラが上記第2回転軸と共に回転して上記接着テープを上記引出し口へ案内する案内部と、で構成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。 - 請求項2に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記保持板の後方の端部には、接着テープの引出し時、上記接着テープの接着面が上記保持板の後方の端部に付かないように鋸歯状の突起を一体に形成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。
- 請求項2に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記補助ローラは、上記接着テープの接着面との接触面積を最小化するために、その外周面をギヤ形状に形成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。
- 請求項1に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記カッティング手段は、
上記ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられ、裏面に1対の垂下突起が形成された操作摘みと、
上記ケース本体の側壁に設けられたピンに回動可能に軸設され、上記操作摘みの摺動に応動して上記ピンを支点にして回動するカムと、
先端に1対の突起が設けられ、長手方向に沿って第4トーションスプリングが装着されるスリットと長孔とが形成され、両側面に1対の軸突起が設けられ、基端部が第5トーションスプリングにより下方に付勢され、上記カムの回動に応動して上記1対の軸突起を支点にして回動するレバーと、
上端部に上記レバーの1対の突起が貫通する1対の貫通穴と上記第5トーションスプリングが通過するV溝とが形成され、上記レバーの先端に固定されて昇降するカッタと、
一側面に上記レバーの1対の突起を案内する1対の案内溝と上記第5トーションスプリングの先端が係止される係止穴とが形成され、上記カッタと共に下降して、引き出された接着テープを押圧して挟持する押圧板と、で構成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。 - 請求項1に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記ケース本体の銃身の先端には、上記カッティング手段により切断された接着テープを押圧して被接着面に貼り付けるための断面半円状の押圧部を形成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。
- ロール状の接着テープを回転可能に収納するとともにテープ引出し口を有するケース本体と、
前記接着テープに沿うように配した回転ドラムと、
この回転ドラムを回転させる引き金と、
引き出される接着テープに対して接近する方向と離反する方向とに往復移動が可能なカッタと、
このカッタを移動させる操作部材とからなり、
引き金を引いて回転ドラムを回転させることにより接着テープをテープ引出し口から引出し、引出した接着テープを操作部材を介してカッタを移動させることにより切断することを特徴とする接着テープ用収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254894A JP2009023845A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 接着テープ用収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008254894A JP2009023845A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 接着テープ用収納ケース |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16766299A Division JP2000001254A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 接着テ―プ用収納ケ―ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009023845A true JP2009023845A (ja) | 2009-02-05 |
Family
ID=40396011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008254894A Pending JP2009023845A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 接着テープ用収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009023845A (ja) |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008254894A patent/JP2009023845A/ja active Pending
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