JP2009023774A - エレベータシステム - Google Patents

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宜之 岩本
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Abstract

【課題】カウンターウエイトの形状及び昇降路内の用品配置についての自由度を損なうことなく、乗りかご或いはカウンターウエイトの昇降行程を確保することができるエレベータシステムを提供することができる。
【解決手段】昇降路7内を昇降する乗りかご2と、乗りかご2に一端を連結するワイヤーロープ3と、ワイヤーロープ3の他端に連結され、乗りかご2の昇降に伴って昇降するカウンターウエイト4と、ワイヤーロープ3を送り動作させて乗りかご2及びカウンターウエイト4を昇降させる巻上機5と、ワイヤーロープ3を巻き取り、或いは伸長させるワイヤーロープ調整機構6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗りかご、カウンターウエイトの昇降行程を簡易かつ確実に確保することのできるエレベータシステムに関する。
一般的に、ワイヤーロープトラクション式のエレベータにおいては、ワイヤーロープの両端には乗りかご及びカウンターウエイトが連結されている。そして巻上機が駆動されることにより、ワイヤーロープを介して乗りかごとカウンターウエイトとが昇降路内を互いに相反する方向に昇降するようにされている。
カウンターウエイトは、乗りかごの重量に釣り合うようにその重量が決められるため、乗りかごの重量が増加した場合には、その重量増に対応してカウンターウエイトの重量も増やす必要がある。一般的に昇降路内の体積等から、乗りかごに比してカウンターウエイトの水平方向の投影面積は狭くならざるを得ない。ここで、「水平方向の投影面積」とは、昇降路の上から下に向けて光を当てたときにできる乗りかご或いはカウンターウエイトの影の面積をいう。
従って、その投影面積を大きくしないようにカウンターウエイトの重量を増やすには、カウンターウエイトを垂直方向に、すなわち、カウンターウエイトが昇降する方向に大型化するしかない。このようにカウンターウエイトが大型化すると、カウンターウエイトの昇降行程を確保するために、例えば、ピットを深くしたり、或いは昇降路の全高を高くする必要がある。さらに、カウンターウエイトの大型化に伴ってその形状を変更した場合には、昇降路内に設けられる用品の配置も変更しなければならない。
また、以下に示す特許文献1では、次のような発明が開示されている。すなわち、乗りかご又は釣り合い重りの枠体の上部に案内子を設け、この案内子を介して吊りロープ(以下、「ワイヤーロープ」に統一して表わす。)を垂直方向から横方向へと転向した状態に配置して枠体に固定したエレベータ装置である。この発明によれば、昇降路全高が必要寸法に対して不足しているときでも、昇降路に対して大きな変更処置を取ることなく、釣り合い重り等の昇降行程の確保が可能であるとされる。
特開2002−276966号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明によればカウンターウエイト上部に設けられる吊り金具がワイヤーロープを案内するシーブに巻き込まれないように確保する寸法以上にワイヤーロープの長さを調整する必要が出てきた場合の調整にまでは考慮されていない。すなわち、カウンターウエイトの大型化、形状変更によっては対応できないことも考えられ、また、そうなると昇降路内の用品の配置も再考しなければならない。従って、この場合は有効な昇降行程の確保を図ることはできない。
また、特許文献1に開示された発明におけるカウンターウエイトには、カウンターウエイトの下に設けられている緩衝器との衝突を避けるために、カウンターウエイトが最下部の位置に停止した状態で緩衝器をその内側に嵌入するための凹みが設けられている。しかし、このような凹みを設けるとなると特にカウンターウエイトの重量の増加にあたってカウンターウエイトの形状に関して無用な制限がかかることになり、カウンターウエイトの形状の自由度を損なうことになる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、カウンターウエイトの形状及び昇降路内の用品配置についての自由度を損なうことなく、乗りかご或いはカウンターウエイトの昇降行程を確保することができるエレベータシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、エレベータシステムにおいて、昇降路内を昇降する乗りかごと、乗りかごに一端を連結するワイヤーロープと、ワイヤーロープの他端に連結され、乗りかごの昇降に伴って昇降するカウンターウエイトと、ワイヤーロープを送り動作させて乗りかご及びカウンターウエイトを昇降させる巻上機と、ワイヤーロープを巻き取り、或いは伸長させるワイヤーロープ調整機構とを備える。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、エレベータシステムにおいて、昇降路内を昇降する乗りかごと、乗りかごに一端を連結するワイヤーロープと、ワイヤーロープの他端に連結され、乗りかごの昇降に伴って昇降するカウンターウエイトと、ワイヤーロープを送り動作させて乗りかご及びカウンターウエイトを昇降させる巻上機と、カウンターウエイトと巻上機との間に設けられワイヤーロープが掛かるそらせシーブの位置をカウンターウエイトの昇降方向に移動させる高さ調整装置とを備える。
本発明によれば、カウンターウエイトの形状及び昇降路内の用品配置についての自由度を損なうことなく、乗りかご或いはカウンターウエイトの昇降行程を確保することができるエレベータシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、エレベータシステム1、中でも特にワイヤーロープトラクション式のエレベータの構成を示す全体図である。このエレベータシステム1は、昇降路内を昇降する乗りかご2と、この乗りかご2に一端を連結するワイヤーロープ3と、ワイヤーロープ3の他端に連結され、乗りかご2の昇降に伴って昇降するカウンターウエイト4と、ワイヤーロープ3を送り動作させて乗りかご2及びカウンターウエイト4を昇降させる巻上機5と、ワイヤーロープ3を巻き取り、或いは伸長させるワイヤーロープ調整機構6とを備える。巻上機5がワイヤーロープ3を巻き上げたり降ろしたりすることによって、乗りかご2とカウンターウエイト4とがレールRに沿って昇降路7内を互いに相反する方向に昇降する。
昇降路7には、乗りかご2とカウンターウエイト4との昇降行程及び乗りかご2の安全を確保するとともに、緩衝器8等の安全装置を納めるピット9が設けられている。
本発明の実施の形態においては、乗りかご2及びカウンターウエイト4の下部にコンペンロープ10が連結されており、ワイヤーロープ3の重量を調整し、乗りかご2側とカウンターウエイト4側との重量バランスを取っている。
乗りかご2には着床スイッチ2aが設けられており、乗りかご2はこの着床スイッチ2aによって検出された各階床Hの適切な位置に止まる。この着床スイッチ2aは乗りかご2が現在どの位置にあるかを検出しており、乗りかご2の位置情報は乗りかご2の下部に連結されたテールコード2bを介して制御手段11へと伝えられる。また、乗りかご2への電源供給や信号の交信は、例えば制御手段11からこのテールコード2bを介して行われる。
制御手段11は、図1に示すエレベータシステム1においては、機械室12内に設けられている。制御手段11は、さらに巻上機5の制御も行っている。本発明の実施の形態におけるエレベータシステム1においては、機械室12が設けられているが、巻上機5や制御手段11を昇降路7内、或いは階床Hに設置することにより、機械室12を不要とすることができる。以下、本発明の第1の実施の形態で説明する内容は、機械室12が設けられていないエレベータシステムにおいても適用することが可能である。
機械室12内には、カウンターウエイト4と巻上機5との間に設けられワイヤーロープ3が掛かるそらせシーブ13が設けられている。なお、このそらせシーブ13は、エレベータシステムによっては設けられていなくても良い。
カウンターウエイト4の上部には、ワイヤーロープ調整機構6が設けられている。このワイヤーロープ調整機構6は、乗りかご2が最上階、或いは最下階に止まったときにカウンターウエイト4が緩衝器8や昇降路7の上部に衝突することを防止して昇降路7内において乗りかご2やカウンターウエイト4の昇降行程を確保するために設けられるものである。なお、以下、ワイヤーロープ調整機構6はカウンターウエイト4の上部に設けられてた例を挙げて説明を行うが、ワイヤーロープ調整機構6は乗りかご2の上部に設けられていても同様の働きを行うことができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるカウンターウエイト4及びワイヤーロープ調整機構6aを拡大して示す部分拡大図である。カウンターウエイト4は、レールR,Rに挟まれるように設置されており、昇降路7内をこのレールR,Rに沿って昇降する。カウンターウエイト4の上部には、ワイヤーロープ調整機構6が設けられ、このワイヤーロープ調整機構6aを介してワイヤーロープ3の一端がカウンターウエイト4に連結される。
ワイヤーロープ調整機構6aは、ワイヤーロープ3を巻き付けるリール16aと、カウンターウエイト4を案内するレールRと接触し、カウンターウエイト4が昇降するに伴って回転するローラ16bと、ローラ16bの回転をリール16aに伝達する回転装置16cとから構成される。
ローラ16bはレールRと接触して得た回転を例えば、複数の組み合わせたギアを介して回転装置16cに伝える。ローラ16bが回転装置16cに駆動を伝達する方法は、ギアの他、どのような方法であっても良い。このようにワイヤーロープ調整機構6bの昇降に伴うローラ16bの回転をワイヤーロープ3の伸長を調整する駆動力として用いることによって、特にモータ等の駆動力を別途設ける必要はない。
また、ローラ16bはレールRに常に接触するようにしても良い。或いは、レールRへの接触、非接触を自由に行うことを可能として、例えば、通常の昇降ではローラ16bはレールRに対して非接触の状態にしておき、カウンターウエイト4が昇降路7内の上方、或いは下方の予め設定される所定の位置を越えたときにローラ16bがレールRに接触するようにしても良い。
乗りかご2が上昇する場合、すなわち、カウンターウエイト4が下降する場合には、レールRに接触するローラ16bがカウンターウエイト4の下降に伴って回転する。この回転によって回転装置16cも回転し、リール16aがワイヤーロープ3を巻き取る。つまり、カウンターウエイト4は下降しつつもワイヤーロープ調整機構6によってワイヤーロープ3が巻き取られることになる。従って、例えば、乗りかご2の重量増に伴ってカウンターウエイト4の形状が大きくなった場合であって、乗りかご2が最上階に着床した場合であっても、ピット9内の緩衝器8に衝突することを避けることができる。
一方、乗りかご2が下降する場合、すなわち、カウンターウエイト4が上昇する場合には、レールRに接触するローラ16bが回転し、この回転によって回転装置16cも回転し、リール16aがワイヤーロープ3を伸ばす。つまり、カウンターウエイト4は上昇しつつもワイヤーロープ調整機構6によってワイヤーロープ3が伸ばされることになる。従って、乗りかご2の重量増に伴ってカウンターウエイト4の形状が大きくなった場合であって、乗りかご2が最下階に着床した場合であっても、ピット9内の最上部(図1に示すエレベータシステム1においては機械室12)に衝突することを避けることができる。
(第1の変形例)
図3は、ワイヤーロープ調整機構6の第1の変形例を示す部分拡大図である。第1の変形例におけるワイヤーロープ調整機構6bは、ワイヤーロープ3を巻き付けるリール26aと、カウンターウエイト4を案内するレールRに設けられた突起26bと、突起26bに接触しカウンターウエイト4が昇降するに伴って一定角度回転する掛かり機構26cと、掛かり機構26cの回転をリール26aに伝達する回転装置26dとから構成される。
突起26bはレールRに固定されるように設けられ、この突起26bには掛かり機構26cの凸部26caが接触する。凸部26caが突起26bに接触すると、突起26bに押されて凸部26ca、つまり掛かり機構26cが予め定められた一定の角度回転する。この回転が回転装置26dを介してリール26aに伝わりワイヤーロープ3を巻き取ったり、伸ばしたりする。掛かり機構26cには付勢部材が組み込まれており、ワイヤーロープ調整機構6bの昇降に伴って突起26bへの凸部26caの接触が終了すると、凸部26caは予め定められた位置に戻る。そして次の突起26bとの接触によって、上述した動きを繰り返す。
突起26bは、昇降路7の任意に定めることができる所定の位置から上方、或いは下方にそれぞれ複数設けられる。また、このような位置に設けることで、カウンターウエイト4が緩衝器8或いは昇降路7の上部に衝突することを避けることができる。このようにワイヤーロープ調整機構6cの昇降に伴う掛かり機構26cの回転をワイヤーロープ3の伸長を調整する駆動力として用いることによって、特にモータ等の駆動力を別途設ける必要はない。
(第2の変形例)
図4は、ワイヤーロープ調整機構6の第2の変形例を示す部分拡大図である。第2の変形例におけるワイヤーロープ調整機構6cは、ワイヤーロープ3を巻き付けるリール36aと、乗りかご2の昇降路7内での位置を検出する着床スイッチ2aから送信される乗りかご2の位置情報を受信する受信手段36bと、受信手段36bが受信した位置情報に基づいてリール36aを回転させる回転装置36cとを備える。
着床スイッチ2aによって検出された乗りかご2の位置情報は、上述したように乗りかご2の下部に連結されたテールコード2bを介して制御手段11へと伝えられる。制御手段11が受信した乗りかご2の位置情報は、無線、或いは有線(テールコード2b)でワイヤーロープ調整機構6cに設けられた受信手段36bへと送信される。この位置情報からカウンターウエイト4の位置も把握することができるため、この位置情報を基に回転装置36cを回転させてワイヤーロープ3をリール36aに巻き取ったり、リール36aから伸ばしたりする。この第2の変形例においては、回転装置36cはモータを用いて回転させており、バッテリ36dによって駆動する。或いは受信手段36bが位置情報を受信するとともに、ワイヤレスで電力供給を受けることによって回転装置36cを駆動する構成とすることも可能である。
乗りかご2の位置情報を基にワイヤーロープ3の伸長の調整を行うことによって、カウンターウエイト4が緩衝器8或いは昇降路7の上部に衝突することを避けることができる。
このように、カウンターウエイトの上部にワイヤーロープ調整機構を設けてワイヤーロープの伸長を調整可能とすることによって、乗りかごの重量の増減に合わせてカウンターウエイトの重量を調整した場合であってもカウンターウエイトが昇降路の上方、或いは下方に衝突することを避けることができるとともに、カウンターウエイトの形状及び昇降路内の用品配置についての自由度を損なうことなく、乗りかご或いはカウンターウエイトの昇降行程を確保することができるエレベータシステムを提供することができる。
なお、これまではカウンターウエイト4の上部にワイヤーロープ調整機構6を設けた例を挙げて説明を行ったが、乗りかご2の上部にワイヤーロープ調整機構6を設けても同様の効果を奏する。特にこのような構成とすることで、さらにカウンターウエイトの形状の自由度が増すことになる。
また、上述した第1の実施の形態で説明した本発明は、いわゆる「2to1(2:1)」或いは「1to1(1:1)」と呼ばれるいずれのエレベータシステムにおいても適用可能である。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るエレベータシステム40における機械室12付近を示す部分拡大図である。カウンターウエイト4と図示しない乗りかご2はワイヤーロープ3によってそれぞれ連結され、このワイヤーロープ3は機械室12内に設置される巻上機5及びそらせシーブ13に掛けられている。
第2の実施の形態においては、カウンターウエイト4の昇降路7内での昇降行程を確保するために、そらせシーブ13を高さ調整装置41によってカウンターウエイト4の昇降方向に移動させカウンターウエイト4の高さを調整する。
例えば、乗りかご2が最上階に着床した場合には、高さ調整装置41によって図5に示す矢印上向きにそらせシーブ13を移動させる。ワイヤーロープ3の長さは一定であることから、そらせシーブ13の位置を変更することによって変更された高さ分カウンターウエイト4を上方に引き上げることができる。一方、乗りかご2が最下階に着床した場合には、図5に示す矢印下向きにそらせシーブ13を移動させる。このことにより、そらせシーブ13の位置を下げることによって変更された高さ分カウンターウエイト4を下方に降ろすことができ、カウンターウエイト4が昇降路7の上部に衝突すること避けることができる。
このように、ワイヤーロープが掛かるそらせシーブを高さ調整装置を用いてその高さを調整することによって、乗りかごの重量の増減に合わせてカウンターウエイトの重量を調整した場合であってもカウンターウエイトが昇降路の上方、或いは下方に衝突することを避けることができるとともに、カウンターウエイトの形状及び昇降路内の用品配置についての自由度を損なうことなく、乗りかご或いはカウンターウエイトの昇降行程を確保することができるエレベータシステムを提供することができる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、本発明の実施の形態を説明する際に使用したエレベータシステム1においては、図1に示すように乗りかご2の後ろにカウンターウエイト4が設けられているタイプであるが、乗りかご2とカウンターウエイト4との位置関係はこのタイプに限られず、例えば、乗りかご2の横においてカウンターウエイト4が昇降するタイプであっても構わない。また、コンペンロープの調整機構をコンペンロープが連結される部分に設けてその伸長を行わせることによって、調整機構をコンペンロープの位置を安定させるために使用することも可能である。
さらに、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態に係るエレベータシステムの全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るエレベータシステムにおいて、カウンターウエイト及びワイヤーロープ調整機構を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係るエレベータシステムにおいて、カウンターウエイト及びワイヤーロープ調整機構を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るエレベータシステムにおいて、カウンターウエイト及びワイヤーロープ調整機構を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるエレベータシステムにおける機械室付近を示す部分拡大図である。
符号の説明
1 エレベータシステム
2 乗りかご
3 ワイヤーロープ
4 カウンターウエイト
5 巻上機
6〜6c ワイヤーロープ調整機構
7 昇降路
8 緩衝器
9 ピット
10 コンペンロープ
11 制御手段
12 機械室
13 そらせシーブ
R レール

Claims (7)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごと、
    前記乗りかごに一端を連結するワイヤーロープと、
    前記ワイヤーロープの他端に連結され、前記乗りかごの昇降に伴って昇降するカウンターウエイトと、
    前記ワイヤーロープを送り動作させて前記乗りかご及び前記カウンターウエイトを昇降させる巻上機と、
    前記ワイヤーロープを巻き取り、或いは伸長させるワイヤーロープ調整機構と、
    を備えることを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記ワイヤーロープ調整機構は、
    前記ワイヤーロープを巻き付けるリールと、前記乗りかご、前記カウンターウエイトを案内するレールと接触し、前記乗りかご或いは前記カウンターウエイトが昇降するに伴って回転するローラと、前記ローラの回転を前記リールに伝達する回転装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記ワイヤーロープ調整機構は、
    前記ワイヤーロープを巻き付けるリールと、前記乗りかご、前記カウンターウエイトを案内するレールに設けられた突起と、前記突起に接触し前記乗りかご或いは前記カウンターウエイトが昇降するに伴って一定角度回転する掛かり機構と、前記掛かり機構の回転を前記リールに伝達する回転装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  4. 前記ワイヤーロープ調整機構は、
    前記ワイヤーロープを巻き付けるリールと、前記乗りかごの昇降路内での位置を検出する着床スイッチから送信される前記乗りかごの位置情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記位置情報に基づいて前記リールを回転させる回転装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  5. 前記ワイヤーロープ調整機構は、前記カウンターウエイト若しくは前記乗りかごに設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータシステム。
  6. 前記ワイヤーロープ調整機構は、前記カウンターウエイトと前記乗りかごを連結するコンペンロープの取付部に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のエレベータシステム。
  7. 昇降路内を昇降する乗りかごと、
    前記乗りかごに一端を連結するワイヤーロープと、
    前記ワイヤーロープの他端に連結され、前記乗りかごの昇降に伴って昇降するカウンターウエイトと、
    前記ワイヤーロープを送り動作させて前記乗りかご及び前記カウンターウエイトを昇降させる巻上機と、
    前記カウンターウエイトと前記巻上機との間に設けられ前記ワイヤーロープが掛かるそらせシーブの位置を前記カウンターウエイトの昇降方向に移動させる高さ調整装置と、
    を備えることを特徴とするエレベータシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019077525A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのピット内作業安全装置

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