JP2009023745A - ローラ経路の隙間調整装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ローラ14と該ローラ14に対向する経路部材22との間に形成されるローラ経路の隙間調整装置であって、前記ローラのローラ軸18を軸支する軸受部31と、該軸受部31を一体に保持するホルダ部32と、前記ホルダ32部に設けられ、前記ローラ14が回転した際の平常時は前記ローラ軸18及び前記ローラ14を一定位置に保持し、前記ローラ14に設定負荷以上の負荷が加わったときに前記ローラ軸及び前記ローラの移動を可能にする移動可能手段33とを備える。
【選択図】図4
Description
これにより、ローラ経路内に例えば予想を超えるような多数枚の被送り材が給送された場合に、一時的にローラ経路の隙間が平常時よりも大きくなることができるので、被送り材の詰まりを防止でき、ローラと経路部材に過大な負荷を加えて給送動作を停止させたり、周辺各部位に不具合を生じさせる問題を無くすことができる。また、前記移動可能手段がローラ及びローラ軸を保持しているホルダ部に一体に設けることができるので、部品点数の増加を招かず、装置の小型軽量化にも寄与する。
本態様によれば、当該移動可能手段を極めて簡単な構造によって構成でき、しかも部品点数の増加を招かず、装置の小型軽量化にも寄与することができる。
ここで、前記押圧部材は一端がローラ軸に作用し、他端がホルダ部に係止されている捩りコイルバネによって構成するのがよい。捩りコイルバネの線径や作用長あるいは材質等を適宜可変することによってバネ定数を調整し、設定負荷以上の負荷が加わった時にローラ軸とローラの移動を可能にするように構成することができる。
本態様によれば、ローラ経路部を備える記録装置において、前記各態様の作用効果を得ることができる。
次に、このようにして構成されるインクジェットプリンタ100の給送用ローラ14と経路部材22との間に一例として適用される本発明のローラ経路の隙間調整装置1について図面に基づいて具体的に説明する。
ローラ経路45の上下面に負荷Fがかかっていない無負荷の状態と、設定負荷Qに満たない低負荷がかかっている平常時の状態では、図7に示すように、ローラ経路45の隙間tはほとんど変化せず、上述した0.3mm程度の大きさを保っている。すなわち、ローラ軸18と給送用ローラ14の位置は当初の一定位置のままである。また、この状態では図5に示すように、カバー部39に設けられている変形容易部としての細幅部42は、撓み変形することなく、スリット41もそのまま開口寸法を維持している。そして、ローラ経路45内に進入した最上位の用紙Pは、ローラ経路45を通り、経路作用面44によって案内されて下流位置の搬送用ローラ19に向かって導かれる。
ローラ経路45の上下面に設定負荷Q以上の高負荷が加わっている高負荷時の状態では、図7に示すように、ローラ経路45の隙間tは急激に大きくなってローラ経路45の隙間tを広げ、ローラ経路45の入り口部において生ずる用紙Pの紙詰まり等を防止する。また、この状態では図6に示すように、カバー部39に設けられている変形容易部としての細幅部42は、撓み変形する。そして、スリット41の開口寸法も幾分狭くなり、ローラ軸18と給送用ローラ14の位置を上方に移動させる。そして、前記(1)平常時の場合と同様、ローラ経路45内に進入した最上位の用紙Pは、ローラ経路45を通り、経路作用面44によって案内されて下流位置の搬送用ローラ19に向かって導かれる。
本願発明に係るローラ経路の隙間調整装置及び該ローラ経路の隙間調整装置を備えた記録装置100は以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
図8はスリットないし細幅部の構成を異ならせた他の種々の実施例を示す側断面図、図9はスリット内に弾性突起片を設けた他の種々の実施例を示す側断面図である。
図10は移動可能手段として押圧部材を適用した他の実施例を示す側断面図である。この実施例は、前記移動可能手段33は、軸受部31に軸受ポジション(図10に示したローラ軸18の位置)から変位可能に軸支されている状態のローラ軸18を前記軸受ポジションに向けて押圧部材50で押圧する構成である。
図11は経路部材側に移動可能手段を設けた他の実施例を示す側断面図である。この実施例は、給送用ローラ14が回転した際の平常時は前記経路部材22を一定位置に保持し、該経路部材22の設定負荷以上の負荷が加わったときには当該経路部材22自体を移動可能にする移動可能手段53を備えているものである。
この他、本発明のローラ経路の隙間調整装置は、給送用ローラ14と、給送用ローラ14の下方に設けられる経路部材22との間に形成されるローラ経路45に限らず、駆動ローラであるか従動ローラであるかを問わず、種々のローラ14と種々の経路部材22との間、あるいは一対のローラ14、14間(この場合は一方のローラ14が経路部材として位置付けられる)に形成される種々のローラ経路45に対して適用可能である。
Claims (7)
- ローラと該ローラに対向する経路部材との間に形成されるローラ経路の隙間調整装置であって、
前記ローラのローラ軸を軸支する軸受部と、
該軸受部を一体に保持するホルダ部と、
前記ホルダ部に設けられ、前記ローラが回転した際の平常時は前記ローラ軸及び前記ローラを一定位置に保持し、前記ローラに設定負荷以上の負荷が加わったときに前記ローラ軸及び前記ローラの移動を可能にする移動可能手段と、を備えることを特徴とするローラ経路の隙間調整装置。 - 請求項1に記載のローラ経路の隙間調整装置において、
前記移動可能手段は、前記ホルダ部に設けられるスリットによって構成されていることを特徴とするローラ経路の隙間調整装置。 - 請求項2に記載のローラ経路の隙間調整装置において、
前記移動可能手段は、前記スリットによって前記ホルダ部に形成された変形容易部を備えることを特徴とするローラ経路の隙間調整装置。 - 請求項1に記載のローラ経路の隙間調整装置において、
前記移動可能手段は、前記軸受部に軸受ポジションから変位可能に軸支されている状態の前記ローラ軸を前記軸受ポジションに向けて押圧部材で押圧する構成であることを特徴とするローラ経路の隙間調整装置。 - ローラと該ローラに対向する経路部材との間に形成されるローラ経路の隙間調整装置であって、
前記ローラが回転した際の平常時は前記経路部材を一定位置に保持し、該経路部材の設定負荷以上の負荷が加わったときには当該経路部材自体を移動可能にする移動可能手段を備えていることを特徴とするローラ経路の隙間調整装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のローラ経路の隙間調整装置において、
前記ローラは、被記録材の一面に当接して被記録材を給送する給送用ローラであり、
前記経路部材は、前記給送用ローラに対して一定の隙間を隔てて対向配置され、前記被記録材の他面を支持して該被記録材の給送を案内する部材であることを特徴とするローラ経路の隙間調整装置。 - ローラと該ローラに対向する経路部材との間に形成されるローラ経路を備える給送装置と、前記給送装置から給送される被記録材に記録を実行する記録実行手段と、を備える記録装置であって、
前記給送装置は請求項1〜6のいずれか1項に記載のローラ経路の隙間調整装置を備えることを特徴とする記録装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5136577Y1 (ja) * | 1970-11-20 | 1976-09-08 |
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2007
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