JP2009018854A - 物品添設用包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】景品その他の小物品を収納する袋体であって、ボトル容器や缶容器等の容器に簡便に添設可能とした物品添設用包装体を提供する。
【解決手段】容器の首部に外挿保持される挿入孔4を開設した保持シート部5と、該保持シート部の基端から延びる表裏フィルム8、9により形成された袋部6とから構成され、製造後の状態で、袋部6を保持シート部5に折返し状に重ね合わせ、両側縁をサイドシール19、19されている。袋部6と保持シート部5の重ね合わせ面の相互には溶着阻止手段18が設けられており、使用時には袋部6を保持シート部5から離反し傾動することができる。保持シート部5に対する袋部6の折返し部分には折曲癖を付与された折曲部13が設けられており、該折曲癖により袋部6を保持シート部5に対して復動方向Rに付勢する。
【選択図】図1

Description

本発明は、景品その他の小物品を収納する袋体であって、ボトル容器や缶容器等の容器に簡便に添設可能とした物品添設用包装体に関する。
近年、缶容器やボトル容器等の容器に入れられた清涼飲料、炭酸飲料或いはアルコール飲料等の飲料品の販売促進のため、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において、該容器に景品を添設した状態で展示販売を行うことが望まれている。例えば、特許文献1に示されるような吊下包装体が提案されており、該包装体は、ヘッダー部に設けた吊下手段をボトル容器の首部に挿入装着し、景品を収容する袋部を吊下支持するように構成している。
特開2005−297991号公報
しかしながら、特許文献1のような吊下包装体は、景品をボトル容器の首部に吊下支持するタイプであるので、景品を収容した袋部がぶらぶらと揺動して不安定であり、安定した展示効果を期待できない。また、包装体は、ヘッダー部から袋部を延設することにより全体として長く延びるシート形態に構成されているので、運搬・保管等のために多数の包装体を積層状態で梱包する際に広い梱包面積を必要とし、嵩張るという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、使用前はコンパクトであって広い梱包面積を必要とせず運搬・保管に便利であり、使用時には、展開するだけで容器に簡便に添設可能であり、しかも、景品を収納した袋部を安定状態で展示できるようにした物品添設用包装体を提供する。
そこで、本発明が上記課題の解決手段として構成したところは、容器の首部に外挿保持される挿入孔を開設した保形シートを含む保持シート部と、該保持シート部の基端から延びる表裏フィルムにより形成され延長端に開閉自在な開口部を設けた袋部とから構成される物品添設用包装体において、 前記袋部は、裏フィルムを折曲癖付きの折曲部により折返して保持シート部に重ね合わせると共に、表フィルムを折曲部により折返して前記裏フィルムに重ね合わせることにより、該袋部を保持シート部に重ね合わせており、 袋部を保持シート部に重ね合わせた状態で両側縁を溶着することにより、表裏フィルムの間に形成された物品収納室を区成するサイドシール部を形成する一方、保持シート部と裏フィルムの重ね合わせ面の相互で少なくとも前記サイドシール部に位置して溶着阻止手段を設けており、 前記溶着阻止手段により裏フィルムを保持シート部から剥離自在に構成すると共に、袋部を保持シート部に重ね合わせられた状態から離反自在に構成し、 袋部を保持シート部から離反したとき、該袋部が保持シート部に対して裏フィルムの折曲部に抗して傾動するが該折曲部の折曲癖により復動方向に付勢されるように構成して成る点にある。
本発明の実施形態において、裏フィルムの折曲部と表フィルムの折曲部を相互に離間配置することにより保持シート部の延長方向に延びる延長室を形成することが好ましい。この際、延長室は、袋部を保持シート部に対して傾動したとき、保持シート部の基端近傍で表フィルムを折曲させることにより該延長室を物品収納室と同方向に傾動させ、該延長室と物品収納室を直線状に連通させるように構成されている。
また、保形シートから前記延長室に進入する延長シート部を延設することが好ましい。この際、延長シート部は、袋部を保持シート部に対して傾動し、前記延長シート部を折曲することにより延長室を物品収納室と同方向に傾動させたとき、折曲された延長シート部が復元方向に付勢されるように構成されている。
更に、物品添設用包装体を缶容器のような周壁の上端近傍部に周溝により形成された首部を設けた容器に対して添設する実施形態の場合、保持シート部の挿入孔を前記周壁に外挿するように構成され、前記周溝に係合する爪片を前記挿入孔の縁から内向きに突設することが好ましい。
請求項1に記載の本発明によれば、包装体2a、2bは、製造後の状態において、袋部6に保持シート部5を折返して重ね合わせたコンパクトな構成であり、広い梱包面積を必要としないので、運搬・保管に便利となる。
このように袋部6を保持シート部5に重ねた構成でありながら、サイドシール部19、19に位置して設けた溶着阻止剤18により、袋部6を保持シート部5から剥離し離反できる構成であるから、使用に際しては、袋部6を保持シート部5に対して傾動させた状態で、袋部6の開口部12から物品収納室11に景品等の小物品Mを好適に収納することができる。
そして、袋部6に小物品Mを収納した状態で、保持シート部5の挿入孔4を容器の首部3bに外挿保持することにより、包装体2a、2bを簡単容易にボトル容器1aや缶容器1b等の容器に添設することができる。
この点に関して、包装体2a、2bは、袋部6を保持シート部5に折返し重ね合わせられた製造後の状態において、折曲癖を付与された折曲部13により裏フィルム9を折返して保持シート部5に重ね合わせられていたものであるから、袋部6を保持シート部5から離反して傾動した状態において、袋部6は、保持シート部5に対して前記折曲部13に抗して傾動するが、該折曲部13の折曲癖により復動方向に付勢されている。
このため、ボトル容器1aの首部3bに保持シート部5の挿入孔4を外挿保持させた包装体2aにおいては、袋部6が折曲部13の付勢力により復動されて下端をボトル容器1aの胴部3aに押し付け状態で当接するので、袋部6がぶらぶら揺動することはなく、安定した状態で展示される
また、缶容器1bの首部3bの周溝3dに保持シート部5の挿入孔4を外挿保持させた包装体2bにおいては、袋部6が折曲部13の付勢力により復動されて缶容器1bの頂部にほぼ重ねられた状態で定置するので、安定した状態で展示される。
請求項2に記載の本発明によれば、裏フィルム9の折曲部13と表フィルム8の折曲部14を相互に離間配置することにより保持シート部5の延長方向に延びる延長室11aを形成することができるので、物品収納室11を簡単容易に拡張することができる。そして、この延長室11aは、袋部6を保持シート部5に対して傾動したとき、物品収納室11と同方向に傾動されることにより該物品収納室11と直線状に連通されるので、該物品収納室11から延長室11aに向けて小物品Mを好適に収納することができる。
請求項3に記載の本発明によれば、保形シート7から前記延長室11aに進入する延長シート部7aが延設されている。そこで、袋部6を保持シート部5に対して傾動したとき、前記延長シート部7aが折曲7bされることにより延長室11aを物品収納室11と同方向に傾動させる。従って、折曲7bされた延長シート部7aが復元方向に付勢され、袋部6を復動させるので、請求項1に記載した折曲部13の折曲癖による復動方向R1への付勢のみならず、延長シート部7aの折曲7bの復元による復動方向R2への付勢が加わるので、袋部6が一層安定した状態で展示される。
請求項4に記載の本発明によれば、缶容器1bの首部3bの周溝3dに保持シート部5の挿入孔4を外挿保持させる包装体2bに関して、前記周溝3dに係合する爪片4aを挿入孔4の縁から内向きに突設しているので、保持シート部5の挿入孔4を首部3bに外挿したとき、爪片4aが周溝3dに係合することにより保持シート部5を固定し、不慮に脱落することを好適に防止する。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
<ボトル容器用の包装体>
図1は、ボトル容器1aに添設するための物品添設用包装体2aの実施形態を示しており、ボトル容器1aは、大径の胴部3aから上方に延びる小径の首部3bを有している。包装体2aは、ボトル容器1aの首部3bに挿脱自在に外挿保持される挿入孔4を開設した保持シート部5と、該保持シート部5の基端から延びる袋部6を備えている。
<ボトル容器用包装体の第1実施形態>
図2は、前記包装体2aの第1実施形態を示しており、図2(A)及び図2(B)は製造後かつ使用前の状態を示し、図2(C)は使用時の状態を示している。
図2(A)及び図2(B)に示すように、製造後かつ使用前の状態において、包装体2aは、保持シート部5に対して袋部6を折返し重ね合わせた状態とされている。
(保持シート部の構成)
前記保持シート部5は、合成紙又は合成樹脂シートにより構成された厚手の保形シート7を含んで形成されており、ほぼ中央に位置して該保持シート部5を貫通する挿入孔4を開設している。
図示実施形態の場合、保持シート部5は、保形シート7の上面に合成樹脂製の表フィルム8の基端部8aを重ね合わせると共に、保形シート7の下面に合成樹脂製の裏フィルム9の基端部9aを重ね合わせ、保持シート部5の幅方向に延びる溶着線10を形成することにより、保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aをサンドイッチ状に溶着し、保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aを含んで貫通するように挿入孔4を開設している。図例の場合、表裏フィルム8、9は、保形シート7の上下面を挟んで半折された1枚のフィルムにより構成されているが、2枚のフィルムを保形シート7の上下面に重ねて固着しても良い。尚、挿入孔4は、保持シート部5を溶断刃で打抜き溶断することにより、該挿入孔4の縁に沿って保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aをサンドイッチ状に溶着していることが好ましい。
(袋部の構成)
前記袋部6は、保持シート部5の基端から延びる表裏フィルムにより形成されている。図示実施形態の場合、前記表裏フィルム8、9を基端部8a、9aから延長することにより両フィルム8、9間に物品収納室11を形成する袋部6を構成し、延長端に開閉自在な開口部12を設けている。
裏フィルム9は、保形シート7の基端近傍で折曲癖付きの折曲部13により折返されると共に保持シート部5の下面に重ね合わせられ、該裏フィルム9の延長端9bを保持シート部5の先端(前記基端の反対側の端)を越えた位置に配置する。表フィルム8は、折曲部14により折返されると共に前記裏フィルム9の下面に重ね合わせられ、該表フィルム8の延長端8bを前記裏フィルム9の延長端9bを越える位置に配置することにより封口片15を形成し、該封口片15の内側面には幅方向に延びる粘着テープから成る粘着手段16を設け、該粘着手段16を離型テープ17により被覆している。このように、袋部6は、保持シート部5の下面に重ね合わせられている。
前記表フィルム8の折曲部14は、保持シート部5の延長方向に関して、裏フィルム9の折曲部13から離間配置されており、表フィルム8の折曲部14により保持シート部5の延長方向に延びる延長室11aを形成している。
前記保持シート部5と裏フィルム9の重ね合わせ面の相互には溶着阻止剤18が設けられている。溶着阻止剤18は、例えば印刷インクから成り、少なくとも包装体2aの両側縁部分に位置して設けられる。図例の場合、裏フィルム9の所定位置に印刷インクを印刷形成することにより溶着阻止剤18を設けているが、裏フィルム9ではなく保持シート部5に設けても良い。
上述のように袋部6を保持シート部5に重ね合わせた状態で、両側縁を溶断溶着又は溶着することにより包装体2aにサイドシール部19、19が形成される。従って、サイドシール部19、19に位置して表裏フィルム8、9が相互に溶着され、物品収納室11及び延長室11aの両側縁を区成する。同時に、保持シート部5の両側縁は、保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aをサンドイッチ状に溶着される。保持シート部5と袋部6の相互、即ち、保持シート部5を構成する裏フィルムの基端部9aとこれに折返して重ね合わせられた裏フィルム9の間には溶着阻止剤18が設けられているので、軽く溶着されることはあっても強く溶着されることはなく、剥離自在とされる。
(包装体の製造後かつ使用前の状態)
このため、サイドシール部19、19の形成により製品として完成した包装体2aは、図2(B)に示すように袋部6を保持シート部5に重ね合わせられている。従って、包装体2aは、外形の寸法が小さくコンパクトであり、広い梱包面積を必要としないので、運搬・保管に便利である。
(包装体の使用時の状態)
包装体2aは、図2(B)に示すような袋部6を保持シート部5に重ね合わせた状態から、図2(C)に示すように、前記溶着阻止剤18の部分で剥離することにより、袋部6を保持シート部5から下方に離反させることができる。
袋部6を保持シート部5から離反させ、保持シート部5に対して下向きに傾動させると、保持シート部5の基端近傍で表フィルム8が起立方向に折曲14aされ、これにより延長室11aを物品収納室11と同方向に傾動させるので、延長室11aと物品収納室11を直線状に連通させることができる。従って、袋部6の開口部12から物品収納室11及び延長室11aに景品等の小物品Mを挿入し、粘着手段16を介して封口片15により開口部12を封口することにより小物品Mが袋部6に収納される。
そこで、図1に示すように、保持シート部5の挿入孔4をボトル容器1aの首部3bに外挿保持することにより、小物品Mを収納した袋部6が胴部3aに沿って添設される。従って、包装体2aは、展開するだけで容器の首部3bに簡便に添設可能である。この際、袋部6を構成する表裏フィルム8、9の両方又は少なくとも表フィルム8を透明又は半透明に形成しておけば、袋部6の外部から小物品Mを視認することができる。
ところで、袋部6を保持シート部5から離反させ傾動したとき、袋部6は裏フィルム9の折曲部13に抗して傾動されるが、該折曲部13は、上述のように予め折曲癖を付与されているので、展開された折曲部13が折曲癖により、袋部6を図2(C)の矢印Rのように復動方向に付勢する。このため、袋部6の下端がボトル容器1aの胴部3aに押し付けられるので、袋部6がぶらぶら揺動することはなく、安定した状態で展示される。
<ボトル容器用包装体の製造方法>
図3は、上記第1実施形態に係る包装体2aの製造方法の1例を示している。先ず、図3(A)に示すように、長尺テープ状の保形シート7に対して、帯状のフィルムを半折することにより形成された表裏フィルム8、9が、半折部の近傍のフィルム基端部8a、9aにより保形シート7を挟むようにして被せられ、この状態で長手方向に間欠的に移送され、移送方向に連続する溶着線10、10を形成することにより一体化されると共に、移送方向に所定ピッチPで間隔をあけて挿入孔4を開設される。この際、裏フィルム9は保形シート7から延長端9bまで長く延び、表フィルム8は保形シート7から前記延長端9bを越える延長端8bまで長く延び、該延長端8bの内側面に離型テープ17により被覆された粘着手段16を設けている。
その後、図3(B)に示すように、表裏フィルム8、9が保形シート7の裏面側に折曲部14、13を介して折返され、該保形シート7の裏面側に重ね合わせられ、長尺の包装体半製品2Aが形成される。この際、裏フィルム9の折曲部13は、折返し重合されており、折曲癖を付与される。この状態で、長尺の包装体半製品2Aを前記移送方向に間欠移送し、隣接する挿入孔4、4の間に位置して前記所定ピッチPに相当するサイドシール線C−Cに沿って包装体半製品2Aを溶断すると、図3(C)に示すように保持シート部5に袋部6を折返し重ね合わせた状態でサイドシール部19、19を形成された包装体2aが得られる。尚、図面は、理解の便宜上、2個所にサイドシール線C−Cを示しているが、包装体半製品2Aを間欠移送しながら溶断するので、実際には1個所のサイドシール線C−Cに沿って溶断を行えば良い。
説明が前後するが、図3(B)に示すように、包装体半製品2Aは、保形シート7を被覆する裏フィルムの基端部9aと、該基端部9aに重ね合わせられた裏フィルム9の相互間、つまり、少なくとも一方に溶着阻止剤18が施されている。この溶着阻止剤18は、基端部9aと裏フィルム9の対向面の全面に設けても良いが、図示のように少なくともサイドシール線C−Cに沿って設けられており、基端部9aと裏フィルム9をサイドシール部19、19に位置して相互に剥離自在とする。従って、サイドシールにより包装体半製品2Aから分離されることにより形成された包装体2aは、上述のように袋部6を保持シート部5から剥離自在とされ、剥離することにより袋体6を保持シート部5に対して離反し傾動できる構成とされる。
<ボトル容器用包装体の第2実施形態>
図4は、包装体2aの第2実施形態を示しており、図4(A)及び図4(B)は製造後かつ使用前の状態を示し、図4(C)は使用時の状態を示している。
包装体2aは、上記第1実施形態とほぼ同様であり、相違点だけを説明すると、表フィルム8の延長端8bに対して、裏フィルム9の延長端9bを長く形成し、該延長端9bにより封口片15を形成し、該封口片15の内側面に離型テープ17により被覆された粘着手段16を設けている。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるから、同一構成部分は同一符号で示し、上述の説明を援用する。
尚、第1実施形態及び第2実施形態の何れの包装体2aにおいても、図4(B)及び図4(C)に破線で示すように、表フィルム8の折曲部14と裏フィルム9の折曲部13の離間距離を長く設定することにより、延長室11aを図示の例よりも長いものとなるように形成することが自由である。
<ボトル容器用包装体の第3実施形態>
図5は、包装体2aの第3実施形態を示しており、図5(A)及び図5(B)は製造後かつ使用前の状態を示し、図5(C)は使用時の状態を示している。
包装体2aは、上記第1実施形態とほぼ同様であり、相違点だけを説明すると、保形シート7は、延長室11aに進入する延長シート部7aを延設している。そこで、溶着阻止剤18を介して袋部6を保持シート部5から剥離し、該袋部6を保持シート部5に対して離反方向に傾動させる際に、延長シート部7aが折曲7bされることにより延長室11aを物品収納室11と同方向に傾動させるように構成されている。従って、傾動された袋部6は、上述と同様に裏フィルム9の折曲部13の折曲癖により矢印R1で示す復動方向に付勢される他、延長シート部7aの折曲7bの復元力により矢印R2で示すように復動方向に付勢される。従って、挿入孔4により保持シート部5をボトル容器1aの首部3bに外挿保持したとき、袋部6の下端がボトル容器1aの胴部3aに対して第1実施形態及び第2実施形態の場合よりも一層強く押し付けられ、袋部6を安定した状態で展示する。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるから、同一構成部分は同一符号で示し、上述の説明を援用する。
<ボトル容器用包装体の第4実施形態>
図6は、包装体2aの第4実施形態を示しており、図6(A)及び図6(B)は製造後かつ使用前の状態を示し、図6(C)は使用時の状態を示している。
包装体2aは、上記第1実施形態とほぼ同様であり、相違点だけを説明すると、表裏フィルム8、9は、基端部8a、9aを折曲して重ね合わせられ、該基端部8a、9aを保形シート7に重ね合わせると共に、保形シート7の先端部と基端部に位置して溶着線10a、10bにより一体化され、これにより保持シート部5を構成している。裏フィルム9は、保形シート7の基端を包み込むように折返されることにより折曲部13を形成し、該折曲部13に折曲癖を付与している。溶着阻止剤18は、相互に重ね合わせられる保形シート7と裏フィルム9の相互に設けられている。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるから、同一構成部分は同一符号で示し、上述の説明を援用する。
<缶容器用の包装体>
図7は、缶容器1bに添設するための物品添設用包装体2bの実施形態を示しており、缶ビールや缶コーヒー等のような缶容器1aは、胴部3aの周壁3cの上端近傍部に周溝3dにより形成された首部3bを有し、首部3bの上部にやや大径の口縁部3eを備えている。包装体2bは、缶容器1bの首部3bに挿脱自在に外挿保持される挿入孔4を開設した保持シート部5と、該保持シート部5の基端から延びる袋部6を備えている。
前記挿入孔4の内径rは、缶容器1bの口縁部3eを挿入自在とするように形成されており、該挿入孔4の縁から内向きに突出し前記周溝3dに係脱自在に係合する爪片4aを挿入孔4の周方向に間隔をあけて複数突設している。
図8は、前記保持シート部5と爪片4aの実施例を示している。保持シート部5の実施例に関して、保持シート部5は、図8(A)及び図8(D)に示すような角張った矩形に形成しても良く、図8(B)に示すように先端側をほぼ半円状に形成しても良く、或いは、図8(C)に示すように先端側の隅部に円弧縁を形成しても良く、更には、図示省略しているが先端側の隅部を切り落とした形状に形成しても良い。
爪片4aの実施例に関して、図8(A)に示す実施例の場合、挿入孔4の周方向に等間隔をあけて4個の爪片4aを保持シート部5から突設している。図8(B)に示す実施例の場合、挿入孔4の周方向に等間隔をあけて6個の爪片4aを保持シート部5から突設している。図8(C)に示す実施例の場合、爪片4aの先端が円弧を描くように形成され、爪片4aの両側と挿入孔4の縁が円弧により連続するように形成されている。更に、図8(D)に示す実施例の場合、保持シート部5に開設した小径孔4bの周縁に放射方向の切り溝4cを多数形成することにより爪片4aを形成し、切り溝4cの溝端により直径rの挿入孔4を形成する。
<缶容器用包装体の第1実施形態>
図9は、前記包装体2bの第1実施形態を示しており、図9(A)は製造後かつ使用前の状態を示し、図9(B)は使用時の状態を示している。
図9(A)に示すように、製造後かつ使用前の状態において、包装体2bは、保持シート部5に対して袋部6を折返し重ね合わせた状態とされている。
(保持シート部の構成)
前記保持シート部5は、合成紙又は合成樹脂シートにより構成された厚手の保形シート7を含んで形成されており、ほぼ中央に位置して該保持シート部5を貫通する挿入孔4を開設し、該挿入孔4から内向きに爪片4aを突設している。
図示実施形態の場合、保持シート部5は、保形シート7の下面に合成樹脂製の表フィルム8の基端部8aを重ね合わせると共に、保形シート7の上面に合成樹脂製の裏フィルム9の基端部9aを重ね合わせ、保持シート部5の幅方向に延びる溶着線10を形成することにより、保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aをサンドイッチ状に溶着し、保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aを含んで貫通するように挿入孔4を開設すると共に爪片4aを形成している。図例の場合、表裏フィルム8、9は、保形シート7の表裏を挟んで半折された1枚のフィルムにより構成されているが、2枚のフィルムを保形シート7の表裏に重ねて固着しても良い。尚、爪片4aを備えた挿入孔4は、保持シート部5を溶断刃で打抜き溶断することにより、該挿入孔4と爪片4aの縁に沿って保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aをサンドイッチ状に溶着していることが好ましい。
(袋部の構成)
前記袋部6は、保持シート部5の基端から延びる表裏フィルムにより形成されている。図示実施形態の場合、前記表裏フィルム8、9を基端部8a、9aから延長することにより両フィルム8、9間に物品収納室11を形成する袋部6を構成し、延長端に開閉自在な開口部12を設けている。
裏フィルム9は、保形シート7の基端近傍で折曲癖付きの折曲部13により折返されると共に保持シート部5に重ね合わせられ、該裏フィルム9の延長端9bを保持シート部5の先端(前記基端の反対側の端)を越えた位置に配置する。表フィルム8は、折曲部14により折返されると共に前記裏フィルム9に重ね合わせられ、該表フィルム8の延長端8bを前記裏フィルム9の延長端9bを越える位置に配置することにより封口片15を形成し、該封口片15の内側面には幅方向に延びる粘着テープから成る粘着手段16を設け、該粘着手段16を離型テープ17により被覆している。このように、袋部6は、保持シート部5に重ね合わせられている。
前記表フィルム8の折曲部14は、保持シート部5の延長方向に関して、裏フィルム9の折曲部13から離間配置されており、表フィルム8の折曲部14により保持シート部5の延長方向に延びる延長室11aを形成している。
前記保持シート部5と裏フィルム9の重ね合わせ面の相互には溶着阻止剤18が設けられている。溶着阻止剤18は、例えば印刷インクから成り、少なくとも包装体2bの両側縁部分に位置して設けられる。図例の場合、裏フィルム9の所定位置に印刷インクを印刷形成することにより溶着阻止剤18を設けているが、裏フィルム9ではなく保持シート部5に設けても良い。
上述のように袋部6を保持シート部5に重ね合わせた状態で、両側縁を溶断溶着又は溶着することにより包装体2bにサイドシール部(図示省略)が形成される。従って、サイドシール部に位置して表裏フィルム8、9が相互に溶着され、物品収納室11及び延長室11aの両側縁を区成する。同時に、保持シート部5の両側縁は、保形シート7と表裏フィルムの基端部8a、9aをサンドイッチ状に溶着される。保持シート部5と袋部6の相互、即ち、保持シート部5を構成する裏フィルムの基端部9aとこれに折返して重ね合わせられた裏フィルム9の間には溶着阻止剤18が設けられているので、軽く溶着されることはあっても強く溶着されることはなく、剥離自在とされる。
(包装体の製造後かつ使用前の状態)
このため、サイドシール部の形成により製品として完成した包装体2bは、図9(A)に示すように袋部6を保持シート部5の上面に重ね合わせられている。従って、包装体2bは、寸法が小さくコンパクトであり、広い梱包面積を必要としないので、運搬・保管に便利である。
(包装体の使用時の状態)
包装体2bは、図9(A)に示すような袋部6を保持シート部5に重ね合わせた状態から、図9(B)に示すように、前記溶着阻止剤18の部分で剥離することにより、袋部6を保持シート部5から上方に離反させることができる。
袋部6を保持シート部5から離反させ、保持シート部5に対して上向きに傾動させると、保持シート部5の基端近傍で表フィルム8が下向きに折曲14aされ、これにより延長室11aを物品収納室11と同方向に傾動させるので、延長室11aと物品収納室11を直線状に連通させることができる。従って、袋部6の開口部12から物品収納室11及び延長室11aに景品等の小物品Mを挿入し、粘着手段16を介して封口片15により開口部12を封口することにより小物品Mが袋部6に収納される。
そこで、図9(B)に示すように、保持シート部5の挿入孔4を缶容器1bの口縁部3eを経て首部3bに外挿すると、爪片4aが上向きに折曲されながら周溝3dに嵌合係止され、保持シート部5を首部3bに固定するので、小物品Mを収納した袋部6が缶容器1bにほぼ起立した姿勢で添設される。従って、包装体2bを容器の首部3bに簡便に添設することができる。この際、袋部6を構成する表裏フィルム8、9の両方又は少なくとも表フィルム8を透明又は半透明に形成しておけば、袋部6の外部から小物品Mを視認することができる。
ところで、袋部6を保持シート部5から離反させ傾動したとき、袋部6は裏フィルム9の折曲部13に抗して傾動されるが、該折曲部13は、上述のように予め折曲癖を付与されているので、展開された折曲部13が折曲癖により、袋部6を図9(B)の矢印Rのように復動方向に付勢する。このため、図示鎖線で示すように、袋部6が缶容器1bの頂部に重ねられた状態で定置し、安定した状態で展示される。
この際、破線で示すように、保形シート7から延長室11aに延びる延長シート部7aを延設しておけば、小物品Mを収納するために袋部6を保持シート部5から起立方向に傾動させたとき、延長シート部7aが折曲されることにより復元力を蓄積するので、袋部6に小物品Mを収納した後、袋部6が前記復元力により矢印R方向に付勢され、これにより袋部6を缶容器1bの頂部に重ねられる位置まで移動し、安定した状態で展示する。
<缶容器用包装体の製造方法>
上記包装体2bの製造方法は、挿入孔4を開設する際に同時に爪片4aを形成する点で相違する他は、図3に基づいて上述したボトル容器用包装体2aの製造方法と同様であるから、図3の記載と上述の説明を援用する。
<缶容器用包装体の第2実施形態>
図10は、前記包装体2bの第2実施形態を示しており、図10(A)は製造後かつ使用前の状態を示し、図10(B)は使用時の状態を示している。
包装体2bは、図9に基づいて上述した第1実施形態とほぼ同様であり、相違点だけを説明すると、表フィルム8の延長端8bの上面に粘着手段16aを介してテープ状の封口片15aを設け、更に該封口片15aの上面に補助粘着手段16bを設け、該補助粘着手段16bを補助離型テープ17bにより被覆している。尚、粘着手段16aの露出面も離型テープ17aにより被覆されている。
この第2実施形態によれば、図10(B)に鎖線で示すように、袋部6を保持シート部5から離反して傾動させ、開口部12から物品収納室11に景品等の小物品を挿入した後、離型テープ17aを剥離した状態で表フィルム8の延長端8b又は封口片15aを折返して、粘着手段16aを裏フィルム9の延長端9aに粘着することにより開口部12を封口すると、補助粘着手段16bが保持シート部5に対向する。そこで、保持シート部5の挿入孔4に缶容器1bの首部3bを外挿保持した後、補助離型テープ17bを剥離することにより露出した補助粘着手段16bを保持シート部5の先端側の上面に粘着すれば、図示実線で示すように、袋部6が缶容器1bの頂部に重ねられた状態で固定され、安定した状態で展示される。その他の構成は図9に基づいて上述した第1実施形態と同様であるから、同一構成部分は同一符号で示し、上述の説明を援用する。
<缶容器用包装体の第3実施形態>
図11は、前記包装体2bの第3実施形態を示しており、図11(A)は製造後かつ使用前の状態を示し、図11(B)は使用時の状態を示している。
包装体2bは、図9に基づいて上述した第1実施形態とほぼ同様であり、相違点だけを説明すると、保持シート部5の先端側の上面に補助粘着手段16bを設け、該補助粘着手段16bを補助離型テープ17bにより被覆している。即ち、このような補助離型テープ17bと補助粘着手段16bを設けた保持シート部5に対して、袋部6が折返され保持シート部5の上に重ね合わせられた状態でサイドシールされ、包装体2bを形成している。
そこで、図11(B)に鎖線で示すように、袋部6を保持シート部5から離反して傾動させ、開口部12から物品収納室11に景品等の小物品を挿入した後、離型テープ17を剥離した状態で封口片15を折返し、粘着手段16を介して開口部12を封口すると共に、補助離型テープ17bを剥離することにより保持シート部5の補助粘着手段16bを露出させた状態で、袋部6を缶容器1bの上面に重ねると、袋部6が補助粘着手段16bに粘着されるので、図示実線で示すように、袋部6が缶容器1bの頂部に重ねられた状態で固定され、安定した状態で展示される。その他の構成は図9に基づいて上述した第1実施形態と同様であるから、同一構成部分は同一符号で示し、上述の説明を援用する。
<その他の実施例>
上述した各実施形態において、袋部6を構成する表裏フィルム8、9は、少なくとも内面に防曇処理を施すことができる。このような防曇処理は、原料樹脂に防曇剤を混練して合成樹脂フィルムを成形する場合や、合成樹脂フィルムの表面に防曇剤をコーティングする場合等、任意の方法によることができる。防曇剤は公知のものが使用可能であり、例えば、界面活性剤を含む組成物を使用すれば、界面活性剤が水滴の表面張力を低下させてフィルム表面の結露を防止する。このような防曇処理により、例えば、包装体2a、2bを添設した容器1a、1bを冷蔵庫に保管する場合でも、袋部6の内面に結露が生じることを防止できる。尚、合成樹脂フィルムの全体に防曇処理を施しても良いが、結露は主として袋部6の内面に生じるので、少なくとも袋部6の内面に防曇処理を施せば良い。
ボトル容器に添設するための物品添設用包装体の実施形態を示す斜視図である。 ボトル容器用包装体の第1実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す斜視図、(B)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図し、(C)は使用時の状態を示す断面図である。 第1実施形態に係るボトル容器用包装体の製造方法の1例を示しており、(A)は保形シート7と表裏フィルムを組み合わせ、溶着線を形成すると共に挿入孔を開設した状態を示す斜視図、(B)は表裏フィルムを保形シート7の裏面側に折返すことにより長尺の包装体半製品を形成した状態を示す斜視図、(C)は前記包装体半製品をサイドシールすることにより形成された包装体を示す斜視図である。 ボトル容器用包装体の第2実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す斜視図、(B)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図し、(C)は使用時の状態を示す断面図である。 ボトル容器用包装体の第3実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す斜視図、(B)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図し、(C)は使用時の状態を示す断面図である。 ボトル容器用包装体の第4実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す斜視図、(B)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図し、(C)は使用時の状態を示す断面図である。 缶容器に添設するための物品添設用包装体の実施形態を示す斜視図である。 缶容器用包装体における保持シート部の形態を示しており、(A)(B)(C)(D)は、保持シート部と爪片の異なる実施例を例示する平面図である。 缶容器用包装体の第1実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図、(B)は使用時の状態を示す断面図である。 缶容器用包装体の第2実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図、(B)は使用時の状態を示す断面図である。 缶容器用包装体の第3実施形態を示しており、(A)は製造後かつ使用前の状態を示す断面図、(B)は使用時の状態を示す断面図である。
符号の説明
1a ボトル容器
1b 缶容器
2a ボトル容器用包装体
2b 缶容器用包装体
3a 胴部
3b 首部
3d 周溝
4 挿入孔
4a 爪片
5 保持シート部
6 袋部
7 保形シート
7a 延長シート
8 表フィルム
9 裏フィルム
8a、9a 基端部
8b、9b 延長端
10 溶着線
11 物品収納室
11a 延長室
12 開口部
13、14 折曲部
15 封口片
16 粘着手段
17 離型テープ
18 溶着阻止剤
19 サイドシール部

Claims (4)

  1. 容器の首部(3b)に外挿保持される挿入孔(4)を開設した保形シート(7)を含む保持シート部(5)と、該保持シート部の基端から延びる表裏フィルム(8)(9)により形成され延長端に開閉自在な開口部(12)を設けた袋部(6)とから構成される物品添設用包装体において、
    前記袋部(6)は、裏フィルム(9)を折曲癖付きの折曲部(13)により折返して保持シート部(5)に重ね合わせると共に、表フィルム(8)を折曲部(14)により折返して前記裏フィルム(9)に重ね合わせることにより、該袋部(6)を保持シート部(5)に重ね合わせており、
    袋部(6)を保持シート部(5)に重ね合わせた状態で両側縁を溶着することにより、表裏フィルム(8)(9)の間に形成された物品収納室(11)を区成するサイドシール部(19)(19)を形成する一方、保持シート部(5)と裏フィルム(9)の重ね合わせ面の相互で少なくとも前記サイドシール部(19)(19)に位置して溶着阻止手段(18)を設けており、
    前記溶着阻止手段(18)により裏フィルム(9)を保持シート部(5)から剥離自在に構成すると共に、袋部(6)を保持シート部(5)に重ね合わせられた状態から離反自在に構成し、
    袋部(6)を保持シート部(5)から離反したとき、該袋部が保持シート部に対して裏フィルム(9)の折曲部(13)に抗して傾動するが該折曲部(13)の折曲癖により復動方向(R)に付勢されるように構成して成ることを特徴とする物品添設用包装体。
  2. 裏フィルムの折曲部(13)と表フィルムの折曲部(14)を相互に離間配置することにより保持シート部(5)の延長方向に延びる延長室(11a)を形成し、袋部(6)を保持シート部(5)に対して傾動したとき、保持シート部の基端近傍で表フィルム(8)を折曲(14a)させることにより該延長室(11a)を物品収納室(11)と同方向に傾動させ、該延長室(11a)と物品収納室(11)を直線状に連通させるように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の物品添設用包装体。
  3. 保形シート(7)から前記延長室(11a)に進入する延長シート部(7a)を延設し、袋部(6)を保持シート部(5)に対して傾動し、前記延長シート部(7a)を折曲することにより延長室(11a)を物品収納室(11)と同方向に傾動させたとき、折曲された延長シート部(7a)が復元方向(R2)に付勢されるように構成して成ることを特徴とする請求項2に記載の物品添設用包装体。
  4. 周壁(3c)の上端近傍部に周溝(3d)により形成された首部(3b)を設けた容器(1b)に対して、保持シート部(5)の挿入孔(4)を前記周壁(3d)に外挿する構成とされ、
    前記周溝(3d)に係合する爪片(4a)を前記挿入孔(4)の縁から内向きに突設して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の物品添設用包装体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011006119A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Lion Corp 容器用首掛け袋
JP2015101349A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 凸版印刷株式会社 首掛け景品、首掛け景品付き容器、及び吊り下げ具

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