JP2009017853A - 生海苔裁断機の止め輪。 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来は、多孔プレートに回転ナイフを適度に圧接する構成になっており、その圧接は、多孔プレートの外側面を、螺子ナットの締付を介して行われる。その締付は、一定な適度な圧力でよいが、場合に応じ、この圧力から少し開放して使用する事も起こる。そして、この締付力が、例えば、生海苔の物性、ハウジング内の生海苔の量、ハウジング内での生海苔の搬送スピード等により、締付が正確にできていないと、問題が発生する。
【構成】 生海苔を、多孔プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、押し付けた生海苔を、所定の長さに切断する多孔プレートに摺接回転するナイフと、ナイフの回転を司る回転軸をハウジング内に備えた生海苔裁断機において、ハウジングの開放側に多孔プレートを支持する止め輪を取付け、止め輪の締付圧力を一定にすることを可能に設ける構成とした生海苔裁断機の止め輪。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生海苔裁断機の止め輪に関し、その詳細は、生海苔を正確、かつ所定の大きさに裁断すること、又その裁断切り口を、直截し、生海苔の裁断量を一定にし、品質の向上を図る生海苔裁断機の止め輪に関する。
従来の生海苔裁断機において、生海苔を正確に裁断するには、多孔プレートに回転ナイフを適度に圧接する構成になっており、その圧接は、多孔プレートの外側面を、螺子ナット(止め輪)の締付を介して行われる。そして、この締付は、作業者の経験的な勘により、適当な力で締付られている。その締付力は、一定な適度な圧力でよいが、場合に応じ、この圧力から少し開放して(止め輪を戻す)使用する事も起こる。そして、この締付力が、例えば、生海苔の物性(硬さ、厚み、採取時期、又は生海苔の部位等)、ハウジング(ケーシング)内の生海苔の量、又はハウジング内での生海苔の搬送スピード等により、個々に変更されることから、締付が正確にできていないと、問題が発生する。即ち、多孔プレートとナイフとの間で、生海苔を引き千切ったり、過剰に揉んだりする等の状況となり、その結果、ハウジングより排出される生海苔の品質の劣化を引き起こすこと、また乾海苔の艶の低下、縮みの発生、又は食感の劣化と、乾海苔の表面のガサツキを発生すること等の弊害が考えられる。
従って、この生海苔裁断装置の止め輪に関連する発明、先行文献の調査をしたので、これらの文献を列挙する。
文献(1)は、特開平10−4932号の「生海苔連続切断装置」であって、この発明は本体のハウジング内に、チョッパ手段を設け、このチョッパ手段は、所要数の透孔を穿設されたチョッパ板と、刃が放射状に突設し、チョッパ板と所定の隙間を設けたチョッパ刃物で構成され、螺旋送り羽根によって押し出された生海苔はチョッパ刃物とチョッパ板とによって細かく切断され、前記透孔から排出口方向に押し出される。このとき、原料海苔よりも剛性の強い網糸、釣り糸等の異物はチョッパ刃の刃片に当たった際に切断されることなく前記隙間に侵入しながらチョッパ刃の回転方向に引っ張られ前記刃片に絡め、前記異物を効率よく回収することを意図する。
また文献(2)は、特開2005−224216号の「生海苔の異物分離切断方法及び切断装置」であって、この発明には、筒状匣体に設けた固定プレートと、この固定プレートの下側に回転ナイフを設け、この回転ナイフは筒状匣体に垂設した回転軸に回転板とともに固止されている。そして、この回転板はワッシャーとキーを介して回転軸に固止されているが、このワッシャーの厚みを変更することで、上下方向に移動できる。しかし、この回転ナイフが上下方向に移動できる構造ではない。従って、この固定プレートと回転ナイフの摺接は一定条件である。
特開平10−4932号 特開2005−224216号
前記文献(1)は、チョッパ刃をチョッパ板に摺接させる構成であり、この発明は、常時、所定の圧力でチョッパ刃物にチョッパ板を押し付けるため、生海苔の物性に対応できず、ハウジング内において、生海苔の搬送スピードが一定であるため、生海苔の量に可変が生じ、一定量を排出できない。従って、この構成では、生海苔を確実に切断すること、殊に、同じ生海苔の条件でも、切断する長さが異なることから、例えば、乾海苔の品質のバラツキが考えられること、等の如く、改良点がある。
また文献(2)は、固定プレートと回転ナイフの摺接は一定条件であるため、後述する本発明が意図する特徴は、発揮できない。そして、切断する長さが異なるから、乾海苔の品質のバラツキが考えられる。前記文献(1)と同様の問題を抱える。
上記に鑑み、本発明は、次のようなことを意図する。
[1] 所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、例えば、生海苔に抵抗を与えず、かつ無理やり切断することなく、略均一に裁断すること、生海苔の物性(硬さ、長さ、幅等の物理的な品質)その他の条件に対応して、ナイフの刃部の切れ味を確保すること等にある。
[2] 所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、例えば、熟練を要さず、作業者・管理者等が、比較的簡易に生海苔を、所望の通り、略均一に裁断すること、又は前述の[1]の効果を達成すること等にある。
[3] 所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、このナイフの損耗を回避して、経済性の向上と、このナイフによる効率的な裁断を図ることを意図する。さらに、例えば、乾海苔の仕上がり表面の艶の確保と、ガサツキをなくすこと、又はその孔あきの減少化等を図ることを意図する。
[4] 前述した[1]〜[3]の意図する処を、一部品を介して簡単な構造で、故障しない構造、又は操作の簡単な構造等を利用して達成することを意図する。
[5] 尚、所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、この多孔プレートとナイフとの押し圧の調整が、簡易かつ確実に行える構造を意図する。
請求項1の発明は、前述した[1]〜[5]の目的を達成することを意図する。
請求項1は、生海苔を、多孔プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、この押し付けた生海苔を、所定の長さに切断する前記多孔プレートに摺接回転するナイフと、このナイフの回転を司る回転軸をハウジング内に備えた生海苔裁断機において、
このハウジングの開放側に前記多孔プレートを支持する止め輪を取付け、この止め輪の締付圧力を一定にすることを可能に設ける構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な多孔プレートとナイフとの最適な押し圧を設定し、誰でも簡易かつ迅速に変更可能な構造を提供すること等を意図する。
請求項2は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その止め輪の位置を一定にすることで、前記多孔プレートとナイフとの隙間を誰でも同じ締付を可能とした生海苔裁断機の止め輪である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な多孔プレートとナイフとの最適な押し圧を設定し、誰でも簡易かつ迅速に調整可能な構造を提供すること等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その押し圧を一定にする手段は、ハウジングの開放側に周設した螺子と、この螺子に噛合するハウジングを内設した止め輪とでなる構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なハウジングの構造を提供すること等を意図する。
請求項4は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、そのハウジングの開放側と、押圧止め輪と面圧調整手段を介して固止する構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な逆戻しロック機構を備えた構造を提供すること等を意図する。
請求項5は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その止め輪の逆戻しにロック機構を設けた構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
請求項1の発明は、生海苔を、多孔プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、この押し付けた生海苔を、所定の長さに切断する前記多孔プレートに摺接回転するナイフと、このナイフの回転を司る回転軸をハウジング内に備えた生海苔裁断機において、
このハウジングの開放側に前記多孔プレートを支持する止め輪を取付け、この止め輪の締付圧力を一定にすることを可能に設ける構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
従って、請求項1は、下記の特徴を有する。
[1] 所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、例えば、生海苔に抵抗を与えず、かつ無理やり切断することなく、略均一に裁断すること、生海苔の物性(硬さ、長さ、幅等の物理的な品質)その他の条件に対応して、ナイフの刃部の切れ味を確保することができること等の特徴を有する。
[2] 所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、例えば、熟練を要さず、作業者・管理者等が、比較的簡易に生海苔を、所望の通り、略均一に裁断すること、又は前述の[1]の効果を達成できること等の特徴を有する。
[3] 所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、このナイフの損耗を回避して、経済性の向上と、このナイフによる効率的な裁断を図ることを意図する。さらに、例えば、乾海苔の仕上がり表面の艶の確保と、ガサツキをなくすこと、又はその孔あきの減少化等を図れること等の特徴を有する。
[4] 前述した[1]〜[3]の意図する処を、簡単な構造、故障しない構造、又は操作の簡単な構造等を利用して達成できること等の特徴を有する。
[5] 尚、所定の孔数を備えた多孔プレートに、ナイフを設定の押し圧力で摺接する構成とし、この多孔プレートとナイフとの押し圧の調整が、簡易かつ確実に行えること等の特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の生海苔裁断機の押圧止め輪において、その止め輪の位置を一定にすることで、前記多孔プレートとナイフとの隙間を誰でも同じ締付を可能とした生海苔裁断機の押圧止め輪である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な多孔プレートとナイフとの最適な押し圧を設定し、誰でも簡易かつ迅速に変更可能な構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その押し圧を一定にする手段は、ハウジングの開放側に周設した螺子と、この螺子に噛合するハウジングを内設した押圧止め輪とでなる構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な多孔プレートとナイフとの最適な押し圧を設定し、誰でも簡易かつ迅速に調整可能な構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明4は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、そのハウジングの開放側と、押圧止め輪と面圧調整手段を介して固止する構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適なハウジングの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その止め輪の逆戻しにロック機構を設けた構成とした生海苔裁断機の止め輪である。
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な止め輪の逆戻しロック機構を備えた構造を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、図1は本発明の第1の実施例の全体を示した断面図、図2は多孔プレートと止め輪との要部を示した拡大断面図、図3は多孔プレートと逆戻しロック機構との要部を示した拡大断面図、図4は多孔プレートと逆戻しロック機構との関係である要部を示した拡大断面図、図5はこの生海苔裁断装置を洗浄機に付設した一例の平面図である。
図1に示すように、1は生海苔混成機、海苔洗浄機等の生海苔機器に設けられる略筒形状のハウジングで、このハウジング1内には、後述する押出しスクリュウ2を回転する第一の回転軸3と、ナイフ4を回転する第二の回転軸5が設けられている。この第一・第二の回転軸3、5は二軸構造である。そして、第一の回転軸3及び第二の回転軸5は、それぞれ軸受け6、7を介して前記ハウジング1及び第一の回転軸3に回転自在に軸承されている。この第一・第二の回転軸3、5には、プーリ8、9が固止されおり、このプーリ8、9は、図示しない、モータ、可変速モータ等の駆動手段を介して所定の回転数で回転される。この回転が、第一・第二の回転軸3、5に伝達されることで、この第一・第二の回転軸3、5に固止した押出しスクリュウ2と、ナイフ4が所定の回転数で回転する。15はハウジング1の軸方向[矢印「イ」]の略中間に設けた排水手段で、この排水手段15はハウジング1に存在する余剰の水及び/又は海苔滓等の排出を図る。なお、25は、生海苔の投入口であり、26は、生海苔の排出口を示す。
そして、このナイフ4は、各種の形態(刃数、大きさ、形状)があり、例えば、刃部をクロス形状に設けた十字形、刃部を方形状に設けた放射形状等の如く構成する。換言すると、正面視してひとで形を構成する。このナイフ4は第二の回転軸5に対して垂直に設けられている。またこのナイフ4は、第二の回転軸5に固止されており、前記押出しスクリュウ2と同様に回転する(詳細は後述する)。尚、ナイフ4の形態は、生海苔の物性により、適宜変更されるものである。
50は第一の回転軸3に設けた多孔プレートで、この多孔プレート50には、前記ナイフ4が摺接回転される。この多孔プレート20とナイフ4との摺接回転を介して押出しスクリュウ2でハウジング1の開放側1aに向って搬送されてくる生海苔を所定の長さに切断する。この切断時において、生海苔の物性によって、生海苔を引き千切りながら切断すること、又はナイフ4で揉みながら切断すること等の処理をすることで、例えば、乾海苔の仕上がり表面の艶の確保と、ガサツキをなくし得ること、又は生海苔における孔あきの減少化等が図れること等の特徴がある。そして、この押出しスクリュウ2とナイフ4の回転比を変更することで、例えば、生海苔の送り量と、ナイフ4の切断時間及び/又は生海苔の練り時間(移動時間)を適宜変更する。これによって、生海苔の物性への適合又は生海苔の切断方法の調整、また乾海苔の品質の確保等を図る。なお、この多孔プレート50は、その中心部にある第二の回転軸5に対して、止めナット27を着脱自在に設けてあり、この多孔プレート52を着脱する場合は、止めナット27を取り外し又は取付けを行うものとする。
なお、図4に示すように、この止め輪10には、その円周状に亘って、適当な間隔を設けて、凸部100が複数個設けられている。作業者・管理者等がこの凸部100を抱持し、止め輪10を回転させることにより、多孔プレート50とナイフ4における隙間の調整を行う。なお、詳細は、後述するが、この凸部100の一方100bに面圧調整手段20を設け、さらに、他方100cに逆戻しロック機構40を設ける。
第一に、面圧調整手段20について、説明する。この止め輪10の凸部100より、ハウジング1の中心側へと設けた孔21と、この孔21に嵌挿する調整螺子22と、この調整螺子22を撓設させるスプリング23と、このスプリング23と調整螺子22の中心側に設けられたボール24とで構成されている。従って、この調整螺子22及び/又はスプリング23を介して、この孔21の底面にあり、止め輪10に穿設された凹部100eに押圧され、この止め輪10の凹部100eに押し込まれたボール24は、一定の締付力以上になると、止め輪10から離間することにより、多孔プレート50とナイフ4への一定の面圧ができる構造である。そして、この止め輪10の内周面に設けられた螺子11と、前記ハウジング1に繞設した螺子12が設けられてあり、この前記螺子11と、これに噛合する螺子12を移動可能になり、止め輪10が、前記ハウジング1の開放側1aに往復移動可能になる。そして、この移動可能状態時において、この螺子11及び螺子12のピッチ及び/又は歯形を設定する。このピッチは、移動距離を確保し、またこの歯形は、移動位置の決定及び/又は固定状態の確保(作動時のガタツキ防止)に有益である。そして、この構造を採用することにより、生海苔の物性及び/又は種々の条件にマッチして、最適な状態での生海苔の切断作業が行われる。尚、前述した各種の調整及び/又は制御により、生海苔の送り量を時間によって制御することができ、前述したように生海苔の揉み作用における揉み時間を調整することができる。
さらに、面圧調整手段20における面圧調整の説明を行う。生海苔の物性(硬さ、長さ、幅等の物理的な品質)及び/又はナイフ4の切れ味等の様々な条件により、所望の面圧に変更したい場合、調整螺子22を螺挿又は螺戻することにより、この調整螺子22の押圧力を調整し、面圧の調整が行われる。なお、従来における面圧の調整範囲(圧力の範囲)は、調整螺子22を1回転することで実施されている。この方法であると、調整範囲が限定されてしまい、所望の面圧に変更できないことがある。なお、22aは、固定螺子であり、調整螺子22のガタツキ防止のために設けられる。なお、22bはこの固定螺子22aを螺挿する際に用いる溝が設けてあり、固定螺子22aを螺挿し、調整螺子22の押さえ込みが行われる。
次に、逆戻しロック機構40について説明する。本装置は、前述したように、押圧力を一定にするために、前記面圧調整手段20のボール24が、前記凹部100eより、離間して、空転する構成であるため、ナイフ4の切れ味が劣化した等の場合に、ナイフ4の交換等の理由で、止め輪10を取り外す時に、ハウジング1内において圧力が発生し、止め輪10を逆戻ししても、同じ圧力では、スリップ空転してしまい、取外せない状況が生じることがある。その状況を改善するためにも、前記逆戻しロック機構40が本構造において、必要となる。その逆戻しロック機構40の一例を図5を基に説明すると、止め輪10を締め付けるときは、ローラーロックー42は、このローラーロック42を囲撓するように設けられている傾斜溝42a内において、離れる方向(矢印「ロ」の方向)に移動し、スリップする。反対に、この止め輪を緩めるときは、ローラーロック42は、ロックする方向(矢印「ハ」の方向)に移動し、傾斜溝42a内に設けられた楔部分に喰い込み、ロックされ、止め輪10を緩めることができる構造となる。なお、42bは、このローラーロック42を妄動させないように押さえ込むためのスプリング(補助具)である。
また、逆戻しロック機構40の他の一例として、図示しないが、ラチェット機構、ボールロック機構等が挙げられ、逆転ロックをするために有効な手段として用いられる。そして、この逆戻しロック機構40の位置は、凸部100内に設けるのであれば、その設置における設置又は個数は、任意である。
図1は本発明の第1の実施例の全体を示した断面図 図2は多孔プレートと止め輪との関係である要部を示した拡大断面図 図3はこの生海苔裁断装置を洗浄機に付設した一例の断面模式図 図4は多孔プレートと逆戻しロック機構との関係である要部を示した拡大断面図 図5はこの生海苔裁断装置を洗浄機に付設した一例の平面図
符号の説明
1 ハウジング
1a 開放側
100 凸部
100b 一方
100c 他方
100e 凹部
2 押出しスクリュウ
3 第一の回転軸
4 ナイフ
5 第二の回転軸
6 軸受け
7 軸受け
8 プーリ
9 プーリ
10 止め輪
11 螺子
12 螺子
14 固定螺子
15 排水手段
20 面圧調整手段
21 孔
22 調整螺子
22a 固定螺子
22b 溝
23 スプリング
24 ボール
25 投入口
26 排出口
27 止めナット
40 逆戻しロック機構
42 ローラーロック
42a 傾斜溝
42b スプリング
43 調整部材
50 多孔プレート

Claims (5)

  1. 生海苔を、多孔プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、この押し付けた生海苔を、所定の長さに切断する前記多孔プレートに摺接回転するナイフと、このナイフの回転を司る回転軸をハウジング内に備えた生海苔裁断機において、
    このハウジングの開放側に前記多孔プレートを支持する止め輪を取付け、この押圧止め輪の締付圧力を一定にすることを可能に設ける構成とした生海苔裁断機の止め輪。
  2. 請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その止め輪の位置を一定にすることで、前記多孔プレートとナイフとの隙間を誰でも同じ締付を可能とした生海苔裁断機の止め輪。
  3. 請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その押し圧を一定にする手段は、ハウジングの開放側に周設した螺子と、この螺子に噛合するハウジングを内設した止め輪とでなる構成とした生海苔裁断機の止め輪。
  4. 請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、そのハウジングの開放側と、止め輪と面圧調整手段を介して固止する構成とした生海苔裁断機の止め輪。
  5. 請求項1に記載の生海苔裁断機の止め輪において、その止め輪の逆戻しにロック機構を設けた構成とした生海苔裁断機の止め輪。
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