JP2006247682A - スクリュー式脱水機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スクリュー式脱水機における脱水能力を向上させる。
【解決手段】 螺旋状に連続するスクリュー羽根7を有するスクリュー軸3が、液体通過性のあるドラムスクリーン2の内部に、回転自在に収納され、前記ドラムスクリーン2の線方向の一端に設けられたホッパー4に投入された被処理物を前記スクリュー羽根7で押圧しつつ前進させて、前記ドラムスクリーン2の軸線方向の他端側に設けられた排出口5から排出するスクリュー式脱水機において、前記スクリュー軸3の前記スクリュー羽根7のピッチの中間位置に、スラリーまたはスラッジを撹拌するパドル14が設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、含水率の高いスラッジあるいはスラリーなどの被処理物を脱水するスクリュー式脱水機に関するものである。
一般的に、スラッジあるいはスラリーなどの被処理物の含水率を下げる脱水機として、スクリュー式のものが知られている。この種のスクリュー式脱水機では、例えば、先ず、スクリューを円筒状のスクリーンの内部に保持し、被処理物の自重により脱水が行われる。その後、ホッパーから投入した被処理物をスクリューによって搬送しつつ、脱水するように構成されている。すなわち、被処理物に螺旋運動が与えられるので、その運動の過程で圧搾力が作用し、被処理物が搾られて水分が除去される。
この処理能力を増大させるために、特許文献1には、押圧用のスクリュー軸と送り込み用のスクリュー軸とを分割し、押圧用のスクリューを低回転で回転させるとともに、送り込み用のスクリューを高回転で回転させるように構成された発明が記載されている。
また、特許文献2には、スクリュー軸の後退速度が前進速度よりも高速になるように構成されており、また、スクリュー軸の後退時の回転速度が前進時よりも高回転数になるように構成された発明が記載されている。
特開2001−287093号公報 特開平11−347796号公報
特許文献1の発明によれば、押圧用のスクリュー軸が低回転で回転しているために、圧搾力が増大するとともに、送り込み用のスクリューが高回転で回転しており、スラリーまたはスラッジの脱水機への送り込み量が増大するので、処理能力を増大させることができる。
また、特許文献2の発明によれば、スクリュー軸の後退時の回転速度が前進時よりも高回転となっている。したがって、スクリュー軸後退時においても、スラリーまたはスラッジの脱水機への送り込みを維持することができるので、処理能力を増大させることができる。
一方、脱水されたスラリーは焼却処理がなされるので、脱水後のスラリーの含水率は極力低いことが望ましい。しかし、上記特許文献1および2に記載された発明のように、単にスラリーに加圧したのみでは、螺旋運動の外周部では含水率が低下し、螺旋運動の中心部では含水率が低下しない。したがって、十分な脱水が行えないという問題がある。
この発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであり、脱水能力を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、スラリーまたはスラッジにせん断方向の力を加えようとするものである。より具体的には、請求項1の発明は、螺旋状に連続するスクリュー羽根を有するスクリュー軸が、液体通過性のあるドラムスクリーンの内部に、回転自在に収納され、前記ドラムスクリーンの軸線方向の一端に設けられた投入口に投入された被処理物を前記スクリュー羽根で押圧しつつ前進させて、前記ドラムスクリーンの軸線方向の他端側に設けられた排出口から排出するスクリュー式脱水機において、前記スクリュー軸の前記スクリュー羽根のピッチの中間位置に、スラリーを撹拌する突起物が設けられていることを特徴とするスクリュー式脱水機である。
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記突起物が、前記スクリュー羽根より半径方向の羽根の長さが短いサブスクリューであることを特徴とするスクリュー式脱水機である。
さらに、請求項3の発明は、請求項1において、前記突起物が、前記スクリュー羽根より半径方向の羽根の長さが短いパドルであることを特徴とするスクリュー式脱水機である。
請求項1の発明によれば、スクリュー羽根のピッチの中間位置のスクリュー軸に、スラリーを撹拌する突起物が設けられている。したがって、スラリーにせん断作用が与えられ、内部の水分が分離しやすくなり、その結果スクリュー羽根のみによっては脱水しにくい部分からの脱水が促進されて全体として含水率が低下させられる。そのため、脱水能力を向上させることができる。
また、請求項2の発明によれば、スクリュー羽根のピッチの中間に、スラリーを撹拌するサブスクリューが設けられている。したがって、スラリーが撹拌され、スラリーの含水率が低下させられる。そのため、脱水能力を向上させることができる。
また、請求項3の発明によれば、スクリュー羽根のピッチの中間に、スラリーを撹拌するパドルが設けられている。したがって、スラリーが撹拌され、スラリーの含水率を低下させられる。そのため、脱水能力を向上させることができる。
つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一例を示す縦断側面図であり、また、図2は、図1の主要部を示す図である。ここに示すスクリュー式脱水機1は、ほぼ水平に設置した円筒状のドラムスクリーン2を備え、そのドラムスクリーン2の中心軸線に沿ってスクリュー軸3が回転自在に配置されている。このドラムスクリーン2はパンチングメタルやスラッジワイヤーなどより構成された透水性のあるものであって、その軸線方向の一端側の上部には投入口としてのホッパー4が設けられている。また、他方の端部は、開口していて排出口5となっており、この排出口5に対応し所定間隔に開口して抵抗板が設けられている。
上記のドラムスクリーン2の内部には、その中心軸線に沿って、スクリュー軸3が回転自在にかつ軸線方向に移動可能に配置されている。
そのスクリュー軸3は、円筒状のシャフトの外周にスクリュー羽根7を一体に設けたものであって、そのスクリュー羽根7は、図3に示すように、中心軸線に対して所定の角度で傾斜した状態、すなわち所定のリード角を付与してシャフトに一体化されている。なお、図に示す例では、左ネジと同様のリード角が設定されている。また、シャフトは被処理物(スラリーまたはスラッジ)のホッパー4側の径が小さく出口側の径が大きいテーパー形状となっている。
また、シャフトは軸8に連結され、軸8は軸受によって支持されている。なお、この軸受9a、9bの調整により、シャフトは軸線方向に移動することが可能となっている。その軸8は、図示しないギヤードモータが連結されており、そのギヤードモータによってスクリュー軸3を回転させるようになっている。そして、装置の長手方向での中央部の下側に、排水孔10が設けられている。
ドラムスクリーン2の内径は、スクリュー羽根7の外径とほぼ等しく、したがってスクリュー羽根7の外周端がドラムスクリーン2に接触せず、しかも特には隙間を空けずに、スクリュー羽根7が回転するようになっている。
ドラムスクリーン2の出口側は開口しており、そこに抵抗板6が配置されている。その抵抗板6は、シリンダによって保持されており、軸線方向に移動可能なように保持されている。そして、この抵抗板6とドラムスクリーン2の先端との間に隙間が開いており、ここに出口が形成されている。また、抵抗板6とスクリュー羽根7で仕切られたシャフトとドラムスクリーン2との隙間が、最終圧縮室13として形成されている。
また、最終圧縮室13の直前には第1室11および第2室12が設けられ、この第1室11および第2室12においては、スクリュー羽根のピッチの中間位置に突起物としてパドル14が設置されている。
つぎに上記のスクリュー式脱水機1の作用について説明する。スクリュー軸3を回転させている状態で、ホッパー4から被処理物を連続して投入する。その被処理物は例えば牛舎や養豚場などから排出されるスラッジである。
スクリュー軸3は、そのスクリュー羽根7の螺旋方向とは反対方向に回転させられており、したがって被処理物に対して軸線方向に向けた推進力が作用し、被処理物が出口に向けて押される。その過程で被処理物には、スクリュー羽根7が螺旋状に湾曲していることによる圧縮力や、撹拌による圧縮力、ドラムスクリーン2との間の摩擦力に起因する圧縮力などの荷重が圧搾力として作用し、さらには自重による圧搾力が作用するので、被処理物は次第に絞られて水分が除かれる。なお、被処理物から絞り出された水分は、ドラムスクリーン2を通って落下し、排水孔10から排出される。
被処理物は最終的に最終圧縮室13に送られる。このとき、スクリュー軸3の回転が続いているので、最終圧縮室13に入った被処理物には圧搾力が働く。その後、脱水が十分に行われると、スクリュー軸3の回転は続いており、出口方向に荷重が加わっているので、脱水の完了した被処理物は出口側に押し出され、出口から落下して排出される。
被処理物が最終圧縮室13に送られる以前の段階では、スクリュー羽根7が螺旋状に湾曲していることによる圧縮力は螺旋運動の中心部では小さく、螺旋運動の周辺部では大きくなる。さらに、ドラムスクリーン2との間の摩擦力に起因する圧縮力は、被処理物のドラムスクリーン2と接する面の表面近くにのみ作用するので、被処理物の含水率はドラムスクリーン2の断面方向で均一とはならない。したがって、被処理物の軸心部の含水率が低下することなく処理がおこなわれることになる。
そこで、最終圧縮室13の直前に設けられた第1室11および第2室12においては、スクリュー羽根7のピッチの中間位置に突起物としてパドル14が設置されている。このパドル14は、スクリュー羽根7より半径方向の羽根の長さが短く構成されており、また、スクリュー軸3の回転に伴って被処理物を撹拌するように構成されているので、被処理物にせん断力が加えられる。そのため、被処理物から水分が離脱しやすくなった状態で最終圧縮室13に送られ、さらに軸方向に圧縮力が作用して圧搾が行われるので、脱水能力を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、パドル14をスクリュー軸3に設けたが、図4に示すように、パドル14に変えてスクリュー軸3にスクリュー羽根7より半径方向の羽根の長さが短いサブスクリュー15を設けてもよい。
さらに、図5に示すように、第1室11のスクリュー羽根7を一部カットしても良い。これにより、第1室11にはスクリュー羽根7がないので、第1室11に入った被処理物は積極的には軸線方向へ移動せず、したがって、第1室11内には軸線方向の圧縮力が加わる。また、第1室11にはパドル14が設けられており、せん断力が加えられる。したがって、せん断力を与えられつつ、同時に圧縮が行われるので、脱水能力を向上させることができる。なお、スクリュー羽根7のカット位置は第1室11でなく第2室12であってもよい。要は、最終圧縮室13の直前の適当な位置であれば良い。
この発明のスクリュー式脱水機の一例を示す断面図である。 a部の詳細図、すなわち、主要部の拡大図である。 スクリュー軸を示す立体図である。 スクリュー軸にサブスクリューを設けた場合の図である。 スクリュー羽根の一部をカットした場合の図である。
符号の説明
1…スクリュー式脱水機、 2…ドラムスクリーン、 3…スクリュー軸、 7…スクリュー羽根、 14…パドル、 15…サブスクリュー。

Claims (3)

  1. 螺旋状に連続するスクリュー羽根を有するスクリュー軸が、液体通過性のあるドラムスクリーンの内部に、回転自在に収納され、前記ドラムスクリーンの軸線方向の一端に設けられた投入口に投入された被処理物を前記スクリュー羽根で押圧しつつ前進させて、前記ドラムスクリーンの軸線方向の他端側に設けられた排出口から排出するスクリュー式脱水機において、
    前記スクリュー軸の前記スクリュー羽根のピッチの中間位置に、スラリーを撹拌する突起物が設けられていることを特徴とするスクリュー式脱水機。
  2. 前記突起物が、前記スクリュー羽根より半径方向の羽根の長さが短いサブスクリューであることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー式脱水機
  3. 前記突起物が、前記スクリュー羽根より半径方向の羽根の長さが短いパドルであることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー式脱水機。
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